JPH0320879B2 - - Google Patents

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JPH0320879B2
JPH0320879B2 JP15515684A JP15515684A JPH0320879B2 JP H0320879 B2 JPH0320879 B2 JP H0320879B2 JP 15515684 A JP15515684 A JP 15515684A JP 15515684 A JP15515684 A JP 15515684A JP H0320879 B2 JPH0320879 B2 JP H0320879B2
Authority
JP
Japan
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discharge lamp
output
lighting device
ballast
neutral line
Prior art date
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Expired
Application number
JP15515684A
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English (en)
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JPS6134894A (ja
Inventor
Keiichi Shimizu
Kazuhisa Takahashi
Katsuyuki Ide
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP15515684A priority Critical patent/JPS6134894A/ja
Publication of JPS6134894A publication Critical patent/JPS6134894A/ja
Publication of JPH0320879B2 publication Critical patent/JPH0320879B2/ja
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、放電灯を直流点灯するとともにラン
プ電流をスイツチ素子にバイパスして放電灯の調
光を行なう放電点灯装置に関する。この放電灯点
灯装置は、特に複数の放電灯を個々に調光する装
置例えばデイスプレイ装置用として好適なもので
ある。
[発明の背景] 従来、例えば野球場、競技場、遊園地等のスコ
アボードや各種の表示または屋外広告用のデイス
プレイ装置として、白熱ランプ、蛍光ランプ、発
光用CRTなどの光源からなる絵素をマトリクス
状に多数配置して表示面を構成したものが知られ
ている。
このようなデイスプレイ装置の絵素として放電
灯(ランプ)を用いる場合、映像信号に基づく調
光点灯を実施しなければならないが、このために
は、各ランプをトランジスタ等のスイツチ素子の
使用が容易なように、直流で点灯することが望ま
しい。
しかしながら、放電灯を直流電源で直接点灯し
ようとすれば、負性抵抗である放電灯の限流要素
として抵抗を用いなければならないため、損失が
大きいという不都合があつた。また、インバータ
等の高周波発生装置を備え直流電源より高周波出
力を発生する一括電源を用い、この高周波出力を
インダクタで限流するとともにダイオードブリツ
ジで全波整流した出力で放電灯を点灯するように
した場合、限流要素がインダクタになつて上記損
失の問題は解消するものの、このような点灯回路
を複数個使用する場合、各点灯回路間で共通電位
点が得られず、フイラメント予熱用電源や調光制
御回路用直流電源を点灯回路ごとに設けたり、あ
るいは調光用スイツチ素子と調光制御回路とを結
合するトランス等が必要となり、回路構成が複雑
化したり、回路が大型化する等の不都合があつ
た。さらに、上記一括電源からの高周波出力をイ
ンダクタとダイオードとの直列回路で限流および
半波整流した電流で放電灯を点灯するようにした
点灯回路によれば、上記損失および共通電位点の
問題は解消されるが、電源トランスおよび限流用
インダクタが偏電流となつて偏磁され、大型化し
てしまうという不都合があつた。
第1図は、本出願人が先に特願昭59−109390号
として出願した放電灯点灯装置の回路構成を示
す。同図において、1は高周波発生装置等の一括
交流電源で、この交流電源1にセンタータツプ付
2次巻線2sを有する電源トランス2の1次巻線
2pを接続し、2次巻線2sは一端aをバラスト
チヨーク3の第1の巻線31の巻終端に、かつ他
端bをバラストチヨーク3の第2の巻線32の巻
始端に接続している。また、バラストチヨーク3
の第1の巻線31の巻始端および第2の巻線32
の巻終端をそれぞれダイオード4,5のアノード
に接続するとともにダイオード4,5のカソード
をいずれも放電灯(ランプ)6の正極に接続し、
このランプ6の負極すなわちフイラメントの一端
を電源トランス2の2次巻線2sのセンタータツ
プ(中性線)cに接続している。ここで、電源ト
ランス2の2次巻線2sに接続されているバラス
トチヨーク3およびダイオード4,5は、センタ
ータツプ式の全波整流回路を構成しており、ダイ
オード4,5の共通カソードと電源トランス2の
2次巻線2sのセンタータツプcとの間に全波整
流出力を発生する。7はこのランプ6の両端を短
絡および開放することによりランプ6を調光する
スイツチ例えばトランジスタである。
次に、この放電灯点灯装置の動作を説明する。
交流電源1が投入されると、電源トランス2の
2次巻線2sの両端a,bには中性線cに対し位
相が180゜異なりかつ出力電圧が略等しい2相の交
流出力が発生する。ダイオード4,5はこの2相
交流出力を整流して全波整流出力を発生する。そ
して、この全波整流出力は、トランジスタ7がオ
フであれば放電灯6に供給されて、放電灯6を点
灯し、一方、トランジスタ7がオンであれば、ト
ランジスタ7にバイパスされて放電灯6点灯しな
い。すなわち放電灯6はトランジスタ7のオン・
オフに従つて調光される。第2図は第1図の装置
における交流電源1の出力電圧aおよびトランジ
スタ7の電流波形bを示す。
この放電灯点灯装置は、複数の放電灯を個々に
調光する場合、中性線が各放電灯6およびスイツ
チ7の共通電位となるため放電灯のフイラメント
予熱用電源や調光制御回路用電源を全放電灯に共
通することができ、また、電源トランス2および
バラストチヨーク3の電流を交番させて偏磁を防
止しているため交流電源、電源トランスおよびバ
ラストチヨークしたがつて装置の小型化を図るこ
とができる好適なものである。
ところで、第1図の装置においては、電源トラ
ンス2またはバラストチヨーク3に僅かでもアン
バランスがあると、トランジスタ7のオン時、第
4図に示すように、スイツチ7を流れる電流が交
流電源1の各半サイクルでアンバランスになり、
回路に流れる実効電流が増大して電源トランス
2、バラストチヨーク3およびスイツチ7等に定
格の大きい部品を使用する必要があるという不都
合があつた。
すなわち、電源トランス2やバラストチヨーク
3等が理想的なものである場合、装置各部の電圧
配分は、例えば電源トランス2の2次巻線誘起電
圧を150Vとすれば第1図に示すようになり、こ
の場合、ダイオード5は0.7Vの順バイアスで導
通、ダイオード4は−0.7Vの逆バイアスで遮断
する。しかし、電源トランス2の2次誘起電圧に
僅か1.4V(1%弱)でもアンバランスがあると、
各部の電圧配分は第3図に示すようになり、遮断
すべきダイオード4が0.7Vの順バイアスとなつ
て両方のダイオード4,5が導通する。このた
め、バラストチヨーク3は2巻線の磁束が互いに
打消されて限流作用を発揮しなくなり、したがつ
てスイツチ7にはアンバランス電圧と回路の抵抗
分(電源トランス2およびバラストチヨーク3の
巻線抵抗等)とで定まる過電流(第4図)が流れ
るという不都合が発生していた。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の従来形における問題点
に鑑み、2相交流電源を全波整流した出力で放電
灯を点灯する直流点灯方式の放電灯点灯装置にお
いて、該装置の構成要素特に電源トランスの2次
誘起出力のアンバランスによる過電流を防止し、
各構成要素の定格の低減化を図ることにある。
[発明の構成] 上記目的を達成するため本発明では、中性線と
2本の出力線を有し該出力線に中性線に対し位相
が180異なりかつ出力電圧が略等しい2相の出力
が発生する交流電源と、該2相交流出力より中性
線との間に全波整流出力を発生する2個のダイオ
ードと、該ダイオードのそれぞれと直列にかつ相
互に逆極性に接続された2つの巻線を有するバラ
ストチヨークと、上記ダイオードの整流出力端子
と上記中性線との間に接続された放電灯と、該放
電灯と並列に接続されたスイツチ素子とを具備す
る放電灯点灯装置において、上記スイツチ素子と
直列に低抵抗を接続したことを特徴とする。
[実施例の説明] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。なお、従来例と共通または対応する部分につ
いては同一の符号で表わす。
第5図は本発明の1実施例に係る放電灯点灯装
置の回路構成を示す、同図の装置は、第1図のも
のに対し、スイツチすなわちトランジスタ7と直
列に低抵抗値rを有する抵抗8を直列に接続した
ものである。
第6図は抵抗8により1Vの電圧降下を発生さ
せたときの装置各部の電圧配分、第7図はこの場
合のスイツチの電流波形を示す。
このように抵抗8を入れると、抵抗8での電圧
降下分1Vが電源トランス2のアンバランス分を
打消して、本来遮断すべきダイオード4に−
1.3Vの逆バイアスが加わる。これにより、第1
図の理想的な状態と同様の動作状態にすることが
できる。
なお、抵抗8の抵抗値rは、スイツチ7のオン
時、放電灯6を消灯し得る値すなわちスイツチ7
のオン時は放電灯の端子電圧がランプ電圧VL
下となるような値である。
r<VL/IL (但し、VLはランプ電圧、ILはランプ電流)に
する必要がある。
[発明の効果] 以上のように、本発明によると、低抵抗一本を
追加することにより、電源トランスやバラストチ
ヨーク等のアンバランスによる過電流を防止して
アンバランスの影響の全くない理想的なバランス
状態と同様の電流とすることができ、より小さな
定格の巻線(電源トランス、バラストチヨーク)
や半導体(スイツチ)を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放電灯点灯装置の回路図、第2
図は第1図の電源トランスやバラストチヨークが
理想的にバランスしている場合の交流電源電圧お
よびスイツチ電流波形図、第3図は第1図の電源
トランスの誘起出力がアンバランスな場合の各部
電圧を示す図、第4図は第3図におけるスイツチ
電流波形図、第5図は本発明の一実施例に係る放
電灯点灯装置の回路図、第6図は第3図の状態に
対して本発明を適用した場合の各部電圧を示す
図、第7図は第6図におけるスイツチ電流波形図
である。 1……交流電源、2……電源トランス、3……
バラストチヨーク、4,5……ダイオード、6…
…放電灯、7……スイツチ、8……抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中性線と2本の出力線を有し該出力線に中性
    線に対し位相が180異なりかつ出力電圧が略等し
    い2相の出力を発生する交流電源と、該2相交流
    出力より中性線との間に全波整流出力を発生する
    2個のダイオードと、該ダイオードのそれぞれと
    直列にかつ相互に逆極性に接続された2つの巻線
    を有するバラストチヨークと、上記ダイオードの
    整流出力端子と上記中性線との間に接続された放
    電灯と、該放電灯と並列に接続されたスイツチ素
    子とを具備する放電灯点灯装置において、上記ス
    イツチ素子と直列に低抵抗を接続したことを特徴
    とする放電灯点灯装置。 2 前記低抵抗の抵抗値が前記放電灯の点灯時に
    おける等価抵抗値より低いことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の放電灯点灯装置。
JP15515684A 1984-07-27 1984-07-27 放電灯点灯装置 Granted JPS6134894A (ja)

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JP15515684A JPS6134894A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 放電灯点灯装置

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JP15515684A JPS6134894A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 放電灯点灯装置

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JPS6134894A JPS6134894A (ja) 1986-02-19
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JP15515684A Granted JPS6134894A (ja) 1984-07-27 1984-07-27 放電灯点灯装置

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JPS5964133A (ja) * 1982-10-06 1984-04-12 Hitachi Ltd 冷間成形高精度中空スラグの製造方法

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JPS6134894A (ja) 1986-02-19

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