JPH03201299A - 電子式音声記録再生装置 - Google Patents

電子式音声記録再生装置

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JPH03201299A
JPH03201299A JP2291369A JP29136990A JPH03201299A JP H03201299 A JPH03201299 A JP H03201299A JP 2291369 A JP2291369 A JP 2291369A JP 29136990 A JP29136990 A JP 29136990A JP H03201299 A JPH03201299 A JP H03201299A
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Yoshiaki Hashimoto
橋本 能章
Takashi Takamizawa
高見沢 隆
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Texas Instruments Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音声等の記録再生装置に関し、特に1個あるい
は数個の半導体集積回路に記録再生回路、記憶回路及び
制御回路等を集積した電子式音声記録再生装置に関する
ものである。
音声あるいは画像の記録再生ii*の中で記録後即座に
再生できるものとして広く使用されているのは、磁気テ
ープを利用したチープレ]−ダ及びビデオテープレコー
ダであるが、いずれも磁気テープを記録再生ヘッドに対
し走らせる機械的可動部分を含んでいる。その結果、装
置の小型化計量化にも限度があり、部品点数も多数にの
ぼることから、製造コスト、機械的信頼性および保守保
全においても問題がある。
一方音声技術の分野においては、その再生を種棒の方式
による音声合成技術を用いて行うことが開発され、現在
市場には、テキサスインスツルメンツ社のスピークアン
ドスペル(同社商標)及びそれに続いて数種の音声合成
Qlが出始めCいる。
現在までに知られている音声合成8!!は、その方式に
より、ホルマント合成方式、線形予測(LPG)方式及
び波形ディジタル化方式の377式に大別される。通常
最初の2′h式は、音声の再生に関し単位時間当りのメ
モリ容量は少なくて済むが、畠声の記録に関し音声分析
の為に大型コンピュータの様な大がかりな装置が必要で
あり、記録再生Qffとして使用1Jるには困難がある
。またこれら2方式においては、音声パラメータが声道
モデルを基礎として計算されていることが多く、その結
果人間の声の再生には適していても、自然界の音の再生
には不適当と考えられている。
一方策3の波形ディジタル化方式としては、音声波形を
ナイキスト周波数でサンプリングしてディジタル信号に
するPCM方式、およびその変形であるデルタ変調方式
が良く知られている。1標本当り1ピツ1〜で符号化す
るこのデルタ変調方式は、伝送路での符号誤差が多いと
きにも通信できるという優れた特徴のため主として特殊
用ディジタル通信に使用され、最近は半導体LSI技術
の著しい進展により、プログラム制御ディジタルフィル
タ、モータ遠隔制御、音声スクランブル処理、各種計8
1器類等、通信以外の用途が考えられる様になってきた
本発明の目的は、半導体メモリを用いて、可動部分のな
い電子式音声記録再生装置を提供することである。
本発明の他の目的は、半導体メモリとデルタ変調回路を
単一半導体チップに集積し、このデルタ変調回路を記録
モードと再生モードの両モードにJ3いて使用できる電
子式音声記録再生装置を提供することである。
本発明の他の目的は、コンパクトで軒昂な記録再生装置
を提供することであり、人形やおもちゃ等、種々の形を
した物体の中に組込める自由度をもった記録再生装置を
提供することである。
本発明の他の目的は、半導体メモリを有効に利用し、よ
り多くの内容を記録することのできる音声記録再生装置
を提供することである。
本装置の概略内訳 第1図に本発明による音声Ft!録再主再生装置ブロッ
ク図を示し、第2図にその斜視図を示す。太閤の声ある
いは自然界の音等(音声と総称する)を本装置に入れる
マイクロフォン2は、マイク増幅器3に接続される。増
幅されたマイク増@ia3の出力は、デルタ変調器4、
レベル検出器5、制御1F!!回路6、ランダムアクヒ
スメモリ(RAM>7およびフィルタ回路8を内蔵する
音声記録再生半導体チップ9に入力される。この8声記
録FJ ti−、#’導体装置111の主要部は、1個
又は数個の大規模集積回路(LSI)により構成される
電子回路であって、その詳細は後述される。音声記録再
生半導体チップ9で再生された音声アナ〔」グ信月は、
オーディオパワーアンプ10で増幅され、スピーカ11
により出力される。
第2図に示す如く、マイクロフォン2、マイク増幅器3
、音声記録再生半導体チップ9、オーディオパワーアン
プ10およびスピーカ11は電池1!I(図示ぜず)、
スイッチ12(電源スィッチ、記録(Record )
スイッチ、再生(Playback)スイッチ)と共に
単一の小型プラスチック容器13に収納される。容IJ
A13は更にぬいぐるみ人形あるいはおもちゃの中に収
納することもできる。
記録再生操作の概略的説明 本発明の記録再生@置1の詳細な構成の説明に先立ち、
まずその記録再生操作につき簡単に説明する。
電源スィッチおよび記録スイッチ(スイッチ12のひと
つ)がオン状態となっているときに、音声がマイクロフ
ォン2に入ると、音声アナログ信号はマイク増幅i5!
3で増幅され、この音声信号レベル検出器5において所
定レベル以上のものであると判断されると、デルタ変調
器4により、ディジタル信号に変換される。(デルタ変
調については後述する) ディジタル化された音声データは、制御回路6の制御の
もとにランダムアクセスメモリ7に一時的に記憶される
再生動作は、再生スイッチ(スイッチ12のひとつ〉の
操作に応答して行われる。ランダムアクセスメモリ7に
記録された音声データは、街びデルタ変調器4に与えら
れ、アナログ信号に再び変換され、フィルタ回路8でυ
ンプリングノイズが除去された後オーディオパワーアン
プ1oを介して、スピーカ11Jこり音声として出力さ
れる。
音声記録の為の回路構成と操作 11図の電子回路即ち音声記録再生半導体チップ9の詳
細を第3図に示す。
音声を&!録する為のスイッチ2oと再生づる為のスイ
ッチ21は、半導体チップ9の外に設番)られ、ピンを
通じ制御回路6に接続される。半導体チップ9内の操作
のサイクルを規定する為の発振回路が他のピンを通じて
制御回路6その他の回路に供給される。
デルタ変調器4は、第1比較回路22、第1ゲート23
、標本化・保持(Sample & Ho1d )回路
24、パルスパターン検知回路25、シラビックフィル
タ26、第2ゲート27、増輻器28、および積分回路
29を含んでいる。デルタ変調器4の主要部はLSI半
導体チップ内に集積でき、大きな抵抗値、容量値を要求
される部品のみ、その設計条件に応じ外付は部品を用い
ることができる。
音声データをRA M 7へ記録するには、まず電源ス
ィッチ30をオン状態にし、9.0ボルトの電源31を
電子回路9に投入し、ブツシュボタン式の記録スイッチ
20をオンにする。このスイッチ操作で記録再生装置は
録音待機状態となる。即ち、制御回路6は記録スイッチ
20に応答して記録信月を発生し、第1のゲート23を
動作させ、第1比較回路22の出力線32を標本化・保
持回路24の入力線33に接続させ、同時にRAM7か
らの出力11A34が標本化・保持回路24の入力13
3と遮断されるようにする。この状態を第3図の第1ゲ
ート23に実線矢印で示づ。この第1ゲート23は、良
く知られているNO3FETのトランスファーゲート回
路で構成することができる。
制御回路6は同時に、デルタ変調器4の出力をフィルタ
回路8に入れない様に第3ゲート35を同状態にする。
このゲート35の遮断により、スピーカ11とマイクロ
フォン2との間のハウリングを防止することができる。
この様な録音待機状態につき第4図を用いて更に詳しく
述べる。第4図上部の枠内には、記録モードの際使用さ
れる記録制御回路41が、下部の枠内には再生制御回路
42(後述)が図示されている。第4図の記録制御回路
41と再生制御回路42とが第3図の制御回路6を構成
する。左側の枠内には第3図と同じレベル検知器5が示
され、記録1III m回路41と接続されている。
記録スイッチ20をオンすると、電源電圧V。D(論理
” 1 ” )が第1の7リツプ・ノロツブ(FF)回
路43のデータ人力りに与えられる。
第1の「「43はクロックパルス(C,P、)の信号に
より、出力Qを第2のF「44および45に与える。ゲ
ート45は、第1 FF43の出力Qと第2FF44の
逆極性出力Qとを得て、記録スイッチ20が押されたこ
とを検出する。
第5図に第1、第2、第3のFF43.44゜46およ
びゲート45の論理状態をクロックパルス(C,P、)
と共に示す。記録スイッチ20がオフ状態(C,P、1
のタイミング)のときは、第1 FF43の入出力(F
F1Dおよび「「1Qとして第5図に示す)は共に論理
110 I+であり、第2FF44の出力Q(FF2Q
と示す〉は逆に°“1″であり、その結果ゲート45の
出力(Gと示す)は1″で第3 r−F 46の出力Q
(FF3Qと示す)はO″となっている。
記録スイッチ20がオン状態となり、「F1aのD入力
に論理“1″が入力されると(C,P。
2のタイミング)、ト「43のQ出力は°゛1”となる
がその時FF44は前の状態を保持している。
次のクロックパルス(C,P、3のタイミング)で、「
F44のQ出力は0″となり、ゲート45の出力は、C
,P、2からC,P、3までの時問だけ論理“0″を「
146に供給する。[[46のQ出力47の信号“1″
によって、先に述べた第3図の第1ゲート23を、第1
比較器22の出力線32と標本化・保持回路24の入力
ll33とが接続されるように切換える。またフィルタ
ー回路8の第3ゲート35を開状態にする。更に、標本
化・保持回路24の出力線48とRA M 7への入力
1149とを閉じるように第4ゲート50を閉状態にす
る。これで本装置は録音待機状態となる。
再び第3図に戻り、記録操作の説明を続6)る。
音声入力信号のレベル設定と検知とは、レベル検知器5
によって行われる。本発明においてこのレベル設定及び
レベル検知の機能は重要である。半導体メモリを用いる
本5AP4においては、メモリを有効に利用しなければ
ならない。実際に録音したい音の前後に入力される無駄
な音(ノイズを含め)を記録してはならない。所定のレ
ベル以上の入力があったときのみ、RAM7に音声デー
タを入力し記録さぜ、限られた記憶容畿のRAM7を最
大限利用する為に、このレベル検知器5が用いられる。
レベル検知器5は、音声入力端子51からの入力と、抵
抗分割(固定抵抗52と外部の半固定抵抗53)によっ
て設定された電Rレベルとを比較する第2比較器54を
含んでいる。音声入力が設定電圧レベルより低いと、第
2比較器54は第4図に示すように、論理゛0″を記録
制御回路41の第47リツプ・フロップ回路55に入れ
、この記録制御回路41のRAM操作動作を禁止する。
固定抵抗52と半固定抵抗53とで設定された電圧レベ
ル(1,O〜1.5ボルト〉以上の音声入力が第2比較
器54に入ると、初めて論理111 IIを第4図の記
録制御回路41の「「55に与えこれを記録モードに切
換える。
マイクロフォン2の音声入力(アナログ信号)は、マイ
ク増幅回路3で増幅され、デルタ変w4器4の第1比較
器22に導入される。第1比較回路22において、時刻
(1)における音声入力のアナログ信@X(t)は、サ
ンプリングクロック信号におけるひとつ前の時刻(t−
1)のディジタルのデータY(t−1)と比較され、そ
の比較の結果はディジタル信号の形で出力1132に出
力される。この様な符号化技術はデルタ変調と呼ばれる
。このデルタ変調方式自体は既に知られており、いくつ
かの種類がある。
デルタ変調方式については、Electronics誌
1977年10月13日号86−93頁(対応論文は日
系エレクトロニクス誌1978年2月20日号169−
185頁)に記述されている。本発明の記録再生装置の
一部では、デルタ変調のひとつであり、電話において利
用されている連続7′+1変傾斜デルタ(Contin
uous Variable 5lope Delta
 :CVSD)変調と呼ばれる適応デルタ変調方式が採
用される。
本質的に、デルタ変調[?Gよ、閉ループ・サンプル値
制−系(closed−1oop 5auled−da
taControl system>であって、棟木化
寸べき入力(本発明の場合アナログ音声入力)直前のく
ひとつ前のサンプリングクロックでの〉入力信号との量
子化近似値との差によって定まる極性をもつ二進パルス
を出力するものである。典型的デルタ変調方式のひとつ
である直線デルタ変調方式は、アナログ入力信号の広い
範囲にわたって高いS/N比を維持できないという欠点
を有している。本装置においては、S/N特性を改良す
るために上述のCvSD変調方式を使用するのが好まし
い。
標本化すべき入力である音声アナログ入力信号X(t)
は、外部のマイク増幅器3より、キャパシタCOを介し
て第1比較器22に入る。この音声アナログ入力と比較
されるべき信号(直前の入力信号の量子化近似値)Y(
t−1)は、積分器29から同様にこの第1比較器22
に入力される。
第3図の第1比較器22の出力線32は、制御回路6の
制御下にある第1ゲート23によって、標本化・保持回
路24の入力線33に導かれる。
この時、即ち記録操作の間、このゲート23は、RA 
M 7の出力1i134と標本化・保持回路24の入力
線33との間を遮断する。
第1比較器22は、(1) X (t) >Y (t−
1)のとき、1ビット語II 111を出力しく2)x
(1)≦Y(t−1)のとき、1ビツト詔′″0″を出
力する。このとき、“1″′又は“0″の1ビット語の
長さくパルス幅〉は、音声入力信号により決るものであ
って、全く不規則な良さをhしている。
第1比較器22で1ビット詔の二進??1号に変換され
た音声入力信号は、クロックパルス(C,P、)の存在
のもとに、標本化・保持回路24におい′C標本化され
、ここに極めて短い時間−時的に保持される。
第6図に、第1ゲート23、標本化・保持回路24及び
パルスパターン検知回路25を示す。標本化・保持回路
24には、第1比較器22からゲート23を介して送ら
れる1ビット語がデータ入力(D)から入る。同時にサ
ンプリングパルスであるクロックパルス(C,P、)も
与えられる。
このサンプリングパルスの周波数は、本装置の設計条件
あるいは、使用により、4にIlz〜16にHzの間の
いずれかを選択して使用できる。
各サンプリングパルスにおいて標本化された2進符号の
音声データは、標本化・保持回路24のQ出力48から
、ゲート50(第3図〉を経てRAM7に送られ、記憶
される。
RAM7は、良く知られた入力順に出力可能なくいわゆ
るrtrsst−tn−rirst−out形式の〉シ
フトレジスタを用いるのが本装置の半導体チップを簡略
化する上で好ましく、本実施例では約10にビットのシ
フトレジスタを用いたが、音声データの容量、応用上の
要求に応じ、他の形式の記tlI−7段、たとえばテキ
サス・インスツルメンツ・インコーホレーテッド所有の
米国特許第3.940,747号に記載された高速RA
Mの構成を採用することもできる。また後述する様に、
半導体チップ9の外に、拡大用RAMを接続し、音声デ
ータの記憶容蟻を増大することもできる。
RAM7は、第4図の記録制御回路41の第4の「F5
5のQ出力56(記録信号)にj:り操作される。第4
のFF55は、本装置が記録待期状態にあっても、所定
レベル以上の音声入力を第2比較回路54が検出するま
でその出力Qを出さずRAM7の記録動作を禁止してい
る。
この音声データは同時に第3図および第6図に示される
パルスパターン検知回路25に送られ、ここで音声デー
タの流れが連続した同一極性のものであるか否かの検知
がなされる。本装置の検知回路25では、同一極性の枕
木化音声データが3個連続したとき、これを検知して論
理II I 11を出力しシラビックフィルタに送るよ
う1iQlされている。即ち、3個の連続する標本化音
声データE (t−2)、E (t−1)、E (t)
が全てii 1 uであるか、又は全て“OIIである
とき、検知回路は1ビツト遅れて“1″を出力し、他の
場合はO11を出力する。サンプリングクロックの周波
数が16にfiz前後あるいはそれ以下のときは、3個
のパルスパターンを検知するのが最も好ましいが、その
周波数が高い場合は、D型フリップ・70ツブ回路の個
数を変えて3f!4以上の音声データの流れを検知する
ことができる。−膜化して8うと、検知回路25は、N
(整数)個の連続する標本化音声データの列を標本化・
保持回路24から受けて同時に保持しく本実施例ではN
−3)、次々と受ける音声データの列がM〈整数〉回向
−の極性あるいは同一の論理(111II又は0″〉で
あるとしたとき、M≧N′C″あること検知して(M−
N+1>個の連続する高レベルあるいは1″の検知信号
出力を1ビット送らせて線に発生し、M<Nのときは低
レベルあるいはOIIの検知信号出力を線に発生する。
第6図右側の破線枠で囲まれた回路が本実施例によるパ
ルスパターン検知回路25であって、2個のD型フリッ
プ・フロップ61および62とNANDゲート63と検
知信号を一時的に保持するD型フリップ・フロップ64
とを含んでいる。
D型フリップ・フロップ61.62.64は共通のクロ
ックパルスc、p、により動作づる回路である。
第7図に、クロップパルスC,P、に対応させて、第1
比較器22の出力(COMP) 、標本化・保持回路2
4の出力C8&口)およびパルスパターン検知回路25
の出力(PPD)の関係を示す。ここで標本化・保持回
路24の出力(S&口〉は、RAM7に記憶される高声
データにも対応する。バルスパタ〜ン検知回路25の出
力65は、第3図に示す次のシラビックフィルタ26に
与えられる。シラビックフィルタ26は、パルスパター
ン検知回路25の出力を受け、音声入力信号X(t)の
包絡線に対Vる形で、1分回路29から第1比較器22
へ帰還される帰還信号Y(↑〉のステップ高さを制御す
る電圧E〈正)および−E(負)をその2個の出力端に
発生づる。
パルスパターン検知回路25の出力はこれに接続された
抵抗R471を通じこの抵抗R771と接地電位の間に
接続されたキー・パシタC172を充電し、これらRと
C1の時定数により、電圧Eおよび−Eの波形(音声人
力信号の包絡線に対応)の立上り曲線を作る。また抵抗
R273とキャパシタC1で決められる時定数により、
電圧Eおよび−Eの波形の立下り曲線を作る。立下り曲
線は、第2ゲート27の選択により、キャパシタC17
2に蓄積された電荷が増幅器28を通じ積分器29に流
れるとき作られる。
一般に音声信号の包絡線は、立上り曲線部分が急で、立
下り曲線部分がゆるやかである。抵抗71および73、
キャパシタ72の時定数は、5〜10m秒で、音声の代
表的ピッチ周期と同じに設計される。場合によっては、
音声のシラブル長に対応させて、時定数を100m秒と
高くすることができる。本実施例ではピッチ周期に対応
する時定数を選定している。
正電圧Eは、線74を通じ第2ゲート27に直接!iえ
られ、0電バーEは、インバータ75を介し、正電圧E
を反転させて、他のIJ76を通じ同じゲート27に与
えられる。
第2ゲート27において、正電圧Eと負電圧−Eの選択
が行われる。標本化・保持回路24の出力が高レベル“
1″のとぎは、正電圧Eが、また逆に低レベル゛O″の
ときは負電圧−Eが選択される。
選択された多植信@(正N圧Eまたは負電圧−E)は、
増fi器28を通り、積分器29(抵抗R3とキャパシ
タC2)に与えられる。積分器29の出力は、帰還信M
Y(t)として、第1比較器に与えられ、上述の変調操
作が繰返えされる。
記録モードにおいて(よ、第3ゲート35が聞かれてい
るので、デルタ変調された菖声信月は、フィルタ回路8
には与えられない。
音声再生の為の回路構成と操作 本発明の重要な特徴は、cvso変:Jil器4および
RAM7が音声記録時と同様に音声再生時にも使用され
ることである。
第3図及び第4図に示される再生用スイッチ(プレイバ
ックスイッチ)21は、ピンを通じ半導体デツプ9の中
の制御回路6に接続されている。
第4図下段の枠で示す再生制御回路42は、再生スイッ
チ21に応答する。再生スイッチ21をオン状態にする
と、高レベル信号が第57リツプ・フロップ(F F 
)回路81のデータ人力りに与えられる。15FF81
は、りロックパルスc、p。
により、出力0を次の第6FF82J5よびゲート83
に与える。ゲート83は、第5FF81の出力Qと、第
6FF82の逆極性出力Qとを得て、再生スイッチ21
が押されたことを検出する。第7のFF84はゲート8
3の出力を一時保持し、再生信号をその出力#!85に
与える。再生制御回路42の構成は、基本的に前述の記
録制御回路41と同じであって、第5図の信号関係図を
見れば、この再生II、II i11回路42の信号間
係が理解できる。
記録!1lt11回路41と再生制御回路42とは、第
4図に示される様に、相互に関係づけられており、記録
モードのときは記録制御回路41のみが動作し、再生1
1J I11回路42は再生信号を発生しない様に、ま
た逆に、再生モードのときは再生制御回路42のみが動
作し、記録制御回路41は記録Cj月を発生しない。こ
の構成により、両モードの干渉を防止し、本装置の動作
を確実で誤りのないものにする。
再生制御回路42は、再生信号を出力1i185として
発生し、第3図の第1ゲート23の状態を変更して、R
AM7の出力$1134と標本化・保持回路24の入力
線33とを接続し、第1比較器22から標本化・保持回
路24への入力を遮断する。
再生信号はゲート50を開き、標本化保持回路24の出
力48がRAM7に入力されないようにする。これはR
AM7の中に記憶された音声データの配列を変化させな
いためである。また再生信号は、フィルタ回路8の第3
ゲート35を閉じスピーカへの出力を可能にする。更に
再生信号はRAMの出力動作をも可能にする。RAM7
のアドレスが終了すると、第4図のH5TOPにアドレ
ス終了信号が入り、FF84において再生モードが終了
する。
第3図のRAM7に蓄積された2進符月の音声データは
、再生信号に応答して、第1ゲート23を通って標本化
・保持回路24、パルスパターン検知回路25、シラビ
ックフィルタ26、第2ゲート27、増幅器28、およ
び積分器29に与えられる。ここでのCVSD変調は、
記録モードにおける変調とほぼ同様である。記録モード
と違うのは、積分器29のアナログ出力が第1比較器2
2に戻されることなく、フィルタ回路8に与えられるこ
とである。
フィルタ回路8は、バッファ増幅器91、フィルタ増幅
器92及び周辺の抵抗、容量回路等を含むよく知られた
フィルタ回路で、積分器29からの出力に含まれている
サンプリングノイズあるいは量子化ノイズを除去する。
フィルタ回路8によりなめらかにされた波形のアナログ
音声出力は、オーディオパワーアンプ10を通じ、スピ
ーカ11より出力される。
音声データ記憶の拡張 第3図の半導体チップ9に内蔵されたRAMの音声デー
タ記憶容aは、半導体チップの外部にRAMを追加する
ことにより拡張できる。第8図に、多数の外部RAMチ
ップを主半導体チップに接続する構成を示す。
主半導体チップ9は、第3図に示された半導体チップで
あり、デルタ変I!H!J4、レベル検出器5、制御回
路6、RAM7、およびフィルタ回路8等を内蔵してい
る。第8図においては3個の外部4゜ RAM101,102.103を示す。各々の外部RA
Mはその中に、主半導体チップ中のRAMと同様の音声
データ記憶用RAMセル(あるいはシフトレジスタM)
と、RAMセル(あるいはシフトレジスタ〉の制御回路
と、ダイブミックRAM(あるいはダイナミック シフ
トレジスタ)のリフレッシュ回路等を含んでいる。
主半導体チップ9と外部RAM101,102゜103
との間は、データ入出力リード104、クロックリード
105、記憶開始信号用リード106、再生開始信号用
リード107、特定の外部RAMの操作終了を表わす信
号の為のリード108、および特定の外部RAMの操作
開始を表わす信号の為のリード109等とにより第8図
に示される如く並列に接続される。
【図面の簡単な説明】
第1図【よ本発明による音声記録再生装置のブロック図
であり、第2図はその斜視図である。第3図は第1図の
電子回路すなわち音声記録再生装置体チップの詳mな回
路図である。第4図は録音待機状態を説明するための制
御回路の詳細な回路図である。第5図は第4図における
フリップ・70ツブ回路り論理状態を示すタイミング図
である。 第6図は第1ゲート、標本化・保持回路およびパルスパ
ターン検知回路の詳細を示す回路図である。 第7図は第1比較器の出力、標本化・保持回路の出力お
よびパルスパターン検知回路の出力のタイミング図であ
る。第8図は音声記録再生半導体チップと外部RAMと
の関係を示す結線図である。 〈符号の説明) 1・・・・・・音声記録再生装置 2・・・・・・マイクロフォン  3・・・・・・マイ
ク増幅器4・・・・・・デルタ変調器   5・・・・
・・レベル検出器6・・・・・・制御回路 7・・・・・・ランダムアクセスメモリ(RAM)8・
・・・・・フィルタ回路 9・・・・・・音声記録再生半導体チップ10・・・オ
ーディオパワーアンプ 11・・・スピーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)アナログ信号をデジタル信号に変換するA/
    D変換手段と、 b)前記A/D変換手段の出力を記憶する記憶手段と、 c)前記記憶手段から読みだされたデジタル信号をアナ
    ログ信号に変換するD/A変換手段と、d)録音指示を
    する録音指示手段と、 e)前記録音指示手段により録音指示がなされたことを
    検出して前記記憶手段に順次書き込み指示をする書き込
    み制御手段と、 f)前記録音指示手段による録音指示終了時と記憶手段
    の記憶容量全部に記憶内容を書き込んだ時との何れかを
    早く発生した時を検出して前記書き込み制御手段の書き
    込み指示を終了せしめる録音終了時検出手段と、 g)前記書き込み指示終了時における前記記憶手段の書
    き込みアドレスを記憶する最終アドレス記憶手段と、ま
    た、 h)前記書き込み指示終了後から前記記憶手段の記憶内
    容を前記書き込み指示がなされた最初のアドレスから前
    記記憶手段に記憶した最終アドレスまでを順次読み出し
    指示する読み出し制御手段とを有する音声記録再生装置
JP2291369A 1990-10-29 1990-10-29 電子式音声記録再生装置 Granted JPH03201299A (ja)

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