JPH03193507A - 棄却限界を延伸した建設車両用空気入りタイヤ - Google Patents
棄却限界を延伸した建設車両用空気入りタイヤInfo
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- JPH03193507A JPH03193507A JP1331078A JP33107889A JPH03193507A JP H03193507 A JPH03193507 A JP H03193507A JP 1331078 A JP1331078 A JP 1331078A JP 33107889 A JP33107889 A JP 33107889A JP H03193507 A JPH03193507 A JP H03193507A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
建設現場のような不整地での運搬又は作業のための荒れ
た粗い路表への乗入れも含め、重い負荷を担って一般道
路でかなり高速の走行に供される、建設車両用空気入り
タイヤには通常、ラグタイプトレンドパターン、なかで
もトレッド上でその両側から中央に向けそれぞれ先細り
をなして延び複数の溝により、これらをへだてて向い合
う隣接陸部の相互間を区分するタイプのトレッドが多用
されるが、その稼働によって起るトレッド摩耗は、トレ
ッド中央域での摩耗による残溝深さが、トレッドの両側
域におけるそれと比べてはるかに少くなり勝ちなことに
加えて、しばしばラグ欠けを生じるので、棄却限界が他
のパターンよりも過早に生じる。従ってこの点に関しこ
の発明は、この種のタイヤの棄却限界の延伸についての
開発研究の成果を提案しようとするものである。
た粗い路表への乗入れも含め、重い負荷を担って一般道
路でかなり高速の走行に供される、建設車両用空気入り
タイヤには通常、ラグタイプトレンドパターン、なかで
もトレッド上でその両側から中央に向けそれぞれ先細り
をなして延び複数の溝により、これらをへだてて向い合
う隣接陸部の相互間を区分するタイプのトレッドが多用
されるが、その稼働によって起るトレッド摩耗は、トレ
ッド中央域での摩耗による残溝深さが、トレッドの両側
域におけるそれと比べてはるかに少くなり勝ちなことに
加えて、しばしばラグ欠けを生じるので、棄却限界が他
のパターンよりも過早に生じる。従ってこの点に関しこ
の発明は、この種のタイヤの棄却限界の延伸についての
開発研究の成果を提案しようとするものである。
(従来の技術)
トレッドの中央域とくにタイヤの赤道からトレッド幅1
/4を隔てる点に至る間にわたって、トレッドの両側域
すなわち上記の174点よりショルダまでの間と比べて
、タイヤの高速走行によるトレッド摩耗がより著しい不
均衡を回避し、また大きなトラクションによるラグ欠け
を防止するためにこれまでのタイヤ設計では、パターン
溝深さをトレッドの中央域からショルダに向って漸増さ
せることによって摩耗のより激しいトレッドの中央部に
おけるゴムボリュームを増し、これによる剛性の増強が
図られて来た。
/4を隔てる点に至る間にわたって、トレッドの両側域
すなわち上記の174点よりショルダまでの間と比べて
、タイヤの高速走行によるトレッド摩耗がより著しい不
均衡を回避し、また大きなトラクションによるラグ欠け
を防止するためにこれまでのタイヤ設計では、パターン
溝深さをトレッドの中央域からショルダに向って漸増さ
せることによって摩耗のより激しいトレッドの中央部に
おけるゴムボリュームを増し、これによる剛性の増強が
図られて来た。
しかしこの場合トレッドの中央域での溝深さはトレッド
の両側域に比し、相対的に浅いため、タイヤの使用期間
の末期に至って両側域の残溝深さがなお余裕をもつにも
拘らず中央域では所定の摩耗限界に達して完全摩耗と見
紛わられて、本来の耐摩耗性能が発揮されなくなる不利
なほか、中央域での溝深さが深浅されているためトレッ
ド摩耗の進行につれてトラクション性能は劣化する。
の両側域に比し、相対的に浅いため、タイヤの使用期間
の末期に至って両側域の残溝深さがなお余裕をもつにも
拘らず中央域では所定の摩耗限界に達して完全摩耗と見
紛わられて、本来の耐摩耗性能が発揮されなくなる不利
なほか、中央域での溝深さが深浅されているためトレッ
ド摩耗の進行につれてトラクション性能は劣化する。
だからと云ってトレッドの中央域における溝深さを両側
域のそれに近づけると、中央域におけるパターン(ラグ
)剛性の低下によって、耐摩耗性、耐うグ欠は性が悪化
するのは、すでに触れたとおりである。
域のそれに近づけると、中央域におけるパターン(ラグ
)剛性の低下によって、耐摩耗性、耐うグ欠は性が悪化
するのは、すでに触れたとおりである。
ところでトレッドの側端縁付近における溝深さを中央域
に比して逆に浅くする配慮に関してはこの発明とやや類
似する構成につき特公昭45−28841号公報に、上
記側端縁部におけるタイヤの撓みを減じこれによって車
両の傾動を防止するのに役立つような截頭三角形横断面
形状の喫又は突片を、みぞ底から隆起形成することが開
示されているけれども、その目的つまり車両の傾動いわ
ゆるローリングの防止に適合すべきタイヤの側方安定性
を得るために必要な、上記の喫又は突片のみぞ底への配
設は、当然にトレッド両側域における溝深さを著しく(
浅くするため、そこでの残溝深さのトレンド摩耗による
減少をいち速く生じることから、タイヤの乗用限界の延
伸には、役立ち得ない。
に比して逆に浅くする配慮に関してはこの発明とやや類
似する構成につき特公昭45−28841号公報に、上
記側端縁部におけるタイヤの撓みを減じこれによって車
両の傾動を防止するのに役立つような截頭三角形横断面
形状の喫又は突片を、みぞ底から隆起形成することが開
示されているけれども、その目的つまり車両の傾動いわ
ゆるローリングの防止に適合すべきタイヤの側方安定性
を得るために必要な、上記の喫又は突片のみぞ底への配
設は、当然にトレッド両側域における溝深さを著しく(
浅くするため、そこでの残溝深さのトレンド摩耗による
減少をいち速く生じることから、タイヤの乗用限界の延
伸には、役立ち得ない。
(発明が解決しようとする課題)
従来の技術に関してさきに触れたような不利を伴うこ七
なく、トレッドの中央域並びに両側域での不均衡摩耗の
発生を有利に回避して、棄却限界の有効な延伸を図った
建設車両用空気入りタイヤを提案することがこの発明の
目的である。
なく、トレッドの中央域並びに両側域での不均衡摩耗の
発生を有利に回避して、棄却限界の有効な延伸を図った
建設車両用空気入りタイヤを提案することがこの発明の
目的である。
(課題を解決するための手段)
この発明は、トレンド上でその両側から中央に向けそれ
ぞれ先細りをなして延びる複数の溝により、これらをへ
だてて向い合う隣接陸部の相互間を区分したラグタイプ
・トレッドパターンを有する建設車両用空気入りタイヤ
にして、上記谷溝は、タイヤの赤道面からトレッド半幅
の65〜100%に当る隔りをおく、トレッド円周上の
点Pから測ったトレッドの法線方向の溝深さD7が、該
赤道上にてトレンドの法線方向に沿うサイズで与えられ
る規準溝深さり、よりも浅く、しかも点Pからトレッド
中央に向けて溝底深さが漸増し、かつその最大深さDイ
、ax位置Qにおけるトレッドの接線及び法線を含む平
面で截った溝断面の面積A。に比し、点Pの位置におけ
る同様な溝断面の面積A。
ぞれ先細りをなして延びる複数の溝により、これらをへ
だてて向い合う隣接陸部の相互間を区分したラグタイプ
・トレッドパターンを有する建設車両用空気入りタイヤ
にして、上記谷溝は、タイヤの赤道面からトレッド半幅
の65〜100%に当る隔りをおく、トレッド円周上の
点Pから測ったトレッドの法線方向の溝深さD7が、該
赤道上にてトレンドの法線方向に沿うサイズで与えられ
る規準溝深さり、よりも浅く、しかも点Pからトレッド
中央に向けて溝底深さが漸増し、かつその最大深さDイ
、ax位置Qにおけるトレッドの接線及び法線を含む平
面で截った溝断面の面積A。に比し、点Pの位置におけ
る同様な溝断面の面積A。
がはるかに大きく、位置Qに向って漸減するものとして
成ることを特徴とする、棄却限界を延伸した建設車両用
空気入りタイヤである。
成ることを特徴とする、棄却限界を延伸した建設車両用
空気入りタイヤである。
この発明は、上記したところについて、溝深さ比り、/
Dfi、、Xの値が0.85〜0.98の範囲であるこ
と、また溝断面の面積へ、/へ。の値が1.4〜2.2
、就中1.5〜2.0の範囲であることが実施上、好適
である。
Dfi、、Xの値が0.85〜0.98の範囲であるこ
と、また溝断面の面積へ、/へ。の値が1.4〜2.2
、就中1.5〜2.0の範囲であることが実施上、好適
である。
さて第1図にこの発明に従う建設車両用空気入りタイヤ
の断面、トレッドの展開平面及び溝の各別断面を示し、
図中1はトレンド、2は溝、3は陵部(ラグ)をあられ
し、なお第1図(a)に示した4はカーカス、5はベル
ト、6はビードコア、そして7はリムである。
の断面、トレッドの展開平面及び溝の各別断面を示し、
図中1はトレンド、2は溝、3は陵部(ラグ)をあられ
し、なお第1図(a)に示した4はカーカス、5はベル
ト、6はビードコア、そして7はリムである。
この発明において溝2はトレッドlでその両側から中央
に向ってそれぞれ先細りをなし、図示例でタイヤの赤道
面に対し二段に屈折した折線状に傾斜して延びる例で示
したがこの形状や傾斜の度合並びに配列などに関しては
一般的なパターン設計に従うことができ、何れにしても
複数の溝2によりこれらをへだてて向い合い隣接する陵
部3の相互間を区分して、いわゆるラグタイプ・l・レ
ッドパターンを決定する。
に向ってそれぞれ先細りをなし、図示例でタイヤの赤道
面に対し二段に屈折した折線状に傾斜して延びる例で示
したがこの形状や傾斜の度合並びに配列などに関しては
一般的なパターン設計に従うことができ、何れにしても
複数の溝2によりこれらをへだてて向い合い隣接する陵
部3の相互間を区分して、いわゆるラグタイプ・l・レ
ッドパターンを決定する。
谷溝2は、第1図(a)を参照して、タイヤの赤道面か
らトレッド半幅(1/27W)の65〜100%に当る
隔りPlをおくトレッド円周上の点Pにてこの点Pから
測ったトレッドlの法線方向の溝深さをり、、とすると
、タイヤの赤道上にてトレッド1の法線方向に沿うサイ
ズで与えられる規準溝深さDNよりも浅くされ、そして
点Pからトレンド中央に向けて漸増する溝底深さになる
。
らトレッド半幅(1/27W)の65〜100%に当る
隔りPlをおくトレッド円周上の点Pにてこの点Pから
測ったトレッドlの法線方向の溝深さをり、、とすると
、タイヤの赤道上にてトレッド1の法線方向に沿うサイ
ズで与えられる規準溝深さDNよりも浅くされ、そして
点Pからトレンド中央に向けて漸増する溝底深さになる
。
ここに規準深さり、は、図示の如き、溝2がトレッドの
中央域に面していき止りの終端を有する場合、溝底をタ
イヤの断面内で延長したときタイヤの赤道面と交る点の
深さサイズで与えられる。
中央域に面していき止りの終端を有する場合、溝底をタ
イヤの断面内で延長したときタイヤの赤道面と交る点の
深さサイズで与えられる。
谷溝2は、上記の終端付近にて、タイヤの赤道面からト
レッド半幅(l/2・TW)の20〜40%の範囲内と
するを可とする隔り!2をおくトレッド円周上の点Qに
おいて最大深さになる。
レッド半幅(l/2・TW)の20〜40%の範囲内と
するを可とする隔り!2をおくトレッド円周上の点Qに
おいて最大深さになる。
この発明ではまた、この最大深さDFI m□の位置Q
における、トレッドlの接線及び法線を含む平面で截っ
た溝断面の面積A、に比し、点Pの位置における同様な
溝断面の面積APの方がはるかに大きく、しかも位置Q
に向って漸減するように溝2の断面形状を定める。
における、トレッドlの接線及び法線を含む平面で截っ
た溝断面の面積A、に比し、点Pの位置における同様な
溝断面の面積APの方がはるかに大きく、しかも位置Q
に向って漸減するように溝2の断面形状を定める。
溝断面の面積の大小関係については、^、/A0比で一
般に1.8〜2.6なかでも1.4〜2.2より好まし
くは1.5〜2.0の範囲がタイヤサイズに応じて適合
し、例えば18.00R25ではA、/A、=1.54
、また36.00R51や40.0OR57の如きには
AP/AQ=1.86程度が有利に採用され得る。
般に1.8〜2.6なかでも1.4〜2.2より好まし
くは1.5〜2.0の範囲がタイヤサイズに応じて適合
し、例えば18.00R25ではA、/A、=1.54
、また36.00R51や40.0OR57の如きには
AP/AQ=1.86程度が有利に採用され得る。
一般に溝2の断面形状は底光■字形とされ、そのトレッ
ドlでの開口幅つまり溝幅は上記の溝底深さと溝の横断
面積との関係の下で、点Pにおける溝幅と位置Qにおけ
る溝幅の比は1.2〜1.6の範囲がやはりタイヤサイ
ズに応じて適合し、例えば18.0OR25では1.2
0〜1.24また36.0OR51や40.00R57
の如きには、1.48〜1.53程度が有利に採用され
る。
ドlでの開口幅つまり溝幅は上記の溝底深さと溝の横断
面積との関係の下で、点Pにおける溝幅と位置Qにおけ
る溝幅の比は1.2〜1.6の範囲がやはりタイヤサイ
ズに応じて適合し、例えば18.0OR25では1.2
0〜1.24また36.0OR51や40.00R57
の如きには、1.48〜1.53程度が有利に採用され
る。
一般にタイヤの摩耗量は、接地圧と踏面動きとの積で与
えられる摩耗仕事量に比例し、踏面動きは陵部3のパタ
ーン剛性に反比例することが知られているとおりであり
、またトラクションによるパターン欠けについても陵部
3のパターン剛性に反比例する。
えられる摩耗仕事量に比例し、踏面動きは陵部3のパタ
ーン剛性に反比例することが知られているとおりであり
、またトラクションによるパターン欠けについても陵部
3のパターン剛性に反比例する。
そこで溝2の溝底深さDを第1図(a)の点Pに対応す
る溝底Xから位置Qに対応する溝底Yに向って徐々に深
くすることによって摩耗末期までほぼトレッド1の全体
に均一な残溝深さを残して、トラクション性の確保に役
立ちそして棄却限界を向上させ得るわけではあるが、こ
れだけはトレッドの中央域にてパターン剛性が低下する
ため溝2の断面積を点Pから位置Qに向って徐々に小さ
くなるよう変化させて、パターン剛性がトレッドlの中
央域にて局部的に低下しないようにすることが必要であ
る。谷溝2は、溝底Xから溝底Yまでの間がインフレー
ト状態でトレッドlのクラウンRよりも大きく、よりの
ぞましくは5倍以上の曲線ないしはタイヤの回転軸に平
行な直線より成るようにする。
る溝底Xから位置Qに対応する溝底Yに向って徐々に深
くすることによって摩耗末期までほぼトレッド1の全体
に均一な残溝深さを残して、トラクション性の確保に役
立ちそして棄却限界を向上させ得るわけではあるが、こ
れだけはトレッドの中央域にてパターン剛性が低下する
ため溝2の断面積を点Pから位置Qに向って徐々に小さ
くなるよう変化させて、パターン剛性がトレッドlの中
央域にて局部的に低下しないようにすることが必要であ
る。谷溝2は、溝底Xから溝底Yまでの間がインフレー
ト状態でトレッドlのクラウンRよりも大きく、よりの
ぞましくは5倍以上の曲線ないしはタイヤの回転軸に平
行な直線より成るようにする。
溝2の溝深さD7を規定するための点Pの位置は、トレ
ッドlの両側域につきその中央域に対する摩耗量の較差
を生じる範囲から限定され、タイヤの赤道面からトレッ
ド半幅の65%に達しない位置に定めたのでは、トレッ
ド1の全幅域での均斉摩耗を期する目的に適合しない。
ッドlの両側域につきその中央域に対する摩耗量の較差
を生じる範囲から限定され、タイヤの赤道面からトレッ
ド半幅の65%に達しない位置に定めたのでは、トレッ
ド1の全幅域での均斉摩耗を期する目的に適合しない。
溝底深さを漸増させる向きは、点Pに対応する位置から
トレッド中央の方へ向けるのでなければ、却ってトレッ
ド中央域での摩耗限界到達を不所望に早めることとなる
のがその限定の理由である。。
トレッド中央の方へ向けるのでなければ、却ってトレッ
ド中央域での摩耗限界到達を不所望に早めることとなる
のがその限定の理由である。。
次に溝断面の面積については逆に位置Qに相当するとこ
ろから点Pに相当する部分に向って漸増させるのは、中
央域におけるパターン剛性を確保する必要から限定され
る。
ろから点Pに相当する部分に向って漸増させるのは、中
央域におけるパターン剛性を確保する必要から限定され
る。
なおこの発明においては空気入りタイヤの製造過程にお
いて、いわゆるコンケイプしたトレッド形状に成形加硫
を施すことが、前提であって、その程度は、加硫を経た
タイヤをリムに組付けた、第2図に示す仮自立姿勢(正
規内圧の10%でのインフレー1〜状態を意味する)で
のカーカス4のプロファイルに外接する、タイヤの回転
軸と平行な直線のビードヘースラインLからの高さをI
+、とし、また該プロファイルの最大幅をWとしたとき
、上記直線に対するカーカス4のプロファイルのタイヤ
の赤道面での離隔距離りが0.0035〜0.012
H,、外接点間間隔Bが0.3〜0.55Wの範囲内を
占めるカーカス形状となるように成形加硫することが必
要である。
いて、いわゆるコンケイプしたトレッド形状に成形加硫
を施すことが、前提であって、その程度は、加硫を経た
タイヤをリムに組付けた、第2図に示す仮自立姿勢(正
規内圧の10%でのインフレー1〜状態を意味する)で
のカーカス4のプロファイルに外接する、タイヤの回転
軸と平行な直線のビードヘースラインLからの高さをI
+、とし、また該プロファイルの最大幅をWとしたとき
、上記直線に対するカーカス4のプロファイルのタイヤ
の赤道面での離隔距離りが0.0035〜0.012
H,、外接点間間隔Bが0.3〜0.55Wの範囲内を
占めるカーカス形状となるように成形加硫することが必
要である。
(実施例)
建設車両用タイヤとして、サイズ18.00R25であ
られされるラグタイプ、トレッドパターンのトレッドを
有する試作タイヤを、第1図に従って1./1/2T−
を0.75、また第3図、第4図に示すように0.9及
び1.00に定めたほかは、0./D、 、、、比を0
.91、AP/AQ比は2.2に揃えて、3種類(実施
例1〜3)を用意し、一方従来の技術に従いトレッド中
央域から両側域へ向って溝深さを漸増させた比較タイヤ
(第5図)及びトレッドの側端縁の溝底に隆起突部を設
けた比較タイヤ2(第6図)をも準備して、各タイヤに
予め仕組んだ摩耗マークがトレッド中央域に現れ出て完
全摩耗に達するまでの走行試験を行い、その時点におけ
るトレッド幅1/4点における溝利用率すなわち、所定
残溝深さに至る摩耗化に対する実摩耗量の百分率と、摩
耗末期に至って劣化したトラクションの初期性能に対す
る百分率とについての実験結果は次表のとおりであった
。
られされるラグタイプ、トレッドパターンのトレッドを
有する試作タイヤを、第1図に従って1./1/2T−
を0.75、また第3図、第4図に示すように0.9及
び1.00に定めたほかは、0./D、 、、、比を0
.91、AP/AQ比は2.2に揃えて、3種類(実施
例1〜3)を用意し、一方従来の技術に従いトレッド中
央域から両側域へ向って溝深さを漸増させた比較タイヤ
(第5図)及びトレッドの側端縁の溝底に隆起突部を設
けた比較タイヤ2(第6図)をも準備して、各タイヤに
予め仕組んだ摩耗マークがトレッド中央域に現れ出て完
全摩耗に達するまでの走行試験を行い、その時点におけ
るトレッド幅1/4点における溝利用率すなわち、所定
残溝深さに至る摩耗化に対する実摩耗量の百分率と、摩
耗末期に至って劣化したトラクションの初期性能に対す
る百分率とについての実験結果は次表のとおりであった
。
第3図、第4図は他の実施例についてのタイヤ断面図で
あり、 第5図、第6図は従来タイヤの断面図である。
あり、 第5図、第6図は従来タイヤの断面図である。
■・・・トレッド 2・・・溝3・・・陵部
4・・・カーカス(発明の効果) この発明によれば建設車両用タイヤの高速走行による摩
耗ライフを、トレ・ノドの幅方向番こねたる不均衡摩耗
を有利に回避し得る溝の配列、形状の適合をもってトレ
ッドの完全摩耗をもたらすことにより、結果として著し
く延伸することカベできる。
4・・・カーカス(発明の効果) この発明によれば建設車両用タイヤの高速走行による摩
耗ライフを、トレ・ノドの幅方向番こねたる不均衡摩耗
を有利に回避し得る溝の配列、形状の適合をもってトレ
ッドの完全摩耗をもたらすことにより、結果として著し
く延伸することカベできる。
第1図はこの発明に従う建設車両用空気入りタイヤの断
面図と、トレ・ノドの展開平面図及び、溝断面図であり
、 第2図は、上記タイヤの仮自立姿勢におけるカーカス形
状の説明図、
面図と、トレ・ノドの展開平面図及び、溝断面図であり
、 第2図は、上記タイヤの仮自立姿勢におけるカーカス形
状の説明図、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、トレッド上でその両側から中央に向けそれぞれ先細
りをなして延びる複数の溝により、これらをへだてて向
い合う隣接陸部の相互間を区分した、ラグタイプ・トレ
ッドパターンを有する建設車両用空気入りタイヤにして
、上記各溝は、タイヤの赤道面からトレッド 半幅の65〜100%に当る隔りをおくトレッド円周上
の点(P)から測ったトレッドの法線方向の溝深さ(D
_n)が、該赤道上にてトレッドの法線方向に沿うサイ
ズで与えられる規準溝深さ(D_N)よりも浅く、しか
も点(P)からトレッド中央に向けて溝底深さが漸増し
かつ、その最大深さ(D_n_m_a_x)位置(Q)
におけるトレッドの接線及び法線を含む平面で截った溝
断面の面積A_Qに比し、点(P)の位置における同様
な溝断面の面積(A_P)がはるかに大きく、位置(Q
)に向って漸減するものとして成ることを特徴とする、
棄却限界を延伸した建設車両用空気入りタイヤ。 2、溝深さ比D_n/D_n_m_a_xの値が、0.
85〜0.98の範囲である、請求項第1項に記載した
タイヤ。 3、溝断面の面積比A_P/A_Qの値が、1.4〜2
.2の範囲である、請求項第1項又は第2項に記載した
タイヤ。 4、溝断面積比A_P/A_Qの値が、1.5〜2.0
の範囲である、請求項第3項に記載したタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1331078A JPH03193507A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 棄却限界を延伸した建設車両用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1331078A JPH03193507A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 棄却限界を延伸した建設車両用空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03193507A true JPH03193507A (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=18239604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1331078A Pending JPH03193507A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 棄却限界を延伸した建設車両用空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03193507A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001039125A (ja) * | 1999-07-29 | 2001-02-13 | Bridgestone Corp | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
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