JP3774626B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、一般的には包装材で被包装物を包装するための包装装置に関し、特に、ロール状鋼板に延伸性フィルムを巻くための包装装置に関する。
【背景技術】
【0002】
環状の包装対象物、例えば、金属帯状体のコイルを包装するための装置として、特開平5−294314号公報に開示された包装装置が知られている。
この包装装置では、2本のビームと、これらのビームに対して開閉可能なゲート部とからなるループ体を有し、シャットルがこのループ体の内周面に沿って周回可能に配置されている。シャットルは、電気モータによる自走式であり、内部にロール巻きの包装材を収容している。
かかる装置の作動にあたっては、ループ体のゲート部を開いて、包装すべき帯鋼コイルの穴をループ体のビームが貫通するように、帯鋼コイルをループ体にセットし、ゲート部を閉める。次いで、シャットル内部から包装材を引っ張り出し、その先端を帯鋼コイルにとめる。その後、帯鋼コイルを回転させながら、シャットルをループ体に沿って移動させることによつて、シャットル内部からの包装材を帯鋼コイルに巻き付けることができる。
しかしながら、上記従来技術の包装装置では、限られた空間であるループ体の内部空間を周回しなければならないことに加えて、更に限定された空間である帯鋼コイルの中空内部を通過しなければならないシャットルの内部に包装材を収容する構成としたため、かかるシャットルの内部に収容することができる包装材の量は極めて限られたものにならざるを得ない。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従って、上記従来技術の包装装置では、シャットル内部の包装材の補充を頻繁に行わなければならないという欠点がある。また、包装材がシャットル内部に収容されているため、その包装材補充作業も複雑になる。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、環状案内体に沿って移動する移動体とは別個の包装材供給手段によって包装材を供給する包装装置を提供することを目的とする。
【発明の開示】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の包装装置は、
包装材を連行するための移動体と、
前記移動体によって連行される包装材に張力を与える張力提供手段と、
該移動体を案内する環状案内体と、
該環状案内体に沿って前記移動体を移動させるための移動体駆動手段と、
該環状案内体の外に配置された包装材供給手段と、
該包装材供給手段から供給される包装材の先端を一時的に保持する、該環状案内体の中に位置するフィルムクランプ機構92と、
前記包装材供給手段から供給される包装材を切断するための第1ヒートカッター15及び第2ヒートカッター18を備える包装材切断装置と、
を有し、
前記移動体が、連結リンクによって互いに連結された複数のフィルムローラを備えるフィルムローラチェーンからなり、
前記張力提供手段は、ガイドトラックの下方に配置された下方テンション装置70,71と、ガイドトラック31の上方に配置された上方テンション装置72とを有し、
前記環状案内体が、前記フィルムローラチェーンを案内支持するガイドトラックからなり、
前記フィルムクランプ機構92によって一時的に保持された包装材の先端をフィルムローラの間を通し、
フィルムローラチェーン駆動装置50によって前記フィルムローラチェーン32を駆動させ、
包装材の先端を前記フィルムローラ33Aで押しながら、
前記ガイドトラックの中央垂直平面Pを中心に分離して受け入れた鋼板ロールSの中空部HSを通過させ、
前記下方テンション装置70,71及び前記上方テンション装置72の無端テンションベルトを前記フィルムローラチェーン32の回転方向と反対方向に回し前記包装材に張力を付与し、
これを繰り返すことによって鋼板ロールSを包装することを特徴とする。
請求項2の包装装置は、請求項1において、前記移動体駆動手段が、前記フィルムローラチェーンを前記ガイドトラックに対して移動させる駆動ベルトであることを特徴とする。
請求項3の包装装置は、請求項1又は2において、
前記張力提供手段が、前記環状案内体における前記移動体の移動方向と反対方向にエアーモータによって駆動されるテンションベルトを有し、前記エアーモータと該エアーモータの圧縮空気源との間に、前記包装材に張力を与える必要がないときに前記圧縮空気源からの圧縮空気を解放するリリーフ弁が設けられていることを特徴とする。
【0005】
上記構成の包装装置によれば、被包装物を環状案内体の内部空間内に配置し、包装材供給手段からの包装材を被包装物につけた状態で、移動体を移動体駆動手段によって環状案内体に沿って移動させると、移動体が被包装物と包装材供給手段との間に延びる包装材を連行しつつ被包装物の周囲を移動することによって、被包装物を包装材で包装することができる。
上記構成の包装装置では、包装材供給手段と移動体とを別個とし、移動体それ自体に包装材供給源を備えないことにすると共に、包装材供給手段を環状案内体の外に配置する構成としたので、環状案内体の外に配置した包装材供給手段の包装材供給源を大きくした場合であっても、これが原因で、環状案内体に沿って移動する移動体が、環状案内体の内部空間内に配置される被包装物と干渉することはなくなる。換言すると、移動体を環状案内体の内部空間内の被包装物と干渉させることなしに、大量の包装材を包装材供給手段に備えることができる。
【0006】
また、本発明においては、前記移動体駆動手段が、前記フィルムローラチェーンを前記ガイドトラックに対して移動させる駆動ベルトであるのが好ましい。
更にまた、前記張力提供手段が、前記環状案内体における前記移動体の移動方向と反対方向にエアーモータによって駆動されるテンションベルトを有し、前記エアーモータと該エアーモータの圧縮空気源との間に、前記包装材に張力を与える必要がないときに前記圧縮空気源からの圧縮空気を解放するリリーフ弁が設けられているのが好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説明する。この実施例は、本発明を、ロール状に巻かれた鋼板を包装するための包装装置に適用したものである。図1に概略的に示されるように、参照番号1で全体的に示される包装装置が、包装材供給装置10と、該包装材供給装置10からの包装材をロール状に巻かれた鋼板ロールSに巻き付けるための巻き付け装置30と、該巻き付け装置30のフィルムローラチェーン32をガイドトラック31に沿って移動させるためのフィルムローラチェーン駆動装置50と、フィルムローラチェーン32によって鋼板Sに巻き付けられる包装材のたるみをとるためのテンション装置とを有する。
【0008】
巻き付け装置30は、移動体を案内する環状案内体又は一対の間隔を隔てたガイドトラック31を有し、図2で良くわかるように、各ガイドトラック31は、他方のガイドトラックに向かって開口する断面C字形状を有し、対向する上壁、下壁と、これらを連結する側壁とによって構成される。各ガイドトラック31は、全体的に環形態又はループ形態をなし、図1で見たとき、すなわち、包装装置1の正面から見たときに、全体的に楕円形であり、この楕円形ガイドトラック31は、上下の平行な直線セクションと、左右の円弧セクションとからなる。
【0009】
上記ガイドトラック31には、包装材を連行するための移動体又はフィルムローラチェーン32が移動自在に案内されるようになっている。
フィルムローラチェーン32は、複数のフィルムローラ33と、隣接したフィルムローラ33を連結する連結リンク34とを有する。図2で良くわかるように、ローラシャフト36が各フィルムローラ33で軸受けされ、フィルムローラ33から連結リンク34を貫通して延びるローラシャフト36の各端部にはガイドローラ37が回転自在に取り付けられる。各フィルムローラ35のガイドローラ37は、夫々、対向するガイドトラック31に配置される。従って、フィルムローラチェーン32は、ガイドローラ37がガイドトラック31を移動することによって、ガイドトラック31に沿って移動することができる。
対向位置されているガイドトラック31同士は、一対の連結支持プレート38によって連結される。各連結支持プレート38は、コの字状断面を有し、対向する一対の側板と、これらの側板を連結する連結板とを備える。各ガイドトラック31は、その各円弧セクションにおいて側壁に連結支持プレート38の側板が取り付けられ、連結支持プレート38の側板間に延びる連結板を介して、対向するガイドトラック31同士が連結されている。
連結されたガイドトラック31は、その中央垂直平面Pを中心に分離され、2つのガイドトラック半部39、40を構成するようになっている。
【0010】
各連結支持プレート38の各側板の上部外面には一対(すなわち、合計8個)のブラケットが取り付けられ、各ブラケットにはガイドスライダ41が取り付けられる。ガイドトラック31(各ガイドトラック半部39、40)は、各連結支持プレート38のガイドスライダ41を介して、一対のガイド支持フレーム42で支持される。各ガイド支持フレーム42は、ガイドトラック31の長手方向に延び、垂直フレームVF間に延びるクロスフレームCFによって支持されている。各ガイド支持フレーム42の頂端部には突状のガイドレール43が形成され、このガイドレール43にガイドスライダ41の底部に形成されたガイド溝が摺動自在に案内支持される。
【0011】
ガイドトラック分離駆動装置、すなわち、一対の油圧シリンダ機構44がガイドトラック半部39、40に隣接して設けられる。各油圧シリンダ機構44は、ガイド支持フレーム42に沿って延びるようにブラケットを介してガイド支持フレーム42に固定されたシリンダ45と、該シリンダ45内を移動するピストンロッド46とを有する。ピストンロッド46の遠位端は、連結支持プレート38の連結板外面に取り付けられた連結部材47に固定される。
従って、各油圧シリンダ機構44のピストンロッド46がシリンダ45から突出するように移動されたときには、各ピストンロッド46は、連結部材47を介してガイドトラック半部39、40を互いに遠ざけるように付勢する。付勢されたガイドトラック半部39、40は、ガイドスライダ41を介してガイドレール43に沿って移動し、これにより、ガイドトラック半部39、40間に、被包装物たる鋼板ロールSを受け入れるための隙間を提供する。包装中などガイドトラック半部39、40同士を連結させておく必要があるときには、油圧シリンダ機構44のピストンロッド46をシリンダ45に引っ込めるように付勢しても良いし、或いは、ガイドトラック半部39、40の対向する端部同士を機械的に取り外し自在に係止しても良い。
【0012】
環状案内体に沿って移動体を移動させるための移動体駆動手段、すなわち、巻き付け装置30のフィルムローラチェーン32をガイドトラック31に沿って移動させるためのフィルムローラチェーン駆動装置50が、ガイドトラック31の上方に配置される。
図3で良くわかるように、フィルムローラチェーン駆動装置50の下方に位置するガイドトラック31の部分は、下壁及び側壁のみによって構成され、上壁が切除されている。従って、ガイドトラック31のこの切除部分において、ガイドトラック31に案内されるガイドローラ37は露出されることになる。図4で良くわかるように、切除部分のガイドトラック31の側壁に隣接して一対の支持プレート51、52が前記ガイド支持フレーム42に固定される。これらの支持プレート51、52間には一対の間隔を隔てた回転シャフト53、54が延びている。回転シャフト53、54は支持プレート51、52で回転自在に支持され、一方の回転シャフト53は一方の支持プレート51を貫通してプーリー取付部を形成する。
【0013】
各回転シャフト53、54には、各ガイドトラック31の切除部分において露出するガイドローラ37と整合する位置に、プーリー55、56が取り付けられる。同じガイドトラック31上に位置する各対のプーリー55、56には、ガイドトラック31の切除部分において露出するガイドローラ37と摩擦係合するように、歯付き無端駆動ベルト57が掛け回されている。各対のプーリー55、56にはまた複数のローラーが設けられている。
前述した回転シャフト53のプーリー取付部には第2プーリー58が取り付けられ、この第2プーリー58の上方に、モーターMの出力軸に取り付けられた第3プーリー59が配置され、第2プーリー58と第3プーリー59とに無端伝達ベルト60が掛け回される。
従って、モーターMが作動してその出力軸が回転すると、第3プーリー59、無端伝達ベルト60、第2プーリー58を介して、回転シャフト53のプーリー55が回転される。プーリー55の回転により、これと回転シャフト54のプーリー56とに掛け回された無端駆動ベルト57が回り、これにより、ガイドトラック31の切除部分において露出するガイドローラ37と摩擦係合している無端駆動ベルト57は、露出するガイドローラ37をガイドトラック31に沿って連行し、フィルムローラチェーン32全体をガイドトラック31に沿って移動させる。
【0014】
包装材供給手段又は包装材供給装置10が、巻き付け装置30の外側に配置される。包装材供給装置10は、包装材、すなわち、延伸性フィルムFをロール状に巻いたフィルムロールを回転自在に支持するフィルム供給水平シャフト11をガイドトラック半部39の側方に有する。フィルム供給シャフト11の上方には、延伸性フィルムFを延伸させるための複数のローラを備える予伸長装置(パワーストレッチ)12が設けられている。予伸長装置12の更に上方には偏向ローラ13が回転自在に支持され、この偏向ローラ13とガイドトラック半部39との間には一対のガイドローラー14が配置されている。各ガイドローラー14は、ガイドローラ14間から供給されるフィルムFの高さ位置を調節することができるように、油圧シリンダ機構のピストンロッドの自由端に回転自在に取り付けられている。フィルム供給水平シャフト11もまた垂直方向に変位させることができるようになっている。
【0015】
上記包装材供給装置10の各構成要素は、ガイドトラック半部39の側方移動時に、かかるガイドトラック半部39と干渉しないように、図示しないブラケットその他の取付部材を介して、ガイドトラック半部39の連結支持プレート38に取り付けられ、ガイドトラック半部39と共に移動されるようになっている。
包装材供給装置10はまた、ガイドトラック31の外に配置された包装材供給装置10のガイドローラー14からのフィルムFを、楕円形のガイドトラック31によって構成される内部空間IS内に搬送するためのフィルムチャック機構を有する。このフィルムチャック機構は、ガイドローラー14から突出するフィルムFを上下方向から挟むフィルムチャックと、該フィルムチャックをガイドトラック31の内部空間ISに出し入れするためのフィルムチャック駆動装置(図示せず)とを有する。
【0016】
包装装置1はまた、包装材供給装置10から供給されるフィルムFを切断するための包装材切断装置、すなわち、第1ヒートカッター15と、第2ヒートカッター18とを有する。
第1ヒートカッター15は、包装材供給装置10のガイドローラー14とガイドトラック31との間に配置され、ヒーター線16と、該ヒーター線を垂直方向に駆動するための油圧シリンダ機構17とを備える。
第2ヒートカッター18は、ガイドトラック31の内部空間IS内に延びるフィルムFを切断するのに使用される。図4で良くわかるように、第2ヒートカッター18は、油圧シリンダ機構44が配置されているのとは反対側でガイド支持フレーム42に取り付けられた油圧シリンダ機構19を有する。油圧シリンダ機構19は、ガイド支持フレーム42に固定されたシリンダ20と、該シリンダ20内を移動するピストンロッド21とを有する。ピストンロッド21の遠位端にはブラケット22が取り付けられ、このブラケット22は、ガイド支持フレーム42に形成されたガイドトラックによって案内支持され、ピストンロッド21の伸縮に従ってガイドトラックに沿って摺動する。
【0017】
図5で良くわかるように、ブラケット22には第1昇降油圧シリンダ機構23が取り付けられ、この第1昇降油圧シリンダ機構23のピストンロッド先端部には逆L字形ブラケット24が固定されている。ブラケット24の下方アームには、ヒーター線25及び回転ブラシ26を備えたアーム部材27の上方端部が枢着されている。ブラケット24の上方アームには、第1スイング油圧シリンダ機構28の上方端部が枢着され、第1スイング油圧シリンダ機構28の下方端部はアーム部材27の突出端部29に枢着されている。
アーム部材27は、第1スイング油圧シリンダ機構28の作動によって、フィルムFを切断する必要がないときには、アーム部材27、ヒーター線25及び回転ブラシ26がフィルムローラチェーン32の幅方向空間の外にある退避位置に回動され、フィルムFを切断するときには、ヒーター線25(回転ブラシ26)がフィルムローラ33の幅に亘って延びる切断位置に回動される。
【0018】
図6で良くわかるように、上記第2ヒートカッター18のブラケット22には第2昇降油圧シリンダ機構90が取り付けられ、この第2昇降油圧シリンダ機構90のピストンロッド先端部は、全体的にF字形のブラケット91の上方アームに固定されている。ブラケット91の下方アームには、フィルムクランプ機構92の上方端部が枢着され、ブラケット91の中間アームには第2スイング油圧シリンダ機構93の上方端部が枢着され、第2スイング油圧シリンダ機構93の下方端部はフィルムクランプ機構92に枢着されている。フィルムクランプ機構92は、固定クランプ部材94と、可動クランプ部材95と、該可動クランプ部材95を固定クランプ部材94に対して移動させるためのクランプ駆動用油圧シリンダ機構96とを有し、クランプ駆動用油圧シリンダ機構96のピストンロッド先端部は可動クランプ部材95に固定されている。
【0019】
フィルムクランプ機構92は、第2スイング油圧シリンダ機構93の作動によって、フィルムFをクランプする必要がないときには、フィルムクランプ機構92がフィルムローラチェーン32の幅方向空間の外にある退避位置に回動され、フィルムFをクランプするときには、固定クランプ部材94及び可動クランプ部材95がフィルムローラ33の幅に亘って延びるクランプ位置に回動される。かかるクランプ位置において、可動クランプ部材95は、クランプ駆動用油圧シリンダ機構96によつて固定クランプ部材94に対して移動されて、可動クランプ部材95と固定クランプ部材94との間にフィルムFをクランプすることができる。
【0020】
以下に詳細に説明するように、包装装置1では、包装材供給装置10のガイドローラー14からのフィルムFの先端を、隣接するフィルムローラ33間を通し、鋼板ロールS付近でフィルムクランプ機構92によって一時的に保持した状態で、フィルムローラチェーン32をフィルムローラチェーン駆動装置50によって、例えば図1において反時計方向に、駆動することによって、フィルムFをフィルムローラ33Aで押しながら鋼板ロールSの中空部HSを通過させ、これを繰り返すことによって鋼板ロールSをフィルムFで包装する。
【0021】
かかる包装工程においては、フィルムローラ33が駆動又は移動されることによって、フィルムFの先端又は固定先端部と、フィルムローラ33Aによって押されているフィルムFの連行部分との間の距離が随時変化することなどが原因となってフィルムFにたるみが生ずる。そこで、包装装置1は、移動体によって連行される包装材に張力を与えるための張力提供手段、すなわち、包装中、フィルムFがたるまないようにするためのテンション装置を有する。
【0022】
テンション装置は、ガイドトラック31の下方に配置された下方テンション装置70、71と、ガイドトラック31の上方に配置された上方テンション装置72とを有する。
各下方テンション装置70、71は、エアーモータ(図示せず)の出力軸(図示せず)に連結された共用回転駆動シャフトと、該共用回転駆動シャフトに取り付けられた一対のプーリー73を有する。この共用回転駆動シャフトは一対のブラケット74によって回転自在に支持され、これらのブラケット74は、各連結支持プレート38の側板の下縁の一部に沿って該側板間に延びる底仮に取り付けられている。上記回転駆動シャフトに対応する共用回転従動シャフトが、各ガイドトラック31の底面に取り付けられた一対のブラケット75によって回転自在に支持されている。共用回転従動シャフトにもまた一対のプーリー76が取り付けられられ、これらの各プーリー76と、これと対向して位置された共用回転駆動シャフトの各プーリー73とに無端テンションベルト77が掛け回されている。各無端テンションベルト77が掛け回された各プーリー73、76間には、無端テンションベルト77をフィルムローラ33上のフィルムFに摩擦係合させるように、複数の回転ローラー78が回転自在に支持される。
【0023】
上方テンション装置72は、エアーモータ79の出力軸(図示せず)に連結された共用回転駆動シャフト80と、該共用回転駆動シャフト80に取り付けられた一対のプーリー81を有する。この共用回転駆動シャフト80は一対のブラケット82によって回転自在に支持され、これらのブラケット82の夫々は、支持部材83を介して各ガイド支持フレーム42に固定されている。
【0024】
上記共用回転駆動シャフト80に対応する共用回転従動シャフト84が、一対のブラケット85によって回転自在に支持され、これらのブラケット85の夫々は、支持部材86を介して各ガイド支持フレーム42に固定される。共用回転従動シャフトにもまた一対のプーリー87が取り付けられられ、各プーリー87と、これと対向して配置された共用回転駆動シャフト80の各プーリー81とに無端テンションベルト88が掛け回されている。無端テンションベルト88が掛け回された各プーリー81、87間には、無端テンションベルト88をフィルムローラ33上のフィルムFに摩擦係合させるように、複数の回転ローラー89が回転自在に支持される。フィルムローラ33上のフィルムFと摩擦係合するように位置決めされたこれらの無端テンションベルト88は、フィルムローラ33の両端のガイドローラ37と摩擦係合するように位置決めされた無端駆動ベルト57間に配置される。
【0025】
従って、上方テンション装置72のエアーモータ79が作動してその出力軸が回転すると、共用回転駆動シャフト80の各プーリー73、81が回転される。各プーリー73、81の回転により、これと共用回転従動シャフト84のプーリー87とに掛け回された無端テンションベルト88がフィルムローラチェーン32の回転方向と反対方向に回り、これにより、フィルムローラ33上のフィルムFと摩擦係合している無端テンションベルト88は、鋼板ロールSに巻かれるフィルムFの鋼板ロールS上の折り曲げ支点とフィルムローラ33Aとの間の距離変化によって生ずるフィルムFのたるみをとる。これと同じ原理で、下方テンション装置70、71が作動し、フィルムFの固定された先端部とフィルムローラ33Aとの間の距離変化などによって生ずるフィルムFのたるみをとる。
上方テンション装置72のエアーモータ79、各下方テンション装置70、71のエアーモータ(図示せず)は、夫々、フィルムFに対して張力を与えるように、すなわち、フィルムローラチェーン32の回転方向と反対方向に、無端テンションベルト88、無端テンションベルト77を回すように、圧縮空気によって常時出力軸を正転させているけれども、図示しないセンサによって各無端テンションベルト77、88においてフィルムFがゆるんでいないことを感知したときには、リリーフ弁(図示せず)を解放して出力軸の強制正転を止め、出力軸をフリーにする。
【0026】
次に、上記実施形態の動作(作動)を説明する。
先ず始めに、図1に示すように、鋼板ロールSの中空部HS内をガイドトラック31が通って延びるように鋼板ロールSを配置する。このため、油圧シリンダ機構44を作動させてガイドトラック半部39、40を互いに遠ざけるように移動させて、ガイドトラック半部39、40間に鋼板ロールSを受け入れるための隙間をつくる。次いで、鋼板ロールSの下部外周を回転自在に支持する一対のターニングロールを備えた台車によって(図示せず)鋼板ロールSをガイドトラック半部39、40間に搬送する。その後、油圧シリンダ機構44によってガイドトラック半部39、40間の隙間をなくすようにガイドトラック半部39、40を移動させ、ガイドトラック半部39、40同士を係止して、図1に示す状態にする。
【0027】
次いで、フィルム供給水平シャフト11のフィルムロールから引っ張り出されてガイドローラ14から出ているフィルムFの先端部をフィルムチャックでクランプし、かかるフィルムチャックをフィルムチャック駆動装置によって隣接したフィルムローラ33間を通してガイドトラック31の内部空間ISに導入する。次いで、フィルムチャックによって把持されたフィルムFの先端部を第2ヒートカッター18のフィルムクランプ機構92によってクランプし、フィルムチャックによるフィルムFのクランプを解く。
【0028】
フィルムクランプ機構92によるフィルムFのクランプは、第2昇降油圧シリンダ機構90を作動させて、フィルムクランプ機構92をガイドローラ14からのフィルムFの高さに移動させる。そして、第2スイング油圧シリンダ機構93を作動させてフィルムクランプ機構92を退避位置からクランプ位置に回動し、クランプ駆動用油圧シリンダ機構96を作動させて可動クランプ部材95と固定クランプ部材94との間にフィルムFの先端部をクランプする。
【0029】
次いで、フィルムクランプ機構92を鋼板ロールS付近の適所まで移動させる。フィルムクランプ機構92のこの移動は、油圧シリンダ機構19を作動させてフィルムクランプ機構92を支持するブラケット22をガイド支持フレーム42のガイドトラックに沿って移動させること、及び、第2昇降油圧シリンダ機構90を作動させてフィルムクランプ機構92を昇降させることによって行う。
【0030】
この状態で、フィルムローラチェーン32をフィルムローラチェーン駆動装置50によって例えば図1において反時計方向に駆動させると、間にフィルムFが通された隣接したフィルムローラ33のうちの、フィルムローラチェーン32の移動方向において下流に位置するフィルムローラ33AがフィルムFを連行して移動し、その結果、包装材供給装置10からフィルムFが引き出される。
【0031】
フィルムローラ33Aは、フィルムFを引っかけた状態で、鋼板ロールSの中空部HSを通過し、ガイドトラック31に沿ってほぼ一周される。フィルムローラ33AがフィルムFを引っかけた状態でガイドトラック31を一周すると、フィルムローラ33Aと、フィルムクランプ機構92によってクランプされたフィルムFの先端部との間に延びるフィルム部分、すなわち、包装フィルム部分が、鋼板ロールSの周壁の一部を包装する(ゲートル巻きする)。他方、フィルムローラ33Aとガイドローラ14との間に延びる残部のフィルム部分、すなわち、堆積フィルム部分は、フィルムローラ33Aの下流に位置するフィルムローラ33上に残る。
【0032】
フィルムローラ33Aがほぼガイドローラ14の位置からガイドトラック31に沿ってほぼ一周したところで、フィルムクランプ機構92によるフィルムFの先端部のクランプを解き、フィルムクランプ機構92をクランプ位置から退避位置に回動させる。再び、フィルムローラチェーン32を駆動させると、開放されたフィルムFの先端部は、鋼板ロールSにほぼ一巻きされた包装フィルム部分とフィルムローラ33Aとの間に延びるフィルム部分によって鋼板ロールSに係止される。鋼板ロールSを支持する台車のターニングロールを回転させてフィルムローラチェーン32に対して鋼板ロールSの周壁を変位させながら、引き続き、フィルムローラチェーン32を駆動させることによって鋼板ロールSにフィルムFを巻く。
【0033】
フィルムローラチェーン32の駆動によって、包装フィルム部分が鋼板ロールSの周壁に巻き付くと共に、フィルムローラ33上に堆積フィルム部分が堆積することになる、すなわち、フィルムローラチェーン32はそれ自体にも堆積フィルム部分を巻回することになる。そこで、包装フィルム部分によって鋼板ロールSを所定回数巻いた後(この回数は包装すべき鋼板ロールSの寸法と、フィルムローラチェーン32の全長との比率などを関数として変化するものであるが、この実施形態においては、鋼板ロールSを包装すべきフィルム量の30%に相当する量のフィルムを巻くのに必要な回数巻くのが好ましい)、第1ヒートカッター15の油圧シリンダ機構17により、加熱されたヒーター線16をガイドローラー14とガイドトラック31との間に位置するフィルムFに押し当ててフィルムFを切断する。
【0034】
この状態で、フィルムローラチェーン32を更に駆動させると、フィルムローラ33の堆積フィルム部分が鋼板ロールSに巻回されることになる。フィルムローラ33から全ての堆積フィルム部分が消費されるのに先立って、ガイドトラック半部39内において鋼板ロールSの外周面よりも低い位置でフィルムローラ33Aを停止させる。次いで、第2ヒートカッター18のヒーター線25及び回転ブラシ26を油圧シリンダ機構19及び第1昇降油圧シリンダ機構23によつて鋼板ロールS付近に移動させ、フィルムローラ33Aと鋼板ロールSとの間に延びるフィルムFをヒーター線25によって切断し、鋼板ロールSから延びるフィルムFの後端部を回転ブラシ26によって鋼板ロールSに押し付け、フィルムFの粘着性により鋼板ロールSにつける。
【0035】
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変更、変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、包装材を連行するための移動体を構成するフィルムローラチェーン32は、フィルムローラチェーン駆動装置50によつて駆動されていたけれども、このような移動体又はフィルムローラチェーン32を自走式のものとすることによってフィルムローラチェーン駆動装置50を不要としても良い。フィルムローラチェーン32の自走機構は、例えば、任意のフィルムローラ33に取り付けられたモータと、ガイドトラック31内に敷設した給電導体と、前記モータに接続され、給電導体に接触するようになった接触導電体とを有するものであっても良い。移動体はまた、1つのフィルムローラ33からなっても良い。
【0036】
また、上記実施形態では、包装材たるフィルムFのクランプ及び切断を、夫々、フィルムチャック機構、フィルムクランプ機構92及び第1ヒートカッター15、第2ヒートカッター18によって行う構成としていたけれども、上記フィルムFのクランプ及び切断を手作業によって行うことによって上記機構、装置を省くことができる。
更にまた、上記実施形態で用いられた各種油圧シリンダ機構17、19、23、28、44、90に代えて、エアシリンダや電動アクチュエータなど上記油圧シリンダ機構と同じ働きをする機構を用いることができる。
【0037】
また、被包装物の大きさ(径)に合わせて包装装置1の芯合わせを行うことができるように、包装装置1は、包装装置1を垂直方向に移動させるための芯合わせ装置を有するのが良い。
【産業上の利用可能性】
【0038】
以上のとおり、本発明は、環状案内体に沿って移動する移動体とは別個の包装材供給手段によって包装材を供給する包装装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の一実施形態の包装装置を部分的に断面で示す概略正面図である。
【図2】図1に示された包装装置のフィルムローラの概略断面図である。
【図3】図1に示された包装装置のガイドトラック上部におけるフィルムローラの概略断面図である。
【図4】図1に示された包装装置の概略平面図である。
【図5】図1に示された包装装置の第2ヒートカッターを構成するヒーター線等を示す概略側面図である。
【図6】図1に示された包装装置の第2ヒートカッターのフィルムクランプ機構等を示す概略側面図である。
Claims (3)
- 包装材を連行するための移動体と、
前記移動体によって連行される包装材に張力を与える張力提供手段と、
該移動体を案内する環状案内体と、
該環状案内体に沿って前記移動体を移動させるための移動体駆動手段と、
該環状案内体の外に配置された包装材供給手段と、
該包装材供給手段から供給される包装材の先端を一時的に保持する、該環状案内体の中に位置するフィルムクランプ機構92と、
前記包装材供給手段から供給される包装材を切断するための第1ヒートカッター15及び第2ヒートカッター18を備える包装材切断装置と、
を有し、
前記移動体が、連結リンクによって互いに連結された複数のフィルムローラを備えるフィルムローラチェーンからなり、
前記張力提供手段は、ガイドトラックの下方に配置された下方テンション装置70,71と、ガイドトラック31の上方に配置された上方テンション装置72とを有し、
前記環状案内体が、前記フィルムローラチェーンを案内支持するガイドトラックからなり、
前記フィルムクランプ機構92によって一時的に保持された包装材の先端をフィルムローラの間を通し、
フィルムローラチェーン駆動装置50によって前記フィルムローラチェーン32を駆動させ、
包装材の先端を前記フィルムローラ33Aで押しながら、
前記ガイドトラックの中央垂直平面Pを中心に分離して受け入れた鋼板ロールSの中空部HSを通過させ、
前記下方テンション装置70,71及び前記上方テンション装置72の無端テンションベルトを前記フィルムローラチェーン32の回転方向と反対方向に回し前記包装材に張力を付与し、
これを繰り返すことによって鋼板ロールSを包装することを特徴とする包装装置。 - 前記移動体駆動手段が、前記フィルムローラチェーンを前記ガイドトラックに対して移動させる駆動ベルトである、請求項1に記載の包装装置。
- 前記張力提供手段が、前記環状案内体における前記移動体の移動方向と反対方向にエアーモータによって駆動されるテンションベルトを有し、前記エアーモータと該エアーモータの圧縮空気源との間に、前記包装材に張力を与える必要がないときに前記圧縮空気源からの圧縮空気を解放するリリーフ弁が設けられている、請求項1又は2に記載の包装装置。
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