JP2001043797A - 蛍光面の形成方法、表示装置及びカラー陰極線管 - Google Patents

蛍光面の形成方法、表示装置及びカラー陰極線管

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JP2001043797A
JP2001043797A JP11217389A JP21738999A JP2001043797A JP 2001043797 A JP2001043797 A JP 2001043797A JP 11217389 A JP11217389 A JP 11217389A JP 21738999 A JP21738999 A JP 21738999A JP 2001043797 A JP2001043797 A JP 2001043797A
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phosphor
color filter
forming
color
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Katsutoshi Ono
勝利 大野
Koji Fujita
孝二 藤田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な製造プロセスで高コントラスト化を図
った表示装置を製造することができる蛍光面の形成方
法、並びにそのような蛍光面が形成された表示装置及び
カラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 パネル1上に感光性蛍光体層5Rと同色
のカラーフィルタ層4Rと感光性接着層3とを有する感
熱性転写フィルム10を重ねる工程と、この感熱性転写
フィルム10を転写ローラを用いてパネル1上に加熱し
ながら加圧接着する工程と、感光性蛍光体層5Rとカラ
ーフィルタ層4Rと感光性接着層3を所定のパターンに
露光する工程と、その後に現像して所定のパターンのカ
ラーフィルタ層4Rと蛍光体層5Rを形成する工程とを
有してパネル1上に蛍光体層5R及びカラーフィルタ層
4Rを有する蛍光面を形成する。また、この蛍光面を有
する表示装置及びカラー陰極線管を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー陰極線管等
の蛍光面を有する表示装置における蛍光面の形成方法、
並びにこの形成方法により形成された蛍光面を有する表
示装置及びカラー陰極線管に係わる。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置、例えばカラー陰極線
管における蛍光面は図5に示すように、パネルガラス5
0の内面に青、緑、赤の各色の蛍光体層51B,51
G,51Rを形成すると共に、各色の蛍光体層51B,
51G,51Rの間にカーボンストライプ52を形成し
て成る。このカラー陰極線管の蛍光面は、以下のように
して形成する。
【0003】まず、陰極線管体のパネルガラス50の内
面に感光塗膜、例えばPVA(ポリビニルアルコール)
−ADC(重クロム酸アンモニウム)又はPVP(ポリ
ビニルピロリドン)−DAS(4,4´−ジアジトスチ
ルベン−2,2´−ジスルホン酸ナトリウム)系の感光
塗膜を形成する。次に、これを乾燥した後、スリット状
の色選別電極即ちいわゆるアパチャーグリルを光学用マ
スクとして用いて紫外線露光し、水洗等で現像処理して
各色に対応する位置にストライプ状のレジスト層を形成
する。
【0004】次に、レジスト層を含む全面にカーボンス
ラリーを塗布し、乾燥した後、反転現像することにより
レジスト層と共にその上のカーボン層をリフトオフし
て、所定パターンのカーボンストライプ52を形成す
る。
【0005】次に、青色蛍光体スラリーを塗布し、乾燥
した後、色選別電極を介して紫外線露光し、現像処理し
て所定のカーボンストライプ52間に青色蛍光体層51
Bを形成する。以下同様にして夫々その他のカーボンス
トライプ52間に緑色蛍光体層51G、赤色蛍光体層5
1Rを形成して目的の蛍光面が形成される。
【0006】ところで、近年、カラー陰極線管は大型化
やフラット画面化への移行に伴い、品質面においてコン
トラストや色純度を向上させる等の要求が高まってい
る。これに対してコントラストを高める構成として様々
な提案がなされている。
【0007】ここで、図5の構成の蛍光面におけるコン
トラストを図6を用いて説明する。図6において、パネ
ルガラス50の透過率をTとして、青、緑、赤の3色の
蛍光体層51B,51G,51Rに対応して照射される
光の強度をそれぞれLB ,LG ,LR とする。ここで、
左の青の蛍光体層51Bに注目して、この青の蛍光体層
51Bに対して強さL0 の外光が当たって反射する反射
率をRB とすると、透過光L1 の強度(輝度に相当す
る)はLB ×T、外光の反射光L2 の強度はL0 ×T×
B ×Tで表される。他の蛍光体層51G及び51Rに
ついても同様である。
【0008】この場合、コントラストは、次のように表
すことができる。 コントラスト=透過光L1 の強度/外光の反射光L2
強度=LB ×T/L0 ×T×RB ×T=LB /L0 ×R
B ×T
【0009】この式から、コントラストを向上するため
には、まずパネルガラス50の透過率Tを小さくするこ
とが考えられる。そこで、例えばパネルガラスを着色さ
せて外光の反射を減らしてコントラストを高める方法が
考えられ、透過率Tが40〜50%であるダークガラス
をパネルガラスに用いた高コントラストのカラー陰極線
管が商品化されている。
【0010】しかしながら、ダークガラスを用いてコン
トラストを向上する方法は、いわば黒いフィルタを形成
することと同等であり、蛍光体の発光がパネルガラスで
吸収されて輝度が低下するので好ましくない。
【0011】その他、蛍光体粒子の表面にその蛍光体の
発光色と同色の顔料を付着させてコントラストを高める
方法も提案されているが、この方法でも、蛍光体の発光
が同色の顔料に吸収されることにより輝度が低下してし
まう。
【0012】そこで、パネルガラス内面と蛍光体層との
間に蛍光体の発光色と同色のカラーフィルタ層を設ける
方法が提案されている(特開昭64−7457号、特開
平5−275006号、特開平5−266795号、特
開平9−274103号等参照)。
【0013】このようにカラーフィルタ層を設けたカラ
ー陰極線管の一形態の蛍光面の概略断面図を図7に示
す。この構成では、青の蛍光体層51B及び赤の蛍光体
層51Rの下にそれぞれ同色のカラーフィルタ層53
B,53Rが形成されている。
【0014】尚、この場合、緑の蛍光体層51Gの下に
カラーフィルタ層が形成されていないが、緑の蛍光体層
51Gの下に緑のカラーフィルタ層を形成するようにし
てもよい。
【0015】これらカラーフィルタ層53B,53Rを
形成することにより、透過光L1 に対する透過率はパネ
ルガラス50の透過率Tとカラーフィルタ層53B,5
3Rの透過率とを合成したものとなるため若干低下す
る。
【0016】そして、この場合、輝度も若干低下する
が、それ以上にカラーフィルタ層53B,53Rにより
反射率RB が低下するため反射光L2 の強度が抑制さ
れ、コントラスト比を向上することができる。従って、
この方法により、色純度及びコントラストを共に格段に
向上させることができる。
【0017】尚、カラーフィルタ層53B,53Rを形
成したことによる輝度の低下を補いたい場合には、電子
ビームLB ,LR の強度を上げるようにしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この図7に示すカラー
フィルタ層は、次のように形成される。まず、前述した
ようにレジスト層を含む全面にカーボンスラリーを塗布
し、乾燥後、反転現像し、レジスト層と共にその上のカ
ーボン層をリフトオフし、図8Aに示す所定パターンの
カーボンストライプ52をパネルガラス50上に形成す
る。
【0019】次に、カーボンストライプ52と同じ反転
現像とリフトオフを利用した方法により、図8Bに示す
ように赤色のカラーフィルタ層53Rを形成する。即
ち、レジスト層を形成した後、赤色カラーフィルタ層5
3Rの所定パターン以外の領域のレジスト層を残し、こ
れの上に全面的に赤色のカラーフィルタ層53Rを形成
する。そして、レジスト層と共にその上の赤色のカラー
フィルタ層53Rを除去して、所定のパターンの赤色カ
ラーフィルタ層を残す。
【0020】このように形成する理由は、赤色カラーフ
ィルタ層53Rにおける透過光の波長と透過率の関係を
図9Aに示すように、赤色のカラーフィルタ層53Rは
紫外線(例えば波長450nm程度)を通さないため、
紫外線を利用して露光を行うことができないためであ
る。尚、この赤色カラーフィルタ層53Rは、厳密には
前面に薄く形成される。
【0021】次に、図8Cに示すように、青色カラーフ
ィルタ層53Bを形成する。このとき、青色カラーフィ
ルタ層53Bにおける透過光の波長と透過率の関係を図
9Bに示すように、青色カラーフィルタ層53Bが紫外
線を通すため、蛍光体層と同様に紫外線を利用して露光
を行うことができる。
【0022】その後、図8Dにおいて、青色蛍光体スラ
リーを塗布し、乾燥後、色選別電極を介して紫外線露光
し、現像処理して所定のカーボンストライプ52間に青
色蛍光体層51Bを形成する。
【0023】以下同様にして、図8E及び図8Fに示す
ように、夫々緑色蛍光体層51G、赤色蛍光体層51R
を順次形成する。
【0024】尚、図8において、赤色カラーフィルタ層
53Rを形成しないで、青色カラーフィルタ層53Bの
みを形成するようにしてもよい。
【0025】しかしながら、上述の従来のカラーフィル
タ形成方法では、カラーフィルタ層を形成しない蛍光体
層のみの場合の製造工程に、単純に赤色カラーフィルタ
層53Rの形成工程及び青色カラーフィルタ層53Bの
形成工程が追加されるため、製造工程が複雑となってコ
スト高となる問題があった。
【0026】上述した問題の解決のために、本発明にお
いては、簡単な製造プロセスで高コントラスト化を図っ
た表示装置を製造することができる蛍光面の形成方法、
並びにそのような蛍光面が形成された表示装置及びカラ
ー陰極線管を提供するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光面の形成方
法は、パネル上に蛍光体層及びカラーフィルタ層を有す
る蛍光面を形成する際に、パネル上に感光性蛍光体層と
同色のカラーフィルタ層と感光性接着層とを有する感熱
性転写フィルムを重ねる工程と、この感熱性転写フィル
ムを転写ローラを用いてパネル上に加熱しながら加圧接
着する工程と、感光性蛍光体層とカラーフィルタ層と感
光性接着層を所定のパターンに露光する工程と、その後
に現像して所定のパターンのカラーフィルタ層と蛍光体
層を形成する工程とを有するものである。また、本発明
の表示装置は、上述の本発明の蛍光面の形成方法により
形成された蛍光面を有するものである。また、本発明の
カラー陰極線管は、上述の本発明の蛍光面の形成方法に
より形成された蛍光面を有するものである。
【0028】上述の本発明の蛍光面の形成方法によれ
ば、感光性蛍光体層と同色のカラーフィルタ層と感光性
接着層とを有する感熱性転写フィルムを加熱しながら加
圧接着することにより、パネル上に容易に短時間に感光
性蛍光体層と同色のカラーフィルタ層を転写することが
できる。そして、上述の本発明の表示装置及び本発明の
カラー陰極線管によれば、上述の本発明の蛍光面の形成
方法により形成された蛍光面を有することにより、カラ
ーフィルタ層によって外光が吸収されてコントラスト比
の高いカラー画像が得られる。
【0029】本発明の蛍光面の形成方法は、所定の色の
蛍光体層が形成されたパネル上に他の色の蛍光体層を形
成する際に、パネル上における他の色の蛍光体層の形成
位置に、感光性蛍光体層と同色のカラーフィルタ層と感
光性接着層とを有する感熱性転写フィルムを重ねる工程
と、この感熱性転写フィルムを転写ローラを用いてパネ
ル上に加熱しながら加圧接着する工程と、感光性蛍光体
層をパネルの内部からの内部露光にて露光し、感光性接
着層をパネルの外部からの外部露光にて露光する工程と
を含み、他の色の蛍光体層を転写法によって形成するも
のである。また、本発明の表示装置は、上述の本発明の
蛍光面の形成方法により形成された蛍光面を有するもの
である。また、本発明のカラー陰極線管は、上述の本発
明の蛍光面の形成方法により形成された蛍光面を有する
ものである。
【0030】上述の本発明の蛍光面の形成方法によれ
ば、他の色の感光性蛍光体層と同色のカラーフィルタ層
と感光性接着層とを有する感熱性転写フィルムを加熱し
ながら加圧接着することにより、所定の色の蛍光体層や
カラーフィルタ層が形成されたパネル上に、容易に短時
間に他の色の感光性蛍光体層と同色のカラーフィルタ層
を転写することができる。また、感光性蛍光体層をパネ
ルの内部からの内部露光にて露光し、感光性接着層をパ
ネルの外部からの外部露光にて露光するため、カラーフ
ィルタ層が露光の光を吸収する場合でも、上下の感光性
蛍光体層及び感光性接着層を所定のパターンになるよう
に硬化させることができる。そして、上述の本発明の表
示装置及び本発明のカラー陰極線管によれば、上述の本
発明の蛍光面の形成方法により形成された蛍光面を有す
ることにより、上記他の色についてカラーフィルタ層に
よって外光が吸収されてコントラスト比の高い画像が得
られる。
【0031】本発明の蛍光面の形成方法は、パネル上に
カーボン層からなる光吸収層を形成する工程と、青色の
カラーフィルタ層、青色蛍光体層、緑色蛍光体層をそれ
ぞれ形成する工程と、赤色感光性蛍光体層と赤色カラー
フィルタ層と感光性接着層とを有する感熱性転写フィル
ムを用いて赤色カラーフィルタ層及び赤色蛍光体層を形
成する工程とを有するものである。また、本発明の表示
装置は、上述の本発明の蛍光面の形成方法により形成さ
れた蛍光面を有するものである。また、本発明のカラー
陰極線管は、上述の本発明の蛍光面の形成方法により形
成された蛍光面を有するものである。
【0032】上述の本発明の蛍光面の形成方法によれ
ば、赤色の感光性蛍光体層と赤色のカラーフィルタ層と
感光性接着層とを有する感熱性転写フィルムを加熱しな
がら加圧接着することにより、青色カラーフィルタ層と
青色蛍光体層と緑色蛍光体層とが形成されたパネル上
に、容易に短時間に赤色の感光性蛍光体層と赤色のカラ
ーフィルタ層を転写することができる。このとき、従来
の蛍光面の形成工程に、赤色の感光性蛍光体層と赤色の
カラーフィルタ層を転写する工程を追加するだけでよ
く、カラーフィルタ層を有する蛍光面をより低減された
製造コストで形成することができる。そして、上述の本
発明の表示装置及び本発明のカラー陰極線管によれば、
上述の本発明の蛍光面の形成方法により形成された蛍光
面を有することにより、赤色のカラーフィルタ層によっ
て外光が吸収されてコントラスト比の高い画像が得られ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明は、パネル上に蛍光体層及
びカラーフィルタ層を有する蛍光面を形成する方法であ
って、パネル上に感光性蛍光体層と同色のカラーフィル
タ層と感光性接着層とを有する感熱性転写フィルムを重
ねる工程と、感熱性転写フィルムを転写ローラを用いて
パネル上に加熱しながら加圧接着する工程と、感光性蛍
光体層とカラーフィルタ層と感光性接着層を所定のパタ
ーンに露光する工程と、その後に現像して所定のパター
ンのカラーフィルタ層と蛍光体層を形成する工程とを有
する蛍光面の形成方法である。
【0034】本発明は、上記蛍光面の形成方法によって
形成された蛍光面を有する表示装置である。
【0035】本発明は、上記蛍光面の形成方法によって
形成された蛍光面を有するカラー陰極線管である。
【0036】本発明は、所定の色の蛍光体層が形成され
たパネル上に他の色の蛍光体層を形成する蛍光面の形成
方法であって、パネル上における他の色の蛍光体層の形
成位置に、感光性蛍光体層と同色のカラーフィルタ層と
感光性接着層とを有する感熱性転写フィルムを重ねる工
程と、感熱性転写フィルムを転写ローラを用いてパネル
上に加熱しながら加圧接着する工程と、感光性蛍光体層
をパネルの内部からの内部露光にて露光し、感光性接着
層をパネルの外部からの外部露光にて露光する工程とを
含み、他の色の蛍光体層を転写法によって形成する蛍光
面の形成方法である。
【0037】また本発明は、上記蛍光面の形成方法にお
いて、所定の色の蛍光体層が青色蛍光体層及び緑色蛍光
体層であり、転写法によって形成される他の色の蛍光体
層が赤色蛍光体層である構成とする。
【0038】本発明は、上記蛍光面の形成方法によって
形成された蛍光面を有する表示装置である。
【0039】本発明は、上記蛍光面の形成方法によって
形成された蛍光面を有するカラー陰極線管である。
【0040】本発明は、パネル上にカーボン層からなる
光吸収層を形成する工程と、青色のカラーフィルタ層、
青色蛍光体層、緑色蛍光体層をそれぞれ形成する工程
と、赤色感光性蛍光体層と赤色カラーフィルタ層と感光
性接着層とを有する感熱性転写フィルムを用いて赤色カ
ラーフィルタ層及び赤色蛍光体層を形成する工程とを有
する蛍光面の形成方法である。
【0041】本発明は、上記蛍光面の形成方法によって
形成された蛍光面を有する表示装置である。
【0042】本発明は、上記蛍光面の形成方法によって
形成された蛍光面を有するカラー陰極線管である。
【0043】本発明の主旨は、蛍光面を有する表示装置
において、その蛍光面を形成する際に、転写法を用いて
カラーフィルタ層等を形成するものである。この転写法
においては、カラーフィルタ層等が形成された感熱性転
写フィルムを用いて、これを加熱・加圧して転写を行う
ことにより、蛍光面にカラーフィルタ層等を形成する。
転写法を用いることにより、スラリーマシンを使用した
スラリー法よりも安く形成できる利点を有する。
【0044】続いて、本発明の一実施の形態を説明す
る。まず、本実施の形態において使用する感熱性転写フ
ィルムの概略構成図(断面図)を図1に示す。この感熱
性転写フィルム10は、支持体となるベースフィルム6
の上に、例えば熱可塑性樹脂から成るクッション層7、
感光性蛍光体層5、カラーフィルタ層4、そして感光性
接着層3として例えばHS層が順次形成されており、ま
た感光性接着層3を保護するために表面にカバーフィル
ム8が形成されて構成されている。尚、必要に応じて、
その他の層を設けて感熱性転写フィルム10を構成して
も良い。
【0045】この感熱性転写フィルム10の使用の際に
は、図1中右側の矢印10Aに示すようにまずカバーフ
ィルム8を剥離した後、加熱・加圧して転写を行う。そ
の後に、矢印10Bに示すようにベースフィルム6及び
クッション層7を剥離する。即ち感光性蛍光体層5、カ
ラーフィルタ層4及び感光性接着層3の3層が、最終的
に残る部分11となる。
【0046】ベースフィルム6は例えば75μm程度、
クッション層7は例えば40μm程度、感光性蛍光体層
5は例えば10μm程度、カラーフィルタ層4は例えば
3μm程度、感光性接着層3は例えば1μm程度、カバ
ーフィルム8は例えば50μm程度の厚さとされる。
【0047】感光性接着層3は、紫外線照射により硬化
する感光性材料を含んで構成される。感光性があるの
で、この接着層3を露光・現像を行ってパターン化する
ことができる。
【0048】カラーフィルタ層4は、所定の色のカラー
フィルタの材料例えば着色顔料と、感光性材料或いは非
感光性の水溶性樹脂とによって構成される。
【0049】このうち非感光性の水溶性樹脂を用いる場
合には、上下の層である感光性接着層3及び感光性蛍光
体層5の感光性によってパターニングされる際に同時に
カラーフィルタ層4もパターニングされるようにする。
【0050】尚、赤色のカラーフィルタ層では、着色無
機顔料として前述した紫外線を通さない(吸収してしま
う)材料例えば酸化第2鉄、Cd(S,Se)等を用い
ることができる。
【0051】感光性蛍光体層5は、所定の色を発光する
蛍光体材料と、感光性材料とによって構成される。
【0052】そして、本実施の形態では、カラー陰極線
管の蛍光面のうち、赤色のカラーフィルタ層4R及び赤
色蛍光体層5Rを形成する際に、図1に示した構成の感
熱性転写フィルム10を使用して転写法により形成す
る。即ち赤色蛍光体層5Rと赤色のカラーフィルタ層4
Rと感光性接着層3とを積層した感熱性転写フィルム1
0を使用して、赤色蛍光体層5R及び赤色のカラーフィ
ルタ層4Rを形成する。
【0053】以下、本実施の形態におけるカラー陰極線
管の蛍光面の製造工程を図2を用いて説明する。まず、
前述の図8に示した従来製法と同様のスラリー法によ
り、図2Aに示すように、カラー陰極線管のパネルガラ
ス1上に光吸収層としてカーボンストライプ2、青色の
カラーフィルタ層4B及び青色蛍光体層5Bの積層体、
並びに緑色蛍光体層5Gを形成し、所定のパターンの青
色ストライプ及び緑色ストライプを形成する。
【0054】尚、これら青色のカラーフィルタ層4B、
青色蛍光体層5B、緑色蛍光体層5Gの形成順序は特に
図8に示した順序に限定されず、緑色蛍光体層5Gの形
成は、青色のカラーフィルタ層4Bより先、青色のカラ
ーフィルタ層4Bと青色蛍光体層5Bの間、或いは青色
蛍光体層5Bより後のいずれの時期に行ってもよい。
【0055】次に、図1に示した構成の感熱性転写フィ
ルム10を用いて転写工程を行う。即ち図2Bに示すよ
うに、感光性接着層3と赤色のカラーフィルタ層4Rと
赤色蛍光体層5Rの3層構造11を転写する。
【0056】具体的には、パネル上に感熱性転写フィル
ム10を重ねた後、図示を省略した転写ローラを用い
て、例えば120℃に加熱しながら例えば1.3kg/
cm2(実面積で約100kg)の圧力を加えて、パネ
ルガラス1上に加圧接着する。尚、このときパネルガラ
ス1も同等の温度に加熱する。
【0057】次に、パネルガラス1上に上述の3層3,
4R,5Rが転写された状態で露光工程を行う。図2C
に示すように、色選別電極21例えばこの場合はアパー
チャグリルを光学マスクとして、所定の赤色のストライ
プとなる位置に対して紫外線を使用して陰極線管体のパ
ネルガラス1の内部からの露光、いわゆる内部露光22
を行う。この内部露光22により、所定の赤色のストラ
イプとなる位置の赤色蛍光体層5Rが露光されて硬化す
る。
【0058】同様に紫外線を使用して、陰極線管体のパ
ネルガラス1の外部からの露光、いわゆる外部露光23
を行う。このとき、青色ストライプ及び緑色ストライプ
では、パネルガラス1上の接着層3・カラーフィルタ層
4B・蛍光体層5B,5Gを通じて外面露光23の光が
吸収されるため、その上の感光性接着層3に対しては硬
化する程の露光がなされない。またカーボンストライプ
2では外面露光23の光が遮断される。従って、この外
部露光23により、所定の赤色のストライプとなる位置
の感光性接着層3のみが露光されて硬化する。
【0059】尚、内部露光22と外部露光23は、どち
らを先に行ってもよく、また同時に行うようにしてもよ
い。
【0060】次に、現像工程として未露光部を温水にて
洗浄した後、パネルガラス1を乾燥することにより、図
2Dに示すように、赤色のカラーフィルタ層4Rと赤色
蛍光体層5Rが、所定の赤色ストライプの位置に形成さ
れる。
【0061】この後は、従来のカラー陰極線管と同様に
図示しない中間膜を塗布し、さらにAl膜等によるメタ
ルバック層を形成する。
【0062】このようにして、カラーフィルタ層4B,
4Rが形成された蛍光面を有するカラー陰極線管を製造
することができる。
【0063】上述の本実施の形態によれば、カラーフィ
ルタ層4B,4Rによって外光が吸収されて反射光の強
度が低減されるため、コントラスト比が高くなる。ま
た、パネルガラス1に光透過率の高いガラス例えば透過
率90%程度のガラスを使用し、かつ/または各色の蛍
光体層5B,5Rを薄くすることにより、輝度を高める
ことが可能になる。これにより、従来に比べて明るいカ
ラー陰極線管を製造することができる。
【0064】また、ダークガラスを用いた場合には、輝
度を補うために電子ビームの強度を上げていたが、本実
施の形態によれば電子ビームの強度を上げなくても上述
のように輝度を高めることができるので、消費電力を増
大させずにコントラストを改善することができる。
【0065】ここで、製造工程の流れを図4に比較して
示す。図4Aは従来の蛍光体層のみ蛍光面を形成する場
合を示し、図4Bはスラリー法で赤色のカラーフィルタ
を形成した従来のカラーフィルタ層を有する蛍光面を形
成する場合を示し、図4Cは本実施の形態の場合即ち図
2A〜図2Dに示した工程を行う場合を示す。
【0066】図4Aに示すように、従来の蛍光体層のみ
蛍光面を形成する場合は、次のような流れで製造工程が
行われる。ステップS11でカーボンストライプCSを
形成する。ステップS12で青色蛍光体層B−PSを形
成する。ステップS13で緑色蛍光体層G−PSを形成
する。ステップS14で赤色蛍光体層R−PSを形成す
る。これにより3色のストライプが蛍光面に形成され
る。
【0067】図4Bに示すように、従来のカラーフィル
タ層を有する蛍光面を形成する場合は、次のような流れ
で製造工程が行われる。ステップS21でカーボンスト
ライプCSを形成する。ステップS22で赤色のカラー
フィルタ層R−CFを形成する。ステップS23で青色
のカラーフィルタ層B−CFを形成する。ステップS2
4で青色蛍光体層B−PSを形成する。ステップS25
で緑色蛍光体層G−PSを形成する。ステップS26で
赤色蛍光体層R−PSを形成する。これにより3色のス
トライプが蛍光面に形成される。
【0068】即ち従来のカラーフィルタ層を有する蛍光
面を形成する場合には、蛍光体層のみの場合の製造工程
に、赤色のカラーフィルタ層R−CFの形成工程及び青
色のカラーフィルタB−CFの形成工程の2つの工程が
単純に加わった形となり、その分製造工程数が増加す
る。
【0069】図4Cに示すように、本実施の形態の場合
は、次のような流れで製造工程が行われる。ステップS
31でカーボンストライプCSを形成する。ステップS
32で青色のカラーフィルタ層B−CFを形成する。ス
テップS33で青色蛍光体層B−PSを形成する。ステ
ップS34で緑色蛍光体層G−PSを形成する。ステッ
プS35で赤色蛍光体層及び赤色のカラーフィルタ層R
−PS&CFを形成する。これら赤色蛍光体層と赤色の
カラーフィルタ層は同時に形成される。これにより3色
のストライプが蛍光面に形成される。
【0070】ここで、赤色と青色の2色のカラーフィル
タ層の形成工程を、単純にスラリー法から転写法に変え
た場合には工程数的には同じになってしまう。これに対
して、本実施の形態では、ステップS35において赤色
蛍光体層と赤色のカラーフィルタ層とを同時に転写法に
より形成することができるので、図4Bと図4Cを比較
してわかるように、従来のカラーフィルタ層の形成方法
より工程数を1ステップ少なくすることができる。ま
た、カラーフィルタ層を有しない図4Aの場合と比較し
ても、ステップS35の赤色の転写工程は、従来のステ
ップS14の赤色蛍光体層の形成工程の所で行うことが
できるので、ステップS31の青色のカラーフィルタ層
の形成工程が増えただけであり、工程数の増加が抑えら
れる。
【0071】そして、ステップS35の赤色の転写工程
を行うだけで簡単にカラーフィルタ層を有する蛍光面を
作製することができる。従って、高コントラストのカラ
ー陰極線管をより低い製造コストで製造することができ
る。
【0072】上述の実施の形態では、青色ストライプは
スラリー法により形成したが、他の実施の形態として青
色ストライプも転写法によって形成することができる。
この場合は紫外線が青色カラーフィルタ層4Bを透過し
てその下の感光性接着層3を充分露光させることができ
るため、色選別電極を通した内部露光によりパターニン
グすることができる。
【0073】尚、前述したように、赤色のカラーフィル
タ層4Rが前述のように紫外線を吸収するため、赤色ス
トライプの形成においては、内部露光22だけでなく、
外部露光23も必要になる。この外部露光23の際に、
赤色ストライプの位置以外の感光性接着層3が露光され
ないようにするため、赤色ストライプより先に予め青色
ストライプ及び緑色ストライプを形成しておく必要があ
る。
【0074】この実施の形態において、先の実施の形態
の図2Dに対応する状態の蛍光面を図3に示す。青色ス
トライプを転写法によって形成したことにより、青色カ
ラーフィルタ4Bとパネルガラス1の間にも感光性接着
層3がある。
【0075】この場合には、図4Cの製造工程からさら
にステップS32とステップS33とが同時に1つのス
テップで行われることになる。
【0076】尚、緑色ストライプにもカラーフィルタ層
を形成する場合には、緑色ストライプの形成にも、上述
の感熱性転写フィルムを用いた転写法を行うことが可能
である。
【0077】上述した各実施の形態では、色選別電極2
1としてアパーチャグリルを用いて各色の蛍光体層をス
トライプ状に形成する場合で説明したが、その他の構成
の色選別電極や蛍光体層を有するカラー陰極線管の蛍光
面の形成にも本発明を適用することができる。例えばス
ロット状やドット状の色選別電極(シャドウマスク等)
を用いて、蛍光体層を短冊状やドット状画素とした構成
のカラー陰極線管においても同様に本発明を適用してカ
ラーフィルタ層を形成することができる。
【0078】また、上述した実施の形態では、本発明を
蛍光面を有するカラー陰極線管に適用したが、PDP
(プラズマ・ディスプレイ・パネル)、LCD(液晶表
示装置)、FED(電界放出型表示装置)、その他の蛍
光体を使用するあらゆる表示装置にも本発明を適用する
ことが可能である。このような表示装置では、色選別電
極の代わりに所定の各色のパターンに対応するマスク手
段を介して露光を行うことにより、ガラス或いは透明樹
脂からなるパネル上に転写した感光性接着層3・カラー
フィルタ層4・蛍光体層5をパターニングすることがで
きる。
【0079】本発明は、上述の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他
様々な構成が取り得る。
【0080】
【発明の効果】上述の本発明によれば、カラーフィルタ
層によって外光が吸収されるため、コントラスト比を高
くしたカラー画像が得られる。そして、表示装置のパネ
ルを例えば光透過率の高いガラスで形成したり各色の蛍
光体を薄く形成したりすることにより、輝度を上げるこ
とが可能になるため、従来のカラーフィルタ層を有する
表示装置よりも明るい表示装置を構成することができ
る。
【0081】さらに、本発明によれば、転写法によりカ
ラーフィルタ層と蛍光体層を一工程で同時に形成するこ
とができるため、カラーフィルタ層を有する表示装置例
えばカラー陰極線管を、従来より少ない工程数で製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態で使用する感熱性転写フ
ィルムの概略構成図(断面図)である。
【図2】A〜D 図1の感熱性転写フィルムを使用して
蛍光面を形成する工程を示す工程図である。
【図3】本発明の他の実施の形態における図1の感熱性
転写フィルムを使用して形成された蛍光面を示す図であ
る。
【図4】蛍光面の形成の際の製造工程を比較する図であ
る。 A 従来の蛍光体層のみの蛍光面を形成する場合の製造
工程である。 B 従来のカラーフィルタ層を有する蛍光面を形成する
場合の製造工程である。 C 図2A〜図2Dに示した工程を行う場合の製造工程
である。
【図5】従来の陰極線管用蛍光面の断面図である。
【図6】図5の蛍光面におけるコントラストを説明する
図である。
【図7】カラーフィルタ層によりコントラストを向上し
た陰極線管用蛍光面の説明図である。
【図8】A〜F 従来のカラーフィルタ層を有する蛍光
面の形成方法を示す工程図である。
【図9】カラーフィルタ層における透過光の透過率と波
長との関係を示す図である。 A 赤色のカラーフィルタ層の場合である。 B 青色のカラーフィルタ層の場合である。
【符号の説明】 1 パネルガラス、2 カーボンストライプ、3 感光
性接着層、4,4B,4R カラーフィルタ層、5,5
B,5G,5R 感光性蛍光体層、6 ベースフィル
ム、7 クッション層、8 カバーフィルム、10 感
熱性転写フィルム、21 色選別電極、22 内部露
光、23 外部露光

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル上に蛍光体層及びカラーフィルタ
    層を有する蛍光面を形成する方法であって、 上記パネル上に感光性蛍光体層と同色のカラーフィルタ
    層と感光性接着層とを有する感熱性転写フィルムを重ね
    る工程と、 上記感熱性転写フィルムを、転写ローラを用いて上記パ
    ネル上に加熱しながら加圧接着する工程と、 上記感光性蛍光体層と上記カラーフィルタ層と上記感光
    性接着層を所定のパターンに露光する工程と、 その後に現像して上記所定のパターンのカラーフィルタ
    層と蛍光体層を形成する工程とを有することを特徴とす
    る蛍光面の形成方法。
  2. 【請求項2】 所定の色の蛍光体層が形成されたパネル
    上に他の色の蛍光体層を形成する蛍光面の形成方法であ
    って、 上記パネル上における上記他の色の蛍光体層の形成位置
    に、感光性蛍光体層と同色のカラーフィルタ層と感光性
    接着層とを有する感熱性転写フィルムを重ねる工程と、 上記感熱性転写フィルムを、転写ローラを用いて上記パ
    ネル上に加熱しながら加圧接着する工程と、 上記感光性蛍光体層を上記パネルの内部からの内部露光
    にて露光し、上記感光性接着層を上記パネルの外部から
    の外部露光にて露光する工程とを含み、 上記他の色の蛍光体層を転写法によって形成することを
    特徴とする蛍光面の形成方法。
  3. 【請求項3】 上記所定の色の蛍光体層が青色蛍光体層
    及び緑色蛍光体層であり、転写法によって形成される上
    記他の色の蛍光体層が赤色蛍光体層であることを特徴と
    する請求項2に記載の蛍光面の形成方法。
  4. 【請求項4】 パネル上にカーボン層からなる光吸収層
    を形成する工程と、 青色のカラーフィルタ層、青色蛍光体層、緑色蛍光体層
    をそれぞれ形成する工程と、 赤色感光性蛍光体層と赤色カラーフィルタ層と感光性接
    着層とを有する感熱性転写フィルムを用いて、赤色カラ
    ーフィルタ層及び赤色蛍光体層を形成する工程とを有す
    ることを特徴とする蛍光面の形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の蛍光面の形成方法によ
    って形成された蛍光面を有する表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の蛍光面の形成方法によ
    って形成された蛍光面を有する表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の蛍光面の形成方法によ
    って形成された蛍光面を有する表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の蛍光面の形成方法によ
    って形成された蛍光面を有するカラー陰極線管。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の蛍光面の形成方法によ
    って形成された蛍光面を有するカラー陰極線管。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載の蛍光面の形成方法に
    よって形成された蛍光面を有するカラー陰極線管。
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