JPH03195745A - 高分子構造物表面の改質方法 - Google Patents

高分子構造物表面の改質方法

Info

Publication number
JPH03195745A
JPH03195745A JP33287189A JP33287189A JPH03195745A JP H03195745 A JPH03195745 A JP H03195745A JP 33287189 A JP33287189 A JP 33287189A JP 33287189 A JP33287189 A JP 33287189A JP H03195745 A JPH03195745 A JP H03195745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer structure
organic compound
membrane
polymer
ozone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33287189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miyaki
義行 宮木
Hiroaki Nakamura
浩明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP33287189A priority Critical patent/JPH03195745A/ja
Priority to EP19900120296 priority patent/EP0424873A3/en
Priority to US07/602,672 priority patent/US5069926A/en
Publication of JPH03195745A publication Critical patent/JPH03195745A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オゾンガスを用いた高分子構造物表面の改質
方法に関する。
本発明の方法は、高分子構造物の接着性、塗装性、印刷
性、光沢性、吸着性、防曇性などの改良、更には医用や
生化学分野で用いる各種プラスチ・ツク器具への抗血栓
性付与等の表面改質や油水分離などに用いる多孔性分離
膜の耐汚染性改善に役立つ。
[従来の技術] 従来、高分子構造物の表面特性の改質方法として、他の
高分子を構造物に塗布した後、それを不溶化させること
が知られている(特公昭55−35415号、特開昭6
1−68103号、特開昭62−14904号)が、こ
のような方法では基材と塗布した高分子とが共有結合で
結合されないので、後で剥がれてしまう可能性が大きく
、基材が微多孔性膜の場合、孔が潰されてしまう厄除性
が高い。
また、高分子の表面特性の改質にプラズマを用いること
も数々検討されてきた。この利点は、プラズマ処理によ
り高分子構造物全体の性質を変えることなく容易にその
表面の性質のみを変化させることができることである。
例えば、特開昭56−157437号には、疎水性高分
子からなる多孔性構造物に水溶性高分子を含浸した後、
プラズマ処理することにより親水性を付与する方法が開
示されている。また、特開昭59−43010号には、
疎水性高分子に、プラズマの存在下で親水性不飽和モノ
マーをグラフト重合することが開示されており、特開昭
59−80443号には、疎水性高分子にプラズマを照
射後、プラズマ不存在下で親水性不飽和モノマーを接触
させグラフト重合することが開示されている。
しかし、これらのプラズマを用いた方法は、プラズマ発
生装置が高価であり、また、真空系でプラズマ処理が行
われるため、大きな高分子構造物では、大掛かりな装置
が必要となる。
これらの他に、放射線グラフト重合法、光グラフト重合
法、コロナ放電処理、紫外線照射法、薬品処理法(文献
例:井手文雄著、r高分子表面改質」、近代編集社、1
987年)があり、また、弗素、塩素、オゾンなどの反
応性ガスを接触させて表面改質することも知られている
が、オゾンにより高分子表面に有機化合物を結合する方
法は知られていない。
[発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、これらの従来の表面改質方法の欠点を
改良し、より効果的にかつ容易に高分子構造物の表面の
改質を行なう方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨は、高分子構造物の表面を改質するにあた
り、ラジカル重合性の二重結合を有する有機化合物を塗
布した後、オゾンガス処理を行うことにある。
以下、その詳細について説明する。
[作用コ 本発明は、高分子構造物にラジカル重合性の二重結合を
有する有機化合物を付着後、オゾンガスで処理すること
による高分子構造物表面の改質方法に関する。
本発明でいう高分子構造物とは、合成高分子あるいは天
然高分子からなるフィルム、シート、チューブ、多孔性
膜、各種容器、繊維、その他各種成型物である。合成高
分子としては、例えば、ポリオレフィン系高分子(ポリ
エチレン、ポリプロピレンなど)、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリイソプ
レン。
ポリブタジェン、ポリアクリロニトリル、ポリスルホン
、ポリアミド、ポリイミド、ポリフッ化ビニリデン、ポ
リテトラフルオロエチレン、ポリウレタンなど各種汎用
高分子やエンジニアリングプラスチックが挙げられ、ホ
モポリマーのみでなく、ブロック共重合体、ランダム共
重合体、交互共重合体、グラフト共重合体等であっても
よい。天然高分子としては、天然ゴム、セルロースおよ
びその誘導体などが挙げられる。
本発明で用いるラジカル重合性の二重結合を有する有機
化合物は、高分子構造物を溶解 膨潤させないもので、
例えば、ビニル基を1つ以上有するモノマー、ジエン系
モノマー、ラジカル重合性の二重結合を分子内に1つ以
上有する高分子(マクロマー)などがある。ビニル基を
1つ以上有するモノマーとしては、スチレン、スチレン
誘導体(スチレンスルホン酸ソーダなど)、アクリル酸
アクリル酸エステルなどのモノ置換エチレン、メタクリ
ル酸、メタクリル酸エステル、メタクリルアミドなどの
1,1−ジ置換エチレン、炭酸ビニレン、フマル酸エス
テル、マレイミド誘導体などの1,2−ジ置換エチレン
などが、ジエン系モノマーとしてはブタジェンおよびそ
の誘導体などがそれぞれ例示される。マクロマーとして
は、例えば、ポリエチレングリコールジアクリレート。
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート、ポリスチレンモノアクリ
レート等(通常、分子量が400〜106)がある。
これらのラジカル重合性の二重結合を有する有機化合物
は短時間のオゾンガス接触により、基材である高分子構
造物の表面に生成したラジカルと反応してグラフト反応
するとともに、有機化合物同志のラジカル重合を引起こ
し、膜表面へ共有結合により固定され、効率よく高分子
構造物表面に結合する。
ラジカル重合性の二重結合を有する有機化合物を高分子
構造物に付着させるためには、これらをガスあるいは液
体状態で高分子構造物に接触させるか、あるいは、該有
機化合物を水または揮発性の有機溶媒に溶かしてそれを
高分子構造物に塗布し、その後有機溶媒を蒸発させる方
法がある。有機溶媒を用いる場合は、その溶媒が高分子
構造物を溶解、膨潤させない必要があり、また、マクロ
マーやイオン性モノマーなど不揮発性の有機化合物を用
いることが望ましい。
有機溶媒に溶かすモノマーの濃度は、目的に応じて選択
されるが、通常、0.01〜5重量パーセントである。
有機溶媒の例としては、メタツル、エタノール、プロパ
ツール等のアルコール類、エチルエーテル、ジオキサン
等のエーテル類、クロロホルム、1.2−ジクロロエタ
ン、四塩化炭素等のハロゲン化合物、アセトン、メチル
エチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン等の飽和炭化水素類が挙げられる。
有機化合物が水溶性の場合は水溶液の状態で塗布し水を
蒸発させればよいが、高分子構造物が疎水性の強い基材
である場合、その水溶液での濡れ性がわるく、有機化合
物を十分に付着させることができないので、溶剤に水と
有機溶媒の混合系を使用するのがよい。
本発明で行なうオゾンガス処理は、オゾンガスに上述の
ラジカル重合性の二重結合を有する有機化合物を付着し
た高分子構造物を曝すことにより行なう。この際、オゾ
ンの濃度は0.1〜30体積パーセントであることが望
ましく、さらに望ましくは1〜15体積パーセントであ
る。これより濃度が低いと効果的にオゾンによる表面改
質ができなくなり、濃度が高い場合は反応コストが高く
なるため、経済的ではない。
本発明の高分子構造物の表面改質方法の手順の一例を説
明すれば、高分子構造物に上述のラジカル重合性の二重
結合を有する有機化合物溶液を塗布し、溶媒を蒸発した
後、これをオゾンガスの入った容器に入れる。オゾンガ
スの接触時間は、通常、1〜1800秒であり、好まし
くは、5〜600秒である。こうして得られた高分子構
造物は表面に使用したモノマーがグラフト重合している
ので、表面が改質されている。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明のオゾン処理方
法により高分子構造物の表面改質を効果的に行なうこと
できる。また、本発明の方法により、濾過膜の耐汚染性
の改善、各種プラスチック容器の表面親水化や抗血栓性
付与など、高分子表面の改質を安価で容易に行うことが
可能となる。
[実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。な
お、実施例中、表面改質効果は接触角あるいはX線光電
子分光器(ESCA)により評価した。水の接触角は協
和科学(株)製接触角計CA−P型を用いてΔIIJ定
した。
実施例1 ポリエチレングリコールジメタクリレート(分子量、約
1200)を0.5重量パーセントの濃度でエタノール
に溶解し、これを厚さ50μmのポリエチレンフィルム
に塗布してエタノールを蒸発させた。このフィルムを、
オゾンを12体積パーセント含む酸素中に40秒間放置
した後、充分水洗し乾燥した。
ポリエチレンフィルムの初期の水の接触角は98″であ
ったが、オゾン処理後の水の接触角は52″となり、表
面が親水性となったことが確かめられた。また、電子分
光法による化学分析(ESCA)により、フィルム表面
の酸素原子と炭素原子の個数の比(0/C)を求めたと
ころ、オゾン処理前は、はとんどゼロであったが、処理
後は0.40となり、グラフトが効果的に行われたこと
が分かった。
実施例2 ポリエチレングリコールジアクリレート(分子量、約4
200)を0,2重量パーセントの濃度で25体積パー
セントのイソプロピルアルコール水溶液に溶解し、これ
にポリスルホン限外濾過膜(東ソー(株)製、UF−3
000PS)を1時間浸漬後、溶媒を蒸発させた。この
膜を、実施例1と同様に、オゾンを12体積パーセント
含む酸素中に40秒間放置した後、充分水洗し乾燥した
ポリスルホン限外濾過膜の初期の水の接触角は72°で
あったが、オゾン処理後の水の接触角は54°となり、
表面が親水性となったことが確かめられた。また、ES
CAにより、膜表面の酸素原子と炭素原子の個数の比(
0/C)および硫黄原子と炭素原子の個数の比(S/C
)を求めたところ、未処理の膜では、0/Cが0.16
8.S/Cが0.037であったが、オゾン処理後は、
0/Cが0.359.S/Cが0.017であり、グラ
フトが効果的に行われたことが分かった。
また、牛血清グロブリンを1%含む0,2Nりん酸緩衝
液(pH−6,8)を用いて、0.3気圧の加圧濾過に
より、牛血清グロブリンの阻止率を測定したところ、未
処理の膜では63%、オゾン処理後は68%であった。
さらに、0,3気圧の加圧濾過により純水の膜透過速度
を測定したところ、未処理の膜では2034? /r+
f hr 、オゾン処理後は21 (N! /rrr 
hrであった。このように膜の透過性能はオゾン処理に
よりほとんど変化することはなかった。
更に、オリーブオイルを0.3重量パーセント含む懸濁
水を用いて0.3気圧の加圧により濾過実験を行ったと
ころ、未処理の膜ではほとんど水が透過しなかったが、
オゾン処理後の膜では純粋の場合とほぼ同等の水の透過
速度が得られた。これより、オゾン処理により膜がオイ
ルに汚染され難くなったことが分かる。
比較例1 実施例1において、ポリエチレングリコールジメタクリ
レートをポリエチレングリコール(分子EI100O)
に代えた以外は実施例1と同様にポリエチレンフィルム
のオゾン処理を行った。
得られた膜の水の接触角は75″であり、また、ESC
Aにより求めたO/C値は0.2と小さく、グラフトが
効果的に行われなかったことが分かった。
比較例2 実施例2において、ポリエチレングリコールジアクリレ
ートをポリエチレングリコール(分子量5000)に代
えた以外は実施例2と同様にポリスルホン限外濾過膜の
オゾン処理を行った。
ESCAにより膜表面のO/C値とS/C値を測定した
ところ、未処理膜ではO/Cが0.16g、S/Cが0
.037であり、オゾン処理後はO/Cが0.270.
S/Cが0.030であり、実施例2の場合に比べ、ポ
リエチレングリコールがグラフトされていないことが分
かった。また、0.3%のオリーブオイル懸濁水を用い
た濾過実験でも、水の透過速度は急速に低下して、ポリ
エチレングリコールのグラフト結合により膜表面が改質
された効果は見られなかった。
スルホン限外濾過膜(東ソー(株)製UF−3000P
S)を1時間浸漬後、溶媒を蒸発させ、オゾン処理を行
わないで、0.3%のオリーブオイル懸濁水を用いた濾
過実験を行った。この結果、水の透過速度は急速に低下
して、ポリエチレングリコールのグラフト結合により膜
表面が改質された効果は見られなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子構造物にラジカル重合性の二重結合を有す
    る有機化合物を付着後、オゾンガスを接触せしめること
    による高分子構造物表面の改質方法。
JP33287189A 1989-10-24 1989-12-25 高分子構造物表面の改質方法 Pending JPH03195745A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33287189A JPH03195745A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 高分子構造物表面の改質方法
EP19900120296 EP0424873A3 (en) 1989-10-24 1990-10-23 Method for modifying the surface of a polymer article
US07/602,672 US5069926A (en) 1989-10-24 1990-10-24 Method for modifying the surface of a polymer article

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33287189A JPH03195745A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 高分子構造物表面の改質方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03195745A true JPH03195745A (ja) 1991-08-27

Family

ID=18259736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33287189A Pending JPH03195745A (ja) 1989-10-24 1989-12-25 高分子構造物表面の改質方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03195745A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064226A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Tosoh Corp 押出ラミネート用エチレン系樹脂組成物、及びそれを用いた積層体、並びに積層体の製造方法
JP2009292911A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Mitsui Chemicals Inc 表面親水性ポリオレフィン成形体およびその製造方法
JP4778518B2 (ja) * 2004-10-13 2011-09-21 スリーエム イノベーティブ プロパティーズ カンパニー 親水性ポリエーテルスルホン・メンブランの作製方法
WO2016143897A1 (ja) * 2015-03-12 2016-09-15 株式会社明電舎 樹脂の改質方法及び改質装置
WO2016186096A1 (ja) * 2015-05-21 2016-11-24 株式会社明電舎 樹脂の改質方法及び改質装置
JP2021030177A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 株式会社明電舎 多孔質材料の改質方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064226A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Tosoh Corp 押出ラミネート用エチレン系樹脂組成物、及びそれを用いた積層体、並びに積層体の製造方法
JP4778518B2 (ja) * 2004-10-13 2011-09-21 スリーエム イノベーティブ プロパティーズ カンパニー 親水性ポリエーテルスルホン・メンブランの作製方法
JP2009292911A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Mitsui Chemicals Inc 表面親水性ポリオレフィン成形体およびその製造方法
US10253148B2 (en) 2015-03-12 2019-04-09 Meidensha Corporation Method and device for modifying resin
JP6052470B1 (ja) * 2015-03-12 2016-12-27 株式会社明電舎 樹脂の改質方法
WO2016143897A1 (ja) * 2015-03-12 2016-09-15 株式会社明電舎 樹脂の改質方法及び改質装置
WO2016186096A1 (ja) * 2015-05-21 2016-11-24 株式会社明電舎 樹脂の改質方法及び改質装置
JP6057030B1 (ja) * 2015-05-21 2017-01-11 株式会社明電舎 樹脂の改質方法
CN107614580A (zh) * 2015-05-21 2018-01-19 株式会社明电舍 用于改性树脂的方法和装置
US10053548B2 (en) 2015-05-21 2018-08-21 Meidensha Corporation Method and device for modifying resin
JP2021030177A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 株式会社明電舎 多孔質材料の改質方法
WO2021038957A1 (ja) * 2019-08-28 2021-03-04 株式会社明電舎 多孔質材料の改質装置,改質方法
US11512177B2 (en) 2019-08-28 2022-11-29 Meidensha Corporation Reforming device and reforming method for porous material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5069926A (en) Method for modifying the surface of a polymer article
US5871823A (en) Hydrophilic coating of surfaces of polymeric substrates
JP4677230B2 (ja) 耐腐食性かつ低い蛋白質結合性表面を有する多孔質膜基体
Liu et al. Surface modification of polypropylene microfiltration membranes by graft polymerization of N-vinyl-2-pyrrolidone
RU2163246C2 (ru) Способ модификации, по меньшей мере, части поверхности полимера
US4944879A (en) Membrane having hydrophilic surface
Liu et al. Surface modification of polypropylene microfiltration membranes by the immobilization of poly (N-vinyl-2-pyrrolidone): a facile plasma approach
JP2506611B2 (ja) 被覆多孔質膜の形成方法
US6096369A (en) Process for hydrophilicizing the surface of polymeric substrates with a macroinitiator as primer
Kato et al. Polymer surface with graft chains
US5531900A (en) Modification of polyvinylidene fluoride membrane and method of filtering
EP3210664B1 (en) Permanent hydrophilic porous coatings and methods of making them
JP2019162625A (ja) グラフト化超高分子量ポリエチレン微多孔膜
WO1997018904A1 (en) Poly(ethylene oxide) coated surfaces
JPH069810A (ja) 疎水性高分子複合膜
JPS62262705A (ja) 親水性多孔質膜、その製造方法およびこの親水性多孔質膜を用いた血漿分離装置
JPH02187136A (ja) イミノジ酢酸基を有する複合機能ろ過膜の製造方法
JPH0829234B2 (ja) 親水性微多孔膜
JPH0724314A (ja) キレート型イオン吸着膜および製造方法
JPH03195745A (ja) 高分子構造物表面の改質方法
JP2686949B2 (ja) 選択吸着機能性ミクロフィルターとその製造方法
JP2000273229A (ja) 親水化した疎水性基材の製造方法
Kim et al. Surface modification of a poly (vinyl chloride) membrane by UV irradiation for reduction in sludge adsorption
JPH02132132A (ja) アニオン選択吸着性多孔膜とその製造方法
JPH03139534A (ja) 高分子構造物の表面改質方法