JPH03197053A - 熱画像形成系 - Google Patents

熱画像形成系

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JPH03197053A
JPH03197053A JP2215693A JP21569390A JPH03197053A JP H03197053 A JPH03197053 A JP H03197053A JP 2215693 A JP2215693 A JP 2215693A JP 21569390 A JP21569390 A JP 21569390A JP H03197053 A JPH03197053 A JP H03197053A
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JP
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layer
thermal imaging
layers
imaging device
conductive layer
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JP2215693A
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English (en)
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David P H Smith
デビッド ピーター ヘンリィ スミス
Mark T Leonard
マーク テレンス レオナード
David W Swan
デビット ウォルター スワン
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/3825Electric current carrying heat transfer sheets
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
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    • G03G5/028Layers in which after being exposed to heat patterns electrically conductive patterns are formed in the layers, e.g. for thermoxerography
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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光凱夏分立 本発明は熱画像形成系、特に感熱性紙を現像し、あるい
は色料、トナー又は他の画像形成用材料の熱転写を行う
ようにされた印字表面を有する多層熱画像形成用ディバ
イスに関する。
従来肢歪 ディジタル画像情報から誘導される高品質カラーハード
コピーとしての媒体の市場において、サーマルトランス
ファー印刷は、特に昇華色素媒体を使用する時、1つの
卓越した技術である。この技術の主たる長所は機械の信
顛性と写真プリンタ、電子写真プリンター又は静電プリ
ンターに比較して機械コストが適度である点にある。し
かし、品質だけに関して見ると、最良かつ最も高価な感
熱プリンターが写真の質に近く、そして処理量とコピー
当りのコストについては全ての技術が電子写真に劣る。
現在、このような材料のディジタル画像形成はサーマル
スタイラス印字ヘッド(thermal 5tylip
rintheads )で行われている。妥当な画質を
与えるには、高密度の熱発生用抵抗体が必要とされるが
、抵抗体はその寸法を正確に作らなければならず、しか
も均一な抵抗のものでなければならない。
これを達成するには、幾つかの極めて正確なマイクロリ
ングラフ加工段階が必要とされる。全ての抵抗素子が機
能的であり、かつこの加工の複雑さのレベルにおいて均
一な抵抗のものでなければならないという要件は低収率
をもたらし、またサーマルスタイラス印字ヘッドのコス
トも高い。400ドツト/インチ(d、p、i、)より
高い解像度を必要とする適用は従って現在のサーマルプ
リンティング技術では扱われない。更に、これら高コス
トのディバイスのうちで印刷用ディバイスに経済的に組
み込むことができるものは1つしかない。これは、3色
又は4色に分解して遂次的に印刷しなければならない(
これは処理速度を遅くする)フルカラー印刷の重大な欠
点となる。また、ドナーリボンは3色又は4色の順次色
(シアン、マゼンダ、黄色及び所望によって黒色)で印
刷され、これには単一の印字ヘッド上の各色について再
見当合せが必要になるリセプターペーパーが必要とされ
る。
3色又は4色のリボンドナ一部分の各々は通常再使用が
できず、そのためカラープリントのコストは一定でかつ
高い。
従って、多色印刷について改良された解像度とコスト効
率とを有する熱画像形成用集成体の必要が存在する。
IEEEエレクトロン・ディバイス・レターズ(IEE
E Electron Device Letters
 ) 、第EDL3巻、第254頁(1982年)、ア
プライド・フィジックス・レターズ(Applied 
Physics Letters)、第42巻、第48
4頁(1983年)、米国特許第4.052,208号
及び第4.397.390号明細書、英国特許第2.0
04.077号明細書、仏国特許第2.402.897
号明細書、独国特許第2.740.835号明細書及び
特開昭61−10064号公報には、少なくとも1つの
電極が実質的に透明である2つの電極間に挿入された光
導電体の3層素子を含む熱画像形成用ディバイスを有す
る熱電子記録法が開示される。第二の電極又は光導電体
は、記録されるべき画像への一次露光及び導電路におけ
る電流に基因する付随のジュール加熱に続いてピット又
は穴を含む、光学デー夕記憶のために読み取られる永久
画像が生成されるように熱変形性又は熱崩壊性となって
いる。
米国特許第4,277.145号、欧州特許第1285
1号及び独国特許第2.904.793号明細書には、
反射性の第二電極が液晶層と密な合体状態となっている
多層フォーマットの熱画像形成用ディバイスを有する画
像形成用集成体が開示される。熱画像形成用ディバイス
が走査されるときのジュール加熱とそれに続く冷却とに
よって引き起される液晶の等力変化で光が散乱されてデ
イスプレーのための画像が生成する。
独国特許第2.904,793号明細書には、支持体、
導電性層及び酸化性又は還元性の化合物を含有する記録
層を含む熱画像形成用ディバイスを有する画像形成用集
成体が開示される。導電性バッキング材を持つ光導電体
が記録用媒体と接触せしめられており、このため露光さ
れると記録用媒体を通して流された電流は化学反応をも
たらす。集成体は次いで連続階調の陽画像を与えるため
に130℃で30秒間加熱される。
米国特許第4.470.055号明細書には、インキ転
写ドラムを有し、透明なサブストレート、透明な電極及
び光導電体を含む熱電子記録ディバイスが開示される。
室温で固体であり、熱融解性及び半導性を有するインキ
がインキ転写ドラムに塗布され、そのインキに紙が接触
せしめられる。インキ層と透明な電極間に印加された電
圧によりドラム内から出る放射が光導電体を低抵抗状態
に転換させ、またインキ層におけるジュール加熱がイン
キを融解させ、かつ紙に転写させる。
特開昭61−244563号公報には、透明なサブスト
レート、透明な電極、光導電体、抵抗型熱発生層及び更
に他の電極を含む熱画像形成用ディバイスが開示される
。このディバイスは透明サブストレートと電極を通るレ
ーザーによりアドレスされ、そして光が当った領域で光
導電体が低抵抗状態に転換し、抵抗性層の中に大きな電
場を発生させる。
この層中でのジュール加熱効果が次に感熱性紙を現像す
るために用いられる。
このような熱画像形成用ディバイスを組み込んでいる熱
画像形成用集成体の解像度は比較的低い〔約100 d
、p、i、  (4ドツト/am))。
ジャーナル・オブ・アプライド・フィジックス(Jou
rnal of Applied Physics )
 、第48巻、第366頁(1977年)には、1つの
表面にフェリ磁性のガーネットフィルムを有し、その上
に第一の透明な電極性が、続いて光導電体層及び第二の
透明な電極層が付着されている非磁性ガーネットサブス
トレートを含む磁気光学ディバイスが開示される。電極
を横切って電圧を印加し、そしてディバイスをレーザー
露光するよ、十分なジュール加熱が生じてフェリ磁性ガ
ーネット層の磁気光学スイッチ作用を引き起す。このデ
ィバイスは光学的データーの記憶に有用である。
特開昭63−159063号公報には、少なくとも1つ
は透明であり、他方は耐摩耗性の被覆を有する2つの電
極間にサンドインチされた非晶質珪素の光導電体を含む
熱画像形成用ディバイスが開示される。それら電極を横
切って電圧を印加し、そしてディバイスに透明な電極を
通してダイオードレーザ−で照射すると、ジュール加熱
により十分な熱が発生して耐摩耗性層と接触保持されて
いる感熱性紙に画像を形成する。このディバイスに見積
られた性能は10−を秒/sの書込み速度、及び780
nmにおいて発光する5+++−のダイオードレーザ−
による照射について10−’S/c■の導電率を含む。
このようなディバイスが実際の用途を持つにはそれより
ずっと速い書込み速度(例えば、2倍のオーダーの速度
)が必要である。特に、もっと多量のエネルギーを要す
る画像形成用媒体、例えば色素昇華媒体が使用されるべ
きであるような場合は、ずっと大きな感度が必要とされ
る。
米国特許第4.638.372号、欧州特許出願第13
8221 A号、独国特許出願第3737449A1号
明細書及び特開昭60−85675号公報には、多色サ
ーマルトランスファープリンディング用のサーマルスタ
イラスクイブの多重印字ヘッドを持つ熱画像形成用集成
体が開示されるが、これらのディバイスは経済的に使え
ないことが証明されている。
■の   び しい量日 構造と製造が単純で、しかも従来の電子サーモグラフプ
リンターと比較するとき改良された解像度及び/又は多
色画像形成能を持つ熱画像形成用集成体に対して特定の
有用性を有する熱画像形成用ディバイスがここに見い出
された。
本発明の1つの面によれば、次の遂次層:(a)  透
明又は半透明の導電性層、(b)  波長633nm、
強度4.OX 106W/n+”の放射線で照射される
とき少なくとも0. OI S/cmの放射線で照射さ
れるとき少なくともlXIO3の感光性比を有する光導
電性層、 (c)  光導電性層(b)と電気的に接触し、かつ下
記(d)層または下記(e)層と接触している導電性層
、および (d)  耐磨擦性摩耗性層または (e)  画像形成系の熱活性化性成分を含む層、を含
む、画像形成系の熱活性化性成分を含む媒体に局部加熱
を与えるようにされた印字表面を有する熱画像形成用デ
ィバイスにおいて、 該遂次層は、層(a)とら)とを横切って電圧電位を印
加し、かつ該ディバイスを層(a)を通して露光すると
、層(b)の露光領域が導電性となってその露光領域に
相当する点において層(b)における電流の流れを多く
しかつ層(b)の中に熱を発生させ、しかも該印字表面
の隣接領域において、画像形成系の該成分を熱的に活性
化するのに十分な局部加熱を引き起すように構成、配列
され、 そして該ディバイスはフェリ磁性のガーネット物質を含
有していない、 前記熱画像形成用ディバイスが提供される。
透明又は半透明の導電性層(a)は電子画像形成技術に
公知の任意、適当な物質から成ることができる。この物
質は必要とされる光電流を発生させるのに十分な露光力
と釣り合った透明度、典形的には少なくとも70%の透
明度を有し、かつ光電導性層ら)との電気的な接触を与
えるものである。導電性層(a)は露光源の波長より小
さい厚さを持つ極薄金属層、例えば銀、金、銅等のよう
な層を含むことができるが、好ましくは酸化インジウム
、酸化錫、酸化カドミウムインジウム、酸化カドミウム
錫又は酸化インジウム錫から成り、そして最も好ましい
態様においては、典形的には90%より大の透明度及び
5〜200オーム/平方、典形的には約30オーム/平
方のシート抵抗率を有する酸化インジウム錫の層を含む
。導電性層(a)の厚さは組成、表面の粗さ、放射線で
照射されるとき透明度を考慮して選択され、そして典形
的には0.3μmであるが、0、1μm以下であっても
よい。その上限は透明度に支配されるが、一般的には1
.0amより厚くはない。
光導電性層(b)は光導電体の技術分野で公知の、高感
度と良好な熱安定性を有する任意の物質から成ることが
できる。高感度を有する適当な光導電性媒体は、波長6
33nm及び定常状態で測定して4.0XlOh W/
m”の強度を持つ放射線で照射されるとき、少なくとも
0.01S/cm、更に好ましくは0.1 = 10S
/cmの放射線で照射されるとき少なくと61×lO3
、好ましくは少なくともlXl0’の感光性比(pho
tosensitive ratio)を持つものであ
る。ここで、感光性比とは熱画像形成用ディバイス照射
済みの導電率の暗導電率に対する比率である。もう1つ
の別のU様において、光導電性層は強度10’W/s”
の白色光で照射されるとき少なくとも3 X 10−’
 S/craの導電率を示す。熱安定性を示す適当な光
導電性媒体は高温(例えば、400℃)への繰り返し循
環処理に分解又は性質の変化なしに耐えるものである。
光導電性層は典形的には6.0μmの厚さを有するが、
1.0〜20.0μmであることができる。薄い層は最
良の解像度を与えるが、ピンホールのような塗膜欠陥の
危険がある。好ましい物質は硫化カドミウム、セレン化
カドミウム、テルル化カドミウム、砒化ガリウム、硫化
鉛、セレン化鉛、酸化亜鉛又はそれらの混合物から選ば
れる。光導電性層は、特にサーマルトランスファー色料
を用いるデジタル画像形成について、高照射済み導電率
と速い応答時間の組み合せを有することが必須であるの
で、光導電体は銅により500ppm以下の量でドープ
されているのが極めて好ましい。一般的に言えば、銅ド
ーパントの量は180ppm+以下、典形的には80p
pm以下である。補償用アクセプターとして作用する他
のドーパント、例えば銀、酸素等も使用することができ
る。最も好ましいL態様において、光導電性層は銅によ
り80ppm以下の量でドープされた硫化カドミウムか
ら成る。
導電性層(c)は光導電性層の)と実質的に電気的接触
体を形成する任意の物質から成ることができるが、アル
ミニウム層又はチタン層を含むのが好ましい。導電性層
(c)は典形的には0.5μmの厚さを持つが、0.1
〜1.0μmであることができる。1つの好ましい態様
において、導電性層(c)は約2オーム/平方以下のシ
ート抵抗率を有するチタン電極を含む。
ディバイスを別個の画像形成用媒体、例えば熱的に活性
化された色素ドナーリボンと共に使用される局面におい
ては、導電性層(c)の外側表面上に耐摩擦性又は耐摩
耗性の層(d)を形成して熱画像形成用媒体の接触に由
来する摩耗を低下させるようにするのが極めて望ましい
。耐摩耗性層はまた減摩性も付与することができる。デ
ィバイスの上に画像形成系の熱的に活性化された成分を
直接塗布する局面においては、耐摩耗性層は必要でない
だろう。耐摩耗性層において使用するのに適した好まし
い物質はアルミナ、窒化珪素、窒化アルミニウム、窒化
チタン、窒化硼素、炭化珪素、酸化珪素、ダイヤモンド
若しくはダイヤモンド様物質、又は所望によっては架橋
されていてもよいポリマーフィルム、例えばポリイミド
から成る。最も好ましいl態様において、耐摩耗性層は
窒化チタンから成り、そして典形的には0.5μmの厚
さを持つ。−船釣には、耐摩耗性層の厚さは0.1〜1
0μmであることができ、その際典形的な値は0.1〜
]、 OB mである。
画像形成系の熱的に活性化可能な成分に局部加熱を与え
るようにされた印字表面、例えば感熱性紙又は色料転写
媒体は、好ましくは、導電性層(c)又は耐摩耗性層(
d)と組み合されている導電性層(c)を含む、しかし
、印字表面ば層(ハ)で発生した熱を選択されたサーモ
グラフ媒体に効率的に伝導する良好な熱的性質を有する
1種又は2種以上の物質の任意の層を含むことができる
光導電性層(b)は熱画像形成用ディバイスを露光し、
層ら)を光活性化したとき自由電子の流れが生ずるよう
に導電性層(c)と電気的に接触している。
層(b)と(c)とは、従来技術、例えば高抵抗率の追
加の熱発生層を光導電体と電極との間に介在させている
熱画像形成用ディバイスを開示している特開昭61−2
44567号公報のディバイスとは違って低抵抗率の通
路を完成している。
熱画像形成用ディバイスの機能中核は(a)〜(c)の
3層素子と層(d)及び/又は(e)を含むが、この中
核は実際の目的には支持サブストレートの上に作られて
いるのが好ましい。1つの好ましい態様において、これ
ら成分層はこの技術分野で公知の運転条件下でr、f、
マグネトロンでスパッタリングすることによって支持サ
ブストレート上に逐次的に付着される。ここで、サブス
トレートは可撓性の又は非可撓性の材料から成ることが
できるが、ガラス、例えば硼珪酸ガラスであるのが好ま
しい。
材料適性のパラメーターは(i)高透明度であること、
及び(11)急速な加熱及び冷却(例えば、3層(a)
〜(c)は400℃までの温度に達することがある)に
対して高耐性であること、である。サブストレートの厚
さは一般に1.0mmより大である。
上記3層はサブストレートの表面に(a)、 (b)、
 (c)及び任意層としての耐摩耗性層(d)の順序で
付着される。層(a)の付着に続いて熱アニール処理、
例えば300℃での熱アニール処理が層(b)をその層
に導電率の有利な修正をもたらすように生長させること
が見い出された。
層(b)により発生せしめられた熱が逆方向に流れ、支
持サブストレートの中にあまりにも速く放散してしまう
のを防ぐためには、サブストレートと導電性層(a)と
の間に薄い耐熱性の層を設けるのが有利であろう。この
層は透明でなければない。この層は熱伝導性をベースよ
り小とすべきであるが、熱を層(2)及び(c)に向け
るためには完全に断熱性となすべきではない。適当な材
料にポリイミド、酸化鉛、及び鉛を含有するフリントガ
ラスがあり、厚さは典形的には1.0μmである。
層(a)及び(c)を横切って接続される電圧電位は層
[有])の厚さと組成及び露光源の強度と滞留時間に依
存するが、−船釣には2〜30V、更に通常は5〜30
Vであり、そして典形的電位は約11〜17Vである。
層(a)及び(c)を横切って印加される電圧を変調す
ることによって、転写される他科の濃度を連続階調印刷
により変えることが可能であるか、又は転写される他科
の画素の寸法をハーフトーン印刷により変えることが可
能である。
3層素子(a)〜(b)及び任意層としての耐熱、耐摩
耗性の層を透明なサブストレートの上に作るとき、画像
形成用ディバイスは、1つの態様において、実質的に長
方形の角柱として作ることができる。
第二の態様において、ガラスサブストレートは中空の円
筒体として作ることができ、その場合層は円筒体の外側
表面に付着される。
サーモグラフ画像記録用媒体はこの技術分野で公知のサ
ーモグラフ材料の任意のものから成ることができるが、
熱画像形成用ディバイスのフォーマットが選択に影響を
及ぼす。画像記録用媒体は熱画像形成用ディバイスと密
接して加圧下に保持された感熱性紙、あるいは熱的に転
写可能な他科、例えばワックス、インキ若しくは色素、
又はリセブター表面を変性することができる任意の物質
で含浸されているか、これらを表面に有しているリボン
若しくはシートのような、熱画像形成用ディバイス及び
他科受容性サブストレートと密に合体して保持されてい
る他科転写媒体から成ることができる。
またもう1つの態様として、他科転写媒体は熱画像形成
用ディバイスの一体成分を構成することができ、あるい
はまたそれは仮りの層又は塗膜をディバイスの印字表面
に適用して含むことができ、例えば1つの態様において
使い捨て熱画像形成用ディバイス(これは周期的に取り
換えられる)は他科転写層を導電性層(c)の上に被覆
することによって達成することができる。更に他の態様
においては、他科転写媒体を熱画像形成用ディバイスの
上にインキ、ペースト又はゼリーとして塗布することが
できる。
他科転写層と他科受容性サブストレートの両者は、像様
露光された熱画像形成用ディバイスを剥がしてサブスト
レートと所望とされる画像をそのディバイスの残部から
分離する装置を含む一体構造体に含めることができる。
熱的に転写可能な他科を用いている従来法の熱画像形成
用ディバイスは非常に高い解像度の印刷を与えることは
できず、しかもそれらディバイスは多色印刷するコスト
上効果的な方法を提供することもできない。このことの
1つの理由は印字ヘッドの構成、典形的には濃度125
〜400 d、p、i。
(5〜16ドツト/ mm )での、長さ10〜39c
mの一列のミクロ抵抗体という構成にある。これらの小
型加熱素子及びそれらの相互接続部はアルミナサブスト
レートの上にミクロリソグラフ法で形成される。全ての
素子が作動できなければならず、かつこの加工の複雑さ
のレベルにおいても抵抗が均一でなければならないとい
う要件は収率を低いものとなし、かつディバイスのコス
トを高いものとなす。これらディバイスの解像度は40
0d、p、i。
(16ドツ)/m)に制限される。構造及び加工が単純
な本発明の熱画像形成用ディバイスは製造コストがより
低く、しかも400d、p、i、を十分に越える解像度
を容易に達成可能である。本発明の印字ヘッドの寸法は
制限を受けず、そして多数の平方センナメーターの領域
を容易に覆うことができる。
更に、本発明のディバイスは従来法のディバイスに比較
して加えられたエネルギー量を印字表面においてコント
ロールする追加の手段を有する。
抵抗素子を含むディバイスでは、電流の大きさと流れる
期間がその変数であるに過ぎない。本発明のディバイス
においては、その変数として露光の強度と期間があり、
また層(a)及び(c)を横切って印加される電圧の大
きさと期間も含まれ、そのため印字表面に加えられるエ
ネルギーが更に容易にコントロールすることができる。
本発明のディバイスは従って所謂色素拡散転写媒体を使
用する連続階調画像形成に良く適合する。
このディバイスは1種又は2種以上の色素が熱の作用下
でリセプター表面に拡散するようにその色素を適当なバ
インダー中に分子分散して含むドナー材料を含む。ここ
で、色素の転写量は供給される熱エネルギーと共に変わ
る。本発明のディバイスはまた所謂物質移動媒体、即ち
色素又は顔料がワックス状バインダーと共に転写される
サーマルトランスファーを伴う画像形成用媒体と一緒に
使うのも有利である。このタイプの媒体による場合、転
写された画素内に色の階調を達成することは不可能であ
り;所定のエネルギー限界以下では転写は起らず、一方
その限界以上では完全な転写が起こる。しかし、これら
の材料が本発明のディバイスにより画像形成されるとき
は、予想外にも、層(a)及び(c)を横切って印加さ
れる電圧を変えることによって転写された画素の寸法を
コントロールすることができることが見い出されたので
ある。この手段によれば、従来の(リソグラフ)印刷に
おいて一般的に行われているように、ハーフトーンの生
成によりグレースケールを模擬することが可能である。
この能力は従来法の感熱プリンターを使用しては得られ
ない著しい利点をなすものである。
本発明の熱画像形成用ディバイスには熱画像形成用集成
体に用いられるという特定の用途がある。
この熱画像形成用集成体は1つ又は2つ以上の熱画像形
成用ディバイスとこのディバイスを像様露光するための
手段を含む、像様露光手段の選択は熱画像形成用集成体
の機能に応答して、即ち非常に高い解像度の印刷である
か、又はコスト効率がより高い単色若しくは多色印刷法
であるかに応答してなされる。
高解像度印刷については、1つ又は2つ以上の走査レー
ザーが露光手段となる。レーザースキャナーによれば、
従来法の300〜400d、p、i、の感熱印字ヘッド
と比較して非常に高い解像度が達成可能であり、そのた
めそのような画像形成用集成体は、熱画像形成用媒体に
より色々な制限が出てくるけれども、潜在的に非常に高
解像度のサーマルプリンティングを与えることができる
本発明の熱画像形成用ディバイスを走査レーザーでアド
レスする場合、画素当りのレーザーの滞留時間は全走査
時間を短縮し、かつ処理量を高めるためにできるだけ短
時間であるのが望ましい。
画像形成用媒体を現像するのには画像当りにある固定エ
ネルギー量が必要とされるから、滞留時間を短かくすれ
ばするほど熱発生源(光導電体層(b))と熱受容性層
(画像形成用媒体)との間にはより大きな温度勾配が必
要になる。これは光導電体に穏当でない大きな温度上昇
を伴うだろう。
この状況を緩和する1つの方法はディバイスが走査レー
ザーによる露光とは無関係に外周温度より高い温度に加
熱されるように配置する方法である。ただし、そのよう
な加熱はそれだけでは画像形成用媒体を熱現象させるに
は不十分なものでなければならない。これは種々の方法
で、例えばディバイスを外部加熱するとか、あるいは電
極(a)及び(c)のどちらか一方又は両方に沿って抵
抗加熱を生むように電流を流すとかの方法によって行う
ことができる。しかし、好ましい方法は画像形成用ディ
バイスを均一、拡散性の低水準の照準に付す方法である
。この加熱で層(b)の中に小光電流が発生すると共に
、同時に抵抗加熱が起き、かくして温度は必要量だけ上
昇せしめられる。この方法には背景光電流が存在するこ
とに基づいて応答時間(レーザー露光の開始とピーク光
電流の達成との間の時間)が短縮され、そのため各レー
ザーパルスが更に効率的に使用されることとなる、とい
う点で追加の利点がある。均一な照射は、好ましくは照
射強度を、例えば画像形成用ディバイスの中を流れてい
る背景光電流の測定に応答してコントロールする手段を
含む任意、適当な手段、例えばタングステンフィラメン
トランプにより与えることができる。
別法として書込みレーザースポットに先立って1つ又は
2つ以上のレーザー露光・ントを用いる方法がある。こ
のような先行レーザースポットは電荷担体の発生と書き
込まれるべき画素の予備加温とを同時に引き起す。正し
い予備加温度等を与えるために、画素n+1.n+2の
上のレーザースポット(又は複数のスポット)の強度は
画素nの上に書き込まれている電圧と釣り合せて変調さ
れなければならないだろう。これは、例えば、画像デー
ターを適当な参照表即ちルックアツプ表で修正すること
によって達成可能であろう。この技術の基本的効果はよ
り速い走査速度において画素当りの露光時間を引き延ば
すことで、これによって本節の初めにおいて検討された
熱発生層における温度上昇が緩和される。
十分な処理のために必要なレーザースポットの色々な走
査速度において大きな温度上昇が光導電体の中に必要と
される状況はまた I OCP7 (式中、■は充電流密度であり、Pは単位容積当りの光
電力であり、そしてγは通常0.5〈r<1の範囲内の
数である。) という光導電体の周知の挙動を利用することによっても
緩和することが可能である。
この関係は、若し画素当りの強度が、例えば照射源が及
ぶ領域を増加させることによって低下されていれば電流
は強度に正比例して減少しないが、電流を所定の照射電
力について余り徐々にではなく、即ちより効率的に大き
な領域にわたって発生させる、ということを意味する。
従って、熱画像形成用ディバイスの中に生ずる総電流は
照射領域が増えるにつれて増大するので、所定の光源に
ついて熱画像形成用ディバイスの中で生ずる総電力消費
量もまたそのように増大する。
このことから推して、画像を書き込むのに要する時間は
同じ画像を単一のレーザースポットを用いて書き込むの
に要する時間と比較して低下されると思われる。この効
果は、例えば熱画像形成用ディバイスを必要とされる画
像のネガを介して照射し、そして生成した熱画像を用い
て他科を転写することによって利用することが可能であ
る。
デジタル画像形成の目的には、この効果は層(a)及び
(c)の少なくとも1層が、独立に変調される電圧供給
源に各電極が接続されているばらばらの電極があるパタ
ーンをなしている本発明の熱画像形成用ディバイスによ
り最も有利に用いられるだろう。例えば、1つのこのよ
うな態様は1本の電極線(a)及び/又は電極線(c)
の列を含むディバイスであることができるだろう。この
ディバイスは熱画像形成用ディバイスの1本の電極線の
列に対して垂直に配列されたレーザー線によってアドレ
スされ、そしてそれは少なくともn本線の列の幅と同じ
程度の長さである。レーザー線は次に電極線の方向に走
査し、各電極線は次に電子画像データーに従って電圧又
は電圧の印加期間が変えられる。
こうして、1つの画像の1本の線が同時に書き込まれる
。電極の線間間隔及びレーザー線の幅は熱画像形成用デ
ィバイスの解像度を定める。
異なる適用例には異なるパターンの個別電極が可能であ
る。層(a)及び/又は(c)が複数の個別電極の列の
形を取っている熱画像形成用ディバイスは公知の蒸着法
とミクロリソグラフ法の組み合せによって加工すること
ができる。これは加工法の複雑さを増すけれども、従来
のサーマルスタイラス印字ヘッドの加工よりはまだ単純
である。
数学的なモデルによれば、上記の技術を用いると、例え
ば100本の線の画像の列を単一スポットの走査で単一
の線を書き込むのに要する時間の約3〜5倍の時間で書
き込むのが、即ち20〜30倍の処理量の増加が可能で
あると予測される。実際は、驚くべきことに、100本
を越える線に相当する量を単一の線と同じ所要時間で書
き込むことが可能で、更に大きな処理量の増加をもたら
すことが見い出される。
より低解像度の画像形成のために、熱画像形成用ディバ
イスは発光ダイオード、又は常用の照明装置、例えば白
熱電球、ハロゲン電球、ナトリウムランプ若しくはネオ
ンランプのような1個又は2個以上のエレクトロルミネ
ッセンス装置で露光することができる。露光手段の空間
的変調のためには、画像形成用集成体は液晶シャッター
(LCS)列を組み込んで有することができる。
液晶シャッターは現在的300d、p、i、 (12ド
ツト/+a)においてサーモル印字ヘッドと同様の線密
度を有するが、加工がはるかに安くできる。
この理由から、幾つかの液晶シャッターをコストを実質
的に上げずにプリンターに組み込むことができる。この
印字ヘッド系の解像度は今やLC3により制限される。
完成された熱画像形成用集成体は、熱画像形成用ディバ
イスにミクロリソグラフ段階が必要とされず、また同様
に公知の技術を使用するLC3の構成が比較的単純でか
つ安価であるので、はるかに安価である。
コスト効率の向上の結果、複数の本発明の熱画像形成用
ディバイス、実刑的にはシアン、黄、マゼンダ、及び所
望によって黒の色数に対応して3個又は4個のディバイ
スを多色熱画像形成用集成体に組み込むことができる。
各色はそれ自体の熱画像形成用ディバイスにより印刷さ
れる。各画像形成用ディバイスは単一の露光手段により
露光してもよいし、あるいは各画像形成用ディバイスを
それ自体の露光手段と合体してもよい。
従来法の多色プリンターはそれらのコストの故に3種又
は4種の色素顔料を遂次的に転写する単一の印字ヘッド
のみ、即ち3色又は4色が連続して印刷される単一の他
科ドナー媒体のみを使用するものであった。これは、製
造に色々な困難を伴うことと、そのような材料を被覆す
るときのコストが高いことから被覆媒体にとって望まし
いフォーマットではない、このフォーマットはまた画像
を印刷するときも望ましくない、その理由は、各色がど
んなに少量必要とされてもリボンの完全3色又は4色区
域が印刷の際に消費されてしまい、これがコピー当りの
コストを高くするからである。
同様に、各色は順次に印刷されるので、紙は機械的に再
見当合せをされなければならず、1真の印刷時間が長ぐ
なる。
本発明の多色画像形成用集成体では、各熱画像形成用デ
ィバイスは異なる均一な他科のドナー媒体と合体するこ
とができる。従って、1枚のプリントの製造時間を短縮
することができ、色は必要とされるときに印刷されるだ
けであるのでカラープリントの製造コストが低減され、
また他科ドナー媒体はより有利な製造コストに通じるよ
り単純な連続着色リボンのフォーマットで構成すること
ができる。
本発明のディバイスを1個又は2個以上組み込んでいる
熱画像形成用集成体はか(して原画の光画像が得られる
場合に感熱性媒体によって画像を形成する際に重要な用
途を持つものである。この光画像は連続タイプ又はアナ
ログタイプの画像であることができるだろうが、より一
般的には、例えば記憶ディバイスに記憶された、感熱プ
リンタ、レーザープリンター、インクジェットプリンタ
ー等の多くの電子印字機の場合にそうであるようにコン
ピューター化されたシステムで読み取られるようになっ
ているデジタル画像である。このシステムは露光/アド
レス系、即ちレーザー若しくは液晶シャッター又は層(
a)及び(c)を横切って印加される電圧等、及び感熱
性媒体を熱画像形成用ディバイス(1個又は複数)の上
にそれと密に感熱接触させて通すことによって得られる
熱印刷画像をコントロールする。
画像記録媒体は像様様式で1つの次元方向又は2つの次
元方向で露光させることができる。画像記録媒体の見当
合せは電子的に行ってもよいし、あるいは機械的に行っ
てもよい。
次に、本発明を添付図面を参照して説明する。
第1図を参照して説明すると、熱画像形成用ディバイス
は薄い耐熱性層2を支持している透明なガラスサブスト
レート1、透明又は半透明の導電性層3、高感度の光導
電性層4、導電性層5、及び印字表面を形成している耐
摩擦/摩耗性層6から成る。電力供給源θ0が導電性層
3及び5を横切って接続されている。ディバイスは使用
中に他科転写媒体、例えば色素、ワックス又はインキが
塗布又は含浸された例えばリボン(図示せず)、及び他
科受容性サブストレートと密に合体され、そして画像形
成プロセスを確実にすべく加圧下に保持される。別法と
して、ディバイスは感熱性紙と接触させてもよい。
ディバイスの“サンドイッチ°゛構造体、他科媒体及び
サブストレート(又はディバイス及び感熱性紙)を次に
低出力レーザーか、熱画像形成用集成体中の液晶シャッ
ター(LC3)で照射する。
光導電性層の照射済み電導度が十分に大きい場合は、数
ワットの電力をジュール加熱の形で照射された領域に放
散させてもよい。この“サーマルスポットは色素をサー
マルトランスファー印刷におけるように転写するのに使
用することができる。
ディバイスは基本的には増幅性インターフェースであり
、これが数ミリワット以下の光源を数ワットまでのサー
マルスポットに転化する。照射はスポットを書き込む時
期及び場所を決定し、また送電電力を変調することがで
きるが、それは電力を与える外部供給源である。
第2図を参照して説明すると、同図には支持用の透明、
可撓性のサブストレート1、透明又は半透明の導電性層
3、高感度の光導電性層4、導電性N5及び他科含有層
7を有する熱画像形成用ディバイスが図示、説明される
。他科は加熱の作用下で他科受容性サブストレート(図
示せず)に転写させることが可能なインキ、ワックス又
は色素から成ることができる。図示の態様は熱画像形成
用ディバイスと他科転写媒体とが一体になった構造を効
果的に提供するもので、使い捨て熱画像形成用ディバイ
スを有する熱画像形成用集成体における使用に適してい
る。他科層7が一旦使われてしまったら、熱画像形成用
装置に新しい熱画像形成用ディバイスを挿入することが
でき、古い熱画像形成用ディバイスは捨てられるか、又
は再被覆のために戻される。ディバイスには電圧供給源
11により層3及び5を横切って電圧電位が印加され、
そしてディバイスは他科受容性サブストレートと密に合
体して画像形成用光源に露光される。第1図のディバイ
スによれば、層1〜4を光が通ると他科が他科受容性サ
ブストレートに熱転写される。
第3図を参照して説明すると、同図には画像リセプター
及び支持体として作用する可撓性の他科受容性サブスト
レート9、現像されたサブストレートの引き剥がし中に
分離を助けるリセブター/剥離層8、加熱の作用下で他
科、例えばインキ、ワックス又は色素をリセプター/剥
離層8に転写させる他科含有層7、導電性層5、高感度
の光導電性層4及び透明又は半透明の導電性層3を有す
る熱画像形成用ディバイスが図示、説明される。
導電性層3及び5は電圧供給源11に接続されている。
熱画像形成用装置中のディバイスを像様露光すると、第
1図のディバイスについて述べた方法により他科の剥離
/リセプター層8への転写が引き起される。他科受容性
サブストレートは露光に続いて印字ヘッドの残部から剥
離層8による助けをかりて引き剥がすことができる。図
示されるこの態様は使い捨ての画像形成用集成体に通し
ている。
第4図を参照して説明すると、同図には中空ドラムとし
て成形された支持用の硬質材料から成る透明なベースサ
ブストレートl、透明又は半透明の導電性層3、高感度
の光導電性層4及び導電性層5を有する熱画像形成用デ
ィバイスが図示、説明される。導電性層3及び5を横切
って電力供給源11が接続されている。中空ドラムと接
触してインキ付は用ステーション10が、ドラムを回転
させたとき電極層5が他科含有媒体層により被覆される
ように設けられている。この態様において、他科含有媒
体はインキが含浸されたペースト又はゼリーである。他
科受容性サブストレート(図示せず)がインキ付けされ
たドラムと接触せしめられ、そして光導電性層4がドラ
ムに対して内部の光源により導電性層3を通して露光さ
れる。第1図のディバイスにおいて述べられたジュール
加熱で他科が他科受容性サブストレートに転写される。
もう1つ別のステーションが画像転写後インキを除去す
る(図示せず)。
次に、本発明を次の実施例を参照して説明する。
ただし、これらの実施例は本発明を限定するものではな
い。
尖施桝工 熱画像形成用ディバイスを次のようにして硼珪酸カラス
の顕微鏡用スライドガラスの上に作った。
酸化インジウム90%、酸化錫10%の、直径20cm
(3インチ)のターゲットを、酸化インジウム錫(1,
T、0.)層が顕微鏡用スライドガラス上に付着される
ように、アルゴン雰囲気中、水銀柱7ミクロンの圧力で
、200Wにおいて30介置r、f。
マグネトロンでスパッタリングした。1.T、0.層の
付着中、スライドガラスを210±10”Cの温度に保
った。1.T、O,層は厚さ約300na+で、約30
オーム/平方のシート抵抗率及び90%より大の光透明
度を示した。顕微鏡用スライドガラス(及び1.T、0
.層)の温度を次に230℃まで上げた。
次に、直径20cm(8インチ)の硫化カドミウムター
ゲット上に対称に配置された6個の、直径1.25cm
、厚さ1閣の、円形の硫化カドミウムペレットの上に合
計84mmの細かく分割された直径0.1mの銅線を均
一に分布させた。このターゲットを胴支持板に接着し、
この結合ターゲットを、銅でドープされたCdS (c
dS : Cu )層が顕微鏡用スライドガラス上の1
.T、0.層の上に形成されるように、アルゴン雰囲気
中、7ミクロン水銀柱圧力で、500Wにおいて54介
置r、f、マグネトロンでスパッタリングした。この結
果、約137ppmの銅でドープされた厚さ約6μmの
CdS層が得られた。
スライドガラス、及び1.T、0.層とCdS s C
u層を100°C未満の温度まで冷却した後、直径20
a++(8インチ)のターゲットをアルゴン雰囲気中、
7ミクロン水銀柱圧力で、200Wにおいて20介置r
、f、マグネトロンでスパッタリングすることによって
CdS s Cu層にアルミニウム層を付着させた。こ
の結果、2オーム/平方より良好なシート抵抗率を示す
アルミニウム電極が得られた。最後に、依然として10
0°C未満のサブストレート温度を持つこのアルミニウ
ム電極上に、直径20cm(8インチ)のアルミナター
ゲットをアルゴン雰囲気中、7ミクロン水銀柱圧力で、
300Wにおいて60介置r、f、マグネトロンでスパ
ッタリングすることによってアルミナフィルムを付着さ
せた。
電力供給源を1.T、0.電極とアルミニウム電極に接
続し、その熱画像形成用ディバイスに波633nmで作
用し、大きさ約30μmのスポットに焦点を合せた31
11WのHeNeレーザーで照射したとき、ディバイス
の導電率は0.16 S/cttrと測定された。
ディバイスの感光性比、即ち照射導電率対暗導電率の比
は約10’であった。
ポリ(エチレン−共単量体アクリル酸)のりセプター被
覆を有する三菱TLP 0HP−11物質移動ドナーシ
ート及び紙をシリコーンゴムローラーで画像形成用ディ
バイスに押圧して密接させ、そのドナーワックスをリセ
プター被覆に転写させた。
このような物質移動系では、ワックスの融点が達成され
るかどうかに依存してワックスが転写されたり、転写さ
れなかったりする。所定のドツト又は画素内には色濃度
の階調はない。波長820nm、2.5a+Wのダイオ
ードレーザ−の焦点をその1/e2の諸点において23
μmに合せ、次いで熱画像形成用ディバイスにより走査
させ、そして50%のデユーティ−サイクルを用いてオ
ン−オフ変調した。11.9Vの電圧を1.T、0.電
極とアルミニウム電極との間に印加して用いると、数列
の直径約35〜40μmのドツトが書き込まれた。ある
画像形成用集成体においては、このドツト寸法は約80
0d、p、i、 (ドツト/インチ)の、別の言い方を
すると150本の線スクリーンハーフトーン印刷法での
5%ドツトとしてのアドレス能(address−ab
ility)に相当するだろう。従来のサーマル印字ヘ
ッドで現在得られる最高の解像度は400d、p、i。
であるので、本実施例は本発明の熱画像形成用ディバイ
スがそれより高い解像能を持つことを証明している。
実m 銅ドープ硫化カドミウム層以外は実施例1に記載のよう
にして熱画像形成用ディバイスを作った。
これは支持板に接着されていない別の硫化カドミウムタ
ーゲットを用いて作製した。即ち、直径20CI(8イ
ンチ)の硫化カドミウムターゲットの上に60mの細か
く分割した銅線(直径0.1圏)を均一に分布させ、こ
のターゲットを300Wにおいて90介置r、f、マグ
ネトロンでスパッタリングした。スライドガラス及び1
.T、0.層は170±lO℃の温度に維持した。この
結果、銅を約50pp+m含有する厚さ約6μmの銅ド
ープ硫化カドミウム層が得られた。熱画像形成用ディバ
イスは波長633nmで作用する3 mWのHeNeレ
ーザーでアドレスした時1.123/c璽の照射導電率
を示し、また約1.8X10hの感光性比を示した。
実施例1で記載した同じレーザー及び走査系を使用して
、ビデオから印刷するための日立VY−8100サーマ
ルトランスファードナーシート/リセプター紙系を熱画
像形成用ディバイスに押圧、密接させた。この特定の媒
体は温度の増加と共により容易に転写するようになる昇
華色素を利用するものである。かくして、所定のドツト
又は画素内に温度、従って送電された電力に依存して色
濃度の階調を有するようにすることが可能である。酸化
インジウム錫電極/アルミニウム電極間に17■の電圧
を印加して使用すると、数列の約40μmのドツトが書
き込まれ、そしてこれは0.90の色濃度を示した。こ
の濃度は印加電圧と共にOと0.9の間で連続的に変え
ることができた。かくして、この実施例は電圧を変調す
ることによって解像度とグレースケール能が共に高い熱
画像形成用ディバイスが得られることを証明している。
災隻■主 硫化カドミウム層を約42ppmの銅でドープした以外
は実施例2に記載したようにして熱画像形成用ディバイ
スを作った。この熱画像形成用ディバイスは波長633
ns+の、焦点を約30μmに合せた3 w+WのHe
Neレーザーで照射したとき、照射導電率0.2S/C
I、感光性比的3.3X10’を示した。19Vの電圧
を1.T、O,電極/アルミニウム電極間に印加して用
いて、30μmのHeNeレーザースポットを熱画像形
成用ディバイスにシャッターで2介置適用した。この熱
画像形成用ディバイスを次にx−yマニプレータ−で水
平に約100μm移動させ、そして同露光を繰り返した
。1列のこのような露光を行った。これは1列のドツト
を昇華性色素を含有するドナー層からVYNS樹脂被覆
をリセブターとして有する紙に転写させた。転写された
ドツトは直径24μm未満で、1000d、p、 i。
を越えるアドレス能に相当する。この結果もまたディバ
イスの高解像能を証明するものである。
実崖■土 硫化カドミウム層を約33ppmの銅でドープしたこと
を除き、実施例2に記載したようにして熱画像形成用デ
ィバイスを作った。この熱画像形成用ディバイスはスポ
ット寸法30μm、波長633ns+の3 n+WのH
eNeレーザーで照射したとき、照射導電率0.4S/
CI+、感光性比的4×1OSを示した。また実施例1
に記載した同じサーマルトランスファー媒体と実施例3
に記載の露光系を使用して12Vの電圧を1.T、0.
/アルミニウム電極間に印加し、そして熱画像形成用デ
ィバイスを各露光について約250am移動させたこと
を除いて実施例3に記載したようにして1列のドツトを
転写させた。1列の終端において熱画像形成用ディバイ
スを垂直方向に約250μm移動させた。電極にかかる
電圧をIVだけ上げ、そしてもう1列のドツトを転写さ
せた。これを1列のドツトが電極に16Vの電圧を印加
することによって書き込まれるまで電圧をIVずつ上げ
て続けた。この実験の結果は5列のドツトが転写され、
寸法を12Vの印加電圧についての直径約40μmから
16Vの印加電圧についての直径約180μmまで増加
させた、ということであった。かくして、この熱画像形
成用ディバイスは印加電圧の変調によりドツト寸法を変
えることができる。
実m 実施例2に記載したようにして熱画像形成用ディバイス
を作ったが、ただしアルミナ耐摩耗性層は省いた。シア
ン色素溶液を熱画像形成用ディバイスの上に乾燥厚さが
約2μmになるまで塗布した。この溶液はIgの色素A をアセトン20gに溶解することによって達成されたも
のである。
この溶液をエチルセルロース10g、)ルエン80g及
びエタノール20gの混合物30gに加え、25μmの
湿潤厚さで塗布し、かくしてシアン色素をエチルセルロ
ースバインダー中に有する乾燥した層が後に残った。リ
セブター層としてのポリ(塩化ビニリデン−酢酸ビニル
)コポリマー(VYNS)樹脂で被覆された紙をネオプ
レンゴムローラーによる加圧下でその色素層と接触させ
て保持した。次に、12.5 Vの電圧を1.T−0,
/アルミニウム電極間に印加し、そして3mW、スポッ
ト寸法30μm、波長633nmの1IeNeレーザー
を用いて実施例3に記載のように1列露光させた。この
熱画像形成用ディバイスを次に約100μm上にあげ、
そして電圧はなお12.5 Vであるが、中性濃度フィ
ルターをレーザービーム路に挿入して更に1列露光させ
た。この方法を数ドツト列について繰り返した。この結
果、転写ドツトの光学濃度は挿入フィルターの濃度が1
.0まで次第に増加するにつれて1.0以上からゼロま
で連続して低下、変化することが見い出された。また、
ドツトの直径は光学的に最も濃いドツトの35μmから
最も薄いドツトの20μm以下まで変化していることが
見い出された。しかして、転写色素の濃度及びドツトの
寸法はレーザー強度と共に連続的に変化させることが可
能である。
1施■旦 硫化カドミウム層を175ppmの銅でドープされ、胴
支持板に接着された直径20cm(8インチ)の硫化カ
ドミウムターゲットを用いて付着させたことを除いて実
施例1に記載のようにして熱画像形成用ディバイスを作
った。このターゲットを顕微鏡用スライドガラス及び1
.T、0.層を285±lO°Cの温度に保持しなから
500Wにおいて54介置r、f、マグネトロンスパッ
タリングした。上層のアルミニウム電極及びアルミナ耐
摩耗性層は実施例1に記載の通りに付着させた。311
IW、スポット寸法30μm、波長633n+wのHe
Neレーザーを用いたとき、熱画像形成用ディバイスの
照射導電率は約0.BS/C11、感光性比は約4.4
X10’であった。このディバイスにカシオLC530
0液晶シャッターで照射した。シャッターへの照射は1
50Wのタングステンハロゲンランプ源により与えられ
、かつビルキントン・グラス社(Pilkington
Glass Co、 )製の60×1鵬の直線繊維光学
アレーにより送られた。
三菱TLP 0HP−11シアントナーシートと透明な
リセプターとをスプリング付き銅板で熱画像形成用ディ
バイスに押圧し、21Vの電圧を1.T、0゜/アルミ
ニウム電極間に、シャッターにオン状態で光を送りなが
ら、1.15秒間印加した。
シャッター中の画素に対応して2列のドツトがリセプタ
ーシートに転写されていることが見い出された。パルス
幅1.2秒においてそれらドツト列はより良く画成され
、そして1.25秒においてドツト列は合体し始めた。
液晶シャッターをオフ状態で使用し、21Vの電圧を電
極に印加したときは、これらパルス持続期間のいかなる
時間においても物質の転写は起らなかった。
かくして、この熱画像形成用ディバイスは熱的に誘導さ
れる画像を形成する目的に対して液晶シャッターにより
有効にアドレスすることができる。
1隻■工 上層アルミニウム電極及びアルミナ耐摩耗性層以外は実
施例6に記載したようにして熱画像形成用ディバイスを
作った。この実施例では、上層電極はチタンであり、2
0C11(8インチ)のチタンターゲットをアルゴン雰
囲気中、10μm水銀柱圧力、500Wにおいて20介
置r、f、マグネトロンスパッタリングすることにより
付着させた。サブストレート温度は初めは外囲温度であ
ったが、後いて付着中上界させた。この結果、硫化カド
ミウム/銅層の上に厚さ約500nmのチタン層が付着
された。アルゴンの圧力を次に9μm水銀柱まで下げ、
その後スパッタリング室に窒素を10μm水銀柱の全圧
、即ち窒素10%、アルゴン90%の雰囲気が再び達成
されるまで導入した。チタンターゲットをこの雰囲気中
で1時間マグネトロンスパッタリングした。その際、タ
ーゲットには600W、サブストレートには100Wを
それぞれ印加した。これにより熱画像形成用ディバイス
の上に約150nmの厚さの窒化チタン層がもたらされ
た。
この窒化チタン耐摩耗性層の摩擦抵抗性を振動アーム式
摩耗試験器により証明した。この試験において、直径5
mのセラミック製ボールを熱画像形成用ディバイス上の
耐摩耗性(窒化チタン)層と接触させて置き、そして6
0gの重量の下方に向う力に付した。次に、振動する機
械的アームでボールを層を横切って前後に走らせた。画
像形成用ディバイスの中に溝が作られたとき、アームを
光検出系で停止させた。通過回数を機械的カウンターで
記録した。耐摩耗性層がなく、上層アルミニウム電極を
有するだけの熱画像形成用ディバイスを摩耗するのに要
する通過回数は10回であることが見い出された。耐摩
耗性層がなく、上層チタン電極を有するだけの画像形成
用ディバイスでは摩耗に要する通過回数は平均20回で
あった。
しかし、本実施例に記載される窒化チタンの耐磨擦性層
を含有する熱画像形成用ディバイスを摩耗するには10
00回を越える通過回数が必要とされることが見い出さ
れた。
実施拠■ 実施例6に記載されるようにして熱画像形成用ディバイ
スを作った。このディバイスを次に波長633n+I+
で作用するヘリウム−ネオンレーザ−でアドレスした。
レーザーは熱画像形成用ディバイスにおいて2 mWの
出力を示し、その焦点を1/e”の諸点において15μ
mに合せ、そして別の暗室の中で0.6m+/sにおい
てディバイスにより走査させた。
三菱TLP 0HP−11サ一マルトランスフアー媒体
を熱画像形成用ディバイスと接触させ、熱画像形成用デ
ィバイスの電極間に12Vの電圧を印加したとき、幅約
100μmの複数本の線が転写された。
次いで、この同じディバイスにタングステンフィラメン
トの白色光源で照射し、そして照射強度を約5μS/C
1lのディバイス導電率が得られるように調整した。こ
れは約I W/cm!の背景電力損失に相当し、そして
光導電体中に電荷担体を発生させ、かつディバイス温度
を外囲温度より若干高い温度に上げる効果を有していた
。前記のレーザースポットを熱画像形成用ディバイスの
全面にわたって走査させたとき、三菱TLP 0HP−
11サ一マルトランスフアー媒体の幅1100aの複数
の線がより速い走査速度6−/Sで転写されることが見
い出された。その際、熱画像形成用ディバイスの電極に
は同じ12Vの電圧を印加した。しかして、この結果は
熱画像形成用ディバイスの書き込み速度を増加させるた
めに背景照射を使用することの利点を例証している。
1施貫■ 熱画像形成用ディバイスを次のようにして硼珪酸ガラス
の顕微鏡写真用スライドガラスの上に作った。
酸化インジウム90%、酸化錫10%の、直径20cm
(8インチ)のターゲットを、酸化インジウム錫(1,
T、O,) Nが上記顕微鏡用スライドガラス上に付着
されるように、酸素1.5X10−3%/アルゴン99
.9985%の雰囲気中、全圧7ミクロン水銀柱で、4
00Wにおいて30介置r、f、マグネトロンスパッタ
リングした。1.T、0.層の付着中、スライドガラス
を160±lO℃の温度に保持した。1.T、0.層は
厚さ約450nmで、約30オーム/平方のシート抵抗
率及び可視及び近赤外領域の波長において90%より大
の光透明度を示した。
顕微鏡用スライドガラス(及び1.T、0.層)の温度
を次に305±15℃に上げた。1ooppsの銅を含
有し、直径が20c■(8インチ)と測定される硫化カ
ドミウムのスパッタリング用ターゲットを銅支持板に接
着し、そしてアルゴン99.6%、硫化水素0.4%の
雰囲気中、圧カフミクロン水銀柱で300Wにおいて9
0介置、銅でドープされCdS (cdS : Cu)
層が顕微鏡用スライドガラス上の1、T、0.層上に形
成されるように、r、f、マグネトロンスパッタリング
した。これにより厚さ約6μmのCdS : Cu層が
もたらされた。
スライドガラス、1.T、0.層及びCdS : Cu
層を150℃未満に冷却し、そしてCdS : Cu層
の一部をマスクした後チタン層をCdS r Cu層の
上に、直径20C11(8インチ)のチタンターゲット
を300Wにおいて60介置r、f、マグネトロンスパ
ッタリングすることによって付着させた。これにより、
厚さ約0.5μmのフィルムがもたらされた。次に、ス
パッタリング室を排気し、そしてそのスパッタリング室
に窒素10%/アルゴン90%のガスを10ミクロン水
銀柱の全圧で導入した。チタンターゲットを600Wに
おいて100Wのバイアスを用いて60介置サブストレ
ート電極上にスパッタリングした。この結果、厚さ約0
.15μmであり、約1オーム/平方のシート抵抗率を
示す窒化チタン層が得られた。上記硫化カドミウムの露
出部分の一部を濃硝酸を用いて1.T、O,層までエツ
チングし、そして1つは窒化チタンに対する、他の1つ
は露出したlT、0.層に対する2つの電気接点で接触
させた。得られた熱画像形成用ディバイスは波長633
nmにおいて作用する3 +mW He−Neレーザー
でアドレスするとき0.98 S7cmの導電率を示し
、また約1.5X10hの感光性比を示した。
検流計駆動ミラー及びレンズより成るレーザー走査系で
熱画像形成用ディバイス全面に速度2.5cI/秒で走
査する、その1/e2の諸点で直径25μmの、焦点が
合された633nmのHe−Neレーザースポットを得
た。適当な電圧を熱画像形成用ディバイスに印加し、こ
れを次に42μm(600d、p、 i、 )で離間し
た一連のレーザー走査線に露光させた。この露光の間に
大日本印刷株式会社から市販される昇華色素ドナーシー
ト及びリセプターシートを熱画像形成用ディバイスの窒
化チタン層と感熱密接させて保持した。この結果、リセ
プターシートに転写された色素領域が得られた。その反
射した光学濃度は電圧により連続的に変えることが可能
であった。第5図を参照されたい。か(して、転写色素
は熱画像形成用ディバイスに印加される電圧に対して依
存性の色濃度の階調を示す、即ち熱画像形成用ディバイ
スはそのような媒体をアドレスするとき連続階調タイプ
の画像形成用ディバイスとして作用し得ることが証明さ
れた。更にもう1つの一連のレーザー走査線を80μm
の線分離間隔で作ると、得られた、書き込まれた線の幅
は約40μmと観察された。これは約600d、p、i
、が系の最適アドレス能であることを示す。
別のレンズをレーザービーム路に挿入してその1/e2
の諸点で直径15μmのHe−Neレーザースポットを
作ると、書き込まれた線の幅は約800〜1000d、
p、i、のアドレス能が適しているだろうことを示す約
30amであり、この熱画像形成用ディバイスの高解像
能が明確に証明された。
1胤桝上隻 熱画像形成用ディバイスを次のようにして硼珪酸ガラス
の顕微鏡用スライドガラスの上に作った。
即ち、スライドガラスを清浄にし、これをダイナミツト
・ノーペル社(Dynamit Nobel Ltd、
)  (英国)から市販される“グリ七(Glymo)
 ”  (グリシジルオキシプロビルトリメトキシラン
)1滴をイソプロピルアルコール75Cfに添加して含
有する溶液に浸漬した。ポリイミドPIQ13(日立化
成株式会社から市販)のN−メチル−2−ピロリドン中
50%溶液を上記スライドガラスに300Or、p、o
+、で回転塗布した。スライドガラスは塗膜がスライド
ガラスの半分だけを覆うように前取ってマスクされてい
た。次に、塗布スライドガラスを100°Cで1時間、
次いで200°Cで1時間、最後に350℃で1時間ベ
ーキングし、次いで冷却させた。
スライドガラスの未被覆部とポリイミド被覆部の両部骨
上に実施例9に記載の方法で熱画像形成用ディバイスを
付着、形成した。ただし、硫化カドミウム層はアルゴン
99.5%、硫化水素0.5%、即ち硫黄含量がわずか
に多いスパッタリング用ガス雲囲気中で付着させた。こ
れらの熱画像形成用ディバイスを実施例9に記載の露光
系でアドレスし、そして転写色素の濃度をポリイミド上
に付着させたディバイス及びガラスサブストレートの上
に直接付着させたディバイスのそれぞれについて印加電
圧の関数として測定した。性能の比較を第6図にグラフ
にして示す、第6図から、転写された色素は所定の電圧
においてポリイミド層に付着された熱画像形成用ディバ
イスの方が濃かったことが分る。また、転写色素濃度は
、画素当りの供給エネルギーが少ないので、所定の印字
ヘッド電圧においてレーザースポットの走査速度が増加
すると共に減少することも見い出された。それ故、ガラ
スサブストレート上に付着された熱画像形成用ディバイ
スの濃度電圧特性はポリイミド被覆ガラスサブストレー
ト単独に付着された同様のディバイスにより達成される
よりも速い走査速度で達成することができるだろう。従
って、ポリイミド被覆サブストレートの使用は所定の熱
画像形成用ディバイスにより画像を書き込むのに要する
時間を低下させる。
1施桝土上 熱画像形成用ディバイスを10100X15で、厚さ1
fflf11の硼珪酸ガラスサブストレート上に作った
このディバイスは実施例9に記載の方法と同じ方法で作
製した。ただし、チタンターゲットとCdS層との間に
マスクをCdS層と密接させて介在させた。マスクは各
々長さ92mm、幅2gの複数の個別チタン電極がCd
S層上に形成されるように設計されたものであった。次
に、この領域にチタンと窒化チタンとを実施例9に記載
したようにして付着させた。この電極から離して、硫化
カドミウム層の一部を濃硝酸に浸漬してその部分をサブ
ストレートの全長に沿って除去し、その下にある1、T
、0.層を露出させた。
上記の熱画像形成用ディバイス用のハウジングを含み、
2個の電気接点で熱画像形成用ディバイスに、1つを窒
化チタン電極に、他の1つを酸化インジウム錫層の全長
に接触させたプリンターを作った。大日本印刷株式会社
から市販される昇華色素ドナーリボン及びリセプクー紙
を熱画像形成用ディバイスと密接させて置くのは容易で
あった。
その画像形成用媒体の上にその媒体と熱画像形成用ディ
バイスとの間に良好な感熱接触を確保するためにゴムロ
ーラー(長さ95m、直径25m5)を押し付けたく圧
力的0.7 kg/cm” ) 、 l/e”の諸点に
おいて直径25μmの3 mW He−Neレーザース
ポットの焦点をCdS層上で合せ、そしてチタン/窒化
チタン間の電気接触と画像形成用媒体上のゴムローラー
の加圧領域の両者の直下のCdS層に沿って86+a+
s走査させた。レーザービームカ月、3ell/秒の速
度で画像形成用ディバイスを走査したとき、電極間の電
圧を、連続可変性の反射画像濃度が0〜1.3である画
素がコンピューターの記憶装置から供給される画像デー
ターに従って書き込まれるように、4.25〜IOVの
間で変えた。各画素は画素幅42μmに対応して3.2
vss毎に書き込まれた。画素2048個のこの線を書
き込んだ後、ゴムローラーをステッパー電動機で回転さ
せてドナーシートとりセプターシートとを42μmの距
離移動させた。次いで、レーザーを画像形成用ディバイ
スの同じ部分に再走査し、そして更にもう1つの新しい
画像データー線を書き込んだ、これを2000回繰り返
して2048 X 2000個の画素(8,6X8、4
 cm )の単一のカラー画像分離を得た0次に、リセ
プターを再巻回し、再見当合せし、そしてドナーシート
を次のカラー分解のドナーシートで置き換え、最初の分
離について記載したものと同じ方法で書き込んだ。これ
を3度目の分離のために繰り返して解像度600d、p
、i、のフルカラー画像を連続階調で生成させた。
夫11土I 熱画像形成用ディバイスを、硫化カドミウム層をアルゴ
ン99.5%、硫化水素0.5%のスパッタリング用ガ
ス雰囲気中で付着させたこと以外は実施例9に記載した
方法で硼珪酸ガラスの顕微鏡用スライドガラス上に作っ
た。この熱画像形成用ディバイスを次いで実施例9に記
載のレーザー走査系に露光させた。ただし、1/e”の
諸点で直径60μmのスポットを与える異なるレンズを
用い、そして焦点を硫化カドミウム層上に合せた。8■
の電位を熱画像形成用ディバイスに印加し、次いでディ
バイスを一連のレーザー走査線に2.7C11/秒及び
間隔42μmで走査して露光させた。これによって、共
に大日本印刷株式会社から市販され、熱画像形成用ディ
バイスと再び感熱密接状態で保持された昇華色素ドナー
リボンからりセブターシートへの濃度0.34の色素の
転写が引き起された。
この実験を円柱形レンズをレーザー走査系の中に配置し
て繰り返し、直径60μmのレーザースポットを長さ5
−1幅約60μmのレーザー線となした0円柱形レンズ
はミラーの反射がレーザー線をその5■の長さに対して
垂直方向に走査させるように配向させた。このレーザー
線は2.7cm”/秒で、熱画像形成用ディバイスを横
断してそのし−ザー線の1回通過だけにより走査せしめ
られた。
このグイトランスファー媒体を35Vの電位が印加され
た熱画像形成用ディバイスと感熱密接させて保持すると
、幅511Il、t!A度0.32の色素の転写が行わ
れた。
この実施例から、単一のスポットに代えてレーザー線を
使用することによって同様の濃度の色素がはるかに大き
な領域にわたって同時に転写させることが可能であるこ
とは明白である。例えば、チタン/窒化チタンの電極を
119本の電極線が幅5mの間隔、即ち電極中心間間隔
42μmでできるように描くとすれば、電極に対して垂
直に配向された長さ5mmのレーザー線を用いると、各
電極に沿って同時に走査し、所定の画像を単一のレーザ
ースポットを用いて書き込む時間に比較して同じ画像を
はるかに短かい時間で書き込むことが可能であるだろう
。実際、書き込み速度は予想されたものよりもはるかに
速かった。
“グリモパ[ダイナミツト・ノーペル社(英国)lは登
録商標である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による熱画像形成用ディバイスの1つの
基本的態様の断面図であり、第2図は他科転写層を一体
に含む本発明の1つの熱画像形成用ディバイスの断面図
であり、第3図は他科転写層と他科受容性サブストレー
トとを一体に有し、かつ引き剥がし構造を有する本発明
の1つの熱画像形成用ディバイスの断面図であり、第4
図は他科を適用するためのドラムフォーマットとインキ
付はステーシランとを有する本発明の1つの熱画像形成
用ディバイスの断面図であり、第5図は印加電圧を変調
することが転写色素濃度に及ぼす影響を説明するグラフ
であり、そして第6図は耐熱性層が色素の転写に及ぼす
影響を説明するグラフである。 1・・・ガラスサブストレート、2・・・耐熱性層、3
゜5・・・導電性層、4・・・光導電性層、6・・・耐
磨擦/摩耗性層、7・・・他科層、8・・・リセブター
剥離層、9・・・他科受容性サブストレート、lO・・
・インキ付はステーション、11・・・電力供給源 図厘の浄書(内容に変更なし) 光 /、Z 7.6 11A   813  9.2  9.6  10゜電

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)次の遂次層: (a)透明又は半透明の導電性層、 (b)波長633nm、強度4.0×10^6W/m^
    2の放射線で照射されるとき少なくとも0.01S/c
    mの導電率及び少なくとも1×10^3の感光性比を有
    する光導電性層、 (c)光導電性層(2)と電気的に接触し、かつ下記(
    d)層または下記(e)層と接触している導電性層、お
    よび (d)耐磨擦性摩耗性層または (e)画像形成系の熱活性化性成分を含む層、を含む、
    画像形成系の熱活性化性成分を含む媒体に局部加熱を与
    えるようにされた印字表面を有する熱画像形成用ディバ
    イスにおいて、 該遂次層は、層(a)と(b)とを横切って電圧電位を
    印加し、かつ該ディバイスを層(a)を通して露光する
    と、層(b)の露光領域が導電性となってその露光領域
    に相当する点において層(b)における電流の流れを多
    くしかつ層(b)の中に熱を発生させ、しかも該印字表
    面の隣接領域において、画像形成系の該成分を熱的に活
    性化するのに十分な局部加熱を引き起すように構成、配
    列され、 そして該ディバイスはフェリ磁性のガーネット物質を含
    有していない、 ことを特徴とする前記熱画像形成用ディバイス。 (2)導電性層(a)が酸化インジウム、酸化錫、酸化
    インジウム錫、酸化カドミウム錫、酸化カドミウムイン
    ジウム若しくはそれらの混合物、又は金属から成り; 光導電性層(b)が、各々所望によって1種又は2種以
    上の保償用アクセプターでドープされていてもよい硫化
    カドミウム、セレン化カドミウム、テルル化カドミウム
    、砒化カリウム、硫化鉛、セレン化鉛、酸化亜鉛又はそ
    れらの混合物から成り;導電性層(c)はアルミニウム
    又はチタンから成り;摩耗性層(d)はアルミナ、窒化
    珪素、窒化チタン、窒化アルミニウム、窒化硼素、酸化
    珪素、炭化珪素、ダイヤモンド若しくはダイヤモンド様
    物質又は所望によって架橋されたポリマーフィルムから
    成る、 請求項1に記載のディバイス。 (3)導電性層(a)が0.1〜1.0μmの厚さを有
    し;光導電性層(b)が1.0〜20.0μmの厚さを
    有し;導電性層(c)が0.1〜1.0μmの厚さを有
    し;そして摩耗性層(d)が0.1〜10μmの厚さを
    有している、 請求項1又は2に記載のディバイス。 (4)透明な支持サブストレートの上に連続する層が、
    層(a)が該サブストレートに対して近位にあり、そし
    て層(d)か層(e)が該サブストレートに対して遠位
    にあるように塗布されており、そして該支持サブストレ
    ートと塗布層とが実質的に長方形の角柱か又は実質的に
    中空のシリンダー若しくはドラムをなしている、請求項
    1〜3項のいずれかに記載のディバイス。 (5)透明な耐熱性の層を支持サブストレートと導電性
    層(a)との間に介置して更に含む、請求項4に記載の
    ディバイス。 (6)導電性層(a)及び(c)の少なくとも1つが複
    数の個別の電極として形成されている、請求項1〜5の
    いずれかに記載のディバイス。 (7)個別の電極が印字表面の実質的に全長にわたって
    延在している一連の線として形成されている、請求項6
    に記載のディバイス。 (8)印字表面が導電性層(c)を耐磨擦性摩耗性層(
    d)と組み合せて含んでいる、層(a)〜(c)及び層
    (e)を含む、請求項1〜7のいずれかに記載のディバ
    イス。 (9)印字表面が導電性層(c)を含んでいる、層(a
    )〜(c)の3層及び層(e)を含む、請求項1〜7の
    いずれかに記載のディバイス。 (10)画像形成系の熱活性化性成分を含む媒体を印字
    表面に適用する手段と組み合されている、請求項1〜7
    のいずれかに記載のディバイス。 (11)画像形成系の熱活性化性成分で塗布又は含浸さ
    れたドナーリボン又は同シートと組み合されている、請
    求項1〜7のいずれかに記載のディバイス。 (12)熱活性化性成分を含む媒体が層(e)を含んで
    いる、請求項9に記載のディバイス。 (13)所望によってリセプター層を有する、熱活性化
    性成分を受容する画像リセプターサブストレートと組み
    合されている、請求項10〜12のいずれかに記載のデ
    ィバイス。(14)請求項1〜13のいずれかに記載の
    少なくとも1個の熱画像形成用ディバイスを有し、該デ
    ィバイスはその露光手段と各ディバイスの層(a)〜(
    c)を横切って電圧を印加する手段とを含んでいる、熱
    画像形成用集成体。 (15)ディバイス(1個又は複数個)を露光する手段
    が走査レーザー又は液晶ディスプレ−で変調された光源
    を含んでいる、請求項14に記載の熱画像形成用集成体
    。 (16)複数の熱画像形成用ディバイスを含み、各ディ
    バイスは異なる色の熱活性化性成分を含む独立した媒体
    と結び付けられている、請求項14又は15に記載の熱
    画像形成用集成体。 (17)次の遂次層: (a)透明又は半透明の導電性層、 (b)波長633nm、強度4.0×10^6W/m^
    2の放射線で照射されるとき少なくとも0.01S/c
    mの導電率及び少なくとも1×10^5の感光性比を有
    する光導電性層、 (c)光導電性層(b)と電気的に接触している導電性
    層、及び (d)耐磨擦性摩耗性層及び/又は (e)画像形成系の熱活性化性成分を含む層を含む、画
    像形成系の熱活性化性成分を含む媒体に局部加熱を与え
    るようにされた印字表面を有する熱画像形成用ディバイ
    スを用意し、 層(a)及び(c)を横切って電圧電位を印加し、該デ
    ィバイスを層(a)を通して露光し、その際露光は層(
    b)の露光領域(1つ又は複数)が導電性となってその
    露光領域に相当する点において層(b)における電流の
    流れを多くしかつ層(b)の中に熱を発生させ、しかも
    該印字表面の隣接表面において、該媒体から可視像を発
    生させるのに十分な局部加熱を引き起すように行う ことを特徴とする、可視像を記録する方法。 (18)熱画像形成用ディバイスの導電性層(a)及び
    (c)の少なくとも1つが複数の個別の電極として形成
    されており、そして該個別電極を含有するディバイスの
    その領域の露光中に該個別電極と他方の導電性層の対応
    する電極とを横切って電圧電位を独立に印加する、請求
    項17に記載の方法。 (19)個別電極が一連の線として形成されており、そ
    して露光手段はその一連の線に対して垂直に配置された
    直線状露光源を含み、該露光源は複数の該電極線を同時
    に露光し、かつ各電極線と他方の導電性層における対応
    する電極との間の電圧電位を独立に変調しながら該電極
    線に沿って走査されるものである、請求項18に記載の
    方法。
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