JPH03197121A - スチールコードのゴムコーティング装置 - Google Patents
スチールコードのゴムコーティング装置Info
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- JPH03197121A JPH03197121A JP1336442A JP33644289A JPH03197121A JP H03197121 A JPH03197121 A JP H03197121A JP 1336442 A JP1336442 A JP 1336442A JP 33644289 A JP33644289 A JP 33644289A JP H03197121 A JPH03197121 A JP H03197121A
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Landscapes
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
り東上夏程几分立
本発明は、スチールコードを内部に埋設したゴム帯状体
を形成するスチールコードのゴムコーティング装置に関
する。
を形成するスチールコードのゴムコーティング装置に関
する。
従来伎歪
スチールコードのゴムコーティング装置は、カレンダー
においてスチールコードにゴムが被覆されるが、このカ
レンダーに引込まれる直前のスチールコードは所定の間
隔で一平面に整列した状態を保持されていなければなら
ず、したがって一定の緊張状態にある必要がある。
においてスチールコードにゴムが被覆されるが、このカ
レンダーに引込まれる直前のスチールコードは所定の間
隔で一平面に整列した状態を保持されていなければなら
ず、したがって一定の緊張状態にある必要がある。
従来スチールコードを緊張させるのにスチールコードが
巻き付けられたスプール毎にブレーキをかけ、スチール
コード1本毎にテンションを加える方法があるが、煩雑
で設備費も高く、かつメンテナンスに工数がかかり、テ
ンションのバラツキも生じ易い。
巻き付けられたスプール毎にブレーキをかけ、スチール
コード1本毎にテンションを加える方法があるが、煩雑
で設備費も高く、かつメンテナンスに工数がかかり、テ
ンションのバラツキも生じ易い。
このテンションのバラツキがあるとコーティング時にコ
ードに乱れが発生する等の不具合がある。
ードに乱れが発生する等の不具合がある。
そこで全てのスチールコードのテンションを同時に同一
場所で調整しようとする装置が提案されている。
場所で調整しようとする装置が提案されている。
第4図にその要部構成図を示す。
複数のスプール02に巻き付けられたスチールコード0
1は、巻きほぐされて、規則正しく円孔が穿設された板
状のメインガイド03の該円孔を貫通して集束され、次
いでテンション装置である1対の鉄ロール04とゴムロ
ール05の間に挟まれて下流側へ向う。
1は、巻きほぐされて、規則正しく円孔が穿設された板
状のメインガイド03の該円孔を貫通して集束され、次
いでテンション装置である1対の鉄ロール04とゴムロ
ール05の間に挟まれて下流側へ向う。
テンション装置は、下側の鉄ロール04にスチールコー
ドOIを挟んで上からゴムロール05が押えつけており
、下側の鉄ロール04にブレーキをかけてスチールコー
ド01にテンションを与えている。
ドOIを挟んで上からゴムロール05が押えつけており
、下側の鉄ロール04にブレーキをかけてスチールコー
ド01にテンションを与えている。
テンション装置より下流に向ったスチールコード01は
2本の棒を並設した綾バー06により綾織りの糸のよう
に案内され、次段の櫛ロールo7に至り、所定間隔を存
して一平面上に整列されてカレンダー本体09に引き込
まれる。
2本の棒を並設した綾バー06により綾織りの糸のよう
に案内され、次段の櫛ロールo7に至り、所定間隔を存
して一平面上に整列されてカレンダー本体09に引き込
まれる。
カレンダー本体09は、対をなすロールの間から所定の
厚さをもった帯状のゴムシートを形成り供給するところ
の2対のカレンダーロール010 、011 、012
、013が設けられており、1対のカレンダーロール
010 、011のうちカレンダーロール011の下に
他の1対のカレンダーロール012 、013のうちカ
レンダーロール012が近接して位置している。
厚さをもった帯状のゴムシートを形成り供給するところ
の2対のカレンダーロール010 、011 、012
、013が設けられており、1対のカレンダーロール
010 、011のうちカレンダーロール011の下に
他の1対のカレンダーロール012 、013のうちカ
レンダーロール012が近接して位置している。
カレンダーロール012の上流側に接してプレスロール
08が配設されており、櫛ロール07を経たスチールコ
ード01はプレスロール08を下方から巻き付いてプレ
スロール08とカレンダーロール012との間でカレン
ダーロール012とカレンダーロール013との間から
供給されたゴムシートに押圧されスチールコードO1の
片側にゴムコーティングを行なう。
08が配設されており、櫛ロール07を経たスチールコ
ード01はプレスロール08を下方から巻き付いてプレ
スロール08とカレンダーロール012との間でカレン
ダーロール012とカレンダーロール013との間から
供給されたゴムシートに押圧されスチールコードO1の
片側にゴムコーティングを行なう。
次いで片側にゴムコーティングされたスチールコード0
1は、カレンダーロール011 とカレンダーロール0
12との間でカレンダーロール010とカレンダーロー
ル011 との間から供給されるゴムシートによって他
方の側をゴムコーティングされ排出される。
1は、カレンダーロール011 とカレンダーロール0
12との間でカレンダーロール010とカレンダーロー
ル011 との間から供給されるゴムシートによって他
方の側をゴムコーティングされ排出される。
以上のようにスチールコード01は、プレスロール08
に巻き付いてカレンダー本体09に引き込まれ、これを
上流側で鉄ロール04とゴムロール05が挟みつけて抵
抗を加えスチールコード01にテンションを与えている
。
に巻き付いてカレンダー本体09に引き込まれ、これを
上流側で鉄ロール04とゴムロール05が挟みつけて抵
抗を加えスチールコード01にテンションを与えている
。
テンション装置は多数本のスチールコード01を全て同
時に挟んでテンションを与えるようにしているので一本
ごとにテンションを与えるものに比べ簡素化され、テン
ションのバラツキもないようにみえる。
時に挟んでテンションを与えるようにしているので一本
ごとにテンションを与えるものに比べ簡素化され、テン
ションのバラツキもないようにみえる。
”しよ°と るi
しかし幅方向に長いロール04.05でスチールコード
01を挾みつけるので、ロール04.05にどうしても
たわみが生じ、幅方向端部の押圧力が中央の押圧力より
も大きくなり、よって幅方向に配列された複数のスチー
ルコード01の各テンションの分布をみると、幅方向両
端部のスチールコード01のテンションが極端に高くな
っている。
01を挾みつけるので、ロール04.05にどうしても
たわみが生じ、幅方向端部の押圧力が中央の押圧力より
も大きくなり、よって幅方向に配列された複数のスチー
ルコード01の各テンションの分布をみると、幅方向両
端部のスチールコード01のテンションが極端に高くな
っている。
このように端部のスチールコード01のテンションが高
いと、スチールコードにゴムコーティングされた帯状部
材を、埋設されたスチールコード01と直角方向に切断
したときに端縁が反りかえる不具合が生じ、この端縁を
接合面として使用すると、接合が不完全となる。
いと、スチールコードにゴムコーティングされた帯状部
材を、埋設されたスチールコード01と直角方向に切断
したときに端縁が反りかえる不具合が生じ、この端縁を
接合面として使用すると、接合が不完全となる。
またテンション装置は、その鉄ロール04とゴムロール
05との間に600本以上のスチールコードO1を挟む
ので、装置そのものが大損りで取付スペースが大きくレ
イアウト上の制約を受ける。
05との間に600本以上のスチールコードO1を挟む
ので、装置そのものが大損りで取付スペースが大きくレ
イアウト上の制約を受ける。
特にテンション装置が大型となるのでロールo4.05
とカレンダー本体09間は少なくとも5mの距離があり
、1本でもスチールコードo1の後端がテンション装置
を通過すると該1本のスチールコード01がテンション
を失うので、この時点でテンション装置とカレンダーと
の間にあった全てのスチールコードO1が無駄となり経
済的でない。
とカレンダー本体09間は少なくとも5mの距離があり
、1本でもスチールコードo1の後端がテンション装置
を通過すると該1本のスチールコード01がテンション
を失うので、この時点でテンション装置とカレンダーと
の間にあった全てのスチールコードO1が無駄となり経
済的でない。
さらにテンション装置におけるゴムロールo5の磨耗が
ひどく、磨耗によるテンションのバラツキでゴムコーテ
ィング時にコード打込みの乱れも発生する。
ひどく、磨耗によるテンションのバラツキでゴムコーテ
ィング時にコード打込みの乱れも発生する。
るための および
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は、マグネットを利用することでスチールコード
のテンションのバラツキを防止し、スチールコードの無
駄を少なくした小型のテンション装置を備えるスチール
コードのゴムコーティング装置を供する点にある。
する処は、マグネットを利用することでスチールコード
のテンションのバラツキを防止し、スチールコードの無
駄を少なくした小型のテンション装置を備えるスチール
コードのゴムコーティング装置を供する点にある。
すなわち本発明は、複数のスプールに巻き付けられた複
数本のスチールコードを巻きほぐし整列させてカレンダ
ーに引き込み、引き込まれた複数本のスチールコードに
ゴムを被覆するところのゴムコーティング装置において
、スプールとカレンダーとの間で前記スチールコードに
接する非磁性体を介してマグネットを配設したスチール
コードのゴムコーティング装置である。
数本のスチールコードを巻きほぐし整列させてカレンダ
ーに引き込み、引き込まれた複数本のスチールコードに
ゴムを被覆するところのゴムコーティング装置において
、スプールとカレンダーとの間で前記スチールコードに
接する非磁性体を介してマグネットを配設したスチール
コードのゴムコーティング装置である。
カレンダーに引き込まれるスチールコードをカレンダー
の上流側でマグネットが吸引し非磁性体に吸着して摩擦
による抵抗を生しさせるので、マグネットとカレンダー
間でスチールコードにテンションが加えられる。
の上流側でマグネットが吸引し非磁性体に吸着して摩擦
による抵抗を生しさせるので、マグネットとカレンダー
間でスチールコードにテンションが加えられる。
スチールコードはマグネットにより非磁性体に吸着して
テンションを受けるので全てのスチールコードについて
条件を同じにすることができ、テンションのバラツキを
防止できる。
テンションを受けるので全てのスチールコードについて
条件を同じにすることができ、テンションのバラツキを
防止できる。
マグネット自体小さくてよく、テンション装置の小型化
が図れるとともに配置の自由度も高く、カレンダー近傍
に配置することでスチールコードの無駄を最小限に抑え
ることができる。
が図れるとともに配置の自由度も高く、カレンダー近傍
に配置することでスチールコードの無駄を最小限に抑え
ることができる。
実JLI舛
以下第1図ないし第3図に図示した本発明に係る一実施
例について説明する。
例について説明する。
第1図は、本実施例のスチールコードのゴムコーティン
グ装置の要部構成図である。
グ装置の要部構成図である。
クリールスタンドに架設された複数の支軸2にそれぞれ
複数のスプール3が回動自在に支持され、その下流側に
各支軸2に対応して幅方向に長尺のマグネット式のガイ
ド板4が水平に配置され、同一軸のスプール3から巻き
ほぐされたスチールコードlが同じガイド板4上を通過
してメインガイド5に集束している。
複数のスプール3が回動自在に支持され、その下流側に
各支軸2に対応して幅方向に長尺のマグネット式のガイ
ド板4が水平に配置され、同一軸のスプール3から巻き
ほぐされたスチールコードlが同じガイド板4上を通過
してメインガイド5に集束している。
メインガイド5は、規則正しく円孔が穿設された板部材
であり、ガイド板4の下流側に垂直に立てて設置され、
各スチールコードlはガイド板4から集束してメインガ
イド5の円孔を貫通し、下流側へ向う。
であり、ガイド板4の下流側に垂直に立てて設置され、
各スチールコードlはガイド板4から集束してメインガ
イド5の円孔を貫通し、下流側へ向う。
メインガイド5を通過した全てのスチールコードIば、
フラットロール6により上方がら押えられて同一平面上
に揃えられ、次いでマグネット式のテンション部材7へ
向う。
フラットロール6により上方がら押えられて同一平面上
に揃えられ、次いでマグネット式のテンション部材7へ
向う。
テンション部材7は、第2図に拡大して図示するように
、板状の焼結金属からなるマグネット8の上面に耐磨耗
性に優れた非磁性のタンガロイ9を張設したもので、ス
チールコード1はマグネット8によりタンガロイ9の上
面に吸着された状態で走行するので、タンガロイ9との
間の摩擦力により抵抗を受ける。
、板状の焼結金属からなるマグネット8の上面に耐磨耗
性に優れた非磁性のタンガロイ9を張設したもので、ス
チールコード1はマグネット8によりタンガロイ9の上
面に吸着された状態で走行するので、タンガロイ9との
間の摩擦力により抵抗を受ける。
タンガロイ9は耐磨耗性に優れているとともに、表面が
滑らかでスチールコード1の表面メツキを磨耗したり損
傷したりすることを防止することができる。
滑らかでスチールコード1の表面メツキを磨耗したり損
傷したりすることを防止することができる。
またタンガロイ9は非磁性体であるので、掃除や取替え
が容易に行える。
が容易に行える。
なおタンガロイ9の代わりにセラミック材を使用しても
よい。
よい。
かかるテンション部材7の下流側には、1対の綾バーl
Oが並設されており、テンション部材7から同一平面上
に揃えられて進行したスチールコード1は2本の綾バー
10により綾織りの糸のように案内されて下流側の櫛ロ
ール11に向かう。
Oが並設されており、テンション部材7から同一平面上
に揃えられて進行したスチールコード1は2本の綾バー
10により綾織りの糸のように案内されて下流側の櫛ロ
ール11に向かう。
前記マグネット式ガイド板4およびこの綾バー10もマ
グネットの表面にタンガロイを被覆したものからなって
いる。
グネットの表面にタンガロイを被覆したものからなって
いる。
次いで櫛ロール11は、一定のピッチで櫛歯が形成され
たロールであり、スチールコード1は同櫛歯に嵌まり等
間隔に整列されて、カレンダー13に引き込まれる。
たロールであり、スチールコード1は同櫛歯に嵌まり等
間隔に整列されて、カレンダー13に引き込まれる。
カレンダー13の入口にはプレスロール12が配設され
ており、プレスロール12によりスチールコード1はカ
レンダー13内に引き込まれる。
ており、プレスロール12によりスチールコード1はカ
レンダー13内に引き込まれる。
カレンター13は、2対のカレンダーロール14゜15
、16.17からなり、各対をなすカレンダーロール1
4と15および16と17は所定間隔を存して対向しそ
の間隙に供給すべくゴム体を上方に蓄えている。
、16.17からなり、各対をなすカレンダーロール1
4と15および16と17は所定間隔を存して対向しそ
の間隙に供給すべくゴム体を上方に蓄えている。
上側の下流側カレンダーロール15と下側の上流側カレ
ンダーロール16とが所定間隔を有して上下に位置し、
カレンダーロール16の上流側に前記プレスロール12
が接している。
ンダーロール16とが所定間隔を有して上下に位置し、
カレンダーロール16の上流側に前記プレスロール12
が接している。
プレスロール12は表面に溝条が形成されてカレンダー
ロール16に押し付けられており、櫛ロール11を経て
整列されたスチールコード1はプレスロール12を下方
から巻き付いてカレンダーロール16と17の間から供
給されるゴムシートにプレスロール12により押し付け
られ、スチールコードlの片側にゴムコーティングが施
される。
ロール16に押し付けられており、櫛ロール11を経て
整列されたスチールコード1はプレスロール12を下方
から巻き付いてカレンダーロール16と17の間から供
給されるゴムシートにプレスロール12により押し付け
られ、スチールコードlの片側にゴムコーティングが施
される。
次いで片側にゴムコーティングされたスチールコード1
は、カレンダーロール14と15との間から供給される
ゴムシートによりカレンダーロール15と16との間で
他方の側にゴムコーティングが施され排出される。
は、カレンダーロール14と15との間から供給される
ゴムシートによりカレンダーロール15と16との間で
他方の側にゴムコーティングが施され排出される。
このようしてスチールコード1にゴムコーティングされ
て形成された帯状部材18は、その断面形状を示すと、
第3図に図示するようであり、帯状部材18の中に等間
隔にスチールコード1が整列して打込まれている。
て形成された帯状部材18は、その断面形状を示すと、
第3図に図示するようであり、帯状部材18の中に等間
隔にスチールコード1が整列して打込まれている。
本実施例のゴムコーティング装置は以上のように構成さ
れており、スチールコードlはカレンダー13に引っ張
られて走行し、ガイド板4、テンション部材7、綾バー
10(主としてテンション部材7)の磁気吸引力に基づ
く抵抗によりテンションを受ける。
れており、スチールコードlはカレンダー13に引っ張
られて走行し、ガイド板4、テンション部材7、綾バー
10(主としてテンション部材7)の磁気吸引力に基づ
く抵抗によりテンションを受ける。
テンション部材7におけるマグネット部8の吸引による
タンガロイ9との間の摩擦力は全てのスチールコード1
に同じ条件で働らくので、スチールコード1はテンショ
ンのバラツキがなく、均一なテンションの下で帯状部材
18に打込まれるため、製造された帯状部材18を切断
したような場合でも端縁に反りを発生せず接合不良を生
じさせることがない。
タンガロイ9との間の摩擦力は全てのスチールコード1
に同じ条件で働らくので、スチールコード1はテンショ
ンのバラツキがなく、均一なテンションの下で帯状部材
18に打込まれるため、製造された帯状部材18を切断
したような場合でも端縁に反りを発生せず接合不良を生
じさせることがない。
またスチールコード1は、耐磨耗性を有するタンガロイ
9に接するので、耐久性にすぐれ、さらに磨耗によるコ
ードテンションのバラツキを生じないので、ゴムコーテ
ィング時のコード打込み不良を防止できる。
9に接するので、耐久性にすぐれ、さらに磨耗によるコ
ードテンションのバラツキを生じないので、ゴムコーテ
ィング時のコード打込み不良を防止できる。
テンション部材7自体単に板状部材であるので、設置に
大損りな装置は不要であり、配置の自由度は大きく最適
な位置に設置できる。
大損りな装置は不要であり、配置の自由度は大きく最適
な位置に設置できる。
ガイド板4、綾バー10についても同様であり、ガイド
板4をマグネット式としスプール3の下流側に設置する
ことで、ガイド板4より下流側のスチールコード1にテ
ンションをかけており、スプール3に巻かれたスチール
コード1が後端に達したときの弛みをガイドItJi、
4で止めガイド板4より下流側に影響を与えないように
するものである。
板4をマグネット式としスプール3の下流側に設置する
ことで、ガイド板4より下流側のスチールコード1にテ
ンションをかけており、スプール3に巻かれたスチール
コード1が後端に達したときの弛みをガイドItJi、
4で止めガイド板4より下流側に影響を与えないように
するものである。
また綾バー10はマグネット式とし、テンション部材7
の下流側で櫛ロール11の上流に近接して設置すること
で、スチールコードlの後端がテンション部材7を通過
したときの弛みを綾バー10で阻止しスチールコード1
の後端が綾バーlOを通過するまでプレスロール12と
綾バー10間のスチールコード1にテンションを与えコ
ード打込み不良を防止できるので、スチールコード1の
後端が綾バー10を通過した時点での当該綾バー10と
プレスロール12との間のスチールコード1が無駄とな
るだけで、その無駄となる長さは極めて短か〈従来の1
0分の1以下という大幅な短縮を実現できる。
の下流側で櫛ロール11の上流に近接して設置すること
で、スチールコードlの後端がテンション部材7を通過
したときの弛みを綾バー10で阻止しスチールコード1
の後端が綾バーlOを通過するまでプレスロール12と
綾バー10間のスチールコード1にテンションを与えコ
ード打込み不良を防止できるので、スチールコード1の
後端が綾バー10を通過した時点での当該綾バー10と
プレスロール12との間のスチールコード1が無駄とな
るだけで、その無駄となる長さは極めて短か〈従来の1
0分の1以下という大幅な短縮を実現できる。
また初期設定の際、カレンダー13にスチールコード1
を揃えて打込みを開始するのにカレンダー13の直前の
綾バー10においてスチールコードlの引揃え作業が行
えるので、作業が容易となり、かつカレンダー立上り時
のテンションのバラツキによる帯状部材18先端の不良
部分の長さも短かくできる。
を揃えて打込みを開始するのにカレンダー13の直前の
綾バー10においてスチールコードlの引揃え作業が行
えるので、作業が容易となり、かつカレンダー立上り時
のテンションのバラツキによる帯状部材18先端の不良
部分の長さも短かくできる。
ガイド板4、テンション部材7は、スチールコード1を
単に載せるだけで良いので、初期においてスプール3か
らカレンダー13の直前までスチールコードlを誘導す
る準備作業も容易となって作業時間も短縮できる。
単に載せるだけで良いので、初期においてスプール3か
らカレンダー13の直前までスチールコードlを誘導す
る準備作業も容易となって作業時間も短縮できる。
ガイド板4、テンション部材7、綾バーIH体単純なも
のであり、これを設置する装置は簡単でよいので設置コ
ストを大幅に低減できるとともにメンテナンスも容易に
できる。
のであり、これを設置する装置は簡単でよいので設置コ
ストを大幅に低減できるとともにメンテナンスも容易に
できる。
またガイド板4、テンション部材7、綾バー10ともに
マグネットにタンガロイを張設しているので耐磨耗性に
優れ耐久性を有するとともに、タンガロイは非磁性であ
って掃除の際に金属ゴミの付着を防止して掃除し易くし
ている。
マグネットにタンガロイを張設しているので耐磨耗性に
優れ耐久性を有するとともに、タンガロイは非磁性であ
って掃除の際に金属ゴミの付着を防止して掃除し易くし
ている。
なおテンション部材7による磁力の調整すなわちスチー
ルコードlのテンションの調整は、スチ−ルコードの走
行方向のテンション部材7の数を増加または減少するこ
とあるいは磁力の異なるテンション部材に変換すること
により行なうことができる。
ルコードlのテンションの調整は、スチ−ルコードの走
行方向のテンション部材7の数を増加または減少するこ
とあるいは磁力の異なるテンション部材に変換すること
により行なうことができる。
またテンション部材7を永久磁石ではなく電磁石を用い
れば、付加電圧を変えることでテンションの調整をする
ことができる。
れば、付加電圧を変えることでテンションの調整をする
ことができる。
主肌夏殖果
本発明は、カレンダーの上流側でマグネットを配してス
チールコードにテンションを与えているので複数のスチ
ールコード全てにテンションのバラツキを発生させず、
ゴムコーティング時のコード打込み不良を防止できる。
チールコードにテンションを与えているので複数のスチ
ールコード全てにテンションのバラツキを発生させず、
ゴムコーティング時のコード打込み不良を防止できる。
マグネットを配置するだけなのでカレンダーの近傍にま
で設置でき、スチールコードの無駄を最小限に抑えるこ
とができる。
で設置でき、スチールコードの無駄を最小限に抑えるこ
とができる。
またメンテナンスも容易で、設備コストも低減すること
ができる。
ができる。
第1図は本発明に係る一実施例のゴムコーティング装置
の要部構成図、第2図はテンション部材の斜視図、第3
図はゴムコーティングされた帯状部材の断面図、第4図
は従来のゴムコーチインク゛装置の要部構成図である。 1・・・スチールコード、2・・・支軸、3・・・スツ
ール、4・・・ガイド板、5・・・メインガイド、6・
・・フラ・ントロール、7・・・テンション部材、8・
・・マグネ・ント会昏、9・・・タンガロイ、10・・
・綾バー、11・・・櫛ロー)Lt、12・・・プレス
ロール、13・・・カレンダー、14.15.16゜1
7・・・カレンダーロール、18・・・帯状部材。
の要部構成図、第2図はテンション部材の斜視図、第3
図はゴムコーティングされた帯状部材の断面図、第4図
は従来のゴムコーチインク゛装置の要部構成図である。 1・・・スチールコード、2・・・支軸、3・・・スツ
ール、4・・・ガイド板、5・・・メインガイド、6・
・・フラ・ントロール、7・・・テンション部材、8・
・・マグネ・ント会昏、9・・・タンガロイ、10・・
・綾バー、11・・・櫛ロー)Lt、12・・・プレス
ロール、13・・・カレンダー、14.15.16゜1
7・・・カレンダーロール、18・・・帯状部材。
Claims (1)
- 複数のスプールに巻き付けられた複数本のスチールコ
ードを巻きほぐし整列させてカレンダーに引き込み、引
き込まれた複数本のスチールコードにゴムを被覆すると
ころのゴムコーティング装置において、スプールとカレ
ンダーとの間で前記スチールコードに接する非磁性体を
介してマグネットを配設したことを特徴とするスチール
コードのゴムコーティング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336442A JPH03197121A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | スチールコードのゴムコーティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336442A JPH03197121A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | スチールコードのゴムコーティング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03197121A true JPH03197121A (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=18299182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1336442A Pending JPH03197121A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | スチールコードのゴムコーティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03197121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003029342A1 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Bridgestone Corporation | Rubber composition, pneumatic tire, and method of manufacturing the pneumatic tire |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1336442A patent/JPH03197121A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003029342A1 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Bridgestone Corporation | Rubber composition, pneumatic tire, and method of manufacturing the pneumatic tire |
US7306019B2 (en) * | 2001-09-28 | 2007-12-11 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire including toriodally continuous cells and method of producing same |
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