JPH0319425B2 - - Google Patents

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JPH0319425B2
JPH0319425B2 JP61307072A JP30707286A JPH0319425B2 JP H0319425 B2 JPH0319425 B2 JP H0319425B2 JP 61307072 A JP61307072 A JP 61307072A JP 30707286 A JP30707286 A JP 30707286A JP H0319425 B2 JPH0319425 B2 JP H0319425B2
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JP
Japan
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valve body
flow rate
valve
worm
roller
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JP61307072A
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Inventor
Tetsuo Mizobe
Shin Wakabayashi
Isao Nemoto
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Nemoto Kikaku Kogyo KK
Nippon Koei Co Ltd
Original Assignee
Nemoto Kikaku Kogyo KK
Nippon Koei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nemoto Kikaku Kogyo KK, Nippon Koei Co Ltd filed Critical Nemoto Kikaku Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は流量調節バルブに係り、例えば、ダ
ムや灌漑用水の放水、或いは給水、排水、或い
は、化学薬品、石油類、飲料水、各種気体、その
他流体の給配等に際して、その流体の流量を、極
めて迅速且つ正確に調節する流量調節バルブに関
する。
(従来の技術) 従来、前記流体の流量を調節する装置は、ニー
ドルバルブ、ボールバルブ、スクリユーバルブ等
を用い、これらのバルブを駆動装置或いは手動に
よつて作動させている。
(発明が解決しようとする問題点) <従来の技術の問題点> ところが、上記各バルブは、その構造上、ほと
んどがネジのような動力伝導手段によつて弁の作
動を行なう形態をとつているので、駆動装置或い
は手動によつてバルブを作動させる際に動力伝導
手段にガタ等があると、それがバルブに直接影響
を及ぼしバルブが振動したり正確に作動しない問
題点があつた。
又、ネジのような動力伝導手段によると、ネジ
の1回転で1ピツチの作動量であるので、バルブ
の動きが非常に遅く、ニードルバルブ等は、その
構造が、テーパー内面を有する孔内にテーパー状
のピン(針)を挿入してそのテーパー面同士の隙
間の間隔を適宜設定することで流量調節を行なう
方式であるから、その作動がより遅く、バルブを
緊急に閉じたり、或いは、流量調節を頻繁に行な
う場所での使用には大きな障害となつていた。
<技術的課題> そこで、この発明は、上述した問題点等に鑑
み、例えば、ダムや灌漑用水の放水、或いは給
水、排水、或いは、化学薬品、石油類、飲料水、
各種気体、その他流体の給配等に際し、その流体
の流量を迅速且つ極めて正確に調節できるように
して、緊急時の流路の開閉、或いは、頻繁な流路
の開閉を必要とする場所での使用に最適なバルブ
の提供を課題として創出されたものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、適数本の流体の流入管と流出管と
を連結し、これらの管同士を連通させる適数個の
連通孔を設けて密閉されているバルブケースと、
バルブケース内に揺動自在に軸支され、前記連通
孔を遮るべく配された板状のバルブ本体と、この
バルブ本体を揺動させる駆動装置とからなり、バ
ルブ本体には、揺動時に連通孔の位置を通過する
適宜形状の流量調節孔を適数個開穿し、バルブ本
体の揺動軸と駆動装置とは、バツクラツシユのな
い減速装置を介して連結し、この減速装置は、鼓
状ウオームと、このウオームの長手軸線に対して
間隔をとつて直交する軸線を中心として回転し、
前記ウオームと協働する円板装置とからなるウオ
ーム減速装置において、円盤装置の周縁に、ウオ
ームの溝のピツチに一致すべく間隔を設けて配し
且つ常にウオームの方向にローラーを押圧すべく
形成したローラー装置を設け、各ローラー装置
は、各々が複数個のローラーを回転可能に軸支し
てウオームと噛合うべく形成したことにより上述
した問題点を解決するものである。
(作用) この発明に係る流量調節バルブによれば、適数
本の流入管と流出管とが連通されてそれ以外の部
分が密閉されているバルブケース内で、バルブケ
ース内に揺動自在に軸支され、揺動時に連通孔の
位置を通過する適宜形状の流量調節孔を適数個開
穿した板状のバルブ本体を、連通孔を遮るべく配
し、その連通孔の位置に流量調節孔が完全に一致
した時にはバルブが全開となり、少しずつずれて
ゆくとその分流量が徐々に制限され、連通孔と流
量調節孔とが完全に一致しない状態でバルブは閉
じたことになる。従つて、バルブ本体の揺動させ
ることでバルブの開閉を行なえる。
その時に、バツクラツシユのない減速装置を介
して駆動装置とバルブ本体の揺動軸とを連結し
て、その揺動を、駆動装置の軸回転に対してガタ
のない状態で追随させるものである。
その時のバツクラツシユのない減速装置は、ロ
ーラー装置が鼓状ウオームの噛合い溝に向つて押
圧されているからバツクラツシユがなく、又、本
来、バツクラツシユがないと噛合い減速は不可能
であつたが、ローラー装置のローラーが回転し、
且つローラー装置のローラーが常に鼓状ウオーム
の噛合い溝に噛合うように形成してあるから、減
速において、通常の減速装置にバツクラツシユ除
去機構を組込む構造と違つて、噛合いそのものに
バツクラツシユがなくなり、正逆回転における減
速そのものの精度は大きく向上する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明
すると次の通りである。
すなわち、第1図及び第2図に示す第1実施例
において、符号1はバルブケースであり、例え
ば、図示の如く、正面から見て略扇形で且つ側面
から見ると断面が略長方形となるような箱状を呈
している。このバルブケース1には、その正面と
背面とに流体の流入管2と流出管3とを連結する
連結部4がそれぞれの流入管2と流出管3とに対
応して1個ずつ設けてあつて、この連結部4に
は、連結した流入管2と流出管3とを連通する連
通孔5が開穿してある。この連通孔5は前記略長
方形の断面を横断する方向に配されていてこの連
通孔5以外のバルブケース1各部は外部に対して
密閉されている。
そして、このバルブケース1内には、前記略長
方形の断面に対して直角方向、つまり連通孔5に
対して直交する方向に揺動して連通孔5を遮る略
扇形の板状バルブ本体6が配されている。このバ
ルブ本体6は、バルブケース1の扇形の要部分に
てバルブ本体6の要部分を揺動軸7に固定し揺動
するように形成してある。
このバルブ本体6は、揺動する範囲において前
記連通孔5を常に遮るように形成してあり、又、
このバルブ本体6には、揺動時に連通孔5の位置
を通過する円形の流量調節孔8が1個開穿してあ
る。
この流量調節孔8は、連通孔5とほぼ同径と
し、バルブ本体6を、第1図の二点鎖線にて示す
一方がわ限界まで揺動させた時に連通孔5と流量
調節孔8とが合致するようにし、実線及び鎖線に
て示す他方がわ限界まで揺動させた時に連通孔5
と流量調節孔8とは全く重ならない状態で連通孔
5をバルブ本体6によつて閉鎖するように形成し
てある。
一方、バルブ本体6は、その円弧部分の端面及
び両側面を支持ガイドローラー9によつて保持す
ることで支持され、この支持ガイドローラー9は
バルブケース1内の複数箇所にそれぞれ両側面と
端面とを支持すべく計3個ずつ設け、バルブ本体
6の揺動の際にガタ等を発生させずスムーズに動
くようにしてある。
又、前記連結部4は、流入管2及び流出管3を
連結すべくフランジを有する2本の連結管10同
士を、バルブ本体6を挟んでフランジが形成され
ていないがわの端面が対峙するように配して前記
連通孔5を形成する。
そして、この連結管10には筒状の密閉パツキ
ング11がそれぞれ外嵌され、この密閉パツキン
グ11は、バルブケース1に設けてあるパツキン
グ保持部12によつて常時バルブ本体6に圧接す
るように保持されている。その保持状態は、パツ
キング保持部12内に配したパツキング押圧スプ
リング13及びその調節ネジ14によつて密閉パ
ツキング11の端面を常時バルブ本体6に圧接さ
せ、連通孔5とバルブケース1内の空間とを遮蔽
する。
一方、パツキング保持部12は、連結管10を
前述した状態に保持する役目をも果しており、バ
ルブケース1の正面と背面とにそれぞれ管を突出
させる。そして、その先端にそれぞれフランジを
形成して、この管内に連結間10を配すると共
に、この連結管10に外嵌する連結管保持板15
を形成してこの連結管保持板15を連結管10に
外嵌させながらバルブケース1から突出している
管のそれぞれの端面に被着し、フランジ部分にて
ネジ止めすることで連結管10を保持する。
又、連通孔5における外部への水漏れ防止は、
前記密閉パツキング11によつて行なうが、流入
管2、連通孔5、流出管3と流れる水の圧力は、
非常に高いことが予想されるので、更にバルブ本
体6に二次パツキング16を設けて安全性を高め
ている。
この二次パツキング16の取付け構造は、第1
図及び第2図示すように、バルブ本体6の揺動範
囲において全ての位置で連通孔5の周囲を覆うよ
うに、略扇形の枠体に形成し、この二次パツキン
グ16をバルブ本体6の両面に嵌込んで取付けて
ある。そして、バルブケース1の内側も、バルブ
本体6が揺動した際に二次パツキング16が移動
する軌跡にそつて段差を設けて二次パツキング1
6の外側に水が漏れないように形成する。
このようにして形成されたバルブ本体6は、揺
動軸7が回動することで揺動するが、この揺動軸
7は、例えばサーボモーターの如き駆動装置17
に減速装置18を介して連結されている。
この減速装置18の構造は、第3図に示すよう
に、鼓状部材の周縁につる巻状の噛合い溝19を
設けてなるいわゆるヒンドレーウオーム20と、
このヒンドレーウオーム20の長手軸線に対して
間隔をとつて直交する軸線を中心として回転し、
周縁には前記噛合い溝19のピツチに一致する間
隔と角度とのローラー配置溝21を設け前記ヒン
ドレーウオーム20と協働する円板装置22と、
円盤装置22の周縁のローラー配置溝21に配し
たローラー装置23とからなる。
そして、このローラー装置23は、各々が複数
個、図示にあつては2枚ローラー24を軸支台2
5に回転可能に軸支してローラー配置溝21内に
配してあり、このローラー24は、ローラー押圧
スプリング26によつて軸支台25をヒンドレー
ウオーム20の方向に押圧してローラー20を噛
合い溝19に圧接させるべく形成し各ローラー装
置23とヒンドレーウオーム20とが噛合うよう
にしてある。又、軸支台25は若干の角度回動で
きるように形成してあつて、ヒンドレーウオーム
20の噛合い溝19の角度変化に対応するように
も形成してある。
従つて、このように形成した減速装置18を使
用すれば、常時ローラー装置23がヒンドレーウ
オーム20の噛合い溝19に向つて押圧されてい
るからバツクラツシユがなく、又、本来、バツク
ラツシユがないと噛合い減速は不可能であつた
が、前記ローラー24が回転するのでバツクラツ
シユのない減速が可能になるものである。
次に、この発明に係る流量調節バルブの使用及
び作動を説明すると、まず、流入管2と流出管3
とをバルブケース1に連結する。そして、駆動装
置17により揺動軸7を一方向に回転させて第1
図の二点鎖線にて示す一方の揺動限界までバルブ
本体6を揺動させる。
そうすると、流入管2と流出管3とを連通させ
る連通孔5と流量調節孔8とが合致して流入管2
からの流体は全く制限されず流れる。
次に、揺動軸7を他方向に回転させてバルブ本
体6を徐々に反対方向へ揺動させてゆくと、連通
孔5と流量調節孔8とは徐々にずれてゆき流体が
通過する孔が狭くなつてくる。そうすれば、流れ
る流体の流量が徐々に制限されてゆく。そして、
連通孔5と流量調節孔8とが完全に一致しない状
態、つまり、孔5,8同士が完全にはずれるとバ
ルブは閉じたことになり、流体は完全に停止させ
られる。
このようにバルブ本体6を揺動させる際に、バ
ツクラツシユのない減速装置18を介して駆動装
置17をバルブ本体6の揺動軸7に連結して、そ
の揺動を、駆動装置17の回転に対してガタのな
い状態で追随させるので、流体の流れによつて振
動して流量調節が不安定になつたり、振動が激し
くなるとバルブ本体6を破損する結果にもなりか
ねないという悪影響は全くなくなり、更には、そ
の流量調節も非常に正確に行なうことができる。
又、前述したように、バルブ本体6を揺動させ
るだけでバルブの開閉を行なえるので、その作動
は迅速に行なえるものである。
一方、第2実施例は、第4図に示すように、第
1実施例における円形の流量調節孔8の代りに、
例えば、図示の如く、一部が円弧で徐々に窄まつ
てゆく略滴形のような形状の流量調節孔31を開
穿したバルブ本体32を配しその流量調節孔31
における略滴形の窄まつてゆく方向がバルブ本体
32の揺動方向となるようにし、その他の構造は
第1実施例と同様に形成したものである。
そうすると、この第2実施例の場合、バルブ本
体32を揺動させて連通孔5に流量調節孔31
を、窄まつたがわから徐々に合致させるように移
動させてゆくと、連通孔5を通過する流体は、
徐々に且つゆるゆかな増加量で流量が増してゆ
き、円弧の部分に連通孔5が合致した時に最大流
量となる。
そのため、各種装置の流体制御用として用いる
と、急激な流量変化がなくなるため、装置の性能
アツプにつながり、且つ装置自体の耐久性及び安
全性をより確実なものとすることができる。しか
も、特に、精密な流量制御が必要な装置に用いる
場合に、前述した減速装置18を用いたことと相
俟つて非常に正確な流量調節が可能となり最適で
ある。
更に、第3実施例は、第5図に示すように、バ
ルブ本体を前述のような扇形ではなく、円形のバ
ルブ本体41を形成し、このバルブ本体41に
は、複数個の流量調節孔42を適宜開穿し、その
形状は、例えば、径の異なる円形、或いは、前述
した略滴形、或いは長孔等を適宜設ける。尚、流
量調節孔の形状は前述したものに限定されるもの
ではない。
そして、このバルブ本体41に対応してバルブ
ケース43も円形のバルブ本体41を内蔵すべく
円形に形成し、連通孔を1個にしてもよいが、こ
の場合には2個の連通孔5を設け、それぞれに流
入管2、流出管3を連結する連結部4を設けてあ
り、二連で流量調節が可能となる。
しかも、前記したように流量調節孔42として
多種の異なる形状のものを複数個形成しているか
ら、バルブ本体41を揺動、或いは回動させるこ
とにより、適宜流量、調節度合を設定することが
できるものである。
この場合に、前記二次パツキング16は、図示
の如く各流量調節孔42それぞれを囲んでもよい
が全体を一纏に囲んでもよく、その都度適宜設定
すればよい。そして、この実施例3のその他の構
造は前述した第1実施例と同様である。
尚、流量調節バルブの構造は、前述した各実施
例に限定されるものではないことは言うまでもな
く、又、前記連通行5の数、流量調節校42の数
は前述した実施例に限定されるものではないこと
も言うまでもない。更に、各部分の材質に関して
は、その部所に適したものを適宜選択して使用す
れば良いことも言うまでもない。
一方、このように形成した流量調節バルブは、
水等の外に、牛乳等の充填、化学薬品や石油類の
流量調節にも最適であり、流体の使用態様に限定
されるものではなく、その使用にあつては、一台
で使用してもよいが、複数台を並列或いは直列に
連結した状態で使用すれば、より正確な流量調節
が可能である。そして、使用分野も、上述したよ
うに流体であれば全ての気体、液体どちらでも使
用できるので広範囲に拡がり、又、流動性を有し
ているものであれば、粒体であつても使用でき
る。更に、連通孔5に連結する流入管2及び流出
管3は、その断面が円形に限ることはなく、円形
以外の場合でも、連結部4の構造を適宜変えれば
容易に連結できるものである。
[発明の効果] 上述の如く構成したこの発明は、流体の流入管
2と流出管3とを連結し、これらの管2,3同士
を連通させる適数個の連通孔5を設けて密閉され
ているバルブケース1と、バルブケース1内に揺
動自在に軸支され、前記連通孔5を遮るべく配さ
れた板状のバルブ本体6、このバルブ本体6を揺
動させる駆動装置17とからなり、バルブ本体6
には、揺動時に連通孔5の位置を通過する適宜形
状の流量調節孔8を適数個開穿してあるので、流
量調節孔8の形状を適宜設定してバルブ本体6を
駆動装置17の駆動力により揺動させるだけでバ
ルブの開閉及び流量調節を自由に選択でき、且つ
正確に行なうことが可能となり、その作動は非常
に迅速である。
しかも、バルブ本体6の揺動軸7には、バツク
ラツシユのない減速装置18を介して駆動装置1
7を連結したことにより、従来の減速装置ではバ
ツクラツシユの影響で流体の流れによつて振動し
流量調節が不安定になつたり、振動が激しくなつ
たりしてバルブ本体6を破損する結果にもなりか
ねないが、その揺動を、駆動軸7の回転に対して
ガタのない状態で追随させるので、前述した従来
のバツクラツシユによる悪影響は全くなくなり、
更には、その流量調節も非常に正確に行なうこと
ができるものである。
特に、このバツクラツシユのない減速装置18
が、鼓状ウオーム20と、このウオーム20の長
手軸線に対して間隔をとつて直交する軸線を中心
として回転し、前記ウオーム20と協働する円板
装置22とからなるウオーム減速装置において、
円盤装置22の周縁に、ウオーム20の溝19の
ピツチに一致すべく間隔を設けて配し且つ常にウ
オーム20の方向にローラー24を押圧すべく形
成したローラー装置23を設け、各ローラー装置
23は、各々が複数個のローラー24を回転可能
に軸支してウオーム20と噛合うべく形成してあ
るから、通常の減速装置にバツクラツシユ除去機
構を組込む構造と違つて、噛合いそのものにバツ
クラツシユがなくなり、正逆回転における減速そ
のものの精度は大きく向上するものであり、バル
ブ本体6を駆動装置17の駆動力により揺動させ
るだけでバルブの開閉及び流量調節を自由に選択
する構造の流量調節バルブ、つまり、極わずかの
バルブ本体6の揺動によつてその流量が大きく変
化するバルブの場合に、流量精度を大幅に向上さ
せることができると共に、除去機構を付加する分
大きくなつてしまう通常の減速装置に比べて小形
化を図ることができ非常に優れた流量調節バルブ
を形成することができる。
以上説明したように、この発明によれば、全て
の流体の給配等に際し、その流体の流量を迅速且
つ極めて正確に調節でき、緊急時の流路の開閉、
或いは、頻繁な流路の開閉を必要とする場所での
使用に、或いは正確な流量調節を迅速に行なわな
ければならない場所での使用に最適となり、全体
的に小形化を図ることもできる等の実用上有益な
種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の一部切欠正面図、第2図は同じく
側断面図、第3図は減速装置の要部概略図、第4
図は第2実施例の一部切欠正面図、第5図は第3
実施例の一部切欠正面図である。 1……バルブケース、2……流入管、3……流
出管、4……連結部、5……連通孔、6……バル
ブ本体、7……揺動軸、8……流量調節孔、9…
…支持ガイドローラー、10……連結管、11…
…密閉パツキング、12……パツキング保持部、
13……パツキング押圧スプリング、14……調
節ネジ、15……連結管保持板、16……二次パ
ツキング、17……駆動装置、18……減速装
置、19……噛合い溝、20……ヒンドレーウオ
ーム、21……ローラー配置溝、22……円板装
置、23……ローラー装置、24……ローラー、
25……軸支台、26……ローラー押圧スプリン
グ、31……流量調節孔、32……バルブ本体、
41……バルブ本体、42……流量調節孔、43
……バルブケース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 適数本の流体の流入管と流出管とを連結し、
    これらの管同士を連通させる適数個の連通孔を設
    けて密閉されているバルブケースと、バルブケー
    ス内に揺動自在に軸支され、前記連通孔を遮るべ
    く配された板状のバルブ本体と、このバルブ本体
    を揺動させる駆動装置とからなり、バルブ本体に
    は、揺動時に連通孔の位置を通過する適宜形状の
    流量調節孔を適数個開穿し、バルブ本体の揺動軸
    と駆動装置とは、バツクラツシユのない減速装置
    を介して連結し、この減速装置は、鼓状ウオーム
    と、このウオームの長手軸線に対して間隔をとつ
    て直交する軸線を中心として回転し、前記ウオー
    ムと協働する円板装置とからなるウオーム減速装
    置において、円盤装置の周縁に、ウオームの溝の
    ピツチに一致すべく間隔を設けて配し且つ常にウ
    オームの方向にローラーを押圧すべく形成したロ
    ーラー装置を設け、各ローラー装置は、各々が複
    数個のローラーを回転可能に軸支してウオームと
    噛合うべく形成したことを特徴とする流量調節バ
    ルブ。
JP30707286A 1986-12-23 1986-12-23 流量調節バルブ Granted JPS63163075A (ja)

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