JPH03193359A - ドツトマトリツクス印字ヘツド - Google Patents

ドツトマトリツクス印字ヘツド

Info

Publication number
JPH03193359A
JPH03193359A JP61288660A JP28866086A JPH03193359A JP H03193359 A JPH03193359 A JP H03193359A JP 61288660 A JP61288660 A JP 61288660A JP 28866086 A JP28866086 A JP 28866086A JP H03193359 A JPH03193359 A JP H03193359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
wire
armature
wires
armatures
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61288660A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuken O
王 徳▲けん▼
Toten Kyo
許 棟天
Der-Zong Yeh
葉 徳榮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Industrial Technology Research Institute ITRI
Original Assignee
Industrial Technology Research Institute ITRI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Industrial Technology Research Institute ITRI filed Critical Industrial Technology Research Institute ITRI
Publication of JPH03193359A publication Critical patent/JPH03193359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
    • B41J2/265Guides for print wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/27Actuators for print wires
    • B41J2/28Actuators for print wires of spring charge type, i.e. with mechanical power under electro-magnetic control

Landscapes

  • Impact Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は高速印字装置に係り、特にドツトマトリックス
印字機の印字ヘッドに関する。
〈従来の技術〉 印字情報の量は特に近年のコンピュータ装置によって著
しく増加しており、これに伴って超高速で作動する印字
機構の必要性が増大している。この最も優れた形式のも
のにドツトマトリックス印字機があり、その印字ヘッド
は複数の電磁作動ケーブルを含みその端部が目視可能な
文字をつくるドツトのマトリックスを印字する。この機
械の重要な利点は単一の印字ヘッドが多種の国語、たと
えば英語と中国語のような国語のための文字を印字する
ために使用可能である点にある。
米国特許第4389128号明細書は本発明に関する印
字ヘッドの技術水準を示している。該明細書の印字ヘッ
ドは複数の半径方向に配置されたワイヤ作動アマチュア
を有し、非印字位置では環状の永久磁石を含む磁気構造
体によってその位置に保持される。各アマチュア(電機
子)は該アマチュアに関連する電磁石が付勢されると、
電磁石によるフラックスが打ち消され、ばね偏倚力によ
って印字位置に動く、アマチュアは環状配列において半
径方向に配置され、それぞれの可動の内端に固定された
印字ワイヤを有している。アマチュアの可動の端部は1
つの円に配置されている。印字ワイヤの他端すなわち印
字端は密接配列1通常1列または2列の直立列となされ
る。
高品質のすなわち肉眼では文字が複数のドツトから形成
されていることを検知できない程度の品質の文字を印字
可能のドツトマトリックス印字ヘッドについて強い要望
がある。印字のこの品質を達成するためには印字ヘッド
は少くとも24本の印字ワイヤを具えているものとしな
ければならない。従って印字ヘッドは同数のアマチュア
と電磁石とを具えている必要がある6印字ヘッドの太き
さと重量とを低減し、慣性を減少するためにワイヤとア
マチュアと電磁石とは著しく小さいものとし印字ヘッド
内に密に収容する必要がある。しかし、アマチュア自身
の大きさのためにその可動端を互いに近接させることに
物理的制限がある。そこで前記米国特許に示すような従
来技術ではアマチュアの可動端と関連する印字ワイヤの
被駆動端とをワイヤの他端すなわち印字端の配列される
寸法より著しく大きい直径の1つの円内に配置する。
従って印字ワイヤは該端から印字端まで曲ったものとな
り曲りは各ワイヤによって異る。
印字ヘッド内のワイヤ・アマチュア組立体のそれぞれが
同一でないと作動時に異る動作をするから望ましくない
。細い印字ワイヤが休止位置から印字位置に動いて休止
位置に戻るまで1ミリ秒以下であって印字される表面ま
たは休止位置において反動が無く明瞭に読取れるドツト
を作るための大きい衝撃力を与えることを考慮すると、
各印字ワイヤの長さや曲りが変化したり各アマチュアの
長さや形状が変化したりすると印字ヘッドが互いにいく
らか異るドツトをつくることは容易に理解されよう。前
述米国特許はこの悪い性能をもっている。
米国特許第4225250号は同様な欠点をもっている
。印字ワイヤの被駆動端の位置を印字端の位置に対応し
て密接させるため該特許ではそれぞれのワイヤを異る長
さのアマチュアと組合せる。
アマチュアの寸法と質量とが隣接するものと異れば性能
が異ることは明かである。
米国特許第3690431号はいくらか異る印字ヘッド
を示している。これは作動時の印字ワイヤの特性を制御
するため、種々の案内部材を設けている。併しワイヤの
被駆動端の印字端に相対的な配置のために各ワイヤは異
る長さと異る曲りとを有し、異る作動特性をもつ。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は上述従来の技術の欠点を除去し、高速印字ヘッ
ドの作動特性および性能を改善することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は各印字ワイヤ・アマチュア組立体間の相違を最
小とするドツトマトリックス印字ヘッドの構造を提供す
る。本発明による印字ヘッド構造は印字ワイヤがうける
曲りを最小とする。このためにアマチュアの可動端を楕
円形配列とし、その長軸を印字ワイヤの印字ヘッドが配
列される列にほぼ平行とする。さらに、各アマチュアの
他方端のためのばね支持部も同様に楕円形配列をなして
各アマチュアの有効長とそのばね支持部とは互いに正確
に同一である。すべての印字ワイヤ・アマチュア組立体
の動作特性を同一とするためにアマチュアを支持するば
ねの固定部分は環状の支点リングに隣接してクランプさ
れ、該リングは歯付きでその内方端はほぼ直線のセグメ
ントをなして各アマチュアの可動端に直角で正確に同一
距離にある。これによって各アマチュアと関連する印字
ワイヤとの動的作動特性が同一となる。
従来の印字ヘッドのあるものと同様に本発明による印字
ヘッドは印字ワイヤを両端間の中間で案内する手段を有
する。本発明によれば複数の案内が印字ヘッドのノーズ
部分内に配置され各ワイヤの本来の曲りを保持する。ワ
イヤの被駆動端に最も近い少なくとも1つの案内には2
つの弓形の溝孔があってそれぞれワイヤの全数のほぼ半
分を案内する。ワイヤの被駆動端からいくらか離れて第
2の案内が設けられ、これにも2つの弓形の溝孔がある
が第1の案内に対比してその曲りは少くかつ互いに近接
している。次の案内はほぼ直線の溝孔をもつものでよい
。最終の案内が印字ヘッドの最外方のノーズ部分に配置
されるが、望ましくは孔あけされた宝石片とし、その孔
は印字ワイヤの印字端を位置決めする所望の列配置とす
る。
印字ワイヤの印字端が摩耗してワイヤの長さが短くなる
ことは高速ドツトマトリックス印字ヘッドにおいてしば
しば経験する。摩耗したワイヤは印字のとき摩耗しない
ワイヤが突出する位置まで突出しない0本発明によれば
ノーズ部分に調節可能な取付は装置が設けられ、ノーズ
案内すなわちノーズの先端部における最終案内をワイヤ
に相対的に動かして摩耗を補償する。この取付は装置は
望ましくはノーズ部分と印字ヘッドのカバ一部分との間
の柔軟性のスペーサと、ノーズ部分とカバ一部分とを連
結するねじファスナとの組合せとする。
く作 用〉 本発明によれば、各アマチュアと関連する印字ワイヤと
の動的作動特性が同一となる。
く実 施 例〉 第1図および第2図において本発明による印字ヘッド1
1はプラテン13上の紙12に文字を印字する。文字は
複数の印字ワイヤ14がインクリボン15を叩くことに
よるドツトのマトリックスから成る。印字ワイヤ14は
、印字ヘッド11のノーズ部分16によってリボン15
に案内される。
本発明の望ましい態様において印字ワイヤ14の印字端
すなわちインクリボン15に接触して紙12上にドツト
をつくる端部はノーズ部分16の先端部に取付けられた
ノーズ案内17によって第3図に示すような2つの垂直
な列からなる配列に位置決めされる。案内(ガイド)1
7は望ましくは宝石ルビーその他の硬い摩耗しない材料
から形成され印字ワイヤ14の印字端を正確に位置決め
し案内するため複数の孔18を有している。高品質の文
字すなわち肉眼では文字が複数のドツトから形成されて
いることを判別できない程度の品質の文字をつくるため
、印字ワイヤ14の印字端の2つの列は望ましくは互い
に偏倚すなわち食違い配置され1つの列のワイヤによる
ドツトと他の列のワイヤによるドツトとが部分的に重な
るようにする。第3図においてガイド17内の印字ワイ
ヤ14の各列は同数、たとえば12本で、24本のワイ
ヤドツトマトリックス印字ヘッドをつくる。
24本のワイヤドツトマトリックス印字ヘッドが高品質
の文字をつくることは知られている。
印字ヘッド11とプラテン13とは図示しない適切な移
動台に取付けられ、プラテンの回転と、プラテンを横切
る印字ヘッドの移動とが可能となっている。印字ヘッド
11のノーズ部分16に、取付はフランジ19を設けて
印字ヘッドを移動台に固定してもよい。
印字ヘッド11の印字ワイヤ14は印字ヘッド11の本
体内に収容された電磁手段に制御されてリボン15に接
触して紙12上にドツトをつくる。
実際に印字ワイヤ14を作動させる機構はワイヤ14の
被駆動端22に連結されてばね部材23によって印字ヘ
ッド11内に支持される複数のアマチュア21を含み、
ばね部材23は、アマチュア21を印字位置(打撃位置
)すなわちワイヤ14の印字端がリボン15に接触する
位置に向かって偏倚する。アマチュア21は永久磁石2
4によって生ずる磁力により、非印字位置にばね部材2
3の偏倚力に抗して引きつけられる。各アマチュア21
に対する永久磁石24の影響は複数の電磁石26によっ
て選択的に打ち消され、ばね部材23がそのアマチュア
21とそれに取付けられた印字ワイヤ14とを印字位置
に推進することを可能とする。この印字ワイヤ14を作
動させる全体配置は″ばね貯蔵エネルギ装置”と名付け
られ現在のドツトマトリックス印字ヘッドに広く使用さ
れている。本発明はこの装置の改良に関し、印字ヘッド
の高速化と信頼性の向上と印字品質の向上とを達成する
印字ヘッド11のための磁気回路は環状のコアベース2
7と、その前面から突出する環状のヨーク部材28と、
ヨーク部材28の内側でコアベース27の上に配置され
た複数の電磁石コア29とを含む。コア29と電気巻線
31とが電磁石26を構成する。永久磁石24は任意公
知の永久磁石材料、たとえば稀土類金属から環状のリン
グとしてつくられ、接着その他によりヨーク部材28の
面に固定される。永久磁石24の他方の面には接着その
他により環状のヨークリング延長部32が固定され、延
長部32には印字ヘッドの残りの部品をコアベース27
に取付けるための複数のねじ孔33が設けられる。
印字ヘッド11のための磁気回路はさらに、アマチュア
21間に半径方向内方に突出する複数の指を有するヨー
ク板34を含む、第2図および第4図参照。アマチュア
21は環状のばね板36によってヨーク板34の指部3
5間に可動的に位置し、ばね板36の内方に延びる指部
35がばね部材23を構成して溶接その他によってアマ
チュア21に固定される。望ましくは環状のばね板36
と同様に導磁性材料からなる支点リング37をヨーク板
34とばね板36との間に配置する。これらの部品は面
と面とを接触させる関係に複数のねじ38により固定さ
れ、ねじ38は、これらの部品と環状のカバ一部材39
との整合する孔を貫通してヨーク部材の延長部32のね
じ孔33にねじこまれる。所望により印字ヘッド11の
本体を構成する各部品の外縁部に整合溝40を設けて、
組立時に各種部品の適切な整合が達成されるようにして
もよい、 上述磁気回路の各部品の作動はつぎの通りである。永久
磁石24のフラックスはヨーク部材28、コアベース2
7、電磁石コア29を通る。さらにこのフラックスはヨ
ーク部材の延長部32、ヨク板34とアマチュア21と
を通る。一部のフラックスは支点リング37とばね板3
6とを通ってアマチュア21に達する。永久磁石24か
らのこのフラックスの影響によって、アマチュアはばね
部材23の偏倚力に抗して、それぞれの電磁石コア29
に向かって動きそれらとの間隙を無くす。
なお、ばね部材23はアマチュア21を電磁石コア29
から離すように作用する。すべてのアマチュア21が永
久磁石24のフラックスによりそれぞれの電磁石コア2
9に当接保持されるとき、それらに連結された印字ワイ
ヤ14は非印字位置にあり、その印字端はノーズ案内1
7の外面と同一平面またはいくらか内方にある。印字ワ
イヤ14の1つを作動させてその印字端をノーズ案内1
7から外方に運動させてインクリボン15に接触させる
ためには1選択されたワイヤに取付けられたアマチュア
のための電磁石26がその巻線31に電流を通すことに
より付勢される。各電磁石コア29の巻線は付勢された
ときコア内に生ずる磁気的フラックスが永久磁石24に
よるフラックスに抗するようにする。その結果、選択さ
れたアマチュア21が解放され、そのばね部材23がア
マチュア21を電磁石コア29から離して前方に動がす
、印字ワイヤ14の非駆動端22が取付けられるアマチ
ュアの可動端がワイヤを前方に推進し、その印字端がリ
ボン15に接触せしめられる。巻線31に供給される電
流は短いパルスであり、解放されて印字ワイヤ14を運
動させたアマチュアは非常に短い時間後に再び永久磁石
のフラックスに捕捉されて非印字位置に戻りコア29と
接触する。高速ドツトマトリックス印字機においてこれ
ら部品の運動は著しく迅速で、紙12上に所望の読みや
すい文字をつくるため非常に正確でなければならない。
アマチュア21と印字ワイヤ14との組立体の印字ヘッ
ド内での性能の信頼性を達成するため、印字ヘッド部品
は各アマチュア21と印字ワイヤ14との組立体間の動
作特性の差を最小とするように製造し配置する。すなわ
ち、(ア)すべての印字ワイヤを被駆動端から印字端ま
での曲りを最小とすること、(イ)実際の各印字ワイヤ
14の曲りを印字端において他の印字ワイヤ14の曲り
とほぼ同一とすること、(つ)各印字ワイヤ14の長さ
を印字ヘッド内の他の印字ワイヤの長さとほぼ同一とす
ること、(1)各アマチュア21を大きさ、形状、質量
が印字ヘッド内の他のアマチュアと実質的に同一とする
こと、(オ)各アマチュアのための可撓性ばね支持装置
を印字ヘッド内の他のアマチュアのための可撓性ばね支
持装置と実質的に同一とすること。 これらの特性を印
字ヘッド11内の部品に与えることにより各アマチュア
21と印字ワイヤ14の組立体の動的特性を印字ヘッド
内の他のものと実質的に同一とすることができ、文字を
つくるマトリックス内の各ドツトを他のドツトと同一と
することができる。
もちろん、実質的にすべての高速ドツトマトリックス印
字ヘッドにおいて印字ワイヤ14はその印字端と被駆動
端との間である程度の曲りをうける。これはワイヤの印
字端と被駆動端との間で配列形状が異ることによる。ワ
イヤの印字端は互bλに密接配置し、第3図に示すよう
にほぼ垂直の複数の列とすることが望ましい。ワイヤと
して直径0・2−0・3閣、各列の間の間隔0・284
−〇・5■とすると24本のワイヤは比較的小さくなる
。併しワイヤの他方端ではこの関係が異る。
ワイヤの被駆動端はアマチュア21に取付けられアマチ
ュアは要求される機能を得るために充分な容積をもって
いる。印字ワイヤに連結されるアマチュア21の可動端
はワイヤの印字端のように密接配置することができない
、アマチュア21の可動端はある程度の間隔をもち、従
ってワイヤの被駆動端は印字端よりはるかに離れたもの
となされる。そこで印字ワイヤはある程度の曲りをうけ
る。
さらに、前述のように印字ワイヤ14の寿命を長くし、
性能の均一性を達成するため、印字ワイヤの曲りを最小
とし、各印字ワイヤの曲りを他のすべての印字ワイヤの
曲りとほぼ同一とすることが望ましい。本発明はこのこ
とを実現する。本発明によればアマチュア21の可動端
とこれに取付けられたワイヤ14の被駆動端とは楕円形
配列(第5図参照)となされ、ワイヤの印字端は平行な
複数の列に配置される。特にワイヤ14の被駆動端はそ
の長軸がワイヤの印字端におけるワイヤの列に平行な楕
円形配列とする。楕円形にワイヤの被駆動端を適切に配
列することによりワイヤの曲りを最小とすることができ
る。
各アマチュア21一印字ワイヤ14組立体の同一性能を
達成するため、この楕円形配列がアマチュア21の配置
と、アマチュアに関連する磁気的素子1例えばヨーク板
指部35、電磁石コア29などの配置とアマチュアを支
持するばね部材23の配置とについて実施されることが
望ましい、印字ワイヤ14の被駆動端22の楕円形配列
がアマチュア21のいくつかを長くしまたは短くするこ
とで達成されるならば、アマチュアの質量が異るものと
なり、従って異る特性のものとなる。これに反して本発
明によれば各アマチュアは同一構造をもち、ワイヤ14
の被駆動端のために望ましい楕円形配列に対応する楕円
形配列内でほぼ半径方向に配置される電磁石26のコア
29も望ましくは対応する楕円形配列とし、アマチュア
間に配置されるヨーク板34の指部35も対応する楕円
形配列とする。更に、ばね板36上のばね部材23も楕
円形配列とし、支点リング37は、アマチュア21の可
動端から同一の距離にある各ばね部材23のための支点
を与えるように構成される。このため支点リング37は
望ましくは歯つき、すなわち鋸歯状の内縁41をもち、
これがアマチュアの長手軸線に直角な、複数の直線セグ
メント42を与えるものとする(第5図参照)。支点リ
ング37の内縁41上のセグメント42も印字ワイヤ1
4の被駆動端22の楕円形配列に対応する楕円形配列と
する。この配置により各アマチュアのためのばね装置と
その慣性モーメントとは各アマチュアについて正確に同
一となる。所望により環状のばね板36に複数の孔43
をセグメント42付近で各ばね部材43の基部に設けて
ばね部材の運動安定性を改善することがでえきる。孔4
3は第5図には省略されている。
本発明の別の特徴は印字ワイヤ14を印字ヘッド11の
ノーズ部分17を通して案内する仕方にある。多くの高
速ドツトマトリックス印字ヘッドにおいては印字ワイヤ
14か細いことによりワイヤをその曲りに沿って案内し
ワイヤが印字位置に駆動されるときバックルする傾向を
減少させることが望ましい、ある従来技術の印字ヘッド
では各印字ワイヤのために別々の案内孔をヘッドのノー
ズ部を貫通して設ける。これは製造コストを著しく高く
する。
本発明によればヘッド11のノーズ部分16にはそれぞ
れ複数の印字ワイヤを案内するに適した一連の板状ガイ
ドが設けられ、従ってガイドは製造が容易で安価である
。望ましいガイドの構造は第2図および第6図に示す、
一連のガイド板45゜46.47が印字ワイヤ14をつ
ぎつぎに案内して、楕円形配列の被駆動端22からノー
ズガイド17による2列配列の印字端まで案内する。ガ
イド45にはワイヤ14の被駆動端22の楕円形配列に
ほぼ対応する2つの弓形の案内孔48が設けられる。答
礼48は印字ヘッドのノーズ部分16内の印字ワイヤ1
4の半数を案内する。ガイド45に2つの弓形の案内孔
48を設けることは機械加工または射出成形によって可
能であり、各印字ワイヤのために個々の孔を設けるより
著しく簡単である。同様にガイド板46には2つの弓形
の案内孔49が設けられる。孔49は板45の孔48よ
り曲りが少く、これは印字ワイヤ14が2列配列の印字
端に近づいていることによる。ノーズ板17に隣接する
ガイド板47にも2つの孔50があるが、これは印字端
の2列配列に近似している。
各ガイド板45,46.47は合成樹脂材料から容易に
製作または成形される。ガイド板はノーズ部分16の内
部に設けられたフランジ51に位置決め固定される。
印字ヘッド11に印字ワイヤ14の印字端の位置をノー
ズガイド17に相対的に調節して使用時の印字ワイヤ1
4の印字端の摩耗を補償する手段を設けることが望まし
い。本発明によれば、柔軟性(変形性)または弾性のス
ペーサ52がノーズ部分16のフランジ53とカバー3
9の面との間に設けられる。ノーズ部分16をカバー3
9に連結するねじ54などのねじつきファスナを操作す
ることによりノーズ部分16の位置を印字ヘッドの他の
部品に関係的に調節することができる。ねじ54を締め
付けるスペーサ52が圧縮され、ノズ部分16とノーズ
ガイド17とは印字ワイヤ14の印字端を露出させる方
向に動く。印字端の摩耗によって短くなったワイヤは単
にねじ54を締め付はスペーサ52を圧縮するだけで補
償される。スペーサ52はゴム、合成樹脂などの弾性材
料または軟質金属などの柔軟性材料からつくる。
印字ヘッドのノーズ部分16とカバー39との間にスペ
ーサ52を設けることは、印字ヘッドの精密製作に好都
合である。ノーズ部分16を印字ヘッドのカバー39に
予備組立を行うときスペーサ52を省略して、ワイヤ1
4の印字端がノーズガイド17から僅かに突出するよう
にし、端部を精密に機械加工し研磨し完全に平坦で互い
に整合するようにする。その後ノーズ部分16をカバー
39から取外してスペーサ52を配置してねじファスナ
54を締めつけてノーズ部分16とカバー39とを適切
な関係位置とし、ワイヤ14の印字端が非印字位置にお
いてノーズガイド17から突出することがないようにす
る。これは印字ヘッドの作動時に印字を行わないワイヤ
がインクリボン15に係合して引きすることを防止する
第7図は本発明の別の態様を示し、印字ヘッド11の動
作特性がさらに改善される1図においてヨーク板34の
内縁と、それから内方に突出するヨークの指部35とは
数字56で示すように加工すなわち切除され、ヨーク板
34の内縁とヨークの指部35とは高さがこれらに隣接
するアマチュア21の高さより低くなっており、該アマ
チュアは関連する電磁石26のためのコア29の端部か
ら間隔をおかれている。この配置はヨーク板34と指部
35からのフラックスがアマチュア21を通って電磁石
コア29に流れ、アマチュアをバイパスして直接に指部
から電磁石コア29に流れることがない。すなわち、ア
マチュア21を動かしまたは運動を制御するための磁気
フラックスの利用効率が改善される。
前述のように本発明によれば従来の技術にみられない優
れたドツトマトリックス印字ヘッドが提供される。
〈発明の効果〉 本発明によれば、すべての印字ワイヤを被駆動端から印
字端までの曲りが最小となり、実際の各印字ワイヤ14
の曲りが印字端において他の印字ワイヤ14の曲りとほ
ぼ同一となり、各印字ワイヤ14の長さが印字ヘッド内
の他の印字ワイヤの長さとほぼ同一となり、各アマチュ
ア21の大きさ、形状、質量が印字ヘッド内の他のアマ
チュアと実質的に同一となり、各アマチュアのための可
撓性ばね支持装置が印字ヘッド内の他のアマチュアのた
めの可撓性ばね支持装置と実質的に同一となり、これに
よって各アマチュア21と印字ワイヤ14の組立体の動
的特性を印字ヘッド内の他のものと実質的に同一とする
ことができ、文字をつくるマトリックス内の各ドツトを
同一とすることができる。
さらに本発明によれば、製造が容易で安価で調節可能な
印字ヘッドが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による印字ヘッドを使用するタイプライ
タの部分立面図、第2図は一部を断面とした第1図の印
字ヘッドの平面図、第3図は印字ヘッドのノーズ部分を
示す拡大、部分、立面図。 第4図は内部部品を示すために一部を切除して示す印字
ヘッドの前両立面図、第5図は第2図の線5−5に沿う
印字ヘッドの断面図、第6図は内部のガイドを示すため
に一部を切除して示す印字ヘッドのノーズ部分の斜視図
、第7図は印字ヘッド内の磁気的部品を示す部分斜視図
。 11:印字ヘッド  12:紙  13ニブラテン  
14:印字ワイヤ  15:インクリボン  16:ノ
ーズ部分  17:ノーズ案内(ノーズガイド)   
18:孔  19:フランジ  21:アマチュア(電
機子)  22:印字ワイヤの被駆動端   23:ば
ね部材24:永久磁石  26:電磁石  27:コア
ベース  28:ヨーク部材  29:コア31:電気
巻線  32:延長部  33:ねじ孔 34 : ヨーク板 35:指部 36:ばね板 37:支点リング 39:カ ノベ − 1 :支点リングの内縁 42:セグ メント 45゜ 46゜ 47:ガイド板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ印字端と被駆動端とを有する複数の印字ワ
    イヤを有し、該印字ワイヤの印字端は印字端に近接する
    位置における該ワイヤの長さ方向に実質的に直角な平面
    内において細長い配列をなしており、該ワイヤの印字端
    の運動を案内する案内部材と、ワイヤの数に同数の複数
    のアマチュアとを有し、各アマチュアは前記ワイヤの被
    駆動端に連結された可動端を有し、アマチュアの可動端
    はワイヤの印字端の配列の長さ方向にほぼ平行な長軸を
    有する楕円形に配列されており、アマチュアを運動せし
    める電磁的手段と、各アマチュアの印字ワイヤが連結さ
    れている端部と反対側の端部に連結されアマチュアを可
    動的に支持するばね手段と、該ばね手段に接触する環状
    の支点リングとを含んでおり、該リングは各アマチュア
    に直角なほぼ直線状セグメントを与える歯つき内方端を
    有し、リングの該内方端は楕円形配列をなし、該セグメ
    ントとそれが関連するアマチュアの可動端との間の距離
    が同一である、ドットマトリックス印字機用印字ヘッド
    。 2 前記案内部材を収容するノーズ部材と、前記アマチ
    ュアのためのカバーと、ノーズ部材をカバーに調節可能
    に取付ける手段であってノーズ部材とカバーとの間の柔
    軟性のスペーサとノーズ部材をカバーに連結するねじフ
    ァスナとを含む、特許請求の範囲第1項記載のドットマ
    トリックス印字機用印字ヘッド。 3 それぞれ印字端と被駆動端とを有する複数の印字ワ
    イヤを有し、該印字ワイヤの印字端は印字端に近接する
    位置における該ワイヤの長さ方向に実質的に直角な平面
    内において2列に配列され、該ワイヤの印字端の運動を
    案内する第1の案内部材と、ワイヤの数に同数の複数の
    アマチュアとを有し、各アマチュアは前記ワイヤの被駆
    動端に連結された可動端を有し、アマチュアを運動せし
    める電磁的手段と、前記ワイヤの両端の中間区域を案内
    する第2の案内部材とを有し、該第2の案内部材はそれ
    ぞれワイヤのほぼ半数を案内する1対の弓形の溝孔を有
    する、ドットマトリックス印字機用印字ヘッド。 4 それぞれ印字端と被駆動端とを有する複数の印字ワ
    イヤを有し、該印字ワイヤの印字端は印字端に近接する
    位置における該ワイヤの長さ方向に実質的に直角な平面
    内において1つの配列をなしており、ワイヤの数に同数
    の複数のアマチュアを有し、アマチュアを運動せしめる
    電磁的手段と、前記アマチュアと電磁的手段とのための
    カバーとを有し、該カバーはワイヤが貫通する孔を有し
    、該カバーに取付けられてワイヤを取囲んでその端部に
    ワイヤの印字端を案内する案内部材を有するノーズ部材
    を有し、該ノーズ部材を取付ける手段がノーズ部材とカ
    バーとの間の柔軟性のスペーサとノーズ部材をカバーに
    連結するねじファスナとを含み、これによってねじファ
    スナの操作によりノーズ部材がカバーに運動して前記ワ
    イヤの印字端に対する案内部材の位置が調節される、ド
    ットマトリックス印字機用印字ヘッド。
JP61288660A 1985-12-23 1986-12-03 ドツトマトリツクス印字ヘツド Pending JPH03193359A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/812,310 US4669898A (en) 1985-12-23 1985-12-23 Dot matrix print head
US812310 1985-12-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03193359A true JPH03193359A (ja) 1991-08-23

Family

ID=25209186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61288660A Pending JPH03193359A (ja) 1985-12-23 1986-12-03 ドツトマトリツクス印字ヘツド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4669898A (ja)
JP (1) JPH03193359A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10166615A (ja) * 1996-12-09 1998-06-23 Nec Niigata Ltd インクジェット記録装置における記録量制御方法およびシステム
JP2011161739A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Nec Fielding Ltd ドットプリンタ及びドットプリンタのプリントヘッド並びにドットプリンタのプリントワイヤ修復方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63316044A (ja) * 1987-06-18 1988-12-23 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性帯材容器
JPH0638683Y2 (ja) * 1987-12-23 1994-10-12 シチズン時計株式会社 2段式印字ヘッド
EP0357860B1 (de) * 1988-08-31 1993-01-13 MANNESMANN Aktiengesellschaft Matrixnadeldruckkopf der Klappankerbauart
EP0372162B1 (en) * 1988-12-09 1993-12-08 Seiko Epson Corporation DOT matrix printer having an impact DOT printing head
JP3417677B2 (ja) * 1994-07-19 2003-06-16 沖電気工業株式会社 ワイヤドット印字ヘッド

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736437U (ja) * 1980-08-04 1982-02-26
JPS57201669A (en) * 1981-06-04 1982-12-10 Tokyo Electric Co Ltd Printing head for dot printer
JPS599829B2 (ja) * 1974-07-10 1984-03-05 ソシエテ アノニム フランセ− ド フエロド 特に自動車の空気調和装置用に適するラジエ−タ−

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3690431A (en) * 1971-06-14 1972-09-12 Centronics Data Computer Print head assembly containing solenoids
US3994381A (en) * 1973-04-26 1976-11-30 The Singer Company Wire matrix print head
US4004673A (en) * 1974-06-25 1977-01-25 The Singer Company Wire matrix printhead having facility for enabling wirewear correction
DE2728093A1 (de) * 1976-06-24 1978-01-12 Ricoh Kk Druckerkopfanordnung
US4225250A (en) * 1978-10-10 1980-09-30 Tally Corporation Segmented-ring magnet print head
JPS6316526Y2 (ja) * 1980-08-14 1988-05-11
JPS5833478A (ja) * 1981-08-24 1983-02-26 Toshiba Corp ワイヤドツトプリンタの印字ヘツド
JPS58177372A (ja) * 1982-04-12 1983-10-18 Hitachi Ltd 印字ヘツド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599829B2 (ja) * 1974-07-10 1984-03-05 ソシエテ アノニム フランセ− ド フエロド 特に自動車の空気調和装置用に適するラジエ−タ−
JPS5736437U (ja) * 1980-08-04 1982-02-26
JPS57201669A (en) * 1981-06-04 1982-12-10 Tokyo Electric Co Ltd Printing head for dot printer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6312073B1 (en) 1996-09-12 2001-11-06 Nec Corporation System for detecting an accurate amount of ink consumption in an ink jet recording device
JPH10166615A (ja) * 1996-12-09 1998-06-23 Nec Niigata Ltd インクジェット記録装置における記録量制御方法およびシステム
JP2011161739A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Nec Fielding Ltd ドットプリンタ及びドットプリンタのプリントヘッド並びにドットプリンタのプリントワイヤ修復方法

Also Published As

Publication number Publication date
US4669898A (en) 1987-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4165940A (en) Free flight head assembly for dot matrix printers and the like
US3994381A (en) Wire matrix print head
US4514100A (en) Mounting apparatus for dot matrix print head
US3991869A (en) Print head improvement
US4423969A (en) Print head
EP0274117B1 (en) Print head incorporating a one piece armature
US4772141A (en) Dot matrix printhead pin driver and method of assembly
JPH03193359A (ja) ドツトマトリツクス印字ヘツド
US4218149A (en) Wire printer
JPS604790B2 (ja) ワイヤ・マトリックス・プリンタ用アクチュエ−タ
US3835975A (en) Printer head assembly
EP0072953B1 (en) Printing head for wire dot printer
US4401392A (en) Dot matrix print head
US4501506A (en) Dot matrix print head
US4472071A (en) Apparatus for adjusting the distance between the print head and platen
US3882986A (en) Jewel bearings for printer heads and the like
US4443122A (en) Dot matrix print head
US4226544A (en) Wire printing heads
JPS60165256A (ja) 調整可能な印字針ガイドを備えたマトリックス・プリント・ヘッド
JPS6210196B2 (ja)
KR0121784B1 (ko) 와이어 도트 프린트 헤드
JP3964942B2 (ja) ハンマ機構部
US4587724A (en) Dot matrix print head
US5215389A (en) Print head for a dot matrix printer
EP0408316A1 (en) Impact dot head for a printer