JPH03202104A - フィルタプレスのシール構造 - Google Patents

フィルタプレスのシール構造

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JPH03202104A
JPH03202104A JP1338506A JP33850689A JPH03202104A JP H03202104 A JPH03202104 A JP H03202104A JP 1338506 A JP1338506 A JP 1338506A JP 33850689 A JP33850689 A JP 33850689A JP H03202104 A JPH03202104 A JP H03202104A
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slurry
filter frame
frame
frames
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JP1338506A
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Takeshi Hoya
武司 保谷
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TOUFUKU KK
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TOUFUKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 111[示技術は各種生産工場からの廃液や建設現場か
うの汚泥等のスラリーを固液分離するフィルタプレスの
シールの構造の技術分野に属する。
〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明【J、濾板に対してIA イI
iを臨ませた複数の濾枠が両側の端面で接合面にされて
相互に重接して閉枠自在に支持されているフィルタプレ
スのシール構造に関する発明であり、特に、接合面に0
−リング等のシール体がイ1設され、更に、濾過に与る
濾布が当接されて濾枠の重接状態で封止され、一方、濾
枠は鉄等の所定金属製等のパイプを所定間隔に輪切りに
する等した短円筒に形成されて内側にはスラリー供給パ
イプを貫通づる濾布と濾板を支持するようにされ、更に
、濾布にあってはその中心から同心状等に裾拡がりにヌ
カ−1〜式にされて濾枠本体の端部に亘って外周部が当
接自在に濾枠の周側部で係脱自在に掛止され、一方、濾
板にあっては樹脂製等のディスク状の網体の表裏面の少
くとも一方に布製の濾布か一体的に重合された濾枠シー
ト本体か濾枠本体の内周面に設けたホルダを介して支持
され、而して、該濾枠シート本体の表面側に取り外し自
在に添設した濾布が展開姿勢にされてフィルタプレスの
閉枠の際に濾枠本体に圧着されてスラリーや濾過液の漏
出が抑制されるようにしたフィルタプレスのシール構造
に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、市民生活が豊かになり、それに伴って産業
活動も隆盛になり、製造業、建設業を含めで公害問題等
も生ずるようになり、就中、工場廃液や作業現場からの
汚泥等のスラリーの排出量は著るしい量になり、そのま
ま自然排出すると地下水汚染や海水や河川等の汚染をき
たして甚だしい公害問題を発生するようになるために、
かかるスラリーの処理が重要視されるようになり、スラ
リーの固液分離を図り、有害な固体部分は焼却埋立て等
したり、再生処理して有効利用づるようにされているか
、固液分離効率か高く、確実なスラリー処理が可能であ
る等の様々なメリットから所謂フィルタプレスが広く用
いられている。
而して、かかるフィルタプレスはスラリー等の被処理液
を固定容器(スラリー室)内に属人して固定容器の内壁
(濾板)に当接して設けた濾布による濾過を介して固液
分離を行うようにしており、第8,9図に示す様に、フ
ィルタプレス1の構造においてスラリー室2は濾板3を
凹状に一体に設けた鋳物製の濾枠4を該濾枠4の端面5
の部分で圧締させて形成づるようにされ、端面5に於い
て接合面6とされ、スラリー供給ロアから供給される図
示しないスラリーを所定の高圧で供給さけて両側面に洗
液カイト渦8をh’i !J”l状、或いtよ、上下方
向に所定数刻設した濾板3を押圧する過程で添設した濾
布9によって濾過されるようにされ、濾板3は濾布9よ
り分離される濾液をその表裏面で濾液ガイド溝8を介し
て枠外へ濾枠4に設けた濾液の排出口10に導いて排出
するようにし、ケーキは濾布9,9・・・間に貯め、固
液分離後は各濾枠4の開枠時に取り出すようにされてい
る。
而して、フィルタプレス1においては濾枠4を相互に圧
締させて高圧で供給されるスラリー圧に幻抗してスラリ
ー室2を形成しているために、濾枠4の接合する間隙で
の圧力リークを防止するためのシールを接合面6で確実
に行う必要があり、該接合面6には0−リング11が介
装されてこれに対処している。
尚、12はスタンドであり、ベース13に立設されてガ
イドレール14を横設して該ガイドレール14を介して
濾枠4,4・・・を移動自在に支持しており、方側のス
タンド12に設けた油圧シリンダー5により濾枠4,4
・・・が離反、自在にされてフィルタプレス1の開枠、
閉枠が行われる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、濾枠4が相互に圧着する接合面6はO−
リング11が介在することによってフィルタブレス1の
強固な緊締に相俟ってスラリー室2は密封させられるも
のの、濾板3が濾枠4に−・体に底形されていることで
、スラリー室2の容積か一定となり、濾布9の濾過能力
を越えてスラリーの供給圧や供給量が過大であるとシー
ルが不完全となり、圧力リークが生じて長時間の稼動で
濾液が滲出する等し、更に、スラリー室2の内圧か史に
高い状態で継続されると油圧シリンダー5が加熱する等
してスラリー室2の内圧を完全に維持出来ず、充分な固
液分離か行えないという難点かあった。
したがって、濾枠4の端面5をラビリンス状に底形する
等のより効果的なシール機構が望まれるが、加工が煩瑣
となるうえに精度を図る必要かあり、コスト高となる不
具合があった。
そして、これに対処するに、圧送装置等からのスラリー
の供給量を抑えるとフィルタプレス1の稼動が制限され
ることとなり、作業能率の低下を来l−寸という難点が
あった。
又、濾枠4は操作時の耐圧性は勿論のこと、保守点検、
整備等や交換時に損傷が生じて固液分離機能に著るしい
傷害をおよぼす虞れがあることから、相当の強度と剛性
を有しておらねばならず、一般には濾板3を一体にした
鋳物製にされてあり、相当重量であり、したがって、取
扱いに大きな労力を要して作業性が悪く、炉頂であると
いう欠点があるうえに開枠、枠締時の油圧シリンダ15
の使用電力が嵩み、又、製造は勿論のこと、組付けにも
多大な工数がかかり、コスト高になる不利点があり、加
えてメンテナンスがし難いという難点があった。
又、開枠時のケーキ除去が経時的に反復されると、濾布
9にケーキによる目詰りが発生し、相当の頻度で該濾布
9の交換や、洗浄をせねばならず、著るしくメンテナン
スが炉頂で作業能率低下を来たすという不都合さかあっ
た。
〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく回分式の
フィルタプレスのシールの問題点と重量超過に伴う問題
点を解決すべき技術的課題とし、スラリーや濾過液の滲
出を抑制しなから固液分離の効率を高め、而も濾枠の重
量を軽量にして点検整備交換等を容易にし、開枠、枠締
時の動力コストも安く取扱いが容易であるようにし、更
に、濾布の張設ヤ交換を容易にし、濾布の目詰りが可及
的に防止出来、耐久性をも向上させるようにして各種環
境改善産業における省力化技術利用分野に益する優れた
フィルタプレスのシール構造を提供せんとするものであ
る。
く課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出
願の発明の構成は前述課題を解決するために、フィルタ
プレスのシール構造は、濾板に対して濾布を臨ませた複
数の濾枠の両側の端部が相互に重接する接合面に0−リ
ング等のシール体を付設し、更に、濾過に与る濾布を当
接させて重接状態で封止されるようにし、一方、濾枠は
鉄等の所定金属製等のパイプを所定間隔に輪切りにづ−
る等して短円筒に形成する等して内側にスラリー供給パ
イプを貫通する濾布と濾板を支持するように設け、更に
、濾イljにあってはその中心から同心状等に裾拡がり
にスカート式にされて濾枠の端部に亘って外周部を当接
させて濾枠の周側部で小チキス等のクランパを介して係
脱自在に卦止し、更に、濾板にあっては樹脂製等のディ
スク状の網体の表裏面の少くとも一方に布製の別の濾布
を一体的に重合させる等して濾枠シート本体を設けて濾
枠の内周面に設けたホルダを介して展開姿勢に支持する
ようにし、而して、濾板の表面側に取り外し自在に添設
された濾布が閉枠の際に濾枠に圧着されて濾枠の圧締に
伴ってスラリー室が形成され、接合面に於いて濾布の生
地か相互に交錯してシール体を形成し、供給パイプより
圧入されるスラリは濾布をスムースに濾過して濾過液が
濾液排出口へ流過されるようにしてスラリーや濾過液の
濾枠の間隙での漏出が抑制されるようにした技術的手段
を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の実施例を第8,9図を援用し、
第1乃至7図基づいて説明すれば以下の通りである。
尚、第8,9図と同一態様部分は同一符号を用いて説明
づるものとする。
第1乃至3図に示す実施例において、16は濾枠ユニツ
1〜であり、この出願の発明の要旨の一部を成すもので
あり、第8図に示す様なフィルタプレス1に用いられる
濾枠4に相当するものである。
而して、濾枠ユニット16において各々の濾枠本体17
は短円筒であり、該濾枠本体17の両側の環状の端面5
に於いてシール体としての略半円形状のリング溝18か
穿設されており、−右側のリング溝18にはO−リング
11が嵌着されて接合面6′が形成されており、濾枠本
体17の両側に後述する濾布9′が臨まされて濾枠ユニ
ット16の相互の圧締によりフィルタプレス1の閉枠時
の濾液の漏出を抑制するようにされる。
そして、濾枠ユニット16は濾枠本体17の内周面に幅
方向略中央部に環状溝19が設けられた2条のフランジ
20.20を一体的に形成されており、該環状溝19の
最下端部に於いては排出口10が穿設され0 ており、該排出口10は圧力バルブ21が接続している
又、濾枠本体17の内周面に第2図に示す様に、7ラン
ジ20の外側を周方向に亘って該フランジ20に所定の
微小間隔で離隔して金属製のホルダ22が溶着等されて
一体的に濾枠本体17に固設されており、該ボルダ22
とフランジ20とでディスク状の後述する濾枠シート本
体23が挟着されている。
而して、ディスク状の濾枠シート本体23は内側で合成
樹脂型の設定メツシュの網体24がその表面に布製のデ
ィスク状の別の濾布25を重合に添設されており、濾枠
シート本体23は外周縁部を前記フランジ20とホルダ
22の環状の間隙に挿入されて挟圧緊締されて支持され
ている。
更に、濾枠シート本体23の中央部はスラリー供給用の
パイプ26に対する挿通孔27が設けられており、該挿
通孔27には金属製のリングプレート28が添設されて
該リングプレート28をパイプ26が挿通されており、
更に該パイプ26の連結部となる両端の一端にはスライ
ド管29が外嵌している。
]1 尚、パイプ26を外嵌したスライド管29にはスリット
30.30・・・が設けられており、該スリット3()
はスラリー供給孔とされてフィルタプレス1を進退動す
る濾枠本体17の圧締状態での相互に隣接づる濾枠シー
1〜本体23の間隔に等しいか短い長さで軸方向に沿っ
て周方向所定間隔で形成されてJ3す、濾枠本体17.
17間に形成される、濾枠シート本体23の外側に郭成
されるスラリー室2にスラリーを圧送するようにされ、
濾枠シー1〜本体23によって内側に郭成される濾枠室
31に濾液が抽出されるようにされている。
而して、濾枠本体17に内側に支持された一対の2つの
濾枠シート本体23か従来のフィルタプレス1の濾板の
態様として設けられている。
而して、濾枠ユニツ1−16において前記濾布9′は濾
枠シート本体23の外側を両側で添設されてJ3す、第
6図に示す様に、中央部にスラリー供給用のパイプ26
の挿通孔32が設けられたスカー1へ式とされて該挿通
孔32の周部は樹脂含浸されており、周近傍に後述する
フック33に対するフック孔34゜2 34・・・が周方向所定間隔で離反して複数が設けられ
ている。
そして、上記パイプ26を挿通したリングプレト28に
は周方向所定間隔で離反してフック33がイ4設されて
おり、上記濾布9′は各々のフック孔34を7ツク33
に掛止されて挿着されており、パイプ26を挿通してス
カート状にされて取り外し自在にされると共に周方向へ
の撓み変形等は生じないように支持されている。
一方、濾布9′の外周は濾枠本体17の端部5を亘って
オーバーハングして接合面6′に当接した姿勢にされ、
縁部にあっては反対側に同様に添設された濾布9′と共
に濾枠本体17の周側部へ外側に延出されて相互の濾布
9′が相接合する部分で適宜ホチキス等のクランパ35
を介して掛止されている。
そして、濾枠本体17の両側部の所定部位には、マウン
トガイド36が設けられてフレーム12によって支持さ
れているガイドレール14に濾枠ユニット16.16・
・・かマウンi〜されて、各々の濾枠ユニツ1〜3 16は第9図に示す在来態様同様に、油圧シリンダ15
による開枠、枠締時に(よ図示しないチゴーーン等を介
して前後動スライド自在にされるように連結されている
尚、濾布9’ GF:’?ラウンガイド36の取付は部
分が切欠きされている。
上述構成にa3いて、第8図に尻重在来態様同様に、各
濾枠ユニット16を油圧シリンダ15により枠締め方向
へ移動すると、隣接する濾枠本体17の端面5か近接し
て圧着され、接合面6′は相Hのシール溝18に対する
O−リング11か係合し、更に、各々の濾枠本体17に
添設されでいる濾イ(i 9’か接合面6′に当接して
圧密状態にされる。
而して、フィルタプレス1の閉枠により、濾枠本体17
の間に濾枠シート23に郭成されてスラリ室2,2・・
・が形成される。
そして、スラリー供給パイプ26の図示しない端部から
所定供給圧で図示しないスラリーを供給り′ると、該ス
ラリーはスラリー供給パイプ26のスライド管29のス
ラリ1〜30.30・・・より)土山されてスラ4 リー室2,2・・・内に供給され、濾液が濾布9′を滲
出し、更に、濾枠シート23の別の濾布25を通り、樹
脂製の網体24を流過し、濾枠シート本体23の間の濾
液室31に固液分離された濾液か濾過されて滞溜し、ケ
ーキかスラリー室2に残留して分離される。
このとき、濾枠シート本体23はスラリーの供給圧に応
じてスラリー室2の容積を可変にして濾布9′の濾過効
率が高められる。
そして、スラリーの供給圧が高まると排出口10に設C
ノられた圧力バルブ21を所定に開弁して濾液室31外
に濾液か排出される。
而して、上述の固液分離の過程で【よスラリーが供給パ
イプ26により圧送されてスラリー室2内は高圧状態に
され、かかる内圧は一般的にはスラリー室2を形成する
濾枠4を離反する方向に印加作用するが、濾布9′が一
様に添設されて皺等の抵抗部分がなくされるうえに、濾
過シート本体23が濾液を濾過させて内側に撓曲し、そ
の間に濾布25を介してスラリーの供給圧力は排出口1
0にリーク5 することで、又、シリンダ15による緊締力が強力であ
るために、相互の濾枠ユニツ1〜16の接合部分に於い
てはシールに無理がなくされ、圧力リークが生じない。
更に、相互に強固に接合する濾枠ユニツ1〜16の接合
面6′においては濾布9′が介装されており、O−リン
グ11と共に濾布9′の組織が濾液の漏出を抑制づるよ
うにされ、上述のスラリーの供給)王力が排出口10に
リークする状態で確実なシールが行われる。
そして、経時的な固液分離作用により濾液室31内に固
液分離された濾液は次第に環状溝19を介して排出口1
0から落下し、所定に下段されている樋により所定に排
出され、設定時間の経過後はスラリーの圧締を停止し、
油圧シリンダ15により各濾枠ユニツ1〜16をマウン
トガイド36のガイドレールIA!上でのスライドを介
して開枠し、各濾枠ユニット16間に形成されてスラリ
ー室2に分離残留されていた図示しないケーキは剥離落
下して一定に除去され、その後油圧シリンダ15により
各濾枠ユ6 ッl〜16を枠締して再びスラリーを圧締し、固液分離
作用を反復する。
この間、各濾枠ユニット16は極めて軽量で作成されて
いるために、開枠、枠締における油圧シリンダ15の動
ノJは少くてすみ、又、所定タイミングで必要に応じて
所定の濾枠ユニット16を取り外して濾布9′の交換を
行うに際し、クランパ35を解離することで、濾枠本体
17からの脱着は容易であり、又、濾イfi 9’の取
り外しや洗浄、交換、保守等の作業も極めて容易に行わ
れるものである。
この際、濾布9′の濾枠本体17からの脱着はノック孔
34に対するフック33の取り外しにより容易に行われ
る。
而して、濾枠ユニット16は濾過シート本体23に被包
して濾布9′が添設されていることで、濾布9′が消耗
して濾枠シート本体23の別の濾布25の目詰りは確実
に防止され、濾布9′を交換することで、濾枠ユニット
16の寿命と耐久性は向上する。
尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るもの
でないことは勿論であり、例えば、濾布7 9″は第7図に示す様に、方形として4隅をクランプす
るようにして設けることが自在であり、又、濾枠本体を
方形、多角形としたり、濾枠本体の端部をラビリンスと
したり、又、セラミック等の別材料で形成した接合面と
する等種々の態様が採用可能である。
又、適用対象のフィルタプレスは工場や建設現場からの
汚泥スラリーばかりでなく、食利昂や化学品、薬品等の
スラリーの処理等にも適用可能であることは勿論のこと
である。
〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に各種のスラリ
ーを固液分離づ゛るに際し、フィルタプレスの各々の濾
枠の端部に於けるシールが確実にされるので、スラリー
や濾過液の漏出や圧力リークが1111iliIIされ
て固液分離が安定して行われ、稼動効率が向上するとい
う優れた効果が奏される。
而して、フィルタプレスは短円筒等に形成された濾枠本
体の両側の端面に接合面が形成され、0リング等のシー
ル体が付設されて濾布が当接さ8 れた姿勢で接合面に於ける圧着を介して閉枠されること
で、隣接する濾枠によってスラリー室が郭成されてスラ
リーか送給される際、シール溝に係合したO−リングに
よって大部分がシールされ、更に、濾枠の端部に亘って
張設された濾布が圧密状態にされるので、スラリーの圧
送が継続する状態で確実なシールが行われるという優れ
た効果が秦される。
更に、濾枠の内周面に濾枠シー1〜本体に対する挟着固
定用のホルダをリング状に添設し、該ホルダに濾板とし
ての濾枠シート本体を支持して該濾枠シート本体に濾布
を展開姿勢に添設したことにより、濾布が一様に密着し
て濾過効率が高められるので、圧送装置等によるスラリ
ーの供給に充分苅応出来るという優れた効果が奏される
そして、濾枠シート本体の外側にスカート式の濾布が取
り外し自在に添設されていることにより、経時的な開枠
、締枠の反復によるケーキの剥離除去を介しての濾枠シ
ート本体へのケーキの目詰りは濾布の交換によって濾枠
シートが有する濾過機9 能を直ちに回復することが出来るという優れた効果が奏
される。
そして、濾枠シート本体の濾布に目詰りが防止されるこ
とで、濾枠シート本体の寿命と耐久性が向上するという
優れた効果が秦される。
又、濾枠シー1〜本体の濾枠に対する脱着が容易にされ
、保守点検、整備交換が容易にされ、メンテナンスもし
易いという利点がある。
更に、濾枠(j、従来極めて重量が人であった♀A物に
代えてパイプを所定幅ずつ輪切りにした濾枠本体とした
ことにより、濾枠本体の重量が著るしく軽減され、開枠
、枠締にお【ブる油圧シリンダの動力が少くて済み、而
も、濾枠本体の軸方向の強度は充分であるので、0−リ
ング等を介してのシール機能が安全であるうえに固液分
離機能を更に向上させることが出来るという効果が奏さ
れる。
而して、濾枠本体の軽量化に基づくイニシャルコス1〜
、ランニングコストの低減は産業廃棄物等のスラリーの
固液分離処理を介して公害処理を低コストで行うことが
出来るという効果がある。
0 更に、濾枠本体をパイプから輪切りに切断するに際し、
その切断面を軸方向に直交する方向や傾斜面を大小にと
るようにすることにより、該濾枠の内周面に添設される
両側の濾枠シートの間隔を大小にして濾液容積を設計的
に変化させることが出来るため、フィルタプレスの能力
を設計的に弾力的に行うことが出来るという自由度があ
る効果も奏される。
【図面の簡単な説明】
第1乃至7図はこの出願の発明の詳細な説明図であり、
第1図は1実施例の部分切截拡大斜視図、第2図は同部
分断面拡大側面図、第3図は更に第2図拡大部分断面図
、第4.5図はスカート式の濾布の取り外し、装着の部
分断面図、第6図は同濾布の斜視図、第7図は別の実施
例の濾布の斜視図、第8図はフィルタプレスの模式側面
図、第9図は従来技術に基づくフィルタプレスの濾枠と
濾布の取合断面図である。 4・・・濾枠、  6,6′・・・接合面(端面)、1
・・・フィルタプレス、 11・・・シール体(O−リング)、 26・・・スラリー供給パイプ、 24・・・網体、 23・・・濾枠シート本体3・・・
濾板、  9.9’ 、9’・・・濾布、1 2 第9図 4

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)濾板に対して濾布を臨ませた複数の濾枠が相互に
    両側の端面に接合面を設けて閉枠自在に支持されている
    フィルタプレスのシール構造において、上記接合面にシ
    ール体が付設されると共に上記濾布が当接されて圧着さ
    れることを特徴とするフィルタプレスのシール構造。
  2. (2)上記濾枠が短円筒に形成され、上記濾板と上記濾
    布がスラリー供給パイプを貫通され、而して該濾枠の接
    合面に該濾布の外周部が付設されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のフィルタプレスのシール
    構造。
  3. (3)上記濾布が上記濾枠の周側部で係脱自在に掛止さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1、2項い
    づれか記載のフィルタプレスのシール構造。
  4. (4)上記濾板がディスク状の網体とその表裏面の少く
    とも一方に一体に濾布が付設されている濾枠シート本体
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3項
    いづれか記載のフィルタプレスのシール構造。
JP1338506A 1989-12-28 1989-12-28 フィルタプレスのシール構造 Pending JPH03202104A (ja)

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