JPH03206160A - 横編機等におけるシンカー取付機構 - Google Patents
横編機等におけるシンカー取付機構Info
- Publication number
- JPH03206160A JPH03206160A JP1344375A JP34437589A JPH03206160A JP H03206160 A JPH03206160 A JP H03206160A JP 1344375 A JP1344375 A JP 1344375A JP 34437589 A JP34437589 A JP 34437589A JP H03206160 A JPH03206160 A JP H03206160A
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- JP
- Japan
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- sinker
- needle plate
- needle
- notch
- tip
- Prior art date
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- Granted
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 title claims abstract description 44
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 22
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は横編機等におけるシンカー取付機構に関するも
のである。
のである。
従来の横編機等におけるシンカー取付機構としては、例
えば実開昭62−203282号公報に記載のように、
針床に並設された各編針の長手方向に沿って、その上方
にそれぞれシンカーを主支軸と副支軸とによって揺動可
能に挟むように枢支してあった。また、走行するキャリ
ッジのカム動作によって作動する針先の横に、上記シン
カーの頭部が位置して作用するように、編針の長平方向
に沿って配設された各シンカーの先は、編針と重ならな
いように屈曲形成してあった。
えば実開昭62−203282号公報に記載のように、
針床に並設された各編針の長手方向に沿って、その上方
にそれぞれシンカーを主支軸と副支軸とによって揺動可
能に挟むように枢支してあった。また、走行するキャリ
ッジのカム動作によって作動する針先の横に、上記シン
カーの頭部が位置して作用するように、編針の長平方向
に沿って配設された各シンカーの先は、編針と重ならな
いように屈曲形成してあった。
ところが、上記のような横に屈曲させたシンカーではシ
ンカーに偏荷重がかかり、シンカーの揺動動作をスムー
ズに行わせるには難があった。また、シンカーは主支軸
と副支軸とによって挟まれるようにして枢支されている
ため、副支軸の下方にある破損した編針を交換するのは
容易なことではなかった。そのため、編針の交換に時間
を要し、その間、編機を止めておかなければならず、作
業効率の点で問題かあった。更に上記のように主支軸と
副支軸とでシンカーを枢支する構成では嵩高になるとい
った欠点があった。 本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであり
、その目的とする処は、シンカーを一点支持にて揺動可
能とすると共に、シンカーを側方に屈曲形成することな
く機能を発揮できるようにし、更に破損編成針の交換を
簡単に行えるようにした横編機等におけるシンカー取付
機構を提供することにある。
ンカーに偏荷重がかかり、シンカーの揺動動作をスムー
ズに行わせるには難があった。また、シンカーは主支軸
と副支軸とによって挟まれるようにして枢支されている
ため、副支軸の下方にある破損した編針を交換するのは
容易なことではなかった。そのため、編針の交換に時間
を要し、その間、編機を止めておかなければならず、作
業効率の点で問題かあった。更に上記のように主支軸と
副支軸とでシンカーを枢支する構成では嵩高になるとい
った欠点があった。 本発明は上記のような点に鑑みて開発されたものであり
、その目的とする処は、シンカーを一点支持にて揺動可
能とすると共に、シンカーを側方に屈曲形成することな
く機能を発揮できるようにし、更に破損編成針の交換を
簡単に行えるようにした横編機等におけるシンカー取付
機構を提供することにある。
そこで、本発明は上記目的を有効に達するために、次の
ような構成にしてある。すなわち、先端上部の一側面に
肉厚方向に対し少なくともシンカーの肉厚分の切欠部を
形成し、この先端上部の一側面に段差を設けると共に、
上記切欠部の下に枢支凹部を形成したニードルプレート
を針床上に編成針を介して所定間隔毎に並設し、更にこ
の二ドルプレートの切欠部に、先端に編成糸ループを係
止する係止部を形成し、且つ上記係止部寄りに前部作用
カム当接部を形成すると共に、中間部に前記ニードルプ
レートの枢支凹部に係合する枢着部を形成し、且つ後部
に作用カム当接部を形成して成るシンカーを、上下揺動
可能に配設し、更に後部を前記ニードルプレートの切欠
部の後方に枢着できるように形成し、且つ上記ニードル
プレートに装着したシンカーの後部作用カム当接部か上
方に突出できるように中間部に凹部を形成すると共に、
先端部を上記ニードルプレートに装着した時のシンカー
の中間部に配設できるように形成したスペーサを前記ニ
ードルプレートに、このスペーサの後部を枢着して前記
シンカーの横の編成針の上方に配設するようにした構成
である。
ような構成にしてある。すなわち、先端上部の一側面に
肉厚方向に対し少なくともシンカーの肉厚分の切欠部を
形成し、この先端上部の一側面に段差を設けると共に、
上記切欠部の下に枢支凹部を形成したニードルプレート
を針床上に編成針を介して所定間隔毎に並設し、更にこ
の二ドルプレートの切欠部に、先端に編成糸ループを係
止する係止部を形成し、且つ上記係止部寄りに前部作用
カム当接部を形成すると共に、中間部に前記ニードルプ
レートの枢支凹部に係合する枢着部を形成し、且つ後部
に作用カム当接部を形成して成るシンカーを、上下揺動
可能に配設し、更に後部を前記ニードルプレートの切欠
部の後方に枢着できるように形成し、且つ上記ニードル
プレートに装着したシンカーの後部作用カム当接部か上
方に突出できるように中間部に凹部を形成すると共に、
先端部を上記ニードルプレートに装着した時のシンカー
の中間部に配設できるように形成したスペーサを前記ニ
ードルプレートに、このスペーサの後部を枢着して前記
シンカーの横の編成針の上方に配設するようにした構成
である。
上記構成により、シンカーの枢着部をニードルプレート
の枢支凹部に係合して揺動可能に配設し、このシンカー
の前部作用カム当接部及び後部作用カム当接部に、走行
するキャリッジに設けた各カムを作用させて、キャリッ
ジの通過時に必要応じてシンカーを枢着部を支点に上下
に揺動させ、シンカーの先端に形成した係止部によって
編成糸ループを係止して押し下げ等の動作をさせる。 また、シンカーはニードルプレートの切欠部に係合した
状態で配設され、この編成針はこのシンカーとニードル
プレートとの横に配設された状態であり、その上にニー
ドルプレートに枢着されたスペーサが配設されているた
め、編成針の交換時にはスペーサを枢着点を支点に上方
に引き上げることにより、その下方にある破損した編成
針を簡単に取り出して交換することができる。
の枢支凹部に係合して揺動可能に配設し、このシンカー
の前部作用カム当接部及び後部作用カム当接部に、走行
するキャリッジに設けた各カムを作用させて、キャリッ
ジの通過時に必要応じてシンカーを枢着部を支点に上下
に揺動させ、シンカーの先端に形成した係止部によって
編成糸ループを係止して押し下げ等の動作をさせる。 また、シンカーはニードルプレートの切欠部に係合した
状態で配設され、この編成針はこのシンカーとニードル
プレートとの横に配設された状態であり、その上にニー
ドルプレートに枢着されたスペーサが配設されているた
め、編成針の交換時にはスペーサを枢着点を支点に上方
に引き上げることにより、その下方にある破損した編成
針を簡単に取り出して交換することができる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。 第l図に示すように、本発明において編成針1、ニード
ルプレート2、シンカー3、スペーサ4は、横編機等の
針床5に編成針lを介して所定間隔毎にニードルプレー
ト2が並設され、シンカー3はニードルプレート2の後
述する切欠部6に揺動可能に配設され、このニードルプ
レート2(及びシンカー3)と、隣のニードルプレート
2aとの間に位置する編成針1の上方には、スペーサ4
が上方に開放できるように配設されている。 より具体的に説明すると、第1図〜第2図に示すように
上記ニードルプレート2は、全体か細長な薄板状であり
、その先端上部7の一側面には、このニードルプレート
2の肉厚の1/2位の幅で、このニードルプレート2の
高さの上から半分位まで切欠部6が形成されている。こ
の切欠部6の切欠形成により、ニードルプレート2の先
端上部7にはシンカー当接支持部8が形成されると共に
、ニートルプレート2の先端部には段差10が形成され
ることになる。 また、上記切欠部6の下には、半円状に開口された枢支
凹部11が形成されている。ニードルプレート2のこの
切欠部6(またはシンカー当接支持部9)の後方には、
シンカー当接支持部9の高さ位に上方に突出した枢支部
12が形成され、この枢支部12には貫通孔l3が穿設
されている。 この枢支部l2と、上記シンカー当接支持部9との形成
によって、この間に凹部14が形成される。 また、第3図に示すようにシンカー3は、細長で屈曲し
た薄板状であり、先端に編成糸ループA(第6図参照)
を係止する係止部15が形成されていると共に、この係
止部l5のやや後方に前部作用カム当接部16が形成さ
れ、更にこの前部作用カム当接部16の近傍にはバネ1
7(第5図参照)の一端を係止するバネ係止部l8が形
成されている。更にこのバネ係止部18の後方には下方
に円弧状に湾曲形成された枢着部19が形成されている
。 この枢着部19は、ニードルプレート2の半円状に開口
された前記枢支凹部11に、揺動可能に保合できるよう
に形成してある。更にこのシンカー3には、上記枢着部
19の後方に形成された凸部20を介して後部作用カム
当接部21が形成されている。 また、第4図に示すようにスペーサ4は、上記ニードル
プレート2に取りつけたシンカー3のガタつきを防ぐた
めのものであり、その厚み(幅)は編成針の厚み(幅)
に相当する。このスペーサ4は、後部22に係止孔23
を穿設した凸部22aが形成され、前記ニードルプレー
ト2の枢支部12の貫通孔l3に挿通した支持線材24
(第5図〜第6図参照)に、上記係止孔23を係止でき
るようにしてある。 更にこのスペーサ4は、上記シンカー3を二ドルプレー
ト2に装着した時に、シンカー3の後部作用カム当接部
21が上方に突出できるように、中間部25に凹部26
が形成してあり、更に先端部28は、上記ニードルプレ
ート2のシンカー当接支持部9と略同様の形状に形成し
てある。このスペーサ4は、ニ一ドルプレート2に装着
した時にシンカー3の側方に配設できるようにしてある
。 28は抑え板部材29(第5図〜第6図参照)の取付部
である。 上述のようにして形成されたニードルプレート2、シン
カー3及びスペーサ4は、第1図、第5図〜第6図のよ
うにして針床5に設けられている。 すなわち、上記シンカー3は、針床5に編成針1を介し
て所定間隔毎に並設された前記ニードルプレート2の切
欠部6に配し、ニードルプレート2の枢支凹部11にシ
ンカー3の枢着部19を係合させて配設する。このよう
にして配設したシンカー3は、ニ一ドルプレート2の幅
(肉厚)内に納まっている。 また、スペーサ4は、針床上に並設された二ドルプレー
ト2の間の編成針lの上方に配し、後部の係止孔23を
、ニードルプレート2の貫通孔13に挿通した支持線材
24に係止し、この部分を支点に上方に開放できるよう
に取りつけられる。 更にスペーサ4の抑え板部材取付部28、及びニードル
プレート2の抑え板部材取付部9aには、抑え板部材2
9が嵌合される。 このようにして配設された編成針1、ニードルプレート
2、シンカー3、スペーサ4は、キャリッジ30が走行
し、このキャリッジ3oに配設された前後の作用カム3
1、32が、シンカー3の前部作用カム当接部16また
は後部作用カム当接部21を押圧することにより、シン
カー3はニートルプレート2の枢支凹部1lを支点に上
下に揺動し、編成糸ループAにシンカー3の係止部15
を係止させて押し下げる。このようにキャリッジ30が
通過すると作用カム31、32がシンカー3に作用して
、各シンカー3に所定の動作を行わせる。上記のように
してシンカー3を揺動させることにより、シンカー3自
体に偏荷重がかかることなくシンカー3を円屑に動作さ
せることができる。また、編成針1が破損したりして交
換をする場合は、スペーサ4を枢支点を支点にして持ち
上げることにより、簡単に破損した編成針Iを取り出し
て交換することができる。 尚、図示の実施例ではシンカー3は、第5図〜第6図に
示すようにバネl7によって常に弾発付勢される形状の
ものを例示しているが、このバネl7を取りつない形状
にシンカー3を形成し、このシンカー3をニードルプレ
ート2の枢支凹部l1に揺動可能に枢着し、キャリッジ
30の作用カム31、32によってシンカー3が作用す
るようにしてもよい。
明する。 第l図に示すように、本発明において編成針1、ニード
ルプレート2、シンカー3、スペーサ4は、横編機等の
針床5に編成針lを介して所定間隔毎にニードルプレー
ト2が並設され、シンカー3はニードルプレート2の後
述する切欠部6に揺動可能に配設され、このニードルプ
レート2(及びシンカー3)と、隣のニードルプレート
2aとの間に位置する編成針1の上方には、スペーサ4
が上方に開放できるように配設されている。 より具体的に説明すると、第1図〜第2図に示すように
上記ニードルプレート2は、全体か細長な薄板状であり
、その先端上部7の一側面には、このニードルプレート
2の肉厚の1/2位の幅で、このニードルプレート2の
高さの上から半分位まで切欠部6が形成されている。こ
の切欠部6の切欠形成により、ニードルプレート2の先
端上部7にはシンカー当接支持部8が形成されると共に
、ニートルプレート2の先端部には段差10が形成され
ることになる。 また、上記切欠部6の下には、半円状に開口された枢支
凹部11が形成されている。ニードルプレート2のこの
切欠部6(またはシンカー当接支持部9)の後方には、
シンカー当接支持部9の高さ位に上方に突出した枢支部
12が形成され、この枢支部12には貫通孔l3が穿設
されている。 この枢支部l2と、上記シンカー当接支持部9との形成
によって、この間に凹部14が形成される。 また、第3図に示すようにシンカー3は、細長で屈曲し
た薄板状であり、先端に編成糸ループA(第6図参照)
を係止する係止部15が形成されていると共に、この係
止部l5のやや後方に前部作用カム当接部16が形成さ
れ、更にこの前部作用カム当接部16の近傍にはバネ1
7(第5図参照)の一端を係止するバネ係止部l8が形
成されている。更にこのバネ係止部18の後方には下方
に円弧状に湾曲形成された枢着部19が形成されている
。 この枢着部19は、ニードルプレート2の半円状に開口
された前記枢支凹部11に、揺動可能に保合できるよう
に形成してある。更にこのシンカー3には、上記枢着部
19の後方に形成された凸部20を介して後部作用カム
当接部21が形成されている。 また、第4図に示すようにスペーサ4は、上記ニードル
プレート2に取りつけたシンカー3のガタつきを防ぐた
めのものであり、その厚み(幅)は編成針の厚み(幅)
に相当する。このスペーサ4は、後部22に係止孔23
を穿設した凸部22aが形成され、前記ニードルプレー
ト2の枢支部12の貫通孔l3に挿通した支持線材24
(第5図〜第6図参照)に、上記係止孔23を係止でき
るようにしてある。 更にこのスペーサ4は、上記シンカー3を二ドルプレー
ト2に装着した時に、シンカー3の後部作用カム当接部
21が上方に突出できるように、中間部25に凹部26
が形成してあり、更に先端部28は、上記ニードルプレ
ート2のシンカー当接支持部9と略同様の形状に形成し
てある。このスペーサ4は、ニ一ドルプレート2に装着
した時にシンカー3の側方に配設できるようにしてある
。 28は抑え板部材29(第5図〜第6図参照)の取付部
である。 上述のようにして形成されたニードルプレート2、シン
カー3及びスペーサ4は、第1図、第5図〜第6図のよ
うにして針床5に設けられている。 すなわち、上記シンカー3は、針床5に編成針1を介し
て所定間隔毎に並設された前記ニードルプレート2の切
欠部6に配し、ニードルプレート2の枢支凹部11にシ
ンカー3の枢着部19を係合させて配設する。このよう
にして配設したシンカー3は、ニ一ドルプレート2の幅
(肉厚)内に納まっている。 また、スペーサ4は、針床上に並設された二ドルプレー
ト2の間の編成針lの上方に配し、後部の係止孔23を
、ニードルプレート2の貫通孔13に挿通した支持線材
24に係止し、この部分を支点に上方に開放できるよう
に取りつけられる。 更にスペーサ4の抑え板部材取付部28、及びニードル
プレート2の抑え板部材取付部9aには、抑え板部材2
9が嵌合される。 このようにして配設された編成針1、ニードルプレート
2、シンカー3、スペーサ4は、キャリッジ30が走行
し、このキャリッジ3oに配設された前後の作用カム3
1、32が、シンカー3の前部作用カム当接部16また
は後部作用カム当接部21を押圧することにより、シン
カー3はニートルプレート2の枢支凹部1lを支点に上
下に揺動し、編成糸ループAにシンカー3の係止部15
を係止させて押し下げる。このようにキャリッジ30が
通過すると作用カム31、32がシンカー3に作用して
、各シンカー3に所定の動作を行わせる。上記のように
してシンカー3を揺動させることにより、シンカー3自
体に偏荷重がかかることなくシンカー3を円屑に動作さ
せることができる。また、編成針1が破損したりして交
換をする場合は、スペーサ4を枢支点を支点にして持ち
上げることにより、簡単に破損した編成針Iを取り出し
て交換することができる。 尚、図示の実施例ではシンカー3は、第5図〜第6図に
示すようにバネl7によって常に弾発付勢される形状の
ものを例示しているが、このバネl7を取りつない形状
にシンカー3を形成し、このシンカー3をニードルプレ
ート2の枢支凹部l1に揺動可能に枢着し、キャリッジ
30の作用カム31、32によってシンカー3が作用す
るようにしてもよい。
以上、上記説明でも明らかなように本発明は、編成針の
横に並設したニードルプレートの側面に切欠部を設け、
この切欠部にシンカーを収納できるようにすると共に、
シンカーを一点支持の揺動可能に設けたため、従来のよ
うにシンカーを横に屈曲させることなく、針先の横にシ
ンカー先端を配することができ、カムの作用によってシ
ンカーに繰り返し荷重がかかっても、シンカー全体に偏
荷重がかかるといったことがない。したがって、シンカ
ーの耐久性を向上させると共に、シンカーの揺動動作を
円滑に行わせることができる。 また、シンカーは、従来のように主支軸や副主軸を用い
ることなく、ニードルプレートの切欠部の下に形成した
枢支凹部で揺動可能に枢支されているため、ニ一ドルプ
レートの横に並設された編成針が破損して交換を必要と
した場合でも、編成針上方のスペーサを上方に開放する
だけで簡単に破損した編成針を取り出すことができ、短
時間で簡単に針交換ができる。そのため、作業効率に支
障をきたすといった懸念もなくなる。更に本発明の構成
によりシンカー取付機構は嵩高にならない。
横に並設したニードルプレートの側面に切欠部を設け、
この切欠部にシンカーを収納できるようにすると共に、
シンカーを一点支持の揺動可能に設けたため、従来のよ
うにシンカーを横に屈曲させることなく、針先の横にシ
ンカー先端を配することができ、カムの作用によってシ
ンカーに繰り返し荷重がかかっても、シンカー全体に偏
荷重がかかるといったことがない。したがって、シンカ
ーの耐久性を向上させると共に、シンカーの揺動動作を
円滑に行わせることができる。 また、シンカーは、従来のように主支軸や副主軸を用い
ることなく、ニードルプレートの切欠部の下に形成した
枢支凹部で揺動可能に枢支されているため、ニ一ドルプ
レートの横に並設された編成針が破損して交換を必要と
した場合でも、編成針上方のスペーサを上方に開放する
だけで簡単に破損した編成針を取り出すことができ、短
時間で簡単に針交換ができる。そのため、作業効率に支
障をきたすといった懸念もなくなる。更に本発明の構成
によりシンカー取付機構は嵩高にならない。
第1図は針床に並設された針等の要部拡大平面図、第2
図は一実施例のニードルプレートの先端部を示した正面
図、 第3図は一実施例のシンカーの正面図、第4図は一実施
例のスペーサの正面図、第5図はキャリッジと針床に配
設された針との取り合い関係を示す一部断面側面図、 第6図は第5図の要部拡大断面図である。 2・・・ニードルプレート、3・・・シンカー4・・・
スペーサ、 5・・・針床、6・・・切欠部、
7・・・先端上部、JO・・・段差、
11・・・枢支凹部、15・・・係止部、 16・・・前部作用カム当接部、 21・・・後部作用カム当接部、 25・・・中間部、 26・・・凹部。
図は一実施例のニードルプレートの先端部を示した正面
図、 第3図は一実施例のシンカーの正面図、第4図は一実施
例のスペーサの正面図、第5図はキャリッジと針床に配
設された針との取り合い関係を示す一部断面側面図、 第6図は第5図の要部拡大断面図である。 2・・・ニードルプレート、3・・・シンカー4・・・
スペーサ、 5・・・針床、6・・・切欠部、
7・・・先端上部、JO・・・段差、
11・・・枢支凹部、15・・・係止部、 16・・・前部作用カム当接部、 21・・・後部作用カム当接部、 25・・・中間部、 26・・・凹部。
Claims (1)
- 1、先端上部の一側面に肉厚方向に対し少なくともシン
カーの肉厚分の切欠部を形成し、この先端上部の一側面
に段差を設けると共に、上記切欠部の下に枢支凹部を形
成したニードルプレートを針床上に編成針を介して所定
間隔毎に並設し、更にこのニードルプレートの切欠部に
、先端に編成糸ループを係止する係止部を形成し、且つ
上記係止部寄りに前部作用カム当接部を形成すると共に
、中間部に前記ニードルプレートの枢支凹部に係合する
枢着部を形成し、且つ後部に作用カム当接部を形成して
成るシンカーを、上下揺動可能に配設し、更に後部を前
記ニードルプレートの切欠部の後方に枢着できるように
形成し、且つ上記ニードルプレートに装着したシンカー
の後部作用カム当接部が上方に突出できるように中間部
に凹部を形成すると共に、先端部を上記ニードルプレー
トに装着した時のシンカーの中間部に配設できるように
形成したスペーサを前記ニードルプレートに、このスペ
ーサの後部を枢着して前記シンカーの横の編成針の上方
に配設するようにしたことを特徴とする横編機等におけ
るシンカー取付機構。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344375A JPH03206160A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 横編機等におけるシンカー取付機構 |
KR1019900020903A KR0123800B1 (ko) | 1989-12-28 | 1990-12-18 | 횡편기에 있어서의 싱카장치 |
US07/633,494 US5134865A (en) | 1989-12-28 | 1990-12-26 | Sinker mechanism for flat knitting machines |
EP90314390A EP0435690B1 (en) | 1989-12-28 | 1990-12-28 | Sinker mechanism for flat knitting machines |
ES90314390T ES2069033T3 (es) | 1989-12-28 | 1990-12-28 | Mecanismo de platinas para maquina rectilinea de tejido de punto. |
DE69017171T DE69017171T2 (de) | 1989-12-28 | 1990-12-28 | Platinenvorrichtung für Flachstrickmaschinen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344375A JPH03206160A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 横編機等におけるシンカー取付機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03206160A true JPH03206160A (ja) | 1991-09-09 |
JPH0585663B2 JPH0585663B2 (ja) | 1993-12-08 |
Family
ID=18368756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1344375A Granted JPH03206160A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 横編機等におけるシンカー取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03206160A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112626694A (zh) * | 2019-09-24 | 2021-04-09 | 株式会社岛精机制作所 | 横编机 |
WO2024075449A1 (ja) * | 2022-10-05 | 2024-04-11 | 株式会社島精機製作所 | 可動シンカーを備える横編機および可動シンカー |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1344375A patent/JPH03206160A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112626694A (zh) * | 2019-09-24 | 2021-04-09 | 株式会社岛精机制作所 | 横编机 |
CN112626694B (zh) * | 2019-09-24 | 2022-08-09 | 株式会社岛精机制作所 | 横编机 |
WO2024075449A1 (ja) * | 2022-10-05 | 2024-04-11 | 株式会社島精機製作所 | 可動シンカーを備える横編機および可動シンカー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585663B2 (ja) | 1993-12-08 |
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