JPH03197047A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- JPH03197047A JPH03197047A JP24273589A JP24273589A JPH03197047A JP H03197047 A JPH03197047 A JP H03197047A JP 24273589 A JP24273589 A JP 24273589A JP 24273589 A JP24273589 A JP 24273589A JP H03197047 A JPH03197047 A JP H03197047A
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- piezoelectric material
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- 239000010409 thin film Substances 0.000 abstract description 25
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はインクジェットプリンタのインクジェットヘッ
ドに関する。
ドに関する。
[従来の技術]
従来のインクジェットヘッドは特公昭6o−8953号
公報のように、インク吐出手段として、厚さ数100μ
mの矩形の圧電セラミック振動子と矩形の金属プレート
である支持体とを接着剤にて接合してバイメタル構造と
した振動体を使用し、前記圧電セラミック振動子の両平
面に設けられた電極に数100vの電圧のパルス信号を
印加、すなわち厚み方向に電界をかけ、前記圧電セラミ
ック振動子の厚み方向の印加電界に対して長手方向に伸
縮する振動モードを利用して、前記圧電セラミック振動
子が長手方向に伸びるの対して前記振動体が厚み方向に
たわみ、前記振動体の一回の振動に対して一滴のインク
の吐出を行なうという手法がとられていた。
公報のように、インク吐出手段として、厚さ数100μ
mの矩形の圧電セラミック振動子と矩形の金属プレート
である支持体とを接着剤にて接合してバイメタル構造と
した振動体を使用し、前記圧電セラミック振動子の両平
面に設けられた電極に数100vの電圧のパルス信号を
印加、すなわち厚み方向に電界をかけ、前記圧電セラミ
ック振動子の厚み方向の印加電界に対して長手方向に伸
縮する振動モードを利用して、前記圧電セラミック振動
子が長手方向に伸びるの対して前記振動体が厚み方向に
たわみ、前記振動体の一回の振動に対して一滴のインク
の吐出を行なうという手法がとられていた。
しかし、前述の従来技術においては、圧電セラミック振
動子と金属プレートを接着剤を用いて張り合わせなけれ
ばならず、その接合が容易ではないため生産性を向上さ
せることが困難であり、前記圧電セラミック振動子自体
の厚みが数100μmあるため、該圧電セラミック振動
子を駆動する電圧も数100vと大きな電圧を必要とし
、圧電セラミック振動子の駆動回路の負荷が大きく電力
効率も悪いという問題点を有していた。
動子と金属プレートを接着剤を用いて張り合わせなけれ
ばならず、その接合が容易ではないため生産性を向上さ
せることが困難であり、前記圧電セラミック振動子自体
の厚みが数100μmあるため、該圧電セラミック振動
子を駆動する電圧も数100vと大きな電圧を必要とし
、圧電セラミック振動子の駆動回路の負荷が大きく電力
効率も悪いという問題点を有していた。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、振動体を構成するうえでの支持
体と振動子との接合を容易にし生産性を向上させるとと
もに、圧電振動子を低電圧で駆動し、高速で高効率で安
価なインクジェットヘッドの提供にある。
の目的とするところは、振動体を構成するうえでの支持
体と振動子との接合を容易にし生産性を向上させるとと
もに、圧電振動子を低電圧で駆動し、高速で高効率で安
価なインクジェットヘッドの提供にある。
[課題を解決するための手段]
本発明のインクジェットヘッドは、一つ以上の振動体と
一つ以上のノズル孔を設けたノズルプレートと、前記振
動体を保持するための固定部材とを有し、前記振動体が
少なくとも圧電材料と該圧電材料に電圧を印加する電極
と、前記圧電材料と接合し該圧電材料の伸縮に伴いたわ
みを生じるような剛性の大きい部材である支持体とを有
し、前記電極の電極と一極が前記圧電材料を挟むように
平行に形成されていることを特徴とする。
一つ以上のノズル孔を設けたノズルプレートと、前記振
動体を保持するための固定部材とを有し、前記振動体が
少なくとも圧電材料と該圧電材料に電圧を印加する電極
と、前記圧電材料と接合し該圧電材料の伸縮に伴いたわ
みを生じるような剛性の大きい部材である支持体とを有
し、前記電極の電極と一極が前記圧電材料を挟むように
平行に形成されていることを特徴とする。
又、前記圧電材料として薄膜状の圧電材料を用いること
を特徴とする。
を特徴とする。
又、前記電極としてブロック形状の電極を用いることを
特徴とする。
特徴とする。
[実施例]
以下本発明のインクジェットヘッドの実施例を図を用い
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明におけるインクジェットヘッドの動作を
示す吐出部の断面図であって、1はPZT等の圧電材料
を用いた薄膜振動子、2はニッケルやモリブデン等のヤ
ング率が大きく密度の小さい金属材料あるいは絶縁体の
セラミック材料を用いた支持体、3は薄膜振動子1と支
持体2よりなる振動体、4は振動体3を片持ちぼり構造
にするための固定部材、5はノズルプレートで固定部材
4により振動体3とインクの吐出口であるノズル孔6と
の距離が調整され、インクの吐出条件を最適値に設定し
ている。7はインク溜部で、インク溜部7は液体状イン
クにより満たされている。8はノズル孔6より吐出され
たインク滴で記録紙9まで飛翔し記録紙9上に定着し、
印字が行われる。
示す吐出部の断面図であって、1はPZT等の圧電材料
を用いた薄膜振動子、2はニッケルやモリブデン等のヤ
ング率が大きく密度の小さい金属材料あるいは絶縁体の
セラミック材料を用いた支持体、3は薄膜振動子1と支
持体2よりなる振動体、4は振動体3を片持ちぼり構造
にするための固定部材、5はノズルプレートで固定部材
4により振動体3とインクの吐出口であるノズル孔6と
の距離が調整され、インクの吐出条件を最適値に設定し
ている。7はインク溜部で、インク溜部7は液体状イン
クにより満たされている。8はノズル孔6より吐出され
たインク滴で記録紙9まで飛翔し記録紙9上に定着し、
印字が行われる。
10は振動子の駆動装置でパルス信号により振動体3を
駆動している。駆動パルスがハイレベル、すなわち、薄
I!振動子1に電界を印加することにより該薄膜振動子
1に電荷が充電され、該薄膜振動子1内部の電界強度に
比例して該薄膜振動子1は長手方向18に縮む。該Wi
M振動子1が18方向に縮むのに伴い、該薄膜振動子1
と接合された支持体2は該薄膜振動子1との接合面が引
っ張られ、結果的に振動体3は第1図内に点線で示した
ように19方向にたわむ。
駆動している。駆動パルスがハイレベル、すなわち、薄
I!振動子1に電界を印加することにより該薄膜振動子
1に電荷が充電され、該薄膜振動子1内部の電界強度に
比例して該薄膜振動子1は長手方向18に縮む。該Wi
M振動子1が18方向に縮むのに伴い、該薄膜振動子1
と接合された支持体2は該薄膜振動子1との接合面が引
っ張られ、結果的に振動体3は第1図内に点線で示した
ように19方向にたわむ。
次に、振動体3がたわんだ状態で、駆動装置lOのパル
ス信号をローレベルにすると、前記薄膜振動子1に充電
された電荷が放電され、前記薄膜振動子1は伸びた状態
から元の状態に戻ろうとする。支持体2には剛性の大き
な部材なので弾性エネルギーが蓄えられており、元の形
状に戻ろうとするとき復元力により強い圧力を発生させ
る。この圧力によりインク溜部7内に満たされている液
体状インクはノズル孔6より押し出され、インク滴8が
生成される。このとき、振動子1に印加するパルス信号
のパルス幅を、振動体3の固有周期の2分の1に合わせ
ることにより、振動体3の振幅が大きくなり強い圧力で
イン、り滴を吐出することができる。
ス信号をローレベルにすると、前記薄膜振動子1に充電
された電荷が放電され、前記薄膜振動子1は伸びた状態
から元の状態に戻ろうとする。支持体2には剛性の大き
な部材なので弾性エネルギーが蓄えられており、元の形
状に戻ろうとするとき復元力により強い圧力を発生させ
る。この圧力によりインク溜部7内に満たされている液
体状インクはノズル孔6より押し出され、インク滴8が
生成される。このとき、振動子1に印加するパルス信号
のパルス幅を、振動体3の固有周期の2分の1に合わせ
ることにより、振動体3の振幅が大きくなり強い圧力で
イン、り滴を吐出することができる。
第2図は本発明におけるインクジェットヘッドの振動体
の構成を示すための斜視図であって、1は薄膜振動子、
2は支持体、12はポリイミド等の樹脂を用いた絶縁層
、11は平行ブロック電極で、llaは十電極、llb
は一電極である。電極に電圧を印加すると薄膜振動子1
には20方向の電界が掛かりその電界強度に比例してi
s振動子lは18方向に縮み、それに伴い支持体2の薄
膜振動子1との接合面も18方向に縮み、その結果振動
体は19方向にたわむ。薄膜振動子1及び電極11の厚
さは約20μmであり、薄膜振動子1に印加する電圧は
、20〜30Vで従来の矩形圧電セラミック振動子と同
程度の18方向の伸縮が得られる。
の構成を示すための斜視図であって、1は薄膜振動子、
2は支持体、12はポリイミド等の樹脂を用いた絶縁層
、11は平行ブロック電極で、llaは十電極、llb
は一電極である。電極に電圧を印加すると薄膜振動子1
には20方向の電界が掛かりその電界強度に比例してi
s振動子lは18方向に縮み、それに伴い支持体2の薄
膜振動子1との接合面も18方向に縮み、その結果振動
体は19方向にたわむ。薄膜振動子1及び電極11の厚
さは約20μmであり、薄膜振動子1に印加する電圧は
、20〜30Vで従来の矩形圧電セラミック振動子と同
程度の18方向の伸縮が得られる。
第3図は本発明における振動体の製造工程を示すための
図である。第3図(a)のごとく約10μmの厚さを持
つニッケルやモリブデン等のヤング率が高く密度の小さ
い部材を用いた支持体2上に、第3図(b)のように厚
さ数μmの絶縁層12と電fi11のための厚さ約20
μmの金属層を形成する。次に第3図(C)のように金
属層をエツチングによりパターンニングして生電極11
a、−電極11bを形成し、その上に第3図(d)のよ
うにPZT等の圧電材料をスパッタリングにより形成す
る。そして、余分にはみ出した圧電材料を研磨し第3図
(e)のごとく振動体を形成する。
図である。第3図(a)のごとく約10μmの厚さを持
つニッケルやモリブデン等のヤング率が高く密度の小さ
い部材を用いた支持体2上に、第3図(b)のように厚
さ数μmの絶縁層12と電fi11のための厚さ約20
μmの金属層を形成する。次に第3図(C)のように金
属層をエツチングによりパターンニングして生電極11
a、−電極11bを形成し、その上に第3図(d)のよ
うにPZT等の圧電材料をスパッタリングにより形成す
る。そして、余分にはみ出した圧電材料を研磨し第3図
(e)のごとく振動体を形成する。
前記支持体2をニッケル等の金属材料の代わりにアルミ
ナ等のセラミック材料を用いれば、前記絶縁層12は不
用となりさらに製造工程が簡略化される。
ナ等のセラミック材料を用いれば、前記絶縁層12は不
用となりさらに製造工程が簡略化される。
第4図は本発明におけるインクジェットヘッドの構造を
示す斜視図であって、3は振動体、4は振動体3を片持
ちぼり構造に固定するための固定部材で、振動体3を固
定部材4上に並列に複数個並べ高密度化を図っている。
示す斜視図であって、3は振動体、4は振動体3を片持
ちぼり構造に固定するための固定部材で、振動体3を固
定部材4上に並列に複数個並べ高密度化を図っている。
5はノズルプレートで、振動体3に対向するようにノズ
ル孔6が配置されている。10は駆動装置で振動体3を
それぞれ独立に駆動できるよう、各振動体に一つづつ接
続されている。
ル孔6が配置されている。10は駆動装置で振動体3を
それぞれ独立に駆動できるよう、各振動体に一つづつ接
続されている。
第5図は第2の実施例を示すためのインクジェットヘッ
ドの断面図で、21は薄膜振動子、22は薄膜振動子2
1の伸縮に応じてたわみ振動をする支持体、23は絶縁
層、24a、24bは支持体22を両持ちぼり構造とす
るための固定部材、25はノズルプレート、26はノズ
ル孔である。
ドの断面図で、21は薄膜振動子、22は薄膜振動子2
1の伸縮に応じてたわみ振動をする支持体、23は絶縁
層、24a、24bは支持体22を両持ちぼり構造とす
るための固定部材、25はノズルプレート、26はノズ
ル孔である。
振動子21に電界を掛は振動子21を30方向に縮める
と、それに伴い支持体22の振動子21との接合面が3
0方向に縮む。この時、支持体22の接合面の逆面は縮
まないので、該支持体22に接合された絶縁層23は第
5図の点線のようにたわみを生じる。次いで、電界を解
くとたわみを生じていた支持体22は元の形状に戻ろう
とし、支持体22の復元力により31方向に圧力を発生
し、該圧力によりインク滴28がノズル孔26より吐出
される。
と、それに伴い支持体22の振動子21との接合面が3
0方向に縮む。この時、支持体22の接合面の逆面は縮
まないので、該支持体22に接合された絶縁層23は第
5図の点線のようにたわみを生じる。次いで、電界を解
くとたわみを生じていた支持体22は元の形状に戻ろう
とし、支持体22の復元力により31方向に圧力を発生
し、該圧力によりインク滴28がノズル孔26より吐出
される。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、インクジェットプリ
ンタのインクジェットヘッドにおいて、薄膜振動子によ
る吐出手段を有したことにより、安価で高性能な振動体
が得られ、また、平行ブロック電極を用いて薄膜振動子
を該電極間に形成すれば低電圧駆動が可能となり、駆動
回路も安価にでき、高性能で高効率のインクジェットヘ
ッドが得られる。
ンタのインクジェットヘッドにおいて、薄膜振動子によ
る吐出手段を有したことにより、安価で高性能な振動体
が得られ、また、平行ブロック電極を用いて薄膜振動子
を該電極間に形成すれば低電圧駆動が可能となり、駆動
回路も安価にでき、高性能で高効率のインクジェットヘ
ッドが得られる。
第1図は本発明におけるインクジェットヘッドの動作を
示す断面図。
示す断面図。
第2図は本発明におけるインクジェットヘッドの振動体
の構造を示す斜視図。
の構造を示す斜視図。
第3図は本発明におけるインクジェットヘッドの振動体
の製造工程を示す図。
の製造工程を示す図。
第4図は本発明におけるインクジェットヘッドの構造を
示す斜視図。
示す斜視図。
第5図は本発明における第2の実施例を示す断面図。
・薄膜振動子
・支持体
・振動体
・固定部材
・ノズルプレート
・ノズル孔
・インク滴
・記録紙
・駆動装置
1
・電極
以上
Claims (3)
- (1)インクジェットプリンタのインクジェットヘッド
において、該インクジェットヘッドが一つ以上の振動体
と一つ以上のノズル孔を設けたノズルプレートと、前記
振動体を保持するための固定部材とを有し、前記振動体
が少なくとも圧電材料と該圧電材料に電圧を印加する電
極と、前記圧電材料と接合し該圧電材料の伸縮に伴いた
わみを生じるような剛性の大きな部材である支持体とを
有し、前記電極の+極と−極が前記圧電材料をその側面
から挟むように前記支持体上に平行に形成されているこ
とを特徴とするインクジェットヘッド。 - (2)前記圧電材料として薄膜状の圧電材料を用いるこ
とを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。 - (3)前記電極としてブロック形状の電極を用いること
を特徴とする請求項2記載のインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24273589A JPH03197047A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24273589A JPH03197047A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03197047A true JPH03197047A (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=17093472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24273589A Pending JPH03197047A (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03197047A (ja) |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP24273589A patent/JPH03197047A/ja active Pending
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