JPH03201339A - 投写型陰極線管の製造方法 - Google Patents

投写型陰極線管の製造方法

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Publication number
JPH03201339A
JPH03201339A JP34143989A JP34143989A JPH03201339A JP H03201339 A JPH03201339 A JP H03201339A JP 34143989 A JP34143989 A JP 34143989A JP 34143989 A JP34143989 A JP 34143989A JP H03201339 A JPH03201339 A JP H03201339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
fluorescent screen
ray tube
interference film
phosphor screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP34143989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okuda
奥田 博志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フェースガラスの内面に形成された蛍光面
上に映出された映像をその蛍光面に対向して配置された
投写レンズを介して映像スクリーンに拡大し投影するよ
うになされた投写型陰極線管の製造方法に関するもので
ある。
[従来の技#l] この種の投写型陰極線管を含む投写型TVセットにおい
て、単色の陰極線管からの発光を投写レンズユニットに
とり入れる際の集光率の悪さを改善する技術が米国特許
第4,842,895号で開示されている。
すなわち1通常の陰極線管においては、蛍光面から発せ
られる光が完全拡散に近い状態にあるけれども、投写型
TVセットにおいては、陰極線管の蛍光面から発せられ
た光のうち、発散角が30’以内のものが利用され、そ
の他は不要光となる。
上記米国特許第4,842.[5号は、蛍光面から発せ
られる全光束の30%以上を発散角±300の円錘体の
内部へ集約することにより、スクリーンヒでの映像の明
るさの向上を図ったものである。
また、特開昭81−273837号公報には、陰極線管
のフェースガラスの内面と蛍光体層との間に、例えば酸
化チタン(Ti02)や酸化タンタル(Ta205 )
などの高屈折率材料と酸化シリコン(Si02)や弗化
マグネシウム(MgF2)などの低屈折率材料とを交互
に14〜30層に積層してなる多層干渉膜を形成してな
る投写型陰極m管が開示されており、さらに、同公報に
、スクリーンEでの中央部と周辺部の輝度比を改善する
ために、フェースガラス(以下、パネルと称す)の内面
を凸状とした湾曲フェースが開示されている。
このような多層干渉膜を備えた投写型陰極線管において
は、第3図のように、パネル(1)とファンネル部(7
)とが分離されているために、両者(1)、C7)をフ
リットカラス(6)により溶着する前に、ファンネル部
(7)に埋込まれたアノード(8)から導通ばね(9)
を介してパネル(1)の内面に高圧を印加する導通部(
3)をパネル(1)側に設ける必要がある。
従来の投写型陰極線管の製造方法では、パネル(1)の
内面に蛍光体層からなる蛍光面(4)を形成したのち、
カーボンを主成分とする導電性の塗料をパネル(1)の
内面に塗布することにより、導通部(3)を形成してい
た。
[発明が解決しようとする課題] 従来の投写型陰極線管の製造方法は以上のように、パネ
ル(1)の内面に蛍光面(4)を形成したのち、゛導電
性塗料の塗布により導通部(3)を形成するものである
から、導電性塗料の塗布時に、黒色を呈する塗料の一部
が蛍光面(4)にしみこんで、蛍光面(0の品位を低下
させるばかりでなく、作業性も悪くて、歩留りを低下し
やすいという問題があった。
また、導通部(3)に実用的な接着力を付与するために
は400℃程度の加熱が必要であり、導通ばね(9)と
の接触にともない導通部(3)が剥れないようにするた
めにもベーキング工程が必要であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、蛍光面の品位を低下することなく、作業性の
改善により歩留りの向上を遠戚することができる投写型
陰極線管の製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る投写型陰極線管の製造方法は、パネルの
内面に多層干渉膜を薄着する第1工程と、パネルのスカ
ート部に導通部を設ける第2工程と、多層干渉膜をアニ
ールする第3工程と、蛍光面を形成する第4−[程とか
らなることを特徴とする。
[作用] この発明によれば、蛍光面を形成する前に、パネルのス
カート部に導通部を設けることにより。
導通部を形成する導電性の塗料が蛍光面にしみこむこと
にともなう蛍光面の品位の低下がない、また、多層干渉
膜の安定化のためのアニール工程の前に導通部を設けて
おくことにより、ベーキング工程を省くことが可使とな
る。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例による投写型
陰極線管の製造方法を工程順に示す要部の縦断面図であ
る。
第1図はパネル(1)の内面に、高屈折率材料および低
屈折率材料を交互に14〜30層に積層してなる多層干
渉膜(2)を蒸着したのち、パネル(1)のスカート部
(IA)の内面にカーボンを主成分とする導電性塗料を
塗布して導通部(3)を形成したまでの状態を示す。
第2図は上記多層干渉膜(2)の内面側に、蛍光体層か
らなる蛍光面(4)を形成したのち、その蛍光面(4)
の内面側にA文パック層(5)を蒸着により形成したま
での状態を示す。
つぎに、A文ノへツク層(5)まで形成されたパネル(
1)とファンネル部(7)とをフリットガラス(6)に
より溶着し、ここで、ファンネル部(7)に埋込まれた
アノードボタン(8)と上記導通部(3)とが導通ばね
(9)を介して電気的に接続されたのち、電子銃(図示
せず)の封止、排気、二一ジングなどの通常の工程を経
て、投写型陰極線管が完成される。
上記のように、導通部(3)を形成する時点では、パネ
ル(1)の内面に蛍光面(4)が形成されていないので
、導電性の塗料の蛍光面へのしみ込みがない。
また、多層干渉膜(2)の安定化のために、その多層干
渉膜(2)の恭着後、ただちに400℃〜500 ’C
の7ニールエ程に移行するが、このアニール王程前にL
記導通部(3)を形成しておくことにより、フリットガ
ラス(6)によるパネル(1)とファンネル部(7)と
の溶着のための加熱工程でに記導通部(3)に実用的な
接着力を付与するためのベーキングに兼ねてもなんら問
題がなく、導通部(3)のベーキング工程を省略するこ
とができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、蛍光面を形成する前
にパネルのスカート部に導通部を設けることにより、導
電性塗料のしみこみによる蛍光面の品位の低下を防止で
きるとともに、作業性の改善も図れ、歩留りの向上を達
成することができる。また、蛍光面の形Is、後のベー
キング工程を省くことができる効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例による投写型
陰極線管の製造方法を工程順に示す要部の縦断面図であ
る。 (1)・・・パネル、(IA)・・・スカート部、(2
)・・・多層干渉膜、(3)・・・導通部、(0・・・
蛍光面。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 代坪人     大  岩  増 雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェースガラスの内面に形成された蛍光体層から
    なる蛍光面と、高屈折率材料および低屈折率材料を交互
    に積層してなり、上記フェースガラスと蛍光面との間に
    形成された多層干渉膜とを具備する投写型陰極線管の製
    造方法であって、上記多層干渉膜をフェースガラスの内
    面に蒸着する第1工程と、上記フェースガラスのスカー
    ト部に導通部を設ける第2工程と、上記多層干渉膜をア
    ニールする第3工程と、蛍光面を形成する第4工程とか
    らなることを特徴とする投写型陰極線管の製造方法。
JP34143989A 1989-12-26 1989-12-26 投写型陰極線管の製造方法 Pending JPH03201339A (ja)

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