JPH0319971Y2 - - Google Patents

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JPH0319971Y2
JPH0319971Y2 JP12983086U JP12983086U JPH0319971Y2 JP H0319971 Y2 JPH0319971 Y2 JP H0319971Y2 JP 12983086 U JP12983086 U JP 12983086U JP 12983086 U JP12983086 U JP 12983086U JP H0319971 Y2 JPH0319971 Y2 JP H0319971Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、例れはアスパラガスなどの被選別物
品につき、これを長さ、太さなどの寸法や色彩、
形態等の良否などを選別要素として、所望数段の
等級別に、振り別けることができる物品移送選別
機にあつて、上記の被選別物品を載置して移送
し、適時当該物品を落動させて、予め用意した所
定の選別コンテナに、これを収受するように作動
可能としたバケツトに関する。
《従来の技術》 既にアスパラガスを、その寸法によつて選定
し、これにより等級別に区分けすることが、行な
われて来ている。
しかし、その選別手段は人為的に視覚に基づき
選りわけるだけであるため、大変な労力と時間と
を要することとなるだけでなく、視覚にたよるの
で選別に、ばらつきを生じ、その選別も多くの段
階に別けることが困難となり、10等級といつたこ
とになると、その選別は不可能となつてしまうも
のであつた。
《考案が解決しようとする問題点》 そこで、上記従来の問題点に鑑み検討した結
果、バケツトコンベアのバケツトに、一個宛アス
パラガス等を載置したまま移送し、この移送中に
カメラなどを用いて一個毎に各アスパラガスの長
さ、太さ、色彩、形態などを測定して、これを電
気的なコントローラーへ入力するようにしてお
き、一方所定間隔毎に選別したい等級別数だけの
作動子を固設し、寸法等を測定されたアスパラガ
スがバケツトに載置されたまま移送されて来たと
き、当該アスパラガスの測定寸法に見合つた所定
寸法範囲で作動可能とした特定作動子を、前記コ
ントローラーから出力される指令信号によつて作
動させ、この作動により当該バケツトを押下し
て、載置されていたアスパラガス等を落動させ、
当該作動子の存する箇所別に、所定等級のアスパ
ラガスを選別集荷させ得るようにし、多数の等級
別でも、機械的に能率的な選別処理を、ばらつき
なく実施できるようにした移送選別機を創作し
た。
本考案は上記移送選別機にあつて、バケツトコ
ンベアのバケツトに係り、その構成を鎖条などに
よる無限軌条に固設の基体と、軸ピンにより基体
に上下方向へ開閉自在なるよう枢着され、かつ永
久磁石により基体に吸着自在である被選別物品移
送用の開閉載置板とにより組み立てると共に、上
記基板の適所に隔壁板を説け、さらに前記軸ピン
に適切な形態をもつた押子を枢着して、これを上
記の開閉載置板上に載置しておくことで、移送さ
れてき来た被選別物品を、誤作動なくハイスピー
ドをもつて、適時このブラケツトから高い信頼性
をもつて落動させ得るようにし、これにより、前
記移送選別機の運転による選別を円滑に行ない得
るようにするのが、その目的である。
《問題点を解決するための手段》 本考案は、上記の目的を達成するため、横走の
バケツトコンベアを駆動自在に設けた装置本体に
は、上記バケツトコンベアの上側始端部にあつ
て、そのバケツトに順次一個宛被選別物品を供与
する物品供給部と、当該各被選別物品の所要選別
要素を、順次計測するカメラ等による測定部と、
当該測定部からの入力を受けるコントローラーと
を設けると共に、同上装置本体には前記バケツト
コンベアに、その長手方向へ所望間隔だけ離間し
て複数個の作動子を臨設し、上記バケツトコンベ
アのバケツトは、被選別物品を載置して、当該被
選別物品の前記測定部による測定値に対応した特
定作動子の位置まで移送されて来たとき、上記測
定値に基づいて前記コントローラーから出力され
る指令信号により作動した作動子によつて押動自
在であり、かつバケツトコンベアの上側直下に
は、複数の各選別コンテナを、上記押動により復
帰自在なるよう回動したバケツトから落下せる当
該被選別物品が、収受可能なるよう配設してなる
アスパラガス等の移送選別機において、前記バケ
ツトコンベアのバケツトが、無限軌条に固設され
ている平面コ字状の基体と、その先行側にあつ
て、コンベア巾方向に設けられた軸ピンにより、
上下方向へ開閉自在なるよう枢着され、かつ閉成
時には永久磁石により基体と吸着し、載置した被
選別物品の移送可能な平常状態を保持している開
閉載置板とからなると共に、前記基体の先行側に
は前記軸ピンに添つて隔壁板が、上記開閉載置板
の載置受座よりも高く植立され、基体の上記軸ピ
ンには、前記平常状態にあつて開閉載置板上に載
置されると共に、後続側へ向けて高くなるよう形
成された押下用傾斜面を基体よりも高所まで突出
させた押子が枢着されているバケツトコンベアを
用いた移送選別機のバケツトを提供しようとする
ものである。
《作用》 移送選別機にあつては、稼動中のバケツトコン
ベアに物品供給部から、アスパラガスなどの被選
別物品が供給されることで、バケツトコンベアの
連想されている各バケツト上に一個宛の被選別物
品が載置される。
これにより次々とアスパラガス等が所定方向へ
移送されて行くこととなるが、この際先ず一個、
一個の被選別物品が、カメラを用いるなどした測
定部によつて、その長さ、太さなどの寸法や色
彩、形態などの所要選別要素につき測知されるこ
ととなり、当該測定部からの出力がコントローラ
ーに入力されて、何番目のアスパラガスが、どの
ような測定値であつたかが記憶される。
一方複数個中の特定作動子が、上記コントロー
ラーからの指令信号によつて作動し、この作動に
よつて被選別物品を載置して移送されてきたバケ
ツトを押動し、これによる当該バケツトの作動に
より載置して来たアスパラガス等を落動させて、
直下に用意の選別コンテナに収受されることとな
るが、この場合の各作動子は、当該アスパラガス
等の長さなどの選別要素が、所定の寸法範囲であ
つたときのみ、コントローラーにより作動される
から、第1番目の作動子を通過するときは、当該
作動子は作動せずに、これを通過し第何番目の作
動子を通過しようとするときに、作動した作動子
により当該アスパラガスが落動するといつたこと
になり、各作動子毎の等級にアスパラガス等が選
別されることとなる。
本考案では、上記の如き移送選別機にあつて、
適時作動させた作動子の待機しているところに、
バケツトが進行して来ることとなり、当該作動子
にバケツトの押子が押下されることで、開閉載置
板が、基体との磁力による吸着力に抗して押動さ
れ、軸ピンにより回動することとなるから、開閉
載置板上の被選別物品が落動して、当該選別コン
テナ内に収受される。
《実施例》 はじめ、本考案における移送選別機につき第5
図a,bを参照して説明すると、機本体1には、
横向きにて図示しないモータにより移送自在とし
たバケツトコンベア2が設けられており、図中
3,3……が、機本体1の巾方向に装設され、か
つ長手方向に多数連続的に隣接されている本考案
バケツトを示している。
さらに、上記機本体1の左側には、バケツトコ
ンベア2の上側始端部2aにあつて、バケツト
3,3……に順次一個宛、アスパラバス等の被選
別物品を供与する物品供給部4が付設されてお
り、図中5はこの物品供給部4に一個宛の被選別
物品を送り込むため付設した振動型給物機を示し
ている。
上記物品供給部4の先行側である右隣りには、
上記バケツト3,3……上に載置された被選別物
品につき、順次その長さ、太さ、重さ、形態、色
彩などの所要選別要素を測地することのできる測
定部6が設けられており、図示の測定部6にはカ
メラ室6aが具備されている。
次に上記測定部6に近接して電気的なコントロ
ーラー7が機本体1に固設されており、当該コン
トローラー7には、測定部6による各被選別物品
の測定値に係る入力信号が導入記憶され、これに
基づき後述の作動子8,8……へ適時指令信号が
送られ、これによる当該作動子8,8……の所定
作動により、所定のバケツト3が押動され得るよ
うになつている。
上記の作動子8,8……は機本体1に所定の間
隔だけ長手方向へ離して所望複数個だけ固設され
ているが、図示のようにバケツトコンベア2の一
側傍にあつて、バケツト3を押動可能な位置に列
設されている。
また、上記バケツトコンベア2の上側直下には、
第5図bに明示の如く複数個の選別コンテナ9,
9……が出入自在に配設されているが、その配設
位置は、後述の如く作動子8,8……の作動によ
り押動されたバケツト3,3……上の被選別物品
が、落下することで夫々の選別コンテナ9,9…
…に分配収受されるよう選定されており、図中1
0はバケツトコンベア2の上側終端部2bから放
出される被選別物品を収納するため、機本体1に
隣装した最低等級品用コンテナを示している。
さて、ここで上記バケツトコンベア2における
本案バケツト3,3……の構成につき、その一実
施例を第1図a,b,cおよび第2図a,bによ
つて詳記すれば、機本体1にあつて、その長手方
向に第2図の如く設けた二条の案内レール2c,
2cにより、図示されていないモータにて駆動さ
れる鎖条などの無限軌条2d,2dが走行して回
動することとなるが、当該軌条2d,2d間に、
バケツト3,3……が、ビス止めにより連続的に
跨設されている。
当該バケツト3,3は、上記のビス止めにより
固定される平面コ字状の基体3aと、その中央部
に配され、バケツトコンベア2の上側終端部2b
側にあつて軸ピン2eにより上下方向へ回動自在
なるよう枢着されている開閉載置板3bとからな
つている。
さらに、上記基体3aの長手方向両端部には、
永久磁石3c,3cが裏面へ突出するよう固設し
てあり、図中3dは、永久磁石3cが固設されて
いる取付板で、ビス3eによつて基体3aに固定
してあり、3fは永久磁石3cの外周に固着した
ゴム等による弾性環体であつて、後述の吸着時に
永久磁石3cが直接相手部材に衝当して騒音が発
せられることを防止している。
一方前記開閉載置板3bの長手方向両端部に
は、吸着磁性板3g,3gが、その上面側に取着
され、当該吸着磁性板3g,3gが、上記基体3
aの永久磁石3c,3cによつて吸着されること
で、バケツト3が全体として矩形平板状の平常状
態に保持されており、この状態にて開閉載置板3
bに植立したゴム等による載置受座3h上に、ア
スパラガス等の被選別物体を載置できるようにし
てあり、この際図示例では当該被選別物体の不本
意な変動を阻止するため、開閉載置板3bの巾方
向両端を高くして、その中央に受承凹溝3iを形
成するようにしており、図中3jはその取付螺子
を示す。
また、本考案では前記の基体3aにあつて、そ
の軸ピン2e側に直交状にて、ゴムなどによる隔
壁板3pが先細り状態にて、前記した開閉載置板
3bにおける載置受座3hと同長にして、かつ充
分に高く起立させてある。
さらに第1図cの実施例では、上記隔壁板3p
の上端部にあつて、その先行隣装のバケツト3側
に、逆三角形状の補助部材3p′が付着させてあ
り、これにより上記バケツト3上の被選別体が、
後続隣装のバケツトに乱入するといつたことがな
いよう配慮されているのである。
さらに、当該バケツト3にあつては、前記の軸
ピン2eに三角形状の押子3kが枢着されてお
り、その自由端側にあつて突設した係止部3lに
向けて、次第に高くなるよう形成された押下用傾
斜面3mが設けられていると共に、開閉載置板3
bが前記のように永久磁石3c,3cによつて基
体3aに吸着されている平常状態にあつて、開閉
載置板3bの上面に支承される底辺部3nが形成
され、これにより当該押子3kは上記平常状態に
あつて、基体3aから突出状態に保持されてお
り、第1図cの一点鎖線で示す通り、磁力に抗し
て開閉載置板3bを矢印A方向に回動降下させた
ときは、押子3kはその係止部3lが、前記の取
付板3dに設けた突出部3d′に係止することで、
それ以上の回動降下は阻止されるようになつてい
るのであつて、後述の通り作動子8,8……が作
動することで、この押子3kが押下されることと
なる。
次に本考案に係る上記バケツト3,3……に対
し、これを押動して開成させる作動子8の一実施
例について、第3図、第4図よつて、ここで説示
すれば機本体1に取着のケース8a内には、イン
ダクシヨンモータ8bと、その回転が伝動歯車を
介して伝達されるマイクロ電磁クラツチ8cを具
備し、当該クラツチ8の出力軸8dには、作動回
転アーム8eが軸着されいてると共に、その先端
に作動用ローラ8fが回転自在に軸承されてお
り、さらに作動回転アーム8eの基端とケース8
aとの間には復帰用スプリング8gが張設されて
いる。
そして、今前記のコントローラ8より指令信号
が、上記のマイクロ電磁クラツチ8cに入力され
ると、当該クラツチが作動して、インダクシヨン
モータ8bの回転が所定瞬時だけ作動回転アーム
8eに伝達され、第4図の矢印B方向に回転した
作動回転アーム8eは、ケース8aから突出させ
たストツパー8hに衝当するまで、復帰用スプリ
ング8gの弾力に抗して回動し、図示の如き直率
状態に保持されることとなり、このときバケツト
コンベア2の稼動によりバケツト3が第4図の矢
印Cに示す如く進行してくることで、静止状態の
当該作動用ローラ8fに、当該バケツト3の押下
用傾斜面3mが当接することとなる。
この結果上記押子3kは、当該作動用ローラ8
fによつて押下され、これにより基体3aに枢着
の開閉載置板3bが、永久磁石3cによる吸着状
態から引き離され、軸ピン2eを中心として前記
の第1図cに示された一点鎖線状態まで回動降下
することとなり、従つて、このとき開閉載置板3
bにおける載置受座3h上の被選別物品は受承体
を失つて落下することとなる。
ここで第1図cの図示例では、前記の開閉載置
板3bにあつて、そのピン2e側に直交状にて起
立させた押落板3oが固設されていて、被選別物
品を当該押落板3oによつて強制的に押下させ得
るようにしている。
次に、上記移送選別機を使用するには、バケツ
トコンベア2を稼動させることで、上側のバケツ
ト3,3……を第5図aの矢印Cのように右方向
へ移送させると共に、アスパラガス等の被選別物
品を投入した振動型給物機5から、物品供給部4
へ一個宛当該被選別物品を転与し、これを当該物
品供給部4から、バケツトコンベア2の上側始端
部2aにおけるバケツト3,3……に、一個宛供
与し、かくして被選別物品は順次、バケツト3,
3……の開閉載置板3bにあつて、その載置受座
3hにおける受承凹溝3iに載置されることとな
る。
これらの被選別物品はバケツトコンベアア2の
稼動により、順次測定部6内を通過して行くが、
ここで寸法、形態等の所要選別要素がカメラ室6
aなどの作動によつて測知され、当該測定値がコ
ントローラ7に導入されることで、第何番目の被
選別物品が、如何なる測定値であつたかが記憶さ
れる。
このようにして測定が終つた被選別物品はバケ
ツト3,3……に載置されたまま、さらにコンベ
アの進行方向へ移送されるが、次に、前記した作
動子8,8……の設置されている側傍を、順次に
移送通過して行くことになる。
ところで、上記の作動子8,8……は、例えば
アスパラガスの径寸法等による選別要素に対応し
て、最初に設置されている作動子がaφ〜bφの被
選別物品到来に際して、コントローラー7からの
指令信号にて作動され、次の作動子がbφよりも
太く、cφ以下の径である被選別物品の到来によ
つて作動するといつた具合にしてある。
従つて、上記のように径寸法が選別要素である
ことは、充分に太いアスパラガス等が、最初の作
動子8に到来した場合には、コントローラー7か
ら指令信号が発せられて、当該作動子が作動し、
前述の如くこの作動により当該バケツト3の開閉
載置板3bが回動降下して、当該アスパラガス等
が、その直下の選別コンテナ9に収受されるが、
当該スパラガス等がaφ〜bφよりも細いものであ
れば、最初のバケツト3は作動せず、この場合に
はそのままバケツト3に載置されて次段の作動子
8へ進行していくこととなる。
このようにして、コントローラー7は、到来し
て来た何番目かに測定済である被選別物品の既知
測定値に基づき、当該測定値に対応した特定の作
動子8を作動させることとなるから、夫々の該当
選別コンテナ9,9……に選別されて落動して行
き、何れの作動子8,8……も作動しなかつた被
選別物品は規格外品として、バケツトコンベア2
の上側終端部2bから放出され、前記の最低等級
品用コンテナ10に投入されることとなる。
上記した作動子8,8……の作動は、コントロ
ーラー7からの指令信号を前記のマイクロ電磁ク
ラツチ8cが受けることで、所定経時だけインダ
クシヨンモータ8bの回転が出力軸8dに伝達さ
れ、これによつて作動用アーム8eが復帰用スプ
リング8gの弾力に抗して回動することで、第4
図のようにストツパー8hに衝当した鉛直状態に
保持され、作動用ローラ8fが最下位の状態とな
る。
この状態でバケツトコンベア2の当該バケツト
3が、第4図の矢印C方向へ進行するから、上記
作動用ローラ8fに、押子3kの押下用傾斜面3
mが押当することとなり、これによつて押子3k
は回動降下することとなるから、このときバケツ
ト3の開閉載置板3bが押下され、従つて第1図
cの矢印Aに示す如く、この開閉載置板3bは、
それまでの水平状態より、永久磁石3cによる磁
力から解放されて回動降下し、吊下状態となる。
この結果、開閉載置板3bの載置受座3h上に
載置されていた被選別物体は落動しその対応下位
に配置されている選別コンテナ9内に収受され、
もちろん所定経時後は復帰用スプリング8gの復
元力によつて作動用ローラ8fは復帰し、押子3
kに押当しない状態となる。
また開成して吊下状態となつた開閉載置板3b
はバケツトコンベア2の上端終端部2bから、下
端へ回動する際、反転することで永久磁石3cに
より基体3aに吸着され、第2図bに示されてい
る通り閉成された逆転状態で、当該下端を移送さ
れていくこととなる。
尚上記の開閉載置板3bの回転降下による開成
に際し、前記の如く押落板3oを設けておくと、
被選別物品を強制的に、下方へ押落させることが
できるので、一旦第1図cの二点鎖線で示す如き
吊下状態となつた開閉載置板3bが反動により逆
転し、これにより被選別物品の落動が不本意に阻
害されるといつた障害が阻止されることとなる。
また上記隔壁板3pは、バケツト3,3……へ
被選別部材が供与されるとき、さらには進行中そ
して開閉載置板3bの開成作動時に、隣接バケツ
トへ転入したりすることのないようにするための
もので、この際図示例の如く補助部材3p′を具有
させるようにすることで、その効果を一層確実な
ものとすることができる。
《考案の効果》 本考案に係るバケツトは、上記のようにして構
成されているから、これを移送選別機に用いるこ
とで、アスパラガス等につき、これを数多くの等
級に区別するにも、人力によることなく極めて能
率的な自動選別を行なうことができ、供与された
被選別物品が、隣接のバケツトに供与されてしま
つたりすることなく、バケツトコンベアをハイス
ピード運転しても、確実に被選別物品は落動する
ので、移送選別機の高速運転が可能となり、しか
も高い信頼性を保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図のa,b,cは本考案に係るバケツトの
夫々部分平面図、同正面図、一部切欠の作動説明
用側面略示図、第2図のa,bは同バケツトを用
いた移送選別機の夫々部分平面略示図と同正面略
示図、第3図は同上選別機の作動子を示した縦断
側面図、第4図は第3図の左側面図、第5図a,
bは本案バケツトを用いた移送選別機の夫々平面
説明図と正面説明図である。 1……機本体、2……バケツトコンベア、2a
……バケツトコンベアの上側始端部、2b……バ
ケツトコンベアの上側終端部、2c……無限軌
条、2e……軸ピン、3……バケツト、3a……
基体、3b……開閉載置板、3c……永久磁石、
3h……載置受座、3k……押子、3m……押下
用傾斜面、3p……隔壁板、4……物品供給部、
6……測定部、8……作動子、9……選別コンテ
ナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横走のバケツトコンベアを駆動自在に設けた装
    置本体には、上記バケツトコンベアの上側始端部
    にあつて、そのバケツトに順次一個宛被選別物品
    を供与する物品供給部と、当該各被選別物品の所
    要選別要素を、順次計測するカメラ等による測定
    部と、当該測定部からの入力を受けるコントロー
    ラーとを設けると共に、同上装置本体には前記バ
    ケツトコンベアに、その長手方向へ所望間隔だけ
    離間して複数個の作動子を臨設し、上記バケツト
    コンベアのバケツトは、被選別物品を載置して、
    当該被選別物品の前記測定部により測定値に対応
    した特定作動子の位置まで移送されて来たとき、
    上記測定値に基づいて前記コントローラーから出
    力される指令信号により作動した作動子によつて
    押動自在であり、かつバケツトコンベアの上側直
    下には、複数の各選別コンテナを、上記押動によ
    り復帰自在なるよう回動したバケツトから落下せ
    る当該被選別物品が、収受可能なるよう配設して
    なるアスパラガス等の移送選別機において、前記
    バケツトコンベアのバケツトが、無限軌条に固設
    されている平面コ字状の基体と、その先行側にあ
    つて、コンベア巾方向に設けられた軸ピンによ
    り、上下方向へ開閉自在なるよう枢着され、かつ
    閉成時には永久磁石により基体と吸着し、載置し
    た被選別物品の移送可能な平常状態を保持してい
    る開閉載置板とからなると共に、前記基体の先行
    側には前記軸ピンに添つて隔壁板が、上記開閉載
    置板の載置受座よりも高く植立され、基体の上記
    軸ピンには、前記平常状態にあつて開閉載置板上
    に載置されると共に、後続側へ向けて高くなるよ
    う形成された押下用傾斜面を基体よりも高所まで
    突出させた押子が枢着されているバケツトコンベ
    アを用いた移送選別機のバケツト。
JP12983086U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH0319971Y2 (ja)

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12983086U Expired JPH0319971Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP (1) JPH0319971Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6335491U (ja) 1988-03-07

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