JP2975152B2 - 金属ストリップの形状を検知できる搬送装置 - Google Patents

金属ストリップの形状を検知できる搬送装置

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JP2975152B2 JP3089235A JP8923591A JP2975152B2 JP 2975152 B2 JP2975152 B2 JP 2975152B2 JP 3089235 A JP3089235 A JP 3089235A JP 8923591 A JP8923591 A JP 8923591A JP 2975152 B2 JP2975152 B2 JP 2975152B2
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metal strip
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悠 山川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/02Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring flatness or profile of strips

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷延鋼帯等の金属スト
リップの形状を検知できる搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63-6429 号公報に記載され
る如くの金属ストリップ形状検知装置がある。この金属
ストリップ形状検知装置は、金属ストリップが巻付けら
れる弾性体リングを有し、この弾性体リングがストリッ
プとの接触圧力により変形する量をセンサで検出するこ
とにより、金属ストリップの幅方向張力分布を求め、結
果として金属ストリップの幅方向での変形状態を検知可
能とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、下記〜の問題点がある。
【0004】金属ストリップに作用する張力を高精度
で検出することは困難であり、形状検出精度の向上に困
難がある。
【0005】弾性体リングの変形を検出するセンサの
精度管理を綿密に行なう必要があり、保守性が悪い。
【0006】弾性体リングの変形が、金属ストリップ
の蛇行を誘引する虞れがあり、金属ストリップの搬送作
業性に支障を招く虞れがある。
【0007】本発明は、金属ストリップの形状を搬送過
程で検知するに際し、搬送性能を損なうことなく、形状
検出精度が高く、保守性の良好な装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、金属ストリップの形状を検知できる搬送装置におい
て、金属ストリップの搬送過程の第1の位置に配置さ
れ、金属ストリップとの接触面に給電部を備える給電ロ
ールと、金属ストリップの搬送過程で上記第1の位置か
ら搬送方向に離隔する第2の位置に配置され、金属スト
リップとの接触面に、ロール軸方向で互いに電気絶縁さ
れた複数の導電部を備える検出ロールと、検出ロールを
金属ストリップの一方の面に接触させ、その背面側には
金属ストリップを押える部材が存在しない状態で、検出
ロールの各導電部への通電状態を検出し、その検出結果
に基づいて金属ストリップの幅方向での変形状態を検知
可能とする導電検出装置とを有するようにしたものであ
る。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記給電ロールの給電部にロ
ータリカプラを介して電源を接続し、前記検出ロールの
各導電部にロータリカプラを介して前記通電検出装置を
接続することにて、電源と給電ロールと金属ストリップ
と検出ロールと通電検出装置とを直列に接続した閉回路
を構成するようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、金属ストリップの幅方向にお
いて、検出ロールの導電部と接触している部分は通電
し、接触していない部分は通電しない。従って、通電検
出装置は、金属ストリップの幅方向における上述の通電
の有無から、金属ストリップの幅方向での変形状態を検
知可能とする。
【0011】従って、本発明によれば、下記〜の作
用がある。
【0012】検出ロールは、金属ストリップとの接触
圧力、張力の検出等を伴うものでなく、単に金属ストリ
ップとの接触の有無に基づく通電の有無を検出するもの
であり、検出精度の確保が容易である。
【0013】検出ロールが単に金属ストリップとの接
触の有無に基づく通電の有無を検出するものであるか
ら、設備はコンパクトであり、保守性が良い。
【0014】検出ロールは変形しないので、金属スト
リップの蛇行を誘引することがなく、金属ストリップの
搬送作業性を損なうことがない。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す模式図、図2
は検出ロールを示す模式図、図3は検出ロールによる検
出原理を示す模式図である。
【0016】搬送装置10は、金属ストリップ11の形
状を検知可能とするものであり、給電ロール12と、検
出ロール13と、通電検出装置14とを有して構成され
る。
【0017】給電ロール12は、金属ストリップ11の
搬送過程に配置されたブライドルロールであり、金属ス
トリップ11との接触面の全域を給電部15としてい
る。
【0018】検出ロール13は給電ロール12の下流側
に隣接して配置され、金属ストリップ11との接触面
に、ロール軸方向で互いに電気絶縁された複数の導電部
16を備える。
【0019】通電検出装置14は、検出ロール13の各
導電部16への通電状態を検出し、その検出結果に基づ
いて金属ストリップ11の幅方向での変形状態を検知可
能とする。
【0020】即ち、搬送装置10は、給電ロール12の
給電部15にロータリカプラ17を介して電源18を接
続し、検出ロール13の各導電部16にロータリカプラ
19を介して通電検出装置14を接続することにて、電
源18と給電ロール12と金属ストリップ11と検出ロ
ール13と通電検出装置14とを直列に接続した閉回路
を構成する。
【0021】ここで、検出ロール13は、具体的には、
図2に示す如く、筒状不導体21の外周部に多数の不導
体リング22と導体リング23とを交互に配列し、導体
リング23を導電部16とするものである。そして、各
導体リング23に結線された導線24は、通電検出装置
14に結線された導線25と、ロータリカプラ19を介
して接続される。
【0022】尚、検出ロール13の導電部16は、必ず
しも導体リング23により形成されることを要さず、不
導体ロールの表面に、導体接触子をモザイク状に埋め込
むことにて形成されても良い。このとき、検出ロール1
3は金属ストリップ11の幅方向での変形状態を検知可
能とするため、金属ストリップ11の幅方向同一ライン
上で、金属ストリップ11との接触の有無に基づく通電
の有無を検出可能とすることが望ましいから、各導体接
触子は不導体ロールのロール軸に沿う幅方向同一ライン
上に配列することが望ましい。
【0023】また、検出ロール13の各導電部16と通
電検出装置14とを接続するロータリカプラ19は、具
体的には、各導電部16に対応する上記導線24が結線
される回転ブラシと、通電検出装置14の側の導線25
が結線される固定ブラシとを常に摺接せしめることにて
構成できる。
【0024】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0025】上記実施例によれば、金属ストリップ11
の幅方向において、図3に示す如く、検出ロール13の
導電部16と接触している部分(A、B、F)は通電
し、接触していない部分(C、D、E)は通電しない。
従って、通電検出装置14は、金属ストリップ11の幅
方向における上述の通電の有無から、金属ストリップ1
1の幅方向での変形状態を検知可能とする。
【0026】そして、検出ロール13の単一導電部16
で通電がなければ変形小であり、隣り合う導電部16で
連続して通電がなければ変形大であると判定できる。ま
た、各導電部16で通電が確認されない時間と、金属ス
トリップ搬送速度とから、当該変形の長さ範囲を推定す
ることもできる。
【0027】尚、金属ストリップ11の幅方向端部位置
は、検出ロール13とは別に設置されているストリップ
エッジ検出センサにて検出され、把握される。
【0028】然るに、上記実施例によれば、下記〜
の作用がある。
【0029】検出ロール13は、金属ストリップ11
との接触圧力、張力の検出等を伴うものでなく、単に金
属ストリップ11との接触の有無に基づく通電の有無を
検出するものであり、検出精度の確保が容易である。
【0030】検出ロール13が単に金属ストリップ1
1との接触の有無に基づく通電の有無を検出するもので
あるから、設備はコンパクトであり、保守性が良い。
【0031】検出ロール13は変形しないので、金属
ストリップ11の蛇行を誘引することがなく、金属スト
リップ11の搬送作業性を損なうことがない。
【0032】尚、本発明の実施において、検出ロールの
各導電部における通電状態は、有線によらず、無線によ
り通電検出装置に送信されても良い。
【0033】また、本発明の実施において、通電検出装
置の検出結果は、金属ストリップの変形状態の形態で表
示装置に表示されるものであっても良い。
【0034】また、本発明の実施にあっては、ストリッ
プと給電ロール及び検出ロールの間は乾燥状態であるこ
とが望ましく、本装置の上流側にストリップ表面の清掃
装置、乾燥装置等が配置される。
【0035】また、本発明の実施においては、給電ロー
ルへの金属ストリップの密着性を向上するため、当該給
電ロールの入側と出側に金属ストリップを給電ロール表
面に押付ける押えロールを配置することが好適である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属スト
リップの形状を搬送過程で検知するに際し、搬送性能を
損なうことなく、形状検出精度が高く、保守性の良好な
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す模式図である。
【図2】図2は検出ロールを示す模式図である。
【図3】図3は検出ロールによる検出原理を示す模式図
である。
【符号の説明】
10 搬送装置 11 金属ストリップ 12 給電ロール 13 検出ロール 14 通電検出装置 15 給電部 16 導電部 17 ロータリカプラ 18 電源 19 ロータリカプラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ストリップの形状を検知できる搬送
    装置において、金属ストリップの搬送過程の第1の位置
    に配置され、金属ストリップとの接触面に給電部を備え
    る給電ロールと、金属ストリップの搬送過程で上記第1
    の位置から搬送方向に離隔する第2の位置に配置され、
    金属ストリップとの接触面に、ロール軸方向で互いに電
    気絶縁された複数の導電部を備える検出ロールと、検出
    ロールを金属ストリップの一方の面に接触させ、その背
    面側には金属ストリップを押える部材が存在しない状態
    で、検出ロールの各導電部への通電状態を検出し、その
    検出結果に基づいて金属ストリップの幅方向での変形状
    態を検知可能とする導電検出装置とを有することを特徴
    とする金属ストリップの形状を検知できる搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記給電ロールの給電部にロータリカプ
    ラを介して電源を接続し、前記検出ロールの各導電部に
    ロータリカプラを介して前記通電検出装置を接続するこ
    とにて、電源と給電ロールと金属ストリップと検出ロー
    ルと通電検出装置とを直列に接続した閉回路を構成する
    請求項1記載の金属ストリップの形状を検知できる搬送
    装置。
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