JPH03189356A - 自動車用制御装置のフェイルセーフ装置 - Google Patents

自動車用制御装置のフェイルセーフ装置

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JPH03189356A
JPH03189356A JP1328317A JP32831789A JPH03189356A JP H03189356 A JPH03189356 A JP H03189356A JP 1328317 A JP1328317 A JP 1328317A JP 32831789 A JP32831789 A JP 32831789A JP H03189356 A JPH03189356 A JP H03189356A
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JP
Japan
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control
engine
automatic transmission
computer
fail
Prior art date
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Pending
Application number
JP1328317A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Yamaura
山浦 弘光
Takafumi Fukumoto
貴文 福本
Masahiko Shimamura
島村 政彦
Shiyouji Kanou
狩野 紹次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication of JPH03189356A publication Critical patent/JPH03189356A/ja
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動車用制御装置のフェイルセーフ装置に関し
、詳しくは、エンジン制御用コンピュータと自動変速機
制御用コンピュータとを個別に備えた自動車用制御装置
におけるフェイルセーフ制御の改善に関する。
〈従来の技術〉 近年では、自動車用エンジンをマイクロコンピュータに
よって制御することにより、燃費、出力。
排気特性などを向上させるようにしており、更に、自動
変速機における変速動作をマイクロコンピュータによっ
て制御して、走行状態に応じて最適な変速特性やギヤ位
置がきめ細かく選択されるようにしており、エンジン制
御用と自動変速機制御用とで独立したマイクロコンピュ
ータを備えるようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、制御用マイクロコンピュータが故障すると制
御が不能になってしまうため、マイクロコンピュータの
故障が診断されると、サブマイクロコンピュータ又はゲ
ートアレーのようなハードウェアを動作させてフェイル
セーフを行わせる方法があるが、このようにフェイルセ
ーフのためにサブマイクロコンピュータ又はゲートアレ
ーを設けることはコスト面で実現性が低いという問題が
ある。
また、例えば、自動変速機制御用のマイクロコンピュー
タが故障したときに、通常と略同様な変速動作をフェイ
ルセーフ制御で行わせようとすると、前述のようにコス
ト面で不利となるから、3速に固定させるなどの通常よ
りも制御内容を極端に簡略化したフェイルセーフ制御を
行わせてコスト面での改善を図る方法があるが、この場
合、最低限度の動作補償はなされるものの変速動作が行
われないから、発進時、特に坂道発進時などでは必要充
分な運転性が得られなくなる倶れがある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、運転性
をある程度確保でき、然も、コストアップを避けられる
自動車制御装置のフェイルセーフ装置を提供することを
目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明では、自動車に搭載されたエンジンを制
御するエンジン制御用コンピュータと、前記エンジンに
付設された自動変速機を制御する自動変速機制御用コン
ピュータとを個別に備えた自動車用制御装置において、 前記エンジン制御用コンピュータ及び自動変速機制御用
コンピュータそれぞれに他方の制御を代行するためのフ
ェイルセーフ用プログラムを記憶させ、一方のコンピュ
ータが故障したときに他方の正常コンピュータに記憶さ
れている前記フェイルセーフ用プログラムに従ってエン
ジン又は自動変速機を代行制御させるようにしてフェイ
ルセーフ装置を構成した。
〈作用〉 かかる構成のフェイルセーフ装置によると、エンジン制
御用コンピュータには、自動変速機のフェイルセーフ制
御のためのプログラムが記憶されており、逆に、自動変
速機制御用コンピュータにはエンジンのフェイルセーフ
制御のためのプログラムが記憶されている。そして、エ
ンジン制御用コンピュータが故障すると、自動変速機制
御用コンピュータに記憶されているフェイルセーフ用プ
ログラムに従って自動変速機制御用コンピュータがエン
ジンを制御し、また、自動変速機制御用コンピュータが
故障すると、エンジン制御用コンピュータに記憶されて
いるフェイルセーフ用プログラムに従ってエンジン制御
用コンピュータが自動変速機を制御する。このように、
一方が故障すると、他方の正常なコンピュータが故障コ
ンピュータの制御を代行するものである。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
一実施例を示す第1図において、図示しない自動車に搭
載されたエンジン(ENG)1には、自動変速機(A/
T)2が付設されており、エンジン1は専用のマイクロ
コンピュータ3によって制御される一方、自動変速機2
はやはり専用のマイクロコンピュータ4によって制御さ
れるようになっている。尚、前記マイクロコンピュータ
3.4はいずれもCPU、ROM、RAM、入出力イン
タフェイス等を含んで構成されている。
エンジン制御用のマイクロコンピュータ3には、エンジ
ン1に設けられた各種のセンサから、吸入空気流IQ、
エンジン回転速度N、冷却水温度Tw等の情報が入力さ
れ、かかる情報を基に燃料噴射弁による燃料供給量や点
火栓による点火時期等を出力回路5を介して制御するよ
うになっている。
また、自動変速機制御用のマイクロコンピュータ4には
、アクセル開度、車速などの情報が各センサから入力さ
れると共に、運転者によって操作されるシフトレバ−に
設けたインヒビタースイッチからシフト操作信号が入力
されるようになっており、これらの情報を基にシフトツ
レノドやロックアツプソレノイド等のアクチュエータを
出力回路6を介して制御するようになっている。
ここで、本発明にかかる構成として、エンジン制御用の
マイクロコンピュータ3には、自動変速機2の制御に最
低限必要とされる車速やアクセル開度(スロットル弁開
度)などの情報も入力されるようになっており、また、
自動変速機制御用のマイクロコンピュータ4には、エン
ジン1の制御に最低限必要とされる吸入空気流量Qやエ
ンジン回転速度Nなどの情報も入力されるようにしであ
る。
また、エンジン1制御用のマイクロコンピュータ3のR
OMには、予め自動変速機2をフェイルセーフ制御する
ためのプログラムが設定記憶されており、また、自動変
速機2制御用のマイクロコンピュータ4のROMには、
予めエンジン1をフェイルセーフ制御するためのプログ
ラムが設定記憶されている。
更に、エンジン1制御用のマイクロコンピュータ3と自
動変速機2制御用のマイクロコンピュータ4との間には
、相互に他方の故障を監視するための相互通信が行われ
るようになっており、例えばそれぞれのマイクロコンピ
ュータ3.4に付設された暴走監視回路の出力を他方の
マイクロコンピュータ3,4に出力するよう構成し、一
方のマイクロコンピュータ3,4が故障すると他方がこ
の故障を検知できるようにしである。
そして、一方のマイクロコンピュータ3.4が故障した
ことが他方のマイクロコンピュータ3゜4で検知される
と、正常である前記他方のマイクロコンピュータ3.4
は、前述のように予め記憶されているフェイルセーフ用
のプログラムを実行させて、他方の制御機能を代行する
ものであり、かかる代行制御のために、出力回路5.6
それぞれにはマイクロコンピュータ3,4両方から制御
信号が出力されて通常制御のマイクロコンピュータ3.
4が故障した場合には、他方のマイクロコンピュータ3
,4による制御信号が出力回路5゜6に受付けられるよ
うにしである。
即ち、エンジン1制御用のマイクロコンピュータ3が故
障した場合には、自動変速機2用のマイクロコンピュー
タ4で最低限のエンジン1制御を行わせ、また、自動変
速機2制御用のマイクロコンピュータ4が故障した場合
には、エンジン1制御用のマイクロコンピュータ3で最
低限の自動変速機2制御を行わせるようにしであるもの
であり、かかるフェイルセーフ制御を第2図及び第3図
のフローチャートにそれぞれ示しである。
第2図のフローチャートに示すプログラムは、エンジン
1制御用のマイクロコンピュータ3のROMに予め記憶
されていてマイクロコンピュータ3のCPUで処理され
るものである。
まず、ステップ1(図中ではSlとしである。
以下同様)では、自動変速機2の制御を行うマイクロコ
ンピュータ4が故障しているか否かを、マイクロコンピ
ュータ4からの故障判別信号に基づいて判別し、故障し
ていないときには、自動変速機2の制御を肩代わりする
必要がないから、ステップ3ヘジヤンプして通常のエン
ジン1制御のみを実行する。
一方、ステップ1でマイクロコンピュータ4の故障が判
別されると、マイクロコンピュータ4によって正常に自
動変速機2を制御できない状態であるから、ステップ2
へ進んで予め記憶しておいた自動変速機2のフェイルセ
ーフ用のプログラムを実行させ、マイクロコンピュータ
4の代わりに本来エンジン1制御のみを行うマイクロコ
ンピュータ3によって自動変速機2の最低限の制御も行
わせる。
同様なフェイルセーフ制御が、第3図のフローチャート
に示すように、自動変速機2制御用のマイクロコンピュ
ータ4でも行われるようになっており、マイクロコンピ
ュータ3の正常時にはマイクロコンピュータ4は自動変
速機2の制御(ステップ13)のみを行うが、マイクロ
コンピュータ3が故障すると予め記憶されているフェイ
ルセーフ用プログラムに従って、マイクロコンピュータ
4がエンジン1の最低限の制御を代行する(ステップ1
2)。
ここで、第4図のフローチャートに従って、自動変速機
2制御用のマイクロコンピュータ4が故障したときに、
エンジン1制御用のマイクロコンピュータ3で行われる
自動変速機2のフェイルセーフ制御の一例、即ち、第2
図のフローチャートにおけるステップ2の具体例を説明
する。
まず、ステップ21では、車速とスロットル弁開度TV
Oとに応じてフェイルセーフ制御時用の変速特性が設定
されいるマツプに基づいて、現状の車速及びスロットル
弁開度TVOに対応するギヤ位置Aを選択する。尚、前
記変速特性マツプは、あくまでもフェイルセーフ制御時
用のものであり、マツチング精度が要求されないから、
エンジンやトランスミッションの僅かな違いによって特
性を変化させる必要はなく、共通的に用いるようにする
と良い。
次のステップ22では、エンジン1が過回転(オーバー
レブ)しているか否かを判別し、通常使用範囲の回転速
度Nであるときには、ステップ23へ進んでステップ2
1で求めたギヤ位置Aへの変速制御を行う。
また、ステップ22でエンジン1が過回転していると判
別されたときには、ステップ24へ進み、ステップ21
で求めたシフト位置Aに基づきシフトアップ制御が指示
される状態であるか否かを判別する。ギヤ位置Aへの制
御がシフトアップであるときには、そのままシフトアッ
プ制御を実行することで過回転状態を回避できるから、
ステップ25でギヤ位置への変速制御を行わせるが、今
回シフトアップ制御指示がなされなかった場合には、ギ
ヤ位置Aに基づく変速制御では過回転状態を解消できな
いので、ステップ26へ進んでギヤ位置Aよりも1段上
のギヤ位置へシフトアップさせるようにする。
このようにエンジン1の過回転を判別して変速制御する
ようにすれば、ステップ21で選択されるギヤ位置Aが
車両にマツチングしていなくとも、過回転を回避しつつ
変速制御させることができ、フェイルセーフ用の変速特
性マツプを共通的に用いることができる。
また、上記のように、最適な変速特性は得られないもの
の、少なくとも走行状態に基づいて変速させることがで
きるから、自動変速機2制御用のマイクロコンピュータ
4が故障しても、発進時の運転性が極端に低下したりす
ることがない。同様に、エンジン1のフェイルセーフ制
御においても通常の細かな制御を簡略化しつつ要求され
る運転性が確保できるようなフェイルセーフ用のプログ
ラムを設定するようにする。
更に、上記実施例によれば、例えばマイクロコンピュー
タ4が故障したときに、一方のマイクロコンピュータ3
で自動変速機2の制御を代行するから、フェイルセーフ
制御のためにのみハードウェアを備える必要がなく、フ
ェイルセーフ機能を持たせるためのコストアップを抑え
ることができる。但し、フェイルセーフ制御時には、マ
イクロコンピュータ3,4が通常の制御の他にフェイル
セーフ制御も処理するから、通常制御の処理頻度の低下
等を招く慣れがあり、これに関してはROM容量節約の
点からもフェイルセーフ制御内容の簡略化を図るなどし
て対応すると良い。
尚、前記マイクロコンピュータ3.4は、同一ユニット
上に構成されるものであっても良いし、また、全く個別
にユニットを構成するものであっても良い。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、エンジン制御用
と自動変速機制御用とにそれぞれコンピュータを備える
自動車用制御装置において、2つのコンピュータそれぞ
れに他方のフェイルセーフ用プログラムを記憶させてお
き、一方が故障した場合にかかる故障コンピュータによ
る制御を他方の正常コンピュータがフェイルセーフ用の
プログラムに従って代行するようにしたので、フェイル
セーフ制御のために大幅なコストアップを招くことがな
く、然も、ある程度の運転性を確保できるフェイルセー
フ制御を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステム概略図、第2
図及び第3図はそれぞれ同上実施例におけるフェイルセ
ーフ制御を示すフローチャート、第4図は第2図に示す
自動変速機のフェイルセーフ制御のより詳しい制御内容
の例を示すフローチャートである。 1・・・エンジン  2・・・自動変速機3.4・・・
マイクロコンピュータ  5,6・・・出力回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動車に搭載されたエンジンを制御するエンジン制御用
    コンピュータと、前記エンジンに付設された自動変速機
    を制御する自動変速機制御用コンピュータとを個別に備
    えた自動車用制御装置において、 前記エンジン制御用コンピュータ及び自動変速機制御用
    コンピュータそれぞれに他方の制御を代行するためのフ
    ェイルセーフ用プログラムを記憶させ、一方のコンピュ
    ータが故障したときに他方の正常コンピュータに記憶さ
    れている前記フェイルセーフ用プログラムに従ってエン
    ジン又は自動変速機を代行制御させるよう構成したこと
    を特徴とする自動車用制御装置のフェイルセーフ装置。
JP1328317A 1989-12-20 1989-12-20 自動車用制御装置のフェイルセーフ装置 Pending JPH03189356A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125401A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Waertsilae Schweiz Ag ディーゼル・エンジン、特に電子制御システムを備えた大型ディーゼル・エンジン及びディーゼル・エンジンの始動方法
JP2011508859A (ja) * 2008-01-02 2011-03-17 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト クラッチアクチュエータおよびクラッチアクチュエータの制御方法
JP2021096729A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 日立Astemo株式会社 自動車用電子制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810246A (ja) * 1981-07-13 1983-01-20 Nissan Motor Co Ltd 車両用ディジタル制御装置

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