JPH0320163A - 車輌用自動変速機のライン油圧制御装置 - Google Patents

車輌用自動変速機のライン油圧制御装置

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Publication number
JPH0320163A
JPH0320163A JP1149966A JP14996689A JPH0320163A JP H0320163 A JPH0320163 A JP H0320163A JP 1149966 A JP1149966 A JP 1149966A JP 14996689 A JP14996689 A JP 14996689A JP H0320163 A JPH0320163 A JP H0320163A
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JP
Japan
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parking brake
line
hydraulic
release
oil pressure
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JP1149966A
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English (en)
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Toshiharu Furukawa
俊治 古川
Mitsuru Takada
充 高田
Noriyuki Takahashi
徳行 高橋
Makoto Funahashi
眞 舟橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/12Brake-action initiating means for automatic initiation; for initiation not subject to will of driver or passenger
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/3416Parking lock mechanisms or brakes in the transmission
    • F16H63/3483Parking lock mechanisms or brakes in the transmission with hydraulic actuating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/48Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
    • F16H63/483Circuits for controlling engagement of parking locks or brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0021Generation or control of line pressure

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変速機のラ
イン油圧制御装置に係り、特に油圧作動式パーキングブ
レーキ装置を備えた車輌用自動変速機のライン油圧制御
装置に係る。
[従来の技術] 自動車等の車輌に用いられる自動変速機は、般に、その
出力軸を固定することにより車輪の回転を阻止するバー
キングブレーキ装置を備えている。このパーキングブレ
ーキ装置としては油圧により作動と解放とが行われる油
圧作動式のものが既に提案されており、これは例えば実
公昭51−1 5225号公報に示されている。
[発明が解決しようとする課WrJ] 油圧作動式バーキングブレーキ装置に与えられる油圧は
、一般に、内燃機関のスロットル開度の如く、内燃機関
の負荷の増大に応じて増大すべく定められるライン油圧
である。これに対しバーキングブレーキの作動或い解除
が行われるのはアクセルペダルの踏込みが解除された状
態にての駐車時であり、このためパーキングブレーキの
作動或いは解除時に於ではこれに与えられる油圧、即ち
ライン油圧は比較的低い。
このため、上述の如きライン油,圧によりバーキングブ
レーキの作動と解除とが確実に行われ得るようにしよう
とすると、パーキングブレーキの作動と解除のための油
圧サーボ装置のサーボピストンの受圧面積を大きくする
必要が生じ、大きい油圧サーボ装置が必要となる。
これは車輌用自動変速機の小型化設計を阻害することに
なる。
本発明は、上述の如き不具合に鑑み、油圧サーボ装置の
大型化を図ることなく油圧作動式のバーキングブレーキ
の作動或いは解除が確実に行われ得るようにするライン
油圧制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段] 上述の如き目的は、本発明によれば、ライン油圧により
作動、解除が行われる油圧作動式パーキングブレーキ装
置を備えた車輌用自動変速機のライン油圧制御装置に於
て、パーキングブレーキの作動時と解除時の少なくとも
何れか一方の時にはライン油圧を通常時に比して高くす
る油圧制御手段を有していることを特徴とするライン油
圧制御装置によって達成される。
[発明の作用] 上述の如き構成によれば、バーキングブレーキの作動時
或いは解除時にはライン油圧が通常時に比して高くなり
、これにより充分な押圧力が得られ、バーキングブレー
キの作動或いは解除が確実に行われ得るようになる。
[実施例コ 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は本発明によるライン油圧制御装置を備えた自動
変速機の油圧制御装置の一つの実施例を示している。
第1図に於て、20はブライマリレギュレータ弁を示し
ている。プライマリレギュレータ弁20は、一般にライ
ン油圧制御弁と称される調圧弁であり、二つのスブール
弁22と24とを有し、スブール弁22がスプール弁2
4及び圧縮コイルばね26より与えられる図にて上向き
の押圧力と油路12よりフィードバックボート28に与
えられる油圧による図にて下向きの押圧力との平衡関係
に応じて図にて上下方向に移動し、ポート30がボート
32及びリターンボート・34に接続される度合を制御
することによりオイルポンプ10より油圧を与えられる
油路12に於ける油圧、即ちライン油圧を調圧するよう
になっている。
油路12のライン油圧は、図示されていない一般的構造
の変速制御油圧回路によってクラッチ、ブレーキの如き
変速用の摩擦係合装置の油圧サーボ室に選択的に与えら
れるようになっている。
スプール弁24は、制御油圧ボート36に与えられる制
御油圧とリバースプーストボート38に与えられる油圧
とにより図にて上方へ付勢され、スプール弁22に図に
て上向きの押圧力を与えるようになっている。リバース
ブーストポート38には図示されていない周知のマニュ
アル弁よリRレンジである時にのみライン油圧が与えら
れるようになっている。
プライマリレギュレータ弁20の制御油圧ボート36は
、油路58によりリニアソレノイド弁40のポート46
に連通接続され、これより制御油圧を与えられるように
なっている。
リニアソレノイド弁40はスープール弁42を有し、ス
プール弁42が、圧縮コイルばね52より与えられる図
にて上向きの押圧力と電磁コイル54のスライドコア5
6より与えられる図にて下向きの駆動力及びフィードバ
ックボート50に与えられる油圧による図にて下向きの
押圧力との平衡関係に応じて図にて上下方向に移動し、
ボート44がポート46とドレンボート48に接続され
る度合を制御することにより、ポート46に於ける油圧
、即ち制御油圧を調圧するようになっている。
電磁コイル54はこれに与えられる電流の増大に応じて
スプール弁42に与える図にて下向きの駆動力を増大す
るようになっており、これによりボート46に生じる制
御油圧は、電磁コイル54に与えられる電流の増大に応
じて低減し、これとは反対に電磁コイル54に与えられ
る電流の低下に応じて増大することになる。
ボート44には一般的構造のモジュレート弁60より一
定油圧のモジュレート油圧が与えられるようになってい
る。
リニアソレノイド弁40の電磁コイル54に対する通電
制御は電子制御装置150により行われるようになって
いる。
電子制御装置150は、一般的構造のマイクロコンピュ
ータを含んでおり、車速センサ152より車速に関する
情報を、スロットル開度センサ154より原動機として
の内燃機関のスロットル開度に関する情報を、マニュア
ルシフトポジションセンサ156よりマニュアルシフト
レンジに関する情報を、イグニッションスイッチ158
より内燃機関の運転停止に関する情報を、リミットスイ
ッチ160より後述のパーキングブレーキ装置100が
解除状態であるか否かに関する情報を各々与えられ、こ
れら情報に基いて一般的な変速制御及びパーキングブレ
ーキ制御を行うと共にライン油圧の制御を行うようにな
っている。
第2図は油圧作動式のバーキングブレーキ装置の一つの
実施例を示している。パーキングブレーキ装置100は
パーキングロッド102及びバーキングブレーキロッド
102に取付けられたパーキングロックカム104とを
有し、バーキング口ックカム104が図にて右方へ移動
することにより、これが、ガイトブラケット106及び
パーキングボール108に各々係合し、パーキングボー
ル108を押下げるようになっている。バーキングボー
ル108は、図示されていない一端をトランスミッショ
ンケース等より枢支された揺動式の一般的な構造のもの
であってよく、押下げられることにりその歯部110を
もってパーキングロックギャ112の歯部114に噛合
し、パーキングロックギャ112の回転を阻止すること
により図示されていない出力軸の回転を阻止し、パーキ
ングブレーキ作用を行うようになっている。
パーキングロッド102は、油圧サーボ装置116のピ
ストンロッド120と連結され、油圧サーボ装置116
により図にて左・右方向に駆動されるようになっている
油圧サーボ装置116はシリンダ室122内にピストン
ロッド120と連結されたサーボピストン124を有し
ており、サーボピストン124は、図にて左側に作動用
油圧サーボ室126を、図にて右側に解除用油圧サーボ
室128を各々郭定している。作動用油圧サーボ室12
6にはポート130より油圧が、また解除用油圧サーボ
室128にはポート132より油圧が各々選択的に与え
られるようになっている。
ピストンロツド120には二つのホールド溝134と1
36とが形成されている。ホールド溝134及び136
にはばね138により付勢されたホールドボール140
が選択的に係合するようになっており、図示されている
如きブレーキ角q除位置にある時にはホールドボール1
40はホールド溝134に係合してピストンロッド12
0をそのブレーキ解除位置に保持し、これに対しピスト
ンロッド120が図にて右方へ移動してパーキングブレ
ーキロックカム104がパーキングポール108を押下
げるパーキングブレーキ作動位置にある時にはホールド
ボール140はホールド溝136に係合してピストンロ
ッド120をそのパーキングブレーキ作動位置に保持す
るようになっている。
前述のリミットスイッチ160はピストンロッド120
が上述の如きバーキングブレーキ解除位置にある時には
ピストンロッド120に取付けられた作動片162によ
って押圧されて接点の切換を行うようになっている。
油圧サーボ装置116のボート130と132に対する
油圧の給排は第1図に示されている如きバーキングブレ
ーキ制御弁70により行われるようになっている。
バーキングブレーキ制御井70はスプール弁72を有し
、スプール弁72は、制御油圧ボート84に油圧が与え
られていない時には図にて左半分に示されている如き解
除位置に位置し、油圧供給ボート78を解除ポート76
に接続して作動ボート74をドレンボート80に接続し
、これに対し制御油圧ボート84に油圧が与えられてい
る時は圧縮コイルばね86のばね力に抗して降下して図
にて右半分に示されている如き作動位置に位置し、油圧
供給ボート78を作動ボート74に接続し、解除ポート
76をドレンボート82に接続するようになっている。
油圧供給ボート78には油路14及び16を経てライン
油圧が供給されるようになっている。作動ボート74は
油路94によって油圧サーボ装置116のボート130
に、解除ボート76は油路96によって油圧サーボ装置
116のボート132に各々接続されている。
制御油圧ボート84に対する油圧の供給はソレノイド弁
90により選択的に行われるようになっている。ソレノ
イド弁90は、ノーマリオーブン型の電磁ドレン弁であ
り、ソレノイド92に通電が行われていない時には開弁
し、ソレノイド92に通電が行われている時には閉弁し
て油路14及び18よりのライン油圧を制御油圧ボート
84に伝えるようになっている。ソレノイド弁90のソ
レノイド92に対する通電は電子制御装置150により
行われるようになっている。
制御装置150によるライン油圧制御は、通常時に於で
はライン油圧がスロットル開度の増大に応じて増大する
ように行われ、バーキングブレーキ装置100の作動時
或いは解除時には一時的にライン油圧をその時のスロッ
トル開度により決まる値より高くするように行われる。
尚、本発明によるライン油圧制御装置を備えた自動変速
機と組合せられて用いられる内燃機関は、その運転停止
時に於て、イグニッションスイッチ158が開かれても
、油圧によるバーキングブレーキの作動が完了するに要
する時間に亘っては引続き内燃機関によりオイルボンブ
10が駆動されてライン油圧が確保されるよう、運転を
続行するようになっている。
次に第3図及び第4図を用いて本発明によるライン油圧
制御装置の作動とこれに関連したバーキングブレーキ装
置の作動について説明する。
第3図に示されたルーチンはパーキングブレーキ制御ル
ーチンであり、この制御ルーチンは所定時間毎の割込ル
ーチンとして繰返し実行される。
先ずステップ10に於では、マニュアルシフトポジショ
ンセンサ156より検出されるマニュアルシフトポジシ
ョンより現在のマニュアルシフトポジションがRレンジ
(バーキングレンジ)であるか否かの判別が行われる。
Rレンジである時はステップ14へ進み、そうでない時
はステップ12へ進む。
ステップ12に於では、シグニッションスイッチ158
が開かれたか否か、即ちオフであるか否かの判別が行わ
れる。イグニッションスイッチ158がオフ状態である
時は内燃機関の運転停止時であってこの時はステップ1
4へ進み、そうでない時はステップ18へ進む。
ステップ14に於ては、車速センサ152より検出され
る車速が予め定められた零に近い所定値以下であるか否
かの判別が行われる。車速が所定値以下にある時はステ
ップ16へ進み、そうでない時はステップ18へ進む。
ステップ16に於では、バーキングブレーキ作動指令フ
ラッグFpを1とすることが行われる。
ステップ18に於では、パーキングブレーキ作動指令フ
ラッグFpを0にすることが行われる。
上述のルーチンの実行によりマニュアルシフトボジシジ
ンがRレンジであって車速か所定値以下である時、或い
はマニュアルシフトポジションに拘らずイグニッション
スイッチ158が閉じられて車速が所定値以下である時
はパーキングブレーキ作動指令フラッグFpが1とされ
、そうでない時はパーキングブレーキ作動指令フラッグ
Fpが0とされる。
第4図はバーキングブレーキの作動と解除及びこれに関
連したライン油圧制御を行うルーチンを示しており、こ
のルーチンを所定時間毎の割込ルーチンとして実行され
る。
先ず最初のステップ50に於では、パーキングブレーキ
作動指令フラッグFpが1であるか否かの判別が行われ
る。Fp−1である時、即ちパーキングブレーキの作動
指令時にはステップ52へ進み、そうでない時はステッ
プ60へ進む。
ステップ52に於では、バーキングブレーキが作動中で
あることを示す作動フラッグFpsが1であるか否かの
判別が行われる。Fps−1でない時はまだバーキング
ブレーキの作動が開始されていない時であり、この時は
ステップ54へ進み、そうでない時、即ちバーキングブ
レーキの作動が既に開始されている時はステップ56へ
進む。
ステップ54に於では、ソレノイド弁90のソレノイド
92に通電を行ってこれをオン状態にすることが行われ
る。これによりバーキングブレーキ制御弁70の制御油
圧ポート84にライン油圧が与えられ、これのスプール
弁72が図にて右半分に示されている作動位置に位置す
るようになり、油圧供給ボート78のライン油圧が作動
ボート74に伝えられてパーキングブレーキ装置100
の作動油圧サーボ室126にライン油圧が与えられるよ
うになる。またこの時にはライン油圧PLをこの時のス
ロットル開度により決まる値より高い所定値PLset
+(第5図参照)が与えられるようになる。
これによりサーボピストン124には比較的大きい押圧
力が与えられるようになり、これに伴いピストンロッド
120、パーキングロッド102及びパーキング口ック
カム104が図にて右方へ移動し、パーキングロックカ
ム104によりバーキングボール108が押下げられて
その歯部110がバーキング口ックギャ112の歯部1
14に確実に噛合するようになる。これによりパーキン
グブレーキが確実に作動するようになる。この時にはホ
ールドボール134はホールド満136に係合し、この
係合によって作動用油圧サーボ室126の油圧が消滅し
てもピストンロッド120はそのパーキングブレーキ作
動位置に保持されることになり、バーキングブレーキの
作動状態が維持されるようになる。従ってこの時点にて
オイルポンブ10の駆動が停止されてよい。
またステップ54に於では、タイマ値TlmをOに戻し
てこのタイマをスタートさせ、作動フラッグFpsを1
とすることが行われる。
ステップ56に於では、ステップ54に於で起動された
タイマのタイマ値T■が予め定められた所定値T ms
et+以上であるか否かの判別が行われる。TsaT■
set 1である時はステップ58へ進む。
ステップ58に於では、ライン油圧を、例えばスロット
ル開度により決まる所定値PLeとすることが行われる
。これによりバーキングブレーキの作動指令が出されて
から、タイマの所定値TIIset+により決まる時間
に亘ってライン油圧が通常時に比して高一い所定値PL
set+に保たれることになる。
ステップ60は、パーキングブレーキ作動指令フラッグ
Fpが1でない時、即ちパーキングブレーキ解除指令が
出されている時に実行され、このステップ60に於では
、作動フラッグF psが1であるか否かの判別が行わ
れる。Fps−1である時は今だバーキングブレーキの
作動制御が行われている時であり、この時はステップ6
2へ進み、そうでない時、即ちパーキングブレーキの解
除作動が既に開始されている時はステップ64へ進む。
ステップ62に於では、ソレノイド弁90のソレノイド
92に通電を行ってこれをオフ状態としてソレノイド弁
90を開弁ずることが行われる。
これによりパーキングブレーキ制御井70の制御油圧ボ
ート84には油圧が与えられなくなり、スプール弁72
が圧縮コイルばね86のばね力により図にて左半分に示
されている解除位置に位置するようになる。この時には
油圧供給ボート78のライン油圧が作動ポート74に代
えて解除ポート76に与えられ、油圧サーボ装置116
の解除用油圧サーボ室128にライン油圧が与えられる
ようになる。またこの時にはライン油圧PLをこの時の
スロットル開度により決まる値より高い所定値pL6e
t2に高めることが行われる。これにより油圧サーボ装
置116の解除用油圧サーボ室128には所定値PLs
et2による比較的高いライン油圧が与えられるように
なり、サーボピストン124に比較的大きい押圧力が与
えられるようになる。これによりピストンロツド120
、パーキングロッド102及びバーキングロックカム1
04が図にて左方へ移動するようになる。またステップ
62に於では、タイマ値TIを0に戻してこのタイマを
スタートさせ、作動フラッグF psをOとすることが
行われる。 ステップ64に於では、リミットスイッチ
160がオン状態であるか否か、即ちピストンロッド1
20がパーキングブレーキ解除位置に位置したか否かの
判別が行われる。リミットスイッチ160がオン状態で
ある時はピストンロッド120がパーキングブレーキ解
除位置に位置し、バーキングロックカム104がバーキ
ングポール108より離れてバーキングボール108の
歯部110がパーキングブレーキ口ツクギャ112の歯
部14より離れ、パーキングブレーキの解除が行われた
時であり、この時はステップ58へ進んでライン油圧P
Lをその時のスロットル開度により決まる所定値PLe
にすることが行われ、これに対しリミットスイッチ16
0がオン状態でない時、まだバーキングブレーキブレー
キの解除が行われていない時はステップ66へ進む。
ステップ66に於では、ステップ62にて起動されたタ
イマのタイマ値Tsが予め定められたTmset2以上
であるか否かの判別が行われる。Tm≧T mset2
である時はステップ68へ進む。
ステップ68に於では、ステップ62にて起動されたタ
イマのタイマ値Tllが所定値T mset2より大き
い所定値TIISet3以上であるか否かの判別が行わ
れ、Ts≧TIIISetである時はステップ70へ進
み、そうでない時はステップ74へ進む。
ステップ70に於では、現在のライン油圧PLが所定値
PLset2より高い所定値、即ち最大値PLset3
より大きいか否かの判別が行われる。
PL≧PISet3である時はステップ74へ進み、そ
うでない時はステップ72へ進む。
ステップ72に於では現在のライン油圧PLを所定値Δ
PLだけ高くすることが行われる。
ステップ74に於では、ライン油圧PLを所定値PLs
et3にすることが行われる。
これによりバーキングブレーキの解除時に於て、ライン
油圧PLがその時のスロットル開度により決まる値より
高いPLset2に高められてもパーキングブレーキの
解除が行われない時は、更にライン油圧を所定値PLs
et3まで徐々に高めることが行われる。このパーキン
グブレーキの解除時に於けるライン油圧特性は第6図に
示されているようになる。これにより、パーキングブレ
ーキはその時の作動状態に応じて必要最少限度のライン
油圧をもって確実に解除されるようになる。
[発明の効果] 上述の如き構成によれば、パーキングブレーキの作動時
或いは解除時にはライン油圧が通常時に比して高くなる
ことにより、充分な押圧力が得られ、これの油圧サーボ
装置が大型化されなくてもパーキングブレーキの作動或
いは解除が確実に行われ得るようになる。このことから
パーキングブレーキ装置の油圧サーボ装置を小型化する
ことが可能になり、車輌用自動変速機の小型化設計の自
由度が増大するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるライン油圧制御装置を備えた自動
変速機の油圧制御装置の一つの実施例を示す油圧回路図
、第2図は本発明によるライン油圧制御装置と組合され
て用いられる自動変速機の油圧作動式のバーキングブレ
ーキ装置の一例を示す縦断面図、第3図は車輌用自動変
速機に於けるパーキングブレーキの作動解除制御ルーチ
ンを示すフローチャート、第4図は車輌用自動変速機の
パーキングブレーキの作動解除作動及びライン油圧制御
を行うルーチンを示すフローチャート、第5図はパーキ
ングブレーキ作動時のライン油圧特性を示すグラフ、第
6図はパーキングブレーキ解除時のライン油圧特性を示
すグラフである。 10・・・オイルポンプ.20・・・プライマリレギュ
レー夕,40・・・リニアソレノイド弁,60・・・モ
ジュレ−ト弁,70・・・パーキングブレーキ制御弁,
90・・・ソレノイド弁,100・・・バーキングブレ
ーキ装置.104・・・パーキングロツクカム,108
・・・パーキングボール,112・・・パーキングブレ
ーキ口ックギャ,116・・・油圧サーボ装置特 許 
出 願 人   トヨタ自動車株式会社代   理  
 人   弁理士  明石 昌毅第 3 図 第 5 図 第 6 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ライン油圧により作動、解除が行われる油圧作動式パー
    キングブレーキ装置を備えた車輌用自動変速機のライン
    油圧制御装置に於て、パーキングブレーキの作動時と解
    除時の少なくとも何れか一方の時にはライン油圧を通常
    時に比して高くする油圧制御手段を有していることを特
    徴とするライン油圧制御装置。
JP1149966A 1989-06-13 1989-06-13 車輌用自動変速機のライン油圧制御装置 Pending JPH0320163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1149966A JPH0320163A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 車輌用自動変速機のライン油圧制御装置

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JP1149966A JPH0320163A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 車輌用自動変速機のライン油圧制御装置

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JPH0320163A true JPH0320163A (ja) 1991-01-29

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ID=15486507

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JP1149966A Pending JPH0320163A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 車輌用自動変速機のライン油圧制御装置

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JP (1) JPH0320163A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345147B1 (ko) * 2000-06-21 2002-07-24 현대자동차주식회사 차량용 자동변속기 유압 제어 시스템의 매뉴얼 밸브
FR2960932A1 (fr) * 2010-06-04 2011-12-09 Peugeot Citroen Automobiles Sa Boite de vitesses avec actionnement electro-hydraulique de verrou de frein de stationnement

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