JPH07163438A - スライド座板付き椅子 - Google Patents

スライド座板付き椅子

Info

Publication number
JPH07163438A
JPH07163438A JP31297393A JP31297393A JPH07163438A JP H07163438 A JPH07163438 A JP H07163438A JP 31297393 A JP31297393 A JP 31297393A JP 31297393 A JP31297393 A JP 31297393A JP H07163438 A JPH07163438 A JP H07163438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
backrest
seat plate
chair
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31297393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3104505B2 (ja
Inventor
Atsushi Nittami
篤 新田見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP05312973A priority Critical patent/JP3104505B2/ja
Publication of JPH07163438A publication Critical patent/JPH07163438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3104505B2 publication Critical patent/JP3104505B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 座板を前後移動可能となして該座板の実質的
な奥行幅を調節できる椅子であって、座板を後方へ移動
させた際にも該座板の後部が背凭れ部から後方へ突出す
ることがないスライド座板付き椅子を提供する。 【構成】 座部2の後方に背凭れ部3を立設してなる椅
子であって、前記座部を座受体10に前後スライド可能
に取付けた座板14で構成し、該座板の少なくとも後部
を横設した複数の構成杆17を互いに屈曲可能に連結し
たシャッター構造部16となし、座板の後方移動に伴っ
て該シャッター構造部が背凭れ部に沿って上方へ案内さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライド座板付き椅子
に係わり、更に詳しくは着座者の体格又は着座姿勢に応
じて座板を前後移動調節可能としてなる椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、座板が前後移動可能な椅子として
は、本出願人の先願に係る実公平2−12909号公報
にて開示される構造のものが提供されている。即ち、左
右一対の支脚間に座板の両側下面に突設した延設部分を
位置させるとともに、該延設部分を支脚の内側にネジ止
めした支持具の支持片上に載支し且つ支持具のL字形挾
持片を前記延設部分の内側に形成した横溝内に係合し、
ネジを緩めて座板を前後移動調節し、ネジを締めて座板
を固定する構造のものである。
【0003】また、本出願人は、実願平5−55025
号として、図13に示すような前後調節可能な座板を有
する椅子を既に提案している。即ち、脚部100の左右
に固定的に支持して平行に配した横桟101と、座板1
02の下面に固定し、横桟間に配した座受けフレーム1
03の側枠杆104とを、ガイド溝105とスライダー
106からなる案内手段にて連係するとともに、横桟1
01の後方に横設した後支杆107に、前後方向に配し
た回転シャフト108の後端部を定位置回動可能に貫設
し且つ該回転シャフト108の前部に設けたネジ部を前
記座受けフレーム103の後枠杆109に設けた螺孔に
螺合し、回転シャフトの後端に設けた操作部110を回
転させて、座板102を前後移動可能としてなるもので
ある。
【0004】しかし、前述の何れの構造の椅子も、座板
を後方にスライド移動させた状態では、座板の後部が背
凭れ部111から後方へ突出し、この突出部112が後
方を通行する際に邪魔になるばかりでなく、通常の使用
態様からは予測できない事態が生じる恐れ、例えば該突
出部112に子供が乗り転倒する恐れもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、座板を前後移動可能
となして該座板の実質的な奥行幅を調節できる椅子であ
って、座板を後方へ移動させた際にも該座板の後部が背
凭れ部から後方へ突出することがないスライド座板付き
椅子を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、座部の後方に背凭れ部を立設してなる椅子
であって、前記座部を座受体に前後スライド可能に取付
けた座板で構成し、該座板の少なくとも後部を横設した
複数の構成杆を互いに屈曲可能に連結したシャッター構
造部となし、座板の後方移動に伴って該シャッター構造
部が背凭れ部に沿って上方へ案内されるスライド座板付
き椅子を構成した。
【0007】具体的には、前記座受体の後部両側に、背
凭れ部を形成する背凭れ杆を立設し、両背凭れ杆の相対
向する内側面に沿って座受体の上面から連続する縦溝を
形成し、前記座板後部のシャッター構造部の両側縁を前
記縦溝で上下スライド案内してなる構造、又は前記座受
体を両側に配した一対の横桟で形成し、該横桟の後端に
それぞれ背凭れ部を形成する背凭れ杆を立設し、両横桟
の相対向する内側面に沿って横溝を形成するとともに、
両背凭れ杆の相対向する内側面に沿って前記横溝に連続
する縦溝を形成し、前記座板前部の両側縁を横溝で前後
スライド案内するとともに、前記座板後部のシャッター
構造部の両側縁を前記横溝及び縦溝で上下スライド案内
してなる構造、あるいは前記座受体を両側に配した一対
の横桟で形成し、該横桟の後端にそれぞれ背凭れ部を形
成する背凭れ杆を立設し、それぞれ両側において横桟の
上面から背凭れ杆の前面に沿って側面視略L字形に延び
たガイドレールを形成し、前記座板前部の両側部をガイ
ドレールの水平部にスライド可能に係合して前後スライ
ド案内するとともに、前記座板後部のシャッター構造部
の両側部を前記ガイドレールの水平部及び起立部にスラ
イド可能に係合して上下スライド案内してなる構造を採
用する。
【0008】
【作用】以上の如き内容からなる本発明のスライド座板
付き椅子は、座部を座受体に前後スライド可能に取付け
た座板で構成し、しかも座板の少なくとも後部を横設し
た複数の構成杆を互いに屈曲可能に連結したシャッター
構造部となし、該シャッター構造部を座板の後方移動に
伴って座部の後方に立設した背凭れ部に沿って上方へ移
動させることによって、従来のように座板の後部が背凭
れ部より後方へ突出することがなく、しかも従来と同様
に座板を前後スライド移動してその前端と背凭れ部との
間隔を変化させることで、座板に着座できる実質的な奥
行幅を調節するのである。
【0009】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1〜図3は本発明の椅子の代
表的実施例を示し、図中1は脚部、2は座部、3は背凭
れ部をそれぞれ示している。
【0010】前記脚部1は、両側に前後方向に配した接
地杆4,4の前端部にそれぞれ前支杆5と後端部に後支
杆6を立設し、両接地杆4,4の前後部間を横連杆7,
7で連結し、該横連杆7,7には受板8を渡設して収納
棚を構成するとともに、前支杆5,5の上下中間部を足
載せ板9で連結したものである。また、前記前支杆5の
上部は後方へ傾斜させ、その上端と後支杆6との間に、
座受体10を構成する横桟11を横設するとともに、両
前支杆5,5の上端部間に前横支杆12と、両後支杆
6,6の中間部間であって前記横桟11と略同じ高さ位
置に後横支杆13を渡設している。尚、前記座受体10
は、適宜な構造のものを採用することができ、本実施例
のように脚部1に一体的に固定した横桟11で構成する
以外にも、脚部1に対して上下調節可能に取付けた部材
の上端部で構成することも可能である。
【0011】前記座部2は、前記座受体10に前後スラ
イド可能に取付けた座板14で構成している。本実施例
では、前記座板14は、前部の平板部15と後部のシャ
ッター構造部16からなり、該シャッター構造部16
は、平板部15と略同一厚さを有し且つ幅の狭い複数の
構成杆17,…を横設してその幅方向に配列し、互いに
屈曲可能に連結するとともに、平板部15にも屈曲可能
に連結して構成している。また、前記座板14を座受体
10に対して前後スライド可能に取付ける構造は適宜採
用されるが、本実施例では前記平板部15の下面に前記
両横桟11,11間に嵌挿し得る横幅の枠体18を固定
し、該枠体18の両側面に突設したスライダー19を両
横桟11,11の相対向する内面間に形成したガイド溝
20,20に前後スライド移動可能に嵌合している。
【0012】前記背凭れ部3は、前記後支杆6の上部を
座部2より上方へ延設して背凭れ杆21となし、即ち座
受体10の後部両側に背凭れ杆21,21を立設し、両
背凭れ杆21,21の上部間に背凭れ板22を渡設して
構成した。
【0013】また、本実施例では、前記座板14の平板
部15の横幅を前記横桟11,11の外側間距離と一致
若しくはそれよりも若干広く設定し、平板部15で横桟
11の上面を覆うように設定するとともに、前記シャッ
ター構造部16の横幅を前記横桟11,11の内側間距
離よりも広く且つ外側間距離よりも狭く設定し、シャッ
ター構造部16の両側縁部の一部が横桟11の上面に載
置されるように設定している。そして、前記背凭れ杆2
1,21の相対向する内側面に沿って縦溝23を形成
し、座受体10を構成する横桟11の上面から連続する
縦溝23を形成し、該縦溝23の下端は前方へ滑らかに
湾曲し前面に開口して前記横桟11の上面に連続してい
る。そこで、前記座板14を座受体10に取付け、最も
前方に位置設定した際にも少なくとも前記シャッター構
造部16の最後列の構成杆17の側縁一部又は全部が縦
溝23内に位置させ、前記座板14の平板部15を横桟
11に沿って後方へ移動させた場合に、スムーズにシャ
ッター構造部16の両側縁が縦溝23で案内されて上方
へ移動するのである。
【0014】ここで、前記シャッター構造部16は、図
4に示すように隣接する構成杆17,17の端面同士を
蝶番24で連結するとともに、最前列の構成杆17を平
板部15の後端面に同様に蝶番24で連結して構成して
いる。また、図5に示すように、平板部15の後部に複
数の構成杆17,…を配列し、それらの上面に可撓性且
つ強度を有するシート体25を接着して各構成杆17,
…を互いに屈曲可能に連結しても良く、更には図示しな
いが構成杆17の一側縁に嵌合部を他側縁に被嵌合部を
形成し、隣接する構成杆17,17の嵌合部と被嵌合部
を回動可能に嵌合した通常のシャッター扉に採用されて
いる構造も適用できる。
【0015】次に、前記座板14を前後移動調節する機
構について説明する。先ず、本実施例で採用した機構
は、図2及び図3に示すように、前記後横支杆13の中
央部に前後方向に螺軸からなる回転シャフト26を定位
置回動可能に貫設するとともに、該回転シャフト26を
前記座板14の下面に固定した枠体18の横枠杆27に
螺合し、前記後横支杆13の後部に設けた回転シャフト
26に固定した操作部28を回転させることで、座板1
4を前後に移動させるのである。図2は座板14を最前
方へ移動させた状態を示し、図3は最後方へ移動させた
状態をそれぞれ示している。
【0016】また、前後調節機構の他の例として図6に
示したものは、前記前横支杆12と後横支杆13との中
央部間に中間板29を渡設し、該中間板29には前後方
向に長孔30が形成され、該長孔30の下方から嵌挿し
たつまみ付きの調節螺軸31を前記座板14の平板部1
5の下面の適所に設けた螺孔32に螺合するとともに、
平板部15の両側縁部に下設したガイド板33,33を
前記横桟11,11の内側に嵌挿して前後に案内してな
るものである。そして、前記調節螺軸31を緩めて座板
14を前後位置調節した後、該調節螺軸31を螺孔32
に締付けて固定するのである。
【0017】更に、前後調節機構の他の例として図7及
び図8に示したものは、前記前横支杆12と後横支杆1
3(図示せず)間に縦杆34を前後方向に渡設し、該縦
杆34の下面には前後方向に一定間隔毎に係合穴35,
…を形成し、前記座板14の平板部15の下面中央部の
前端部には上下に回動可能に操作杆36を軸着するとと
もに、該操作杆36の軸着部37より前方を操作レバー
38となし、後方をアーム39となし、該アーム39は
前記前横支杆12の下方を迂回して前記縦杆34に沿っ
て延び、前記軸着部37に設けたキックばね等の弾性付
勢手段40によって前記アーム39の先端の係合部41
が前記係合穴35に嵌入するように付勢したものであ
る。そして、前記操作レバー38を上方に持ち上げて、
アーム39を下動させ係合部41を係合穴35から抜い
た状態で、適宜なスライド移動機構によって案内された
座板14を前後位置調節した後、前記弾性付勢手段40
によってアーム39を上動させて前記係合部41を所望
の係合穴35に嵌入して固定するのである。
【0018】次に、図9に基づいて本発明の第二実施例
を説明する。本実施例は、前記座受体10を両側に配し
た一対の横桟11,11で形成し、該横桟11の後端に
それぞれ背凭れ部3を形成する背凭れ杆21を立設し、
両横桟11の相対向する内側面に沿って横溝42を形成
するとともに、両背凭れ杆21,21の相対向する内側
面に沿って前記横溝42に連続する縦溝23を形成し、
前記座板14前部の平板部15の両側縁を横溝42で前
後スライド案内するとともに、前記座板14後部のシャ
ッター構造部16の両側縁を前記横溝42及び縦溝23
で上下スライド案内してなるものである。ここで、前記
平板部15とシャッター構造部16の横幅は同一となす
とともに、前記横溝42と縦溝23とは滑らかに円弧状
に連続させている。本実施例における座板14の前後調
節機構も前述の各種のものを採用することが可能であ
る。
【0019】また、図10及び図11に基づいて本発明
の第三実施例を説明する。本実施例は、前記座受体10
を両側に配した一対の横桟11,11で形成し、該横桟
11の後端にそれぞれ背凭れ部3を形成する背凭れ杆2
1を立設し、それぞれ両側において横桟11の上面から
背凭れ杆21の前面に沿って側面視略L字形に延びたガ
イドレール43を形成し、前記座板14前部の両側部を
ガイドレール43の水平部43aにスライド可能に係合
して前後スライド案内するとともに、前記座板14後部
のシャッター構造部16の両側部を前記ガイドレール4
3の水平部43a及び起立部43bにスライド可能に係
合して上下スライド案内してなるものである。ここで、
前記平板部15とシャッター構造部16の横幅は同一と
なすとともに、前記ガイドレール43の水平部43aと
起立部43bとは滑らかに円弧状に連続させている。具
体的には、前記ガイドレール43は、図11に示すよう
に前記横桟11と背凭れ杆21に形成した開口部が狭く
内部が広い逆T字形の凹溝44で構成し、前記座板14
の平板部15の下面両側部に突設した逆T字形の突条4
5を前記凹溝44にスライド可能に係合させている。ま
た、図示しないが、前記シャッター構造部16の各構成
杆17,…の下面両側にもそれぞれ前記同様な突条45
を突設している。尚、前記凹溝44と突条45の関係
は、図12に示すように逆であっても構わない。また、
本実施例における座板14の前後調節機構も前述の各種
のものを採用することが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のスライド座板付
き椅子は、座部の後方に背凭れ部を立設してなる椅子で
あって、前記座部を座受体に前後スライド可能に取付け
た座板で構成し、該座板の少なくとも後部を横設した複
数の構成杆を互いに屈曲可能に連結したシャッター構造
部となし、座板の後方移動に伴って該シャッター構造部
が背凭れ部に沿って上方へ案内されるので、座板を後方
へスライド移動させた状態でも座板の後部のシャッター
構造部が背凭れ部に沿って上方へ移動し、背凭れ部より
後方へ突出することがなく、それにより従来の椅子のよ
うに座板の後部が背凭れ部より突出することにより生じ
る不都合が全くなく、しかも従来と同様に座板を前後ス
ライド移動してその前端と背凭れ部との間隔を変化させ
ることで、座板に着座できる実質的な奥行幅を調節する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的実施例の椅子を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく座板を最も前方へ移動させた状態の中央
縦断面図である。
【図3】同じく座板を最も後方へ移動させた状態の中央
縦断面図である。
【図4】座板のシャッター構造部を示す要部拡大断面図
である。
【図5】座板のシャッター構造部の他の例を示す要部拡
大断面図である。
【図6】座板の前後移動機構の他の例を示す要部の分解
斜視図である。
【図7】座板の前後移動機構の更に他の例を示す固定状
態の要部の縦断面図である。
【図8】同じく移動可能状態の要部の縦断面図である。
【図9】本発明の第二実施例を示す椅子の全体斜視図で
ある。
【図10】本発明の第三実施例を示す椅子の全体斜視図で
ある。
【図11】第三実施例のガイドレールの構造を示す要部断
面図である。
【図12】同じくガイドレールの他の構造を示す要部断面
図である。
【図13】従来の座板を前後調節可能な椅子の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 脚部 2 座部 3 背凭れ部 4 接地杆 5 前支杆 6 後支杆 7 横連杆 8 受板 9 足載せ板 10 座受体 11 横桟 12 前横支杆 13 後横支杆 14 座板 15 平板部 16 シャッター構造部 17 構成杆 18 枠体 19 スライダー 20 ガイド溝 21 背凭れ杆 22 背凭れ板 23 縦溝 24 蝶番 25 シート体 26 回転シャフト 27 横枠杆 28 操作部 29 中間板 30 長孔 31 調節螺軸 32 螺孔 33 ガイド板 34 縦杆 35 係合穴 36 操作杆 37 軸着部 38 操作レバー 39 アーム 40 弾性付勢手段 41 係合部 42 横溝 43 ガイドレール 43a 水平部 43b 起立部 44 凹溝 45 突条

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部の後方に背凭れ部を立設してなる椅
    子であって、前記座部を座受体に前後スライド可能に取
    付けた座板で構成し、該座板の少なくとも後部を横設し
    た複数の構成杆を互いに屈曲可能に連結したシャッター
    構造部となし、座板の後方移動に伴って該シャッター構
    造部が背凭れ部に沿って上方へ案内されることを特徴と
    するスライド座板付き椅子。
  2. 【請求項2】 前記座受体の後部両側に、背凭れ部を形
    成する背凭れ杆を立設し、両背凭れ杆の相対向する内側
    面に沿って座受体の上面から連続する縦溝を形成し、前
    記座板後部のシャッター構造部の両側縁を前記縦溝で上
    下スライド案内してなる請求項1記載のスライド座板付
    き椅子。
  3. 【請求項3】 前記座受体を両側に配した一対の横桟で
    形成し、該横桟の後端にそれぞれ背凭れ部を形成する背
    凭れ杆を立設し、両横桟の相対向する内側面に沿って横
    溝を形成するとともに、両背凭れ杆の相対向する内側面
    に沿って前記横溝に連続する縦溝を形成し、前記座板前
    部の両側縁を横溝で前後スライド案内するとともに、前
    記座板後部のシャッター構造部の両側縁を前記横溝及び
    縦溝で上下スライド案内してなる請求項1記載のスライ
    ド座板付き椅子。
  4. 【請求項4】 前記座受体を両側に配した一対の横桟で
    形成し、該横桟の後端にそれぞれ背凭れ部を形成する背
    凭れ杆を立設し、それぞれ両側において横桟の上面から
    背凭れ杆の前面に沿って側面視略L字形に延びたガイド
    レールを形成し、前記座板前部の両側部をガイドレール
    の水平部にスライド可能に係合して前後スライド案内す
    るとともに、前記座板後部のシャッター構造部の両側部
    を前記ガイドレールの水平部及び起立部にスライド可能
    に係合して上下スライド案内してなる請求項1記載のス
    ライド座板付き椅子。
JP05312973A 1993-12-14 1993-12-14 スライド座板付き椅子 Expired - Fee Related JP3104505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05312973A JP3104505B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 スライド座板付き椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05312973A JP3104505B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 スライド座板付き椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07163438A true JPH07163438A (ja) 1995-06-27
JP3104505B2 JP3104505B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=18035712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05312973A Expired - Fee Related JP3104505B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 スライド座板付き椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3104505B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1080336A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Koito Ind Ltd 座席用のフード装置
WO2002032262A1 (fr) * 2000-10-16 2002-04-25 Kokuyo Co., Ltd. Chaise
KR20170046235A (ko) * 2015-10-20 2017-05-02 주식회사 나조산업 좌방석이 체형에 따라 조절이 가능한 의자
EP4062798A1 (en) * 2021-03-22 2022-09-28 2724889 Ontario Inc. Modular furniture

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4094884B2 (ja) * 2002-05-07 2008-06-04 株式会社奥本木工所 椅子
KR102390588B1 (ko) * 2020-10-07 2022-04-26 조규열 좌판과 등판을 서로 전환할 수 있는 벤치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1080336A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Koito Ind Ltd 座席用のフード装置
WO2002032262A1 (fr) * 2000-10-16 2002-04-25 Kokuyo Co., Ltd. Chaise
US6945605B2 (en) 2000-10-16 2005-09-20 Kokuyo Co., Ltd. Chair having a slide mechanism for the seat
KR20170046235A (ko) * 2015-10-20 2017-05-02 주식회사 나조산업 좌방석이 체형에 따라 조절이 가능한 의자
EP4062798A1 (en) * 2021-03-22 2022-09-28 2724889 Ontario Inc. Modular furniture

Also Published As

Publication number Publication date
JP3104505B2 (ja) 2000-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4072342A (en) Recliner chair
US7611202B2 (en) Tilt mechanism for a chair
US6709058B1 (en) Ergonomic chair
CA2798532C (en) Chair with seat depth adjustment and back support
US6672669B2 (en) Swingable chair back with top pivot
US3974530A (en) Adjustable bed
EP1411801B1 (en) Improvements in and relating to adjustable chairs and beds
US4226469A (en) Recliner chair with wall-avoiding action
JP2002505129A (ja) 椅子の背もたれの構造
JPH09503144A (ja) 背部分割型椅子
JPS643393Y2 (ja)
JP2005198979A (ja) 椅子
JP4133067B2 (ja) 椅子の背凭れ装置
US5931526A (en) Chair frame with an adjustable backrest frame
JPH07163438A (ja) スライド座板付き椅子
CA1304668C (en) Locking mechanism for a foldable piece of seating furniture
US20110049956A1 (en) Recliner Apparatus
US4247146A (en) Recliner chair which moves forwardly relative to a wall as the body supporting means of the chair moves from upright to reclined positions
KR101952082B1 (ko) 좌판 전방높이 조절구가 설치된 좌판 슬라이딩 접이식 의자
US3709535A (en) Hinge iron for posture chair
US4569093A (en) Seat structure
CN210810058U (zh) 一种摇椅及其联动式摇椅骨架
GB2183469A (en) Bed headboard
JP2925859B2 (ja) 椅子における背もたれ装置
US5771508A (en) Variable-position headboard for beds, easy chairs and the like

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000801

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees