JPH03193991A - 退避可能な通基装置 - Google Patents

退避可能な通基装置

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JPH03193991A
JPH03193991A JP32605289A JP32605289A JPH03193991A JP H03193991 A JPH03193991 A JP H03193991A JP 32605289 A JP32605289 A JP 32605289A JP 32605289 A JP32605289 A JP 32605289A JP H03193991 A JPH03193991 A JP H03193991A
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JP
Japan
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JP32605289A
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English (en)
Inventor
Yoshio Oki
大木 吉夫
Kazuo Yunoki
柚木 和雄
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Kobayashi Engineering Works Ltd
Original Assignee
Kobayashi Engineering Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、紙、フィルム、金属板等の帯状基材を誘導す
るための通基装置に関する。
[従来の技術] 帯状基材の一例として紙を採ると、それを製造する抄紙
機においては、その操業運転開始時或いは随時の運転再
開時に備えて紙の先端部を誘導する通基装置を有してい
る。この通基装置は、紙の走行路の直近に該走行路と平
行に配置されて移動できる2本で一対をなす通基用ロー
プを備え、該2本の通基用ロープにより該紙の先端側縁
部を挟持して誘導する。
又、抄紙機においては、紙の製造途上における水分含有
状態を逐次観測する目的から、該紙の走行路まわりに水
分計を設けている。この水分計は、走行する紙の上下面
よりそれぞれ数■離れる位置に、測定対象面積を数平方
■とする透過測定式検出器を一対配備し、これらの検出
器を紙の幅方向、即ちその走行方向に対して直角をなす
方向に走査させることにより、紙の幅方向の水分分布状
況を測定するものである。
[発明が解決しようとする課題] 然るに、上記通基装置の通基用ローブはその機能目的か
ら紙の走行路に対し直近にて隣接して移動するように配
置され、一方、水分計はその観測域を紙の全幅としつつ
、該紙の両側端部を測定する際に当該側端部まで検出器
を走査させる必要がある。ここに、水分計の動作領域と
通基用ローブの移動経路とは、互いにそれらの一部を競
合することとなって、従来は水分計による紙の側端部(
通基用ロープ側の側端部)の観測を放棄せざるを得なか
った。
本発明は、通基用部材の移動経路と、他の可動装置類の
動作領域とか互いに競合する場合にも、該可動装置類を
その動作領域の全域に渡って確実に稼動可能とすること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、帯状基材の走行路の直近に該走行路と平行に
配置されて移動できる通基用部材を備え、該通基用部材
により該基材の先端部を保持して誘導する通基装置にお
いて、該基材の走行路まわりに設けられる他の可動装置
類の動作領域の一部が該通基用部材の移動経路と競合す
る場合、該通基用部材が該基材を誘導する通°基動作時
以外は、該通基用部材を上記化の可動装置類の動作領域
外に退避する退避装置を備えるようにしたものである。
[作用] 本発明によれば、退避装置の存在により、通基用部材は
その通基動作時以外の時刻において、他の可動装置類の
動作領域から退避した位置に設定される。従って、通基
用部材の移動経路と、他の可動装置類の動作領域との競
合が回避され、結果として、可動装置類をその動作領域
の全域に渡って確実に稼動せしめ得ることとなる。
[実施例] 第1図は本発明が適用された抄紙機の通基装置を示す正
面図、第25!Jは第1図の要部を拡大して示す正面図
、第3図は第2図の平面図である。
第1図は、抄紙機10において、抄き終えた帯状紙11
を巻取ドラム12によりロール状に巻取り、巻取ロール
13を形成する帯域を示すものである。
然るに、抄紙機10は、前工程から送り込まれる紙11
を誘導するための通基装置15を備えている。
通基装置15は、紙11の走行路Pの直近に該走行路P
と平行に配置されて移動できる2本で一対をなす通基用
ロープ16A、16Bを備え、該2本の通基用ロープ1
6A、16Bにより紙の先端側縁部を挟持して誘導する
。尚、一方の通基用ロープ16Aは、複数のフリ−シー
ブ17A1巻取ドラム12の側部に設けたフリーシーブ
18、駆動プーリ19、ウェイト付ローラ20等を巻き
回されて無端周回状をなし、その周回路の一部を紙11
の走行路Pと平行に配置されている。又、他方の通基用
ロープ16Bは、複数のフリーシーブ17B、巻取トラ
ム12の側部に設けたフリーシーツ18、駆動プーリ1
9、ウェイト付ローラ20等を巻き回されて無端周回状
をなし、その周回路の一部を紙11の走行路Pと平行に
配置されている。
駆動プーリ19は、通基動作時に通基用ローブ16A、
18Bに移動力を付与するようにモータ駆動され、通基
終了時に停止する。尚、通基用ロープ16A、16Bは
空転自在なフリーシーブ17A、17B、18等の非駆
動部材に巻き回されるのでなく、例えば巻取ドラム12
の側部に固定的に設けた駆動プーリに巻き回されて、該
駆動プーリから移動力を付与される場合には、モータ駆
動による駆動プーリ19の如くの駆動源を備えることを
要しない。
ウェイト付ローラ20は、通基用ロープ16A、18B
の移動経路が後述する如くにより退避され、結果として
それらの経路長が変動することに応じて、スライドガイ
ドレールに沿って上下動でき、これにより通基用ロープ
16A、16Bに常に一定の張力を付与可能とする。
抄紙1110にあっては、第3図に示す如く、紙11の
通基時における紙先端側の紙幅をその一方の側端部側の
狭幅部11Aのみとしている。そして、該狭幅部11A
の通基領域Aは、通基終了後の紙11の通常走行領域B
より側方の上記通基用ロープ16A、16Bにて挟持さ
れ得る位置に偏在せしめられている。尚、上記狭幅部1
1Aに導かれた正常紙幅の紙11が巻取ドラム12を経
て巻取ロール13に巻取開始されると、銀紙11の張り
によって、それまで終了用ロープ16A。
16Bに挟持されていた銀紙11の側縁部は自然にそれ
ら終了用ロープ16A、16Bに挟まれていた終了領域
Aから離脱して通常走行領域Bの側に進路変更すること
となり、結果として終了終了に至る。
他方、抄紙機10は、紙11の製造途上における水分分
布状態を逐次観測するための水分計22を、紙11の走
行路Pまわりに設けている。水分計22は、走行する紙
11の上下面よりそれぞれ数ll11離れる位置に、測
定対象面積を数平方Iとする透過測定式検出器23A、
23Bを一対配備し、これらの検出器23A、23Bを
紙11の幅方向、即ちその走行方向に対して直角をなす
方向に走査させることにより、紙11の幅方向の水分分
布状況を測定する。
この時、水分計22はその観測”域を紙11の全幅とす
るものであり、水分計22の動作領域は紙11の側端部
まわりにまで及ぶものとなる。このため、水分計22の
動作領域(Sl)と終了用ロープ16A、16Bの移動
経路(R1)とは、紙11の側端部直近にて互いに競合
することとなる。
然るに、終了装置15にあっては、終了用ロープ16A
、16Bが紙11を誘導する前述の終了動作時以外は、
終了用ローブ16A、16Bを上記水分計22の動作領
域外に退避する退避装置3oを備えている。
退避装置30は、第1図〜第3図に示す如く、架台31
に設けたスライドレールに沿って上下動できる昇降ヘッ
ド32、該昇降ヘッド32を上下2位置間にて移動する
昇降シリンダ33を有している。そして、昇降ヘッド3
2は、固定プーリ34、固定プーリ34の軸まわりを水
平に揺動できるスイングアーム35、スイングアーム3
5の先端に取付けられた退避プーリ36、該スイングア
ーム35の揺動駆動源となるスイングエアシリンダ37
を備えている。
これにより、退避装置30は、終了動作時、終了終了時
のそれぞれにおいて、下記fA) 、 FB)の如く機
能する。
(A1通終了作時 ■通基作業は昇降シリンダ33を収縮して昇降ヘッド3
2を上下2位置のうちの下部位置に設定することにてな
される。
■この時、固定プーリ34と退避プーリ36は紙11の
走行レベルの下方に位置せしめられ、終了用ロープ16
A、16Bは通基作業のための移動経路R1に設定され
る。
■これにより、終了準備完了となり、紙11の通基作業
に入る。
CB1通基終了時 ■通基作業終了後、昇降ヘッド32は昇降シリンダ33
を伸長して上部位置に設定される。
■然るに、昇降ヘット32を上部位置に設定する前段階
で、スイングエアシリンダ37は収縮されており、結果
として、退避ブール36は紙11の通常走行領域Bと、
終了用ロープ16A、16Bの通基作業のための移動経
路R1との間の空間に上昇することになる。
■そして、昇降ヘッド32が上部位置に設定された状態
下で、スイングエアシリンダ37を伸長する。これによ
り、スイングアーム35が旋回し、退避プーリ゛36は
上記■の紙11の通常走行領域Bの側から離れて水平外
方閏に揺動し、結果として終了用ロープ16A、16B
は上記退避プーリ36、固定プーリ34に巻き回されて
紙11の走行路Pから退避せしめられる。
尚、退避プーリ36の反固定プーリ34(Illの終了
用ロープ16A、16Bは首撮り自在な固定プーリ38
に巻き回されて支持される。
第3図において、R2は終了用ロープ16A、18Bの
退避経路である。この退避経路R2は手動ハンドル39
にてスイングアーム35を調整移動することにてR2−
R3の幅で微調整できる。
■これにより、水分計22は、通常走行領域Bを走行し
ている紙11の全幅について、通基用ロープ16A、1
6Bと干渉することなく、その水分状態を逐次観測可能
となる。
尚、上記(B)の■〜■の退避動作は、紙11の終了作
業終了に伴う駆動プーリ19のモータ停止動作かマニュ
アル又は自動にて実行された後、自動シーケンス的にな
される。
但し、本発明の実施において、上記(Blの■〜■の退
避動作時、終了用ローブ16A、16Bは必ずしも停止
することを要しない。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、退避装置30の存在により、終了
用ロープ16A、16Bはその終了動作時以外の時刻に
おいて、水分計22の動作領域S1から退避された退避
経路R2(乃至R3)に設定される。従って、終了用ロ
ープ16A、16Bの移動経路R2(乃至R3)と、水
分計22の動作領域S1との競合が回避され、結果とし
て、水分計22をその動作領域S1の全域に渡って確実
に移動せしめ得ることとなる。・即ち、水分計22の観
測対象域は終了用ローブ16A、16Bの存在によって
制限されることなく、紙11の両側端部に対してまで支
障なく行なえることとなる。
第3図において、Slは本発明にて拡張された水分計2
2の動作領域、S2は従来の水分計の動作領域である。
尚、本発明の実施において、終了用部材が競合回避せし
められる可動装置類は、水分計に限定されない。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、終了用部材の移動経路と
、他の可動装置類の動作領域とが互いに競合する場合に
も、該可動装置類をその動作領域の全域に渡って確実に
稼動できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された抄紙機の終了装置を示す正
面図、第2図は第1図の要部を拡大して示す正面図、第
3図は第2図の平面図である。 11・・・帯状紙、 15・・・終了装置、 ■ 6A。 6B・・・終了用ロープ (終了用部材) 22・・・水分計、 30・・・退避装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯状基材の走行路の直近に該走行路と平行に配置
    されて移動できる通基用部材を備え、該通基用部材によ
    り該基材の先端部を保持して誘導する通基装置において
    、該基材の走行路まわりに設けられる他の可動装置類の
    動作領域の一部が該通基用部材の移動経路と競合する場
    合、該通基用部材が該基材を誘導する通基動作時以外は
    、該通基用部材を上記他の可動装置類の動作領域外に退
    避する退避装置を備えることを特徴とする退避可能な通
    基装置。
JP32605289A 1989-12-18 1989-12-18 退避可能な通基装置 Pending JPH03193991A (ja)

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JP32605289A JPH03193991A (ja) 1989-12-18 1989-12-18 退避可能な通基装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4000035A (en) * 1973-05-10 1976-12-28 J. M. Voith Gmbh Machine for drying webs, including suction and heat-contact cylinders
JPS60139893A (ja) * 1983-12-07 1985-07-24 ジエー、エム、フオイト、ゲゼルシヤフト、ミツト ベシユレンクテル、ハフツング 抄紙機の乾燥用シリンダ部へ紙ウエブの縁部を導入するための装置
JPS6285092A (ja) * 1985-10-08 1987-04-18 山陽国策パルプ株式会社 抄紙機の通紙装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4000035A (en) * 1973-05-10 1976-12-28 J. M. Voith Gmbh Machine for drying webs, including suction and heat-contact cylinders
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JPS6285092A (ja) * 1985-10-08 1987-04-18 山陽国策パルプ株式会社 抄紙機の通紙装置

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