JPH03193146A - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JPH03193146A
JPH03193146A JP1335685A JP33568589A JPH03193146A JP H03193146 A JPH03193146 A JP H03193146A JP 1335685 A JP1335685 A JP 1335685A JP 33568589 A JP33568589 A JP 33568589A JP H03193146 A JPH03193146 A JP H03193146A
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JP
Japan
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powder
dust
magnetic
electromagnet
collected
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Pending
Application number
JP1335685A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Oyanagi
大柳 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Publication of JPH03193146A publication Critical patent/JPH03193146A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ3発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、永久磁石材料やソフトフェライト等の粉末状
の磁性体を、磁気的に捕集する集塵装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
粒子径が0.01μm〜1nII11の範囲の粉末を捕
集する装置は広く実用化され、各分野で汎用されている
例えばサイクロンは機械式集塵機として最も普及してい
るが、5μm以下の粉末を捕集する能力には限界がある
。バグフィルタ−をはじめとするフィルター集塵装置は
、フィルターの選定により数ミクロン以下の粉末まで捕
集出来るが、濾材の材質によって一般的には250℃以
下というように使用温度範囲が限定される上、構造が複
雑である。放電によって発生するイオンを利用する電気
集塵機は、0.1μm以下の各種超微粉末を捕集出来る
が、Mn−Zn系フェライトをはじめとするる軟磁性超
微粉末の捕集においては、異常放電等のトラブルが生じ
、捕集能力が著しく低下するという欠点を有する。
従って、通常は各種集塵装置を併用し、粉末を捕集する
方法がとられている。しかしながら粉末状の磁性体の場
合、高温であること、比抵抗が低いこと、微粉末である
こと等の条件が重なることも多く、集塵部分の設備が他
の生産等の部分の設備に比して過大となることもみられ
、集塵装置の選定は非常に困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来の各種集塵装置のこれらの欠点を除去す
るため、大部分が磁性体である粉末を捕集するための集
塵装置に関し、磁石、あるいは電磁石を使用した簡単な
構造で加工容易な集塵装置を提供することを目的として
いる。
口1発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明は種々実験を重ねた結果、粒子径が0.01μm
〜100μmの範囲の粉末状の磁性体を、磁石、あるい
は電磁石を使用することにより連続運転においても効果
的に粉末を捕集出来ることがわかった。
この集塵装置は、構造が簡単で、加工も容易であるので
、実用上有益である。
本発明において、含塵ガス導入管路に磁石、あるいは電
磁石を配置して粉末状の磁性体を効果的に捕集するには
、含塵ガスの気流の乱れが少なく、含塵気流の通過流速
の小さいことが望ましい。
本発明において、回転機構を持つ磁極を配置したのは、
固定式の磁極による集塵装置では、(1)集塵時間の経
過に伴う捕集粉末の付着、堆積が過度に進行すると、捕
集粉末が再飛散して捕集効率が低下する。
(2)捕集した粉末の回収操作の間は、−時的に集塵装
置を停止しなければならない。
以上の大きな欠点があるためである。これに対して本発
明による回転機構を持つ磁極を配置した場合には、粉末
の捕集、回収が連続的に行える上、捕集粉末の再飛散も
防止出来る。
又、本発明において、回転機構を持つ磁極を2個以上配
置したのは、含塵ガスを集塵装置内に強制的に導入した
場合に、1個では磁極に捕集された粉末を回収する際に
清浄ガス出口より粉末が排出される場合があるが、回転
機構を持つ磁極を2個以上配置した場合には、再飛散し
た粉末をも捕集することが出来、捕集効率の向上が図れ
るためである。
本発明において、使用する粉末を永久磁石材料やソフト
フェライト材料等の磁性体としたのは、他の磁性体を持
たない材質の粉末では、磁石、あるいは電磁石による捕
集が行えないためである。
即ち本発明は粉末状の磁性体を捕集する装置において、 (1)粉末捕集部に磁石、あるいは電磁石による磁極を
配置し、この磁極に回転機構を持たせて含塵ガス中の磁
性粉末を磁気的に捕集、回収することを特徴とする集塵
装置。
(2)磁性体を捕集する部位に、回転機構を持つ磁極を
2個以上配置して多段捕集することを特徴とする集塵装
置である。
〔作用〕
第1図において、磁性体の粉末を含塵ガス入口ダクトか
ら送風流人させ、磁性体の粉末の含塵ガスは整流板5に
よって強制的にまげられて回転するドラムBに内蔵され
た電磁石Aを設けた回転機構をもつ電磁石1に吹きつけ
られる。電磁石Aで捕集された粉末は、ドラムBが矢印
12方向に回転一 して磁力を受けなくなる箇所があるので、ダストホッパ
ー2上に落下して、粉末回収容器11にたまる。粉末回
収容器11に磁性体の粉末が一杯になったら、スライド
弁を閉じて集塵装置運転中でも粉末回収容器11を取り
外して粉末回収容器11中の粉末を別の容器に移すこと
が出来る。
更に集塵効果を高めるために、第2図に示した第1図の
集塵装置との併用がある。
第2図において、磁性体の粉末を含塵ガス入口ダクト4
よりブロワ−7により強制的に導入し、整流板5を設け
て磁性体の粉末を回転機構を持つ電磁石8を内蔵してい
るドラムB上に吹きつけられる。電磁石Aは第2図では
扇状形をしているが、形状は種々の形状をとれ、矢印1
2の方向へ回転する。この電磁石Aによって捕集された
粉末は、ダストホッパー2上に落下し、粉末回収容器1
1にたまる。粉末回収容器11が粉末でいっばいになる
と、スライド弁10を閉じて粉末回収容器11を外して
中の粉末を別の容器に移すものである。更にこの2ケの
回転機構を持つ電磁石8で、捕集し損じた粉末は、ダク
ト13を通過して、同様整流板5を通過してドラムBに
電磁石A−を内蔵した回転機構を持つ電磁石9に吹きつ
けられて、ホッパーに落下する。落下した粉末は粉末回
収容器にたまり、スライド弁を閉じて粉末回収容器11
を外して中の粉末を別の容器に移す。フラップは自由に
調整出来て、粉末の回収の度合いをみて、広げたり、狭
くしたり出来るものであって、粉末の回収の終わってい
ない含塵ガスが逃げないようにして、清浄ガスにして清
浄ガス出口ダクトより放出する働きをする。
〔実施例〕
(実施例1) 第1図は粉末捕集部に回転機構を持つ電磁石を配置した
集塵装置の実施例を示す図である。第1図に示すように
、1は回転機構を持つ電磁石、2はダストホッパー、3
は清浄ガス出口ダクト、4は含塵ガス入口ダクト、5は
整流板、6はフラップ、7はブロワ−110はスライド
弁、11は粉末回収容器、Aは電磁石、Bはドラムであ
り、回転機構を持つ電磁石1は、ダストホッパー2と清
浄ガス出口ダクト3の分岐点に配置した。又、粉末捕集
効果を上げるために飛散している粉末を回転機構を持つ
電磁石に内蔵したドラム上に流して粉末を捕集してその
効果を向上させるための整流板5を設け、更にフラップ
6を配置して飛散してぃ゛る粉末が清浄ガス出口ダクト
へぬけてしまわないように出口をふさいで粉末の捕集効
率を高めている。
ここで、粒径が0.5μm〜100μmの範囲のSm−
Co系磁石材料を含塵ガス入口ダクト4より集塵装置内
に導入し、粉末捕集の状態を調べるために、清浄ガス出
口ダクト3より排出される粉末を回収した。
比較のために電気集塵機による捕集についても同様に実
施した。
第1表に清浄ガス出口ダクト3より排出された粉末の回
収結果を示す。
以下余白 第1表 表中の符号は、回収された粉末の程度を表す。
○:認められず △:わずかに認められる 本発明の粉末捕集部に回転機構を持つ電磁石を配置した
集塵装置では、10μm以下の粒子径における粉末捕集
の効果が顕著に向上していることがわかる。
(実施例2) 第2図は回転機構を持つ電磁石8を2個以上配置した集
塵装置の実施例を示す図である。
第2図に示すように、2はダストホッパー 3は清浄ガ
ス出口ダクト、4は含塵ガス入口ダクト、5は整流板、
6はフラップ、7はブロワ−18は1次捕集側の回転機
構を持つ電磁石、9は2次捕集側の回転機構を持つ電磁
石、10はスライド体、11は粉末回収容器である。強
磁性体の粉末を含塵ガス入口ダクト4を介してブロワ−
7により強制導入し、含塵ガスの中の粉末は、1次捕集
例の回転機構を持つ電磁石8により1次捕集され、更に
第1図で説明したように2次捕集側の回転機構を持つ電
磁石9により2次捕集され回収される。又、粉末捕集効
果を上げるために前述説明した整流板5、フラップ6を
配置している。
ここで、粒子径が0.01μIIl〜10μmの範囲の
スピネル構造を持つMn−Zn系ソフトフェライト粉末
を、ブロワ−7により集塵装置内に強制導入し、粉末捕
集の状態を調べるため、清浄ガス出口ダクト3より排出
される粉末を回収した。
比較のために、1個の回転機構を持つ電磁石により粉末
回収を行った場合と、電気集塵機を連続運転した場合に
ついても同様に実施した。
第2表に清浄ガス出口より排出された粉末の回0 収結果を示す。
第2表 表中の符号は、回収された粉末の程度を示す。
○:認められず △:わずかに認められる ×:明らかに認められる 回転機構を持つ電磁石を2個以上配置した集塵装置では
、1μm以下の粒子径における粉末捕集の効果が顕著に
向上している。以上の実施例で示されるように、 (1)粉末捕集部に回転機構を持つ電磁石を配置する。
(2)磁性体を捕集する部位に、回転機構を持つ電磁石
を2個以上配置する。
以上のことにより、粉末の磁性体を効果的に捕集出来る
ことがわかる。
本実施例では、永久磁石粉末としてSm−Co系磁石と
Mn−Znソフトフェライトの粉末についてのみ述べて
いるが、本発明は磁石あるいは電磁石による粉末捕集効
果を利用しているので、他の磁石材料であるフェライト
磁石、アルニコ磁石、Fe−Cr−Co磁石、ネオジウ
ムをはじめとする希土類磁石等の硬磁性材料粉末にも適
用出来ることは当然である。
又、軟磁性材料粉末の実施例として、ここではスピネル
構造を持つMn−Zn系フェライト粉末についてのみ述
べているが、本発明が対象とする軟磁性材料粉末は種類
を限定するものではなく、Ni−Zn系フェライト、M
gMフェライト、Li系フェライト、マグネタイト等の
いかなる軟磁性フェライトであっても、又、鉄粉等の軟
磁性金属粉末であっても本発明を適用出来ることは当然
である。又、本実施例では電磁石による粉末の捕集につ
いてのみ述べているが、磁石で構成した装置を捕集部に
配置しても本発明を適用出来ることは当然である。又、
本発明による集塵装置とサイクロンをはじめとする各種
集塵装置とを併用することにより粉末捕集効果の向上が
期待出来ることは当業者であれば容易に考えられること
である。
ハ9発明の効果 〔発明の効果〕 以上述べたごとく本発明によれば、他種集塵装置の欠点
を除去するために、 (1)粉末捕集部に回転機構を持つ磁極を配置する。
又は、 (2)磁性体を捕集する部位に回転機構を持つ磁極を2
個以上配置する。
ことによって、広範囲の粉末状の磁性体を効果的に捕集
出来、簡単な構造で、且つ加工が容易であるという利点
を持った集塵装置の提供が可能となった。
以下余白 3
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による粉末捕集部に回転機構を持つ電
磁石を配置した集塵装置の説明図。 第2図は、本発明による回転機構を持つ電磁石を2個以
上配置した集塵装置の説明図。 1・・・回転機構を持つ電磁石、2・・・ダストホッパ
ー3・・・清浄ガス出口ダクト、4・・・含塵ガス出口
ダクト、5・・・整流板、6・・・フラップ、7・・・
ブロワ−18・・・回転機構を持つ電磁石(1次補集側
)、9・・・回転機構を持つ電磁石(2次補集側)、1
0・・・スライド弁、11・・・粉末回収容器、12・
・・矢印、13・・・ダクト、A・・・電磁石、B・・
・ドラム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粉末状の磁性体を捕集する装置において、粉末捕集
    部に磁石、あるいは電磁石による磁極を配置し、この磁
    極に回転機構を持たせて含塵ガス中の磁性粉末を磁気的
    に捕集、回収することを特徴とする集塵装置。 2、請求項1記載において、磁性体を捕集する部位に、
    回転機構を持つ磁極を2個以上配置して多段捕集するこ
    とを特徴とする集塵装置。
JP1335685A 1989-12-25 1989-12-25 集塵装置 Pending JPH03193146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1335685A JPH03193146A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 集塵装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1335685A JPH03193146A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 集塵装置

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JPH03193146A true JPH03193146A (ja) 1991-08-22

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ID=18291354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1335685A Pending JPH03193146A (ja) 1989-12-25 1989-12-25 集塵装置

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JP (1) JPH03193146A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250854A (ja) * 2012-09-13 2012-12-20 Tsukasa:Kk 粉粒体空気輸送装置
CN107159449A (zh) * 2017-07-17 2017-09-15 东北大学 旋转磁场回收气体中磁性颗粒的装置与方法
JP2020501878A (ja) * 2016-12-20 2020-01-23 サイクロマグ ピーティーワイ リミテッド 平坦磁気分離機

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