JPH03198927A - ピアス位置合せ方法 - Google Patents

ピアス位置合せ方法

Info

Publication number
JPH03198927A
JPH03198927A JP33729489A JP33729489A JPH03198927A JP H03198927 A JPH03198927 A JP H03198927A JP 33729489 A JP33729489 A JP 33729489A JP 33729489 A JP33729489 A JP 33729489A JP H03198927 A JPH03198927 A JP H03198927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piercing
cutting edge
piercing punch
die
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33729489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Takano
高野 義之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP33729489A priority Critical patent/JPH03198927A/ja
Publication of JPH03198927A publication Critical patent/JPH03198927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、ピアス加工を行うピアスポンチとボタンダ
イとを型にセットする場合のピアス位置合わせ方法に関
するものである。
[従来技術] 従来、この種のピアス位置合わせ方法としては、例えば
1115図又は第6図および第7図に示すようなものが
ある。
第5図に示すピアス位置合わせ方法は、作業者の感覚に
より、位置調整を行うものである。
すなわち、まず、スポツティングブレスl上の一方の型
としての下型2に、ポンチ5が固定されたリテーナ6を
位置調整可能に載置する。この状態で、ボタンダイ3を
嵌め込んだ他方の聾としての上型4を下降させながら、
ピアスポンチ5の刃先5aがボタンダイ3のダイ穴3a
に挿入されるように、作業者がリテーナ6を位置調整す
る。
この際には、ピアスポンチ刃先5aとダイ穴3a内M璧
との間が全周に渡って均一のクリアランスどなるように
して、ピアス加工が所定の精度で行えるようにする必要
がある。
そして、位置調整した後、リテーナ6をボルト8で仮止
めし、リテーナ6と下型2とにリーマ穴6bを開け、ダ
ウェルピン7を挿入することにより、リテーナ6を下型
2上に位置決め固定していた。
ところが、このピアス位置合わせ方法にあっては、作業
者が感覚により、クリアランス調整を行うようにしてい
るため、調整誤差が生じ易い。従って、クリアランスが
不均一となり、ピアス加工時にパリが発生し、ピアス加
工精度の低下を招いていた。
また、クリアランス調整は、長年の経験者でなければ、
正確に行うことができず、経験者をしても感覚に頼るこ
とから、多数の手間を要していた。
そこで、クリアランスを一定に保つ方法として、第6図
および第7図に示すピアス位置合わせ方法がある。これ
は、刃先3aに薄板9を巻き付けることによって、クリ
アランス調整を行う方法である。
すなわち、ボタンダイ3のダイ穴3aとピアスポンチ刃
先5aとのクリアランスに一致する厚さの薄板9を、そ
の両端部が重ならないように刃先5aに巻き付け、この
刃先5aをダイ穴3aに挿入し、薄板9がダイ穴3aと
刃先5aとの間に介在するようにリテーナ6を調整する
ことにより、所望のクリアランスを得るようにしている
クリアランス調整後は、前記従来例と同様にリテーナ6
を下型2に固定する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、146図及び第7図に示したピアス位置
合せ方法にあっては、薄板9に剛性があるため、薄板9
の刃先5aからの剥がれや浮き上りを生じ、刃先5aに
薄板9を密着させて接着することは困難であった。特に
、複雑異形穴を形成するピアスポンチ5の刃先5aに薄
板9を密着させて巻き付けることは不可能であった。
[課題を解決するための手段] この発明は、かかる従来の課題に着目してなされたもの
で、一方の型に、ピアスポンチが固定されたリテーナを
位置調整可能に載置し、他方の型に固定されたボタンダ
イのダイ穴に、前記リテーナを位置調整しながらピアス
ポンチを挿入して、該ピアスポンチ刃先とダイ穴内周壁
とのクリアランスを一定に保った後、前記リテーナを前
記一方の型上に固定することにより、前記ピアスポンチ
とダイ穴との位置合わせを行うピアス位置合わせ方法に
おいて、前記ピアスポンチの刃先の外周壁に、略ピアス
ポンチ軸方向に沿って前記クリアランスと路間−直径の
線材を取外可能に接着し、前記ダイ穴へのピアスポンチ
刃先の挿入時に、該線材をダイ穴内周壁と刃先外周壁と
の間に介在させることにより、前記クリアランスを一定
に設定するようにしたピアス位置合せ方法としたことを
特徴としている。
[作 用] かかる手段によれば、線材を、ピアスポンチの刃先外周
壁に略ピアスポンチ軸方向に沿って接着する構成を採っ
ているため、線材の剛性に影響されることなく、即ち刃
先からの剥がれや浮き上りを生じることなく、線材をピ
アスポンチの刃先に密着させて接着させることができる
。また、複雑異形穴加工用のピアスポンチにあっても、
刃先のピアスポンチ軸方向に沿って線材を接着すること
で対応することができる。
このように、線材を接着したピアスポンチ刃先が他方の
型のボタンダイのダイ穴に挿入されるようにリテーナの
位置調整をして刃先をダイ穴に挿入すると、線材が刃先
の外周壁とダイ穴の内周壁間に介在し、刃先の外周壁と
ダイ穴の内周壁とが線材の直径間隔で対向する。従って
、線材の直径を所望のクリアランスと路間−に設定して
おくことで、均一なりリアランスを得ることができる。
かかる状態で、リテーナを一方の型に固定してピアスポ
ンチとダイ穴との位置決めをした後、他方の型を一方の
型から離反させて、ダイ穴をピアスポンチ刃先から抜き
、ピアスポンチ刃先から線材を取り外すと、以後、ピア
スポンチ刃先は均一のクリアランスを保ちながらダイ穴
に挿入されることになる。
この結果、ピアス加工時には、常に所望の均一なりリア
ランスを保持するため、パリが発生せず、パネル品質が
向上すると共に、ピアスポンチ刃先のダイ穴への挿入に
よって自動的に所望のクリアランスを確保することがで
きるため、第5図に示した従来のピアス位置合せのよう
に作業者に経験がなくとも、容易にクリアランス調整が
でき、位置合せ作業の容易化及び作業工数の低減を図る
ことができる。
[実施例] 以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。尚、第5図ないし第7図で示した部材と同一の部
材については同一符号を付して説明する。
先ず、第1図に示すように、スポツティングプレス1上
に、一方の型としての下型2を固定すると共に、ボタン
ダイ13が装着された他方の型としての上型4を上下動
可能にセットしておく。
次に、第2図に示すように、ピアス加工用のピアスポン
チ15の刃先15aに線材19の接着加工を行う。具体
的には、所望のクリアランスdと同一直径、例えば直径
0.03mmの鉄系又は非鉄系の線材19を刃先15a
の外周壁15bにピアスポンチ15の軸方向に沿って瞬
間接着剤等で接着する。この実施例では、円形穴の両側
に凸状の切欠部を有する複雑異形穴をピアス加工するた
めのピアスポンチ15を用いているため、刃先15をこ
の複雑異形穴に対応させて円形刃先部15cと凸状刃先
部15d、15dとが設けられた複雑な形状に形成しで
ある。しかし、図に示すように、線材19の上端折曲部
19aを円形刃先部15cと凸状刃先部15d、15d
との上面に接着させた状態で、複数の線材19を円形刃
先部15cと凸状刃先部15d、15dとの外周壁15
bを囲むように所定間隔で配設して接着することで、剥
がれや浮き上りを生じることなく、強固に外周壁15b
に接着することができる。
かかる線材19の接着加工後、ピアスポンチ15が固定
されたリテーナ6を、ピアスポンチ15の刃先15aが
上方のボタンダイ13のダイ穴13aの略真下に位置す
るように下型2上に載置する。この下型2には、予めネ
ジ孔2aが形成され、このネジ孔2aにリテーナ6の挿
通孔6aに嵌挿されたボ・ルト8を緩めに螺合させる。
この場合リテーナ6は、挿通孔6aにボルト6が遊挿さ
れているため、位置調整可能となっている。
次いで、上型4を下降させながら、ピアスポンチ15の
刃先15aがボタンダイ13のダイ穴13aに挿入され
るように手でリテーナ6の位置を微調整する。ダイ穴1
3aを刃先15aに挿入していくと、第3図に示すよう
に、線材19がダイ穴13aの内周壁13bによって接
触抵抗を下方に受けるが、上端折曲部19aが刃先15
aの上面に接着されているため、線材19は刃先15か
ら外れることはない。ダイ穴13aに刃先15aが所定
深さ迄挿入された時点で上型4の下降を止め、線材19
がダイ穴13aの内周壁13bと刃先15aの外周壁1
5bとの間に介在し、内周壁13bと外周壁15bとの
クリアランスを直径dの大きさで均一に確保する。従っ
て、線材19の介在によって自動的に均一なりリアラン
スが確保されるため、経験の少ない作業者にあっても容
易かつ確実にクリアランス調整作業を行うことができる
と共に調整工数の低減を図ることができる。
このように、刃先15aがダイ穴13aに挿入されてい
る状態で、ポルト8を締め付けて位置決する。その後上
型4を上昇させて元の位置に戻し、リテーナ6と下型2
とにリーマ穴6bを穿け、ダウェルピン7で止めること
により、リテーナ6を下型2上に正確に位置決め固定す
る。
最後に、線材19をピアスポンチ15の刃先15aから
取り外すことにより、以後のピアス加工時においては、
第4図に示すように、刃先15aが均一のクリアランス
dでダイ穴13aに挿入され、図示省略のパネルを打ち
抜くこととなる。従って、ピアス加工時にパネルにパリ
が生じることはなく、パネルの品質向上を図ることがで
きる。
尚、この実施例では、円形穴の両側に凸状の切欠部を有
する複雑異形穴をピアス加工するためのピアスポンチ1
5を用いて説明したが、これに限ることなく、種々の複
雑異形穴用のピアスポンチに対して均一なりリアランス
調整を行うことができることは勿論である。
[発明の効果コ 以上説明してきたように、この発明は、ピアスポンチの
刃先の外周壁に略ピアスポンチ軸方向に沿って所望のク
リアランスと路間−直径の線材を接着してクリアランス
調整を行うようになっているため、単純形状穴加工用の
ピアスポンチのみならず、複雑異形穴加工用のピアスポ
ンチにあっても、その刃先に線材を密着させて接着させ
ることができ、この結果、ピアス加工時のパネルにパリ
が発生せず、パネル品質の向上を図ることができる。又
、線材の介在によってダイ穴とピアスポンチの刃先との
クリアランスが自動的に確保できるため、位置合せ作業
の容易化、及び調整工数の低減を図ることができる、と
いう実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第11XIないし第4図はこの発明のピアス位置合せ方
法の一実施例を示す図で、第1図は同方法を説明するた
めの一部破断で示す断面図、第2図は第1図のピアスポ
ンチの刃先部分を示す斜視図、第3図は線材の介在状態
を示す概略断面図、第4図は位置合せ作業後のクリアラ
ンスを示す概略断面図、 第5図又は第6図及び第7図は各々従来のピアス位置合
せ方法を示す図で、第5図は第1の従来例を示す第1図
に相当する断面図、第6図は第2の従来例を示す第1図
に相当する断面図、第7図は第6図のポンチの刃先部分
を示す斜視図である。 2・・・下型(一方の型) 4・・・上型(他方の型) 6・・・リテーナ 13・・・ボタンダイ 13a・・・ダイ穴 13b・・・内周壁 15・・・ピアスポンチ 15a・・・刃先 15b・・・外周壁 19・・・線材 第3図 ム 第4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一方の型に、ピアスポンチが固定されたリテーナを位置
    調整可能に載置し、他方の型に固定されたボタンダイの
    ダイ穴に、前記リテーナを位置調整しながらピアスポン
    チを挿入して、該ピアスポンチ刃先とダイ穴内周壁との
    クリアランスを一定に保った後、前記リテーナを前記一
    方の型上に固定することにより、前記ピアスポンチとダ
    イ穴との位置合わせを行うピアス位置合わせ方法におい
    て、 前記ピアスポンチの刃先の外周壁に、略ピアスポンチ軸
    方向に沿って前記クリアランスと略同一直径の線材を取
    外可能に接着し、前記ダイ穴へのピアスポンチ刃先の挿
    入時に、該線材をダイ穴内周壁と刃先外周壁との間に介
    在させることにより、前記クリアランスを一定に設定す
    るようにしたことを特徴とするピアス位置合せ方法。
JP33729489A 1989-12-25 1989-12-25 ピアス位置合せ方法 Pending JPH03198927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33729489A JPH03198927A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 ピアス位置合せ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33729489A JPH03198927A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 ピアス位置合せ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03198927A true JPH03198927A (ja) 1991-08-30

Family

ID=18307267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33729489A Pending JPH03198927A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 ピアス位置合せ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03198927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3062328A1 (fr) * 2017-02-02 2018-08-03 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de reglage de la position d’un porte-poincon sur un outil d’emboutissage par utilisation de goupilles deformables

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3062328A1 (fr) * 2017-02-02 2018-08-03 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de reglage de la position d’un porte-poincon sur un outil d’emboutissage par utilisation de goupilles deformables

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4112827A (en) Method of making cutting, scoring and embossing die set
US4230164A (en) Nested template system for cutting one piece closed frames and method therefor
EP0708701B1 (en) Rotary cutting die and method for using same
JP2001071044A (ja) 加工装置及び成形加工方法
JPH03198927A (ja) ピアス位置合せ方法
CA2132388A1 (en) Apparatus for forming curved rectangular bodied needles
WO1996029167A3 (en) Method apparatus for attaching inserts
US6206270B1 (en) Method of assembling needles for eyebrow makeup
JPH0639450A (ja) バーリング加工方法およびその装置
JP3565447B2 (ja) シヤドウマスク等の板材の外形トリミング装置及びそれに用いられる切断治具
EP0569661A1 (en) Apparatus and method for setting gem stones
JP3090702B2 (ja) 電子銃用電極構体の製造方法
JPH03207533A (ja) ピアス位置合せ方法
US4822216A (en) Partial hole threading system
JPH034413Y2 (ja)
KR100357576B1 (ko) 차량의 인너 패널 위치 규제용 지그
JP3866939B2 (ja) バーリング加工方法
JPH07116745A (ja) バーリング加工方法及びバーリング加工装置
JP2680921B2 (ja) 浅絞り部品の製造方法
JPH02263524A (ja) プレス加工装置
JP2559344Y2 (ja) 農用カッターの切截機構における刃物組付装置
JPH06142778A (ja) ボスのプレス加工装置
JPH05192896A (ja) 表皮材のトリムカット装置
JPH0810871A (ja) バーリングかしめ部成形金型及び成形方法
JPS585370Y2 (ja) 被覆電線用の外被剥離機