JPH03208603A - プレキャストコンクリートt形桁の製造装置 - Google Patents

プレキャストコンクリートt形桁の製造装置

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JPH03208603A
JPH03208603A JP334490A JP334490A JPH03208603A JP H03208603 A JPH03208603 A JP H03208603A JP 334490 A JP334490 A JP 334490A JP 334490 A JP334490 A JP 334490A JP H03208603 A JPH03208603 A JP H03208603A
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JP
Japan
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formwork
bottom plate
concrete
side forms
curing mat
Prior art date
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Pending
Application number
JP334490A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Korematsu
是松 三雄
Yoshinori Kudo
工藤 良則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PS Concrete Co Ltd
Original Assignee
PS Concrete Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明はプレテンション方式のプレキャストコンクリー
トT形桁の製造装置に関する。
〔従来の技術〕
通常、プレテンション方式のプレキャストコンクリート
T形桁は、ロングライン方式のPC鋼材緊張アバットを
備えた工場において製造される。
プレテンション方式のプレキャストコンクリートT形桁
は従来,水平な上床版と下端に膨らみ部をもった垂直な
ウェブとからなる断面のものが一般的であった。近年、
技術的解明に基づき、下端膨らみ部の形成を取りやめ、
上床版に同一厚さのウェブのみを結合して形威した断面
形状に改善されつつある。例えばJISA5316では
桁高750〜1050mmのT形桁について上床版及び
均一厚のウェブから構成した断面の桁の規定を定める改
訂を計画している。
[発明が解決しようとする課題] 従来のT形桁の型枠は、桁の断面が異なるごとに型枠を
準備する必要があったが、上記の新しいT形桁では、ウ
ェブの高さのみ変更すれば同一の型枠で多数の異なった
T形桁を製造できる可能性がある。
本発明はこのような技術進歩に伴って、種々研究を重ね
た結果開発されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明装置は次の技術手段から構成されている。
■ 丈高の側型枠 側型枠はT形桁の断面の両側面の型板であって上床版の
側面及び底面ならびにウエブ側面を形成する。この側型
枠のウェブ側面は、ウェブ下端に膨らみを必要としない
ので、平面でよく、最高桁高のウェブ下端よりさらに下
方に延びた平面形とし、底板の高さを調節可能とすれば
、多数のウェブ高さの異なるT形桁の型枠として兼用す
ることができる。
この側型枠は、脱型及び型枠内作業のために、立設のま
ま側方に平行移動可能に構成されている。さらに、脱型
を容易にするためこの側型枠の一方の側板は側外方に傾
倒可能に下端部をフレームにビン結合されている。
■ 上下動可能な底板 左右2枚の側型枠内にウェブの底面を形成する上下動自
在な底板を備える。この底板はフレーム上に設けた上下
動ジャッキに下面を支持され上下動するようにすればよ
い。この上下動位置はT形桁の桁高によって定められる
。例えば750−1050mmの範囲に上下動するよう
にすればよい。この底板が側型枠内面と接する面にはペ
ースト洩れを防止するシール材、例えば平板、丸ゴム等
のパッキングを備える。
上下動ジャッキは、T形桁のコンクリートの静荷重及び
振動締固めの動荷重を受ける支持力及び剛性を有してい
る。
■ ペースト洩れ防止装置 底板の停止位置の両側型枠の外面から、側型枠を底板の
側面に押圧するペースト洩れ防止装置を備える。この抑
圧はフレームにビン結合したアームをてこの原理によっ
て油圧ジャッキで押圧するなどの機構を用いることがで
きる。押圧位置は底板の取付位置の変化に対応させる。
■ 上端幅止め装置 側型枠の上端すなわち上床版の両サイドの間隔を幅止め
する装置は、上床版中に設けるシースに挿通するボルト
ナットを使用すればコンクリート打設作業を妨げないの
で好ましい。
■ 養生マット巻取装置 型枠の背が高くなるので、養生マットの被覆、取外しを
半自動化することが好ましい。
すなわち、型枠の一方の側方に養生マット巻取装置を設
け、マットをこれに巻取っておき、マットの引出端にク
レーンのフックと係合する引出具を取付けておき、天井
クレーンを利用して養生マットの被覆、取外し巻取保管
をするとよい。
〔作用〕
本発明の型枠により、桁高の異なる多種のT形桁を、一
種類の型枠で製造することが簡便に可能となった。
したがって、型枠、資材、作業手間、スペースなどが合
理化され、作業能率が向上し、生産性の向上、コストダ
ウンに寄与する。
本発明の型枠は、底板と側枠との当接部からペースト漏
れを生じない。
側型枠は大型の一枚の平面で構成し、型枠の継ぎ足し部
などがないので、コンクリート外面に欠陥を生じない。
〔実施例1 第1図に本発明の実施例のT形桁製造装置l00型枠の
横断面図、第2図にその平面図を示した。
プレキャストコンクリートT形桁lの断面側面の形状に
合わせた側型枠10は、打設されたコンクリートT形桁
lから離れる方向に平行移動する。この平行移動は両側
型枠の下端近傍に両側型枠間に介装した移動ジャッキ1
1の伸縮によって操作される。
一方の側型枠10は下端をフレーム40にビン12で結
合しており、ビンを固定し移動用ジャッキ11をさらに
伸長すること及び/又は第2図に示す傾倒用ジャッキ7
0によってビン12を中心として側方へ傾倒し、型枠の
掃除、鉄筋の組立、PC鋼材の組込み、検査などを容易
にする。上記ビンl2はフレームに設けた長孔41内を
摺動することによって、上記平行移動を行う。
側型枠10には所要のパイブレータl3が取付けられて
いる。
左右の側型枠10.10aの内面に当接する底板20は
上下動自在に上下動ジャッキ21に支持されている。底
板20は、上下動ジャッキ21に支持されるのでこの上
下動ジャッキ2lの配列に応じた十分な剛性を有する構
造とする。底板20の側枠10、10aと当接する面に
はペースト洩れを防止するためのシール部を設ける。こ
のシール部の構造は平板ゴムパッキング、丸ゴムパッキ
ング等を用いればよい。上下動ジャッキ2lは例えばフ
レーム40上に据付けられた2段伸縮ジャッキである。
この上下動ジャッキ2lは底板20を桁高750〜10
50mmに対応させる型枠では、ストローク300mm
以上を必要とする。また、その大きさ及び配列はT形桁
のコンクリートの自重及びその振動荷重に対して十分な
支持力を有するように設計によって定められる。
側型枠10、10aと底板20との間のペースト洩れ防
止装置30は、フレーム40にビン32でビン結合した
アーム31と、このアーム3lを側型枠10、10aの
外面に押圧する抑圧ジャッキ33とからなっている。
押圧ジャッキ33はフレーム40に取付けられた複動ジ
ャッキで一対のアーム3lの下端に作用し、アーム31
の他端を側型枠10%10aの外面に押圧する。アーム
3lには側型枠lO、10aに当接する突起34を取付
けるための取付孔を備えており、この孔の位置はそれぞ
れ、桁高750〜1050mmに対応する底板20の位
置のII1面に対応している。
この突起34は、受圧板35を介して側型枠10,lo
aに当接する。したがって突起34の位置を底板20の
側面の位置に合致させれば、側型枠10、10aを弾性
的に底板20の側面に押圧し、前記パッキングと協働し
て側型枠と底板との当接部からのペースト洩れを効果的
に防止することができる。
側型枠lO、10aの上端を幅止めする幅止め装置50
は、T形桁コンクリートの上床版内に埋設されるボスト
テンションの横締め用PC鋼材挿通シース5lを利用し
たボルトナット52を用いることができる。この幅止め
装置50は型枠上面に露出していないので、コンクリー
ト打設その他の作業に対して邪魔にならないので、作業
を容易にする利点がある。
型枠の側方のフレーム40上に養生マット巻取装置60
が設けられている。本発明のT形桁の製造装置は下部に
底板上下機構を設けるので背高が高く、蒸気養生のため
に打設コンクリートを覆う養生マットの被覆、取外しが
容易でなくなる。
養生マット巻取装置60は第3図に部分平面図を示すよ
うに、養生マット6l及びこれを巻取っておくドラム6
2からなり、T形桁製造装置の長平方向に沿って複数に
分割された長さを有する。
隣接するドラム62は、養生マット6lがラップするの
で、据付け中心をずらして設けられている。養生マット
61の巻き終り端にはクレーンフック64と係合する補
強金物63が取付けられており、養生マット6lの被覆
作業、取外し作業のとき天井走行クレーンのフック64
をこの部分に係合させて作業する。
ドラム62の駆動は手動でも電動でもよい。
実施例のT形桁製造装置の使用方法は次の通りである。
両側型枠10、10a及び底板20は製造すべきT形桁
lの位置から退避している。ペースト漏れ防止装置30
のアーム3lはビン32を抜いて両側に転倒している。
型枠の内面はこのとき容易に手入れをすることができる
所要の鉄筋とPC鋼材を緊張アバット間に配設し、コン
クリート内に埋設される所要形状に配置して緊張する。
底板20を所定位置まで上昇させる。次に両側型枠10
、10aを傾倒姿勢から立設姿勢に起し、次に両側型枠
10,loaを平行移動してコンクリート打設すべき所
定位置に固定する。
側型枠10、10aの上端の幅止め装置50を固定する
。次にペースト漏れ止め装置30のアーム31を起こし
、突起34を所定位置に固定し、ピン32を挿入し、押
圧ジャッキ33を付勢してアーム31の突起34を側型
枠10、lOaの外面に押圧する。
このようにして、本発明のT形桁の製造のための型枠組
立を終了する。次いでコンクリートを打設し、十分に振
動締固めを行った後、養生マット61で覆い蒸気養生す
る。養生後、養生マットを1 1 取外してドラムに巻取り、次いで緊張アバットを緩めて
応力を導入し、型枠を組立時と逆順に脱型移動し、T形
桁を取出す。
〔発明の効果] 本発明によれば、複数のT形桁を一種類の型枠で兼用す
ることができ、型枠数の激減、作業性の大幅向上を図る
ことができる。
本発明のT形桁製造装置はペースト漏れを生じない。ま
た、背が高くなるが、養生マットの被覆、取外しも容易
化されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のT形桁製造装置の横断面図、
第2図はその平面図、第3図、第4図は養生マットの説
明図で、第3図は平面図、第4図は斜視図である。 l・・・T形桁 10・・・側型枠 21・・・底板 30・・・ペースト洩れ防止装置 3l・・・アーム l 2 32・・・ビン 33・・・抑圧ジャッキ 40・・・フレーム 50・・・幅止装置 60・・・養生マット巻取装置 出 願 人 ビー・エス・コンクリート株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上床版の側面及び底面並びにウェブ側面からなり、
    ウェブ側面は複数種のT形桁のウェブより丈高の一対の
    側型枠と、 該側型枠を側方へ移動する移動装置と、 該側型枠間に挟まれ、上下動自在な底板と、 該底板の両側面を前記側型枠を介して押圧するペースト
    洩れ防止装置とを備えたプレキャストコンクリートT形
    桁の製造装置。 2 側型枠の上端幅止めを、コンクリート上床版中に設
    けるシースに貫通したボルトナットとした請求項1記載
    のプレキャストコンクリートT形桁の製造装置。 3 養生マットの端部に養生マットをクレーンに係止す
    る係止具を取付けると共に該養生マットを巻取るドラム
    を型枠の側方に配設した請求項1または2記載のプレキ
    ャストコンクリートT形桁の製造装置。
JP334490A 1990-01-12 1990-01-12 プレキャストコンクリートt形桁の製造装置 Pending JPH03208603A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08323726A (ja) * 1995-06-05 1996-12-10 Sato Kogyosho:Kk コンクリート型枠
CN105799056A (zh) * 2016-04-08 2016-07-27 浙江大学城市学院 T梁工厂化预制支模体系及施工方法
CN106584647A (zh) * 2016-11-10 2017-04-26 西安华道电机有限公司 一种铁路t梁钢模板自动化安装系统
CN107839060A (zh) * 2017-11-21 2018-03-27 中国有色金属工业第十四冶金建设公司 一种t梁预制场的养护系统及其养护方法

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