JPH03194341A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、空気清浄機能および換気機能を有する空気
調和機に関する。

（従来の技術） 空気調和機においては、温度や湿度をコントロールする
本来の空気調和機能の他に、空気の汚れを除去する空気
清浄機能、および室内の空気を外に排出して外の新鮮な
空気を室内に導入する換気機能を有するものがある。

この場合、空気清浄機および換気ファンを搭載しており
、空気清浄機については使用者の操作に依存した運転を
行ない、換気ファンについてはガスセンサで空気の汚れ
を検知してその検知結果に応じた自動運転を行なうよう
にしている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記のものでは、空気清浄機の運転制御
と換気ファンの運転制御とが互いに独立して実行される
ため、両者の機能を最大限に活かした適切な運転ができ
なかった。

たとえば、換気ファンの運転に際して外の塵や埃が室内
に入り込むことがあり、その場合は空気清浄機の運転に
よって塵や埃を除去するのが最良であるが、そのような
運転状況の設定はいちいち使用者の判断および操作に委
ねられているのが実状である。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、空気清浄機の機能および換気ファン
の機能を最大限に活かした適切な運転を使用者の判断や
操作を要することなく０動的に行なうことができる信頼
性にすぐれた空気調和機を提供することにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 室内の空気の汚れを除去する空気清浄機と、室内の空気
を外に排出して外の新鮮な空気を室内に導入する換気フ
ァンと、室内の空気のｉりれを検知する検知手段と、こ
の検知手段の検知結果が設定値Ｖ１以上のとき上記空気
清浄機を動作させる制御手段と、上記検知手段の検知結
果が設定値Ｖ２　　（＞Ｖｌ　）以上のとき上記換気フ
ァンを動作させる＄制御手段とを備える。

（作用） 空気が汚れていないときは空気清浄機も換気ファンも動
作しない。

空気が汚れると、先ず空気清浄機が動作する。

空気の汚れがさらに増すと、空気清浄機の動作に加えて
換気ファンも動作する。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図において、室内の空気の汚れを検知する検知手段
としてガスセンサ１が用意されている１゜このガスセン
サ１は、周囲雰囲気中のガスたとえばＣＯ，アルコール
、Ｈ２，たばこ煙等の濃度に応じて抵抗値が変化するも
ので、濃度が高いほど抵抗値が減少する特性を有してい
る。

このガスセンサ１に出力調整用の可変抵抗器２が直列に
接続され、その直列回路に直流電圧Ｖｄが印加される。

可変抵抗器２に生じる電圧Ｖｓはガスセンサ出力として
比較器３，４のそれぞれ正側入力端（＋）に供給される
。

抵抗５，６の直列回路に直流電圧Ｖｄが印加され、抵抗
６に生じる電圧Ｖ、が設定値として上記比較器３の負側
入力端（−）に供給される。

抵抗７，８の直列回路に直流電圧Ｖｄが印加され、抵抗
８に生じる電圧Ｖ２が設定値として上記比較器４の負側
入力端（−）に供給される。

設定値Ｖ、、Ｖ２についてはＶ、＜Ｖ２の関係が定めら
れている。

一方、１０は第１のモード切換スイッチで、０自動０モ
ードのポジションに対応する固定端子１０８　Ｎ　　“
手動゛モードのポジションに対応する固定端子１０ｂ１
　“停止“モードのポジションに対応する固定端子１０
ｃ、および可動接片を有する可動端子］Ｏｄからなり、
使用者の操作によって各固定端子と可動端子との導通が
切換可能となっている。

そして、ＮＰＮ型トランジスタ１１のコレクタがモード
切換スイッチ１０の固定端子１０ａと可動端子１０ｄと
の間を介して直流電圧Ｖｄの正側端子に接続され、同ト
ランジスタ１１のエミッタが抵抗１２を介してアンド回
路１３の一方の入力端に接続される。さらに、トランジ
スタ１１のベースが抵抗１４を介して上記比較器３の出
力端に接続される。

ＮＰＮ型トランジスタ１５のコレクタがモーｔパ切換ス
イッチ１０の固定端子１０ａと可動端一］Ｚ１０ｄとの
間を介して直流電圧Ｖｄの正側端子に接続され、同トラ
ンジスタ１５のエミッタが抵抗１６を介してアンド回路
１７の一方の入力端に接続される。さらに、トランジス
タ１５のベースが抵抗１８を介して上記比較器４の出力
端に接続される。

２０は第２のモード切換スイッチで、“清浄機゛モード
のポジションに対応する固定端子２０８１゛換気＋清浄
機“モードのポジションに対応する固定端子２０ｂ１お
よび可動接片を有する可動端子２０ｄからなり、使用者
の操作によって各固定端子と可動端子との導通が切換可
能となっている。

なお、このモード切換スイッチ２０は、可動端子がいず
れの固定端子にも接触しないニュートラルポジションを
有している。

そして、上記アンド回路１３の一方の入力端が、モード
切換スイッチ２０の固定端子２０ａと可動端子２０ｄと
の間、およびモード切換スイッチ１０の固定端子１０ｂ
と可動端子１０ｄとの間を直列に介して、直流電圧Ｖｄ
の正側端子に接続される。

上記アンド回路１７の一方の入力端が、モード切換スイ
ッチ２０の固定端子２０ｂと可動端子２０ｄとの間、お
よびモード切換スイッチ１０の固定端子］Ｏｂと可動端
子１０ｄとの間を直列に介して、直流電圧Ｖｄの正側端
子に接続される。

また、モード切換スイッチ２０の固定端子２０ｂが、ダ
イオード２１を順方向に介してアンド回路１３の一方の
入力端に接続される。

アンド回路１３．１７の他方の入力端には、運転オン信
号Ａが適宜に供給される。この運転オンｆ５号Ａは、空
気調和機本体の本来の空調運転の実行に際して論理“１
”レベルとして入力されるものである。

そして、アンド回路１３の出力端に空気清浄機３１が接
続される。この空気ｌδ浄機３１は、室内の空気をフィ
ルタに通して循環させることにより、室内の空気の汚れ
を除去するもので、アンド回路１３の出力信号が論理“
１″のとき動作する。

アンド回路１７の出力端に換気ファン３２が接続される
。この換気ファン３２は、室内の空気を外に排出して外
の新鮮な空気を室内に導入するもので、アンド回路１７
の出力信号が論理“１°のとき動作する。

つぎに、上記の構成において第２図を参照しながら作用
を説明する。

モード切換スイッチ１０を“自動°モードのボジシ町ン
に設定すると、そのモード切換スイッチ１０の端子１０
ｄ−１０ａ間が導通する。

また、空気調和機本体の空調運転が開始されると、運転
オン信号Ａがアンド回路１３．１７のそれぞれ他方の入
力端に供給される。

この状態において、室内の空気の汚れがガスセンサ１で
検知されており、汚れがないときはガスセンサ出力Ｖｓ
が低いが、汚れが増すに従ってガスセンサ出力Ｖｓが高
まっていく。

実際に汚れが増えてガスセンサ出力Ｖｓが設定ｌｌ？！
ＶＩを超えると、比較器３の出力が高レベルとなり、ト
ランジスタ１１がオンする。

トランジスタ１１がオンすると、アンド回路］３の一方
の入力が論理“１゛となり、そのアンド回路］３の出力
が論理“１“となって空気清浄機、′：５１が動作する
。この場合、換気ファン３２は停止したままである。

こうして、空気清浄機３］が動作すると、室内の空気中
に浮遊している塵や埃が除去される。

室内の空気の汚れが少なくなり、ガスセンサ出力Ｖｓが
設定値Ｖ１以下になると、比較器３の出力が低レベルと
なり、トランジスタ】〕がオフする。

トランジスタ１１がオフすると、アンド回路１３の一方
の入力が論理“０“となり、そのアンド回路１３の出力
が論理″０“となって空気清浄機３１の動作が停止する
。

ところで、空気清浄機３１の動作中、空気の汚れがさら
に増してガスセンサ出力Ｖｓが設定値Ｖ２を超えると、
比較器４の出力が高レベルとなり、トランジスタ１５が
オンする。

トランジスタ】５がオンすると、アンド回路１７の一方
の入力が論理“１＃となり、そのアンド回路１７の出力
が論理“１゛となって換気ファン３２が動作する。

こうして、換気ファン３２が動作すると、室内の空気が
外に排出されるとともに、外の新鮮な空気が室内に導入
される。

この場合、外の塵や埃が室内に入り込むことがあるが、
その塵や埃は空気清浄機３１の運転によって除去される
。

室内の空気の汚れが減り、ガスセンサ出力Ｖｓが設定値
ｖ２以下になると、比較器４の出力が低レベルとなり、
トランジスタ１５がオフする。

トランジスタ１５がオフすると、アンド回路１７の一方
の入力が論理“０°となり、そのアンド回路１７の出力
が論理“０°となって換気ファン３２の動作が停止する
。つまり、空気清浄機３１の動作のみとなる。

このように、空気清浄機３１の機能および換気ファン３
２の機能を最大限に活かした適切な運転を使用者の判断
や操作を要することなく自動的に行なうことができ、信
頼性および製品性の向上が図れる。

一方、モード切換スイッチ１０を゛手動゛モードのポジ
ションに設定すると、そのモード切換スイッチ１０の端
子１０ｄ−１０ｂ間が導通する。

この状態において、モード切換スイッチ２０を“清浄機
“モードのポジションに設定すると、そのモード切換ス
イッチ２０の端子２０ｄ−２０ａ間が導通する。このと
き、アンド回路１３の一方の入力が論理“１２となり、
そのアンド回路１３の出力が論理“１“となって空気清
浄機３１が動作する。この場合、換気ファン３２は停止
したままである。

また、モード切換スイッチ２０を“換気＋清浄機１モー
ドのポジションに設定すると、そのモード切換スイッチ
２０の端子２０ｄ−２０ｂ間が導通する。　このとき、
アンド回路１３．１７のそれぞれ一方の入力が論理″１
°となり、そのアンド回路１３．１７の出力が共に論理
“１“となって空気清浄機３】および換気ファン３２が
動作する。

モード切換スイッチ１０を“停止°モードのポジション
に設定するか、あるいはモード切換スイッチ２０をニュ
ートラルポジションに設定すれば、空気清浄機３１およ
び換気ファン３２の動作が停止する。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変えない範囲で種々変形実施ｉＪ能である。

［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、室内の空気の汚れ
を除去する空気清浄機と、室内の空気を外に排出して外
の新鮮な空気を室内に導入する換気ファンと、室内の空
気の汚れを検知する検知手段と、この検知手段の検知結
果が設定値ｖＩ以上のとき上記空気清浄機を動作させる
制御手段と１、上記検知手段の検知結果が設定値Ｖ２　
　（＞Ｖｌ　）以上のとき上記換気ファンを動作させる
制御手段とを備えたので、空気清浄機の機能および換気
ファンの機能を最大限に活かした適切な運転を使用者の
判断や操作を要することなく自動的に行なうことができ
る信頼性にすぐれた空気調和機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例における制御回路の要部の
構成図、第２図は同実施例の作用を説明するための図で
ある。 １・・・ガスセンサ（検知手段）、３．４・・・比較器
、１０・・・第１のモード切換スイッチ、２０・・・第
２のモード切換スイッチ、１３．１７・・・アンド回路
、３１・・・空気清浄機、３２・・・換気ファン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内の空気の汚れを除去する空気清浄機と、室内の空気
   を外に排出して外の新鮮な空気を室内に導入する換気フ
   ァンと、室内の空気の汚れを検知する検知手段と、この
   検知手段の検知結果が設定値Ｖ＿１以上のとき上記空気
   清浄機を動作させる制御手段と、上記検知手段の検知結
   果が設定値Ｖ＿２（＞Ｖ＿１）以上のとき上記換気ファ
   ンを動作させる制御手段とを具備したことを特徴とする
   空気調和機。