JPH03194834A - X線管装置 - Google Patents
X線管装置Info
- Publication number
- JPH03194834A JPH03194834A JP33451889A JP33451889A JPH03194834A JP H03194834 A JPH03194834 A JP H03194834A JP 33451889 A JP33451889 A JP 33451889A JP 33451889 A JP33451889 A JP 33451889A JP H03194834 A JPH03194834 A JP H03194834A
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- JP
- Japan
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- ray tube
- anode
- disk
- ray
- tube
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- Pending
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims abstract description 15
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000004846 x-ray emission Methods 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002594 fluoroscopy Methods 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明はX線管、とくに回転陽極X線管の分野で利用さ
れる。
れる。
本発明はX線管装置に関し、詳しくは回転陽極X線管と
その管容器とよりなり、とくに陽極部からの反跳電子に
よるX線の放射を抑制したX線管装置に関し、医用診断
用及び工業用X線透視撮影に適用される。
その管容器とよりなり、とくに陽極部からの反跳電子に
よるX線の放射を抑制したX線管装置に関し、医用診断
用及び工業用X線透視撮影に適用される。
(ロ)従来技術
従来例は85図の概略断面図により例示されており、回
転陽極X線管lを内部に保持した管容器2が図示されて
いる。
転陽極X線管lを内部に保持した管容器2が図示されて
いる。
回転陽極X線管1は、外囲器10内に真空包持された陰
極部12と陽極部14.16とを有し、これらの電極部
は第3図により詳細に図示されている。
極部12と陽極部14.16とを有し、これらの電極部
は第3図により詳細に図示されている。
ll!極部は陰極部12のフィラメント12aから放出
され、加速、集束された電子を焦点部14dを介して衝
突させるディスクないしターゲット14と、その回転ロ
ータ16を有する。
され、加速、集束された電子を焦点部14dを介して衝
突させるディスクないしターゲット14と、その回転ロ
ータ16を有する。
管容器2はその内部に図示しない絶縁油と保持手段によ
りX線管1を保持しており、X線管陽極ディスク14の
焦点部14eからのX線を管外に照射させるためのX線
放射口22を有する。
りX線管1を保持しており、X線管陽極ディスク14の
焦点部14eからのX線を管外に照射させるためのX線
放射口22を有する。
このX線放射口22からは、焦点部14eから直接放出
されるX線32と、放出される前に焦点外の例えばディ
スク14の上面14aを介して跳ね返る反論電子による
X線32′とが照射X線として放出される。
されるX線32と、放出される前に焦点外の例えばディ
スク14の上面14aを介して跳ね返る反論電子による
X線32′とが照射X線として放出される。
なお、30はフィラメント12aからディスク14へ加
速、集束された電子流を示し、30’はそのような電子
がディスク上面14a1ディスク側面14dへ跳ね返る
反跳電子を示している。
速、集束された電子流を示し、30’はそのような電子
がディスク上面14a1ディスク側面14dへ跳ね返る
反跳電子を示している。
また、14bはディスク裏面であり、18はステータで
ある。
ある。
(ハ)発明が解決しようとする!I題
従来例のように反跳電子によるX線が照射されると、こ
のようなX線透過像は焦点部直接放出のX線によるX線
透過像のバンクグラウンドとしての像を形成して全体の
画質劣化をひきおこしている。
のようなX線透過像は焦点部直接放出のX線によるX線
透過像のバンクグラウンドとしての像を形成して全体の
画質劣化をひきおこしている。
本発明の目的は、このような反跳電子によるX線の放出
を抑制した、X線管装置を提供することである。
を抑制した、X線管装置を提供することである。
(ニ)課題を解決するための手段
前記した目的は、外囲器内に真空包持された陰極部と陽
極部とを有し、陽極部は陰極部から放出され、加速、集
束された電子を焦点部を介して衝突させるディスクとそ
の回転ロータを備えた回転陽極X線管と、X線放射口を
有する管容器とよりなるX線管装置において、回転陽極
X線管の陽極部ディスクの電子軌道面を除外した上面を
凹状に形設するか、または回転陽極X線管全体を管容器
の軸線より傾いて保持して、X線管容器の放射口より反
跳電子によるX 1mの放射を抑制することにより、達
成される。
極部とを有し、陽極部は陰極部から放出され、加速、集
束された電子を焦点部を介して衝突させるディスクとそ
の回転ロータを備えた回転陽極X線管と、X線放射口を
有する管容器とよりなるX線管装置において、回転陽極
X線管の陽極部ディスクの電子軌道面を除外した上面を
凹状に形設するか、または回転陽極X線管全体を管容器
の軸線より傾いて保持して、X線管容器の放射口より反
跳電子によるX 1mの放射を抑制することにより、達
成される。
(ホ)作用
X線管容器の放射口よりX線管の陽極ディスクをみたと
きに、陰極部と対向する電子軌道面以外の陽極ディスク
上面がみえないようにその面を凹状に形設するか、X線
管を管容器の軸線より傾むけて、いずれも反跳電子によ
るX線が放射口を通過しないようにして、X線の照射野
へ出さないようにする。 前者の構成では、陽極ディス
ク上面の凹部で発生したX線は、そのディスク自体がX
線の遮蔽となり、照射野に放出されない。
きに、陰極部と対向する電子軌道面以外の陽極ディスク
上面がみえないようにその面を凹状に形設するか、X線
管を管容器の軸線より傾むけて、いずれも反跳電子によ
るX線が放射口を通過しないようにして、X線の照射野
へ出さないようにする。 前者の構成では、陽極ディス
ク上面の凹部で発生したX線は、そのディスク自体がX
線の遮蔽となり、照射野に放出されない。
また、後者の場合には、陽極ディスク上面でのX線が放
射口で遮られ、照射野に出ない。
射口で遮られ、照射野に出ない。
(へ)実施例
本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明される。
第3図と第4図に示したX線管1の陽極ディスク14は
モリブデンMOを基材にして電子のあたる電子軌道面1
4cにタングステンWを用いているのが多い、 このよ
うな軌道面14cに衝突した電子のうち反跳電子は、軌
道面14C1上面14a、側面14d1裏面14bで再
衝突してX線を出す。 これらが焦点外X線となり、前
述したように画質劣化をひきおこす。
モリブデンMOを基材にして電子のあたる電子軌道面1
4cにタングステンWを用いているのが多い、 このよ
うな軌道面14cに衝突した電子のうち反跳電子は、軌
道面14C1上面14a、側面14d1裏面14bで再
衝突してX線を出す。 これらが焦点外X線となり、前
述したように画質劣化をひきおこす。
このような電子の運動が行われるX線管1を管容器2に
封入したものが第5図に図示されている。
封入したものが第5図に図示されている。
放射口22からX線は放出されるが、陽極ディスク上面
14aから出た反跳電子による焦点外X線は斜線部類域
に放出され、画質劣化のもとになる。
14aから出た反跳電子による焦点外X線は斜線部類域
に放出され、画質劣化のもとになる。
そこで、本発明の1実施例を示した要部断面図が第1図
に示される。
に示される。
陽極ディスク14の上面14aに凹e14aを形設して
、ここでの発生X線についてディスク自体が遮蔽をなし
、放射口22を通過せず、阻止する。 このような凹部
14a′のへこみ深さは反跳電子による焦点外X線が遮
られ、放射口22より放出しない深さにするのが望まし
く、多少X線がもれても問題はない。
、ここでの発生X線についてディスク自体が遮蔽をなし
、放射口22を通過せず、阻止する。 このような凹部
14a′のへこみ深さは反跳電子による焦点外X線が遮
られ、放射口22より放出しない深さにするのが望まし
く、多少X線がもれても問題はない。
第2図は他の実施例を示した同様の要部断面図である。
陽極ディスク上面14aに凹部14a′を作るかわり
に、管容器2内でX線管1を傾けて固定する。 これに
より、陽極ディスク上面14aから出た焦点外X線を放
射口22より出ないようにする。 その傾斜角度は放射
口22より焦点外X線が出ない範囲となる。
に、管容器2内でX線管1を傾けて固定する。 これに
より、陽極ディスク上面14aから出た焦点外X線を放
射口22より出ないようにする。 その傾斜角度は放射
口22より焦点外X線が出ない範囲となる。
(ト)効果
本発明によれば、陽極ディスク上面から出る焦点外X1
JIが照射されず、バックグラウンドの少ないコントラ
ストのついたX線像が得られる。
JIが照射されず、バックグラウンドの少ないコントラ
ストのついたX線像が得られる。
第1図は本発明の1実施例を示した要部断面図、第2図
は他の実施例を示した要部断面図、第3図はX線管にお
ける反跳電子の発生説明図、第4図はX線管のX線焦点
部付近拡大図、第5図は従来例を示した縦断面図である
。 1はX線管、2は管容器、12は陰極部、14は陽極デ
ィスク、14aはディスク上面、14aは凹部、22は
放射口、32はX線、32′は反跳電子によるX線であ
る。
は他の実施例を示した要部断面図、第3図はX線管にお
ける反跳電子の発生説明図、第4図はX線管のX線焦点
部付近拡大図、第5図は従来例を示した縦断面図である
。 1はX線管、2は管容器、12は陰極部、14は陽極デ
ィスク、14aはディスク上面、14aは凹部、22は
放射口、32はX線、32′は反跳電子によるX線であ
る。
Claims (1)
- 1、外囲器内に真空包持された陰極部と陽極部とを有し
、陽極部は陰極部から放出され、加速、集束された電子
を焦点部を介して衝突させるディスクとその回転ロータ
を備えた回転陽極X線管と、X線放射口を有する管容器
とよりなるX線管装置において、回転陽極X線管の陽極
部ディスクの電子軌道面を除外した上面が凹状に形設さ
れるか、または回転陽極X線管全体が管容器の軸線より
傾いて保持され、X線管容器の放射口より反跳電子によ
るX線の放射が抑制されていることを特徴とする、X線
管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33451889A JPH03194834A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | X線管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33451889A JPH03194834A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | X線管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03194834A true JPH03194834A (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=18278303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33451889A Pending JPH03194834A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | X線管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03194834A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002058100A3 (en) * | 2001-01-22 | 2003-01-03 | Koninkl Philips Electronics Nv | X-ray tube for ct applications |
JP2005203358A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-07-28 | General Electric Co <Ge> | X線ビームの発生方法及び装置 |
JP2007073297A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Toshiba Corp | 陽極ターゲットおよび回転陽極x線管装置 |
JP2010198778A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Shimadzu Corp | X線管装置 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP33451889A patent/JPH03194834A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002058100A3 (en) * | 2001-01-22 | 2003-01-03 | Koninkl Philips Electronics Nv | X-ray tube for ct applications |
US6542576B2 (en) | 2001-01-22 | 2003-04-01 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | X-ray tube for CT applications |
JP2005203358A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-07-28 | General Electric Co <Ge> | X線ビームの発生方法及び装置 |
JP2007073297A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Toshiba Corp | 陽極ターゲットおよび回転陽極x線管装置 |
JP4744992B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2011-08-10 | 株式会社東芝 | 回転陽極x線管装置 |
JP2010198778A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Shimadzu Corp | X線管装置 |
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