JPH0320045A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0320045A
JPH0320045A JP15543789A JP15543789A JPH0320045A JP H0320045 A JPH0320045 A JP H0320045A JP 15543789 A JP15543789 A JP 15543789A JP 15543789 A JP15543789 A JP 15543789A JP H0320045 A JPH0320045 A JP H0320045A
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JP
Japan
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oxide film
impurity
conductivity type
drain
concentration
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JP15543789A
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Inventor
Hitoshi Kudo
均 工藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体装置の装置構造かよびその製造方法に
関するもので、特に微細寸法を有するios(金属酸化
膜半導体)の装置構造およびその製造方法に関するもの
である。
従来の技術 半導体素子(装置)、とシわけMOSトランジスタを用
いた装置では、システムの高機能化.大容量化からます
ます微細化と高速化が要求されている。その結果、1μ
m以下の寸法を有する素子も実用化されている。しかし
素子構造は従来のままではなく、新たな構造や、よ9複
雑な製造工程が採用されている。
例えば、微細化に伴い、ゲート酸化膜を薄くする必要が
あるが、その結果チャネル付近の不純物濃度は高くなる
。分離領域の微細化によシ基板(あるいはウェル)の濃
度も上昇する。これらのことからドレイン近傍のPN接
合付近では、太きな電界が発生し、その電界によ9生じ
たホットキャリア(大きなエネルギーを持った荷電粒子
、多くの場合は電子なのでホットエレクトロント呼フ事
が多い)がゲート酸化膜に飛び込みゲート酸化膜のTD
DB(時間に依存した破壊、急激な破壊ではなく徐Aに
劣化する現象)が発生する。
このホットキャリアを減少させるためには、以下の対策
が考えられる。
0) ドレイン近傍の電界を緩和する。→ホットキャリ
アの数を減少させる。
(2)  ゲート酸化膜の膜質改善→ホットキャリアが
侵入しても膜質が低下しない膜を形或する。
(3)散乱によシゲート酸化膜に到達するキャリアのエ
ネルギーを低下させる。→ゲート酸化膜に侵入するキャ
リアの数を低下させる。
このうちゲート酸化膜の膜質改善は、例えば窒化膜の酸
化により酸化膜を形或する方法や、酸化膜の部分窒化す
る方法が提案されているが、リーク電流が増加したシ形
或方法が不安定であったシするためあまり用いられてい
ない。
ドレイン近傍の電界を緩和する方法は、不純物分布の最
適化をはかるため、濃度の異なる2種類の不純物によシ
拡散された、二重構造のドレイン(DDD)やL D 
D (Light ly Doped Drain ,
低濃度ドレイン)を用いる方法である。不純物分布の最
適化は同時に多少ではあるが、散乱によるホットキャリ
アのエネIレギーの低下の効果もある。
DDDとLDDの差は、2種類の不純物拡散マスクが同
一の場合はDDDであ9、薄い濃度の不純物拡散マスク
がよりゲート電極に近く構成されているのがLDDであ
る。
この様子を図面を用いて説明する。第2図はNチャネl
vLDDトランジスタの製造方法を説明したものである
。第2図aでは、半導体基板1上にフィールド酸化膜2
とゲート酸化膜3が形或され、さらにゲート電極4のパ
ターンが形戒されている。
第2図bでは、L D D t4域を形或するためリン
をイオン注入し、熱処理を加えた状態が示されている。
ゲート電極4の下にも薄い拡散層6が形或されている。
第2図Cでは、ゲート電極側壁の絶縁膜を形戊するため
、CVD(化学的気層戊長)酸化膜6を堆積した状態が
示されている。第2図dでは全面にエッチングを施し、
ゲート電極側壁の絶縁膜7を形或している。第2図eで
は、ソース・ドレイン領域8を砒素イオン注入によって
形或した状態が示されてお・り、ゲート電極端部の電界
が集中するところはLDD領域9が砒素が拡散せずに残
っているため、ホットキャリアの1発生が低減されてい
る。
こうしたLDD構造を用いたホットキャリア対策は、1
μm程度のゲート電極長では効果があるが、それ以下の
寸法のトランジスタでは十分ではなくなる。基板(ウェ
/L/)濃度,チャネ/I/濃度がますます上昇し、ド
レイン近傍の電界は急峻となシ、ゲート酸化膜厚が薄い
ため、ゲート電極による電界でホットキャリアが引き寄
せられるためである。従ってこうしたサブミクロンの寸
法を有するトランジスタに適した構造が必要になってい
る。
本発明では、サブミクロンの寸法を有するトランジスタ
に適した構造とその製造方法を提供するものである。
発明が解決しよりとする課題 ゲート酸化膜が薄くなるためのゲート電極によるドレイ
ン近傍の電界の増加は、LDD構造に釦いて、ゲート電
極とドレインの重なシを多くすればよい。しかし、その
ま1では実効チャネル長が短くなう短チャネル効果によ
るしきい値電圧の低下が顕著になクやすい事や、各工程
の制御が燻しいという問題がある。従って有効な対策は
、さきに示したホットキャリアによる劣化の防止策(1
),(2) , (3)のうち、(鶏の散乱によりゲー
ト酸化膜に到達するキャリアのエネルギーを低下させ、
ゲート酸化膜に侵入するキャリアの数を低下させるため
の不純物分布を最適化することである。
散乱によるホットキャリアのエネルギーの低下は、ホッ
トキャリアの発生する箇所とゲート酸化膜の距離に関係
する。ホットキャリアは大きなエネノレギーを有するた
め、シリコン原子との相互作用を起こし易い。すなわち
電界が大きくホットキャリアが発生する領域をできるだ
け深い位置(ゲ一ト酸化膜から遠い)にもってくればよ
い。
以下に示すのは、ホットキャリアが発生する領域をでき
るだけ深い位置にもってくるための方法である。
(3−1)  LDD領域の不純物濃度を上昇させる。
(3−2)LDD形戒のイオン注入を従来よυ高加速で
行い、深い位置に不純物を導入する。
(3−3)  LDD注人後の熱処理を問題のない範囲
で高温あるいは長時間にして、不純物をよシ拡散させる
このうち(3−1)は、LDD構造そのものの直接の効
果である電界の緩和ができなくなるので、不適である。
(3−2) , (3−3)の方法は、そのtまでは実
効チャネμ長が減少するので別の対策を施す必要がある
課題を解決するための手段 本発明はその対策として、nチャネ/Mトランジスタで
あれば、表面付近のn型不純物濃度を低下するためのp
型不純物を導入したものである。
作  用 n型トランジスタの場合、表面付近でU型のP(リン)
をB(ほう素)で打ち消すことによ9、実効チャネル長
は減少しな〈なる。ただしP注人後の熱処理は、すでに
形威された拡散層の不純物分布にあまシ影響のない範囲
(P注入の工程順番をいれかえる、熱処理条件を極端に
変えないなど)で行なう必要がある。
実施例 以下、n型1・ランジスタの場合の実施例について説明
する。
表面付近のみPを打ち消し、かつ深い領域では、LDD
構造の十分の効果を発揮するためには、以下の条件が必
要である。
(1)Pのイオン注入の注入深さ(Rp )は、Bのそ
れに比べて0.0 3〜0.2μm程大きい。
@ Pの注入量は、Bの注入量の3倍から20倍程度で
あシ、n+ソース・ドレインのAs(砒素)注入量の、
1/3000から1/300程度であること。
この条件下で、LDD注入層のゲート酸化膜付近は、濃
度が低下し、チャネルのp領域と連続となる。最適B注
入量よ9も多く注入すれば、チャネルのソース・ドレイ
ンよりでチャネル濃度が高くなシしきい値の制御が難し
〈なる。逆に最適B注入量よりも少なければ、実効チャ
ネル長は、より長く(およそ0。o6から0.2μm程
度)なるため短チャネル効果が顕著となる。
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明のNチャネ/I/LDDトランジスタの
製造方法を説明したものである。第1図aでは、半導体
基板1上にフィールド酸化膜2とゲート酸化膜3が形或
され、さらにゲート電極4のパターンが形威されている
。第1図bでは、LDD領域を形戒するためリンとほう
素を同時にイオン注入し(注入量と注入深さは前述のと
かりである)、熱処理を加えた状態が示されている。ゲ
ート電極4の下にも薄い拡散層5が形或されている。第
1図Cでは、ゲート電極側壁の絶縁膜を形或するため、
CVD(化学的気層戒長)酸化膜6を堆積した状態が示
されている。第1図dでは全面にエッチングを施し、ゲ
ート電極側壁の絶縁膜7を形戒している。第1図6では
、ソース・ドレイ71]M8を砒素イオン注入によって
形戊した状態が示されて釦シ、ゲート電極端部の電界が
集中するところはLDD領域9が砒素が拡散せずに残っ
ているため、ホットキャリアの発生が低減されている。
次に本発明のLDD部の不純物分布について説明する。
第3図は、半導体素子のゲート電極下のドレイン付近の
断面図を示したものである。第3図aは、従来例を示し
た図でゲート酸化膜3の上にゲート電[4およびゲート
電極側壁の絶縁膜7が形或されている。P(リン)注入
で形威したn領域はAs 注入で形或したn+領域に較
べて十分に広く拡散している。これに対し、本発明の実
施例の第3図hではゲート酸化膜付近だけn一領域の拡
散がjLだけ抑えられている。
第4図はドレインの深さ方向のB(ほう素)とP(リン
)の不純物濃度を示したものである。従来例を示す第4
図aでは、表面付近でBの濃度が少し偏析によシ高いが
、ほとんどウエlvあるいは基板の濃度と同じである。
一方、本発明の実施例を説明した第4図bでは、表面付
近でBの濃度がピーク濃度で6×10 cm 以上とイ
オン注入によシあきらかに高くなっている。
以上、本発明の実施例をnチャネルMOE!トランジス
タを用いて説明したが、pチャネルトランジスタでも同
様に成ジ立つのは明らかである。その場合には、p− 
を形戒するB(ほう素)の表面をP(リン)を注入し調
整することになる。またCMOSの場合で、nチャネl
レトランジスタでは、本発明の構造を形或する際に、B
(ほう素)をpチャネノレトランジスタにも注入するこ
とによってpチャネルトランジスタをLDD構造にする
ことができる。
発明の効果 以上説明したよりに、本発明ではトランジスタのドレイ
ンを構成する不純物と、ドレインを構或する不純物と反
対の導伝型の不純物とで構成する事により、ホットキャ
リアによるゲート酸化膜の劣化を防止しつつ実効チャネ
ノレ長の減少を少なく抑えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明の一実施例を示す断面図
、第2図(a)〜(e)は従来例を示す断面図、第3図
(a),申)はゲート電極下の断面図、第4図(a) 
. (b)はドレインの深さ方向の不純物分布を示す図
である。 1・・・・・・フィールド酸化膜、3・・・・・・ゲー
ト酸化膜、4・・・・・・ケ−ト74,%、a・・・・
・・ソース・ドレイン領域、9・・・・・・LDD領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の導伝型チャネルを有するMOSトランジス
    タの低濃度ドレインを、基板あるいはウェルの濃度より
    濃い第2の導伝型を有する不純物と、前記第2の導伝型
    不純物の濃度よりも濃い第1の導伝型を有する不純物と
    で構成することを特徴とする半導体装置。
  2. (2)第1の導伝型を有する不純物をドレイン領域にイ
    オン注入する工程、前記工程の直前あるいは直後に第2
    の導伝型を有する不純物をドレイン領域にイオン注入す
    る工程、ふたたび第1の導伝型を有する不純物をドレイ
    ン領域にイオン注入する工程を含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  3. (3)相補型MOS装置の製造において、nチャネルト
    ランジスタとpチャネルトランジスタのドレイン領域に
    同時にp型の不純物をイオン注入することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6426535B1 (en) 1998-10-02 2002-07-30 Nec Corporation Semiconductor device having improved short channel resistance
US6634089B1 (en) 1999-07-15 2003-10-21 Sumitomo Special Metals Co. Ltd. Method for dismantling a magnetic field generator

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US7051425B2 (en) 1999-07-15 2006-05-30 Neomax Co., Ltd. Recycling method for magnetic field generator
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