JPH0319390Y2 - - Google Patents

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JPH0319390Y2
JPH0319390Y2 JP14610886U JP14610886U JPH0319390Y2 JP H0319390 Y2 JPH0319390 Y2 JP H0319390Y2 JP 14610886 U JP14610886 U JP 14610886U JP 14610886 U JP14610886 U JP 14610886U JP H0319390 Y2 JPH0319390 Y2 JP H0319390Y2
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JP
Japan
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suppository
tube
cylinder
anus
extrusion port
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JP14610886U
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JPS6353553U (ja
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は排便及び上肢不自由な頚髄損傷者用の排
便用座薬挿入器に関するものである。
「従来の技術」 従来の頚髄損傷者用の排便用座薬挿入器は、下
熱用のインダシン座薬挿入器にホルダーを付加し
たタイプとステンレス製でバネ機構を利用したア
メリカ製のものがあるが、それらの欠点は次のと
おりである。
インダシン座薬挿入器にホルダーを付加したタ
イプの場合 (1) 頚髄損傷者自身で座薬をセツトするのが難し
く、介助者がセツトする場合が多い。
(2) 座薬挿入器を手に装着するのに時間がかか
る。
(3) インダシン座薬の径は排便用座薬に比べ小さ
いので、排便用座薬を使用する場合は削つて装
着しなければならない。
(4) 挿入器にホルダーを付加しているため、全長
が長すぎて肛門に当て難い。
(5) 座薬挿入器から座薬が外れ易い。
(6) 座薬挿入器の先端が広いため肛門内粘膜に傷
をつける可能性がある。
ステンレス製でバネ機構を利用したアメリカ製
の場合 (1) 全長が長いためリーチの短い日本人にとつて
は肛門に当て難い。
(2) ステンレス製であるため皮膚や粘膜に触れる
と冷たい感じがする。
(3) 座薬を頚髄損傷者自身でセツトし難い。
(4) 既存のレシカルボン座薬タイプを使用できな
い。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は手の比較的不自由な頚髄損傷者自身が介
助者なしに自立して取扱い得ると共に座薬を落す
ことなく先端を感覚のない肛門に当て易く安心し
て押し込むことのできる排便用座薬挿入器を得よ
うとするものである。
「問題点を解決するための手段」 本案は把持筒の中程にフランジ状ストツパーを
設け、同筒の内部に設けた芯軸を同筒の先端開口
部から突出し、突出端に座薬押面を形成し、同押
面の外周及び上記把持筒の内周に摺動自在に嵌合
する座薬収容短筒を設け、同短筒の先端開口部に
柔軟ゴムによる押出口を形成しかつ把持筒に手甲
バンドの両端を接続してなる排便用座薬挿入器に
よつて構成される。
「作用」 従つて第1図に示すように座薬収容短筒5を把
持筒1から分離し座薬10の基端面を座薬押面4
に接し上記収容筒5を同押面4に嵌合し、これを
摺動させて把持筒1内に嵌合させると座薬10の
先端が押出口6の内面に接する。そして手甲バン
ド7と把持筒1との間に手を挿入し親指と人差指
をフランジ状ストツパー2に接して把持筒1を握
る(第2図参照)。手に装着時の角度は挿入姿勢
を側臥位で行う為第4図のように45゜程度の角度
で装着する。その状態で第3図に示すように同押
出口6を肛門11に当接し、把持筒1を第3図実
線位置から仮想線位置に移動させると押出口6の
内部の座薬10は押面4によつて押出口6から肛
門11の内部に押込まれる。そしてさらに把持筒
1を肛門11に向つて移動させると押面4が押出
口6の内面に接しかつ押出口6も肛門11の内部
に進入するがフランジ状ストツパー2によつてそ
の進入が止められる。その後把持筒1を肛門11
の外部に移動させると上記収容短筒5も把持筒1
に伴つて肛門11から外れる。
「実施例」 合成樹脂製の長さ80mm、内径18mmの把持筒1に
底板8′を設け、同底板8′に芯軸3の一端を固定
し、同芯軸3の先端部を把持筒1の開口端から20
mm突出させる。把持筒1の内周と芯軸3の外周と
の間には間隙を介在させる。芯軸3の突出端には
ゴム製の座薬押面4を形成し同押面4の外径を芯
軸3の外径より若干大に形成する。そして同押面
4の外周及び把持筒1の内周に摺動自在に嵌合す
る座薬収容短筒5(長さ58mm)を設け、同短筒5
の先端開口部に柔軟ゴムによる押出口6を設け
る。この押出口6の先端開口径は8mmであつて短
筒5の開口径より小となすものである。又把持筒
1の中程には外径60mmのフランジ状ストツパー2
を設け、同ストツパー2の外縁と把持筒1の底端
とに手甲バンド7の端部を接続する。手甲バンド
7は第3図に示すように1組のバンド7′,7″よ
りなり、一方のバンド7′の環状金具8に他方の
バンド7″を挿通し折返して締付け、マジツクテ
ープ9で止めるようになつている。押面4によつ
て座薬10を押出口6から押出し、押面4が押出
口6から出た後把持筒1を肛門11から外すと押
面4が押出口6に引掛つて把持筒1と共に肛門1
1外に取出される。
「効果」 本案は上述のように構成したので肛門11の感
覚が無く上肢不自由な頚髄損傷者が手に把持筒1
を比較的容易に把持し、座薬10を上記収容短筒
5内に収容しかつ同短筒5を把持筒1及び押面4
に容易に嵌合し得るばかりでなく介助者によるこ
となく座薬10を安全に挿入し得る便益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の排便用座薬挿入器を示す斜視
図、第2図は把持状態の斜視図、第3図は挿入前
の状態の縦断面図、第4図は把持状態の斜視図で
ある。 1……把持筒、2……フランジ状ストツパー、
3……芯軸、4……座薬押面、5……座薬収容短
筒、6……押出口、7……手甲バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把持筒の中程にフランジ状ストツパーを設け、
    同筒の内部に設けた芯軸を同筒の先端開口部から
    突出し、突出端に座薬押面を形成し、同押面の外
    周及び上記把持筒の内周に摺動自在に嵌合する座
    薬収容短筒を設け、同短筒の先端開口部に柔軟ゴ
    ムによる押出口を形成しかつ把持筒に手甲バンド
    の両端を接続してなる排便用座薬挿入器。
JP14610886U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0319390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14610886U JPH0319390Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14610886U JPH0319390Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6353553U JPS6353553U (ja) 1988-04-11
JPH0319390Y2 true JPH0319390Y2 (ja) 1991-04-24

Family

ID=31058270

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14610886U Expired JPH0319390Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JP (1) JPH0319390Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125573A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Kiyoaki Fukumoto 座薬挿入具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125573A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Kiyoaki Fukumoto 座薬挿入具

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Publication number Publication date
JPS6353553U (ja) 1988-04-11

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