JPH0635294Y2 - 導電性液体検出用ケーブル - Google Patents

導電性液体検出用ケーブル

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JPH0635294Y2
JPH0635294Y2 JP14925687U JP14925687U JPH0635294Y2 JP H0635294 Y2 JPH0635294 Y2 JP H0635294Y2 JP 14925687 U JP14925687 U JP 14925687U JP 14925687 U JP14925687 U JP 14925687U JP H0635294 Y2 JPH0635294 Y2 JP H0635294Y2
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JP
Japan
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connecting body
electrodes
liquid
cable
conductive liquid
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Application number
JP14925687U
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JPS6456111U (ja
Inventor
滋水 宮埼
和穂 山本
勝治 星
輝一 楠瀬
理助 本間
Original Assignee
株式会社山田工業研究所
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Publication date
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  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調設備の漏水の検出等に活用される導電性
液体検出用ケーブルに関する。
〔従来の技術〕
この種の従来の導電性液体検出用ケーブルとして、例え
ば銅やステンレス線(以下電線という)に絶縁物を密編
みした保護網を被覆したものを2本配列し、これらを包
むように、更に絶縁物を密編みした保護網を被覆したも
のや、第4図に示すように、電線1に導電性樹脂2を被
覆した電極3が2本と、絶縁物で作られた2本の紐状体
4とを撚り合せて一体化し、更に絶縁物からなる保護網
5で被覆したものがある。
このような従来技術にあつては、漏水等が生じた場合に
は、その水等が外側に位置する保護網から内部に浸入
し、2つの電極間が導通し、この導通によつて生じる信
号に応じて漏水等を生じている旨が検出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来技術にあつては吸液性を考慮して複重の密編みから
なる保護網を設けるようにしてあることから、また撚り
合せ操作などを要することから、製作に手間がかかり、
製作費が高くなる不具合がある。
また、吸液性に優れていることから、逆に一度吸液した
後は、再使用のために熱源を使用した強制的な乾燥作業
を必要としたり、あるいは吸液した部分を切断して新し
いケーブルに取り換える作業を要し、復旧に多大な時間
と労力を必要とする不具合もある。
本考案は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、製作が容易で、かつ脱液性に
優れた導電性液体検出用ケーブルを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、電気導体からなる
芯線に導電性樹脂からなる被覆した一対の電極を所定間
隔を持つて固定する連結体を設けるとともに、上記電極
のそれぞれ及び上記連結体を被覆する粗網状の保護網を
設け、上記連結体は断面略ダ円形状で表面が凸状面から
なり、両側部に上記一対の電極のそれぞれを固定する凹
部を有する構成にしてある。
〔作用〕
本考案は、上記のように保護網が粗編み状で、しかも撚
り合せ作業を要せず、また連結体の両側部に電極を固定
する凹部を有することから、製作が簡単である。また、
連結部材によつて2つの電極を必要十分な程度に離隔さ
せることができ、かつ、連結体は表面が凸状面からなる
ので、液中から持上げて液を切る動作だけで再使用で
き、優れた脱液性を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の導電性液体検出用ケーブルを図に基づい
て説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す説明図で、第
1図はこの実施例に接続される検出手段を含む平面図、
第2図は側面図、第3図は第2図のA矢視図である。
これらの図に示す実施例にあつては、電気導体からなる
芯線6に導電性樹脂からなる被覆体7をした一対の電極
8,8を設けている。この一対の電極8,8は所定間隔を持つ
て固定する連結体9によつて平行に配置してある。この
連結体9は絶縁体からなり、断面略ダ円形状の長尺状に
形成され、両側部には凹部10,10が形成され、この凹部1
0,10に電極8,8が例えば熱融着されて固定されている。
この電極8,8及び連結体9は絶縁物からなる粗網状の保
護網11によつて被覆され、これらによつてケーブルAが
構成されている。
12は検出手段で、この検出手段12は増幅器13、比較器1
4、報知手段15からなり、2つの電極8,8間が漏水等によ
つて導通すると、導通によつて生じた信号が上記ケーブ
ルAに接続された増幅器13で増幅され、比較器14におい
てあらかじめ設定された漏水に対応する信号値と比較さ
れ、この比較器14の設定値と上述の増幅された信号値と
の変化の幅が所定より大きい場合、報知手段15、例えば
警報器が作動する。これにより、本実施例のケーブルA
が配置された部分に漏水等を生じている旨が検出され
る。
このように構成した上記実施例における作用は次のとお
りである。
すなわち、連結体9の側部に凹部10を有するので電極8
の固定が確実かつ簡単におこなえ、また、連結体9は断
面略ダ円形状であつて凸状面を有することから、液中か
ら引き上げたとき、液が自然に切れ、再使用が容易に可
能である。また、連結体9の両側部に電極8,8を配置し
てあるので連結体9の上面、あるいは下面のいずれか一
方に漏水等を生じた場合でも、電極8,8間が導通し、確
実に漏水等を検出できる。
このように構成した上記実施例にあつては、保護網11が
粗編み状で、しかも撚り合せ作業を要しないことから、
製作が簡単で、かつ、連結体9の両側部に凹部10を有す
るので、電極8,8の固定が確実かつ簡単であり、また、
連結体9によつて必要十分な程度に離隔させることがで
きる。また、連結体9の表面には凸状面を有することか
ら、液中から引き上げたとき、液が自然に切れ、再使用
が可能であり、また、連結体9の上面、あるいは下面の
いずれか一方に漏水等を生じた場合でも、電極8,8間が
導通し、確実に漏水等を検出できる。
なお、上記実施例では、連結体9が絶縁物からなる場合
を説明したが、これに限らず、例えば抵抗値105〜106
有する電気伝導度の低い物質からなつてよい。
このように構成した場合には、導電性液体による電気的
短絡路の形成による電気的分布定数の変化も検出可能で
ある。
〔考案の効果〕
以上述べた本考案にあつては、保護網が粗網状で、しか
も撚り合せ作業を要しないことから製作が簡単であり、
しかも連結体の両側部に凹部を有するので電極の固定が
確実かつ簡単であり、また連結体によつて電極を必要十
分な程度に離隔させることができる。また、連結体の表
面が凸状面であることから、液中から引き上げたとき、
液が自然に切れ、再使用が可能である。さらに脱液性に
優れていることから、検出後のケーブルの取り換え作業
が不要で、復旧がきわめて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の導電性液体検出用ケーブルの一実施例
を示し、検出手段を接続した状態の平面図、第2図は同
ケーブルの側面図、第3図は第2図のA矢視図、第4図
は従来の導電性液体検出用ケーブルを示す斜視図であ
る。 A……導電性液体検出用ケーブル、6……芯線、7……
被覆体、8……電極、9……連結体、11……保護網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 楠瀬 輝一 東京都品川区中延5丁目15番7号 株式会 社山田工業研究所内 (72)考案者 本間 理助 東京都品川区中延5丁目15番7号 株式会 社山田工業研究所内 (56)参考文献 実開 昭57−194210(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気導体からなる芯線に導電性樹脂からな
    る被覆体を被覆した一対の電極を平行に配置し、これら
    の電極を所定間隔を持つて固定する連結体を設けるとと
    もに、上記電極のそれぞれ及び上記連結体を被覆する粗
    網状の保護網を設け、上記連結体は断面略ダ円形状で表
    面が凸状面からなり、両側部に上記一対の電極のそれぞ
    れを固定する凹部を有することを特徴とする導電性液体
    検出用ケーブル。
JP14925687U 1987-10-01 1987-10-01 導電性液体検出用ケーブル Expired - Lifetime JPH0635294Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6456111U JPS6456111U (ja) 1989-04-07
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JP4625204B2 (ja) * 2001-07-02 2011-02-02 ウチヤ・サーモスタット株式会社 安全装置付き電源コード

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