JPH03202250A - 主軸冷却装置の油温調整方法及び装置 - Google Patents
主軸冷却装置の油温調整方法及び装置Info
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- JPH03202250A JPH03202250A JP34365289A JP34365289A JPH03202250A JP H03202250 A JPH03202250 A JP H03202250A JP 34365289 A JP34365289 A JP 34365289A JP 34365289 A JP34365289 A JP 34365289A JP H03202250 A JPH03202250 A JP H03202250A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、工作機械等の主軸軸受部周辺を冷却する冷却
装置の油温調整方法及び装置に関するものである。
装置の油温調整方法及び装置に関するものである。
従来の技術
従来、主軸冷却装置の冷却油温調整機構は第3図に示す
ように、管理温度差設定部101にロータリスイッチ等
により管理温度差TDを選定しておき、機体温度又は室
温等の基準温度TBを基準温度センサ102にて検知す
るとともに油タンク内の冷却油温度Toを温度センサ1
03にて検出して、比較演算部104に送る。比較演算
部104には上限TH,下限TLを定めた一定温度幅が
入力され記憶されており、ここで演算により比較が行わ
れ、To−TB>TD+THのとき、入/切制御部10
5を介して冷凍機106を作動させ、またTO−TB<
TD−TLのとき冷凍機106の作動を停止するサイク
ルにより、油温調整を行う方法が一般的である。
ように、管理温度差設定部101にロータリスイッチ等
により管理温度差TDを選定しておき、機体温度又は室
温等の基準温度TBを基準温度センサ102にて検知す
るとともに油タンク内の冷却油温度Toを温度センサ1
03にて検出して、比較演算部104に送る。比較演算
部104には上限TH,下限TLを定めた一定温度幅が
入力され記憶されており、ここで演算により比較が行わ
れ、To−TB>TD+THのとき、入/切制御部10
5を介して冷凍機106を作動させ、またTO−TB<
TD−TLのとき冷凍機106の作動を停止するサイク
ルにより、油温調整を行う方法が一般的である。
発明が解決しようとする課題
従来の技術で述べた油温調整方法は、油タンク内の冷却
油の基準温度に対する温度差を、設定された管理温度差
を中心とする一定温度幅に調整するものであるため、軸
受部周辺の温度上昇に対して冷却油の温度調整に遅れが
生じる。また冷却油が循環することにより運搬可能な熱
量は、軸受部周辺と冷却油の温度差と流量によって決ま
るが、温度差を変える手段を持たないと運搬できる熱量
には限界がある。従って高速回転時の大きい発熱量の場
合には、発熱量が運搬熱量を上回り、そのままの高い塩
度で平衡温度に達するため、低速回転時の平衡温度に対
して差が生しるという問題点を有している。
油の基準温度に対する温度差を、設定された管理温度差
を中心とする一定温度幅に調整するものであるため、軸
受部周辺の温度上昇に対して冷却油の温度調整に遅れが
生じる。また冷却油が循環することにより運搬可能な熱
量は、軸受部周辺と冷却油の温度差と流量によって決ま
るが、温度差を変える手段を持たないと運搬できる熱量
には限界がある。従って高速回転時の大きい発熱量の場
合には、発熱量が運搬熱量を上回り、そのままの高い塩
度で平衡温度に達するため、低速回転時の平衡温度に対
して差が生しるという問題点を有している。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、主軸回
転数に対応して最適な熱量を運搬できる油温調整を行う
ことにより、高速時の軸受部周辺の温度上昇を抑えるこ
とのできる油温調整方法及び装置を提供しようとするも
のである。
なされたものであり、その目的とするところは、主軸回
転数に対応して最適な熱量を運搬できる油温調整を行う
ことにより、高速時の軸受部周辺の温度上昇を抑えるこ
とのできる油温調整方法及び装置を提供しようとするも
のである。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明における主軸冷却装
置の油温調整方法及び装置は、冷却油の基準温度に対す
る温度差が、管理温度差を中心とする一定温度幅になる
よう、冷凍機を入/切させる通常運転サイクルにより、
油温管理を行う主軸冷却装置の油温調整方法において、
冷却油の基準温度に対する温度差が所定の管理温度差を
中心とする一定温度幅になるよう冷凍機を入/切させる
通常運転サイクルにより油温管理を行う主軸冷却装置の
油温調整方法において、予め主軸の回転速度に応じた冷
凍機の入/切パターン及びそのパターンの継続時間を設
定したパラメータを記憶させ、主軸回転指令により回転
速度に対応する入/切パターン及び継続時間を選定して
冷凍機の初期運転を行ったのち前記通常運転サイクルに
切換えるものである。
置の油温調整方法及び装置は、冷却油の基準温度に対す
る温度差が、管理温度差を中心とする一定温度幅になる
よう、冷凍機を入/切させる通常運転サイクルにより、
油温管理を行う主軸冷却装置の油温調整方法において、
冷却油の基準温度に対する温度差が所定の管理温度差を
中心とする一定温度幅になるよう冷凍機を入/切させる
通常運転サイクルにより油温管理を行う主軸冷却装置の
油温調整方法において、予め主軸の回転速度に応じた冷
凍機の入/切パターン及びそのパターンの継続時間を設
定したパラメータを記憶させ、主軸回転指令により回転
速度に対応する入/切パターン及び継続時間を選定して
冷凍機の初期運転を行ったのち前記通常運転サイクルに
切換えるものである。
また比較演算部にて管理温度差を中心とする一定温度幅
と冷却油の基準温度に対する温度差とを比較して、油温
が一定温度幅になるよう冷凍機を入/切させる通常運転
サイクルにて油温管理を行う主軸冷却装置において、予
め主軸の回転速度に応じた冷凍機の入/切パターン及び
そのパターンの継続時間を設定した第1パラメータ及び
温度管理差を設定した第2パラメータを記憶する手段と
、主軸回転指令により前記第1パラメータ及び第2パラ
メータより回転速度に対応する条件を決定して記憶する
手段と、前記第1パラメータより決定した条件にて初期
運転を行ったのち前記第2パラメータより決定した条件
による通常運転サイクルに切換える切換タイマ部とを含
むものである。
と冷却油の基準温度に対する温度差とを比較して、油温
が一定温度幅になるよう冷凍機を入/切させる通常運転
サイクルにて油温管理を行う主軸冷却装置において、予
め主軸の回転速度に応じた冷凍機の入/切パターン及び
そのパターンの継続時間を設定した第1パラメータ及び
温度管理差を設定した第2パラメータを記憶する手段と
、主軸回転指令により前記第1パラメータ及び第2パラ
メータより回転速度に対応する条件を決定して記憶する
手段と、前記第1パラメータより決定した条件にて初期
運転を行ったのち前記第2パラメータより決定した条件
による通常運転サイクルに切換える切換タイマ部とを含
むものである。
作用
主軸回転指令により記憶する第1パラメータから回転速
度に対応する冷凍機の入/切パターンとその継続時間を
選定して冷凍機の初期運転を行ったあと、油温(基準温
度に対する温度差)が記憶する第2パラメータから選定
した回転速度に対応する管理温度差を中心とする一定幅
の上限値を越えたとき人として、下限値以下に下がった
とき切とする通常運転サイクルに切換える。
度に対応する冷凍機の入/切パターンとその継続時間を
選定して冷凍機の初期運転を行ったあと、油温(基準温
度に対する温度差)が記憶する第2パラメータから選定
した回転速度に対応する管理温度差を中心とする一定幅
の上限値を越えたとき人として、下限値以下に下がった
とき切とする通常運転サイクルに切換える。
また主軸回転指令により記憶する運転パラメータから回
転速度に対応する冷凍機の入/切パターンと、その継続
時間とを選定して、冷凍機の初期運転を行ったあと、油
温(基準温度に対する温度差)が所定の管理温度差を中
心とする一定幅の上限値を越えたとき人として、下限値
以下に下がったとき切とする通常運転サイクルに切換え
るようにすることもできる。
転速度に対応する冷凍機の入/切パターンと、その継続
時間とを選定して、冷凍機の初期運転を行ったあと、油
温(基準温度に対する温度差)が所定の管理温度差を中
心とする一定幅の上限値を越えたとき人として、下限値
以下に下がったとき切とする通常運転サイクルに切換え
るようにすることもできる。
実施例
第1実施例について第1図を参照して説明する。
工作機械の主軸台1に、複数の軸受2により主軸3が回
転可能に軸承されており、主軸3の回転はNG装置4に
より制御される。主軸台lの軸受部周辺には放熱フィン
を有するオイルジャケット5.6が設けられており、こ
のオイルジャケット5.6に冷却油を循環させる冷却装
置が設けられている。この冷却装置は、油タンク7上に
設けられたポンプ8により管路9を介して冷却油をオイ
ルジャケット5.6に送り込み、管路10により油タン
クに戻す。この戻す途中において、冷凍機12により冷
却油が冷却されるようになっている。
転可能に軸承されており、主軸3の回転はNG装置4に
より制御される。主軸台lの軸受部周辺には放熱フィン
を有するオイルジャケット5.6が設けられており、こ
のオイルジャケット5.6に冷却油を循環させる冷却装
置が設けられている。この冷却装置は、油タンク7上に
設けられたポンプ8により管路9を介して冷却油をオイ
ルジャケット5.6に送り込み、管路10により油タン
クに戻す。この戻す途中において、冷凍機12により冷
却油が冷却されるようになっている。
この冷凍機12の制御機構は、第1図のブロック線図部
分に示すように、主軸回転速度に対する軸受部周辺温度
の予知できる関係資料から設定された回転数が高いほど
低い値になるような管理温度差パラメータを記憶する温
度差パラメータ記憶部13、NCの主軸回転指令で前記
パラメータから、対応する管理温度差を決定する管理温
度差決定部14、予め回転数が高いほど入時間が長く、
反対に切時間が短くなるような入/切パターンサイクル
と、そのサイクルの継続時間とを設定した運転パラメー
タを記憶する運転パラメータ記憶部15、この運転パラ
メータからNCの主軸回転指令で、主軸回転速度に対応
する入/切パターン及びその継続時間を決定し記憶する
入/切パターン及び継続時間決定部16が、従来のNC
装置4内に新たに設けられている。更に決定された回転
速度に対応する管理温度差TDを記憶する管理温度差記
憶部17と、記憶する温度幅により管理温度差TDの上
限値TD+THと、下111[T D −T Lを求め
、機体又は室内の環境温度を検出する基準温度センサ1
8の出力TBと、油タンク7内の冷却油の温度を検出す
る油温センサ19の出力T。
分に示すように、主軸回転速度に対する軸受部周辺温度
の予知できる関係資料から設定された回転数が高いほど
低い値になるような管理温度差パラメータを記憶する温
度差パラメータ記憶部13、NCの主軸回転指令で前記
パラメータから、対応する管理温度差を決定する管理温
度差決定部14、予め回転数が高いほど入時間が長く、
反対に切時間が短くなるような入/切パターンサイクル
と、そのサイクルの継続時間とを設定した運転パラメー
タを記憶する運転パラメータ記憶部15、この運転パラ
メータからNCの主軸回転指令で、主軸回転速度に対応
する入/切パターン及びその継続時間を決定し記憶する
入/切パターン及び継続時間決定部16が、従来のNC
装置4内に新たに設けられている。更に決定された回転
速度に対応する管理温度差TDを記憶する管理温度差記
憶部17と、記憶する温度幅により管理温度差TDの上
限値TD+THと、下111[T D −T Lを求め
、機体又は室内の環境温度を検出する基準温度センサ1
8の出力TBと、油タンク7内の冷却油の温度を検出す
る油温センサ19の出力T。
からri度差TO−TBを求め、更に両者を比較してT
o−TB>TD+THのとき冷凍機穴の信号を、またT
o−TB<TD−HL(Dとき冷凍s切の信号を出力す
る比較演算部20が設けられている。
o−TB>TD+THのとき冷凍機穴の信号を、またT
o−TB<TD−HL(Dとき冷凍s切の信号を出力す
る比較演算部20が設けられている。
切換タイマ部22は、入/切パターン及び継続時間決定
記憶部16からの継続時間が終了するまで、人/切パタ
ーン決定部16からの信号を優先して入/切制御部23
に送り、継続時間が終了すると比較演算部20からの信
号を入/切制御部23に送って、冷凍機12の入/切サ
イクルを切換えるものである。
記憶部16からの継続時間が終了するまで、人/切パタ
ーン決定部16からの信号を優先して入/切制御部23
に送り、継続時間が終了すると比較演算部20からの信
号を入/切制御部23に送って、冷凍機12の入/切サ
イクルを切換えるものである。
なお温度パラメータ記憶部13.管理温度差決定部14
.運転パラメータ記憶部15.入/切パターン及びwl
、VjL時間決定記憶部16は、NC装置4内に設けら
れるものと限定されるものではなく、別個のユニットと
して単独に設置することもできる。
.運転パラメータ記憶部15.入/切パターン及びwl
、VjL時間決定記憶部16は、NC装置4内に設けら
れるものと限定されるものではなく、別個のユニットと
して単独に設置することもできる。
続いて第1実施例の作用について説明する。
NCの回転指令により主軸3が回転されると、NC装置
4内にて主軸回転速度Sが、管理温度差決定部14と、
入/切パターン及び継続時間決定記憶部16とに同時に
送られて、温度差パラメータ記憶部13に記憶されるパ
ラメータの中から主軸回転数に対応する管理温度差が読
み取られて決定され、管理温度差記憶部17に記憶され
、運転パラメータ記憶部15に記憶されるパラメータの
中から主軸回転速度に対応する入/切パターンサイクル
と、このサイクルの継続時間とが読み取られて決定され
記憶される。そして比較演算部20にて油温と基準温度
との差To−TBと、管理温度差の上限値TD+TH及
び下限値TD−TLが比較されて、To−TB>TD+
THのとき冷凍機穴の信号が出力され、To−TB<T
D−TLのとき冷凍機切の信号が切換タイマ部22に出
力される。しかしこの出力信号は、入/切パターン及び
継続時間決定記憶部I6から切換タイマ部22に送られ
ている信号により回路遮断されており入/切制御部23
には達しない、従って冷凍機12の初期運転は、入/切
パターン及び継続時間決定記憶部16から送られてくる
入/切パターンサイクルにより、入/切制御部23を介
して制御され、軸受部の周辺の温度上昇に対して最適か
つ遅れのない油温管理が決定された継続時間が終了する
まで行われる。
4内にて主軸回転速度Sが、管理温度差決定部14と、
入/切パターン及び継続時間決定記憶部16とに同時に
送られて、温度差パラメータ記憶部13に記憶されるパ
ラメータの中から主軸回転数に対応する管理温度差が読
み取られて決定され、管理温度差記憶部17に記憶され
、運転パラメータ記憶部15に記憶されるパラメータの
中から主軸回転速度に対応する入/切パターンサイクル
と、このサイクルの継続時間とが読み取られて決定され
記憶される。そして比較演算部20にて油温と基準温度
との差To−TBと、管理温度差の上限値TD+TH及
び下限値TD−TLが比較されて、To−TB>TD+
THのとき冷凍機穴の信号が出力され、To−TB<T
D−TLのとき冷凍機切の信号が切換タイマ部22に出
力される。しかしこの出力信号は、入/切パターン及び
継続時間決定記憶部I6から切換タイマ部22に送られ
ている信号により回路遮断されており入/切制御部23
には達しない、従って冷凍機12の初期運転は、入/切
パターン及び継続時間決定記憶部16から送られてくる
入/切パターンサイクルにより、入/切制御部23を介
して制御され、軸受部の周辺の温度上昇に対して最適か
つ遅れのない油温管理が決定された継続時間が終了する
まで行われる。
継続時間が終了すると、タイマが作動して回路が切換え
られ、比較演算部20からの入/切信号により入/切制
御部23を介して冷凍機が制御され、回転速度に対応じ
た管理温度差を中心とする一定温度幅の範囲内に冷却油
温が管理される。
られ、比較演算部20からの入/切信号により入/切制
御部23を介して冷凍機が制御され、回転速度に対応じ
た管理温度差を中心とする一定温度幅の範囲内に冷却油
温が管理される。
尚、初期運転の継続時間は、回転速度に対応して異なる
時間に設定するものと限定されるものではなく、一定時
間に設定することもできるのは勿論である。
時間に設定するものと限定されるものではなく、一定時
間に設定することもできるのは勿論である。
次に第2実施例について第2図を参照して説明する。
第1実施例と異なるところは、温度差パラメータ記憶部
13と、管理温度差決定部14が無く、管理温度差記憶
部17に代って管理温度差設定部24が設けられている
ところで、他は同一であり、重複を避けるため同一符号
を付して説明を省略し、直接第2実施例の作用について
説明する。
13と、管理温度差決定部14が無く、管理温度差記憶
部17に代って管理温度差設定部24が設けられている
ところで、他は同一であり、重複を避けるため同一符号
を付して説明を省略し、直接第2実施例の作用について
説明する。
NCの回転指令により主軸3が回転されると、NC装置
4内にて主軸回転速度Sが、入/切パターン及び継続時
間決定記憶部16に送られて、ここで運転パラメータ記
憶部15に記憶される運転パラメータの中から、主軸回
転速度に対応する入/切パターンサイクルとこのサイク
ルの継続時間が読み取られて決定され記憶される。そし
て切換タイマ部22に信号を送って回路を切換え、入/
切パターンサイクル信号が優先して入/切制御部23に
送られ、冷凍機のオン/オフが行われる。
4内にて主軸回転速度Sが、入/切パターン及び継続時
間決定記憶部16に送られて、ここで運転パラメータ記
憶部15に記憶される運転パラメータの中から、主軸回
転速度に対応する入/切パターンサイクルとこのサイク
ルの継続時間が読み取られて決定され記憶される。そし
て切換タイマ部22に信号を送って回路を切換え、入/
切パターンサイクル信号が優先して入/切制御部23に
送られ、冷凍機のオン/オフが行われる。
この入/切パターンサイクルによる制御は決定された継
続時間の間続けられ、継続時間が終了すると、回路が切
換えられて比較演算部20からの信号が入/切制御部2
3に送られるようになり、管理温度差設定部24にてロ
ータリスインチ等により選定された管理温度差TDから
比較演算部20にて冷却油の温度差To−TBと管理温
度差の上限値TD+TH及び下限(l T D −T
Lが比較され、To−TB>TD+THのとき冷凍線入
の信号が出力されて入/切制御部23を介して冷凍機1
2が作動し、これにより油温が下がってTo−TB<T
D−TLになると比較演算部20から冷凍線切の信号が
出力されて、冷凍機12の作動が停止される入/切制御
方法となる。
続時間の間続けられ、継続時間が終了すると、回路が切
換えられて比較演算部20からの信号が入/切制御部2
3に送られるようになり、管理温度差設定部24にてロ
ータリスインチ等により選定された管理温度差TDから
比較演算部20にて冷却油の温度差To−TBと管理温
度差の上限値TD+TH及び下限(l T D −T
Lが比較され、To−TB>TD+THのとき冷凍線入
の信号が出力されて入/切制御部23を介して冷凍機1
2が作動し、これにより油温が下がってTo−TB<T
D−TLになると比較演算部20から冷凍線切の信号が
出力されて、冷凍機12の作動が停止される入/切制御
方法となる。
発明の効果
本発明は、上述のとおり槽底されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
主軸の回転速度に対応する冷凍機の入/切パターン及び
継続時間と、管理温度差とを回転指令により自動的に決
定して、決定された継続時間の間人/切パターンサイク
ルを繰り返したあと、油温(基準温度に対する温度差)
が管理温度差を中心とする上限値を越えたとき冷凍機を
人となし、下限値以下になったとき切とする制御方法に
切換えて油温調整を行うようになしたので、高速回転時
には設定温度差を低速時よりも低い値に設定することに
より運搬熱量を冷凍機能力一杯まで上げることができ、
平衡温度を下げることが可能となり、軸受温度が上昇過
程にある初期運転のときにも前もって予測した温度上昇
に対応する運転サイクルを実施することにより積極的に
温度上昇を抑えることができる。従って比較的小さい容
量の冷凍機でも従来と同様の効果を発揮することができ
る。
継続時間と、管理温度差とを回転指令により自動的に決
定して、決定された継続時間の間人/切パターンサイク
ルを繰り返したあと、油温(基準温度に対する温度差)
が管理温度差を中心とする上限値を越えたとき冷凍機を
人となし、下限値以下になったとき切とする制御方法に
切換えて油温調整を行うようになしたので、高速回転時
には設定温度差を低速時よりも低い値に設定することに
より運搬熱量を冷凍機能力一杯まで上げることができ、
平衡温度を下げることが可能となり、軸受温度が上昇過
程にある初期運転のときにも前もって予測した温度上昇
に対応する運転サイクルを実施することにより積極的に
温度上昇を抑えることができる。従って比較的小さい容
量の冷凍機でも従来と同様の効果を発揮することができ
る。
第1図は一部ブロンク線図を含む第1実施例の主軸冷却
装置の説明図、第2図は一部ブロック線図を含む第2実
施例の主軸冷却装置の説明図、第3図は従来の冷凍機の
制御機構のブロック線図である。
装置の説明図、第2図は一部ブロック線図を含む第2実
施例の主軸冷却装置の説明図、第3図は従来の冷凍機の
制御機構のブロック線図である。
Claims (2)
- (1)冷却油の基準温度(TB)に対する温度差(TO
−TB)が所定の管理温度差(TD)を中心とする一定
温度幅になるよう冷凍機(12)を入/切させる通常運
転サイクルにより油温管理を行う主軸冷却装置の油温調
整方法において、予め主軸(3)の回転速度(S)に応
じた冷凍機の入/切パターン及びそのパターンの継続時
間を設定したパラメータを記憶させ、主軸回転指令によ
り回転速度に対応する入/切パターン及び継続時間を選
定して冷凍機の初期運転を行ったのち前記通常運転サイ
クルに切換えることを特徴とする主軸冷却装置の油温調
整方法。 - (2)比較演算部(20)にて管理温度差(TD)を中
心とする一定温度幅(TD+TH)、(TD−TL)と
冷却油の基準温度(TB)に対する温度差(TO−TB
)とを比較して油温が一定温度幅になるよう冷凍機(1
2)を入/切させる通常運転サイクルにて油温管理を行
う主軸冷却装置において、予め主軸(3)の回転速度(
S)に応じた冷凍機の入/切パターン及びそのパターン
の継続時間を設定した第1パラメータ及び温度管理差を
設定した第2パラメータを記憶する手段(13、15)
と、主軸回転指令により前記第1パラメータ及び第2パ
ラメータより回転速度に対応する条件を決定して記憶す
る手段(14、16、17)と、前記第1パラメータよ
り決定した条件にて初期運転を行ったのち前記第2パラ
メータより決定した条件による通常運転サイクルに切換
える切換タイマ部(22)とを含んでなることを特徴と
する主軸冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34365289A JPH0794099B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 主軸冷却装置の油温調整方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34365289A JPH0794099B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 主軸冷却装置の油温調整方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202250A true JPH03202250A (ja) | 1991-09-04 |
JPH0794099B2 JPH0794099B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=18363191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34365289A Expired - Lifetime JPH0794099B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 主軸冷却装置の油温調整方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0794099B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107127639A (zh) * | 2017-06-01 | 2017-09-05 | 安徽吉乃尔电器科技有限公司 | 一种全自动打孔倒角攻牙机的冷却油循环装置 |
CN108106290A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 油冷机的压缩机运行频率控制方法、系统及油冷机 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4264847B1 (ja) * | 2008-07-17 | 2009-05-20 | 株式会社ニイガタマシンテクノ | 工作機械の冷却システム |
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1989
- 1989-12-27 JP JP34365289A patent/JPH0794099B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH0794099B2 (ja) | 1995-10-11 |
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