JP2008252943A - 発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流ロビング発振器を提供する。
【解決手段】電流ロビング発振器10は、リング状に接続した複数の反転形遅延素子12,14,16,18,20を備える。各反転形遅延素子は、出力ノード24を有するインバータ44を備える。また、発振器は、インバータの出力ノードから可変の量の電流を奪い取ることによりこの遅延素子に関連した遅延周期τの持続時間を制御するよう動作可能なプログラマブル電流回路50を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的には発振器に関し、詳細には電流ロビング発振器(current robbing oscillator)およびその方法に関するものである。
最近の電子回路は、従来から、種々の理由で、クロック信号の発生を含む発振器を使用している。発振信号を発生する1つの方法は、奇数個の反転遅延段を直列に接続すること、そしてその最後の反転遅延段の出力を最初の反転遅延段の入力に供給することを含む。遅延段数は奇数であるため、このような発振器の出力は、ハイからローへそしてハイへと循環し、その周期は各遅延段の遅延に遅延段数の2倍を乗じたものに等しい。したがって、このような発振器の周波数は、1つの段の遅延と段数の2倍との積の逆数である。
上記のデバイスがハイの値とグランドとの間で発振する発振信号を発生する場合、このデバイスは、シングルエンデッド発振器と呼ばれている。シングルエンデッド発振器は、基板および熱ノイズの影響を比較的受けないので、望ましいものであるが、差動形の発振器よりも電源ノイズの影響を受けやすい。したがって、シングルエンデッド発振器は、デジタル応用においては特に望ましい。
シングルエンデッド発振器の周波数を制御する従来のアプローチは、この発振器の遅延段内のインバータの駆動力(drive strength)を増加させることにより発振器の周波数を大きくすることである。これは、並列のインバータの数を増やすことにより、あるいは制御した量のキャパシタンスを電圧制御形の抵抗器を介して各段の出力ノードに付加することにより行っている。これらアプローチは、有効ではあるが、欠点もある。第1に、そのような発振器を作るのに必要なシリコン領域は驚くほど大きくなる。第2に、その制御−範囲(control versus range)が、あまり線形でないことである。
したがって、発振器およびその方法を改良する必要性が高まってきている。本発明では、従来技術のシステムおよび方法の欠点に対処する、電流ロビング発振器および方法を提供する。
本発明の1つの形態によれば、発振器は、リング状に接続した複数の反転形遅延素子を含み、各反転形遅延素子が、出力ノードを有するインバータと、そのインバータの出力ノードから可変の量の電流を奪い取ることにより遅延素子に関係した遅延周期の持続時間を制御するよう動作可能なプログラマブル電流回路と、を備えている。
本発明の別の形態によれば、電気信号を遅延させ反転させる方法は、インバータの入力ノードにおいて第1の値を有する電気信号を受けることを含む。インバータは、出力ノードを有する。この方法はまた、入力ノードに電気信号を受けたことに応答して第1の値の補数に出力ノードを充電または放電させており、さらに、出力ノードから可変の量の電流を吸い込みまたは供給することにより、出力ノードを第1の値の補数に充電または放電させるのに必要な時間周期を設定している。
本発明は、種々の技術的利点をもたらす。例えば、本発明は、デジタル的に制御するのが容易な発振器を提供する。加えて、本発明は、その最も高い動作周波数において最も少ない量の電力しか利用しないですむ発振器を提供する。これは有利であるが、その理由は、回路は従来、周波数が高くなるにつれより大きな電力を必要とするからである。したがって、この発振器に関連した付加的回路に対する電力要求が最も高いとき、発振器自体の電力要求は、最も低くなる。さらに、本発明は、発振器の周波数が多数の設定制御ビットに対して線形となるような制御範囲をもつ発振器を提供する。したがって、発振器の周波数に対して線形の制御範囲を実現することができる。
その他の技術的利点については、以下の図面および説明、並びに特許請求の範囲から当業者には容易に明らかとなる。制御領域の線形性は、遅延素子内のインバータの出力ノードから電流を奪い取ることに起因する。インバータから奪い取る電流量は、このインバータの出力ノードにおけるハイの電圧からローの電圧への遷移が完了するまで、一定である。これと対照的に、従来の発振器は、インバータを通る動的な電流を利用するものであり、これは、非線形の制御につながるものである。
本発明およびその利点のより完全な理解のため、添付の図面を参照して以下に説明する。
本発明の実施形態およびその利点については、図面の図1から図6を参照することにより良く理解できる。尚、種々の図面の同様の部分および対応する部分には、同じ番号を付してある。
図1は、本発明の教示事項による電流ロビング発振器10のブロック図である。電流ロビング発振器10は、複数の反転形遅延素子12,14,16,18および20をリング状に接続している。反転形遅延素子12,14,16,18および20の各々が発生する出力信号は、その入力信号の補数であり、しかも時間周期τだけ遅延している。この記述実施形態においては、反転形遅延素子12,14,16,18および20は、同じ時間遅延τを生成する。
反転形遅延素子12は、入力ノード22と出力ノード24を有している。反転形遅延素子14は、反転形遅延素子12の出力ノードである入力ノード24を有している。反転形遅延素子14はまた、出力ノード26を有し、これはまた反転形遅延素子16の入力ノードでもある。反転形遅延素子16は、出力ノード28を有し、これはまた、反転形遅延素子18の入力ノードでもある。反転形遅延素子18は、出力ノード30を有し、これはまた、反転形遅延素子20の入力ノードでもある。反転形遅延素子20が有する出力ノード22は、反転形遅延素子12の入力ノードでもある。
反転形遅延素子12はまた、反転形遅延素子14の出力ノード26からのフィードバック信号32を受ける。同様に、反転形遅延素子14は、反転形遅延素子16の出力ノード28からのフィードバック信号34を受ける。反転形遅延素子16は、反転形遅延素子18の出力ノード30からのフィードバック信号36を受け、そして反転形遅延素子18は、反転形遅延素子20の出力ノード22からのフィードバック信号38を受ける。さらに、反転形遅延素子20は、反転形遅延素子12の出力ノード24からのフィードバック信号39を受ける。
動作については、電流ロビング発振器10は、以下のように、ノード22,24,26,28および30に発振信号を発生する。反転形遅延素子の入力ノード22は、論理ハイにあると仮定する。反転形遅延素子12は、入力ノード22のこの論理ハイを、時間周期τの間遅延させる。時間周期τの後、反転形遅延素子は、ノード24に論理ハイの補数(これは論理ローである)を発生する。1つの実施形態によれば、論理ローはグランドである。ノード24の論理ローは、次に、反転形遅延素子14により時間周期τの間遅延させて、ノード26に論理ハイを発生する。ノード26の論理ハイは、反転形遅延素子16により時間周期τの間遅延させることにより、ノード28に論理ローを発生する。ノード28のこの論理ローは、反転形遅延素子18により時間周期τの間遅延させて、ノード30に論理ハイを発生する。ノード30のこの論理ハイは、時間周期τの間遅延させて、ノード22に論理ローを発生する。したがって、ノード22は、5τの時間周期にわたって論理ハイから論理ローに遷移する。同様に、ノード22は、別の5τの時間周期にわたって論理ローから論理ハイに遷移する。したがって、電流ロビング発振器10は、10τの周期で発振する信号をノード22に発生することができる。
フィードバック信号32,34,36,38および39は、本発明の1実施形態においては、ある特定の利点を得るのに利用することができる。フィードバック信号32,34,36,38および39の動作については、図3で説明する。
図2は、反転形遅延素子12の回路図である。反転形遅延素子12は、1つのインバータ40を備えている。インバータ40は、Pチャンネル電界効果トランジスタ42と、Nチャンネル電界効果トランジスタ44を含んでいる。Pチャンネル電界効果トランジスタ42とNチャンネル電界効果トランジスタ44の両方とも、ゲート、ソースおよびドレインを備えている。ノード22は、Pチャンネル電界効果トランジスタ42とNチャンネル電界効果トランジスタ44のゲートに接続している。Pチャンネル電界効果トランジスタ42およびNチャンネル電界効果トランジスタ44のドレインは、ノード24に接続している。Pチャンネル電界効果トランジスタ42のソースは、電圧源Vに接続し、Nチャンネル電界効果トランジスタ44のソースはグランドに接続する。
動作については、インバータ40は、ノード22に印加された電圧信号を反転させ、そしてその結果をノード24に出す。ノード22が論理ハイにされた場合、トランジスタ42は、これがPチャンネル電界効果トランジスタでありまたゲート−ソース電圧がゼロであるため、ターンオフする。Pチャンネル電界効果トランジスタは、ゲート−ソース電圧がゼロの場合導通しない。逆に、Nチャンネル電界効果トランジスタ44は、これがNチャンネル電界効果トランジスタでありしかもゲート−ソース電圧が正であるため、ターンオンする。Nチャンネル電界効果トランジスタは、ゲート−ソース電圧が正の場合に、電流を導く。したがって、ノード22が論理ハイにされると、電流がノード24からグランドに流れ、ノード24をハイ電圧からロー電圧に放電させ、そしてノード24は最終的にロー電圧をとる。このように、ノード24の電圧は、遅延時間周期τの後に、ノード22の電圧の補数となる。
ノード22にロー電圧が印加された場合、Pチャンネル電界効果トランジスタ42は、これがPチャンネル・デバイスでありまたゲート−ソース電圧が負であるため、ターンオンする。Pチャンネル電界効果トランジスタは、ゲート−ソース電圧が負のときに電流を導く。加えて、Nチャンネル電界効果トランジスタ44は、これがNチャンネル電界効果トランジスタでありまたゲート−ソース電圧がゼロであるため、ターンオフする。Nチャンネル電界効果トランジスタは、ゲート−ソース電圧がゼロのときには電流を導かない。したがって、電流は電圧源Vからノード24に流れ、そしてノード24がローの値からハイの値へと充電を始め、そして最終的には、ほぼVの電圧をとる。
ノード24の充電および放電は、反転形遅延素子12の寄生容量(仮想のキャパシタ46で表す)のため、瞬間的なものではない。ノード24を充電するのに必要な時間は、仮想キャパシタ46のキャパシタンスに比例し、ノード24を通る電流48に反比例する。したがって、仮想キャパシタ46の固定のキャパシタンスに対しては、ノード24を充電する時間は、変動する電流48により変化することになる。
例えば、ノード22がローのとき、Pチャンネル電界効果トランジスタ42はノード24の充電を開始する。しかし、もしスイッチ52が閉じておりかつプログラマブル電流シンク50がノード24から電流を吸い込む場合、ノード24は、電流が充電中のノード24から奪い取られるため、その充電がより遅くなり、したがって反転形遅延素子12の遅延を大きくする。
上記の代替として、あるいは上記の追加として、電流ソース51で、ノード24からの電流48に供給してノード24の放電を遅くし、これによりノード24からの電流を奪い取る。このような電流ロビング(current robbing)は、ノード22の電圧がハイの時間中、反転形遅延素子12の遅延を大きくする。高インピーダンスの抵抗器53は、スイッチ55が開いているときに電流を受けるため、反転形遅延素子12と並列のものとして図示している。ノード24の充電および放電に必要な時間を変化させることにより、反転形遅延素子12の遅延時間τを調節することができる。反転形遅延素子12,14,16,18および20の各々の遅延時間τを調節することにより、電流ロビング発振器のノード22,24,26,28および30における電圧の発振周波数を変化させることができる。したがって、電流ロビング発振器10のノード22,24,26,28および30の発振周波数は、各遅延素子のノード24のような出力ノードから奪い取る電流48のような電流の量を変化させることにより、変えることができる。
本発明の教示内容によれば、電流シンク50は、出力ノード24を通る電流48を、ノード24からの電流を吸い込むすなわち奪い取ることにより変更する。電流シンク50は、大きなインピーダンスの抵抗器54と並列のものとして図示している。本発明の1実施形態によれば、ノード24の電圧がローのときのみ、電流をノード24から電流シンク50が奪い取る。ノード24の出力がローのときにのみ電流を奪い取る1つの方法は、スイッチ52を設けることにより行う。ノード24の電圧がローからハイに充電中のときスイッチ52を閉じる(“ON”状態に対応)。逆に、ノード24の電圧がハイからローに放電中のときには、スイッチ52を開くすなわち“OFF”にする。もしスイッチ52が開いた場合、電流シンク50は、高インピーダンス抵抗器52の両端の電流を吸い込む。スイッチ52を閉じた場合すなわち“ON”の場合、電流シンク50は、ノード24からの電流を吸い込んで、ノード24から電流を奪い取り、したがってキャパシタ46を充電する電流量を減少させる。スイッチ55は、ノード24が放電中のときに電流ソース51によるノード24からの電流の奪い取りを上記と同様に制御することができる。
上述のように、寄生容量すなわち仮想キャパシタ46のキャパシタンスを充電する時間は、ノード24を流れる電流量に反比例している。したがって、ノード24を通る電流量を減少させることにより、ハイの値からローの値へのノード24の放電に要する時間は減少する。このため、反転形遅延素子12の遅延周期τも変更することができる。電流シンク50により吸い込むあるいは電流ソース51により供給する電流の量を変更することにより、反転形遅延素子12のチューン可能な遅延を生成することができる。
図3は、反転形遅延素子12の例示的な実現例を示している。反転形遅延素子14,16,18および20も、これと同様に構成することができる。反転形遅延素子12は、インバータ40、プログラマブル電流シンク50、スイッチ52、遮断デバイス56を備えている。インバータ40は、図2に関連して上述した。プログラマブル電流シンク50は、複数のNチャンネル電界効果トランジスタ58を備えている。この複数のNチャンネル電界効果トランジスタ58は、電界効果トランジスタ60,62,64,66,68,70,72および74を含んでいる。複数の電界効果トランジスタ58は、グランドに接続したソースと、ノード76に接続したドレインを有している。複数のトランジスタ58のゲートは、複数の制御ノード77に接続している。複数の制御ノード77は、制御ノード78,80,82,84,86,88,90および92を含んでいる。トランジスタ93は、スイッチ52として作用して、ノード24をノード76に選択的に接続する。トランジスタ94は、Nチャンネル電界効果トランジスタである。トランジスタ94のゲートは、遮断デバイス56に接続している。図3に示した反転形遅延素子12の実現例では、電流ソース51のような電流ソースは、利用しない。したがって、ノード24の充電のみ、ノード24からの電流を奪い取ることにより遅延させる。しかし、本発明のその他の実施形態では、電流ソース51のような電流ソースを利用するようにできる。このため、反転形遅延素子12,14,16,18および20の各々の遅延周期τは、ハイからローへの遷移よりもローからハイへの遷移に対していくぶん異なることになる。
遮断デバイス56は、1対のインバータ94,96を備えている。インバータ94は、Pチャンネル電界効果トランジスタ98とNチャンネル電界効果トランジスタ100とを含む。Pチャンネル電界効果トランジスタ98とNチャンネル電界効果トランジスタのゲートは、ノード102に接続している。電界効果トランジスタ98,100のドレインは、出力ノード104に接続し、そしてこのノードは、スイッチ52内のトランジスタ93のゲートに接続している。したがって、遮断デバイス56の出力ノード104における電圧は、スイッチ52を制御する。
インバータ96は、Pチャンネル電界効果トランジスタ106と、Nチャンネル電界効果トランジスタ108とを含んでいる。Pチャンネル電界効果トランジスタ106とNチャンネル電界効果トランジスタ108のゲートは、ノード110に接続し、そしてこのノードは、反転形遅延素子14の出力ノード26に接続している。したがって、ノード110は、次の反転形遅延素子(本例では、反転形遅延素子14)の出力における電圧をもつフィードバック信号32を受ける。Pチャンネル電界効果トランジスタ106とNチャンネル電界効果トランジスタ108のドレインは、ノード112に接続し、そしてこのノードはノード102に接続している。
動作については、遮断デバイス56は、反転形遅延素子14の出力ノード26から、ノード110にてフィードバック信号32を受ける。インバータ96は、110のこの電圧を反転して出力電圧をノード112に発生し、そしてこの電圧は、インバータ94に対しノード102の入力電圧として供給する。インバータ94は、ノード102のこの電圧を反転することにより、ノード26の電圧と同じ電圧をノード104に発生する。ノード104の電圧は、トランジスタ94のゲートに供給し、したがってスイッチ52の状態を制御する。スイッチ52内のトランジスタ93はNチャンネル電界効果トランジスタであるため、トランジスタ93の正のゲート−ソース電圧は、スイッチ52をターンオンさせ、負のゲート−ソース電圧はスイッチ52をターンオフさせる。このため、ノード104の電圧がハイのときには、スイッチ52はONであり、ノード104の電圧がローのときには、スイッチ52はOFFである。このスイッチ52および56を設けた結果、出力ノード24の電圧が充電中のときのみ電流を吸い込むため、電力を節約することができる。遮断デバイス56は、トランジスタ93のゲートをノード26に直接接続するのではなく、インバータ94,96を備えているが、それには2つの理由がある。第1は、インバータ96を低い強度のインバータとすることができることである。このため、インバータ96は、次の段に対し大きな負荷を与えない。第2の理由は、スイッチ52が活性化あるいは不活性化される前にノード24が完全に遷移することができることである。
動作については、プログラマブル電流シンク50内の複数のトランジスタ58の各トランジスタは、その複数の制御ノードの各々に適当な電圧の印加により、電流を吸い込むためにターンオンまたはターンオフさせることができる。複数の電界効果トランジスタ58はNチャンネル・デバイスであるため、これらトランジスタのゲートに印加する正のゲート−ソース電圧は、これらトランジスタをターンオンさせる。したがって、複数の制御ノード77の各々にハイの電圧を印加することにより、最大の電流をプログラマブル電流シンク50により吸い込むことができ、そして複数の制御ノード77の各々にローの電圧を印加することにより、プログラマブル電流シンク50による電圧の吸い込みがないようにすることができる。複数の制御ノード77の各々を選択的に制御することにより、可変の量の電流をプログラマブル電流シンク50により吸い込むことができる。1つの実施形態においては、トランジスタ60,62,64,66,68,70,72および74が発生する電流は、その重み付けを行うことにより、トランジスタ60が発生する電流がk2、トランジスタ62が発生する電流がk2、トランジスタ64が発生する電流がk2、トランジスタ66が発生する電流がk2、トランジスタ68が発生する電流がk2、トランジスタ70が発生する電流がk2、トランジスタ72が発生する電流がk2、トランジスタ74が発生する電流がk2となるようにし、ここで、kは定数である。したがって、制御ノード77は、8ビット制御ワードによりデジタル的に制御することができる。上述の電流ロビング発振器10の動作の結果は、図4−6を参照して以下に述べる。
図4は、制御ワードの最上位4ビット(制御ノード78,80,82,84に対応)に対しての電流ロビング発振器10の遅延−制御ワードのグラフである。各制御ノードは、プログラマブル電流シンク50が吸い込む電流のステップ変化に対応している。図4の左端は、プログラマブル電流シンク50が電流を全く吸い込んでいないことに対応しており、そして図5の右端は、最大の電流をプログラマブル電流シンク50が吸い込んでいることに対応している。図示のように、電流ロビング発振器10の遅延すなわち周期は、プログラマブル電流シンク50が吸い込む電流に対してかなり線形であると共に、制御ワードに対しても線形である。図5は、制御ワード(これは、プログラマブル電流シンク50が吸い込む電流の量に対応)に対する電流ロビング発振器10の周波数のグラフである。電流ロビング発振器10の周波数と制御ワードとの間の関係は、60−260MHzの範囲にわたってかなり線形であり、これは望ましいものである。この制御領域の線形性は、インバータ40内のノード24のような、遅延素子12,14,16,18および20の各々内のインバータの出力ノードから、電流を奪い取ることに起因するものである。インバータ40から奪い取る電流量は、ノード24におけるハイ電圧からロー電圧への遷移が完了するまでは、一定である。これとは対照的に、従来の発振器では、インバータを通る動的電流を利用しており、これは、非線形な制御につながっている。さらに、反転形遅延素子12のインバータ40は駆動長制御とカスケードにする必要がないため、本発明の教示による発振器10は、在来の発振器と比べより高い周波数の発振周波数を生成することができる。
図6は、制御ワードの最上位4ビット(これはプログラマブル電流シンク50が吸い込む電流量に対応)に対する電流ロビング発振器10の電力消費−制御ワードのグラフである。図6のこのグラフの左端は、0000の制御ワード(これはプログラマブル電流シンク50が電流を全く吸い込まないことを表す)に対応し、そして図6の右端は、1111の制御ワード(プログラマブル電流シンク50が大きな電流を吸い込むことを表す)に対応している。図示の通り、電流ロビング発振器10の電力消費は、プログラマブル電流シンク50が電流を全く吸い込まないときに最も高くなり、プログラマブル電流シンク50が最大の電流量を吸い込むときに最も低くなる。これは、電流ロビング発振器10の低い周波数で最大となり、電流ロビング発振器10の最も高い周波数で最低となる電力消費に対応している。このような電力消費−周波数特性は望ましいが、理由は、従来では回路の電力消費は、周波数が高くなるにつれ大きくなるからである。したがって、本発明は、高い周波数において全体の電力消費を低くする。
以上、本発明並びにその利点について詳細に説明したが、種々の変更、置換、改変が、添付の特許請求の範囲で定めた本発明の要旨および範囲から逸脱せずに行うことができる、ということは理解されるべきである。
以上の説明に関してさらに以下の項を開示する。
(1) 発振器であって、
リング状に接続した複数の反転形遅延素子を含み、
各反転形遅延素子が、
出力ノードを有するインバータと、
該インバータの前記出力ノードから可変の量の電流を奪い取ることにより該遅延素子に関係した遅延周期の持続時間を制御するよう動作可能なプログラマブル電流回路と、
を含むこと、を特徴とする発振器。
(2) 第1項記載の発振器において、前記インバータは、さらに、
ゲートとソースとドレインとを有するPチャンネル電界効果トランジスタであって、該Pチャンネル電界効果トランジスタの前記ドレインが前記出力ノードに接続した、前記のPチャンネル電界効果トランジスタと、
ゲートとソースとドレインとを有するNチャンネル電界効果トランジスタであって、該Nチャンネル電界効果トランジスタの前記ゲートが前記Pチャンネル電界効果トランジスタの前記ゲートに接続し、前記Nチャンネル電界効果トランジスタの前記ドレインが前記出力ノードに接続した、前記のNチャンネル電界効果トランジスタと、
を含むこと、を特徴とする発振器。
(3) 第1項記載の発振器において、前記プログラマブル電流回路は、前記出力ノードに接続したこと、を特徴とする発振器。
(4) 第1項記載の発振器において、前記プログラマブル電流回路は、さらに、
複数の電流ソースと、
該複数の電流ソースと一対一の形式で接続した複数の制御ノードであって、該複数の制御ノードの各々が、前記複数の電流ソースの1つを制御するよう動作可能である、前記の複数の制御ノードと、
を含むこと、を特徴とする発振器。
(5) 第1項記載の発振器において、前記遅延素子の各々は、さらに、前記プログラマブル電流回路が前記出力ノードから電流を奪い取るかあるいは電流を奪い取るのを阻止できるように動作可能なスイッチを含むこと、を特徴とする発振器。
(6) 第1項記載の発振器において、前記プログラマブル電流回路は、さらに、前記出力ノードから電流を供給するよう動作可能なプログラマブル電流ソースを含むこと、を特徴とする発振器。
(7) 第1項記載の発振器において、前記複数の遅延素子は第1の遅延素子と第2の遅延素子を含み、前記第2遅延素子は、前記第1遅延素子からの入力信号を受け、前記第2遅延素子は出力信号を発生し、前記第1遅延素子は前記第2遅延素子から前記出力信号を受け、前記第2遅延素子からの前記出力信号は、前記プログラマブル電流回路が前記出力ノードから電流を奪い取ることができるようにするかあるいは電流を奪い取るのを阻止できるようにするかを制御すること、を特徴とする発振器。
(8) 第1項記載の発振器において、前記プログラマブル電流回路は、さらに、前記出力ノードから電流を吸い込むよう動作可能なプログラマブル電流シンクを含むこと、を特徴とする発振器。
(9) 入力信号に可変の遅延を生成する可変遅延反転形遅延素子であって、
入力ノードと出力ノードとを有するインバータであって、前記出力ノードは、前記入力ノードにおけるローの値をもつ入力信号を該インバータが受けたことに応答して、ある時間周期にわたってローの値からハイの電圧に充電するよう動作可能である、前記のインバータと、および
前記入力ノードにおける前記入力信号を受けたことに応答して、前記出力ノードから電流を吸い込んで、前記出力ノードを充電するのに要する前記時間周期に影響を与えるよう動作可能なプログラマブル電流シンクと、
から成る可変遅延反転形遅延素子。
(10) 第9項記載の遅延素子であって、前記プログラマブル電流シンクが前記出力ノードから電流を吸い込むのを選択的に阻止するスイッチを含むこと、を特徴とする可変遅延反転形遅延素子。
(11) 第9項記載の遅延素子において、前記プログラマブル電流シンクは、複数の電流シンクから成ること、を特徴とする可変遅延反転形遅延素子。
(12) 電気信号を遅延させ反転させる方法であって、
インバータの入力ノードにおいて第1の値を有する電気信号を受けるステップであって、前記インバータが出力ノードを有する、前記のステップと、
前記入力ノードに前記電気信号を受けたことに応答して前記第1値の補数に前記出力ノードを遷移させるステップであって、前記の遷移はある時間周期にわたって生起する、前記のステップと、および
前記出力ノードから可変の量の電流を奪い取ることにより、前記出力ノードを前記第1値の前記補数に遷移させるのに必要な前記時間周期を設定するステップと、
から成る方法。
(13) 第12項記載の方法において、前記の可変の量の電流を奪い取るステップは、前記出力ノードから電流を吸い込むよう動作可能なプログラマブル電流シンクを設けること、を含むことを特徴とする方法。
(14) 第12項記載の方法において、前記の可変の量の電流を奪い取るステップは、前記出力ノードからの電流を供給するよう動作可能なプログラマブル電流ソースを設けること、を含むことを特徴とする方法。
(15) 第13項記載の方法であって、前記プログラマブル電流シンクに制御信号を供給するステップを含み、前記制御信号は、前記プログラマブル電流シンクが吸い込む電流の量を変化させるよう動作可能であること、を特徴とする方法。
(16) 第12項記載の方法において、前記の入力ノードにおける第1の値を有する電気信号を受けるステップは、第1のトランジスタのゲートにおいておよび第2のトランジスタのゲートにおいて前記電気信号を受けることを含むこと、を特徴とする方法。
(17) 第12項記載の方法において、前記の可変の量の電流を奪い取るステップは、プログラマブル電流シンクとプログラマブル電流ソースを設けることを含み、前記プログラマブル電流シンクは、前記出力ノードが充電中のときに前記出力ノードからの電流を吸い込むよう動作可能であり、前記プログラマブル電流ソースは、前記出力ノードが放電中のときに前記出力ノードからの電流を供給するよう動作可能であること、を特徴とする方法。
(18) 第12項記載の方法において、前記の電流を奪い取るステップは、さらに、プログラマブル電流シンクとスイッチとを設けることを含み、前記スイッチは、前記出力ノードが充電中のときに前記プログラマブル電流シンクが電流を吸い込めるようにすること、を特徴とする方法。
(19) 第12項記載の方法において、前記の電流を奪い取るステップは、さらに、プログラマブル電流ソースとスイッチとを設けることを含み、前記スイッチは、前記出力ノードが放電中のときに前記プログラマブル電流ソースが電流を供給できるようにすること、を特徴とする方法。
(20) 発振器は、リング状に接続した複数の反転形遅延素子を備える。各反転形遅延素子は、出力ノードを有するインバータを備える。また、発振器は、インバータの出力ノードから可変の量の電流を奪い取ることによりこの遅延素子に関連した遅延周期の持続時間を制御するよう動作可能なプログラマブル電流回路を備える。
本発明の教示事項による電流ロビング発振器のブロック図。 図1に示した電流ロビング発振器の1つの遅延段を示す回路図。 図2に示した遅延段の例示的な実現例を示す回路図。 図1に示した電流ロビング発振器のための遅延周期−制御ワードを示すグラフ。 図1に示した電流ロビング発振器のための周波数−制御ワードを示すグラフ。 図1に示した電流ロビング発振器のための電流消費−制御ワードを示すグラフ。
符号の説明
10 電流ロビング発振器
12,14,16,18,20 反転形遅延素子
22,24,26,28、30 ノード
32,34,36,38、39 フィードバック信号
40 インバータ
42,44 電界効果トランジスタ
46 仮想キャパシタ
48 電流
50 プログラマブル電流シンク
52 スイッチ
54 抵抗器
56 遮断デバイス
58 複数の電界効果トランジスタ
60,62,64,66,68,70,72,74 電界効果トランジスタ
77 複数の制御ノード
78,80,82,84,86,88,90,92 制御ノード
102 ノード
104 出力ノード

Claims (2)

  1. リング状に接続した複数の反転形遅延素子を含み、
    各反転形遅延素子が、
    出力ノードを有するインバータと、
    該インバータの前記出力ノードから可変の量の電流を奪い取ることにより該遅延素子に関係した遅延周期の持続時間を制御するよう動作可能なプログラマブル電流回路と、
    を含むこと、を特徴とする発振器。
  2. 電気信号を遅延させ反転させる方法であって、
    インバータの入力ノードにおいて第1の値を有する電気信号を受けるステップであって、前記インバータが出力ノードを有する、前記ステップと、
    前記入力ノードに前記電気信号を受けたことに応答して前記第1の値の補数に前記出力ノードを遷移させるステップであって、その遷移はある時間周期にわたって生起する、前記ステップと、
    前記出力ノードから可変の量の電流を奪い取ることにより、前記出力ノードを前記第1の値の前記補数に遷移させるのに必要な前記時間周期を設定するステップと、
    から成る前記方法。
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