JPH0320421A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents

焼結鉱の製造方法

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JPH0320421A
JPH0320421A JP15424789A JP15424789A JPH0320421A JP H0320421 A JPH0320421 A JP H0320421A JP 15424789 A JP15424789 A JP 15424789A JP 15424789 A JP15424789 A JP 15424789A JP H0320421 A JPH0320421 A JP H0320421A
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JP
Japan
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quicklime
mixer
charged
water
limestone
Prior art date
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Pending
Application number
JP15424789A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Nakajima
龍一 中島
Sumiyuki Kishimoto
岸本 純幸
Terutoshi Sawada
澤田 輝俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は,焼結鉱の製造方法に関するものである. 【従来の技術] 粉鉱石の塊状化の方式として、焼結法が知られている.
焼結機に装入された焼結用原料の具備すべき基本的要素
として、焼結反応を均一且つ十分に進行せしめることが
必要であり、このために、下記の事項が重要である. (1) JI料の構或粒子は必ず疑似粒化されているこ
と. (2)パレットへの装入条件によって充填状態が悪化す
るような影響を受けにくいこと. (3)疑似粒子が焼結過程、特に乾燥帯においても崩壊
せずに保持されていること. 従って、粉鉱石、粉コークス、石灰石等の焼結原料は、
あらかじめミキサ(混合造粒機)内で、水の添加と原料
の混合により造粒され,疑似粒子となって焼結機に送ら
れる. このような、疑似粒子の保持力を向上して充填時および
乾燥時の崩壊防止を目的とし,あわせてミキサ内におけ
る粒化促進のために、ミキサ内には、前記水とともにバ
インダ(粘結剤)が添加される.そして、このバインダ
としては、従来から生石灰が使用されている. 第2図は,焼結数備の1部を示す概略系統図である.第
2図において、1は1次ミキサ、2は2次ミキサ、3は
焼結機である. 第2図に示すように、原料槽(図示せず)から搬送され
た粉鉱石、粉コークス、石灰石.および、搬送途中で装
入された生石灰からなる原料は,1次ミキサ1に装入さ
れ、l次ミキサ1内で装入された水とともに混合され、
造粒される.次いで、1次ミキサ1内で混合され、造粒
された原料は、2次ミキサ2に装入され、2次ミキサ2
内で,再び混合され,造粒される.そして、このように
して造粒された造粒物は,焼結機3に装入され、かくし
て,焼結鉱が製造される.[発明が解決しようとする課
題] パインダとしての生石灰が,水と反応し、さらに,原料
と混合されるのは,前述の如き1次ミキサ1および2次
ミキサ2に装入されている時間、即ち,1次ミキサ1お
よび2次ミキサ2を通過する時間に限られる.そして、
この時間は、通常約5〜6分間程度と短時間である.こ
のため、生石灰が充分に水と反応し切れず、バインダと
しての役割を完全に果たすことができない.ちなみに,
上記時間は、15分程度必要である。
そこで、従来から、生石灰を微粉砕化して使用する方法
、および,1次ミキサに装入する水を、温水化する方法
等の手段によって,生石灰の活性度の向上が図られてい
る. しかしながら、上述した手段を用いても,1次ミキサお
よび2次ミキサを通過する時間の短かさのために,混合
した生石灰の全部が、完全にバインダとして作用できな
い. このため、生石灰の装入量が増加し、生石灰の使用効率
が悪化する.また、生石灰は高価であるから,その使用
量は少ない方が望ましいことは言うまでもない. 従って、この発明の目的は,生石灰の活性度を高めるこ
とにより、生石灰の使用効率を高め、さらに、経済性を
向上することができる焼結鉱の製造方法を提供すること
にある. [課題を解決するための手段] この発明は、粉鉱石、石灰石、粉コークス、生石灰およ
び水をミキサに装入し、前記ミキサにおいて,前記粉鉱
石、石灰石、粉コークス、生石灰および水を混合して造
粒し、このようにして造粒された造粒物を焼結機に装入
し、焼結鉱を製造することからなる焼結鉱の製造方法に
おいて、前記生石灰を前記ミキサに装入するに先立って
、前記生石灰に前記水を添加して水和反応を起させ,こ
のように水和反応を起させた前記生石灰を、水とともに
前記ミキサに装入することに特徴を有するものである. 次に,この発明を図面を参照しながら説明する.第1図
はこの発明の焼結鉱の製造方法の1実施態様を示す概略
系統図である.第1図において、1は1次ミキサ,2は
2次ミキサ、3は焼結機である. 第1図に示すように、原料槽(図示せず)から搬送され
た粉鉱石、粉コークス、石灰石は、1次ミキサ1に装入
される. 生石灰は、1次ミキサ1に装入するに先立って、1次ミ
キサ1に装入される水に添加して水和反応を起させる.
このようにして,水和反応を起させた生石灰を水ととも
に1次ミキサ1に装入する。
そして,1次ミキサl内で,粉鉱石、粉コークス,石灰
石は,水和反応を起させた生石灰および水とともに混合
され造粒される.次いで,1次ミキサ1内で混合され造
粒された造粒物は、2次ミキサ2に装入され、2次ミキ
サ2内で再び混合され造粒される.そして、このように
して造粒された造粒物は,焼結Il3に装入され、かく
して、焼結鉱が製造される. [作用] 生石灰は、水に添加してから、水和反応を起させるのに
充分な所定の時間経過してから、1次ミキサ1に投入す
ることが好ましい.このように、生石灰をあらかじめ水
と反応させてから、1次ミキサ1に装入することにより
、1次ミキサ1および2次ミキサ2内での、造粒物の造
粒中における、生石灰の活性度が向上する。従って、生
石灰は,バインダとしてほぼ全部が完全に作用し,生石
灰の利用効率は大幅に向上する。
[実施例] 1次ミキサに装入する水に,1次ミキサに装入する前に
生石灰を添加して水和反応を起させた後、水和反応を起
させた生石灰および水を、粉鉱石,石灰石、粉コークス
とともに1次ミキサに装入し、次いで、2次ミキサに装
入し、造粒物を造粒した.次いで、造粒した造粒物を焼
結機に装入し、焼結鉱を製造した。そして、使用した生
石灰の量と疑似乾燥粒度との関係を調べ第3図に示した
。さらに、使用した生石灰の量と焼結生産率との関係を
調べ第4図に示した. 第3図において,縦軸は疑似乾燥粒度(■),横軸は生
石灰の配合割合(%)であり,第4図において、縦軸は
焼結生産率(t/h/r&) ,横軸は生石灰の配合割
合(%)である. [比較例] 粉鉱石、石灰石、粉コークス,生石灰および水を1次ミ
キサに装入し、次いで、2次ミキサに装入し、造粒物を
造粒した。そして,上述した『実施例』と同様に、焼結
機に装入し焼結鉱を製造した. そして、使用した生石灰の量と,疑似乾燥粒度との関係
、および、使用した生石灰の量と焼結生産率との関係を
調べ、第3図および第4図に併せて示した。
第3図および第4図に示すように、生石灰の配合割合が
同量の場合においては,疑似乾燥粒度および焼結生産率
とも、本発明の「実施例」が『比較例」よりも良好であ
り、生石灰が有効に利用されていることが確認された。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、生石灰を水と
あらかじめ反応させることにより、生石灰の活性度が向
上し、生石灰の使用効率が高まるとともに、生産率が上
昇し、さらに、高価な生石灰の使用量を少なくすること
により、生産コストが低下する等、産業上有用な効果が
もたらされる.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施態様を説明する焼結設備の1
部を示す概略系統図、第2図は従来の焼結鉱の製造方法
を説明する焼結設備の1部を示す概略系統図、第3図は
生石灰の使用量と疑似乾燥粒度との関係を示すグラフ、
第4図は生石灰の使用量と焼結生産率との関係を示すグ
ラフである。 図面において、 l・・・1次ミキサ、 2・・・2次ミキサ、 3・・・焼結機.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、粉鉱石、石灰石、粉コークス、生石灰および水をミ
    キサに装入し、前記ミキサにおいて、前記粉鉱石、石灰
    石、粉コークス、生石灰および水を混合して造粒し、こ
    のようにして造粒された造粒物を焼結機に装入し、焼結
    鉱を製造することからなる焼結鉱の製造方法において、
    前記生石灰を前記ミキサに装入するに先立って、前記生
    石灰に前記水を添加して水和反応を起させ、このように
    水和反応を起させた前記生石灰を、水とともに前記ミキ
    サに装入することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
JP15424789A 1989-06-16 1989-06-16 焼結鉱の製造方法 Pending JPH0320421A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01163230A (ja) * 1987-12-18 1989-06-27 Chisso Corp 難燃性ポリオレフィン組成物
US5606152A (en) * 1992-10-28 1997-02-25 The Furukawa Electric Co., Ltd. Multilayer insulated wire and a manufacturing method therefor
KR100356167B1 (ko) * 1998-08-07 2002-11-18 주식회사 포스코 단광제조를 위한 생석회 함유 더스트의 숙성장치
KR100356166B1 (ko) * 1998-08-07 2002-12-11 주식회사 포스코 스테인레스더스트의단광숙성제어장치및방법
KR100380735B1 (ko) * 1998-08-07 2003-09-19 주식회사 포스코 단광제조를위한생석회함유더스트의숙성방법
KR100782750B1 (ko) * 2001-12-26 2007-12-05 주식회사 포스코 내저온환원분화성이 우수한 소결광
JP2016194113A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 新日鐵住金株式会社 焼結鉱の製造方法

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