JPH0318936Y2 - - Google Patents

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JPH0318936Y2
JPH0318936Y2 JP1983098106U JP9810683U JPH0318936Y2 JP H0318936 Y2 JPH0318936 Y2 JP H0318936Y2 JP 1983098106 U JP1983098106 U JP 1983098106U JP 9810683 U JP9810683 U JP 9810683U JP H0318936 Y2 JPH0318936 Y2 JP H0318936Y2
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JP
Japan
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strip
rollers
insulating
roller
insulating film
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JP1983098106U
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JPS607063U (ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、絶縁皮膜異常検出装置に関するも
のであり、さらに詳しくいうと、絶縁皮膜を施し
た帯状物の定尺切断時に、絶縁皮膜の異常を検出
する絶縁皮膜異常検出装置に関するものである。
一般に、変圧器の鉄心材料のような絶縁皮膜を
施した導体帯状物の損傷があると、鉄損が増大
し、望ましくない。このような絶縁皮膜の異常を
検出する一つの方法として、従来、監視者によつ
て目視検査するものがあり、これは、監視者が帯
状物定尺切断ラインの傍らで、ラインを流れる帯
状物を肉眼で監視し、異常と判断した帯状物を除
去していた。しかし、このような方法によるとき
は、人間の目は、疲労、不注意などにより異常を
見逃すことがあり、また、帯状物の裏面を十分に
監視できず、特に長時間の連続作業ではその傾向
が著しくなるという問題があつた。
これに対し、装置によるものとして、従来、第
1図に示すものがあつた。すなわち、異常を検出
すべき帯状物1を1対の鉄ローラ2で挾み、帯状
物1の側辺に当接する導体ガイド3と鉄ローラ2
を検出器4に接続してなるもので、鉄ローラ2の
長さは帯状物1の幅に対応する一定寸法のもので
ある。かかる装置により、帯状物1絶縁皮膜に損
傷があると、鉄ローラ2とガイド3が導通し、こ
れを検出器4により検出する。
しかし、このような従来の装置にあつては、帯
状物1の幅が狭いと、帯状物の側辺切断面が鉄ロ
ーラ2に接触して誤動作の原因になつたり、帯状
物が鉄ローラ2に挾まれて品質劣化を招くことが
あり、帯状物が変圧器の鉄心材料であるときは、
鉄損、磁気歪を増大するという問題があつた。
この考案は、以上の点に着目してなされたもの
で、絶縁皮膜や帯状物自体に品質劣化を与えるこ
となく、種々の幅の帯状物を適用できる絶縁皮膜
異常検出装置を提供することを目的とするもので
ある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第2図はこの考案の基本的な概念を説明するた
めのもので、帯状物1は導電性部分1aとその両
面に形成した絶縁皮膜1bでなり、この帯状物1
の表裏に、絶縁皮膜抵抗測定用電極となる導電性
のローラ2と電気的絶縁性のローラ5を当接し、
ローラ2,5間を帯状物1が長さ方向に移動す
る。帯状物1の側辺切断面には導電性のガイド3
が押接されており、このガイド3はローラ2と相
対する電極となる。ガイド3とローラ2の間に
は、可変抵抗6、ソリツドステートリレー7、電
源トランス8が順次に接続され、ソリツドステー
トリレー7には表示器9が接続されている。可変
抵抗6、ソリツドステートリレー7、電気トラン
ス8および表示器9等は制御盤10に組込まれて
いる。
以上の基本構成により、電源トランス8から供
給された電気は、ローラ2、帯状物1、ガイド
3、可変抵抗6、ソリツドステートリレー7と流
れる。この電流は帯状物1の絶縁皮膜抵抗によつ
て変化するが、ソリツドステートリレー7の設定
電流値以上、すなわち皮膜抵抗が一定以下のとき
ソリツドステートリレー7のON信号が表示器9
に入力され、異常を表示する。
第3図は以上の基本構成をふまえたこの考案の
一実施例を示し、平行な2本の軸11aにそれぞ
れ2個づつ導電性のローラ2を支持し、これらの
ローラ2は軸11a上を移動して任意の位置に係
止できる。そうして一方の軸11a上の2個のロ
ーラ2で、他方の軸11aの上の2個のローラ2
の空き部分を埋め、4個の短かいローラ2によつ
て帯状物1の幅全体を覆うようになつている。こ
れらのローラ2に対応する絶縁性の4個のローラ
5(図示せず)が帯状物1の裏側に設置されてお
り、これら絶縁性のローラ5も軸上位置が可変で
あることはいうまでもない。
また、帯状物1裏面についても検出できるよう
にするため、導電性のローラ2と絶縁性のローラ
5の上下を入れかえ、1対の軸11bに各2個の
絶縁性ローラ5を位置調整可能に支持し、これら
のローラ5に対応する4個の導電性のローラを裏
側に配置する。かくして合計4列のローラライン
を構成している。
ガイド3は、帯状物1の幅に沿うようにハンド
ル12で調整できるようになつており、さらにバ
ネ13でガイド3を帯状物1の側辺へ押圧して帯
状物1と常に電気的接続を保持している。導電性
のローラ2およびガイド3と取付台14とは、絶
縁物15により絶縁されている。
第4図は上記の軸11a,11bの受部の詳細
を示し、軸11a,11bの受部にバネ16を介
挿し、ローラ2,5の実質自重を軽減して帯状物
1に対する荷重を減らし、ローラ荷重による帯状
物1の品質劣化を防いでいる。
また、絶縁性のローラ5として、導体に絶縁性
弾性体を被ふくしたものを用いてもよい。
次に作用および効果について説明する。ローラ
2とガイド3を、第2図に示したように、制御盤
10の所定部に接続し、電源トランス8から所定
の電流を流し、帯状物1を移行させる。帯状物1
の絶縁皮膜抵抗が一定以下のとき、表示器9に異
常が表示される点は、まえにみたよおりである。
この実施例においては、帯状物1の幅に対応して
ローラ2および5の位置が調整できるので、帯状
物1の側辺に導電性のローラが接触して生じる誤
動作を未然に防ぐことができ、かつ、帯状物1が
ローラに挾まれて損傷を生ずることも防止するこ
とができる。さらには、帯状物1の両面について
同時に異常検出ができるので高能率である効果も
ある。
なお、上記の実施例では、1本の軸に各2個づ
つのローラを支持したが、それ以上の複数個でも
よく、同様の効果を奏する。
以上のように、この考案は、種々の幅の帯状物
に容易にローラを適応させて、効率よく、かつ、
帯状物に損傷を与えないで異常検出ができ、その
効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の概略斜視図、第2図はこの
考案の基本構成を説明するための要部構成図、第
3図はこの考案の一実施例の平面図、第4図はそ
の一部拡大正面図である。 1……帯状物、2……導電性のローラ、3……
ガイド、5……絶縁性のローラ、6……可変抵
抗、7……ソリツドステートリレー、8……電源
トランス、9……表示器、10……制御盤、11
a,11b……軸、12……ハンドル、13……
バネ、14……取付台、15……絶縁物、16…
…バネ(弾性手段)。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 導体に絶縁皮膜を施した帯状物を互いに対向す
    る導電性ローラと絶縁性ローラ間に通過させ、前
    記帯状物の導体側辺に押接した導体ガイドと前記
    導電性ローラ間に電流を通じ、前記絶縁皮膜の抵
    抗値の変化により前記絶縁皮膜の異常を検出する
    絶縁皮膜異常検出装置において、 互いに並設された1対の軸および別の1対の軸
    にそれぞれ軸方向位置可調整に1軸について間隔
    をおいて各複数個支持され、前記帯状物の表面お
    よび裏面にそれぞれ接触する前記導電性ローラ
    と、 前記帯状物を挟んで前記導電性ローラに対向す
    るように軸方向位置可調整に支持された複数個の
    前記絶縁性ローラと、 前記帯状物に対する前記導電性ローラおよび前
    記絶縁性ローラの実質荷重を調整する弾性手段
    と、 を備えてなることを特徴とする絶縁皮膜異常検出
    装置。
JP9810683U 1983-06-24 1983-06-24 絶縁皮膜異常検出装置 Granted JPS607063U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9810683U JPS607063U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 絶縁皮膜異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9810683U JPS607063U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 絶縁皮膜異常検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS607063U JPS607063U (ja) 1985-01-18
JPH0318936Y2 true JPH0318936Y2 (ja) 1991-04-22

Family

ID=30233075

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9810683U Granted JPS607063U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 絶縁皮膜異常検出装置

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JP (1) JPS607063U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746023A (en) * 1980-09-02 1982-03-16 Honda Motor Co Ltd Multicylinder engine with supercharger

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5746023A (en) * 1980-09-02 1982-03-16 Honda Motor Co Ltd Multicylinder engine with supercharger

Also Published As

Publication number Publication date
JPS607063U (ja) 1985-01-18

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