JPH03193709A - セメント組成物 - Google Patents

セメント組成物

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JPH03193709A
JPH03193709A JP2290562A JP29056290A JPH03193709A JP H03193709 A JPH03193709 A JP H03193709A JP 2290562 A JP2290562 A JP 2290562A JP 29056290 A JP29056290 A JP 29056290A JP H03193709 A JPH03193709 A JP H03193709A
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ジョン・エリス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ(ビニルホスホン酸)を用いて製造したガ
ラスイオノマーセメントに関する。このセメントは例え
ば歯科用充てん剤とセメント及び副木包帯材(spli
nt bandage material)のような、
専門的な外科用に用途を見出している。
ガラスイオノマーセメントは1970年代初期に、以前
に広範に用いられていた歯科用シリケートセメントに代
る、より耐酸性充てん剤の要求を満たすために開発され
た。これらのセメントはISO命名法で現在ガラスポリ
アルケノエートセメントと呼ばれており、塩基として作
用する酸分解性ガラそのメタクリル酸もしくはイタコン
酸とのコポリマーの濃度溶液(典型的に50%)との間
の酸−塩基反応によって硬化した。ガラスと酸との混合
時に、ガラスから放出されるカチオン(Ca”、AI”
)がポリ酸類を架橋する。不完全反応したガラス粒子の
ための結合マトリックスとして作用する金属ポリ酸が形
成される。このように、ガラスポリアルケノエートセメ
ントは不溶性金属ポリアクリレートマトリックス中に包
埋されたガラス充てん剤から成る複合材料である。
これらのセメントは歯のぞうげ質とエナメル質に異常に
接着して、充てん剤として用いた場合にすぐれたシール
を形成する。従ってこれらは修復材料/窩壁縁から歯へ
流体とデブリが侵入するのを阻止し、歯二次腐食を防止
する。しかし、これらは完全に硬化するまでは水分によ
る汚染を受けやすい。まこれらは歯のエナメル質と光学
的に適合しうるほと充分に透明ではない。
ポリビニルホスホン酸−(CHt−Cf()op (O
H) z はポリアクリル酸よりも強酸であり、既存のセメントに
特徴的な接着力を有し、より強いセメントを生成する可
能性を提供する。しかし、これは合成が容易であるとは
実証されていす、ポリアクリル酸の直接の代替品として
簡単に用いることはできない。
本発明によると、セメント組成物は水を含む液体、任意
にポリアクリル酸を含むポリ(ビニルホスホン酸)PV
PAのような、バックボーン炭素原子1〜3個に付き平
均1個のホスホン酸基を含むカチオン触媒架橋可能なポ
リマー酸、及び既に熱処理した場合は0.6〜0.2:
1のモル比、他の場合には1.6:1を超えるモル比で
SrとAlfiを含むカチオン浸出可能な外科的に受容
されるガラス粉末カラ、ホスホン酸例えばPVPA (
1−X)g ニガラス1〜5g:液体Xg (Xは0.
3〜0.7である)の割合でなる均質混合物であって、
ガラスが37より大きい原子番号の多価金属(酸化物ま
たは塩として)少なくとも10重量%を含むことを特徴
とする混合物から成る。溶媒は水性、すなわち水である
ことが好ましく、酸を溶解することが好ましい、使用す
るまでガラスは別に維持する。しかし、酸を乾燥して、
ガラスと混合することもできる。すなわち、本発明はこ
の混合物にも及び、この混合物は密封カプセルに充てん
しくPVPAは吸湿性)、溶媒を加えることによってセ
メントになる。前記多価金属酸化物は例えば酸化ストロ
ンチウム5rO1酸化バリウムBaO1酸化ランタンL
aOまたはこれらに対応するフッ化物であり、混合物(
金属及び/または酸化物/塩)も用いることができる0
本発明は、混合時に上記のようなセメント組成物を形成
する2種類のペーストを含むバックにも及び、第1ペー
ストは酸プラス水であり、第2ペーストは水性増粘剤(
例えばメチルセルロース)中に懸濁したガラス粉末であ
る。2種類のペーストを適当な濃度に調合する場合に、
混合物が正しい組成であることを保証するための容易な
手段として、使用時に2チユーブから等しい長さのペー
ストを絞り出すか、または2タブ(tab)から茶サジ
で等しい杯数をすくい出すことができる。
組成物はさらに酸化亜鉛またはリン酸アルミニウムまた
はこれらの両方のような酸中和剤を酸溶液に基づいて1
0質量%までの総量で含みうる及び/またはホスホン酸
主成分物質のような錯化剤(complexing a
gent)を含みうる。
ガラス粉末は実質色にすべてが100μより小さい、特
に60μより小さい粒子から成ることが好ましい、ガラ
ス粉末は少なくとも400℃(好ましくは450〜60
0℃)において少なくとも40分間(好ましくは少なく
とも55分間)熱処理することが好ましい、0.6〜2
:lのS!:i範囲は適当な場合に受容される不透明な
生成物を生ずる。ガラスは好ましくはY%濃度で2時間
(YZ<4、好ましくは<2)、例えば酢酸のような希
酸で洗浄する。
本発明はまた、バックから出して混合した時にセメント
を形成するように包装した、上記セメント組成物の成分
から成るバックにも及ぶ。
ポ1 ビニルホスホン ポリ(ビニルホスホン酸)PVPAは例えばビニルホス
ホン酸モノマーを用いて不活性溶媒中でのフリーラジカ
ル重合によって製造することができる。ポリマーは淡褐
色の非常に吸湿性の固体であり、容易に水に溶解して8
0〜85重量%までの溶液を生ずる。溶液は良好な長期
間安定性を有し、ゲル化の徴候を示さない、50%溶液
は典型的に0.8〜0.9cpの粘度を有する。
PVPAセ ン の ポリ(ビニルホスホン酸)の見かけのpKaiFは不明
であるが、これの二塩基性七ツマ−であるビニルホスホ
ン酸がアクリル酸のP K a (14,25に比べて
、2及び8のpKa値を有するので、ポリ(ビニルホス
ホン酸)がポリ(アクリル酸)(見かけのpKa5〜6
)よりも強敵であることは確実である。それ故、ガラス
粉末から放出される上記架橋カチオン(Ca”、Al”
)がポリ酸類の間に強い会合(association
)を形成して、強力なセメントを生ずることが期待され
る。
しかし、実際には、PVPAをPAAO代りに用いた場
合に現在のガラス−イオノマーセメントに用いられるよ
うなガラスによるセメント形成は困難である0例えば、
FAA溶液によって3〜4分間の硬化時間を有するガラ
スはPVPA溶液によってはおそらく45秒未満で硬化
する。それ故、次の手段によってセメント系を改質して
セメントペーストの妥当な加工硬化時間(workin
g andsetting ti■e)を可能にするこ
とが必要であると判明している: i)充分な加工時間を可能にする異なる組成物と共にガ
ラスを用いる、または反応性ガラスを不活化する; 1i)PVPA溶液を不完全に中和して、その反応性を
減する; ii)液体中に錯化剤のような添加側を用いる、錯化剤
はガラスから放出されるカチオンと結合して、セメント
の硬化を遅らせると考えられる。
上記のような本発明のセメントを用いると、既存のガラ
ス−イオノマーセメントの硬化時間(5〜20分間)に
匹敵する約5分間の硬化時間を有するセメントが得られ
る。
愈1」LJIk住 1、接着性 歯基体(dental 5abstrate) ヘの歯
科用修復材料の接着性は非常に重要である。典型的なホ
スホン酸主成分セメントである歯科用シリケートセメン
ト (耐酸性が不充分であるため、現在は用いられてい
ない)は、歯エナメル質に接着せず、その結果流体とデ
プリは充てん物の緑から歯巾に漏出して、歯の二次腐食
を生ずると考えられる。接着性充てん材は(対照的に)
この縁を効果的にシールする。さらに、非接着性修復材
料では、健全な歯質(tooth material)
の過剰な損失を伴うアンダーカッティングによって充て
ん物を歯巾に機械的にくさび止めする(Key)ことが
必要である。接着性材料ではこれは不必要になる。
2、    ム  bio cow atibilit
ガラス−イオノマーセメントは口腔組織に適合すること
が公知であり、ホスホン酸主成分セメントのようには歯
髄を刺激しない、この改良はバルギーポリマー分子が歯
髄に通ずる歯小管(dentaltubina+)中へ
非常に、低拡散性であることに帰因する。PVPAに基
づくセメントは同様に低刺激性であると考えられ、FA
Aと同様に硬化時の温度上昇が非常に小さい。
現在のガラス−イオノマーセメントは酸の作用と着色に
対して耐性であり、PVPA主成分セメントは同様な性
質を有すると考えられる。
P V P A出発物質のビニルホスホニルジクロリド
の毒性が高いことは知られているが、これはビニルホス
ホン酸モノマーとポリマーに100%転化される。VP
Aモノマーの毒性は知られていないが、セメント形成前
にポリマー溶液からこれを完全に除去することは後記す
るように容易に可能である。興味深いことに、このモノ
マーはある種の金属酸化物と不溶性セメントを形成する
ことが判明しており、初期ポリ酸溶液中に存在するとし
ても浸出しないと考えられる。
3、半透肌性 修復材料が前方充てん材として上首尾に用いられる場合
には、その半透明性が周囲の歯質の半透明性と適合して
、「生活(live)」外観を与える必要がある。ぞう
げ賞が0.51〜0.93の不透明度を有する(GO,
t。値、厚さlssの試験ディスク:1枚を白色バック
グラウンド(反射能0.70)上におき、他方は黒色バ
ックグラウンド上において、2枚のディスクの反射光線
を比較する)が、エナメル質は0.21〜0.27の不
透明度を有する。ガラス−イオノマー修復材料の不透明
度はガラス粒子とゲルマトリックスとの屈折率によって
影響され、これらの屈折率が密接に一致する場合には、
不透明度の低いセメントが生ずる。
ガラス−イオノマーセメントに対する英国標準(Bri
tish 5tandard)はセメントの不透明度限
界を0.35〜0.90 (C1?・値)と述べており
、充てん材セメントの典型的な値はエナメル質の範囲よ
り高い0.65〜0.75である。歯科用シリケートセ
メントは非常に低い不透明度を有するCB、 S、不透
明度値0.35〜0.55、典型的には0.45〜0.
55)が、これらはもはや用いられていない、PVPA
と改質歯科用シリケートガラスとから製造したセメント
の不透明度の測定値は0.40〜0.46のC0,、。
値であり、これに比べて同ガラスとPVPAと同じ分子
量のPAAとから製造したセメントの測定値は0.5〜
0.6であった。このような低い不透明度はPVPAセ
メントを用いて美的な前方充てん(anterirfi
lling)が可能であることを示唆する。
本発明を次に例によって説明する。
■上 この例はビニルホスホニルジクロリド(VPDC)から
のビニルホスホン酸ポリマーの製造を説明する。
VPDCを等量の1.1.1−トリクロロエタンに溶解
し、この溶液に開始剤アゾ−ビス−イソブチロニトリル
をモノマーの3重量%のレベルで加える。還流冷却器を
備えたフラスコ中で混合物を窒素下において攪拌しなが
ら2時間加熱する。フラスコの周囲に水浴を用いること
によって加熱を行って、充分な温度!制御を維持する。
全重合(18時間)を70℃で実施した場合には、収量
は50〜60%であった。この代りに、70℃での2時
間後に、温度を40〜50’Cに低下して、この温度に
さらに16〜18時間維持すると、収量は85〜90%
に増加する。
ビニルホスホニルジクロリドの粗ポリマーの溶液である
粘稠な、橙褐色溶液が生ずる0次にこれを多量の冷却水
(chilled water)中に徐々に攪拌しなが
ら注入し、発生するHClガスの大部分を真空によって
除去することによって加水分解する。
加水分解生成物を:awiし、過剰な橙褐色溶液は真空
蒸留によってまたは回転蒸発器によって除去した。
生成物の分析は典型的に、これが目的生成物PVPA(
ポリビニルホスホン酸)固体85〜90%を若干の残留
モノマー10〜15%と共に含むことを示す。
曇I この例は例1で述べたように製造した生成物の精製を説
明する。最初に加水分解によって生じた水を回転蒸発器
等を用いて除去することによって、PVPAを単離しな
ければならない0次に、生成した固体を等量販下の重量
のエタノール(他のアルコールも使用可能)に必要に応
じておだやかに温めながら溶解する0次に、溶液を多量
に過剰の非溶媒(例えば酢酸エチル)中に攪拌しながら
徐りに注入する。生成した白色沈殿を溶媒混合物から単
離する、これは残留モノマー約5%を含む、P−31N
MRスペクトル分析によって残留モノマーが検出されな
くなるまで、エタノール中溶解と酢酸エチルによる沈殿
とをくり返す。
純粋なPVPAは吸湿性乳白色固体である。これは上述
のように製造した場合に80重量%より高濃度まで水中
に易溶である。 1.2. 3 g/100m濃度(I
M  NaCj!中PVPAのNa塩)の溶液の測定粘
度の補外によって得られる、無限に希薄な溶液の粘度(
固有粘度)は0.08d/gであり、おそら< 300
0〜5000の範囲内の低分子量ポリマーであることを
示唆する。
この例はバリウムまたはストロンチウム(または原子番
号が37より高い他の金属、但しCu、 Co。
Su+ Bit Pb+ Hg+ Cd、 Y、 La
及びMoを除く)の酸化物粉末を含む、すなわちガラス
自体を含むのではないポリ(ビニルホスホン酸)の水溶
液のセメント形成性を考察する。すべての場合に、例1
と2に述べたように製造したポリ(ビニルホスホン酸)
の50重量%水溶液をセメント形成液体として用いる。
液体と金属酸化物粉末とを、金属酸化物の反応性とかさ
密度とに依存して1:1から5:1までの範囲である、
均質なペーストを生ずるような粉末g:液体dの比にお
いて、ガラスブロック上で金属スパチュラによって混合
する。
例4〜11は本発明によるものではないが、可能な変化
の範囲と方法(teaknique)を示すために含め
る。
劃」よ この例はポリ(ビニルホスホン酸)水溶液とイオン浸出
可能をアルミノシリケートガラスとから製造した典型的
なセメントの性質を説明する。使用したポリ酸溶液は5
0%m / mである。シリカ437重量部、アルミナ
230重量部、フッ化カルシウム129重量部、水晶石
175重量部及びリン酸アルミニウム29重量部を共に
混合し、1300’Cに75分間加熱することによって
、ガラスを製造する。この溶融物を水中に注入すること
によって急冷する。生成したガラスを粉砕し、ふるい分
けし、45μ未満粒度の百分をセメント形成に用いた。
使用前にガラス粉末を炉中で450℃に90分間加熱す
ることによって不活化する。
■エム 例4のポリ(ビニルホスホン酸)の硬化性をポリアクリ
ル酸を含む市販のガラスイオノマーセメント等と比較す
る。硬化時間は453gギルモアーニードル(Gill
more needle)を用いて測定した。加工時間
(working time)と硬化速度はウィルソン
レオグラム(Wilson rheogra閣)を用い
て測定した。
Fuj i   Detrey セメント       PVPA   Type II
  ASP^粉末g/液体d      3.0  2
.75  3.0硬化時間(分)23℃  0.6  
2.7   2.4硬化時間(分)23℃2,0 硬化時間(分)37℃1,337,54・25硬化時間
(分)23℃71,6 PVPAセメント1または2時間酢酸洗浄したガラス(
酸濃度1%または2%)を用いて製造することができた
。すべての組合せが加工時間を延長させ、硬化速度を遅
らせ、有用であったが、2時間/2%はかなり強度にこ
のような反応を示した。
刊1」− ポリ(ビニルホスホン酸)セメントの機械的性質を市販
のガラスイオノマーセメントと比較した。
例4Aに示した粉末/液体比でセメントを混合した。圧
縮強さは円筒形試験体(長さ12m5.直径6−)を2
4時間貯蔵した後に測定した。
曲げ強さはサイズ25×3×3IIIIの試験体を用い
て測定した。
圧縮強さMPa      75   174   1
40曲げ強さMPa       10   8.9 
  9.8■土旦 この例はポリ(ビニルホスホラNI)セメントの半透明
性を説明する。セメントペーストを例えば直径2.0c
霞、厚さ0.1cmのセメントディスクを生ずるような
黄銅型に入れる。型を銅プレートで閉じ、セメントを硬
化させる。1時間後にセメントディスクを型から取出し
、続いて水中にさらに24時間貯蔵する。このセメント
ディスクの不透明度はハンターラブD25A−9)リス
チムラス比色計(tlunterlab D25A−9
Tristimulus Colorialgter)
での測定時に、ポリ(アクリル#)をセメント形成液体
として用いて製造した同様なセメントの不透明度に比べ
てすぐれており、同様に製造された市販の歯科用シリケ
ートセメント(DSC)とガラスイオノマーセメント(
Gl)の不透明度に良好に匹敵した。セメントで得られ
たC1.?#不透明度を表に示す。
セメン     :1d        χPVPA 
     2.2:1       44PA^   
   2.2:1       553.5:1   
     s。
DSC(1)     3.5:1       47
1)SC(2)     3.s:145Gl (1)
     2.75:1      69Gl (2)
     3.o:t        85PvP^ 
ポリ(ビニルホスホン酸) PA^ ポリアクリル酸 DSC(1) rバイオトレイ(Biotrey) J
歯科用シリケートセメント DSC(2) rアチャタイト(Achati t) 
JGl(1)  rフジ イオノマー(Fujf Io
no*er)タイプ■JGl(2)  rブトレイ(D
etrey)ASPi■土旦 この例はポリ(ビニルホスホン酸)から製造したセメン
トの耐水性の迅速な発生を説明し、この特徴をポリアク
リル酸から製造した同様なセメント及び市販のガラスイ
オノマーセメントと比較する。従って、直径2値、厚さ
0.2CIの硬化セメントディスクを生じるような黄w
4型にセメントペースト(粉末/液体比3g:1m)を
入れることによって試験体を製造する。一定長さの非ワ
ックス化デンタルフロスをセメントペーストに入れ、そ
れによって硬化セメントディスクを吊す、必要に応じて
7分間または1時間硬化させた後に、ディスクを型から
取り出し、直ちに、一定量の水を含む風袋控除秤量ボト
ル(tared weighing bottle)に
吊す、水中での24時間後に、ディスクを取り出し、水
を蒸発させ、セメントディスクから浸出した残渣を残し
た。ボトルの重量とセメントディスクの重量との差から
セメントの耐水性を測定する。
このようにして測定したセメントの耐水性を次表に記載
する。
この例は例4に述べたガラスに基づき、ガラスの焼成前
組成(prefired composition)を
変えることによって製造した、範囲のガラスのセメント
形成性を述べる。従って、ガラス中のリン酸アルミニウ
ム量(5A−5D) 、S i lAN比(5E−5H
)及びフッ化物(フッ化カルシウム)量(5J−5M)
を変えることの効果を述べる。このガラスの組成を重量
部として下記にリストする。
これらのガラス粉末から製造したセメントの硬化時間を
23〜24℃及び周囲湿度で測定して、記載する。45
0℃で90分間加熱することによって、ガラス粉末の不
活化を達成する。
416 219  123 416 219  123 416 219  123 416 219  123 166   144   (10 166171do 166      29    <20166    
  0    <10 499 219  123  166    57  
 <15582 219  123  166    
57   <20332  219   123   
166     57    <10249 219 
 123  166    57   d0416 2
19  148  166   ・ 57   <15
416  219   172   166     
57    <15416 219   98  16
6    57   <15416219   74 
 166    57   20劃」− この例はイオン浸出性ガラスとPVPAとからのセメン
トの製造を説明する。シリカ67重量部、アルミナ10
0重量部、フッ化カルシウム100重量部を共に混合し
、1300℃の温度に90分間加熱することによって、
フルオロアルミノケイ酸カルシウムガラスを製造する。
溶融物を冷水中に注入することによって急冷し、生成し
たガラス−セラミックを粉砕し、ふるい分けし、45p
未満の粒度の両分を回収する。ポリ(ビニルホスホン酸
)の50重量%溶液を3:1のPZl比で用いてセメン
トを製造する。生ずるセメント形成反応は非常に激しく
、10秒間未満で硬質で緻密なセメント様物体が生成す
る。
ガラス粉末は600℃において少なくとも1時間加熱す
ることによって不活化される。この不活化ガラス粉末は
ポリ(ビニルホスホン酸)溶液と混合した時に、105
秒間の硬化時間(23〜24℃)を示す、このセメント
の圧縮強さと曲げ強さを下記に記載し、セメント形成液
体としてのポリアクリル酸と同じ(加熱前)ガラス粉末
を用いて製造した同様なセメント圧縮強さと比較する。
PVPA       67   73       
  11.6FAA (1)      90   9
0FAA (2)      40   40(1)ア
ライドコロイド(Allied Co11oids)の
「ヴアーシコール(Versicol)E5.150%
 W/W(2)アルドリッヒ社(Aldrich Co
、)PAA M目ooo so% W/W ■工 この例はSt/Aj!比の変化が例6に述べたようなガ
ラスのセメント特性に与える影響を説明する。このため
に、焼成前混合物のシリカ量を変えることによって、S
 i/Alfi−f:lし比2.5二1から0.23:
1までを有するような一連のガラス粉末を上述のように
製造した。これは存在するケイ素原子対アルミニウム原
子の数の比である。セメントを粉末2.5g:液体1m
の割合で混合して、硬化時間を23〜24℃において測
定した。この表は600℃までの加熱がガラスの反応性
に与える影響も示す。
2、(hl    300  100   100  
 9752.2:1   266  100   10
0   3401.94=1  233  100  
 100   1901.67=1  200  10
0   100   1201.11:1   133
   100    100       <50.7
8:1    94   100    100   
    <50.56:1   67  100   
100    <150.42:1   50  10
0   100    700.23:1   27 
 100   100   205加熱後のガラス7G
、7H及び7Nは一部品出したので、結晶は別にして「
実際の(real) J(非晶質)ガラスが全体の公称
組成とは異なる組成を有することが考えられる。この実
際の組成は測定しなかった。これが硬化時間の傾向の反
転の原因だと考えられる。
541Al比も同様に下記の表に示すように、硬化セメ
ントの物理的性賀に影響を与える。最後の3セメントの
製造に用いたガラス粉末は600℃500 において6時間熱処理したものである。
2.50  31.6   16.4    3.3 
      2.52.22  27.6   22.
9    −        2.51.67  24
.6   23.5    −        2.5
1.67  31.6   32.2    4.2 
      3.00.56  67.0   73.
0   11.6       3.00.42  6
9.0   65.0    7.7       3
.0劃」− この例は、例4で述べたようなガラスのフッ化物含量を
変えることの効果を説明する。このため、一定S i 
/ A j!モル比(すなわち1.48:1)のガラス
粉末を用いて、但しフッ化物量を変えて上述のようにセ
メントを製造した。このようなセメント(粉末2.5g
 :液体IIdlで混合)の硬化時間に対する影響を表
に示す。
読羞U ガラスk  5ift  AltO,CaFt  mo
lχF 硬化時間8A     175  100  
553  40.6  465sec8B     1
75  100  240  26.9  95sec
8C17510011015,8<10secフフ化物
は融剤(fluxing agent)として作用し、
ガラスを加工しやすくする(推察されるように、ガラス
8Aではフッ素原子は全体の原子数の40.6%であり
、−緒に加えた他のすべての種の原子は59.4’oに
すぎない)、フッ化物によってガラスは酸の作用を受け
やすくなり、フッ化物は硬化反応を緩和する。
Ca:AI比が上昇すると、他の要素が変化しないなら
ば、−Sに硬化時間は減少する。
■工 この例はポリ(ビニルホスホン酸)水溶液にリン酸アル
ミニウム、酸化亜鉛及びこれらの混合物を混入すること
が例4に述べたガラスの加工時間及び硬化速度に与える
影響を説明する。23〜24℃において混合したセメン
ト(粉末3g:液体IM1)に対するこれらのデータの
測定にはウィルソンレオメータ−(Wilson rh
eometer)を用いた。使用前に450℃での90
分間の熱処理によって、ガラス粉末を不活化した。
PVPA          O,678,32X) 
          0.6          11
0.45χ)  Zn0     0.5      
   116.810χ)          0.8
5        153.72χ)        
  0.45         128.95χ)  
AIPo、     0.5         157
.610χ) 1+1χ)  ZnO+    0.5       
  144.22.5+2.5χ)  AIFo、  
0.7         118.0%は液体成分に基
づく質量%である。
■刊 この例はキレート形成化合物を加えることが上述のセメ
ントの加工性(working property)に
与える影響を説明する。最終溶液がP V P A45
%m/m、添加剤5%m/m(他に指示しないかぎり)
を含むように、ポリマー溶液に添加剤を混入した。
多くの添加剤を試みた:これらのすべてがモンサント社
(Monsants (:o、)から商品名「デクエス
ト(Dequest) Jで製造されたホスホン酸であ
った。
デクエストを試みた結果、下記のものが有用であること
が判明した: デクエスト2000アミノトリス (メチルホスホン酸
)デクエスト2010ヒドロキシエチル−ジホスホン酸
デクエスト2060ジエチレントリアミン−ペンタ(メ
チレンホスホンM) 改質したPVPA溶液を2種類のガラス(上記例4と6
、粉末3g:液体14)と混合した。硬化温度を453
gギルモアニードルによって、23〜24℃1周囲湿度
(55%)において測定した。非熱処理ガラスと熱処理
ガラスとから製造したセメントの硬化に対するデクエス
トの硬化を調べ、結果を下記に示す、(例7のセメント
の圧縮強さと曲げ強さとに対するデクエストの硬化を研
究し、有意でないことを発見した)。
各セメントに対してウィルソン レオメータ−を用いて
得たレオグラムの検討から、各セメントの加工時間(取
扱い可能性)の推定を行った。
PVPA           例4ネ       
80PVPA102000     例4傘     
 110PVPA102010     例4率   
    95PVPA102060     例4本 
       80PVPA      例4140 PVPA102000   例4140PVPA102
010   例4190PVPA/I)2060   
例4190使用前に加熱による不活化実施せず。
PVPA PVPA/D2000 PVPA102010 PVPA102060 PVPA PVPA102000(2χ) PVPA102010 PVPA/D2060(10χ) PVPA102010(2%) PVPA102010 PVPA102060(10χ) PVPA102060 メー」L−表 例6f 例6f 例6f 例6f 例6* 例6本 例6本 例6* 例6傘 例6本 例6傘 例6* f不活化せず 本600℃、6時間の熱処理により不活化PVPAセメ
ン とPAAセメン との粉末g/液体d   3.0
   2.75  3.OWT  (wins、  2
3℃)   0.6    2.7    2.4ST
  (a+ins、  37℃>    1.3   
 3.75   4.255T  (sins、23℃
)2.0 C3(MPa、24Hr)     75    17
4    140FS  (MPa、  24Hr) 
    10    8.9    9.8Sol−7
sins         O,501,902,1O
−Ihour        >0.05   0.7
0   0.30不透明度(CO,?。値)  0.4
4  0.69  0.85WT−加工時間(目視可能
を圧痕を残さない28gニードルによって測定) ST=硬化時間(目視可能な圧痕を残さない453gニ
ードルによって測定) C3=圧縮強さ FS=曲げ強さ So I=混合後の指定時間に37℃水中に24時間浸
せきした場合の溶解% 理想的な歯科用充てん材は比較的ゆったりした加工時間
後まで、混合開始から3〜6分間または混合(これ自体
は23℃で実施)完成から2〜5分間の37℃硬化時間
を有する。
■u この例はポリ(ビニルホスホン酸)水溶液とスズサーメ
ットとから製造したセメントを述べる。
スズサーメットは、ガラス粉末(例6で述べたもの、但
し18μ−に粉砕)とスズ粉末〔グツドフェロ−メタル
(Goodfellow Metals)+ <45μ
軸にふるい分け〕とを等!(重量比1:4)で混合する
ことによって製造した。混合物を圧縮して、20トン圧
力下で2.5cm直径ディスクを形成した。このディス
クを210℃の真空炉中で30分間焼成してから、粉砕
し、15μ驕シープに通した。
P V P A50重量%溶液に上記のように製造した
サーメット材料を粉末5g;液体1M1O比で混合して
、セメントを製造した。このセメントは硬化時に耐水性
であった。これは次の性質を有した:加工時間(秒)2
3℃         260硬化時間(秒)23℃ 
        600(約)圧縮強さMPa(100
%RH,4日間) 36.2二二人上■■ 粉末と液体ではなく、2種類のペーストを混合すること
によって製造したセメントは、計量が容易であるという
利点を有し、簡単にミックスを形成する。 80%m/
m(質量による)ia度のPVPA溶液を製造する、こ
れらの溶液は粘稠な液体である。このような濃厚溶液を
2ペースト ガラスイオノマー型の一部として使用可能
であるか否かを検討した、他方のペーストは水中に懸濁
したガラス粉末と若干の分散剤である。
80%m/m  PVPAi液をセメントの1成分とし
て用いた。ガラスペーストはG5(すなわち上記例4の
ガラス)を、このペーストをPVPA溶液と混合した時
に、PVPAの50%m / m水溶液が得られるよう
な充分な水と混合することによって調製した。さらに、
種々な分散剤をガラスペーストに加えて、乾燥(dry
ing out)を胆止した。
50%PVPA溶液と共に約3:1、または通常は5:
1のpZl比を形成するような充分なガラスを用いた。
50%PVPA溶液”i’!、!1.0g/cg+’ 
(D密度が推定された。
この研究に用いた分散剤は「セロソルブ(Cell。
5OIV13)J (すなわち、エトキシエタノール)
、ツイーン(Tween)80  (非イオン界面活性
剤)及びデクエスト2010 (例10で説明)であっ
た、ガラスペーストの組成は第3表に記載する。
G5ガラスは非熱処理と熱処理(450℃、90分間)
(星印でマークした場合、G51)の両方で用いた。
茄」冒3(寒 最初に、80%PVPAとガラス粉末とから、セメント
を製造した。最大plIt比1:1が可能であり、これ
は硬質の加工可能なペースト(ペースト0)を生じた。
このセメントは非常に長い硬化時間を有し、〉1時間後
にもまだ軟質で柔軟であった。このセメントの硬化特性
が不良であることは、反応の生成にセメントペースト中
に最少量の水の存在が必要であることを実証した。一般
にセメントは50〜60%m/m  PVPA溶液から
調製する。
第1表のガラス粉末から製造したセメントの硬化挙動を
第5表に示す、セメントの圧縮強さは第2表に示す、ペ
ースl−Na6以外のすべてのセメントは2ペーストと
して混合した時に10秒以内に均質なペーストを形成し
た。この場合に、非熱処理ガラスはガラスペースト中の
02010と反応してもろいセメントを形成した。PV
PA溶液と混合した場合に生成したセメントは非常に迅
速に(〈20秒)硬化した。熱不活化ガラス(例えばペ
ースト4と5)では、ガラスペースト調製とそれからの
セメント形成との間に(一般に、5〜10分間)反応が
認められなかったが、このようなペーストの貯蔵はペー
スト6で観察された問題と同じ問題を示すと考えられる
。しかし、PVPA溶液にD2010を加えることによ
って(ペースト7)、このような問題は解消した。非不
活化G5を用いたこのセメント(ペースト7)はこの結
果、標準粉末−液体ミックスで観察されたのと同じ加工
時間を有した。しかし、このセメントのPZl比は通常
のミックスで得られる比のほぼ2倍であった。
−gに、2ペーストからのセメントの混合は粉末と液体
の混合によって得られるよりも高いP/2比の均質ミッ
クスを生成した。セメントペーストの加工時間も、特に
ガラスペーストにセロソルブを用いた場合に増加した。
しかし、すべてのセメントに付随する欠点は、第2表の
通常の粉末−液体セメントと比較して、低強度であるこ
とであった。 D2010の混入はセメントの強度を高
めたが、他の添加剤(すなわちセロソルブまたはツイー
ン80)の弱化硬化(weakening effec
t)を完全に補うことはできなかった。5%D2010
を含む50%PVPAとG5’ (!:から3 : 1
(7)P#!比で製造したセメントは85〜90MPa
の圧縮強さを有した。
それ故、2ペーストセメントの用途は例えば−時的修復
材料に限定される。さらに、生成セメントの強度に影響
をあまり与えないような他の分散剤を見出すために、研
究が必要である。
3 ガースペース の 4   ペース セメン の ツイーン80 0.608 G500.09g  3滴2010 5:1 1             10.52      
       11.239.8 4             43.85      
       30.67             
37.1圧縮強さは、37℃、100%RHにおいて貯
蔵した24時間経過セメントで測定した。
すべてのセメントはガラスペーストを80%mZm  
PVPAta液0.15gと混合することによって製造
した。
定常であるか非常に緩慢(〉〉1時間)5分間では硬化
せず、6〜11分間に 迅速に硬化、15分間までに実質的に 完全硬化 6分間では硬化せず、7〜15分間に 迅速に硬化、20分間までに実質的に 完全硬化 3   2分間で硬化せず、3〜6分間で迅速に硬化、
9分間までに実質的に完 全硬化 4   1分間で硬化せず、2〜18分間に定常硬化、
20分間までに実質的に完全 硬化 5   3分間で硬化せず、4〜20分間に定常硬化、
30分間までに実質的に完全 硬化 6    もろい固体+PVPA→20秒以内に硬化 7   1分間で硬化せず、1〜4分間定常硬化、6分
間までに実質的に完全硬 化 この例はイオン浸出性ガラス(ランタンイオンまたはバ
リウムイオン含有)とPVPA水溶液(または5%02
010ヒドロキシエチル−ジホスホン酸を含むPVPA
)とからのセメント製造を説明する。酸水溶液はポリ(
ビニルホスホン酸)の50重量%水溶液であり、セメン
トはP/2比3g;IMlで製造する。生成するセメン
ト形成反応は非常に激しく、45秒間未満で硬質緻密な
セメント様物体が生ずる。ランタン及びバリウムのフル
オロアルミノケイ酸塩を用いて製造したセメントはすべ
て、水中で安定であった。
バリウムまたはランタンの代りにストロンチウムを含む
同様なガラスは、PVPAと非常に反応性であることが
判明した。生成セメントは粉末:液体の非常に低い比で
のみ混合することができた。
用いた種々なガラスの質量部での組成を下記に示す、こ
れらのガラスはすべてPVPA水溶液とセメントを形成
する。
ラ」−rZJコL& j」LとSi:AI Sin、 A1.03 Na5A
IF、 LaFs^lPO4^IF、 CaF。
12A    1.17 176 100   135
   146  56  321211   1.85
  95 100   76   94  7312C
1,17175100−−60322401200,8
411666−3340−6012E    O,84
11666−6040−4012F    0.84 
116  66   −   100  40  − 
 53バユごUすf1入 オ蓋江乙Si:^I Sing^It’s Na5AI
P6 AlPO4AlF3 CaFz Bang12G
    1.02 175 100   30   ・
60   32 103 23712H1,02175
10030603218647ランタン、バリウム及び
ストロンチウムガラスを含むセメントは放射線不透明度
(radio−opuci ty)が増大するという利
点を有する。フルオロアルミノケイ酸カルシウム ガラ
ス セメントはX線透過性であり、X線条件でう触(c
aries)と識別不能である。これらの新しいセメン
トはxvA条件下で目視可能であり、これはセメント冠
(cementcrown)に用いる材料の重要な臨床
上の性質である。
冠(crawn)の検査にX線を用いる医師は通常のガ
ラスイオノマーセメントをう触−歯牙腐食(carie
sdental decay)と間違えることになる0
本発明による材料は歯質と同様な放射線不透明度を有す
るが、それらの組成を調節することによって、医師がX
線下で歯とセメントとを区別することが可能になる。
(外4石) 手続補正書 平成 3年 1月ノど日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水含有液体、バックボーンの炭素原子1〜3個につ
    きホスホン酸基平均1個を含むカチオン架橋可能をポリ
    マー酸、及び予め熱処理した場合は0.6〜0.2:1
    、さもない場合には1.6:1を超えるモル比でSiと
    Alとを含むカチオン浸出性の外科的に受容されるガラ
    ス粉末から、ポリマー酸(1〜X):ガラス(1〜5)
    :液体X(Xは0.3〜0.7を表す)の質量比でなる
    、均質にブレンドされた混合物から成るセメント組成物
    であって、ガラスが37より大きい原子番号の多価金属
    を少なくとも10重量%(酸化物または塩として)含む
    ことを特徴とするセメント組成物。 2、ガラスが金属化されてサーメットを形成する請求項
    1記載のセメント組成物。 3、ガラスを希酸中で洗浄した請求項1記載のセメント
    組成物。 4、希酸が濃度Y%の酢酸であり、洗浄をZ時間実施し
    、YZ<4である請求項3記載のセメント組成物。 5、ガラス粉末がすべて100ミクロンより小さい粒子
    から成る請求項1〜4のいずれかに記載のセメント組成
    物。 6、ガラス粉末を少なくとも400℃において少なくと
    も40分間熱処理した請求項1〜5のいずれかに記載の
    セメント組成物。 7、水含有液体、バックボーンの炭素原子1〜3個につ
    きホスホン酸基平均1個を有するカチオン架橋可能なポ
    リマー酸及び 金属酸化物粉末から、ポリマー酸(1−X):酸化物(
    1〜5):液体X(Xは0.3〜0.7を表す)の質量
    比でなり、前記金属が37より大きい原子番号を有する
    Cu、Co、Sr、Bi、Pb、Hg、Cd、Y、La
    またはMo以外の金属である、均質にブレンドされた混
    合物から成るセメント組成物。 8、金属酸化物がBaOまたはSrOである請求項7記
    載のセメント組成物。 9、金属酸化物を少なくとも900℃において熱処理し
    た請求項8記載のセメント組成物。 10、ポリマー酸がポリ(ビニルホスホン酸)であるか
    または同酸を含む請求項1〜9のいずれかに記載のセメ
    ント組成物。 11、ポリマー酸がポリ(アクリル酸)をさらに含む請
    求項10記載のセメント組成物。 12、液体が水である請求項1〜11のいずれかに記載
    のセメント組成物。 13、混合時に請求項1〜12のいずれかに記載のセメ
    ント組成物を形成する2種類のペーストを含むパック。 14、第1ペーストが酸と水とを含み、第2が水性増粘
    剤中に懸濁させた粉末を含む請求項13記載のパック。 15、請求項1〜14のいずれかに記載のセメント組成
    物の割合と組成とで、乾燥形の酸と粉末とを含むパック
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