JPH03192812A - 電圧制御発振回路 - Google Patents
電圧制御発振回路Info
- Publication number
- JPH03192812A JPH03192812A JP1334323A JP33432389A JPH03192812A JP H03192812 A JPH03192812 A JP H03192812A JP 1334323 A JP1334323 A JP 1334323A JP 33432389 A JP33432389 A JP 33432389A JP H03192812 A JPH03192812 A JP H03192812A
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- Japan
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- circuits
- inverter
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- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 16
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電圧制御発振回路に関し、特に高周波で発振し
、MO3集積回路化に適した電圧制御発振回路に関する
。
、MO3集積回路化に適した電圧制御発振回路に関する
。
従来、この種の電圧制御発振回路としては、第2図iこ
示す回路がある。第2図において、入力電圧VINはN
チャネルMO3トランジスタ102により電法王に変換
され、NチャネルMO3トランジスタ103を流れるバ
イアス電圧VBによるバイアス電流分工3とともに、P
チャネルMOSトランジスタ101,104のカレント
ミラー回路を経て容量107に充電される。インバータ
108のしきい値V T +は、インバータ110のし
きい値VT2より高く設計されている。
示す回路がある。第2図において、入力電圧VINはN
チャネルMO3トランジスタ102により電法王に変換
され、NチャネルMO3トランジスタ103を流れるバ
イアス電圧VBによるバイアス電流分工3とともに、P
チャネルMOSトランジスタ101,104のカレント
ミラー回路を経て容量107に充電される。インバータ
108のしきい値V T +は、インバータ110のし
きい値VT2より高く設計されている。
いま容量107の電位が、VTIとVア、の中間にあり
、SRフリップフロップ111のQ出力がロウレベルに
あるとする。スイッチとして機能するPチャネルMO8
トランジスタ105はオン、NチャネルMO8トランジ
スタ106はオフであるから、充電によって容量107
の電位は高くなっていく。VTIを超えると、インバー
タ108が出力をロウに反転、インバータ109はハイ
に反転し、結局SRフリップフロップ回路111はセッ
トされる。Q出力の値がハイレベルであるので、Pチャ
ネルMO8トランジスタ105はオフ、NチャネルMO
Sトランジスタ106はオンとなり、容量107は放電
を始める。電位がVT□を下回るとインバータ110が
出力をハイに反転、SRフリップフロップ回路111は
リセットされる。Q出力の値がロウであるので、Pチャ
ネルMO8トランジスタ105はオン、NチャネルMO
Sトランジスタ106はオフとなり、容量107の充電
が再開する。容量107の放電時間が十分早ければ、容
量107の電位は、はぼVTI〜VT2の間をのこぎり
波状に推移し、SRフリップフロップ回路111は繰り
返しパルスを発生する。その繰返し周波数Fは、充電電
流I=I、十IBによって決まり F= (IX+IR) /C・(VTI VT2)
・−”(1)で与えられるので、入力電圧によって
発振周波数を制御する事ができる。なお、この回路を現
在のMOSプロセス技術で実現した場合、最高動作周波
数は数MHzである。
、SRフリップフロップ111のQ出力がロウレベルに
あるとする。スイッチとして機能するPチャネルMO8
トランジスタ105はオン、NチャネルMO8トランジ
スタ106はオフであるから、充電によって容量107
の電位は高くなっていく。VTIを超えると、インバー
タ108が出力をロウに反転、インバータ109はハイ
に反転し、結局SRフリップフロップ回路111はセッ
トされる。Q出力の値がハイレベルであるので、Pチャ
ネルMO8トランジスタ105はオフ、NチャネルMO
Sトランジスタ106はオンとなり、容量107は放電
を始める。電位がVT□を下回るとインバータ110が
出力をハイに反転、SRフリップフロップ回路111は
リセットされる。Q出力の値がロウであるので、Pチャ
ネルMO8トランジスタ105はオン、NチャネルMO
Sトランジスタ106はオフとなり、容量107の充電
が再開する。容量107の放電時間が十分早ければ、容
量107の電位は、はぼVTI〜VT2の間をのこぎり
波状に推移し、SRフリップフロップ回路111は繰り
返しパルスを発生する。その繰返し周波数Fは、充電電
流I=I、十IBによって決まり F= (IX+IR) /C・(VTI VT2)
・−”(1)で与えられるので、入力電圧によって
発振周波数を制御する事ができる。なお、この回路を現
在のMOSプロセス技術で実現した場合、最高動作周波
数は数MHzである。
このような電圧制御発振回路は、第3図のような構成の
位相制御ループ(PLL)にしばしば用いられている。
位相制御ループ(PLL)にしばしば用いられている。
第3図に示すPLL回路は、電圧制御発振回路6の出力
周波数をカウンタ7でカウントし、位相周波数比較回路
4にこの周波数情報を提供して入力信号INと位相比較
を行ない、その差を零とするような制御電圧をループフ
ィルタ5を介して供給する形式で位相同期を行なう公知
の内容を示す。
周波数をカウンタ7でカウントし、位相周波数比較回路
4にこの周波数情報を提供して入力信号INと位相比較
を行ない、その差を零とするような制御電圧をループフ
ィルタ5を介して供給する形式で位相同期を行なう公知
の内容を示す。
上述した従来の電圧制御発振回路は、本質的にインバー
タ108あるいは109とSRフリップフロップ回路1
11の遅延時間で決まる周波数以上では動作ができず、
また、周波数を可変制御するのは、容量107の電位を
のこぎり波状に制御している前段の充放電回路である。
タ108あるいは109とSRフリップフロップ回路1
11の遅延時間で決まる周波数以上では動作ができず、
また、周波数を可変制御するのは、容量107の電位を
のこぎり波状に制御している前段の充放電回路である。
従って、周波数可変範囲を広くとるには、この充放電時
間をインバータ108,109とSRフリップフロップ
回路111の遅延時間よりもかなり長くとる必要が生じ
、発振周波数を高くできないという欠点がある。
間をインバータ108,109とSRフリップフロップ
回路111の遅延時間よりもかなり長くとる必要が生じ
、発振周波数を高くできないという欠点がある。
本発明の電圧制御発振回路は、インバータの出力をMO
Sトランジスタのソースに接続し前記インバータの入力
とMOSトランジスタのドレインをそれぞれ入力および
出力として成るサブ回路の奇数個を出力と入力を接続し
つつ直列接続したうえ、最終段のサブ回路の出力を初段
サブ回路に帰還させてリング発振器を構成し、かつすべ
てのサブ回路のMOSトランジスタのゲートを接続して
これにアナログ信号を供給し任意のサブ回路の出力を取
り出す構成を有する。
Sトランジスタのソースに接続し前記インバータの入力
とMOSトランジスタのドレインをそれぞれ入力および
出力として成るサブ回路の奇数個を出力と入力を接続し
つつ直列接続したうえ、最終段のサブ回路の出力を初段
サブ回路に帰還させてリング発振器を構成し、かつすべ
てのサブ回路のMOSトランジスタのゲートを接続して
これにアナログ信号を供給し任意のサブ回路の出力を取
り出す構成を有する。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。第1図にお
いて、1はインバータ、2はMOSトランジスタであり
、これらがひとつのサブ回路3−1〜3−(2N+1)
を構成している。このようなサブ回路は奇数個(第1図
では2N+1個)縦続に接続されており、最終段のサブ
回路の出力が初段のサブ回路の入力に帰還される。回路
全体としては、リング発振器を構成しており、その発振
周波数は、 F= 1/ (2N+ 1) T p d
・・・・・・(2)で与えられる。ここで、(2N+
1)はサブ回路の段数、Tpdはサブ回路1段あたりの
遅延時間である。インバータ個有のイントリンシック(
int−rinsic)な遅延時間をT p d o、
MOSトランジスタの抵抗なRとすると、Tpdは Tpd=Tpdo+に−R・・・・・・(3)で表わさ
れる。ただし、kは、インバータの負荷容量に比例し、
駆動能力に反比例する係数である。
いて、1はインバータ、2はMOSトランジスタであり
、これらがひとつのサブ回路3−1〜3−(2N+1)
を構成している。このようなサブ回路は奇数個(第1図
では2N+1個)縦続に接続されており、最終段のサブ
回路の出力が初段のサブ回路の入力に帰還される。回路
全体としては、リング発振器を構成しており、その発振
周波数は、 F= 1/ (2N+ 1) T p d
・・・・・・(2)で与えられる。ここで、(2N+
1)はサブ回路の段数、Tpdはサブ回路1段あたりの
遅延時間である。インバータ個有のイントリンシック(
int−rinsic)な遅延時間をT p d o、
MOSトランジスタの抵抗なRとすると、Tpdは Tpd=Tpdo+に−R・・・・・・(3)で表わさ
れる。ただし、kは、インバータの負荷容量に比例し、
駆動能力に反比例する係数である。
ここでインバータの負荷容量とは、MOSトランジスタ
の拡散容量や次段のマクロ回路の入力容量の和である。
の拡散容量や次段のマクロ回路の入力容量の和である。
MOSトランジスタの抵抗値Rは、ゲート電圧を変える
事により数10Ωから無限大まで変える事ができるので
、(2)、 (3)式からゲート電圧を変えることによ
り発振周波数を幅広く制御することができる。即ち、サ
ブ回路3−1〜3−(2N+1)のゲート共通人力30
1をアナログ入力とし、任意のサブ回路出力を出力とし
て電圧制御発振回路ができる。しかも、(3)式におけ
る定数項TpdOは、サブナノ秒とひじように小さいの
で、サブ回路の段数を小さくし、MOSトランジスタの
サイズを適当に選ぶことによって高速な発振が可能であ
る。この回路を現在のMOSプロセス技術で実現した場
合、数十MHzの最高動作周波数が十分得られる。
事により数10Ωから無限大まで変える事ができるので
、(2)、 (3)式からゲート電圧を変えることによ
り発振周波数を幅広く制御することができる。即ち、サ
ブ回路3−1〜3−(2N+1)のゲート共通人力30
1をアナログ入力とし、任意のサブ回路出力を出力とし
て電圧制御発振回路ができる。しかも、(3)式におけ
る定数項TpdOは、サブナノ秒とひじように小さいの
で、サブ回路の段数を小さくし、MOSトランジスタの
サイズを適当に選ぶことによって高速な発振が可能であ
る。この回路を現在のMOSプロセス技術で実現した場
合、数十MHzの最高動作周波数が十分得られる。
以上説明したように本発明は、インバータチェーンを使
ったリング発振器の隣接するインバータの間にMOSト
ランジスタを挿入し、これをゲート電圧制御による可変
遅延線として用いる事によって、きわめて簡易な構成で
、しかも周波数を著しく増大した高周波動作が可能な電
圧制御発振回路が実現できる効果がある。
ったリング発振器の隣接するインバータの間にMOSト
ランジスタを挿入し、これをゲート電圧制御による可変
遅延線として用いる事によって、きわめて簡易な構成で
、しかも周波数を著しく増大した高周波動作が可能な電
圧制御発振回路が実現できる効果がある。
第1図は本発明の電圧制御発振回路の一実施例の構成図
、第2図は従来の電圧制御発振回路の構成図、第3図は
電圧制御発振回路を利用するPLL回路の基本的構成図
である。 1・・・・・・インバータ、2・・団・MOSトランジ
スタ、3−1〜3− (2N+1)・・・・・・サブ回
路、4・・・・・・位相周波数比較回路、5・・・・・
・ループフィルタ、6・・・・・・電圧制御発振器、7
・・・・・・カウンタ、101゜104.105・・・
・・・PチャネルMO3トランジスタ、102,103
,106・・・・・・NチャネルMOSトランジスタ、
107・・・・・・容量、108,109゜110・・
・・・・インバータ、111・・・・・・SRフリップ
フロップ回路。
、第2図は従来の電圧制御発振回路の構成図、第3図は
電圧制御発振回路を利用するPLL回路の基本的構成図
である。 1・・・・・・インバータ、2・・団・MOSトランジ
スタ、3−1〜3− (2N+1)・・・・・・サブ回
路、4・・・・・・位相周波数比較回路、5・・・・・
・ループフィルタ、6・・・・・・電圧制御発振器、7
・・・・・・カウンタ、101゜104.105・・・
・・・PチャネルMO3トランジスタ、102,103
,106・・・・・・NチャネルMOSトランジスタ、
107・・・・・・容量、108,109゜110・・
・・・・インバータ、111・・・・・・SRフリップ
フロップ回路。
Claims (1)
- インバータの出力をMOSトランジスタのソースに接続
し前記インバータの入力とMOSトランジスタのドレイ
ンをそれぞれ入力および出力として成るサブ回路の奇数
個を出力と入力を接続しつつ直列接続したうえ、最終段
のサブ回路の出力を初段サブ回路に帰還させてリング発
振器を構成し、かつすべてのサブ回路のMOSトランジ
スタのゲートを接続してこれにアナログ信号を供給し任
意のサブ回路の出力を取り出すことを特徴とする電圧制
御発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334323A JPH03192812A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 電圧制御発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334323A JPH03192812A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 電圧制御発振回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03192812A true JPH03192812A (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=18276071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1334323A Pending JPH03192812A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 電圧制御発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03192812A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5365204A (en) * | 1993-10-29 | 1994-11-15 | International Business Machines Corporation | CMOS voltage controlled ring oscillator |
EP2045816A1 (en) * | 2007-10-01 | 2009-04-08 | Paul Scherrer Institut | Fast readout method and swiched capacitor array circuitry for waveform digitizing |
-
1989
- 1989-12-21 JP JP1334323A patent/JPH03192812A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5365204A (en) * | 1993-10-29 | 1994-11-15 | International Business Machines Corporation | CMOS voltage controlled ring oscillator |
EP2045816A1 (en) * | 2007-10-01 | 2009-04-08 | Paul Scherrer Institut | Fast readout method and swiched capacitor array circuitry for waveform digitizing |
WO2009043416A1 (en) * | 2007-10-01 | 2009-04-09 | Paul Scherrer Institut | Fast readout method and switched capacitor array circuitry for waveform digitizing |
US8159379B2 (en) | 2007-10-01 | 2012-04-17 | Paul Scherrer Institut | Fast readout method and switched capacitor array circuitry for waveform digitizing |
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