JPH03189429A - バンドブレーキ - Google Patents
バンドブレーキInfo
- Publication number
- JPH03189429A JPH03189429A JP33076189A JP33076189A JPH03189429A JP H03189429 A JPH03189429 A JP H03189429A JP 33076189 A JP33076189 A JP 33076189A JP 33076189 A JP33076189 A JP 33076189A JP H03189429 A JPH03189429 A JP H03189429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zinc oxide
- lining
- brake
- drum
- brake band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 30
- 239000011787 zinc oxide Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 241001455273 Tetrapoda Species 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自転車等のバンドブレーキに関する。
従来の技術
従来の自転車のバンドブレーキは、ブレーキカバー1の
一部に、金属板によって成形されたブレーキ帯2を軸支
し、さらにこのブレーキ帯の内側に、ゴムライニング3
を固定しており、ブレーキ操作によってこのブレーキ帯
を、車輪に一定したドラム9に巻き付けて締め付ける事
により、ゴムライニング3とドラム9の間の摩擦力を利
用して車輛を制動するものである。
一部に、金属板によって成形されたブレーキ帯2を軸支
し、さらにこのブレーキ帯の内側に、ゴムライニング3
を固定しており、ブレーキ操作によってこのブレーキ帯
を、車輪に一定したドラム9に巻き付けて締め付ける事
により、ゴムライニング3とドラム9の間の摩擦力を利
用して車輛を制動するものである。
発明が解決しようとする課題
しかし、従来のゴムライニングでは制動音と制動力の間
に次の様な関係がある。
に次の様な関係がある。
すなわち、制動力全土げようとすると、ゴムライニング
の成分中のゴムの比率を上げる等の手段により、ゴム2
イニングの硬度を下げなければならない。
の成分中のゴムの比率を上げる等の手段により、ゴム2
イニングの硬度を下げなければならない。
この場合は、効果が上がるがその反面制動音が発生しや
すくなる。
すくなる。
制動音を無くするには、ゴム以外の一般的な無機質の添
加物をゴムの中に多く添加して、摩擦係数を小さくすれ
ば良いが、この場合、制動音は無くなるが制動効果が低
下するという不都合があった。
加物をゴムの中に多く添加して、摩擦係数を小さくすれ
ば良いが、この場合、制動音は無くなるが制動効果が低
下するという不都合があった。
また上記制動音の発生は、雨天時において、ライニング
とドラムの間に水分が入った場合にいちじるしく、また
この時には制動効果も同時に低下するとの問題点があっ
た。
とドラムの間に水分が入った場合にいちじるしく、また
この時には制動効果も同時に低下するとの問題点があっ
た。
先の課9.に解決するために、本案では、バンドブレー
キのゴムライニングに酸化亜鉛ウィスカを添加し、制動
効果を高め、かつ制動音の発生をおさえるもので、特に
雨天に於て制動効果全大幅に高めるものである。
キのゴムライニングに酸化亜鉛ウィスカを添加し、制動
効果を高め、かつ制動音の発生をおさえるもので、特に
雨天に於て制動効果全大幅に高めるものである。
作用
酸化亜鉛ウィスカは、三次元の、四方向に伸びる針状の
形状をしているため、ゴムライニング中に添加した場合
にもこの形状が保持され、ドラムに圧接し摩擦を加えら
れた時、針状形状が良くドラム表面に作用して、制動効
果を高めるのである。
形状をしているため、ゴムライニング中に添加した場合
にもこの形状が保持され、ドラムに圧接し摩擦を加えら
れた時、針状形状が良くドラム表面に作用して、制動効
果を高めるのである。
このバンドブレーキは、構造の上に於ては、従来のバン
ドブレーキと何ら変るところは無い。
ドブレーキと何ら変るところは無い。
9はドラムで、車輪に固定されており、このドラム9を
外周を囲む様にしてゴムライニング3を配している。ゴ
ムライニング3はゴムを基剤としており、ブレーキ帯2
にリベット等で固定されている。
外周を囲む様にしてゴムライニング3を配している。ゴ
ムライニング3はゴムを基剤としており、ブレーキ帯2
にリベット等で固定されている。
ブレーキ帯2は一端をカバー1の一部に、アンカービン
4でも7て軸支され、また他端は、固定ピン6でもって
クランク6の一端に回転可能に軸支されている。
4でも7て軸支され、また他端は、固定ピン6でもって
クランク6の一端に回転可能に軸支されている。
クランク6はその中央部に於て、カバー1の一部に回転
可能に軸支されており、ブレーキ帯2が接続されている
側と反対の端部には、ワイヤー7の一端が固定されてお
り、操作力全伝達する様になっている。
可能に軸支されており、ブレーキ帯2が接続されている
側と反対の端部には、ワイヤー7の一端が固定されてお
り、操作力全伝達する様になっている。
カバー1はフレームの一部に固定される。
このブレーキの動作について説明する。
操作力がワイヤー7を介してクランク6に伝わると、ク
ランクeがム矢方向に回転し、ブレーキ帯2を引張り、
B矢方向に回転するドラム9に、ブレーキ帯2の表面に
固着されたゴムライニング3を押圧せしめて制動力を発
揮せしむるものであウィスカを添加せしめたものである
。
ランクeがム矢方向に回転し、ブレーキ帯2を引張り、
B矢方向に回転するドラム9に、ブレーキ帯2の表面に
固着されたゴムライニング3を押圧せしめて制動力を発
揮せしむるものであウィスカを添加せしめたものである
。
酸化亜鉛ウィスカについて説明する。
ウィスカは、純粋な単結晶の針状物質であり、物質本来
の機械的強度を現わすため1種々の物質に混入させて補
強材として使用される事があった。
の機械的強度を現わすため1種々の物質に混入させて補
強材として使用される事があった。
しかし従来のウィスカは、針状ではあるが。
次元的な形状であったため、それほどの効果は無かった
。
。
を哨
本省で使用する酸化亜鉛ウィスカは、松下産業機器株式
会社にて開発され、工業化に成功した物質であり、その
形状に、従来に無い大きな特徴を持っている。大きさは
20〜30μの単結晶である。
会社にて開発され、工業化に成功した物質であり、その
形状に、従来に無い大きな特徴を持っている。大きさは
20〜30μの単結晶である。
その形状は、正四面体の体心から、4頂点に延びたテト
ラポット形をしているため、互いが三次元で接触するこ
とによる立体的効果を有する。
ラポット形をしているため、互いが三次元で接触するこ
とによる立体的効果を有する。
ムー8
本実のライニング中にこの酸化亜鉛ウィスカを添加する
と、酸化亜鉛ウィスカのテトラポット状に展開した針状
突起があらゆる方向に向くため、ライニングがドラムと
接触する際、ライニング中にある針状突起が、ドラムに
対して直角に当接するため、あたかも突き立てる様な位
置関係で引っ掛るため、機械的に大きな摩擦係数の向上
を得られ、制動力を大きくする事ができる。
と、酸化亜鉛ウィスカのテトラポット状に展開した針状
突起があらゆる方向に向くため、ライニングがドラムと
接触する際、ライニング中にある針状突起が、ドラムに
対して直角に当接するため、あたかも突き立てる様な位
置関係で引っ掛るため、機械的に大きな摩擦係数の向上
を得られ、制動力を大きくする事ができる。
そのため、制動音を少なくするために、ライニング中の
ゴムの割合を減少させ、耐振、吸音効果を有する各種添
加物を加えてもなお充分な制動力を得られるのである。
ゴムの割合を減少させ、耐振、吸音効果を有する各種添
加物を加えてもなお充分な制動力を得られるのである。
この酸化亜鉛ウィスカの効果は、雨天時に於て。
ライニングとドラムの間に水分が入った場合にも発揮さ
れる。これは酸化亜鉛ウィスカのテトラポット状に展開
する針状体の機械的な引っ掛りの効果によるものである
。
れる。これは酸化亜鉛ウィスカのテトラポット状に展開
する針状体の機械的な引っ掛りの効果によるものである
。
なお酸化亜鉛ウィスカの添加法であるが、これは加硫前
のゴムに各種添加物を混入する際に添加され、充分にね
り合わされた後加硫され、同時に型に入れられ、加熱圧
縮され2所定の形状に成形される。
のゴムに各種添加物を混入する際に添加され、充分にね
り合わされた後加硫され、同時に型に入れられ、加熱圧
縮され2所定の形状に成形される。
発明の効果
(1)バンドブレーキのライニングの中にゴムと混合し
て酸化亜鉛ウィスカを添加しているため。
て酸化亜鉛ウィスカを添加しているため。
ライニングの摩擦係数が大きくなり、他の添加物によっ
て、ゴムの比率を小さくする事ができるので不快な制動
音を防止する事ができる。
て、ゴムの比率を小さくする事ができるので不快な制動
音を防止する事ができる。
(2)雨天時に、ライニングの表面が水に濡れた場合で
も乾燥時に比べて制動効果が劣化しない。
も乾燥時に比べて制動効果が劣化しない。
第1図
第2図は酸化亜鉛ウィスカの単結晶を示す見取図。
1・・・・・・カバー、2・・・・・・ブレーキ帯、3
・・・・・・ゴムライニング、4・・・・・・アンカー
ピン、6・・・・・固定ピン、6・・・・・・クランク
、7・・・・・・ワイヤー、8・・・・・・固定軸、9
・・・・・・ドラム。
・・・・・・ゴムライニング、4・・・・・・アンカー
ピン、6・・・・・固定ピン、6・・・・・・クランク
、7・・・・・・ワイヤー、8・・・・・・固定軸、9
・・・・・・ドラム。
Claims (1)
- 車輪に固定された金属製のドラムと、このドラムをフレ
ームに固定されたブレーキカバーの一部に軸支されたブ
レーキ帯で、外側から締付ける事により制動力を得るバ
ンドブレーキに於て、酸化亜鉛ウィスカを添加したライ
ニングをブレーキ帯の内側に固定してなるバンドブレー
キ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33076189A JPH03189429A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | バンドブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33076189A JPH03189429A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | バンドブレーキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03189429A true JPH03189429A (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=18236251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33076189A Pending JPH03189429A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | バンドブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03189429A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001523325A (ja) * | 1997-05-07 | 2001-11-20 | ライテンズ オートモーティブ パートナーシップ | 改良したオーバーラン・オルタネータ・デカプラーを備えるサーペンタインベルト駆動システム |
KR20160003266U (ko) * | 2015-03-16 | 2016-09-26 | (주)유니코 하이테크 | 전기자기장을 이용한 도어록의 개, 폐장치 |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP33076189A patent/JPH03189429A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001523325A (ja) * | 1997-05-07 | 2001-11-20 | ライテンズ オートモーティブ パートナーシップ | 改良したオーバーラン・オルタネータ・デカプラーを備えるサーペンタインベルト駆動システム |
KR20160003266U (ko) * | 2015-03-16 | 2016-09-26 | (주)유니코 하이테크 | 전기자기장을 이용한 도어록의 개, 폐장치 |
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