JPH03204162A - 金型鋳造方法 - Google Patents
金型鋳造方法Info
- Publication number
- JPH03204162A JPH03204162A JP34227089A JP34227089A JPH03204162A JP H03204162 A JPH03204162 A JP H03204162A JP 34227089 A JP34227089 A JP 34227089A JP 34227089 A JP34227089 A JP 34227089A JP H03204162 A JPH03204162 A JP H03204162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- sprue
- cavity
- die opening
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000004512 die casting Methods 0.000 title 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 13
- 238000007711 solidification Methods 0.000 abstract description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 abstract description 3
- 230000008023 solidification Effects 0.000 abstract description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（ａ業上の利用分野）
本発明は、金型キャビティ部の型開きの時期を適切に行
なうことの出来る鋳造方法に関する。
なうことの出来る鋳造方法に関する。
（従来の技術）
従来、キャビティ内に溶湯を注入して凝固させる時、金
型の膨張等の影響によって成形品の一部に熱間割れを生
ずることがあり、このような熱間割れの防止策として、
例えばキャビティ内の溶湯の表層が殻状の凝固層となっ
た時に型開きを行なって、金型からの拘束を解くような
鋳造方法が知られている。
型の膨張等の影響によって成形品の一部に熱間割れを生
ずることがあり、このような熱間割れの防止策として、
例えばキャビティ内の溶湯の表層が殻状の凝固層となっ
た時に型開きを行なって、金型からの拘束を解くような
鋳造方法が知られている。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、このような鋳造法は、湯口部と金型本体が一体
形成され、金型本体を型開きした際同時に湯口部も型開
きされるような金型には適用することが出来なかった。
形成され、金型本体を型開きした際同時に湯口部も型開
きされるような金型には適用することが出来なかった。
すなわち、時間的に早く注入されたキャビティ内の表層
に殻状の凝固層が形成されても、時間的に遅く注入され
た湯口部の溶湯は、未だ凝固しておらず、この時点で型
開きすると湯口部の溶湯が流れ出す虞れがあった。
に殻状の凝固層が形成されても、時間的に遅く注入され
た湯口部の溶湯は、未だ凝固しておらず、この時点で型
開きすると湯口部の溶湯が流れ出す虞れがあった。
（課題を解決するための手段）
かかる課題を解決するため、本発明は金型のキャビティ
部と湯口部の型開きを夫々独立して行なう型開き手段を
設け、キャビティ部の型開きを行なった後、湯口部の型
開きを行なうようにした。
部と湯口部の型開きを夫々独立して行なう型開き手段を
設け、キャビティ部の型開きを行なった後、湯口部の型
開きを行なうようにした。
（作用）
湯口部の溶湯が未凝固でもキャビティ部の型開きか可能
となり、所望の時期に型開きすることが出来る。
となり、所望の時期に型開きすることが出来る。
（実施例）
本発明の鋳造方法の実施例について添付した図面に基づ
き説明する。
き説明する。
第１図は金型装置全体の正面図、第２図は固定金型と可
動金型部分を示す平面図、第３図は金型分割面を示す側
面図である。
動金型部分を示す平面図、第３図は金型分割面を示す側
面図である。
第１図に示すように、鋳造金型装置１は縦鋳込横形鋳造
機として構成され、固定台２に取り付けられた固定金型
３と、可動台４に取り付けられた可動金型５によフて、
型締め方向が水平方向とされている。そして、可動台４
には型締シリンダユニット６のシリンダロットが連結し
ている。
機として構成され、固定台２に取り付けられた固定金型
３と、可動台４に取り付けられた可動金型５によフて、
型締め方向が水平方向とされている。そして、可動台４
には型締シリンダユニット６のシリンダロットが連結し
ている。
固定金型３の上面には湯口部１０が突設されている。こ
の湯口部１０は、第２図に示すように２つの分割体１１
．１２からなり、分割方向は、下方の固定金型３と可動
金型５の分割方向に直交する方向とされている。すなわ
ち分割体１１は、固定金型３上に位置決め的に固定可能
に構成し、他方の分割体１２には、分割シリンダユニッ
ト１３のシリンダロッド先端を取り付けている。そして
分割シリンダユニット１３のシリンダロッドと、分割シ
リンダユニット１３に一体に構成されるガイドロッド１
４とを、ガイド板１５で支承し、このガイド板１５を固
定台２に取り付けている。この際、固定金型３上に位置
決め的に固定可能とした分割体１１側にも分割シリンダ
ユニットを取り付けて、両者共可動式とすることも可能
である。
の湯口部１０は、第２図に示すように２つの分割体１１
．１２からなり、分割方向は、下方の固定金型３と可動
金型５の分割方向に直交する方向とされている。すなわ
ち分割体１１は、固定金型３上に位置決め的に固定可能
に構成し、他方の分割体１２には、分割シリンダユニッ
ト１３のシリンダロッド先端を取り付けている。そして
分割シリンダユニット１３のシリンダロッドと、分割シ
リンダユニット１３に一体に構成されるガイドロッド１
４とを、ガイド板１５で支承し、このガイド板１５を固
定台２に取り付けている。この際、固定金型３上に位置
決め的に固定可能とした分割体１１側にも分割シリンダ
ユニットを取り付けて、両者共可動式とすることも可能
である。
湯口部１０の中央には湯口穴１６が設けられ、この湯口
穴１６から下方に穿孔されたランチ部１７は、分割体１
１．１２の中間合わせ面に形成されるとともに、以下に
述べる金型の湯道１８に連通している。
穴１６から下方に穿孔されたランチ部１７は、分割体１
１．１２の中間合わせ面に形成されるとともに、以下に
述べる金型の湯道１８に連通している。
すなわち、第３図に示すように、ランナ部１７に連通し
、垂直方向に延出する湯道１８は、下端で水平に折曲し
てキャビティ１９に臨み、これら湯道１８、キャビティ
１９は、固定金型３と可動金型５０分割面に形成されて
いる。
、垂直方向に延出する湯道１８は、下端で水平に折曲し
てキャビティ１９に臨み、これら湯道１８、キャビティ
１９は、固定金型３と可動金型５０分割面に形成されて
いる。
このように構成された鋳造金型装置１において、本発明
の鋳造法は、次のように行なわれる。
の鋳造法は、次のように行なわれる。
第４図（Ａ） に示すように、湯口部１０の湯口穴１６
から注入された溶湯は、キャビティ１９内で冷却され凝
固が始まる。やがてキャビティ１９内の溶湯表層に殻状
の凝固層が形成されると、（Ｂ）図に示すように、可動
金型５を作動させて型開きを行なう。この際、時間的に
注入が遅かった湯口部１０の湯口穴１６内の溶湯は、湯
口穴１６の断面積が広いこともあって未だ凝固層を形成
せず、分割体１１．１２の型面を合わせたままにして更
に冷却固化を待つ。
から注入された溶湯は、キャビティ１９内で冷却され凝
固が始まる。やがてキャビティ１９内の溶湯表層に殻状
の凝固層が形成されると、（Ｂ）図に示すように、可動
金型５を作動させて型開きを行なう。この際、時間的に
注入が遅かった湯口部１０の湯口穴１６内の溶湯は、湯
口穴１６の断面積が広いこともあって未だ凝固層を形成
せず、分割体１１．１２の型面を合わせたままにして更
に冷却固化を待つ。
次いで、湯口穴１６内の溶湯に凝固層が形成され、成形
品を取出す時点て、（Ｃ）図に示すように分割体１２を
作動させ型を開く。そしてこのように２段階に分けて型
開きをすることにより、湯口部１０の溶湯が固まってい
ない時でもキャビティ部の型を開くことが出来、成形品
に熱間割れ等の不具合が発生しない。
品を取出す時点て、（Ｃ）図に示すように分割体１２を
作動させ型を開く。そしてこのように２段階に分けて型
開きをすることにより、湯口部１０の溶湯が固まってい
ない時でもキャビティ部の型を開くことが出来、成形品
に熱間割れ等の不具合が発生しない。
尚木実流側では、湯口部１０の分割方向を、金型本体の
型開き方向に対して直交させているが、特にこの方向に
制限されるものではない。
型開き方向に対して直交させているが、特にこの方向に
制限されるものではない。
（発明の効果）
以上のように本発明の鋳造方法は、キャビティ部の成形
品の凝固状態に応じ、最適の時期にキャビティ部のみ型
開き出来るため、例えば成形品表層に凝固層が形成され
た時型開きするような鋳造法には最適である。又湯口部
の冷却を早めようとして無理に湯口穴の開口面積を小さ
くする必要もなく、溶湯注入に通した犬なる開口面積と
することが出来、金型設計の自由度が増大するという効
果を奏する。
品の凝固状態に応じ、最適の時期にキャビティ部のみ型
開き出来るため、例えば成形品表層に凝固層が形成され
た時型開きするような鋳造法には最適である。又湯口部
の冷却を早めようとして無理に湯口穴の開口面積を小さ
くする必要もなく、溶湯注入に通した犬なる開口面積と
することが出来、金型設計の自由度が増大するという効
果を奏する。
第１図は金型装置全体の正面図、第２図は固定金型と可
動金型部分を示す平面図、第３図は金型分割面を示す側
面図、第４図は平面視による作用図である。 尚同図中、１は金型装置、３は固定金型、５は可動金型
、１０は湯口部、１１．１２は分割体、１９はキャビテ
ィを示す。
動金型部分を示す平面図、第３図は金型分割面を示す側
面図、第４図は平面視による作用図である。 尚同図中、１は金型装置、３は固定金型、５は可動金型
、１０は湯口部、１１．１２は分割体、１９はキャビテ
ィを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 湯口部から金型のキャビティ内に溶湯を注入し、凝固さ
せた後金型の型開きを行なう鋳造方法において、 前記キャビティ部と湯口部の型開きを夫々独立して行な
う型開き手段を設け、キャビティ部の型開きを行なった
後、湯口部の型開きを行なうようにしたことを特徴とす
る金型鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1342270A JP2690580B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 金型鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1342270A JP2690580B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 金型鋳造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03204162A true JPH03204162A (ja) | 1991-09-05 |
| JP2690580B2 JP2690580B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=18352421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1342270A Expired - Fee Related JP2690580B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 金型鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2690580B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106799485A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-06-06 | 佛山市恒学科技服务有限公司 | 一种双向式合模机 |
| CN107598144A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-01-19 | 钟斌海 | 一种稀有金属材料的加工装置及加工方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233050A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-13 | Ube Ind Ltd | 射出成形装置における型開き時の射出製品突出し方法 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1342270A patent/JP2690580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233050A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-13 | Ube Ind Ltd | 射出成形装置における型開き時の射出製品突出し方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106799485A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-06-06 | 佛山市恒学科技服务有限公司 | 一种双向式合模机 |
| CN107598144A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-01-19 | 钟斌海 | 一种稀有金属材料的加工装置及加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2690580B2 (ja) | 1997-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100196229B1 (ko) | 금속 주물내의 수축 공간을 공급하는 장치 | |
| JPS6453755A (en) | Low pressure casting method for light alloy casting | |
| JP2000135551A (ja) | 無孔質ダイキャスト装置 | |
| JPH03204162A (ja) | 金型鋳造方法 | |
| JP3154054B2 (ja) | ダイカスト機の鋳込み装置 | |
| JP2000024769A (ja) | アンダーカット形状を有するダイカスト成形方法 | |
| JP2854618B2 (ja) | 溶湯鍛造方法 | |
| JPS6453756A (en) | Low pressure casting method for light alloy casting | |
| JPH07115151B2 (ja) | 低圧鋳造方法及び低圧鋳造装置 | |
| JPH03204163A (ja) | 湯口部の急冷による鋳造方法及び装置 | |
| JPS609567A (ja) | 鋳造用金型装置 | |
| JPH0647517A (ja) | 金属鋳造法 | |
| JPH07323362A (ja) | 金型鋳造方法 | |
| JPH0715653Y2 (ja) | 金型鋳造装置 | |
| JP2571455B2 (ja) | 立型ダイカストマシン用金型のエアベントの目詰まり防止方法と目詰まり防止構造 | |
| JPS6430724A (en) | Mold assembly of resin | |
| US3739838A (en) | Apparatus for semi-automatic, high production die casting | |
| JPH04111964A (ja) | 鉛電池用活物質支持体の製造方法およびその装置 | |
| WO2002013995A1 (en) | Low pressure casting method and apparatus thereof | |
| JPH0539816Y2 (ja) | ||
| JPS5892537A (ja) | インジエクシヨンブロ−成形装置 | |
| JPS6453757A (en) | Low pressure casting method for light alloy castings | |
| JPH0428470A (ja) | 鋳造装置 | |
| JPS63168265A (ja) | 圧力鋳造方法 | |
| JPH0230365A (ja) | 鋳物の湯口除去法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829 Year of fee payment: 12 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |