JPH03208491A - 信号補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、投射型ビデオプロジェクターのＲ，Ｇ，Ｂ各
ＣＲＴの特性の違いや配置による画質の劣化を映像信号
の補正によシ最適化する信号補正装置に関する。

従来の技術 従来、投射型ビデオプロジェクターは第３図の様に、Ｒ
，Ｇ，Ｂ３つのＣＲＴを水平方向に並べて、そのＣＲＴ
の前にレンズを付け、前面のスクリーンに像を結ぶ。そ
の際、スクリーンは平面であるから映像の端と中央では
輝度が異なる。Ｇ，ＣＲＴからの映像の輝度は左右対称
であるが、ＲやＢのＣＲＴから出る映像の輝度はレンズ
から遠い程、暗くなる。

そこで上記の欠点をカバーするために映像信号にのこぎ
シ波や双曲線波形を重畳することにより、補正を行なう
。第４図に上記の補正用の波形を示す。すなわち、第３
図のＢのＣＲＴ５３は、スクリーン６０の左側が暗くな
る。そこで第４図ａの映像信号に第４図ｂののこぎシ波
を重畳すると第４図Ｃの波形となり、プランキング信号
後の映像信号はのこぎシ波の正の部分が重畳され、よシ
明るくなう映像信号の後半ばのこぎｂ波の負の部分が重
畳され暗くなる。第３図のスクリーン６０に上記信号を
映すと映像の左右の明るさのバランスがとれて均一の映
像が再現される。又、ＲのＣＲＴ６１への補正波形は第
４図ｂののこぎシ波の正負が逆の波形をもって行なう。

上記二信号の重畳を第２図の従来例の回路で説明する。

第２図の端子３０には第４図ａの映像信号が入力される
。第２図の端子３１にはクランプパルスが入力され上記
映像信号がトランジスタ３でクランプ電圧ｖ１　にクラ
ンプされる。クランプされた映像信号はトランジスタ４
．１０のエミッタフォロワーを通してトランジスタ１８
のベースに加わる。トランジメタ１４，１５，１６．１
７及び１９はダブルバランス型の差動アンプとなる。

電流源用トランジスタ１９のペースにはｖ１電圧を加え
る。

差動入力には第４図ｂののこぎ９波が第２図の端子２９
より加えられ、コンデンサ２７及び抵抗２６を通りかつ
抵抗２６から電圧ｖ２が加えられ、トランジスタ１４及
び１７０ペースに入力される。

トランジスタ１５．１６のベースには抵抗２４を通して
同じく電圧ｖ２が入力される。その結果、端子３０から
入力した映像信号には端子２９からののこぎり波が重畳
されて抵抗２２　．２３の交点から端子２８の映像信号
出力として第４図Ｃの如く明るさの補正信号が得られる
。

ところで、Ｒ，Ｇ，ＢｓつのＣＲＴは映像信号の大小に
応じて光を出すが、Ｒ，Ｇ，Ｂの３つのＣＲＴが同一の
特性をもっているのではない。その結果、暗い所の信号
で白を再生すぺ（Ｒ，Ｇ，ＢのＣＲＴに適当な映像信号
を加えた後そのＲ，Ｇ，Ｂの信号を増幅して明るくする
とグリーンに近い白となる。

発明が解決しようとする課題 上記の如く、従来はＲ，Ｇ，Ｂ３つのＣＲＴを用いた投
射型テレビでは、スクリーンの左右，上下の色を均一に
することはできたが、上記３つのＣＲＴに加える映像信
号のレベルを変化させると同じ白でもグリーンぽい白の
場合や、赤っぽい白になるという問題を有していた。

本発明は、上記問題点を解決し、３つのＣＲＴに加える
映像信号のレベルを変化させても、同一色温度の白をス
クリーン全面に再生するように映像信号を補正する信号
補正装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記の問題点を解決するため、本発明の信号補正装置は
信号を第１の電圧でクランプする回路があり、クランプ
された信号は第１のトランジスタのペースに入力し、第
１のトランジスタのエミッタは抵抗を通しアースされる
とともにダブルバランスの差動増幅器の第１の電流源を
つくる第２のトランジスタのベースへ入力し、前記差動
増幅器の第２の電流源をつくる第３のトランジスタのベ
ースは第１の電圧を印加する。上記第１のトランジスタ
のコレクタは第１の抵抗と第２の抵抗に並列に接続され
たコンデンサを介して電源に接続する。前記第１のトラ
ンジスタのコレクタからエミッタフォロワーを経て抵抗
を介して前記ダプ，１１１／ハランス差動増幅器の１ペ
アのベースに入力し、かつ第２の電圧から抵抗を介し、
かつ別の補正波形も抵抗を介し入力する。又ダプｐバラ
ンス差動増幅器の他の１ベアのペース入力は第２の電圧
から抵抗を介して入力する。前記ダブルバランス差動増
幅器の出力としてコレクタから取シ出すように構或した
ものである。

作　　　用 本発明は、上記構戒によりＲ，Ｇ，Ｂの３つのＣＲＴを
用いた投射型テレビのスクリーン投射時の画面の左右及
び上下の輝度ムラを補正するとともに信号のレベルを変
化させた際にも投射画面の白さがグリーンがかった９赤
みがかったジすることがない映像信号の補正を可能とす
るものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。

第１図は本発明の一実施例に釦ける信号補正装置の回路
図で端子３ｏからは補正前の映像信号を入力し、その信
号を電圧ｖ１にクランプするためのクランプパルスを端
子３１よシ入力する。トランジスタ３でクランプされた
映像信号はトランジスタ４のエミッタフォロワーで次段
のトランジスタ１０でインピーダンス変換しトランジス
タ１８へ送る一方、反転増幅を行なう。トランジスタ１
（のコレクタに接続された抵抗８は抵抗１１との比で映
像信号の増幅率を決定する。更に抵抗８と接続する可変
抵抗６と並列に接続するコンデンサ７は直流バイアスを
決めるものであシ、トランジスタ１０のコレクタに生じ
る反転増幅された映像信号のバイアスを調整し、次段の
トランジヌタ９のエミソタフォロワーを通して抵抗１３
と、端子２６から入力するのこぎり波等の補正波形をコ
ンデンサ２７を介して更に抵抗２５　．２６を通して電
源ｖ２を加え、上記抵抗１３からの反転増幅された映像
信号とを加算し、ダブルバランヌ差動増幅器のトランジ
スタ１４．１７のベースに入力し、他方のトランジスタ
１５．１６のベースには電源ｖ２を抵抗２４を介して加
える。

上記の差動増幅器（トランジヌク１４〜１９）の出力は
、抵抗２２．２３よシ現われるが、従来回路と同様、の
こぎり波等の補正信号によシスク） リーン上での左右や上下の明るさが補正され、更に映像
信号と反転増幅された信号が重畳され、映像信号の振幅
の大きい所では原信号である映像信号より振幅が大きく
なるノンリニアの映像信号が得られる。

そこで本発明の回路を通し、ＢとＨのＣＲＴの信号入力
には上記のノンリニアの映像信号を加え、ＧのＣＲＴに
はノンリニアの性能を出さない様に抵抗６を変化させて
調整を行なう。

発明の効果 本発明によれば、投射型テレビが投映したスクリーンの
左右，上下の明るさを均一にするとともにＲ，Ｇ，Ｂ３
つのＣＲＴに加える映像信号のレベルをノンリニアにす
ることによシ、映像信号のレベルを変化させても白がグ
リーンぼくなったシ赤っぽくなったりしない。以上の効
果を非常に少ない部品数で構或し、同時に行なうことを
実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における信号補正装置の回路
図、第２図は従来例の信号補正装置の回路図、第３図は
投射型ビデオプロジェクターの動作を説明する模式図、
第４図は信号補正装置の動作説明のための波形図である
。 １，２，７．２７・・・・・・コンデンサ、５，６，８
，１１　，１２，１３，１９，２０，２１　，２２，２
３　，２４　，２５　．２６・・・・・・抵抗、３，４
，９，ｔｏ，１４，１５，１６，１７．１８．１９・・
・・・・トランジスタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力映像信号を第１の電圧でクランプするクランプ回路
   と、クランプされた信号がベースに入力される第１のト
   ランジスタを、前記第１のトランジスタのエミッタをア
   ースする第１の抵抗と、前記第１のトランジスタのエミ
   ッタに接続されたダブルバランスの差動増幅器の第１の
   電流源をつくる第２のトランジスタと、前記差動増幅器
   の第２の電流源をつくる第３のトランジスタと、上記第
   １のトランジスタのコレクタに第２、３の抵抗に並列に
   接続されたコンデンサを介して接続された電源とを備え
   た信号補正装置。