JPH03205014A - 車両用座席シートのサイドサポート開閉調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分！） 本発明は、車両用座席シートのサイドサポート開閉調節
装置に係るものである。

（従来技術） 従来公知の、実開昭５７−２０４９４２号公報には、背
凭中央部の左右両側に左右方向に回動自在のサイドサポ
ートを形成した背凭シートと、前記左右サイドサポート
を同時に同方向に回動させる左右のアームと、該左右ア
ームを回動させる回動機構とを設けた車両用シートにお
いて、前記アームに該アームを左右方向に回動させるネ
ジ棒を螺合させ、該ネジ棒の先端に回転ダイヤルを固定
した車両用背凭シートのサイドサポート調節装置につい
て記載されている。

（発明が解決しようとする課題） 前記公知例は、アームに該アームを左右方向に回動させ
るネジ棒を螺合させ、該ネジ棒の先端に回転ダイヤルを
固定した構造のため、サイドサポートの左右幅のＩｌ調
節を行なう点において宥利であるが、最も狭い状態から
、最も広い状態に切替えることはできない、そのため、
最も狭く調節すると１乗降するときに大変不便であると
いう課題があった。

（発明の目的） よって本発明は、サイドサポートの左右幅の微調節可能
でありながら、最も狭い状態から。

最も広い状態に切替え可能にすることを目的としたもの
である。

（課題を解決するための手段） よって本発明は、座席シート２と、該座席シート２の後
部に設けた背凭シート３とからなる車両用シート１にお
いて、前記座席シート２は、尻部支持部４および該大腿
部支持部５とそれらの左右両側に設けたサイドサポート
６とにより形成し、該サイドサポート６はその下方部分
を中心に左右側に開閉自在構成とし、該サイドサポート
６はいずれか一方を開閉させるといずれか他方は連動し
て開閉する構成とし、該サイドサポート６のいずれか一
方には開位置係合部ごと閉位置係合部※の間、ｔｒ１動
的に切替可能の切替ロック機構冗を設け、前記開位置保
合部ごと閉位置係合部（の間には複数の調節係合部Ｉを
形成した車両用座席シートのサイドサポート開閉調節装
置、および、前記いずれか一方のサイドサポート６には
操作レバーδを固定し、前記座席シート２のフレーム８
側には、調節長大！と、該長穴マに連結形成される開位
置係合部ｇおよび閉位置係合部羽ならびに複数の調節係
合部（９）とからなる係合溝δを形成し、前記操作レバ
ーｂを前記係合１ｉ１２９に係合させた車両用座席シー
トのサイドサポート開閉調節装置としたものである。

（￥路側） 本発明の一実施例を図により説明すると、ｌは車両用シ
ートであり、座席シート２に背凭シート３を取付けて構
成される。

前記座席シート２の中央部は、尻部支持部４に形成され
、尻部支持部４の前側は該尻部支持部４に続いて大腿部
支持部５に形成され、前記尻部支持部４および前記大腿
部支持部５の左右両側には座席側サイドサポート６．６
が形成される。

前記サイドサポート６．６は左右方向の荷重に対して着
座者の身体を保持するものであり、前記尻部支持部４お
よび前記大腿部支持部５の上面より高く盛上がって形成
される。

前記サイドサポート６．６は、着座者の体格に併せて、
左右のサイドサポート６．６の間の幅を広狭に調節自在
のサイドサポート調節装置７を設ける。

８は前記座席シート２の箱型骨格フレームであり、骨格
フレーム８の左右側板９，１０には夫々一対の取付部１
１．１２を設【する。

取付部１１．１１には前後方向のシャツ）１３を軸止し
、前記取付部し、臣には前後方向のシャフト１４を軸止
する。前記シャツ）１３には左右方向に回動自在のアー
ム巧を取付け、前記シャフト！４には左右方向に回動自
在のアーム１６を取付ける。

前記アーム５と前記アーム１６の間には、互いに回動さ
せる回！！＆機構１７を設ける。

１８は前記アームδ側に取付けた前記回動機構１７を構
成する右連結杆、左連結杆四は前記アーム１６偏に取付
けた前記回動機構１７を構成する左連結杆であり、前記
右連結杆追と前記左連結杆四は骨格フレーム８の底板π
に軸２１により取付けられたリンクηの前後両端に夫々
軸着される。

前記アーム６と前記アーム１６の回動端は、サイドサポ
ート６．６のクッシ菖ン材乙内に臨ませ、前記アーム１
５とアーム１６を回動させると、サイドサポート６とサ
イドサポート６の左右幅を広狭に調節するが、前記右連
結杆謁と左連結杆１９とリンクηはアームδとアーム１
６を同時に回動させる。なお、サイドサポート６とサイ
ドサポート６は、左右幅が狭くなると、上面高さが高く
なり、反対に、左右幅を広くすると、上面高さが低くな
る。

しかして、前記アーム！６には、該アーム１６を回動さ
せる操作レバーｂを設ける。操作レバーδは前記アーム
１６に設けた縦軸５に軸Ｉにより基部を前後方向に回動
自在に取付け、操作レバーｂを上動させると、前記アー
ム１６は前記アーム１５との幅を狭くするように回動さ
せる。

前記骨格フレーム８の側板１０には、前記操作レバーｂ
の切替ロック機構δを設ける。切替ロック機構冗は、前
記操作レバーδを段階的に停止させてサイドサポート６
の左右幅の微調節を行ない、サイドサポート６の左右幅
の狭い状態から、最も広い状態にワンモーションで前記
アーム１５とアーム１６の幅が開くように構成する。

この点が本発明の要旨である。

切替ロック機構ｎは、前記側板１０の所望位置に係合溝
３を形成する。係合溝３は、上部に開位置係合都立と閉
位置係合部蕊との間を連結形成される調節長穴Ｖを形成
し、該調節長穴！の下方に前後方向に所定の間隔を置い
て後側に至るに従い高位置となる溝形状の調節係合部Ｉ
を複数形成する。前記各調節係合部Ｉは、上方を開放し
、上方に至るに従い後側に傾斜する傾斜溝に形成される
。

前記ｇ！１ｍ長穴ジの上縁３１は前方に至るに従い低く
なるように傾斜させて形成する。

前記操作レバーδは、前記調節長大友に保合させ、前記
操作レバーδには前記！Ｉ節係合部３０との保合が外れ
るように付勢するバネあを設ける。即ち、バネあの他端
は前記各！１節保合部Ｉより上方位置に係止スさせる。

したがって、操作レバーδは、調節保合部刃より外ずれ
ると、バネ諺の弾力により係合溝３の調節長穴ジに案内
されながら直ちに最前方下方位置の開位置保合部訂に戻
って、前記アーム１５と前記アーム１６との間隔を最広
間隔にさせる。

図中、あは、前記アーム！５と前記アーム１６を互いに
開く方向に付勢するバネである。

第６図は、切替ロック機構路の第２実施例であり、前記
係合溝６内の調節係合部Ｉを、係合溝６の下縁に複数形
成した係合爪あの間に形成し、該係合爪あの上端は上方
に至るに従い後方に傾斜させ、係合爪あの上端の前縁も
上方に至るに従い後方に傾斜させ、前記バネ諺の係止翼
部を前記ｙ４Ｗ１係合部Ｉの溝底より下方に位置させた
ものである。

（作用） 次に作用を述べる。

本発明は前記の構成であり、座席シート２の骨格フレー
ム８に左右のサイドサポート６．６を同時に反対方向に
回動させるアーム６とアーム１６と回動機構１７を設け
、前記アーム！６には該アーム１６と共に左右方向に回
動しかつアーム部に対して前後方向に回動自在の操作レ
バーｂを取付けであるから、操作レバーｂを上動させる
と、アーム１６はシャフト１４を中心に内側回動し、ア
ーム１６は同時に左連結杆四を牽引してリンクηを軸２
１を中心に回動させ、リンクηは右連結杆坊を牽引して
アーム部を同一量回動させる。

しかして、座席シート２の骨格フレーム８の側板１０に
は、係合溝６が形成され、係合溝３の上部には調節長穴
！がｙｔｊ成され、係合溝３の下縁には前後方向に所定
の間隔を置いて後側に至るに従い高位置となる調節保合
部Ｉが複数形成され、前記各ｇＩｉｍ保合都保合上田に
至るに従い後側に傾斜する傾斜溝に形成され、前記調節
長穴ジに操作レバーｂを係合させ、該操作レバー乙には
他端が前記各調節係合部Ｉより上方位置に係止されてい
るバネおの一端を係止しであるから、前記操作レバーｂ
を上動させると同時に軸ｎを中心に後方に回動させると
、操作レバー５は上動した高さを保持するように調節係
合部（９）に選択的に係合させることができる。調節係
合部秀の下縁は、後方のｒｓｍ係合部（資）になるに従
い高く形成されているから、操作レバーｂを閉位置保合
部あ側の調節係合部刃に係合させると、前記アーム１６
を更に内側に回動させ、サイドサポート６．６間の間隔
を少しずつ狭くする微調節ができる。

しかして、ａｍ保合部秀は前記係合溝６の下縁に形成さ
れ、調節係合部Ｘと係合＃１Ｉ２９の上縁３１との間は
開放された調節長穴！に形成されているから、どの位置
の調節保合部Ｉに係合している操作レバーｂであっても
、調節係合部（９）から外すと、操作レバー６はバネ田
により係合溝器の調節長穴！内に移動し、他の調節係合
部（９）に係合することなく、開位置保合部πにまで復
帰する。

したがって、操作レバーｂは、どの位置の調節係合部刃
に係合していても、調節係合部刃との保合を外すワンモ
ーションにより開位置係合部ごにまで復帰し、前記アー
ム１６をシャフト１４を中心に外側回動させて、サイド
サポート６の輻を広くすると共に、サイドサポート６の
高さを低くさせ、乗降を非常に容易にする。

また、第６図の第２実施例では、前記係合溝３内の調節
係合部刃を、係合溝ゐの下縁に複数形成した係合爪５の
間に形成し、該係合爪５の上端は上方に至るに従い後方
に傾斜させ、係合爪５の上端の前縁も上方に至るに従い
後方に傾斜させ、前記バネコの係止３４部を前記１１部
係合部Ｉの溝底より下方に位置させているから、調節係
合部刃から外れた操作レバーδは、前記係合爪あの上端
の前縁に当接すると、該前縁により調節長穴！側に戻さ
れて、調節長穴ジの最前方位置に至り、サイドサポート
６の輻を広くすると共に、サイドサポート６の高さを低
くさせ、乗降を非常に容易にする。

（効果） 従来公知の、実開昭５７−２０４９４２号公報に記載さ
れたものは、背光中央部の左右両側に左右方向に回動自
在のサイドサポートを形成した背凭シートと、前記左右
サイドサポートを同時に同方向に回動させる左右のアー
ムと、該左右アームを回動させる回動機構とを設けた車
両用シートにおいて、前記アームに該アームを左右方向
に回動させるネジ棒を螺合させ、該ネジ棒の先端に回転
ダイヤルを固定した車両用背受シートのサイドサポート
調節装置であり、前記公知例は、アームに該アームを左
右方向に回動させるネジ棒を螺合させ、該ネジ棒の先端
に回転ダイヤルを固定した構造のため、サイドサポート
の左右幅の微ｇＩ節を行なう点において有利であるが、
最も狭い状態から、最も広い状態に切替えることはでき
ない、そのため、最も狭く調節すると、乗降するときに
大変不便であるという課題があった。

しかるに本発明は、座席シート２と、該座席シート２の
後部に設けた背凭シート３とからなる車両用シート１に
おいて、前記座席シート２は、尻部支持部４および該大
腿部支持ｍ５とそれらの左右両側に設けたサイドサポー
ト６とにより形成し、該サイドサポート６はその下方部
分を中心に左右側に開閉自在構成とし、該サイドサポー
ト６はいずれか一方を開閉させるといずれか他方は連動
して開閉する構成とし、該サイドサポート６のいずれか
一方には開位置保合部ごと閉位置係合部諺の間、節動的
に切替可能の切替ロック機構冗を設け、前記開位置保合
部ｇと閉位置係合部（の間には複数の調節保合部（９）
を形成した車両用座席シートのサイドサポート開閉調節
装置としたものであるから、サイドサポート６は、前記
開位置係合部ごと閉位置係合部Ｉの間の複数の：ｇｎｔ
ｙ係合部（９）により開閉を微調節でき、開位置保合部
ごと閉位置保合部（の間を、切替ロック機構３により切
替えることによりサイドサポート６を開くことができる
。

また、前記いずれか一方のサイドサポート６には操作レ
バーδを固定し、前記座席シート２のフレーム８側には
、調節長穴ジと、該長大支に連結形成される開位置係合
部ｇおよび閉位置係合部（ならびに複数のａｉｔ！Ｂ係
合部加とからなる保合ｌＩ２９を形成し、前記操作レバ
ーｂを前記係合溝器に係合させた車両用座席シートのサ
イドサポート開閉調節装置としたものであるから、操作
レバー３を調節保合部Ｉに係合させると。

サイドサポート６．６間の間隔を少しずつ狭くする微ａ
ｍができ、どの位置の調節保合部菖に係合している操作
レバーｂであっても、調節係合部Ｉとの係合を外すワン
モーションにより開位置保合部ｇにまで復帰し、サイド
サポート６の幅を広くすると共に、サイドサポート６の
高さを低くさせ１乗降を非常に容易にするという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はシートの斜視図、第２図は組立状態斜視図、第
３図は縦断正面図、第４図は平面図、第５図は切替ロッ
ク機構の側面図、第６図は同第２実施例図である。 符号の説明 １・・・車両用シート、２・・・座席シート、３・・・
凭シート、４・・・尻部支持部、５・・・大腿部支持部
、６・・・サイドサポート、７・・・サイドサポートａ
節装置、８・・・箱型骨格フレーム、９．１０・・・左
右側板、１１、し・・・取付部、爲、１４・・・シャフ
ト、１５．１６・・・アーム、１７・・・回動機構、！
８・・・右連結杆、四・・・左連結杆、加・・・底板、
２１・・・軸、η・・・リンク。 乙・・・クツション材、３・・・操作レバー、２６・・
・縦軸、ｎ・・・軸、ｎ・・・切替ごツク機構、器−・
・係合溝、田・・・調節係合部、３１・・・上縁、ジ・
・・調節長穴、お・・・バネ、３４・・・係止、３５・
・・係合爪、藁・・・バネ、ｇ・・・開位置保合部、篤
・・・閉位置係合部。 第３図 図面の浄許 １１１１　　図 第５図 ８ 第６図 手続補 正 書 （自発） 平成 年 月２２日 事件の表示 特願平１ 一３４４４９３号 発明の名称 車両用座席シートのサイドサポート開閉調節装置補正を
する者 事件との関係　特許出願人 住　　所 名　　称 埼玉県朝露市栄町３丁目７番２ 東京シート株式会社 代表者　　柳　橋　雄 ７号 代 理 人 住 所 〒１６０ 東京都新宿区西新宿６丁目６番３号 新宿国際ビルディング新館９階 ゝ又−ン′

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）座席シート２と、該座席シート２の後部に設けた
   背凭シート３とからなる車両用シート１において、前記
   座席シート２は、尻部支持部４および該大腿部支持部５
   とそれらの左右両側に設けたサイドサポート６とにより
   形成し、該サイドサポート６はその下方部分を中心に左
   右側に開閉自在構成とし、該サイドサポート６はいずれ
   か一方を開閉させるといずれか他方は連動して開閉する
   構成とし、該サイドサポート６のいずれか一方には開位
   置係合部３７と閉位置係合部３８の間、節動的に切替可
   能の切替ロック機構２８を設け、前記開位置係合部３７
   と閉位置係合部３８の間には複数の調節係合部３０を形
   成した車両用座席シートのサイドサポート開閉調節装置
   。
2. （２）特許請求の範囲第（１）項において、前記いずれ
   か一方のサイドサポート６には操作レバー２５を固定し
   、前記座席シート２のフレーム８側には、調節長穴３２
   と、該長穴３２に連結形成される開位置係合部３７およ
   び閉位置係合部３８ならびに複数の調節係合部３０とか
   らなる係合溝２９を形成し、前記操作レバー２５を前記
   係合溝２９に係合させた車両用座席シートのサイドサポ
   ート開閉調節装置。