JPH03208534A - 平面切削加工工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高精度を必要とする平面切削加工工具に関す
る。

〔従来の技術〕

従来のエンドミルによる高精度平面加工は、工作機の主
軸からの発熱，切削による発熱等による切削面の微少な
平面度の低下に対しては、ＮＧ機の場合には，μｍ単位
の補正値を入力して対応していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、ＮＣ機における、ＮＣ指令値に対する
追従性について，考慮がされておらず、数μｍの凹凸を
解消させるのには、工作機の主軸頭を動かして制御する
のは難しいという問題があった。

本発明の目的は、ＮＣ指令値の入力によらず、数μｍの
凹凸を解消することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、エンドミルに電気ヒータを
組込み、工作機から通電できるようにした。

〔作用〕

電気ヒータを組込んだエンドミルは，通電されると、発
熱し、エンドミルは膨張する。切削を開始すると、主軸
からの発熱・切削による発熱等により，切削面が凹状態
になることが予想されるため，切削開始と同時に、エン
ドミルの電流値を少なくしていく。これにより、エンド
ミルの収縮と、主軸からの発熱，切削による発熱等によ
る膨張とが相殺され、高精度な平面が得られる．〔実施
例〕 以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図により、説
明する。

第ｌ図は、ヒータを組込んだエンドミルの原理を示す。

エンドミル４には中心部に穴が明けられており、その中
に電気ヒータ３が組込まれている。５は、エンドミルの
切れ刃を示す。エンドミルの膨張を行なうためには、電
源ｌから電流を供給するが，その量は、電気調節器２に
よって制御される。

第２図は、マシニングセンタ用の工具への実施例である
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、電気ヒーターへ，電流を供給すること
により、エンドミルを微少に膨張させることができるた
め、高精度が要求される平面加工において、電流値を適
当に制御することにより，微少な凹凸を解消することが
できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例の原理説明図、第２図は本発
明のマシニングセンタ用工具への一実施例の説明図であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電気ヒータを埋め込んだエンドミルを用いて、その
   ヒータに通電して発熱、膨張、あるいは、電流を切つて
   収縮させ、切削面の平面を微少に上、下させるように制
   御して加工することを特徴とする平面切削加工工具。