JPH0319444Y2 - - Google Patents

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JPH0319444Y2
JPH0319444Y2 JP1984072752U JP7275284U JPH0319444Y2 JP H0319444 Y2 JPH0319444 Y2 JP H0319444Y2 JP 1984072752 U JP1984072752 U JP 1984072752U JP 7275284 U JP7275284 U JP 7275284U JP H0319444 Y2 JPH0319444 Y2 JP H0319444Y2
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outer shell
shock absorber
wall
bracket
bolt
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JP1984072752U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は車高調整装置に係り、特に、車高の検
出を正確に行なつて、調整精度を高めた車高調整
装置に関するものである。
「従来の技術」 自動車などのサスペンシヨンに設けられる車高
調整装置は、路面からのシヨツクなどによる振動
を減衰するとともに、路面の状態や積載量の変化
などによる車高の変化を検出して車高を調整する
機能を有するものである。
従来、車高調整装置は、第5図例に示すよう
に、シヨツクアブソーバ1の可動ロツド4に、シ
ヨツクアブソーバ1に外挿しこれとの間で相対移
動が許容されたアウタシエル21が一体に設けら
れ、該アウタシエル21内に密閉状態のエア室1
4が形成され、また、シヨツクアブソーバ1に磁
石などの位置素子2aが設けられるとともに、ア
ウタシエル21に位置素子2aに対峙するリード
スイツチなどの検出素子2bが設けられた構成と
され、これら位置素子2aと検出素子2bとから
なるハイセンサ2によりシヨツクアブソーバ1と
アウタシエル21との相対位置を検出して、エア
室14内のエア量を増減することにより車高の調
整を行なうようになつている。また、前記アウタ
シエル21は、第5図に示すように天板部21a
と筒部21bとが溶接などにより固着された構造
とされ、天板部21aに前記検出素子2bが溶接
などにより立設されている。
しかしながら、このような構造であると、検出
素子2bと天板部21aとの固着の際に、熱変形
などが生じて検出素子2bが傾き易く、また、こ
れらを固着した後に、検出素子2bを筒部21b
内で可動ロツド4と平行となるように保持しなが
ら天板部21aと筒部21bとを突き合わせてこ
れらを固着する作業性が悪く、検出素子2aと位
置素子2bとの位置合せ精度が著しく悪くなると
いう問題があり、第5図の鎖線で示すように検出
素子2bが傾いた状態になると、位置素子2aと
の衝突などにより破損したり、車高の検出精度が
悪くなつたるなどの欠点を生ずるものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、製
作作業性を向上させて検出精度を高め、正確に車
高の調整を行ない得るようにすることを目的とす
る。
「問題を解決するための手段」 本考案の車高調整装置は、シヨツクアブソーバ
の可動ロツドに該シヨツクアブソーバに外挿する
アウタシエルを該シヨツクアブソーバの軸線と該
アウタシエルの内壁面とが実質的に平行となるよ
うに一体的に設けるとともに、該アウタシエル内
にその開口端とシヨツクアブソーバの外壁部との
間を可撓膜により密封して内部のエア量により車
高を調整するためのエア室を設け、さらに、シヨ
ツクアブソーバの外壁部に該シヨツクアブソーバ
とアウタシエルとの相対位置を検出するハイトセ
ンサの位置素子を設け、かつ、アウタシエルの内
壁部にその軸方向に添わせてブラケツトを設け、
該ブラケツトに前記位置素子と対峙する検出素子
を設けてなり、 前記ブラケツトはアウタシエルの壁を貫通する
中空ボルトとアウタシエルの外面から取り付けた
ナツトとによりアウタシエルに固定され、そのボ
ルトの中空部に前記検出素子のリード線が貫通状
態に設けられ、該リード線とボルトとの間および
ボルトとアウタシエルとの間を密封するシール部
材が設けられていることを特徴とする。
「作用」 本考案の車高調整装置は、シヨツクアブソーバ
の軸線と平行なアウタシエルの内壁部にブラケツ
トを軸方向に添わせた状態に設けることにより、
該ブラケツトをシヨツクアブソーバと平行に配置
させることが容易であり、このブラケツトに検出
素子を取り付けることにより、該検出素子と位置
素子との対峙方向の離間距離を一定にすることが
できる。また、そのブラケツトをアウタシエルに
ボルトによつて固定し、かつ、そのボルトにリー
ド線を貫通させて、これらをシール部材により密
封しており、リード線のアウタシエルからの取り
出しとブラケツトの固定とを同一箇所で行つて貫
通部を少なくしている。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
に基づいて説明する。
この実施例における車高調整装置は、第1図お
よび第2図に示すように、シヨツクアブソーバ1
の外壁部にハイトセンサ2の位置素子2aが設け
られるとともに、アウタシエル3の内壁部に、シ
ヨツクアブソーバ1の可動ロツド4の軸方向に平
行な平面部5が設けられ、該平面部5に、ハイト
センサ2の検出素子2bが位置素子2aと対峙状
態に設けられたものである。
前記アウタシエル3は、例えばプレス加工など
により有底円筒状のものを形成した後に、その側
壁の一部を突出させるなどの方法により、平面部
5が一体に形成されたもので、シヨツクアブソー
バ1の軸線とアウタシエル3の平面部5とが平行
となるように可動ロツド4に一体的に固定されて
いる。
また、前記検出素子2bは、第3図に示すよう
にブラケツト6に支持されており、該ブラケツト
6が、第1図および第3図に示すようにアウタシ
エル3の平面部5に軸方向に添わせられるように
取り付けられるとともに、第4図に示すように、
これと一体のボルト7をアウタシエル3の壁に貫
通させた状態でナツト8と締結して、前記平面部
5に面接触状態に固定されることによつて、前記
可動ロツド4と平行に配設されるものである。前
記ボルト7は中空状に形成され、検出素子2bの
リード線9がボルト7内を貫通して制御回路(図
示略)に接続されており、また、該リード線9と
7との間には、これらに緊密接触状態のエポキシ
樹脂などからなる密封材10が充填固化されてい
る。
さらに、第1図に示すように、前記アウタシエ
ル3の開口端には、ゴムなどからなる可撓膜11
の一端が、前記開口端に嵌合される固定リング1
2との間に挾持された状態に設けられ、また、可
撓膜11の他端が、シヨツクアブソーバ1の外壁
部と一体の支持筒13に固着されて、アウタシエ
ル3とシヨツクアブソーバ1との間に密封状態の
エア室14が形成されている。そして、該エア室
14には、前記制御回路によつて内部エアを給排
気する際のバルブ15が接続される。
なお、第4図中符号16は、ナツト8とアウタ
シエル3との間を密封するOリングである。本考
案におけるシール部材は、一実施例においてはこ
のOリング16と前記密封材10とにより構成さ
れる。
このように構成された車高調整装置は、自動車の
ボデーとサスペンシヨンアームとの間などに配設
されて、路面からのシヨツクなどによる振動をシ
ヨツクアブソーバ1によて減衰するとともに、エ
ア室14内のエア量を増減することにより車高を
調整することができることは前記従来例と同様で
あるが、アウタシエル3が可動ロツド4と一体に
第1図の矢印で示すように移動するときに、平面
部5に固定された検出素子2bが可動ロツド4の
軸方向に平行に移動するので、位置素子2aとの
距離が常に一定に維持され、正確な車高の検出を
行ない得て、車高調整精度が高められるものであ
る。
そして、この場合、アウタシエル3に平面部5
が一体に形成されているので、検出素子2bをこ
れに固定する際に、従来技術のような天板部21
aと筒部21bとの溶接工程などが省略され、製
作作業性が向上するものである。
また、検出素子2bのリード線9とボルト7と
の間に設けられた密封材10は、これらリード線
9とボルト7との間を密封することはもちろん、
リード線9の外側部を圧迫した状態に固化される
ので、該リード線9の内部からのエア洩れをも防
止することができ、すぐれた密封機能を有するも
のである。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の車高調整装置に
よれば、次のような効果を奏することができる。
(a) アウタシエル内壁部に添わせて設けられたブ
ラケツトをシヨツクアブソーバと平行に配設す
ることができるから、アウタシエルとシヨツク
アブソーバとの相対移動時に検出素子と位置素
子との対峙方向の離間距離が常に一定に維持さ
れ、正確な車高検出を行い得て、車高調整精度
を向上させることができる。
(b) ブラケツトをアウタシエルに固定するボルト
の中空部に検出素子のリード線を貫通させるよ
うにして、リード線の取り出しとブラケツトの
固定とを同一箇所で行つているから、アウタシ
エルの貫通部を一箇所とし得て、取り付け作業
性および密封性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図の−線に沿う矢視図、第3図は
第1図の−線に沿う矢視図、第4図は第1図
ので示す部分の拡大図、第5図は一従来例を示
す一部を省略した縦断面図である。 1……シヨツクアブソーバ、2……ハイトセン
サ、2a……位置素子、2b……検出素子、3…
…アウタシエル、4……可動ロツド、5……平面
部、6……ブラケツト、7……ボルト、8……ナ
ツト、9……リード線、10……密封材、11…
…可撓膜、14……エア室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シヨツクアブソーバの可動ロツドに該シヨツ
    クアブソーバに外挿するアウタシエルを該シヨ
    ツクアブソーバの軸線と該アウタシエルの内壁
    面とが実質的に平行となるように一体的に設け
    るとともに、該アウタシエル内に、その開口端
    とシヨツクアブソーバの外壁部との間を可撓膜
    により密封して内部のエア量により車高を調整
    するためのエア室を設け、さらに、シヨツクア
    ブソーバの外壁部に該シヨツクアブソーバとア
    ウタシエルとの相対位置を検出するハイトセン
    サの位置素子を設け、かつ、アウタシエルの内
    壁部にその軸方向に添わせてブラケツトを設
    け、該ブラケツトに前記位置素子と対峙する検
    出素子を設けてなり、 前記ブラケツトはアウタシエルの壁を貫通す
    る中空ボルトとアウタシエルの外面から取り付
    けたナツトとによりアウタシエルに固定され、
    そのボルトの中空部に前記検出素子のリード線
    が貫通状態に設けられ、該リード線とボルトと
    の間およびボルトとアウタシエルとの間を密封
    するシール部材が設けられていることを特徴と
    する車高調整装置。 (2) 前記アウタシエルの内壁部に前記可動ロツド
    の軸方向に平行な平面部が設けられ、該平面部
    に前記ブラケツトが設けられていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の車
    高調整装置。
JP7275284U 1984-05-18 1984-05-18 車高調整装置 Granted JPS60183607U (ja)

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JP7275284U JPS60183607U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 車高調整装置

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JPS60183607U JPS60183607U (ja) 1985-12-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2587631B2 (ja) * 1987-03-20 1997-03-05 トキコ株式会社 車高調整装置
JP2556891Y2 (ja) * 1989-07-17 1997-12-08 カヤバ工業株式会社 車高調整用シリンダ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831689U (ja) * 1981-08-27 1983-03-01 株式会社日立ホームテック 電熱暖房器の制御装置
JPS58112816A (ja) * 1981-12-25 1983-07-05 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車用エアサスペンシヨンのシ−ル装置

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