JPH03204199A - ホットプレス装置における処理物の温度制御方法 - Google Patents

ホットプレス装置における処理物の温度制御方法

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JPH03204199A
JPH03204199A JP1340514A JP34051489A JPH03204199A JP H03204199 A JPH03204199 A JP H03204199A JP 1340514 A JP1340514 A JP 1340514A JP 34051489 A JP34051489 A JP 34051489A JP H03204199 A JPH03204199 A JP H03204199A
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die
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surface temperature
hot press
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Kazumi Mori
和美 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ホットプレス装置のダイス内に充填された
セラミック等の処理物の温度制御を行うホットプレス装
置における処理物の温度制御方法に関する。
「従来の技術」 従来、ホットプレス装置における処理物の温度制御方法
として、以下に示す方法が本出願人によって案出されて
いる(特願平1−285777参照)。
この方法は、ダイスを数式で表したモデルを作成し、こ
の作成したモデルにより推定されるダイスの表面温度と
実際のダイスの表面温度との差を逐次算出し、この差を
収束させることによってモデルにより推゛定される処理
物の推定温度を実際の処理物の温度に収束させ、そして
これにより得られる処理物の推定温度に基づいて処理物
の温度を制御する。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来のホットプレス装置におけろ処
理物の温度制御方法にあっては、温度によるダイスの熱
伝導率および比熱の変化によってモデルとダイスが一致
しなくなる場合を考慮していなかったので、高精度な温
度制御ができないという問題かあった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、ダイ
ス内の処理物の温度制御を高精度で行うことができるホ
ットプレス装置における処理物の温度制御方法を提供す
ることを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、ホットプレス装置のダイスを数式で表した
モデルを作成し、この作成したモデルにより推定される
ダイスの表面温度と実際のダイスの表面温度との差を逐
次算出し、この差を収束させることにより前記モデルに
より推定される処理物の推定温度を実際の処理物の温度
に収束させ、これにより得られる前記処理物の推定温度
に基づいて前記処理物の温度を制御するホットプレス装
置における処理物の温度制御方法において、予め決定し
た複数の温度範囲路々において前記ダイスのモデルを作
成し、この作成した各モデルのなかから前記ダイスの表
面温度の変化に応じて選択し、この選択したモデルに基
づいて前記処理物の温度を制御することを特徴とする。
「作用 」 上述した方法は、ダイスの熱伝導率および比熱が温度に
よって変化することにより、モデルが変化して起こる温
度制御の精度の低下を補うために案出されたちであり、
ダイスの温度によって予めモデルを決定しておき、各温
度によってモデルを使い分けるようにする。これにより
、熱伝導率および比熱が変化しても、そのときのダイス
の表面温度におけるモデルが選択され、このモデルに基
づいて温度制御が行なわれるので、精度の良い温度制御
が可能になる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例を適用したホットプレス装
置の概略構成を示す図である。この図において、1Aは
円筒状に形成されたダイス、2Aは加圧シリンダ、3A
はベースプレート、4Aはセラミックなとの処理物、5
Aは処理物4Aを加熱するためのヒータ、6Aは温度検
出部である。
これらダイス1A、加圧シリンダ2A、ベースプレート
3A、ヒータ5Aおよび温度検出部6Aはホットプレス
装置本体を構成する。
7Aは温度制御装置であり、図示のように、オブザーバ
7Aa、減算器7Ab、制御部7Acおよび設定部7A
dを有して構成されている。この温度制御装置7Aは、
温度検出器6Aの出力とダイス1Aを数式で表現したモ
デルとに基づいてヒータ5 A+の温度を調節して処理
物4Aの温度を制御するものである。オブザーバ7Aa
は、実際に測定したダイス1Aの表面温度と、この表面
温度におけるダイス1Aのモデルにより推定した同ダイ
ス1Aの表面温度との差を算出し、この差を収束させる
アルゴリズムと、同モデルによりその外表面から内表面
にかけて任意の部位における温度を推定するアルゴリズ
ムとを有している。この場合、ダイス1Aのモデルは、
同ダイス1Aの表面温度に基づいて設定部7Adによっ
て決定される。減算器7Abは、オブザーバ7Aaから
出力される推定値T11と目標値との差を算出し、出力
する。制御部7Acは、減算器7Abから出力される値
に基づいて制御出力qを算出し、ヒータ5Aに供給して
処理物4Aの温度を制御する。
ここで、第2図はホットプレス装置本体とオブザーバ7
Aaの基本構成を示すブロック図である。
この図において、オブザーバ7Aaは、温度検出部6A
から供給されるダイス1Aの表面温度T1と、この表面
温度T1におけるモデルにより推定されるダイス1Aの
外表面温度の推定値T+との差eをとり、次いで、この
差eにダイス1Aの表面温度T、におけるオブザーバゲ
インKを乗算して同推定値T、をダイス1Aの表面温度
T、に収束させる。オブザーバゲインには、モデルと同
様に予めダイス1Aの表面温度に応じて決定しておき、
各温度によって使い分ける。この場合、各オブザ−バゲ
インにはオブザーバ7Aaの制御系の固有値が負になる
ように決定されている。すなわち、第2図に符号して示
す制御系か収束する方向にその値が決定されている。な
お、この図において、変数は全てベクトノ呟あるいはマ
トリクスを表している。
また、上述したダイス1Aのモデルは次のようにして得
られる。
第3図に示すように、ダイス1Aを仮想的にN1個に分
割して各セルト・・・・・N−1における温度が得られ
るようにしくセルNは処理物に対応させる)、そして、
各セルト・・・・・Nの熱抵抗をR19、や(i=1.
2.(・・・・・・N−1)とし、また各セルト・・・
・・Nの熱容量をCiとして、各セル間のエネルギーバ
ランスからN元の連立常微分方程式を作成し、これを状
態方程式の形で表す。この状態方程式で表したモデルを
第4図に示す。なお、この図に示す符号qは入熱量であ
り、符号Aの部分が第2図に示す当する。また、符号C
の部分が第2図に示すCに相当する。
ところで、第5図および第6図に示すように、ダイス1
Aは、温度によってその比熱Cと熱伝導率λとが変化す
るので、ダイス1Aを円筒モデルとした場合の熱抵抗R
は、 r、:セルの外半径 となり、熱容量Cは、 c r = c (T )・ρ・V、 (ρ:密度、Vi:体積、C(T):比熱、温度の関数
)となって、各々温度の関数になる。したがって、第4
図で示したモデルにおけるAおよびBは各々温度の関数
となり、A(T)、B(T)と表される。
さて、ダイス1Aの表面温度の実測値T8によってA(
T)、B(T)は連続的に変化するので、ここでは、T
1を0℃から500℃ピッチで分けて、代表温度として
その中間値をとり、A (T )、B (T )を作成
する。この場合、AおよびB各々は温度(T、)の関数
と考えられるから、A (’r +)、B (’r +
)と表すことができる。そし、て、O<T、<500℃
のときを、A(T、(1))とし、500℃のときの熱
伝導率λおよび熱容量Cから求めたAおよび00℃ピッ
チで、 500℃<T、51000°C→ A(T、(2))、
B(T、(2))1000°C<T、≦1500℃→A
(T、(3))、B(TI(3))2500℃<T、5
3000℃ −A(TI(6))、B(T、(6))と
する。
このようにして、各温度範囲毎にA(T)、B(T)を
作成する。
れらに基づいてオブザーバゲインKを求め、K(1)、
K (2)、・・・・・・ K(6)とする。
次に、上述した構成によるホットプレス装置の動作につ
いて説明する。
温度検出部6Aによって現時点でのダイス1Aの表面温
度T1が検出されると、この検出結果がオブザーバ7A
aおよび設定部7Ad各々に供給される。設定部7Ad
では、表面温度T1におけるダイス1Aのモデルが決定
され、オブザーバ7Aaに供給される。オブザーバ7A
aにモデルが供給されると、オブザーバ7Aaは、この
モデルによりダイス1Aの表面温度を推定し、この推定
値T。
と、実際のダイス1Aの表面温度T、との差を算出する
。次いで、算出した差に表面温度T、におけるオブザー
バゲインKを乗算し、推定値TIを表面温度T、に収束
させる。次いで、推定値T、を表面温度TIに収束させ
ることにより、モデルより推定した処理物4Aの温度の
推定値TNを、実際の処理物4Aの温度に収束させる。
そして、収束させた推定値TNを減算器7Abへ出力す
る。
減算器7Abでは、オブザーバ7Aaから出力された推
定値TNと外部より設定される目標値との差が算出され
、この結果が制御部7Acに供給される。制御9 N5
7 A cは、供給された値に基づいて制御出力qを算
出し、これを制御対象であるヒータ5Aに供給して、処
理物4Aの温度を制御する。
以後、ダイス1Aの表面温度の変化に応じてモデルが使
い分けられ、処理物4Aの温度制御が行なわれる。
「発明の効果」 以上説明したようにこの発明のホットプレスにおける処
理物の温度制御方法によれば、ダイスの表面温度によっ
て予めモデルを決定しておき、各温度に応じてモデルを
使い分けて処理物の温度制御を行うので、ダイスの熱伝
導率および比熱が変化しても、そのときのダイスの温度
におけるモデルが選択され、このモデルに基づいて温度
制御が行なわれる。したがって、高精度な温度制御が可
能にな鴫る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用したホットプレス装
置の概略構成を示す図、 第2図は同実施例のオブザーバの動作を説明するための
ブロック図、 第3図、第4図、第5図および第6図は各々ダイスのモ
デルを説明するための図である。 A・・・・・・ダイス、4A・・・・・・処理物、A・
・・・・・ヒータ、6A・・・・・・温度検出器、A・
・・・・・温度制御装置、7Aa・・・・・・オブザー
バ、Ab・・・・・・減算器、7Ac・・・・・・制御
部、Ad・・・・・・設定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホットプレス装置のダイス(1A)を数式で表したモデ
    ルを作成し、この作成したモデルにより推定されるダイ
    スの表面温度と実際のダイスの表面温度との差を逐次算
    出し、この差を収束させることにより前記モデルにより
    推定される処理物(4A)の推定温度を実際の処理物の
    温度に収束させ、これにより得られる前記処理物の推定
    温度に基づいて前記処理物の温度を制御するホットプレ
    ス装置における処理物の温度制御方法において、予め決
    定した複数の温度範囲各々において前記ダイスのモデル
    を作成し、この作成した各モデルのなかから前記ダイス
    の表面温度の変化に応じて選択し、この選択したモデル
    に基づいて前記処理物の温度を制御することを特徴とす
    るホットプレス装置における処理物の温度制御方法。
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