JPH03209414A - 焦点調節装置 - Google Patents

焦点調節装置

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JPH03209414A
JPH03209414A JP2005598A JP559890A JPH03209414A JP H03209414 A JPH03209414 A JP H03209414A JP 2005598 A JP2005598 A JP 2005598A JP 559890 A JP559890 A JP 559890A JP H03209414 A JPH03209414 A JP H03209414A
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JP
Japan
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lens
focus adjustment
focus
correction coefficient
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JP2005598A
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Inventor
Yoshiro Odaka
小高 義郎
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、例えば軟調描写(ソフトフォーカス)の程度
を好みに応じて変更するソフトフォーカス機能を焦点調
節機能を有するレンズの光学系に組込んだレンズ系など
に用いられる焦点調節装置に関する。
B、従来の技術 ソフトフォーカスレンズは、得られる写真に軟調描写効
果を与えるもので、光学系の一部を光軸上で移動するこ
とにより球面収差を変化させて所定の度合で軟調描写を
与えられる。
一方、従来から焦点検出装置のモードとして、半押し操
作中は常に焦点検出とレンズ合焦駆動とを行ない、全押
し操作により合焦にかかわらずレリーズされるコンティ
ニュアスモードと、半押し操作中に焦点検出を行なって
レンズが合焦位置まで駆動されるまではレリーズロック
し1合焦状態で全押し操作されるとレリーズされるとと
もに、いったん合焦すると再び半押し操作が行われるま
では焦点検出とレンズ駆動とが禁止されるシングルモー
ドとがある。これらのモードは、カメラ操作者の意志に
より選択可能である。
C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、ソフトフォーカスのためのレンズ系を光
軸上で+側または一側に移動すると焦点検出装置で得ら
れる焦点調節情報には、ソフトフォーカスレンズによる
球面収差の影響を受は誤差が含まれ、正確な焦点検出お
よびそれに引き続く焦点調節ができない。このような誤
差は、上記シングルモードまたはコンティニュアスモー
ドのいずれに設定しても生ずる。このような現象は第7
図および第8図により説明できる。
第7図は、ソフトフォーカスレンズの操作量を零とした
場合において、FナンバFl、FO相当の光束に対して
焦点検出光学系でそれぞれ焦点検出する際の球面収差量
の相違を示す図である。また、第8図はソフトフォーカ
スのためのレンズをある量だけ操作した場合における第
7図と同様な図である。
第7図かられかるように、軟調描写効果を与えない場合
には、球面収差が小さくFナンバによって最良像面はさ
ほど変動せず焦点調節精度に与える影響は小さい。しか
し、第8図のように軟調描写効果を与える場合には、球
面収差が大きいためFナンバによって最良像面が大きく
変動し、焦点調節精度に与える影響が大きく、これを無
視すると、主要被写体に合焦させることができない。
また、シングルモード時にソフトフォーカス機能を使用
する際、焦点調節用レンズが合焦位置に駆動されている
状態でソフトフォーカスのためのレンズを+側または一
側に操作すると、軟調描写効果によるボケと球面収差の
変化による最良像面のズレが表れる。そのため、軟調描
写効果を確認するには、いったん半押し操作を中止し、
その後、再び半押し操作を行なって合焦させて軟調描写
の程度を確認しなくてはならない。このとき、軟調描写
の程度が加不足している場合には、上述の操作を繰り返
す必要があり、操作性が悪い。
さらに、シングルモードで合焦状態が保たれた後にソフ
トフォーカスのためのレンズの操作位置を変えてそのま
まレリーズすると最良像面のずれた写真となってしまう
そこで1通常はシングルモードで使用し、ソフトフォー
カスレンズを使用するときにのみコンティニュアスモー
ドに切換ることも考えられるが、ソフトフォーカスレン
ズの操作に加えてモード切換操作も必要で操作性が悪い
本発明の技術的課題は、ソフトフォーカスレンズなど焦
点調節以外の機能のために使用される補助レンズの収差
によって焦点検出精度が低下しないようにすることにあ
る。
01課題を解決するための手段 クレーム対応図である第1図により本発明を特徴する 請求項1の発明は、第1図(a)に示すように、焦点調
節用レンズによる焦点調節状態を表す情報を検出する焦
点調節情報検出手段103Aと、焦点調節以外の機能の
ためにレンズ系に組み込まれている補助レンズの操作位
置を検出する補助レンズ操作位置検出手段201と、補
助レンズの操作位置が検出されるとその検出位置に対応
して補正係数を求め、この補正係数を新たに記憶する記
憶手段102Aと、焦点調節情報と記憶手段102Aに
記憶されている補正係数とに基づいて焦点調節用レンズ
の駆動量を演算するレンズ駆動量演算手段103Bとを
具備することにより、上記技術的課題を特徴する 請求項2の発明は、第1図(b)に示すように、焦点調
節用レンズによる焦点調節状態を表す情報を検出する手
段であって、合焦するとそれ以降の焦点調節検出を行わ
ないシングルモードで動作する焦点調節情報検出手段1
03Cと、上記補助レンズ操作位置検出手段201と、
上記記憶手段102Aと、上記レンズ駆動量演算手段1
03Bと、焦点調節情報検出後に補助レンズの操作の有
無を検出するレンズ操作検出手段102Bと、レンズ操
作検出手段102Bで補助レンズの操作が検出されると
、焦点調節情報検出手段103cを駆動して新たに焦点
調節情報を検出するとともに記憶手段102Aから補正
係数を読み出し、これら焦点調節情報と補正係数とに基
づいてレンズ駆動量演算手段103Bでレンズ駆動量を
再演算せしめる制御手段102Cを具備することにより
、上記技術的課題を特徴する 請求項3の発明は、第1図(c)に示すように。
焦点調節用レンズによる焦点調節状態を表す情報を検出
する手段であって、合焦するとそれ以降の焦点調節検出
を行わないシングルモードと、合焦に拘らず常時焦点調
節検出を行うコンティニュアスモードとを有する焦点調
節情報検出手段103Dと、上記補助レンズ操作位置検
出手段201と、上記記憶手段102Aと5焦点調節情
報が検出され毎に、この焦点調節情報と記憶手段102
Aから読み出される補正係数とに基づいて焦点調節用レ
ンズの駆動量を演算するレンズ駆動量演算手段103E
と、上記レンズ操作検出手段102Bと、レンズ操作検
出手段102Bで補助レンズの操作が検出されると、焦
点調節情報検出手段103Dがシングルモードであれば
そのモードをコンティニュアスモードに変更するモード
変更制御手段102Dとを具備することにより、上記技
術的課題が達成される。
E0作用 請求項1では、現在の補助レンズの位置に応じた補正係
数と焦点調節情報とによりレンズ駆動量が演算され、焦
点調節精度が補助レンズの収差変動に影響されない。
請求項2では、シングルモード時で合焦した後に補助レ
ンズの操作位置が変更されると、再度、焦点調節情報検
出手段103Cが動作して焦点調節が行われる。従って
、例えば補助レンズがソフトフォーカスレンズであれば
、ソフトフォーカス量を変更する度に再度手動で焦点調
節情報検出手段103Cを再駆動する操作が不必要とな
り、操作性が向上する。
請求項3では、シングルモード時で合焦した後に補助レ
ンズの操作位置が変更されると、シングルモードからコ
ンティニュアモートに切換ねり、請求項2と同様の作用
効果が得られる。
F、実施例 一第1の実施例− 第2図〜第4図により本発明の一実施例を説明する。
第2図(a)はソフトフォーカスレンズを内蔵したレン
ズ鏡筒の上面図、第2図(b)はその断面図である。外
筒21の周面には、収差調整目盛21aが付記されると
ともに、この目盛21aの下部にソフトフォーカスリン
グ(以下、収差調整操作部材)22が外筒21の周方向
に回転可能に設けられている。収差調整操作部材22は
、レンズの収差を調節するために操作されるものであり
、その表面には指標22aが設けられている。目盛21
aのうち中央の指標線から右側の数値は前ボケを美しく
見せる状態を得るための収差調整量を示し、指標線から
左側の数字は後ボケを美しく見せる状態を得るための収
差調整量を示している。
また外筒21には、手動により焦点調節を行うためのマ
ニュアルフォーカス環23が周方向に回転可能に設けら
れている。
第2図(b)に示すように、収差調整操作部材22の内
周面には、光軸方向に延在する溝部22bが形成され、
この溝部22bに連動部材31の一端が嵌入されている
。連動部材31の他端は、ビス32を介してレンズ保持
部材33に取付けられ、このレンズ保持部材33に収差
調整用のレンズ群34が保持されている。レンズ保持部
材33にはへリコイド33aが形成され、このヘリコイ
ド33aが外筒21の内周面に形成されたベリコイド2
1bと噛合している。レンズ群34と、外筒21の先端
に固着されたレンズ51との距離を変化させることによ
り収差調整量が変化する。
またマニュアルフォーカス環23には、ピン41を介し
て連動部材42の一端が取付けられ、連動部材42の他
端は、フォーカシング筒43に光軸方向に形成された溝
部43aに嵌入されている。このフォーカシング筒43
は、光軸回りに回転可能とされ、その内周面にはカム溝
43bが形成されている。44は、フォーカシング用レ
ンズ群45を保持するレンズ保持部材であり、このレン
ズ保持部材44に植設されたカムフォロア44aが外筒
21に形成された直進溝21cおよびフォーカシング筒
43のカム溝43bに係合している。
マニュアルフォーカス環23を回転すると、連動部材4
2を介してフォーカシング筒43が回転する。このフォ
ーカシング筒43の回転に伴うカム溝43bの移動によ
り、レンズ保持部材44のカムフォロア44aが外筒2
1の直進溝21cに沿って移動し、これによりレンズ保
持部材44に保持されたフォーカシング用レンズ群45
が光軸方向に移動してフォーカシングが行われる。
一方、収差調整操作部材22を回転操作すると、レンズ
保持部材33が連動部材31を介して回転し、ヘリコイ
ド33a、21bの噛合により、レンズ保持部材33は
回転しつつ光軸方向に移動する。これにより収差調整用
レンズ群34とレンズ51との間隔が変化し収差調整量
が変化する。
指標22aが目盛21aの中央の指標線を示す状態が収
差が最も少ない状態であり、収差調整操作部材22を左
右に回転させるほど収差調整量が増加しそれぞれ前側あ
るいは後側のボケ味が強調される。
第3図は制御系の全体構成を示し、カメラボディ100
内の電気回路は接点101を介して交換レンズ200内
の電気回路と接続されている。
カメラボディ100内には、CPU、ROM。
RAMなどから成るマイクロコンピュータを有する制御
回路102と、被写体像を受光して撮影レンズの焦点調
節状態を表すデフォーカス量およびそのデフォーカス量
に基づいてレンズ駆動量を演算する焦点検出回路103
と、そのレンズ匪動量ニ従って前述のレンズ群45を駆
動制御するAFモータ制御回路104と、AFモータ1
05と、焦点調節状態をファインダ内に表示する表示回
路106とを具備している。
ここで、焦点検出回路103は、前述したシングルモー
ドとコンティニュアスモートによる焦点検出を行ない得
るように構成されている。
交換レンズ200内には、収差調整操作部材22の操作
位置、すなわち収差量を検出する操作位置検出回路20
1と、予め収差と対応づけてマツプの形態でデフォーカ
ス量補正係数を記憶する記憶回路202とを備えている
。操作位置検出回路201は、第2図(b)に示すソフ
トフォーカスレンズ保持部材33の光軸方向の移動を検
出するエンコーダなどで構成できる。記憶回路202か
らは、検出された収差量に応じて読み出されるデフォー
カス量補正係数が接点101を介してカメラボディ10
0内の制御回路102に常時送信され、演算回路102
内のRAMにそのときの収差量に応じたデフォーカス量
補正係数が所定のタイミングで格納される。
第4図は半押し操作で起動する焦点検出処理の手順例を
示している。ここで、焦点検出回路103はシングルモ
ードに設定されているものとする。
ステップSlで焦点検出回路103をオンし、ステップ
S2で次のようにしてレンズ駆動量を求める。例えば、
周知の位相差検出方式では、撮影レンズを通過した光束
を一対のCCDラインセンサで受光し、各センサ出力を
比較してデフォーカス量D、すなわち予定結像面と被写
体の結像面とのずれ量を求める。このデフォーカス量り
がら次式でレンズ駆動量R8を演算する。
R3=DXα×K  ・・・(1) ここで、αは補正係数、Kは交換レンズごとに定まる定
数である。
この補正係数αはソフトフォーカスレンズの操作位置(
収差)に対応し、ソフトフォーカスレンズによる球面収
差に応じて焦点検出回路103の検出結果であるデフォ
ーカス量を補正して、焦点検出の精度を向上させるもの
である。つまり、焦点検出回路103から得られるデフ
ォーカス量は、レンズ系の球面収差がある特定値のとき
に正確な値となるので、収差がその特定値から大きくず
れれた場合のデフォーカス量には誤差が含まれている。
したがって、その誤差を収差に応じた大きさの補正係数
αで補正する。この補正係数αは、ソフトフォーカスレ
ンズの操作位置が操作位置検出回路201で検出される
と、その検出信号によって記憶回路202をアクセスし
て読み出される。
(1)式で演算されたレンズ駆動量DSはモータ制御回
路104に送られ、AFモータ105を能動制御してA
Fレンズ群45を駆動する。ステップS4でまだ半押し
操作が検出されているとステップS5でレンズ45の駆
動が完了したか判定する。レンズ45が駆動完了、すな
わち合焦していればステップS6で焦点検出回路103
をオフし、それ以降の焦点検出を中止する。
次に、ステップS7で収差調整操作部材22の操作位置
が変更しているかを判定する。これは、ステップS2で
交換レンズ200側から送信され制御回路101のRA
Mに記憶されていると補正係数αと、現在送信されて来
ている補正係数αとを比較して行なわれる。
ソフトフォーカスレンズによる収差が変更した場合には
ステップSllに進み、制御回路102のRAM内に格
納されている補正係数αを、この時点でレンズ200側
の記憶回路202から出方されている補正係数αに更新
してステップS1に戻る。
したがって、再び焦点検出回路103がオンし、シング
ルモードでありながら再び焦点検出動作が始まり、レン
ズ群45が合焦位置に駆動される。
ステップS7で収差の変更がないと判定されるとステッ
プS8で半押し操作を判定し、肯定されるとステップS
9で全押し操作を判定する。全押しされるとステップS
10でフィルムを露光してこの手順を終了する。
以上の手順によれば、焦点検出回路103がシングルモ
ードで動作する場合、半押し操作により合焦状態が得ら
れても、全押し前に収差調整操作部材22が操作されて
収差が変更すると再び焦点検出を行なって新たな補正係
数αによりレンズ駆動量を演算するようにしたので、半
押し中に軟調描写の程度を変更するたびに精度よく合焦
されるとともに、ファインダ内では軟調描写効果によっ
て得られるボケ像を確認でき、操作性のよいカメラが提
供できる。
なお、収差調整操作部材22が操作されると、その位置
検出回路201の検出出方が変更して記憶回路202か
らの補正係数αも変更するが、記憶回路202の変更出
力で制御回路102のRAM内の補正係数αを常に更新
する構成にすれば、ステップSllは特に必要ない。
−第2の実施例− この実施例は、焦点検出回路103がシングルモードと
コンティニュアスモードのいずれがで動作するようにし
、シングルモードを選択している際、半押し合焦後に収
差調整操作部材22が操作されると自動的にコンティニ
ュアスモードに切換えて焦点検出を続行するようにした
ものである。
第5図はその処理手順例を示し、第4図と同様な箇所に
は同様な符号を付して相違する点を中心に説明する。
ステップS21でシングルモードがコンティニュアスモ
ードかを判定する。シングルモードならばステップS5
.S6.S7で上述と同様の処理を行ない、ステップs
7で収差調整操作部材22の操作があると判定されると
、ステップS22で焦点検出回路103をコンティニュ
アスモードに切換えてステップS1に戻り、焦点検出回
路103をオンして再び焦点検出を行なう。そして、ス
テップS21からステップS23に進み、全押し操作と
判定されるとステップS24で露光が行なわれる。全押
し操作されていない場合には、ステップS26で補正係
数αを更新してからステップS25に進み、そこで半押
しの判定を行う。肯定されるとステップS2に進み、再
度、焦点検出回路103で焦点検出と、(1)式による
レンズ駆動量の演算とを行なってフォーカシングレンズ
45を合焦位置まで駆動する。
以上の手順によれば、半押し操作によりレンズ45が合
焦位置にあるときに収差調整操作部材22が操作される
とコンティニュアスモードに切換えられ、以降、半押し
操作継続中は焦点検出が常に行なわれ、レンズ45が合
焦位置まで駆動されなくても全押し操作により露光が行
なわれる。
この場合も、第1の実施例と同様な効果が得られる。
一第3の実施例− この実施例は、第6図に示すように、ステップS7で収
差調整操作部材22によって収差が変更されたときに、
制御回路102のRAMの補正係数αを更新して処理を
終了するものである。
このため、シングルモード選択時の半押し合焦中に収差
調整操作部材22が操作されると実質的にレリーズロッ
クされ、再度、半押し操作されると、ステップS1で焦
点検出回路101がオンして焦点検出を行なうとともに
、更新された補正係数αをステップS2で読み出して前
述の(1)式でレンズ駆動量が算出され、ステップ83
〜S5で合焦され、ステップS9で全押し操作が判定さ
れると露光が行なわれる。
この手順によれば、シングルモードで半押し合焦時に収
差調整操作部材22が操作されるとレリーズロックされ
るから、焦点調節不良によるピンボケ写真の撮影が防止
される。
以上の実施例の構成において、制御回路102が記憶手
段102A、レンズ操作検出手段102B。
制御手段1’02 Cおよびモード変更制御手段102
Dにそれぞれ相当し、焦点検出回路103が、焦点調節
情報検出手段103A、103C,103Dおよびレン
ズ駆動量演算手段103Bおよび103Eに相当する。
なお、以上では軟調描写効果を得るソフトフォーカスレ
ンズを内蔵した交換レンズについて説明したが、本発明
の要旨は、焦点調節以外の機能を有するレンズ系の操作
に伴う収差変動によって焦点調節精度に影響を与えない
ようにすることにあるから、ソフトフォーカスレンズ以
外の例えばズームレンズなどその他の補助レンズを内蔵
するものにも本発明を適用できる。また、焦点検出方式
も位相差検出方式に限定されず、さらにはアクティブ測
距方式のものにも適用できる。
G0発明の効果 本発明によれば、ソフトフォーカスレンズなどの補助レ
ンズの収差情報と焦点検出情報とによりレンズ駆動量を
演算することにしたので、補助レンズの操作位置により
焦点調節精度が影響を受けなくなり、常に高い焦点調節
精度で撮影が行なわれる。
また、特に請求項2,3の発明では、焦点検出モードが
シングルモードであっても、合焦時に補助レンズが操作
されると再度焦点検出を行なうようにしたので、収差変
動による焦点調節精度の悪化が防止される。
【図面の簡単な説明】 第1図はクレーム対応図である。 第2図〜第4図は第1の実施例を説明するもので、第2
図はソフトフォーカスレンズを示し、(a)は上面図、
(b)は断面図、第3図は制御系の全体構成図、第4図
は焦点検出手順例を示すフローチャートである。 第5図および第6図はそれぞれ第2.第3の実施例の焦
点検出手順例を示すフローチャートである。 第7図、第8図はFナンバと球面収差量との関係を示す
グラフである。 22:収差調整操作部材 102:制御回路102A:
記憶手段    102B:レンズ操作検出手段102
C:制御手段    102D:モード変更制御手段1
03:焦点検出回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)焦点調節用レンズによる焦点調節状態を表す情報を
    検出する焦点調節情報検出手段と、焦点調節以外の機能
    のためにレンズ系に組み込まれている補助レンズの操作
    位置を検出する補助レンズ操作位置検出手段と、 前記補助レンズの操作位置が検出されるとその検出位置
    に対応して補正係数を求め、この補正係数を新たに記憶
    する記憶手段と、 前記焦点調節情報と前記記憶手段に記憶されている補正
    係数とに基づいて焦点調節用レンズの駆動量を演算する
    レンズ駆動量演算手段とを具備することを特徴とする焦
    点調節装置。 2)焦点調節用レンズによる焦点調節状態を表す情報を
    検出する手段であって、合焦するとそれ以降の焦点調節
    検出を行わないシングルモードで動作する焦点調節情報
    検出手段と、 焦点調節以外の機能のためにレンズ系に組み込まれてい
    る補助レンズの操作位置を検出する補助レンズ操作位置
    検出手段と、 前記補助レンズの操作位置が検出されるとその検出位置
    に対応して補正係数を求め、この補正係数を新たに記憶
    する記憶手段と、 前記焦点調節情報と前記記憶手段に記憶されている補正
    係数とに基づいて焦点調節用レンズの駆動量を演算する
    レンズ駆動量演算手段と、 前記焦点調節情報検出後に前記補助レンズの操作の有無
    を検出するレンズ操作検出手段と、前記レンズ操作検出
    手段で補助レンズの操作が検出されると、前記焦点調節
    情報検出手段を駆動して新たに焦点調節情報を検出する
    とともに前記記憶手段から補正係数を読み出し、これら
    焦点調節情報と補正係数とに基づいて前記レンズ駆動量
    演算手段でレンズ駆動量を再演算せしめる制御手段を具
    備することを特徴とする焦点調節装置。 3)焦点調節用レンズによる焦点調節状態を表す情報を
    検出する手段であって、合焦するとそれ以降の焦点調節
    検出を行わないシングルモードと、合焦に拘らず常時焦
    点調節検出を行うコンティニュアスモードとを有する焦
    点調節情報検出手段と、 焦点調節以外の機能のためにレンズ系に組み込まれてい
    る補助レンズの操作位置を検出する補助レンズ操作位置
    検出手段と、 前記補助レンズの操作位置が検出されるとその検出位置
    に対応して補正係数を求めこの補正係数を新たに記憶す
    る記憶手段と、 前記焦点調節情報が検出され毎に、この焦点調節情報と
    前記記憶手段から読み出される補正係数とに基づいて焦
    点調節用レンズの駆動量を演算するレンズ駆動量演算手
    段と、 前記焦点調節情報検出後に前記補助レンズの操作の有無
    を検出するレンズ操作検出手段と、前記レンズ操作検出
    手段で補助レンズの操作が検出されると、前記焦点調節
    情報検出手段がシングルモードであればそのモードをコ
    ンティニュアスモードに変更するモード変更制御手段と
    を具備することを特徴とする焦点調節装置。
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