JPH03205474A - 耐熱性接着剤組成物およびそれを用いた接着方法 - Google Patents

耐熱性接着剤組成物およびそれを用いた接着方法

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JPH03205474A
JPH03205474A JP6766990A JP6766990A JPH03205474A JP H03205474 A JPH03205474 A JP H03205474A JP 6766990 A JP6766990 A JP 6766990A JP 6766990 A JP6766990 A JP 6766990A JP H03205474 A JPH03205474 A JP H03205474A
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Junichi Imaizumi
純一 今泉
Hiroshi Nomura
宏 野村
Masakatsu Suzuki
正勝 鈴木
Koichi Nagao
長尾 孝一
Koshi Sakairi
坂入 幸志
Eikichi Sato
英吉 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は耐熱性が極めて優れ、且つ可撓性も兼ね備えた
高耐熱接着剤&[]或物及びその製造方法に関する。更
に詳しくはフレキシブルプリンl−基板の製造とその多
層化に、特に有用な高耐熱接着剤組戊物及びその接着方
法に関する。
〔従来の技術] 一般にフレキシブルプリント基板(以下FPCと略す)
はボリイ主ドフィルムと金属箔を接着剤を介して圧着し
、次いで金属箔の不要部分を除去して印刷回路を形威し
、最後乙こ該印刷回路をカバーレイフィルムやオーハー
インク等で保護することにより製造されている。しかし
、用いられる接着剤は一般にエボキシ系又はアクリル系
かはどんとで、ベースフィルムにボリイ旦ドを用いても
F’ P Cの特性は接着剤に支配されてしまい、ポリ
イごドの優れた耐熱性を充分に生かすことができず、例
えば、半田耐熱性は3 0 0 ’C程度である。
また、接着強度についても室温で1. 5 kgf/c
rnあったとしても、100℃を超えると0. 5 k
gf/cm以下に低下してしまうという欠点があった。
上記FPCの欠点を克服するために、金属箔とポリイミ
ドを接着剤なしに直接積層したF P Cが開発された
。しかし該F P Cの耐熱性等の特性を大きく損なう
ことなしに、且っFPCの重要特性である可撓性も兼ね
備えた両面化用、カハーレイ用又は多層化用の接着剤は
、高価な上に250℃以上とい・う非常に高い圧着温度
が必要であった。
(発明が解決しようとする課題〕 木発明は、FPCのベース絶縁材料であるボリイξドフ
ィルムの優れた酎熱性を大きく損なうことなしに、且つ
FPCの重要特性である可撓性も兼ね備え、2 5 0
 ’C以下で圧着可能な高耐熱接着剤組或物及びその接
着方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] ?発明者らは、従来のエボキシ系、アクリル系接着剤を
上回る耐熱性と可撓性を兼ね備え、250℃以下で圧着
可能なFPC、その多層化及ひカハーレイフィルムのた
めの高耐熱接着剤とその接着方法について鋭意検討した
結果、鎖状ボリイごド樹脂とポリビスマレイξド樹脂を
必須或分どずる接着剤が前記問題を解決し得ることを見
出し、この知見に基づいて、本発明を完威するに至った
すなわち本発明は、イa +■化反応完結後のガラス転
移温度が260℃以下であるボリアミド酸フェスにビス
マレイξド化合物をポリアミド酸100重量部に対し2
0〜60重量部添加することを特徴とする高耐熱接着剤
糺或物を提供するものである。
また、本発明はボリイξド樹脂の前駆体であるポリアく
ド酸溶液に、ビスマレイごト化合物をポリアξド酸1.
 O O重量部に対し20〜60重量部添加し接着剤糺
或物を得、この接着剤紹或物を片方又は両方の被着体に
塗布し、溶媒除去とボリアミド酸のイもド化反応を進行
させ、次いで被着体を熱圧着し、ヒスマレイ2ドの重合
発熱温度以上の熱を加え、ビスマレイξド或分をポリビ
スマレイミド化することを特徴とする接着方法を提供す
るものである。
次に本発明を詳しく説明する。
本発明に用いられるポリアミド酸は下記の一般式1で表
わされる反復単位を有するものであり、式中nは1以上
の整数、Rjは [R3〜R6は水素、ハロゲン、又は炭素数1〜4の アルキル基で互いに異なっても同しでもよい。
X,Yは一〇  ,  SO2  .   C  (R
7〜RI+は水R8 素.炭素数1〜4のアルキル基又はCF3),−C−0 Sを示す。]から選ばれ、R1を有する芳香族アミンを
具体的に例示すると、1.3−ビス(3−アミノフエノ
キシ)ヘンゼン、l 3−ビス(4アξノフェノキシ)
ヘンゼン、1.4−ビス(4アミノフェノヰシ)ヘンゼ
ン、4.4’ −ビス(4−ア案ノフエノキシ)ビフエ
ニル、ビス「4(3−ア実ノフェノキシ)フエニル]ス
ルホン、ビス(4− (4−アもノフェノキシ)フェニ
ル]スルホン、2.2−ビス(4− (4−アごノフェ
ノキシ)フェニル)ブロバン、2,2−ビス[4(4−
アミノフェノキシ)フェニル]へキサフルオ口ブロバン
、2,2−ビス(4− (3−アξノフエノキシ)フェ
ニル]プロパン、2.2−ヒス[4− (3−アξノフ
エノキシ)フエニル〕へキサフルオ口ブロバンなどが挙
げられ、これらのジイソシアナ−1・類も使用できる。
R1或分は生戊するボ+Jアごド酸及びポリイミドのガ
ラス転移点に大きく影響する。
圧着温度を低くするためには、ガラス転移点を低くする
分子設計することが重要で、三核体以」二のジアもン及
びその誘導体を用いることが好ましく、m−結合が入れ
ばさらに好ましい。もちろん本発明の目的を損なわない
範囲で、o.m,pフェニレンジアミン、2 4−ジア
ミノトルエン、2,5−ジアξノトルエン、2 4−ジ
アミノキシレン、ジアξノデュレンなどの一核体、ヘン
ジジン、4,4′−シアミノシフェニルメタン、44′
−ジアξノジフェニルエーテル、3.Vジアξノジフェ
ニルエーテル、4.4′−ジアごノジフェニルスルホン
、3 3′−ジアミノシフエニルスルホンなどの二核体
を使用ずることも可能である。
また、R2を有するテトラカルボン酸並びにその誘導体
どしては、例えば次のようなものが挙げられる。ここで
は、テトラカルボン酸として例示するが、これらのエス
テル化物、酸無水物、酸塩化物ももちろん使用できる。
例えば、ピロメリッ1・酸、2.3.3’.4’ −テ
トラカルポキシジフエニル、3.3’  4  4’ 
−テ1・ラカルホキシジフェニル、3.3’.44’ 
−テ1・ラカルボキシジフェニルエーテル、2  3 
 3’   4’テトラカルポキシジフェニルエーテル
、33’.4.4’ −テ]・ラカルポキシヘンヅフェ
ノン、2.3.3’.4’ −テトラカルボキシベンゾ
フェノンなどがある。
このボリアミド酸は溶液の段階でブレンドしたり、共重
合したものから得られたものを用いることもできる。む
しろボリマーのガラス転移点を調節するためには適当に
変性したものが望ましい。
ボリマーのガラス転移点の調節にあたっては、後で添加
するビスマレイξトの重合発熱開始温度及び被着体と熱
圧着する時の温度を考慮して予め分子設計することが非
常に重要である。Illち、ボリアミド酸にビスマレイ
ミドを添力nし、次いでイミド化した系のガラス転移点
は、無添加の系に比べ低くなるものの、このガラス転移
点がビスマレイミドの重合発熱開始温度よりも著しく高
いとボリアミド酸をイ短ド化させる過程でビスマレイミ
ド戒分を}[]化してしまい、被着体と熱圧着しても接
着しにくくなってしまう。また、ガラス転移点が高いと
被着体との接着に高い圧着温度が必要になる。この点か
らボリアミド樹脂或分のガラス転移点は260℃以下で
あることが好ましい。
本発明において好適に用いられる鎖状ボリアミド酸は弐
2で示される化学構造を有するものである。
(0は1以上の整数Rl,R2は水素.炭素数1〜4の
アルキル基、CI.l. R.〜R6は水素.ハロゲン
、炭素数1〜4のアルキル基で互いに異なっても同しで
もよい。) ポリアくド酸を合戊するには、前記ジアミンと前記テト
ラカルポン酸の等モル量をN−メチルビ11 ロリドン(NMP)、N  N−ジメチルホルムア短ド
(DMF) 、N,N−ジメチルアセトアξド(DMA
 c) 、ジメチルスルホキサイド(DMSO)、フェ
ノール、ハロゲン化フェノール、14−ジオキサン、γ
−フ゛チロラク1・ン、テ]・ラl二ドロフラン、ジエ
チレングリコールジメチルエテルなとの溶媒中でO〜1
50℃の範囲で反応させることにより行われる。この際
これらの溶媒を2種類以上混合してもかまわない。この
溶媒の選択も重要である。即ち後で溶媒の除去を行うの
にビスマレイミドの重合発熱開始温度よりも著しく高い
温度を必要とするものは熱圧着の前にビスマレイミドの
網目化が起こるため、被着体と熱圧着しても接着しにく
くなるため好ましくなく、また溶媒が残留すると、熱圧
着や接着物をハンダ」二にリフローした際に接着物にフ
クレや剥がれが生しるため好ましくない。
前述のようにして得られたポリアミド酸ビスマレイξド
を添加することにより接着剤組威物を調整する。添j]
uするビスマレイ旦ドは、一般式(12 3)で示される。
例エハ、N,N’ 一m−フェニレン巳スマレイミド、
N,N’−p−フェニレンビスマレイξド、N,N’ 
−オキシ ジ−p−フ五二レン)ビスマレイ逅ド、N,
N’−(メチレン ジ−p−フェニレン)ビスマレイミ
ド、N,N’−(スルホンジーp−フェニレン)ビスマ
レイξド、22ビス(マレイ湾ドフェノキシフェニル)
プロパンなどを挙げることができるが、これに何ら限定
されるものではない。またその添加量は、本発明の目的
を損なわない範囲であれば限定されるものではないが、
一般にボリアミド酸溶液中のボリア槃ド酸に対し10〜
100重量部が好ましく、20〜60重量部であればさ
らに好ましい。
このようにして調整した接着剤を接着しようとする一方
又は両方の接着体に塗布する。接着剤の塗布方法に特に
限定はない。この際強い接着力を得るためには、両方の
被着体に接着剤を塗布した方が好ましく、更に被着体は
該被着体に合った機械的又は化学的処理を行った方が好
ましい。その例としてはブラシ研磨、サンドブラスト処
理、カップリング剤処理、プラズマ処理、コロナ処理、
アルカリ処理、酸処理等がある。
特に被着体がポリイ亀ドフィルム、又はポリイミドと何
らかのクラッド材の場合にはプラズマ処理は非常に有用
でかつ不可欠である。
プラズマ処理は連続で行ってもハノチで行っても良いが
、生産効率上連続の方が好ましい。プラズマ処理を行う
ガス種としては、酸素、窒素、ヘリウム、アルゴン、C
F4等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
く、単独で用いても2種類以上で用いてもかまわない。
処理する圧力は0.08〜0. 1 5 torrが女
了ましく、またそのフ゜ラズマ電極における密度は0.
2〜100w/cfflが好ましく、0.5〜50w/
cJであれば更に好ましい。
処理時間はlO秒〜30分以上が好ましいが、他の条件
設定により異なる。
次に接着剤紐威物の溶媒除去とボリアξト酸のイ稟ド化
反応を進行させる。この際重要なことは温度である。ま
ず予め示差走査熱量計( D S C. )、示差熱分
析装置を用いて、添加しようとするビスマレイミドの自
己重合により発熱が開始する温度と終了する温度即ち重
合発熱開始温度及び重合発熱終了温度を把握する。これ
らの温度よりも著しく高い熱履歴を被着体に与えるとビ
スマレイ累ド或分が重合網目化して接着しにくくなった
り接着しなくなってしまうからである。
また、接着剤中の残留揮発分含量が多いと、後で熱圧着
を行った際や接着物が高温にさらされた際に、残留揮発
分が気化し、接着物にふくれや剥離が生じるため好まし
くない。接着剤中の残留揮発分は5岨%以下、好ましく
は3wt%以下、さらに好ましくは2tvt%以下とす
る。
最後に、被着体と接着剤を熱圧着する。この際の温度は
接着剤のガラス転移点及びビスマレイξ15 ド或分の重合発熱終了温度以上が必要である。
また圧力はlQkgf/cffl以上が好ましいが特に
限定はない。時間及び圧着方法について特に限定はなく
、実際の特性を観察しながら決定する。ロールラミネ−
1・による連続圧着も可能であり、非常に有用である。
[実施例] 以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
(合威例1) 熱電対、撹拌機、窒素吹込口、コンデンサーを取付けた
60℃ステンレス製反応釜に、毎分300 mflの乾
燥窒素を流しながら2.2−ビス(4(p−ア稟ノフェ
ノキシ)フエニル〕プロパン(以下BAPPと略す)4
.20kgとN,N−シメチルアセ1・アミド42.5
kgを入れ撹拌しBAPPを?容解した。この?容液を
ウォータージャケットを用いて20゛C以下に冷却しな
がら、ヘンヅフエノンテI・ラカルホン酸3.30kg
を徐々に加え重合反応させ粘ちょうなポリアミド酸ワニ
スを得た。
16 以後の塗膜作業性を良くする目的から、このワニスの回
転粘度が約200ボイズになるまで80℃でクッキング
を行った。このワニスの中に生或しているポリアミド酸
は7. 5kg ( 1 5wt%)である。このポリ
アミト酸から得られたボリイミトのガラス転4S温度は
245℃であった。
次いでこのポリアξド酸を40’Cに冷却し、不揮発ポ
リアミド酸100重啜部に対し20重里部にあたる1.
50kgのN,N’ − Cメチレンジ−ρフェニレン
)ビスマレイξド(以下BMIと略す)を添力旧容解し
、接着剤&[l戒物を得た。
DSCによるBMIの重合発熱開始温度及び重合発熱終
了温度はそれぞれ約1 8 0 ’C、240℃、ピー
ク約2 1 0 ′Cであった(図1にBMIのD S
C曲線を示す6)。またキュラス1・メータによる硬化
開始時間はi s o ’cで約6分であった。
(合或例2) 添加するBMIの量を不揮発ボリア旦ド酸{○O重量部
に列し10重量部、0.75kgとした他は合或例1と
同様にして接着剤組底物を得た。
(合或例3) BMIの添加量を不揮発ポリアミド酸100重量部に対
し40重量部、3.00kgとした他は合或例lと同様
にして接着剤組或物を得た。
(合戒例4) BMIの添加量を不揮発ボリア≧ド酸100重量部に対
し60重量部、4.50kgとした他は合威例1と同様
にして接着剤組或物を得た。
(合或例5) BMIの添加量を不揮発ポリアミド酸100重量部に対
し80重量部、6.OOkgとした他は合戒例lと同様
にして接着剤組或物を得た。
(合戒例6) BMIの代わりに2.2−ビス[マレイ柔ドp−(p−
フェノキシ)フエニル]ブロバン(以下BBMIと略す
)を不揮発ポリアミド酸100重量部に対し60重量部
、4、50kg添加とした他は合或例1と同様にして接
着剤糺底物を得た。
図2にBBMIのD S C曲線を示す。B B M 
1の重合発熱開妬温度及び重合発熱終了温度はそれぞれ
約180℃,290℃、ピーク約240℃だった。
(合或例7) BBMIの添加量を不揮発ボリアくド酸100重険部に
対し80重量部、6.OOkgとした他は合威例lと同
様にして接着剤絹或物を得た。
(実施例1〜4) ユービレックス3  25μm (ボリイξドフィルム
、宇部興産■製)をガス種に酸素、処理圧力0. i 
torr.ブラスマ電極出力密度26w/r屯処理時間
約3秒で連続プラズマ処理した。この処理而に合戒例1
.3.4及び6で調整した接着剤組戒物を塗工機を用い
て均一に塗布し、l50℃.170℃でそれぞれ4分間
ずつ乾燥し、さらに170℃で10分間乾燥し溶媒を除
去し厚さl O gmのカバーレイフィルムを作威した
。このカバーレイフィルムを3本/mmの回路力+1工
を施したM C F50001 (二層構造フレキシブ
ル銅張積層板(銅/ポリイミド)日立化或工業({(転
)製〕の回路側に貼り付け、240“C・50kgf/
cdで60分間熱l9l9 圧着してカハーレイ付フレキシブルプリン1・基板(以
下F I) Cと略す)を得た。
得られたカハーレイ付FPCの諸特性を表1に示す。
(比較例1〜3) 合或例2.5及び7の接着剤組成物を用いた他は実施例
l〜4ど同様にして、カハーレイフィルム及びカハーレ
イ付FPCを諸特性を表1に示す。
以下余白 20 (実施例5) MCI”−50001(二層構造フレキシブルllm張
積層板(銅/ボリイごド)日立化或工業■製」をガス種
酸素、処理圧力0. 1 torr,フラスマ電極出力
mm26w/ca,処理時間約3秒で連続プラズマ処理
した。次いでこの処理面に合或例3で調整した接着剤組
或物を乾燥後の厚みが約lOumになるよう塗工機を用
いて連続的に均一に塗布した。
次いで1 5 0’C.  1 7 0’Cでそれぞれ
4分ずつ風乾し、接着剤中に含まれる溶媒の除去と、ポ
リアξF酸のイ旦ド化反応を進め接着剤付M C F−
 5001を得た。接着剤に含まれる残留揮発分は48
wt%だった。この接着剤付MCF−5 0 0 1と
同様の方法で得られた接着剤付MCF−5 0 0 1
の接着剤同士を塗工機に付帯したロールラミネーターを
用い、240’C.30kgf/c+n, o. 5 
m/minの条件で連続積層し、ロール状に巻取り両面
フレキシブル銅張積層板を得た。ラミネー1・ロールに
抱かれラミネートされるまでの間に接着剤中の残留揮発
分は0.9wt%になっていた。
得られた両面フレキシブル銅張積層板の諸特性を第2表
及び第3図に示す。
(比較例4) カブトン]. 0 0 H ( 2 5μmポリイミド
フィルム、東レ・デュポン社製)の両面にエボキシ/N
BRゴム系接着剤(li−2766日立化或ポリマー■
製)を塗布し、さらに18μm電解銅箔( .J T 
C ,日鉱グールド製)をラξ不−1・シ、両面MCF
を得た。この両面MCFの特性を第2表及び第3図に示
す。
(比較例5) プラズマ処理を行わないMCF−5 0 0 1を用い
た他は、実施例5と同様にして両面フレキシブル銅張禎
層板を得た。
このM C F − 5 0 0 1と接着剤との接着
強度は0. 0 3 kgf/cmと非常に小さく実質
上接着せず実用には到らなかった。
23 表 2 (発明の効果〕 以上詳細に説明したごとく、本発明によれば耐熱性、耐
薬品性、難燃性、可撓性等に優れた接着剤組成物を容易
に製造でき、且つ2 5 0 ’C以下と比較的低温で
被着体と接着することができ、その工業的価値は極めて
大である。
【図面の簡単な説明】
第l図はBMIのDSC曲線を示すグラフである。第2
図はBBMIのDSC曲線を示すグラフである。第3図
は実施例及び比較例に示したフレキシブル銅張積層板の
接着強度の温度特性を示すグラフである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.イミド化反応完結後のガラス転移点が260℃以下
    であるポリアミド酸溶液に、ポリアミド酸100重量部
    に対しビスマレイミド化合物を20〜60重量部添加し
    てなる耐熱性接着剤組成物。
  2. 2.ポリアミド酸が下記の一般式(1)で表されるもの
    である請求項1記載の耐熱性接着剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中nは1以上の整数、R_1は ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R_3〜R_6は水素、ハロゲン、炭素数1〜4のア
    ルキル基で互いに異なっても同じでもよい。X,Yは−
    O−,−SO_2−,▲数式、化学式、表等があります
    ▼(R_7〜R_8は水素,炭素数1〜4のアルキル基
    又はCF_3),▲数式、化学式、表等があります▼,
    Sを示す。〕 から選ばれ、R_2は ▲数式、化学式、表等があります▼ から選ばれる。
  3. 3.ポリアミド酸が下記一般式(2)で表わされる請求
    項1〜2記載の高耐熱接着剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中nは1以上の整数R_1,R_2は水素,炭素数1
    〜4のアルキル基又はCH_3,R_3〜R_6は水素
    ,ハロゲン、又は炭素数1〜4のアルキル基で互いに異
    なっても同じでもよい。
  4. 4.ポリイミド樹脂の前駆体であるポリアミド酸溶液に
    ビスマレイミド化合物をポリアミド酸100重量部に対
    し20〜60重量部添加してなる接着剤組成物を片方又
    は両方の被着体に塗布し、溶媒除去とポリアミド酸のイ
    ミド化反応を進行させ、次いで被着体を熱圧着しビスマ
    レイミドの重合発熱温度以上の熱を加え、ビスマレイミ
    ド成分をポリビスマレイミド化することを特徴とする接
    着方法。
  5. 5.被着体が金属箔とポリイミドフィルムであることを
    特徴とする特許請求項4記載の接着方法。
  6. 6.ポリイミドフィルムがプラズマ処理されたポリイミ
    ドフィルムであることを特徴とする請求項4または5に
    記載の接着方法。
  7. 7.被着体がプラズマ処理したポリイミドと金属導体箔
    をクラッドした2層フレキシブル金属張積層板同士又は
    2層フレキシブル金属張積層板のポリイミド層と金属導
    体箔である請求項4乃至6に記載の接着方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5478918A (en) * 1993-02-09 1995-12-26 Central Glass Company, Limited Low stress polyimide composition and precursor composition solution of same
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