JPH03208712A - 車両用サスペンション装置 - Google Patents

車両用サスペンション装置

Info

Publication number
JPH03208712A
JPH03208712A JP26865489A JP26865489A JPH03208712A JP H03208712 A JPH03208712 A JP H03208712A JP 26865489 A JP26865489 A JP 26865489A JP 26865489 A JP26865489 A JP 26865489A JP H03208712 A JPH03208712 A JP H03208712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
suspension unit
roll
vehicle
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26865489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Terada
哲也 寺田
Hideaki Okamoto
英明 岡本
Yasutaka Taniguchi
泰孝 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP26865489A priority Critical patent/JPH03208712A/ja
Publication of JPH03208712A publication Critical patent/JPH03208712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は旋回走行時に発生する車体のロールを低減する
ようにした車両用サスペンション装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ショックアブソーバの減衰力や空気ばねのばね定
数を電子的に制御して乗心地や操縦安定性を向上させる
ようにした車両用サスペンション装置が考えられている
。そして、このような車両用サスペンション装置におい
てはステアリングホイールを操舵して旋回するとき生じ
る車体のロール変位をより効果的に抑制することが望ま
れている。
そこで、本願出願人は特願昭60−104459号にお
いて、各輪毎に流体はね室を設け、車体に作用する姿勢
変化の大きさに応じて縮み側の流体ばね室を伸長させる
方向に付勢すると共に伸び側の流体ばね室を縮小させる
方向に付勢することにより、旋回走行時の車体のロール
を低減できる車両用サスペンション装置を提案している
また、操舵時の摸向特性については、特公昭62−4 
7 7 2 3号公報に示されるように、ショックアブ
ソーバを備えたサスペンション装置においてステアリン
グホイールの操舵速度が設定操舵速度より大きい場合の
み前輪側ショックアブソーバまたは後輪側ショックアブ
ソーバの少なくともいずれか一方の減衰力を制御して、
前輪側ショックアブソーバの減衰力を後輪側ショックア
ブソーバの減衰力より相対的に高くなるように構成し、
急操舵時にアンダステア特性とし操向安定性を確保しよ
うとしたものが提案されている。
一方、特公昭61−47724号公報では、ばね常数可
変のばね手段が設けられたサスペンション装置において
、ステアリングホイールが操舵されたとき前輪サスペン
ションのばね常数を後輪サスペンションのばね常数より
低くなるように構或し、操舵時にアンダステア特性を弱
め、オーバステアに近づけて回頭性を高めるようにし、
非操舵時には弱められるアンダステア特性を望ましい強
さに維持させて直進安定性をはかったものが提案されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述の特公昭6 2−4 7 7 2 3号
公報に示される装置にあっては、上記設定操舵速度の値
を小さく設定しておくと、操舵時はほとんど常にアンダ
ステア特性となるため操向安定性には優れるが、回頭性
は劣ることとなる不具合が生じる。逆に上記設定操舵速
度の値を大きく設定しておくと、通常操舵時は減衰力が
制御が実行されないため、車体のロールが増大してしま
う不具合が生じる。
また、上述の特公昭62−47723号公報に示される
装置にあっては操舵時オーバステア特性となり回頭性は
良くなるものの、その後も操舵を続けて旋回走行をする
場合には、オーバステア特性を維持するため、捏安性を
悪化させるだけでなく、場合によっては車両が旋回内方
ヘスピンしてしまうこともあるという問題点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記に鑑み創案されたもので、フロントおよび
リヤの各輪毎に設けられたそれぞれ流体ばね室を有する
サスペンションユニットと、各サスペンションユニット
の各流体ばね室にそれぞれ供給用制御弁を介して流体を
供給する流体供給装置と、各サスペンションユニットの
各流体ばね室からそれぞれ排出用制御弁を介して流体を
排出する流体排出装置と、車両の旋回状況を検出する旋
回状況検出手段と、上記旋回状況検出手段により検出さ
れた値に基づき車体のロール方向に関して縮み側の流体
ばね室へ流体を供給すると共に伸び側の流体ばね室から
流体を排出すべく所要の上記供給用制御弁および排出用
制御弁を制御して車体のロールを低減するロール制御を
実行する制御手段を備えた車両用サスペンション装置に
おいて、上記制御手段は、上記ロール制御を実行すると
きに、フロントサスペンションユニットに実行スるロー
ル制御がリヤサスペンションユニットに実行するロール
制御を開始してから設定時間後に開始することを特徴と
する車両用サスペンション装置である。
〔作用〕
本発明によれば、制御手段が旋回状況検出手段により検
出された値に基づき車体のロールを検出して車体のロー
ル低減するロール制御を実行するときに、フロントサス
ペンションユニットに実行するロール制御がリヤサスペ
ンションユニットに実行するロール制御を開始してから
設定時間後に開始されるため、直進走行から旋回走行に
移行するためにステアリングホイールを操作する旋回開
始時にはリヤサスペンションユニットのロール制御が行
われるので、車体のリヤのロール剛性が高くなる。次い
で、旋回開始時から設定時間後にフロントのロール制御
が行われるので、旋回中は車体全体のロール剛性が高く
なる。
さらに、上記ロール制御を実行後に上記旋回状況検出手
段により検出された値に基づき車体がロールしていない
ことが検出されると、上記ロール制御は解除されて車両
のステア特性は上記ロール制御実行前の特性に戻される
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例に係る車両用サ
スペンション装置について説明する。第1図において、
エアサスペンションユニットFS1.FS2.RSI,
RS2はそれぞれほぼ同様の構造をしているので、以下
、フロント用と、リヤ用とを特別に区別する場合を除い
てエアサスペンションユニットは符号Sを用いて説明す
る。
すなわち、エアサスペンションユニットSはストラット
型ショックアブソーバlを組み込んだものであり、この
ショックアブソーバ1は前輪あるいは後輪側に取り付け
られたシリンダ2と、このシリンダ2内において摺動自
在に嵌挿されたピストン3を備え、車輪の上下動に応じ
シリンダ2がピストンロッド4に対し上下動することに
より、ショックを効果的に吸収できるようになっている
ところで、5は減衰力切換弁で、この減衰力切換弁5の
回転はアクチュエータ5aにより制御されるもので、第
1の減衰室6aと第2の減衰室6bとがオリフィスa1
のみを介して連通される(ハード状態)かオリフィスa
1およびa2の両方を介して連通される(ソフト状態)
かが選択される。
なお、上記アクチュエータ5aの駆動は後述するコント
ールユニット37により制御される。
ところで、このショックアブソーバ1の上部には、ピス
トンロッド2と同軸的に車高調整用流体室を兼ねる空気
ばね室7が配設されており、この空気ばね室7の一部は
ベローズ8で形或されているので、ピストンロッド4内
に設けられた通路4aを介する空気ばね室7へのエアの
給排により、ピストンロッド4の昇降を許容できるよう
になっている。
また、ショックアブソーバ1の外壁部には、上方へ向い
たばね受け9aが設けられており、空気ばね室7の外壁
部には下方へ向いたばね受け9bが形或されていて、こ
れらばね受け9a,9b間にはコイルばねlOが装填さ
れる。
しかして、11はコンプレッサである。このコンブレッ
サ1lはエアクリーナl2から送り込まれた大気を圧縮
してドライヤ13へ供給するようになっており、ドライ
ヤ13のシリカゲル等によって乾燥された圧縮空気はチ
ェックバルブ14を介してリザーブタンク15内の高圧
側リザーブタンク15aに貯められる。このリザーブタ
ンク15には低圧側リザーブタンク15bが設けられて
いる。リザーブタンク15a,15b間にはコンブレッ
サ16が設けられている。また、低圧側リザーブタンク
15bの圧力が設定圧より大きくなるとONする圧力ス
イッチl8が設けられている。
そして、圧力スイッチ18がONするとコンブレッサリ
ゝレー17が駆動される。これにより、リザーブタンク
15aからサスペンションユニソトSに圧縮空気が供給
される経路は実線矢印で示しておく。つまり、リザーブ
タンク15aからの圧縮空気は後述する3方向弁よりな
る給気流量制御バルブl9、前輪用給気ソレノイドバル
ブ20,チエッグバルブ21、フロント右用のソレノイ
ドバルブ22、フロント左用のソレノイドバルブ23を
介してフロント右用のサスペンションユニットFS2、
フロント左用のサスペンションユニットFSIに送られ
る。また、同様にリザーブタンク15aからの圧縮空気
は後述する3方向弁よりなる給気流量制御バルブl9、
後輪用給気ソレノイドバルブ24、チェックバルブ25
、リヤ右用のソレノイドバルブ26、リヤ左用のソレノ
イドバルブ27を介してリヤ右用のサスペンションユニ
ットRS2、リヤ左用のサスペンションユニットRSI
に送られる。なお、チェックバルブ21の下流とチェッ
クバルブ25の下流はチェックバルブ21を介して連結
される。一方、サスペンションユニッ}Sからの排気経
路は破線矢印で示してオく。つマリ、サスペンションユ
ニットFSI,FS2からの排気はソレノイドバルブ2
2.23、フロント排気バルブ28、残圧弁29を介し
て低圧側リザーブタンク15bに送られる。また、サス
ペンションユニッ}RSI.RS2からの排気はソレノ
イドバルブ26,27、!Iヤ排気バルブ31、残圧弁
32を介して低圧リザーブタンク15bに送られる。な
お、リザーブタンク15bの圧力が空気ばね室7の圧カ
より小さいと残圧弁29.32は開状態となり、リザー
ブタンク15bの圧力が空気ばね室7の圧力より大きい
と残圧弁29,32は閉状態となる。さらに、サスペン
ションユニッ}FSI,FS2からの排気はソレノイド
バルブ22,23、フロント排気バルブ28、ドライヤ
13、排気ソレノイドバルブ3o、エアクリーナ12を
介して大気に開放される。また、サスペンションユニッ
トRSI,RS2からの排気はソレノイドバルブ26,
27、リヤ排気バルブ31、ドライヤ13、排気ソレノ
イドバルブ30、エアクリーナ12を介して人気に開放
される。
なお、33はリヤの左右の空気ばね室7を連通する運通
路に設けられた圧力スイッチで、その摸作信号は後述す
るコントロールユニットに出力される。
また、34は車高センサで、この車高センサ31 l 4は自動車の前部右側サスペンションのロアア一ム35
に取り付けられて自動車の前部車高を検出するフロント
車高センサ34Fと、自動車の後部左側サスペンション
のラテラルロッド36に取り付けられて自動車の後部車
高を検出するリヤ車高センサ34Rとを備えて構或され
ていて、これら車高センサ34F,34Rからコントロ
ールユニット37へ検出信号が供給される。
車高センサ34における各センサ34F,34Rは、ノ
ーマル車高レベルおよび低車高レベルあるいは高車高レ
ベルからの距離をそれぞれ検出するようになっている。
さらに、スピードメータには車速センサ38が内蔵され
ており、このセンサ38は車速を検出して、その検出信
号をコントロールユニット37へ供給するようになって
いる。
また、車体の姿勢変化を検出する車体姿勢センサとして
の例えば、差動トランス型Gセンサ39のような左右方
向の加速度を検出する加速度Gが大きくなるとその出力
電圧Vが大きくなるもので、1 シ その出力電圧の一例を第4図に示しておく。
40は油圧を表示するインジケータでこのインジケータ
40の表示はコントロールユニット37により制御され
る。また、41はステアリングホイール42の回転速度
および回転の向き、すなわち、操舵角速度および操舵方
向を検出する操舵センサで、その検出信号はコントロー
ルユニット37に送られる。
さらに、44は図示しないエンジンのアクセルペダルの
踏込み角を検出するアクセル開度センサで、その検出信
号はコントロールユニット37に送られる。また、45
はコンブレッサ11を駆動するためのコンブレッサリレ
ーで、このコンブレッサリレ−45はコントロールユニ
ット37からの制御信号により制御される。さらに、4
6はリザーブタンク15aの圧力が所定値以下になると
ONする圧力スイッチで、その出力信号はコントロール
ユニット37に出力される。つまり、リザーブタンク1
5aの圧力が所定値以下になると圧力スイッチ46はO
Nし、コントロールユニット37の制御によりコンブレ
ッサリレ−45が作動される。これにより、コンプレッ
サ11が駆動されてリザーブタンク15aに圧縮空気が
送り込まれ、リザーブタンク15a内の圧力が所定値以
上に維持される。なお、ソレノイドバルブ20,22.
23.24,26.27.30およびバルブ19.28
.31の開閉制御はコントロールユニット37から制御
信号により行われる。また、ソレノイドバルブ22,2
3,26.27およびバルブ19.28.31は3方向
弁よりなり、その2つの状態については第2図に示して
おく。第2図(A)は3方向弁が駆動された状態を示し
ており、この状態で矢印八で示す経路で圧縮空気が移動
する。一方、第2図(B)は3方向弁が駆動されていな
い状態を示しており、この状態では矢印Bで示す経路で
圧縮空気が移動する。また、ソレノイドバルブ20.2
4.30は2方向弁よりなり、その2つの状態について
は第4図に示しておく。第3図(A)はソレノイドバル
ブが駆動された状態を示しており、矢印C方向に圧縮空
気が移動ずる。一方、ソレノイドバルブが駆動されない
場合には第3図(B)に示すようになり、この場合には
圧縮空気の流通はない。
なお、コントロールユニット37は、図示しないが後述
する制御に必要なインタフェイス、駆動回路、メモリお
よびマイクロコンピュータ等を備えている。
次に、上記のように構成された本発明の一実施例の動作
について説明する。イグニッションキースイッチをON
すると、第5図に示したフローチャートの処理が開始さ
れる。まず、ステップSlOにおいて、コントロールユ
ニット37のメモリ内の操舵角速度6h、左右方向の加
速度61車速Vを記憶する領域がリセットされる。次に
、駆動時間メモリに記憶されたすでにフロントサスペン
ションユニットオよびリヤサスペンションユニットのバ
ルブが駆動された時間TfおよびTr%後述する遅延タ
イマTがリセットされ、フラグが「0」とされる(ステ
ップS12)。そして、ステップS13に進んで左右の
サスペンションユニ15 ットの空気ばね室7はそれぞれ互いに連通しているか否
か判定される。ここで、ソレノイドバルブ22,23,
26.27がすべて○FFLている場合に左右の空気ば
ね室7が互いに連通されるので、ソレノイドバルブ22
,23,26.27がすべてOFFLているか否か判定
され、すべてOFFLていない場合はすべてOFFされ
る。次に、車速センサ38、操舵センサ41、Gセンサ
39において検出される車速V,W舵角速度θh1左右
方向加速度Gがコントロールユニット37に読み込まれ
る(ステップS14)。次いで、ステップS15に進み
、ステップS14で検出された加速度G>0であるか否
か判定される。なお、Gセンサ39の出力はコントロー
ルユニット37内において左向きの加速度を正の値とし
て右向きの加速度を負の値として記憶するように構或さ
れており、rG>OJである場合には右旋回、「Gく0
」である場合には左旋回であると判定される。
以下、右旋回を一例にとって説明する。このような右旋
回の場合にはステップ516に進んでステ16 アリングホイール42の操舵方向は時計回りか否か判定
される。このステップS16の判定は摸舵センサ41で
検出される操舵角速度θhが正か負か判定される。ここ
で、操舵方向が時計回りであると判定されると、つまり
右旋回でしかもステアリングホイール42が切り込み側
に回されていると判定されると、ステップ517に進ん
で現在の車速、操舵角速度は第6図の車速一操舵角速度
マップの閾値以上であるか否か判定される。このステッ
プS17において「YES」、つまり現在の車速一捏舵
角速度で示される地点が第6図の領域八に属していると
判定されるとステップSl8に進み、第7図に示した車
速一操舵角速度マップが参照されて、現在の車速一操舵
角速度で示される地点が属している領域に対応するフロ
ントサスペンションユニットのバルブ駆動時間Tpfお
よびリヤサスペンションユニットのバルブ駆動時間T,
,が求められる。ここで、もし現在の車速一操舵角速度
で示される地点が領域■であるならば、ステップ318
の処理により領域■に対応する駆動時間(200mse
c)が求められる。次にステップ519に進み、再度車
速一操舵角速度マップが参照されて、現在の車速一操舵
角速度で示される地点が領域■に属しているか否か判定
される。このステップS19において「NO」、つまり
現在の車速操舵角速度で示される地点が領域■に属して
いると判定されると、ステップS20に進みフラグが「
1」であるか否か判定される。このフラグは、すでに旋
回走行時の車体のロール制御が実行されている場合に「
l」となされるものであり、今回ロール制御が実行され
ている状態でないのであれば、初期設定で「0」と設定
されているため、rNOJと判定されてステップS21
に進む。ステップS21は、後述する遅延タイマTがセ
ットされているか否か判定される処理であり、今回はセ
ットされていないので「N○」と判定されてステップS
22に進む。ステップS22では、第8図の遅延時間マ
ップが参照されて、フロントサスペンションユニットの
バルブ駆動開始時刻をリヤサスペンションユニットのバ
ルブ駆動開始時刻から遅延させる遅延時間DTがステッ
プS14で検出された車速■に基づいて求められる。例
えば、検出された車速Vが60Km/hであれば、遅延
時間DTは100msecとして求められて、ステップ
S23の処理に進み、遅延タイマTがセットされて時間
経過のカウントが開始される。次いで、ステップS24
に進ミ、リヤサスペンションユニットのバルブが駆動さ
れている制御時間Trが第7図のマップにより求められ
た駆動時間T pr (200msec)に達している
か否か判定される。なお、今回はリヤサスペンションユ
ニットのバルブはまだ駆動されていないため、「NO」
と判定されてステップS25に進む。ステップS25で
はリヤサスペンションユニットのバルブが駆動されてい
るか否か判定されるので、ここでは「N○」と判定され
てステップS26に進み、リヤサスペンションユニット
のバルブが駆動される。
すなわち、リヤ右側のサスペンションユニットRS2の
空気ばね室7から空気を排出すると共にリヤ左側のサス
ペンションユニッ}RS 1の空気l9 ばね室7へ空気を供給するように、第lO図の右回転リ
ヤサスペンションユニットの開始モードのとおリソレノ
イドバルブ24.26が駆動(ON)される。
ステップS26の処理を終えると、ステップS27の処
理に進み、リヤサスペンションユニットに係るソレノイ
ドバルブ24.26の駆動時間T,のカウントが開始さ
れて、ステップS30に進む。このステップS30で遅
延タイマTがセットされているか否か判定されるが、今
回はrYES」と判定されてステップS31の処理に進
み、カウント中の遅延タイマTの値がステップS22で
求められた遅延時間D T (100msec)に達し
ているか否か判定される。ここでrNOJと判定される
とステップ514の処理に戻る。
そして、ステップS14の処理で再度車速V、摸舵角速
度6h,左右方向の加速度Gがコントロールユニット3
7に読み込まれる。ステアリングホイール42が更に右
方向に操作されている場合にはステップS15,16.
17.18の処理へ20 と進んで、再度第7図の車速一摸舵角速度マップが参照
されてフロントサスペンションユニットのバルブ駆動時
間Tpfおよびリヤサスペンションユニットのバルブ駆
動時間Tprが求められる。 ステップ518において
第7図のマップで前回属していた領域■のままである場
合には、ステップS19.20.21の処理へと進んで
、遅延タイマTがすでにセットされているため、ここで
は「YESJと判定されてステップS24の処理に進む
ステップS24において、リヤサスペンションユニット
の制御時間T,が第7図のマップで求められたリヤサス
ペンションユニットの駆動時間Tpr(100msec
)に達していない場合「NO」と判定されてステップS
25に進む。リヤザスペンションユニットのバルブがす
でに駆動されている場合、ステップS25においてrY
Es」と判定されてステップS27に進み、引き続き制
御時間Trがカウントされ、ステップS30,31の処
理を終えてからステップS14の処理に戻る。
一方、ステップS24において、リヤサスペンションユ
ニットの制御時間Trが第7図のマップで求められたリ
ヤサスペンションユニットのバルブ駆動時間T pr 
(100msec)に達している場合「YESJと判定
されてステップ328に進み、リヤサスペンションユニ
ットのロール制御のタメノハルブ24.26が駆動され
ているか否か判定される。ステップ828において「N
O」、すなわちリヤサスペンションユニットのバルブが
OFFとなっていない場合には、ステップS29に進ん
でバルブがOFFとされる。具体的には、第10図の右
旋回リヤサスペンションユニットの保持モードのとおり
バルブ24をOFFすると共にバルブ31を駆動(○N
〉する。これにより、リヤの左右のサスペンションユニ
ットの各空気ばね室7間の関係が制御時間Trに見合う
差圧状態に保たれる。
次いで、ステップS30に進み、遅延タイマTがセット
されている場合には「YES」と判定されてステップS
31に進む。次いで、ステップS31の処理において、
遅延タイマTの値が第8図22 の遅延時間マップにより求められた値D T (100
msec)に達している場合には、「YES」と判定さ
れてステップS32に進み、フロントサスペンションユ
ニットのバルブが駆動されている制御時間T,が第7図
のマップにより求められた値(200msec)に達し
ているか否か判定される。なお、フロントサスペンショ
ンユニットのバルブはまだ駆動されていないのであれば
、「N○」と判定されてステップS33に進む。ステソ
プS33ではフロントサスペンションユニットのバルブ
が駆動されているか否か判定されるので、ここでは「N
○」と判定されてステップS34に進み、フロントサス
ペンションユニットのバルブが駆動される。
すなわち、フロント右側のサスペンションユニッ}FS
2の空気ばね室7から空気を排出すると共ニフロント左
側のサスペンションユニッ}FS1の空気ばね室7へ空
気を供給するように、第10図の右回転フロントサスペ
ンションユニットの開始モードのとおりソレノイドバル
ブ20.22が駆動(ON)される。
23 ステップS34の処理を終えると、ステップS35の処
理に進み、フロントサスペンションユニットの制御時間
Tfのカウントが開始されて、ステップS39に進む。
このステップS39においてコントロールユニット37
内のフラグを「l」と記憶させてステップS14の処理
に戻る。
その後、ステップS14以降の処理が繰り返されて、フ
ロントサスペンションユニットの制御時間Tfが第7図
のマップにより求められた値(200msec)に達し
たならば、ステップS32において「YES」と判定さ
れてステップ336に進み、フロントサスペンションユ
ニットのバルフカOFFとなっているか否か判定される
。ステップ336で「NO」と判定されるとステップS
37に進み、ここでフロントサスペンションユニットの
バルブがOFFとされる。具体的には、第lO図の右旋
回フロントサスペンションユニットの保持モドのとおり
バルブ20をOFFすると共にバルブ28を駆動(ON
)する。これにより、フロントの左右のサスペンション
ユニットの各空気ばね24 室7間の関係が制御時間Tfに見合う差圧状態に保たれ
る。次いで、ステップ338に進んで遅延タイマTをリ
セットしてからステップS39に進み、コントロールユ
ニット内のフラグが「1」とされて、再度ステップS1
4の処理に戻る。
その後ステアリングホイール42がさらにまた右方向に
操作されてそのときの車速一操舵角速度で示される地点
が第7図のマップにおいて前に属していた領域■から領
域■に移った場合、同マップから駆動時間T p r+
 T p r (300msec)が求められてステッ
プS19.20の処理へと進む。ステップS20では、
コントロールユニット37内にフラグ「1」が記憶され
ているため、rYEs」と判定されてステップS24に
進む。
一方、ステアリングホイール42がさらにまた右方向に
操作されてそのときの車速一摸舵角速度で示される地点
が第7図のマップにおいて前に属していた領域■から領
域■に移った場合は、同マップから駆動時間T,,. 
T,r(500msec)が求められてステップS40
に進み、コントロールユニット37内の遅延タイマTが
リセットされる。すなわち、これから実行されるロール
制御においてフロントサスペンションユニットの制御開
始時刻をリヤサスペンションユニットの制御開始時刻か
ら遅延させずに、フロントサスペンションユニットとリ
ヤサスペンションユニットを同時に実行するように構或
されている。そして、ステップS40の処理を終えると
、ステップS24に進む。
ステップS24では第7図のマップから求められた駆動
時間T prがコントロールユニット37内においてカ
ウントされているTrよりも大きくなるので、ステップ
S25の処理に進む。ここで、リヤサスペンションユニ
ットのバルブはOFFとなされているので、ステップS
26に進みバルブを駆動(ON)Lてから制御時間Tr
を引き続きカウントする(ステップS27)。次いでス
テップS30に進み、遅延タイマTがセットされていな
いので、ステップS32に進む。ステップS32では第
7図のマップから求められた駆動時間T,,がコントロ
ールユニット37内においてカウントされている制御時
間Trよりも大きくなるので、ステップS33の処理に
進む。ここで、フロントサスペンションユニットのバル
ブはOFFとなされているので、ステップS34に進み
バルブを駆動(ON)Lてから制御時間T,を引き続き
カウントして(ステップS35)、ステップS39でコ
ントロールユニット37内のフラグを「1」としてから
ステップ514の処理に戻る。
以後ステップS14以降の処理が繰り返されて、ステッ
プS24およびステップS32においてリヤサスペンシ
ョンユニットの制御時間Trおよびフロントサスペンシ
ョンユニットの制御時間’rrが第7図のマップにより
求められた駆動時間T pr+T0に達したと判定され
たならば、フロントサスペンションユニットおよびリヤ
サスペンションユニットのバルブがそれぞれステップS
29,37においてOFFされて追加のロール制御が完
了する。なお、先に受けたロール制御時間がT1、今回
受けた追加のロール制御時間がT2であるとしたときに
、駆動回路は、先のロール制御時間T27 に基づく給排気制御が完了する前に上記追加のロール制
御の指令を受けた場合、トータルとして制御時間T,に
T2を合わせた制御時間に基づく給排気制御が実行され
るように構或されている。
次に、第5図のフローチャートにおいてステップS15
までの処理がなされた後、ステップ316に進んで「Y
ES」、つまり右旋回でしかもステアリングホイール4
2が切り込み側に回されていると判定されて、ステップ
S17において現在の車速、操舵角速度が第6図の閾値
以下、つまり領域八に属さないと判定された場合につい
て説明する。
ステップS17において「N○」と判定されるとステッ
プ328に進み、第9図に示したGセンサマップが参照
されて現在の左右方向の加速度に対応スるフロントサス
ペンションユニットのバルブ駆動時間T prおよびリ
ヤサスペンションユニットのバルブ駆動時間T prが
求められる。ステップS41の処理により駆動時間T 
pr, Tprが求められると、ステップS42に進み
コントロールユニ98 ット37内の遅延タイマTがリセットされる。すなわち
、これから実行されるロール制御においてフロントサス
ペンションユニットの制御開始時刻ヲリヤサスペンショ
ンユニットの制御開始時刻から遅延させずに、フロント
サスペンションユニットとリヤサスペンションコニット
を同時に実行するように構威されている。そして、ステ
ップS42の処理を終えると、ステップS24に進む。
ここで、初期設定で制御時間Tr−0と設定されている
場合にはリヤサスペンションユニットのバルブを駆動(
ON)Lてから制御時間Trのカウントを開始して(ス
テップ325.  26.  27)ステップS30に
進み、また今回第9図のマップから求められた駆動時間
T ,rが現在制御されている制御時間Trより増加し
ている場合にはバルブはすでに駆動されているため(ス
テップS25)ステップS27に進んで引き続き制御時
間T1のカウントが続けられ、次にステップS30に進
む。ステップS30ではコントロールユニット37内の
遅延タイマTがリセットされているため、rNOJと判
定されてステップS32の処理に進む。次いで、ステッ
プS32においては初期設定で制御時間T,=0と設定
されている場合にはフロントサスペンションユニットの
バルブを駆動(ON)Lてから制御時間Tfのカウント
を開始して(ステップS33.34.35)ステップS
39に進み、また今回第9図のマップから求められた駆
動時間TPfが現在制御されている制御時間T,より増
加している場合にはバルブはすでに駆動されているため
(ステップS33〉ステップS35に進んで引き続き制
御時間T,のカウントが続けられ、次にステップS39
に進む。ここではコントロールユニット37内のフラグ
を「1」と記憶させてからステップS14の処理に戻る
以後ステップSl4以降の処理が繰り返されて、ステッ
プS24およびステップS32においてリヤサスペンシ
ョンユニットの制御時間Trおよびフロントサスペンシ
ョンユニットの制御時間T,が第7図のマップにより求
められた駆動時間T pr+TPfに達したと判定され
たならば、フロントサスペンションユニットおよびリヤ
サスペンションユニットのバルブがそれぞれステップ3
28,37においてOFFされると共にステップ338
において遅延タイマTが再度リセットされてロール制御
あるいは追加のロール制御を完了し、ステップS14の
処理に戻る。
そして、その後、右旋回走行から直進走行へ移行するた
めにステアリングホイール42を右方向に操舵した状態
からその中立位置に向けて戻す場合にはステップ316
において「NO」と判定されて、ステップS43の処理
に進む。このステップS43において、戻し側の車速一
操舵角速度は第l1図の閾値以上であるか否か判定され
る。つまり、ステアリングホイール42を戻す場合の車
速一操舵角速度は第11図の領域Bに属しているか否か
判定される。例えば、ステアリングホイール42を急に
戻した場合には領域Bに入る。したがって、この場合に
はステップS43で「YES」と判定されてステップS
46に進み、左右のサスペンションユニットの空気ばね
室を相互に連3l 通する制御がコントロールユニット37内の駆動回路に
指令される。つまり、第9図の「保持」モードから「解
除」モードへと移行して同駆動回路が全バルブをオフに
し、これにより、左右のサスペンションユニットの空気
ばね室7が連通されて、左右の空気ばね室7が同圧にさ
れて、ロール制御が解除される。このように、ロール制
御を行った後に急にステアリングホイール42をその中
立位置に向けて戻した場合には、すばやくロール制御を
解除して安全性を確保している。つまり、車体がそのロ
ール状態から中立状態に戻される速さが大きいので、ロ
ール制御の解除が遅れると、同ロール制御により保って
いた左右の空気ばね室7間の差圧が車体を反対側ヘロー
ルさせてしまう不具合が生じてしまうのである。
一方、ステップS43において「NO」、つまりステア
リングホイール42をその中立位置に向けて比較的ゆっ
くりと戻していると判定されるとステップS44に進ん
でIG  <0.3gであるか否か判定される。このス
テップS44において「Y32 ESJと判定されるとステップS46に進んでロール制
御が解除される。このステップS44においてrNC)
+と判定されるとステップS45に進んで車速V≦20
km/hであるか否か判定される。
このステップS45において「YES」と判定された場
合でもステップS46に進んでロール制御の解除が駆動
回路に指令される。このようにステアリングホイール4
2をゆちくりとその中立位置に向けて戻した場合でも、
そのときの横加速度または車速に応じて適切なタイミン
グをもってロール制御が解除される。
そして、ステップS46の処理を終えると、ステップS
12に戻り、駆動時間メモリがリセットされる。
ステップS45で「NO」、つまり未だロール解除する
走行状況にはないと判定されると、ステップS14に戻
る。
以上の動作はステアリングホイール42を右に操舵して
車体を右に旋回させた場合のロール制御について述べた
が、ステアリングホイール42を左に操舵して車体を左
に旋回させる場合にはステップS15において「NO」
、ステップS47において「N○」と判定されてステッ
プS17の処理に進む。以下このステップSl7以降の
処理は前記した右旋回と同様であるので、その詳細な説
明は省略する。
したがって本実施例によれば、直進走行から旋回走行に
移行するためにステアリングホイール42を操作した場
合、ます車速一操舵角速度マップにおいて現在の車速、
操舵角速度で示される地点が領域■乃至■にあることが
検出されると、まずリヤサスペンションユニットのロー
ル制御が行われることになるので、車体のリヤのロール
剛性が高くなり、旋回開始時はステア特性が弱オーバス
テア特性となって回頭性が高まる。次いで、遅延マップ
により求められた遅延時間が旋回開始から経過した後、
リヤサスペンションユニットのロル制御が引き続き行わ
れ、かつフロントサスペンションユニットのロール制御
が行われることになるので、車体のフロントのロール剛
性も高まり、ステア特性が上記旋回開始時と比べてアン
ダステア傾向である弱アンダステア特性になり、旋回開
始後の操安性が良くなる。
また、直進状態からステアリングホイール42が急激に
操作された場合、すなわち、車速−操舵角速度マップに
おいて現在の車速一操舵角速度で示される地点が領域■
から領域■の領域に移った場合、あるいは領域■から領
域■乃至■を極短時間のみ経由して領域■の領域に移っ
た場合には、リヤサスペンションユニットのロール制御
とフロントサスペンションユニットのロール制御が実質
上ほぼ同時に行われることになるので、車両のステア特
性は弱アンダステア特性が維持されてオーバステア特性
となることはない。これにより、ステアリングホイール
42を急操作したときに旋回内方ヘスピンしてしまうよ
うな危険性を低減できる。
また、直進状態からステアリングホイール42を極めて
緩やかに操作して車速、操舵角速度が第6図の車速一摸
舵角速度マップの領域Aに属さな35 い場合には、左右方向の加速度Gが所定値以上あればG
マップによるロール制御が行われるため、上述のような
急旋回のみならず定回転半径で旋回する定旋回走行時に
おいてもロール制御を行うことができる。
なお、本実施例では、リヤのみのロール制御を実行した
とき弱オーバステア特性となり、フロント・リヤ共にロ
ール制御を実行したときに弱アンダステア特性となるよ
うに構或されているが、本発明はこれに限定されること
なく、例えばリヤのみのロール制御を実行したときにニ
ュートラルステア特性を、フロント・リヤ共にロール制
御を実行したときにアンダステア特性を得るように構戒
することも可能であり、旋回開始時、予め設定された車
両のステア特性を相対的にオーバステア特性方向に変え
るものであればよい。
また、本実施例では、車速一摸舵角速度マップにおいて
現在の車速、操舵角速度で示される地点が領域■乃至■
にあることが検出された場合の旋回開始時(リヤサスペ
ンションユニットの制御開36 始時刻カらフロントサスペンションユニットの制御開始
時刻までの遅延時間が経過する間〉は、リヤサスペンシ
ョンユニットのみのロール制御カ行われるように設定し
てあるが、リヤサスペンションユニットに実行するロー
ル制御量(制御時間)をフロントサスペンションユニッ
トに実行するロール制御量(制御時間)より高くなるよ
うにフロントサスペンションユニットにもロール制御f
;− 行うように構戊することも可能であり、要は旋回
開始時に車体のリヤのロール剛性をフロントよりも相対
的に高くするように設定されていればよい。
さらに本実施例では、第8図の遅延時間マップにより求
められた遅延時間がDT,であるとしたとキニ、コント
ロールユニット37は、遅延時間DT,に基づく給排気
制御が完了する前に新たな遅延時間(DT2)は求めら
れないように構戊されているが、遅延時間DT,に基づ
く給排気制御が完了する前に新たな遅延時間DT2に変
化した場合には、遅延時間DT2に基づく給排気制御が
実行されるように構或されていてもよい。
4. 〔効果〕 以上のように本発明によれば、制御手段が旋回状況検出
手段により検出された値に基づき車体のロールを検出し
て車体のロール低減するロール制御を実行するときに、
フロントサスペンションユニットに実行するロール制御
がリヤサスペンションユニットに実行するロール制御を
開始してから設定時間後に開始されるため、直進走行か
ら旋回走行に移行するためにステアリングホイールを操
作する旋回開始時にはリヤサスペンションユニットのロ
ール制御が行われるので、車体のリヤのロール剛性が高
くなり、旋回開始時はステア特性が相対的にオーバステ
ア特性方向に変化することとなって回頭性が高まる。次
いで、旋回開始時から設定時間後にフロントサスペンシ
ョンユニットのロール制御が行われることになるので、
車体のフロントのロール剛性も高まり、ステア特性が上
記旋回開始時と比べてアンダステア傾向になり、旋回開
始後の操安性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる電子制御サスペンシ
ョン装置を示す図、第2図(A)および(B)は3方向
弁の駆動、非駆動状態を示す図、第3図はソレノイドバ
ルブの駆動、非駆動状態を示す図、第4図はGセンサの
出力電圧の一例を示す図、第5図は同実施例の動作を示
すフローチャート、第6図は車速一操舵角速度マップ使
用域あるいはGセンサマップ使用域を判定するための車
速一摸舵角速度マップ、第7図は車速一操舵角速度マッ
プ、第8図は遅延時間マップ、第9図はGセンサマップ
、第lO図は車高調整および姿勢制御時の各モードにお
けるバルブ開閉を示す図、第11図は左右の空気ばね室
の連通ずる領域および非運通する領域を示す車速一摸舵
角速度マップである。 2・・・ショックアブソーバ、l8・・・ソレノイド機
構、20・・・空気ばね室、54.142・・・コント
ロールユニット、56,140・・・車速センサ、58
.144・・・Gセンサ、60.146・・・操舵セン
サ39 第 2 図 第 3 図 第 4 図 V

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フロントおよびリヤの各輪毎に設けられたそれぞれ流体
    ばね室を有するサスペンションユニットと、各サスペン
    ションユニットの各流体ばね室にそれぞれ供給用制御弁
    を介して流体を供給する流体供給装置と、各サスペンシ
    ョンユニットの各流体ばね室からそれぞれ排出用制御弁
    を介して流体を排出する流体排出装置と、車両の旋回状
    況を検出する旋回状況検出手段と、上記旋回状況検出手
    段により検出された値に基づき車体のロール方向に関し
    て縮み側の流体ばね室へ流体を供給すると共に伸び側の
    流体ばね室から流体を排出すべく所要の上記供給用制御
    弁および排出用制御弁を制御して車体のロールを低減す
    るロール制御を実行する制御手段を備えた車両用サスペ
    ンション装置において、上記制御手段は、上記ロール制
    御を実行するときに、フロントサスペンションユニット
    に実行するロール制御がリヤサスペンションユニットに
    実行するロール制御を開始してから設定時間後に開始す
    ることを特徴とする車両用サスペンション装置。
JP26865489A 1989-10-16 1989-10-16 車両用サスペンション装置 Pending JPH03208712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26865489A JPH03208712A (ja) 1989-10-16 1989-10-16 車両用サスペンション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26865489A JPH03208712A (ja) 1989-10-16 1989-10-16 車両用サスペンション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03208712A true JPH03208712A (ja) 1991-09-11

Family

ID=17461553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26865489A Pending JPH03208712A (ja) 1989-10-16 1989-10-16 車両用サスペンション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03208712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0556055A2 (en) * 1992-02-14 1993-08-18 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Suspension system for a motor vehicle

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0556055A2 (en) * 1992-02-14 1993-08-18 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Suspension system for a motor vehicle
EP0556055A3 (en) * 1992-02-14 1994-05-18 Mitsubishi Motors Corp Suspension system for a motor vehicle
US5513108A (en) * 1992-02-14 1996-04-30 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha System for controlling suspension in accordance with road conditions

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05221216A (ja) 車両用サスペンション装置
JPH0579528B2 (ja)
US4856815A (en) Vehicle suspension apparatus
JPH0369723B2 (ja)
JP2571359B2 (ja) 電子制御サスペンシヨン装置
JPH03208712A (ja) 車両用サスペンション装置
JPH0733923Y2 (ja) 電子制御サスペンション装置
JPH0326967Y2 (ja)
JPH0632407Y2 (ja) 電子制御サスペンシヨン装置
JPH0891034A (ja) 車両用エアサスペンション装置
JPH0632406Y2 (ja) 電子制御サスペンシヨン装置
JP2946391B2 (ja) 車両用エアサスペンション装置
JPH0423049Y2 (ja)
JPH0231292Y2 (ja)
JPH0443369Y2 (ja)
JPH0437763Y2 (ja)
JP2566128Y2 (ja) 車両用懸架装置
JPH03208711A (ja) 車両用サスペンション装置
JP2504277Y2 (ja) 電子制御サスペンシヨン装置
JPH0551482B2 (ja)
JPH059204Y2 (ja)
JPH0451053Y2 (ja)
JPH0574481B2 (ja)
JP2521843Y2 (ja) 車両用サスペンシヨン装置
JP3010409B2 (ja) 電子制御エアサスペンション車用制御装置