JPH0319397Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319397Y2 JPH0319397Y2 JP1983194539U JP19453983U JPH0319397Y2 JP H0319397 Y2 JPH0319397 Y2 JP H0319397Y2 JP 1983194539 U JP1983194539 U JP 1983194539U JP 19453983 U JP19453983 U JP 19453983U JP H0319397 Y2 JPH0319397 Y2 JP H0319397Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- club head
- hollow
- reinforcing
- face
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 18
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の技術分野
本考案は、アイアンクラブヘツドに関し、特に
内部を中空にしたアイアンクラブヘツドの改良に
関するものである。
内部を中空にしたアイアンクラブヘツドの改良に
関するものである。
(ロ) 従来技術と問題点
従来、アイアンクラブヘツドの内部を中空にす
る技術的思想は特開昭56−132972号公報において
知られている。
る技術的思想は特開昭56−132972号公報において
知られている。
このようにヘツド本体の内部を中空にすること
は、ヘツド本体周辺への重量配分が可能となつ
て、ヘツドのスイートポツトが広くなり、方向性
に優れたアイアンクラブとすることができるこ
と、及びヘツド本体の内部を中空にすることに伴
うウエイトの一部をソール側に配分することでソ
ールの幅を大きくし、これによりスイートスポツ
トが広く、かつボールに対するアドレスのとり易
いビギナー向けのアイアンクラブとすることがで
きるなどのメリツトがある。
は、ヘツド本体周辺への重量配分が可能となつ
て、ヘツドのスイートポツトが広くなり、方向性
に優れたアイアンクラブとすることができるこ
と、及びヘツド本体の内部を中空にすることに伴
うウエイトの一部をソール側に配分することでソ
ールの幅を大きくし、これによりスイートスポツ
トが広く、かつボールに対するアドレスのとり易
いビギナー向けのアイアンクラブとすることがで
きるなどのメリツトがある。
しかし、ヘツド内部を中空にすることは、打球
面となるクラブフエース部の肉厚が薄くなり、こ
れに伴いボール打撃時にフエース部が中空側に弾
性変形し、ボールに対する打撃力の一部が吸収さ
れてしまう。このため、ソリツドタイプのクラブ
ヘツドに比しボールにシヤープさがなくなり、か
つボールの飛距離も低下してしまうほか、フエー
ス部の機械的強度及び剛性も低下してしまう問題
があつた。
面となるクラブフエース部の肉厚が薄くなり、こ
れに伴いボール打撃時にフエース部が中空側に弾
性変形し、ボールに対する打撃力の一部が吸収さ
れてしまう。このため、ソリツドタイプのクラブ
ヘツドに比しボールにシヤープさがなくなり、か
つボールの飛距離も低下してしまうほか、フエー
ス部の機械的強度及び剛性も低下してしまう問題
があつた。
(ハ) 考案の目的
本考案は上記従来の問題を解決したもので、そ
の目的とするところは、ヘツド本体内部を中空に
してもフエース部の剛性及び機械的強度を確保
し、ボールに対するシヤープさ及び飛距離をソリ
ツドタイプのものと同様に発揮できるようにした
アイアンクラブヘツドを提供するにある。
の目的とするところは、ヘツド本体内部を中空に
してもフエース部の剛性及び機械的強度を確保
し、ボールに対するシヤープさ及び飛距離をソリ
ツドタイプのものと同様に発揮できるようにした
アイアンクラブヘツドを提供するにある。
(ニ) 考案の構成
本考案のアイアンクラブヘツドは上記目的を達
成するために、内部に空洞部を形成したクラブヘ
ツド本体において、上記空洞部のフエース部とバ
ツク部間に少なくとも1個の補強部を差し渡し状
態に設けるとともに、上記補強部に少なくともフ
エース部側バツク部側を含むクラブヘツド本体と
を一体成形したものである。
成するために、内部に空洞部を形成したクラブヘ
ツド本体において、上記空洞部のフエース部とバ
ツク部間に少なくとも1個の補強部を差し渡し状
態に設けるとともに、上記補強部に少なくともフ
エース部側バツク部側を含むクラブヘツド本体と
を一体成形したものである。
(ホ) 考案の実施例
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本考案のアイアンクラブヘ
ツドの一実施例を示すもので、1はアイアンのク
ラブヘツド本体であり、該クラブヘツド本体1
は、フエース部、トウ部3、ヒール部4、ソール
部5、トツプ部6、バツク部7及びヒール部4か
ら斜め上方に突出するネツク部8を備え、そして
ヘツド本体1の内部は中空になすつており、この
中空にすることに伴う重量分は主にトウ部3、ヒ
ール部4及びソール部5等に集中して重量配分さ
れ、これによりヘツド本体1のスイートスポツト
を拡大し方向性の良いアイアンクラブとなるよう
にしてある。
ツドの一実施例を示すもので、1はアイアンのク
ラブヘツド本体であり、該クラブヘツド本体1
は、フエース部、トウ部3、ヒール部4、ソール
部5、トツプ部6、バツク部7及びヒール部4か
ら斜め上方に突出するネツク部8を備え、そして
ヘツド本体1の内部は中空になすつており、この
中空にすることに伴う重量分は主にトウ部3、ヒ
ール部4及びソール部5等に集中して重量配分さ
れ、これによりヘツド本体1のスイートスポツト
を拡大し方向性の良いアイアンクラブとなるよう
にしてある。
また、上記クラブヘツド本体1の内部に形成さ
れた空洞部9内のフエース部2とバツク部7間に
は補強部10が差し渡し状態に、かつ一体に設け
られ、この補強部10はトウ部3とヒール部4間
に所望間隔離して配列されている。
れた空洞部9内のフエース部2とバツク部7間に
は補強部10が差し渡し状態に、かつ一体に設け
られ、この補強部10はトウ部3とヒール部4間
に所望間隔離して配列されている。
なお、空洞部9内に補強部10をヘツド本体1
の鋳造時に一体成形する場合は、トウ部3側を開
口した形にして空洞部9及び補強部10を形成で
きる中子をトウ部3側から挿脱できる方式とし、
これによりトウ部3の一部を除くヘツド本体1を
鋳造した後、別加工したトウ部品を溶接によつて
固着すれば、第2図に示す如く密封された空洞部
9及び補強部10を有するヘツド本体とすること
ができる。
の鋳造時に一体成形する場合は、トウ部3側を開
口した形にして空洞部9及び補強部10を形成で
きる中子をトウ部3側から挿脱できる方式とし、
これによりトウ部3の一部を除くヘツド本体1を
鋳造した後、別加工したトウ部品を溶接によつて
固着すれば、第2図に示す如く密封された空洞部
9及び補強部10を有するヘツド本体とすること
ができる。
上記のような本実施例のアイアンクラブヘツド
においては、フエース部2が補強部10によつて
補強されるため、フエース部2の剛性及び機械的
強度が従来のものに比し大幅に増大され、ボール
を打撃してもフエース部2が空洞部9側に弾性変
形されることがほとんどなくなり、これに伴いボ
ールインパクト時の打撃力をロスなくボールに付
与でき、ボールのシヤープさが発揮されるほか、
ボールの飛距離もソリツドタイプのものとほぼ同
様にすることができる。
においては、フエース部2が補強部10によつて
補強されるため、フエース部2の剛性及び機械的
強度が従来のものに比し大幅に増大され、ボール
を打撃してもフエース部2が空洞部9側に弾性変
形されることがほとんどなくなり、これに伴いボ
ールインパクト時の打撃力をロスなくボールに付
与でき、ボールのシヤープさが発揮されるほか、
ボールの飛距離もソリツドタイプのものとほぼ同
様にすることができる。
なお、上記実施例では、フエース部2とバツク
部7間に差し渡し状態に設けられる補強部10を
1個設けた場合について述べたが、これに限ら
ず、1個以上にしても良いことは勿論である。
部7間に差し渡し状態に設けられる補強部10を
1個設けた場合について述べたが、これに限ら
ず、1個以上にしても良いことは勿論である。
第3図は本考案のアイアンクラブヘツドの別の
実施例を示すもので、補強部10がフエース部2
とバツク7間にトウ部3からソール部5にかけて
差し渡し状態にかつ一体に設けられている。この
補強部10を形成する場合に、ソール部5を開口
した形にして空洞部9及び補強部10を形成でき
る中子をソール部5側から挿脱できる方式とし、
これによりソール部5の一部を除くヘツド本体1
を鋳造した後、別加工したソール部品を溶接によ
つて固着してある。
実施例を示すもので、補強部10がフエース部2
とバツク7間にトウ部3からソール部5にかけて
差し渡し状態にかつ一体に設けられている。この
補強部10を形成する場合に、ソール部5を開口
した形にして空洞部9及び補強部10を形成でき
る中子をソール部5側から挿脱できる方式とし、
これによりソール部5の一部を除くヘツド本体1
を鋳造した後、別加工したソール部品を溶接によ
つて固着してある。
この実施例にかかるアイアンクラブも上記実施
例と同様の作用効果を奏する。
例と同様の作用効果を奏する。
(ヘ) 考案の効果
以上説明した通り本考案によれば、内部に空洞
部を形成したクラブヘツド本体において、上記空
洞部のフエース部とバツク部間に少なくとも1個
の補強部を差し渡し状態に設けるとともに、上記
補強部と少なくともフエース部側バツク部側を含
むクラブヘツド本体とを一体成形したものである
から、打球に対する反発力はフエース部だけでな
くバツク部を含む反発力をロスなく生かせるた
め、ソリツドタイプと同じようにシヤープな打球
感(打球時に芯から外れてボケたようにならない
こと)と飛距離向上を達成でき、しかも中空部に
よるスイートスポツトの拡大、方向安定性も同様
に達成できる。また、補強部の長さが短くなるア
イアンタイプのヘツドであつても、空洞部が狭い
ことによる補強部固定作業能率の低下や、固定時
の接着不良による剥離、破損の発生や、重量変化
等を防止でき、高品質、高精度のクラブヘツドと
することができる。
部を形成したクラブヘツド本体において、上記空
洞部のフエース部とバツク部間に少なくとも1個
の補強部を差し渡し状態に設けるとともに、上記
補強部と少なくともフエース部側バツク部側を含
むクラブヘツド本体とを一体成形したものである
から、打球に対する反発力はフエース部だけでな
くバツク部を含む反発力をロスなく生かせるた
め、ソリツドタイプと同じようにシヤープな打球
感(打球時に芯から外れてボケたようにならない
こと)と飛距離向上を達成でき、しかも中空部に
よるスイートスポツトの拡大、方向安定性も同様
に達成できる。また、補強部の長さが短くなるア
イアンタイプのヘツドであつても、空洞部が狭い
ことによる補強部固定作業能率の低下や、固定時
の接着不良による剥離、破損の発生や、重量変化
等を防止でき、高品質、高精度のクラブヘツドと
することができる。
第1図は本考案のアイアンクラブヘツドの一実
施例を示す正面図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図、第3図は本考案のアイアンクラブヘ
ツドの他の実施例を示す正面図である。 1……クラブヘツド本体、2……フエース部、
3……トウ部、4……ヒール部、5……ソール
部、6……トツプ部、7……バツク部、8……ネ
ツク、9……空洞部、10……補強部。
施例を示す正面図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図、第3図は本考案のアイアンクラブヘ
ツドの他の実施例を示す正面図である。 1……クラブヘツド本体、2……フエース部、
3……トウ部、4……ヒール部、5……ソール
部、6……トツプ部、7……バツク部、8……ネ
ツク、9……空洞部、10……補強部。
Claims (1)
- 内部に空洞部を形成したクラブヘツド本体にお
いて、上記空洞部のフエース部とバツク部間に少
なくとも1個の補強部を差し渡し状態に設けると
ともに、上記補強部と少なくともフエース部側バ
ツク部側を含むクラブヘツド本体とを一体成形し
たことを特徴とするアイアンクラブヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983194539U JPS60102047U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | アイアンクラブヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983194539U JPS60102047U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | アイアンクラブヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60102047U JPS60102047U (ja) | 1985-07-11 |
JPH0319397Y2 true JPH0319397Y2 (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=30418114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983194539U Granted JPS60102047U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | アイアンクラブヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60102047U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5172438B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2013-03-27 | 株式会社遠藤製作所 | アイアンゴルフクラブ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112883A (en) * | 1980-11-17 | 1982-07-14 | Thompson Stanley C | Golf club head of reinforced metallic shell |
JPS5917364A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-28 | 株式会社ブリヂストン | アイアンゴルフクラブ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5211460U (ja) * | 1975-07-12 | 1977-01-26 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP1983194539U patent/JPS60102047U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112883A (en) * | 1980-11-17 | 1982-07-14 | Thompson Stanley C | Golf club head of reinforced metallic shell |
JPS5917364A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-28 | 株式会社ブリヂストン | アイアンゴルフクラブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60102047U (ja) | 1985-07-11 |
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