JPH0320481A - 貴金属箔造形品の製造方法 - Google Patents

貴金属箔造形品の製造方法

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JPH0320481A
JPH0320481A JP15383889A JP15383889A JPH0320481A JP H0320481 A JPH0320481 A JP H0320481A JP 15383889 A JP15383889 A JP 15383889A JP 15383889 A JP15383889 A JP 15383889A JP H0320481 A JPH0320481 A JP H0320481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clad
foil
sheet
plate
precious metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15383889A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Takarasawa
宝沢 勝幸
Hideomi Kodama
児玉 秀臣
Hideya Okamoto
岡本 英弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、室内装飾に用いる貴金属箔を用いた肖像画、
表彰状、記念置物等の造形品の製造方法に関する。
(従来の技術〉 従来、純金箔で名刺、表彰状等が作られている。
その製造は、金地金をロール圧延によりlO〜20ミク
ロンの箔を作り、その箔を切断し、印刷したりしていた
。また肖像等は、金箔の表面にスクリーン印刷等により
写真等を印刷して作っていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、箔をロール圧延で製造する場合には、特殊な
圧延機を必要とし、例えば12段ロールとか20段ロー
ル等の精密な圧延機を用いなければならず、この圧延機
で均質な箔を得る為には、アンコイラ一部、ロールフロ
ント部、ロール部、ロールバック部、リコイラ一部等に
材料を配置しなければならず、使用される材料(金地金
)の量は最低でも数10kgという莫大な量の地金が無
ければ加工できなかった。
また圧延された箔を裁断した後、印刷したり、文字や絵
を入れる場合、箔が薄い為取り扱いが大変困難で、しわ
が寄ったり、折れ目が付いたりした場合には、修正の方
法が無く、不良品として使用できないものである。従っ
て製品歩留りが悪いばかりではなく、作業にも慎重を要
する為、大変手間がかかり、特殊な技術を必要とされて
いた。
そこで本発明は、箔の製造を簡素化できると共に印刷や
裁断さらに刻印、造形等を自由にでき、しかも熟練した
技術を必要としない貴金属箔造形品の製造方法を提供し
ようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の貴金属箔造形品の製
造方法の1つは、貴金属と卑金属のクラッド板を作戊し
、次に所定の厚さまで圧延加工し、次いで貴金属の表面
に文字、模様、図案等の加工を施し、然る後卑金属を酸
で溶かして貴金属箔の造形品を得ることを特徴とするも
のである。
本発明の貴金属箔造形品の製造方法の他の1つは、卑金
属板に所望の文字、模様、図案や写真をエッチング加工
し、次にその卑金属板に貴金属めっきを施し、次いで卑
金属板を酸で溶かして文字、模様、図案や写真の転写さ
れた貴金属箔の造形品を得ることを特徴とするものであ
る。
(作用) 上述の如く本発明の貴金属箔造形品の製造方法の1つは
、貴金属と卑金属をクラッドするので、短尺で幅広の板
材を2段ロールで容易に圧延加工できる。また所定の厚
さまで圧延加工した後、裁断し全面に文字、模様、図案
等の加工を施すことは何ら問題が無く、その後卑金属を
溶かせば文字、模様、図案の施された貴金属箔を容易に
得ることができて、従来のように製造上しわが寄ったり
、折れ目ができたりすることが無い。さらに貴金属と卑
金属をクラッドするので、シート状に切断して圧延加工
できるので、大量の貴金属地金を必要としない。
本発明の貴金属箔造形品の製造方法の他の1つは、卑金
属板に所望の文字、模様、図案や写真をエッチング加工
するので、卑金属板は圧延加工する必要が無く、所要の
大きさのもので良い。また卑金属板に所望の文字、模様
、図案や写真をエッチング加工した後貴金属めっきを施
すので、その貴金属めっき層に簡単に文字、模様、図案
や写真が表現され、しかも大量の貴金属は必要としない
さらにその後卑金属を溶かせば、文字、模様、図案や写
真の施された貴金属箔を容易に得ることができて、従来
のように製造上しわが寄ったり、折れ目ができたりする
ことが無い。
(実施例) 本発明の貴金属箔造形品の製造方法の1つの一実施例を
説明すると、第l図aに示す如く幅100mm、長さ1
50I!lII11厚さ5mmの銅板lと、幅100+
nm,長さ150mm,厚さ0.1mmの純度99, 
995%の金板2とを重ね合わせてステンレス箔に包み
、水素雰囲気の加熱炉で600℃に加熱した後、プレス
で圧着し、金と銅のクラッド板3を得た。次にステンレ
ス箔を取り除いた後クラッド板3を冷間にて板厚1,O
mmまで2段ロールで圧延し、第1図bに示す如く幅1
7 0 m、長さ520mm,厚さ1 mmのクラッド
板4を作成した。そしてこのクラッド板4を第l図Cに
示す如く幅170mm,長さ260mm,厚さI n+
mの2枚のクラッド板5に切断した後、夫々幅方向にク
ロス圧延し、第l図dに示す如く幅360mm,長さ2
6011101,厚さ0.5mmのクラッド板6を作成
した。このクラッド板6をトリミングした後、第1図e
に示す如く表面にハンマーで打ち目模様7を付け、文字
8を刻印した後、第1図fに示す如くラック9にかけ、
10%硝酸液に6時間浸漬し、銅を完全に溶解して第1
図gに示す如く金箔造形品IOを得た。
この金箔造形品10を化学分析した結果、金の含有量は
99. 993%で、金地金としても十分通用する純度
であることが確認された。
次に本発明の貴金属箔造形品の製造方法の他の1つの一
実施例を説明すると、第2図aに示す如く幅300mm
,長さ400mm,厚さ0.2mmの銅板11の表面を
パフ研摩し、その上に第2図bに示す如く紫外線硬化タ
イプのレジスト膜12を張り付けた後第2図Cに示す如
き陽画フィルムl3を作成し、そして紫外線露光した後
第2図dに示す如く未露光部を溶剤で除去し、その後第
2図eに示す如く銅エッチング液でエッチングし、水洗
、乾燥し、そしてレジスト部を有機溶剤で剥離して第2
図fに示す如く銅板の原画14を得た。この原画l4の
表面に第2図gに示す如く金めっきl5を20μm施し
た後金面に製造番号16をポンチにて刻印した後、第2
図hに示す如く枠17に嵌め込み、10%硝酸液で2.
5時間かけて銅を完全に溶出して、第2図iに示す如く
金箔造形品l8を得た。
この金箔造形品18を原子吸光及び化学分析した結果、
金の含有量は99, 996%で、金地金としても十分
通用する純度であることが確認された。
尚、上記各実施例は金箔造形品を製造する場合であるが
、本発明はこれに限るものではなく、金合金箔、白金箔
、白金合金箔、パラジウム箔、銀箔、銀合金箔等の貴金
属の造形品の製造にも適用できるものである。また貴金
属とクラッドされる裏金は銅に限るものではなく、黄銅
、洋白、燐青銅、ニッケル、鉄等が使えるものである。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明の貴金属箔造形品の製造
方法によれば、大規模な精密圧延機を用いることなく、
所要の大面積の貴金属箔を製作することができ、従って
貴金属地金の使用量が著しく少なくて済み、地金ロスが
大幅に減少した。また貴金属と卑金属をクラッドした状
態で、文字、模様、図案や写真等が施されるので、製造
上貴金属箔にしわが寄らず、折り目がついたりする不良
品が全く発生しなくなった。さらに貴金属箔は造形品に
製作するまでは卑金属の裏張がある為、作業性が良く、
全く熟練を要さない為、素人でも簡単に取り扱うことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第l図a乃至gは本発明の貴金属箔造形品の製造方法の
1つの一実施例の工程を示す図、第2図a乃至iは本発
明の貴金属箔造形品の製造方法の他の1つの一実施例の
工程を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.貴金属と卑金属のクラッド板を作成し、次に所定の
    厚さまで圧延加工し、次いで貴金属の表面に文字、模様
    、図案等の加工を施し、然る後卑金属を酸で溶かして貴
    金属箔の造形品を得ることを特徴とする貴金属箔造形品
    の製造方法。
  2. 2.卑金属板に所望の文字、模様、図案や写真をエッチ
    ング加工し、次にその卑金属板に貴金属めっきを施し、
    次いで卑金属板を酸で溶かして文字、模様、図案や写真
    の転写された貴金属箔の造形品を得ることを特徴とする
    貴金属箔造形品の製造方法。
JP15383889A 1989-06-16 1989-06-16 貴金属箔造形品の製造方法 Pending JPH0320481A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127963A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内ユニット
JP2010280105A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Dainippon Printing Co Ltd 金属箔表面への画像形成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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