JPH03193147A - 電気集塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気中の塵埃を集塵・清浄化する電気集塵装
置に関するものである。

従来の技術 近年、健康・衛生意識の向上につれて、タバコ煙等の空
気中の塵埃を効果的に集塵する電気集塵装置への関心が
高まってきている。

従来のこの種の電気集塵装置を第６図および第７図に基
づいて説明する。図に示すように、本体枠体１に含塵ガ
ス人口２が設けられ、本体枠体１内の前段に、荷電部３
が配設されている。この荷電部３は複数枚の平行平板電
極４と複数本の線状の放電極５があシ、この２種の電極
に直流高圧電圧を印加する荷電用直流高圧発生部６から
成シ立って込る。荷電部３の後段には、荷電部３により
荷電された塵埃粒子をクーロン力により集塵する互に異
なる極性の電極板を有する集塵部７之、本体枠体１に清
浄ガス出口８が設けられている。そ３ベ−７ して、集塵部７の枠９内に、直流高圧を印加する平板状
の電極１０と平板状の集塵電極１１とが、交互に一定間
隔を保って積層されている。また、直流高圧電源１２の
正極側と直流高圧を印加する平板状の電極１ｏとが接続
され、平板状の集塵電極１１は、直流高圧電源１２の負
極側に接続されている。

以上のように構成された電気集塵装置において、外部の
送風機（図示せず）よシ、含塵空気が送られると、本体
枠体１に設けた含塵ガス人口２から荷電部３に流入する
。ここで荷電用直流高圧発生部６の働きにより、平行平
板電極４と放電極５との間でコロナ放電がおき、塵埃が
荷電される。そして、荷電された塵埃は集塵部７に送ら
れ、集塵部７では、直流高圧電源１２によって、直流電
圧が印加された平板状の電極１０と集塵電極１１との間
に、電界が発生し、クーロン力により、荷電された腰埃
は、集塵極１１に集塵される。

発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の構成では、含塵ガスにタ
バコ煙が多い場合、集塵部７に集塵された集塵粒子から
、タバコ臭の再飛散、すなわち、悪臭の発生がおきる。

悪臭の発生を抑えようとすれば、集塵部７を頻度高く洗
浄する必要があシ、メンテ頻度が高いという点と、ラン
ニングコストが高いという課題があった。

本発明は、上記課題を解決するもので、集塵部からの悪
臭ガスの再飛散を抑え、メンテ頻度を少なくし、安価な
ランニングコストの電気集塵装置を提供することを目的
とするものである。

課題を解決するだめの手段 上記目的を達成するために、本発明の第１の手段は、空
気入口と出口を有し、内部に荷電部と集塵部を設けた本
体枠体と、前記集塵部を形成する集塵枠体内に蛇行状に
設けられる帯状の集塵極と、この集塵極の一端側を収納
する収納部と、前記集塵枠の他端側を巻取る巻取シ部と
、この巻取シ部をタイマの信号により所定時間巻取シ運
転する巻取シモータとを備え、前記集塵極の収納部と巻
取り部を集塵枠体外に設けたものである。また、第５１
＼−７ ２の手段は、集塵極を巻取シ運転する巻取りモータを、
集塵部の風下側に設けた臭気センサーの信号により駆動
する構成としだものである。また、第３の手段は、エン
ドレス状の集塵極の一部を蛇行状に配設する集塵部と、
前記集塵極を移動させるように駆動する駆動モータと、
前記集塵極に付着した塵埃を除去するスクレーパを設け
たスクレパ部を備え、前記スクレーパ部を前記集塵部外
に設けたものである。

作　　用 この構成の第１の手段によって、集塵極を一定時間毎に
巻取ることにより、悪臭が再飛散し易い。

タバコ煙粒子が集塵極に集塵付着しても、付着量が多く
なシ、多量の悪臭ガスが再飛散する前に、巻き取シ部に
巻き取られるため、悪臭の再飛散。

発生が抑えられることとなる。

また第２の手段によって、集塵部下流側に設けられた臭
気センサにより、悪臭の再飛散量をチエツクでき、悪臭
ガスの再飛散量が多い場合は、集塵電極の巻き取シ量を
多くし、悪臭ガスの再飛散６ノ＼−７ 量が少ない場合は、集塵電極の巻き取シ量を少なくし、
集塵電極の巻き取シ寿命を延ばすことができる。

また第３の手段によって、集塵極をエンドレス状にし、
タイマとモータにより、集塵極が、一定時間毎に移動し
、スクレーパにより、集塵極表面の集塵付着物が掻き落
とされるため、悪臭ガスの再飛散が抑えられると共に、
集塵極のメンテがメンテフリーに近い状態となる。

実施例 以下に本発明の第１実施例を第１図および第２図を参照
しながら説明する。なお、従来例と同一部分には同一番
号を付けて説明は省略する。図に示すように、電気集塵
装置の本体枠体１内に設けられる集塵枠体９内に所定間
隔をおいて平板状の電極１ｏと、この電極１００間を蛇
行状に移動出来るように回転軸１３により帯状の集塵極
１４が支持されている。そして、前記帯状の集塵極１４
の一端部は集塵枠体９の外側に設けられた収納部１５内
に巻取られた状態で収納されている。まだ、７・＼ノ ＭｉＪ記集塵極１４の他端部は前記集塵枠体９の外側に
設けられた巻取り部１６に前記集塵極１４を巻取る手段
として、巻取シ軸１７を駆動する巻取シモーク１８と、
この巻取シモータ１８を一定時間毎に駆動する信号を送
るタイマ１９を設けている。

上記の構成におして動作を説明すると、含塵ガス人口２
よシ本体枠体１に送られた含塵空気中の塵埃粒子は、荷
電部３により荷電され、集塵枠体９内に送られクーロン
力により塵埃粒子は集塵枠体９内に露出している集塵極
１４に集塵される。

そして、集塵時間が一定時間経過するとタイマ１９が働
らき、巻取シモータ１８を所定時間駆動し、集塵枠体９
内に露出し塵埃が付着している集塵極１４部分が集塵枠
体９外に設けた巻取シ部１６に巻き取られ、集塵枠体９
内には収納部１６に収納され、未だ塵埃が付着していな
い新しい集塵極１４が集塵枠体９内に露出して集塵が行
われる。

上記説明よシ明らかなように第１実施例によれば、塵埃
の付着した集塵極１４部分は集塵枠体９外に設けられた
巻取シ部１６に巻取られているので集塵された塵埃から
発生する臭気が浄化空気内に含まれることがなくなる。

また定期的に塵埃の付着していない新しい集塵極１４部
分が現われるので、集塵極１４の清掃の必要がなくなる
。

次に本発明の第２実施例について第３図および第４図を
参照して説明する。なお、第２実施例は前記第１実施例
におけるタイマに変えて、集塵部からの臭気を検知して
巻取シモータを駆動するものであるので、第１実施例に
て説明された部分については同一番号を付けて説明は省
略する。

図に示すように、電気集塵装置の本体枠体１内に設けら
れる集塵枠体９の風下側に臭気センサー２０を設け、こ
の臭気センサー２０の信号により巻取りモータ１８を一
定時間駆動するように構成されている。

上記構成にお−て動作を説明すると、含塵ガス入口２よ
シ本体枠体１に送られた含塵空気中の塵埃粒子は荷電部
３により荷電され、集塵枠体９内にクーロン力により集
塵粒子は集塵枠体９内に露出している集塵極１４に集塵
される。そして、集９・＼　７ 座枠１４に集塵された塵埃の付着量が増加するにしたが
い集塵極１４部分から悪臭が発生するが、悪臭濃度が所
定値に達すると臭気センサ２ｏから信号が発せられ、巻
取シモータ１８が所定時間駆動して集塵枠体９内に露出
し、塵埃が付着している集塵極１４部分が集塵枠体９外
に設けた巻取９部１６に巻取られ、集塵枠体９内には収
納部１６に収納され、未だ塵埃が付着していない新しい
集塵極１４が集塵枠体９内に露出して集塵が行われる。

上記説明より明らかなように第２実施例によれば、塵埃
の付着した集塵極１４部分は集塵枠体９外に設けられた
巻取シ部１６に巻取られているので、集塵された塵埃か
ら発生する濃度の高い臭気が浄化空気内に含まれるとと
がなくなる。また集塵極１４から発生する臭気を検知し
て集塵極１４を移動させているので、集塵極１４に付着
する塵埃に対応して、集塵極１４を移動させることが出
来る。

次に本発明の第３実施例について、第６図を参１０べ−
７ 照して説明する。なお、第３実施例は第１実施例におけ
る帯状の集塵極に対し、集塵極をエンドレス状に形成し
、集塵極に付着した塵埃をスクレーパにより除去するも
ので、第１実施例にて説明された部分については同一番
号を付けて説明は省略する。

図に示すように、集塵部２１と駆動部２２および、スク
レーパ部２３を形成した集塵枠体２４を設け、前記集塵
部２１内には所定間隔をおいて平板状の電極２５と、こ
の電極２６間を蛇行状に移動出来るように回転軸２６に
ょジエンドレス状の集塵極２７が支持されている。そし
て、集塵極２７は駆動部２２内において、回転体２８と
、タイマ２９の信号により一定時間毎に駆動する駆動モ
ータ３ｏの駆動部３１により支持されている。

さらに集塵極２７はスクレーパ部２３内において、回転
体３２にょシ支持されるとともに、集塵極２７に付着さ
れた塵疼を受塵箱３３内に掻き落すスクレーパ３４が設
けられている。

上記構成において動作を説明すると、含塵ガス１１　ベ
ー。

中の塵埃粒子は第１実施例にて説明したような作用によ
り集塵部２１内の集塵極２７に集塵される。

そして集塵時間が一定時間経過するとタイマ２９が働ら
き、駆動モータ３０が所定時間駆動し、集塵部２１にあ
った集塵極２７はスクレーパ部２３内に移動して、スク
レーパ３４により集座枠２７に付着していた塵埃が集塵
極２７よシ掻き落とされ受座箱３３内に溜まることとな
シ、受座箱３３に溜った塵埃は適宜処理すれば良い。そ
して、塵埃の除去された集塵極２７部分は駆動部２２を
通シ、順次集塵部２７内に送られるものである。

上記説明より明らかなように第３実施例によれば、集塵
極２７がエンドレス状に形成され、所定時間毎に移動し
、スクレーパ３４により集塵極２７に付着した塵埃が除
去されるので、集塵部２１内には常に自動的に清掃され
た集塵極２７が位置することとなシ、別途手作業により
集座枠２７を清掃する必要もなくなるとともに集塵極２
７に付着した塵埃から発生する悪臭が浄化空気内に含ま
れるのが緩和される。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば集塵
極に付着した塵埃曾に対応して集塵極を集塵部外に移動
させるので、集塵部内で塵埃が除去された浄化空気中に
悪臭が伴なうことが緩和される。また集塵極をエンドレ
ス状にして、集塵極に付着した塵埃をスクレーパにより
自動的に除去できるようにしているので、集塵極の清掃
に手間がかからなくなシ、使い勝手の良い電気集塵装置
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の電気集塵装置の構成を示
す縦断面図、第２図は同第１実施例の集塵部の構成を示
す縦断面図、第３図は同第２実施例の電気集塵装置の構
成を示す縦断面図、第４図は同第２実施例の集塵部の構
成を示す縦断面図、第６図は同第３実施例の集塵部の構
成を示す縦断面図、第６図は従来例の電気集塵装置の構
成を示す縦断面図、第７図は、同集塵部の構成を示す縦
３Ａ−７ １・・・・・・本体枠体、２・・・・・含塵ガス入口、
３・・・荷電部、７，２１・・・・・・集塵部、８・・
・・・・清浄ガス出口、９・・・・・集塵枠体、１４．
２７・・・・・・集塵極、１５・・・・・・収納部、１
６・・・・・・巻取シ部、１８・・・・・巻取９モータ
、１９．２９・・・・タイマ、２ｏ・・・・臭気センサ
、２３・・・・スクレーパ部、３０・・・・駆動モータ
、３４・・・・・・スクレーパ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）空気入口と出口を有し、内部に荷電部と集塵部を
   設けた本体枠体と、前記集塵部を形成する集塵枠体内に
   蛇行状に設けられる帯状の集塵極と、この集塵極の一端
   側を収納する収納部と、前記集塵極の他端側を巻取る巻
   取り部と、この巻取り部をタイマの信号により所定時間
   巻取り運転する巻取りモータとを備え、前記集塵極の収
   納部と巻取り部を集塵枠体外に設けた電気集塵装置。
2. （２）集塵極を巻取り運転する巻取りモータを、集塵部
   の風下側に設けた臭気センサーの信号により駆動してな
   る請求項１記載の電気集塵装置。
3. （３）エンドレス状の集塵極の一部を蛇行状に配設する
   集塵部と、前記集塵極を移動させるように駆動する駆動
   モータと、前記集塵極に付着した塵埃を除去するスクレ
   ーパを設けたスクレーパ部を備え、前記スクレーパ部を
   前記集塵部外に設けた請求項１または２記載の電気集塵
   装置。