JPH031937B2 - - Google Patents

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JPH031937B2
JPH031937B2 JP60035120A JP3512085A JPH031937B2 JP H031937 B2 JPH031937 B2 JP H031937B2 JP 60035120 A JP60035120 A JP 60035120A JP 3512085 A JP3512085 A JP 3512085A JP H031937 B2 JPH031937 B2 JP H031937B2
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liquid
medium
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Tsuneo Iwamoto
Mikio Yukimi
Masahiro Nagahama
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Seiwa KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、培養液を培地に供給する栽培用給液
方法およびその給液装置に関し、特に、所定の時
刻又は培地の保液状態に応じて培養液を自動的に
供給することのできる栽培用給液方法およびその
給液装置に関する。
<従来技術> 水耕栽培においては、栄養成分の濃縮原液(以
下、「原液」という)と水を含む培養液を培地に
供給する必要がある。この培養液は所定の濃度に
設定されたものを使用するのが好ましく、かつ培
地内の保液量は常の一定範囲の量であることが好
ましい。しかし培地に含まれる培養液の量は、植
物による吸収、温度、日照、時間の経過等により
たえず変化するため、これを常に一定範囲に保つ
ために多くの労力、手間を要していた。
<目的> 本発明の目的は、培地に含まれる培養液の保液
量の変化に応じて、随時又は定時的に培地へ培養
液の供給を自動的に行うことのできる方法および
装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、培地へ供給するための培
養液を、常に所定の濃度で所定の量を貯液してお
くことのできる方法および装置を提供することに
ある。
<構成> 本発明は、「貯液槽内の培養液の液量及び濃度
を設定範囲で保持すると共に、培地への給液を設
定時刻の到来時における培地内液量の最大基準値
以下の検出条件により開始・続行し、かつ給液停
止を所定の給液時間の終了条件および培地内液量
の最大基準値以上の検出条件のうち一方の先行条
件により行なうと共に、培地への給液を設定時刻
とは無関係に測定される培地内液量の最低基準値
未満の検出条件によつても開始・続行し、かつ給
液停止を培地内液量の最低基準値以上の検出条件
により行なうことを特徴とする栽培用給液方法」
および「培養液の液量および濃度を設定範囲で保
持可能に設けてなる貯液槽と、該貯液槽から培地
へ培養液を供給するための送液機構と、該貯液槽
へ水を供給するための給水機構と、原液を貯液す
るための原液タンクと、該原液を上記貯液槽へ供
給するための原液供給機構と、該貯液槽内に配設
された液面センサおよび濃度センサと、上記培地
内の保液量を検出するための保液量センサと、タ
イマー回路と、上記液面センサおよび濃度センサ
からの信号により上記給水機構及び原液供給機構
を制御するための貯液量制御回路と、上記保液量
センサからの信号により上記送液機構を制御する
ための送液制御回路と、を有する制御回路と、か
らなり、培地への給液が、設定時刻の到来時にお
いて、上記保液量センサにより測定される培地内
液量が最大基準値以下であることを検出した時に
開始・続行され、かつ所定の給液時間の終了条件
および培地内液量の最大基準値以上の検出条件の
うち一方の先行条件を検出した時に給液停止され
ると共に、培地への給液が、設定時刻とは無関係
に、上記保液量センサにより測定される培地内液
量が最低基準値未満であることを検出した時にも
開始・続行され、かつ培地内液量が最低基準値以
上に達したことを検出した時に給液停止され得る
ように設けたことを特徴とする栽培用給液装置」
である。
<実施例> 次に本発明の実施例を図面により説明すること
とする。
第1図には本発明を適用した水耕栽培用の給液
装置1が示されている。
2は培養液を貯液する貯液槽、3はベツド状に
形成した培地、4,5は2種の原液の原液を貯液
するための原液タンク、6,7は該原液タンク
4,5から貯液槽2に原液を供給する配管8,9
に設けられた電磁弁、10はPH調節用の酸を貯
液する酸液タンク、11は該酸液タンク10から
貯液槽2に酸を供給する配管12に設けられた電
磁弁、13は貯液槽2内の培養液を循環させるた
めの循環ポンプ、14は循環用配管である。
各配管8,9,12は、循環用配管14に接続
されている。
而して原液供給機構は、上記配管8,9、電磁
弁6,7、循環用配管14、循環ポンプ13によ
り構成されている。また、給水機構は貯液槽2に
井戸からの水を供給するための給水ポンプ15、
該給水用の給水管16により構成されている。な
お、該給水機構は、貯液槽2に水道からの水を給
水管16を会して供給するものとしてもよい。こ
の場合はポンプ15に代えて電磁弁(図示せず)
を設けるものとする。
17は貯液槽2内に配設されたPH(ペーハー)
センサ、18は同じく貯液槽2内に配設された濃
度センサ、19は同じく貯液槽2内に配設された
貯液量検出用の液面センサである。
送液機構は、貯液槽2から培地3に培養液を供
給するための給液ポンプ20、送液用の給液管2
1、該給液管21の貯液槽2内先端に配設された
ストレーナ22から構成されている。
23,24はそれぞれ給液管21の適所に配設
された圧力計、流量計。25は給液調整管、26
は調整弁である。
27は制御ボツクスであり、上記の各機構の作
動を制御するための電気回路が収納されている。
この装置の動作の概略は次の通りである。貯液
槽2に貯液されている培養液を必要に応じて給液
ポンプ20により給液管21を介して培地3に供
給する。
而して培養液を調製する場合には、上記給液が
停止されたとき、まず給水ポンプ15により井戸
等から水を貯液槽2に補給する。液面センサ19
により貯液槽2の液面が一定のレベルに達したこ
とを検出すると水の供給を止め、循環ポンプ13
により貯液槽2内の培養液を循環用配管14を介
して循環させ、補給された水とすでに貯液されて
いた培養液とを混合撹拌する。
次いで混合された培養液の濃度を濃度センサ1
8により検出し、設定した濃度に達していない場
合には、電磁弁6,7を開いて原液タンク4,5
から培養液の原液を貯液槽2に供給する。このと
き、循環ポンプ13が作動するので撹拌混合され
る。
また原液供給の後に混合された培養液のPHを
PHセンサ17により検出し、設定されたPHに
達していない場合には、電磁弁11を開いて酸液
タンク10から酸を貯液槽2に供給する。
このようにして貯液槽2内の培養液を常に一定
の液量、濃度およびPHに保つておくことによ
り、培地3内の培養液の保液状態に応じて、給液
と給液停止を自動的に繰り返すことができるよう
にしたものである。
なお、PHセンサ17および酸液タンク10は
必要に応じて設けるものとしてもよい。
次に第2図に示すタイミングチヤートにより、
貯液槽2内に貯液する所定濃度の培養液を調製す
る動作についてさらに詳細に説明する。
この調製は、設定時刻の到来による給液、また
は設定時刻と無関係に測定される培地内液量の最
低基準値未満の信号検出による給液が終了したと
きに開始される。また、設定時刻の到来による給
液の途中において、貯液槽2内に貯液する培養液
の液面があらかじめ設定された下限レベルに達し
たことを液面センサ19により検出したときに
も、培養液の調製が開始される。
而してこの調製開始は、培地3に培養液を給液
中でない場合には直ちに、また給液中に貯液下限
レベルを検出した場合には給液を一旦停止して残
りの給液時間を第3図に示すROM回路45に内
蔵のタイマー回路に保留して行われるものであ
り、まず、給水ポンプ15を動作させて水を給水
管16を介して貯液槽2に給水する。次いで貯液
槽2の液高が、あらかじめ設定された上限レベル
に達するまで送水されたとき、給水ポンプ15を
停止して水の供給を止め、次いで循環ポンプ13
を動作させて貯液槽2内の培養液を循環用配管1
4を介して循環させ、供給した水と既に貯液され
ていた培養液とを十分に撹拌混合する。
而して所定の時間後、例えば1分間経過したこ
とを比較演算回路43内のタイマー回路から信号
を出力して、電磁弁6,7の双方又は一方を開
き、原液タンク4,5に貯液されている原液を貯
液槽2に供給する。
このとき循環ポンプ13は依然として動作して
おり、原液を補給された後の貯液槽2内の培養液
が均一の濃度になるように混合撹拌される。
而して撹拌された培養液の濃度があらかじめ設
定された濃度に達するまで原液の供給を行い、設
定された濃度に達したことを濃度センサ18によ
り検出したとき、電磁弁6,7を閉じて原液の供
給を止め、次いで電磁弁11を開いて酸液タンク
10に貯液されている酸を貯液槽2に供給する。
このときも循環ポンプ13は依然として動作して
いるから、酸補給後の貯液槽2内の培養液が均一
のPHになるように撹拌混合される。
而して撹拌された培養液のPHがあらかじめ設
定されたPHに達するまで酸の供給を行い、設定
されたPHに達したことをPHセンサ17により
検出したとき、電磁弁11を閉じて酸の供給を止
める。
酸の供給を止めてから例えば5分間経過したこ
とをタイマー回路から出力して、循環ポンプ13
を停止することにより培養液の調製工程が終了す
る。
次に、このように調製され貯液槽2内に貯液さ
れた所定濃度の培養液を、培地3へ給液する動作
について第1図、第3図を参照しつつ説明する。
培養液の培地3への供給は、1日を1サイクル
として所定の時刻を任意にあらかじめ定めてお
き、原則としてその時刻ごとに所定時間例えば10
分間づつ給液することにより行う。例えばタイマ
ー回路に午前6時、午前11時、午後3時、午後7
時、午後12時のように時刻を設定する。この設定
時刻は栽培植物の種類、季節、等により適宜変更
し、設定するものとする。
而して設定された時刻になつた時に、タイマー
回路からの信号により給液ポンプ20が動作し、
貯液槽2内に貯液された培養液を、ストレーナ2
2、給液管21を通して培地3に供給する。な
お、培地面積の規模に応じて分給管体37の圧力
を一定にするために調整弁26を開き調整管25
を介して培養液の一部を貯液槽2に返送する。ま
た、給液中に圧力計23が異常な圧力を検出した
場合に、調整弁26を自動的に開き調整管25を
介して培養液の一部又は全部を貯液槽2に返送す
るものとしてもよい。
而して培地3に含まれる培養液の保液量が設定
された最大基準値以上であることを保液量センサ
38により検出した場合には培養液の給液を止
め、設定された最大基準値未満である場合には培
養液の給液を続行する。
而して給液ポンプ20を動作させてから所定の
時間を経過した時に、例えば10分間の給液を行つ
た後に、タイマー回路からの信号により、給液ポ
ンプ20を停止させて培養液の給液を終了せし
め、前述のように貯液槽2における培養液の補給
調製を行う。
尚、この10分間の給液によつて最大基準値に至
らなくても、貯液槽における培養液の補充は行な
わない。
一方、上記の定時的な給液を行つていない時間
帯において、培地3に含まれる培養液の量が設定
された最低基準値未満であることを保液量センサ
38により検出した場合にも培養液の給液を随時
行うものとする。この場合には保液量センサ38
からの上記信号により給液ポンプ20を作動さ
せ、培養液を給液する。
この随時の給液により培地3に含まれる培養液
の量が設定された最低基準値以上となつたとき、
保液量センサ38からの信号により給液ポンプ2
0を停止し培養液の供給を終了する。
尚、この随時給液においてはタイマー回路によ
る給液継続の時間管理を行わない。従つて、培地
3内の培養液の量は最低基準値以上であつて最大
基準値に達しない状態で保持されている。このよ
うな給液方法は、培地3への給液量を常に最大基
準値まで行なうと、植物の培養液吸収が多量とな
つて栄養過多の弊害を生じたり、根部での通気性
が不十分となつて酸素欠乏状態となつたりするの
で、これらを防止するために補助的に行なう給液
手段である。
上記の随時の給液は24時間を通して行なうもの
としてもよいが、特定の時間帯例えば温度が高く
また培養液の消費量の多い昼間の時間帯のみ行う
ものとしてもよい。これらはタイマー回路におけ
る任意設定要素とすることで行ない得る。
以上のような本発明の動作を、第1図に示す装
置1における制御ボツクス27に収納された制御
盤(図示せず)により制御して行うものであり、
第4図に示すブロツク図により該制御回路を説明
する。
濃度センサ18、PHセンサ17、保液量セン
サ38からの信号がA/Dコンバータ41、イン
ポート42を介して、また液面センサ19、時計
28からの信号がインポート42を介してそれぞ
れ比較演算回路43のCPU44に入力される。
各センサおよび時計28から入力されたデータ
は、CPU44においてROM回路45からの前記
動作のプログラムに従い、ROM回路46にあら
かじめ入力記憶されている設定値と比較演算さ
れ、その結果の制御信号がアウトポート47を介
して電磁弁6,7,11、給水ポンプ15、循環
ポンプ13、給液ポンプ20に出力されてこれら
の作動が制御される。
なお、これらの制御は、マイクロコンピユータ
その他の制御手段を用いて行うものとしてよい。
第4図には培地3の構成の実施例が示されてい
る。
31は保水性部材であり、任意の大きさ、厚み
を有する直方体の形状をなしている。この保水性
部材31は無機繊維素材として吸水性ロツクウー
ル、グラスウール、有機繊維素材として繊維系素
材、発泡性合成樹脂として吸水性ウレタンフオー
ム、およびくん炭、砂等により形成され、図示の
ようなマツト状のものの他ブロツク状のものでも
よい。
また、くん炭、砂等により形成する場合には保
形材が必要である。
32は、透水性部材であり、保水性部材31の
下面および側面に配備され、ポリビニルアルコー
ル、ポリエステル、ナイロン等の不織繊維からな
る不織シート状体により構成され、吸水性を有し
栽培植物の根が通過し得ない微細な孔隙を有する
ものとする。孔隙は例えば直径50μm以下とする
ことが好ましい。
33は通気性部材であり、透水性部材32の下
面に配備され、柔軟なフイルムを重合せしめ部分
的に空気を封入密閉せしめて形成したエアー封入
シートであり、その両端を透水性部材32に溶着
されている。通気性部材33は、板体を波板状に
形成したもの、若干厚みを有する網板、少なくと
も上面に円柱状、角柱状の凸起、毛状体を立設形
成したもの、板体を組み合せて複数の空隙部屋を
形成したもの、通気性を有する素材により形成さ
れたポーラス板等からなる。
34は栽培植物、35は該栽培植物34が育苗
された保水性培地であり、保水性部材31上に載
置されている。
36は水密性の被覆部材であり、保水性培地3
5を載置した部分を除き、培地3を被覆してい
る。該被覆部材36は下部が培養液の受皿とな
り、上部は保水性培地35を支持するとともに培
養液の太陽熱等による液温変化を防止し、又は光
の照射によるクロレラ発生を防止するため断熱、
遮光性のよい材料により形成する。
37は分給用管体であり、給液管21に接続さ
れ、通水性を有する素材により形成されたポーラ
ス管や、金属製・塩化ビニール等の合成樹脂製の
管体ですくなくとも保水性部材31に接する部分
に複数の散水用小孔を穿設したものを採用する。
38は保液量センサであり、保水性部材31内
に2本の電極を配設し、保水性部材31内に含ま
れる培養液の量をアナログ電気信号として測定検
出するものである。
このような培地3において、培養液は給液管2
1、分給用管体37を通つて保水性部材31に必
要な量が吸水保持されるとともに、余分な培養液
は被覆部材36上を流れて集液手段(図示せず)
に回収または廃棄される。
したがつて、分給用管体37からの培養液供給
が停止されても、必要な培養液量は保水性部材3
1に保持されているから常時培養液供給を行わな
くても済み、停電等による給液トラブルに対して
対応できる。
また、植物の成長に伴つて根が延びて保水性培
地35から突出し、保水性部材31に進入する
が、該保水性部材31の下面には透水性部材32
が配備されているので、根の進出がここで阻止さ
れ、水密性の被覆部材36上にたまつた培養液中
に植物の根が入り込むようなことがない。
したがつて、植物の根が直接培養液に浸ること
がなく過剰の栄養付与による障害が生じない。ま
た、通気性部材33が介在されていて透水性部材
32の下面から保水性部材31の下部に大気が入
り込むようになつているので、成長して透水性部
材32の近傍まで達した保水性部材31中の根部
は充分な酸素を吸収できるので、酸素の欠乏によ
る弊害が生じない。
<効果> 本発明によれば、給液によつて消費される毎
に、また一回の給液量として貯液量が不足する場
合にはこれを補うべく、常に好ましい濃度の培養
液を自動的に調製補充することができるので、一
定サイズの小型貯液槽を用いて大小規模の培地に
対して幅広く対処することができ、設置スペース
の効率化、設備コストの低減化に資する。
また、補充貯液の度に貯液槽には新鮮な水と原
液が追加撹拌されるので、貯液槽内の培養液は常
に活性化されて新鮮さを保持することができる。
さらに、各制御値を任意に設定することによ
り、各種植物の良好な生育にとつて必要な量と質
の培養液を、自動的に給液することができる。
したがつて従来、培養液の製造、貯液残料チエ
ツクに要していた作業、さらには給液における培
地内の保液量チエツク等に要していた多くの労力
を省くことができ、良好な水耕栽培を経済的に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は給液装置の概略構成図、第2図は各ポンプ
と電磁弁の作動順序を示すタイミングチヤート、
第3図は制御回路の実施例を示すブロツク図、第
4図は培地の断面図、である。 1……栽培用給液装置、2……貯液槽、3……
培地、4,5……原液タンク、6,7……電磁
弁、10……酸液タンク、11……電磁弁、13
……循環ポンプ、15……給水ポンプ、17……
PHセンサ、18……濃度センサ、19……液面
センサ、20……給液ポンプ、21……給液管、
27……制御ボツクス、28……時計、38……
保液量センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 貯液槽内の培養液の液量及び濃度を設定範囲
    で保持すると共に、培地への給液を設定時刻の到
    来時における培地内液量の最大基準値以下の検出
    条件により開始・続行し、かつ給液停止を所定の
    給液時間の終了条件および培地内液量の最大基準
    値以上の検出条件のうち一方の先行条件により行
    なうと共に、培地への給液を設定時刻とは無関係
    に測定される培地内液量の最低基準値未満の検出
    条件によつても開始・続行し、かつ給液停止を培
    地内液量の最低基準値以上の検出条件により行な
    うことを特徴とする栽培用給液方法。 2 培養液が、水と栄養成分の濃縮原液とを混合
    したものである前記特許請求の範囲第1項記載の
    栽培用給液方法。 3 貯液槽への水および上記原液の供給量が、貯
    液槽内の培養液量及び上記原液の濃度に応じて調
    節されてなる前記特許請求の範囲第2項記載の栽
    培用給液方法。 4 培養液の液量および濃度を設定範囲で保持可
    能に設けてなる貯液槽と、 該貯液槽から培地へ培養液を供給するための送
    液機構と、 該貯液槽へ水を供給するための給水機構と、 原液を貯液するための原液タンクと、 該原液を上記貯液槽へ供給するための原液供給
    機構と、 該貯液槽内に配設された液面センサおよび濃度
    センサと、 上記培地内の保液量を検出するための保液量セ
    ンサと、 タイマー回路と、上記液面センサおよび濃度セ
    ンサからの信号により上記給水機構及び原液供給
    機構を制御するための貯液量制御回路と、 上記保液量センサからの信号により上記送液機
    構を制御するための送液制御回路と、を有する制
    御回路と、からなり、 培地への給液が、設定時刻の到来時において、
    上記保液量センサにより測定される培地内液量が
    最大基準値以下であることを検出した時に開始・
    続行され、かつ所定の給液時間の終了条件および
    培地内液量の最大基準値以上の検出条件のうち一
    方の先行条件を検出した時に給液停止されると共
    に、培地への給液が、設定時刻とは無関係に、上
    記保液量センサにより測定される培地内液量が最
    低基準値未満であることを検出した時にも開始・
    続行され、かつ培地内液量が最低基準値以上に達
    したことを検出した時に給液停止され得るように
    設けたことを特徴とする栽培用給液装置。
JP60035120A 1985-02-23 1985-02-23 栽培用給液方法およびその給液装置 Granted JPS61195629A (ja)

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