JPH0318842A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JPH0318842A
JPH0318842A JP1154092A JP15409289A JPH0318842A JP H0318842 A JPH0318842 A JP H0318842A JP 1154092 A JP1154092 A JP 1154092A JP 15409289 A JP15409289 A JP 15409289A JP H0318842 A JPH0318842 A JP H0318842A
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JP
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exposure
exposing
photosensitive material
raster
light
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JP1154092A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Okino
美晴 沖野
Sumio Yoshikawa
純生 吉川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、同一の感光材料に、画像と文字などのように
異なる画像を異なる露光方式で露光することのできる画
像露光装置に関し、詳細には、ポストカード、テレフォ
ンカード、オレンジカードなどのようにカラー写真、モ
ノクロ写真、絵画、イラストなどの画像と文字、マーク
等の線画像とが混在するものを得るために、異なる波長
域に複数の感度ピークを有する一枚の感光材料に領域を
指定して、写真等の画像を直接(アナログ)露光し、線
画像等をラスター(デジタル)露光することのできる画
像露光装置に関する。
〈従来の技術〉 従来より、ポストカード、テレフォンカード、オレンジ
カードなどのように写真等の連続調画像の中に、文字、
マーク、商標などの線画像を書き込んだ画像を形成する
ことが行われている。
このような場合通常は、ネガからの写真等のプリントに
文字、マークなどを写し込むにあたり、これらの文字や
マークの部分のリス版を作成し、プリントしていたため
に手数がかかっていた。
一方、本出願人は、特願昭62−90646号に少なく
とも3種の可視光および少なくとも1種以上の赤外光に
分光感度を有し、加圧画像固定するマイクロカプセルを
利用した感光材料に、可視光照射による原稿からの反射
光により像様露光する反射型アナログ露光装置と、前記
感光材料に少なくとも1 f!!以上の赤外光を射出す
る光源を用いて露光するデジタル露光装置とを備えた画
像記録装置を開示している。 ここに開示された画像記
録装置は、基本的に、反射原稿を可視光光源が照射しつ
つ走査し、その可視反射光で前記光源と同期して走査搬
送される感光材料をスリット走査露光するレンズ移動型
結像光学系からなる反射型アナログ露光装置と、アナロ
グ露光位置と同じ位置で、イエロー(Y)、マゼンタ(
M)、シアン(C)の3色を発色させる少なくとも2種
の赤外光を射出する半導体レーザ(LD)あるいは発光
ダイオード(LED)を含む3 flのLDあるいはL
EDを用い、これら3種のLDまたはLEDの射出する
光をプリズム等を用いて、略同−光路を有する1本の光
ビームとし、ポリゴンミラー等の光偏向器を用いて走査
搬送される感光材料にラスター露光するデジタル露光装
置とからなる画像露光装置を有している。 この画像記
録装置は、反射型アナログ露光とデジタル露光とを別々
に行うこともできるし、重畳露光することもできる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、写真等のモノクロまたはフルカラー画像と文
字等の線画像とを1枚の感光材料に露光して焼ぎ付ける
際に、文字等の線画像の焼き付けのためにいちいちリス
版を作成するのでは、手間がかかるばかりでなく、コス
トもかかるなどの問題があった。
また、本出願人が特願昭62−90646号に開示した
画像記録装置では、マイクロカプセルを利用した特殊な
感光材料を用いるものであるばかりか、単に反射型アナ
ログ露光装置と少なくとも1種以上の赤外光光源を含む
デジタル露光装置とを持つものにすぎない、 確かに、
この画像記録装置においては、これらの露光装置を単独
で用いることもできるし、2つの装置を同時に用いて重
畳することも可能であるが、ネガフィルムから写真を焼
き付けることができないばかりか編集機能を有する露光
制御手段を有していないため、1枚の感光材料上に写真
等の連続調画像と文字等の線画像を編集して、領域を指
定して、各画像を異なる露光手段により露光して、これ
らの画像が混在するプリントを得ることができなかった
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、カラ
ー写真、モノクロ写真、絵画、イラストなどの画像およ
び文字、マーク、商標などのような線画像とが混在する
プリントを、リス版などを用いなくても、編集して容易
に焼き付けることのできる画像露光装置を提供すること
にある。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、異なる波長域に
複数の感度ピークを有する感光材料に直接露光する手段
と、少なくとも1つの狭帯域波長の光によりラスター露
光する手段と、前記感光材料に直接露光領域とラスター
露光領域とを指定し、指定された直接露光領域には直接
露光を行い、指定されたラスター露光領域にはラスター
露光を行うよう露光制御する制御手段とを有することを
特徴とする画像露光装置を提供するものである。
また、上記画像露光装置において直接露光は可視波長域
で、ラスター露光は少なくとも1つの露光光の波長が赤
外域であることを特徴とする画像露光装置を提供するも
のである。
前記ラスター露光手段は、光源として半導体発光素子を
用いるものであるのが好ましい。
また、前記半導体発光素子は、半導体レーザ(LD)で
あるのが好ましい。
また、前記半導体発光素子は、発光ダイオード(LED
)であるのが好ましい。
また、前記感光材料は、3色の可視光と2色に相当する
2f!の赤外光に感度ピークを有するものであるのが好
ましい。
また、前記感光材料は、可視域に3色の互いに異なる感
度ピークを有し、赤外域に3色同時感光域を有するもの
であるのが好ましい。
また、前記感光材料は、可視域に3色の互いに異なる感
度ピークを有し、さらに別途にモノクロ感光域を有する
ものであるのが好ましい。
前記直接露光手段は、面露光するものであるのが好まし
い。
前記直接露光手段は、スリット走査露光するものである
のが好ましい。
また、前記直接露光手段は、ネガフィルム投影製蓋であ
るのが好ましい。
また、前記露光制御手段は、前記ネガフィルム投影装置
を少なくとも2次元的に移動するのが好ましい。
また、前記露光制御手段は、デジタイザを有するのが好
ましい。
また、前記露光制御手段は、電子マスクを有するもので
あるのが好ましい。
また、前記電子マスクは、液晶シャッタまたはP LZ
Tであるのが好ましい。
〈発明の作用〉 本発明の画像露光装置においては、はじめに露光制御手
段、特にデジタイザにより直接露光領域およびラスター
露光領域を指定し、直接露光手段を2次元または3次元
的にB勤し、この直接露光手段により前記感光材料の前
記直接露光領域に面露光もしくはスリット露光して、ネ
ガフィルムあるいはポジフィルムもしくはポジペーパー
の写真、絵画、イラスト、印刷物などの画像を焼き付け
る。 この時、必要であれば、電子マスクによって所要
の部分を遮光してもよい。
次に、ラスター露光手段により、前記感光材料の前記ラ
スター露光領域にラスター露光して文字、マークなどの
線画像を焼き付ける。
こうして、同一の感光材料に写真等の画像と文字等の線
画像とが混在するように露光し、焼き付け、その後現像
、定着等の処理を行って、1枚のプリントとして得るこ
とができる。
〈実施態様〉 以下に、本発明に係る画像露光装置を添付の図面に示す
好適実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれ
に限定されるわけではない。
第1図は、本発明の画像露光装置を適用した銀塩写真式
画像記録装置の一例の模式図である。
同図に示すように、本発明の画像露光装置10は、直接
露光手段を構成するネガフィルム投影装置12と、ラス
ター露光手段を構成するデジタル露光装置14と、露光
制御装置16とから構成される。 また、銀塩写真式画
像記録装置20は、感光材料供給装置22と、本発明の
画像露光装置10と、感光材料処理装置24と、乾燥装
置26と、取出トレイ28と、感光材料搬送系30とか
ら構成される。
本発明に用いられる感光材料Aの一例を第2図に示す、
 同図に示す感光材料Aは、波長が450nmの青光、
550nmの緑光、660nmの赤光の可視光および波
長が780nm、830nm付近の2つの赤外光に有効
な感度を有するものである。 すなわち、この感光材料
Aは、波長が450nmの青光によりイエロー(Y)に
発色する層と、波長が550nmの縁先によりマゼンタ
(M)に発色する層と、波長が660nmの赤光により
シアン(C)に発色する層と、波長が780nmの赤外
光によりYに発色する層と、波長が830nmの赤外光
によりMに発色する層との5層からなるものである。
従って、この感光材料Aは、投影装置12の青光、緑光
、赤光による直接露光およびデジタル露光装置14の赤
光、波長780nm、830nm付近の赤外光による露
光によって、それぞれフルカラーの画像を形成すること
ができる。
投影装置12は、ネガフィルムSが担持する画像を感光
材料Aに面露光するものであって、可視白色光を放射す
る光源32、リフレクタ33、ネガフィルム固定手段3
4、赤外線カットフィルタ36、投影レンズ38とを有
している。 ここで、投影レンズ38は、図中上下方向
に移動可能で焦点を手動もしくは自動的に合わせること
ができるよう構成される。 また、投影装置12には、
3次元方向にそれぞれステッピングモータ、ラック、ピ
ニオンなどからなる移動装置40a、40b、40cと
投影レンズ38を1次元方向に移動させる移動装置40
dが設けられており、第4図に示すように感光材料Aの
指定された直接露光領域Pのみに指定された大きさの画
像を面露光することができるように構成される。
この時、必要に応じて、感光材料Aの直接露光領域Pを
除いて遮光するマスク42を感光材料Aに被覆しておい
てもよい、 ここでマスク42は、予め所定形状に仕上
げられた固定的なものであってもよいし、液晶シャッタ
、PLZTなどの光電素子を用いる電子的なマスクであ
ってもよい。
デジタル露光装置14は、第2図に示す感光材料Aを用
いる場合、第3図に示すような構成のものを用いること
ができる。
同図に示されるように、デジタル露光装置14において
は、露光用光源44によって射出される画像光は光路4
6を通ってポリゴンミラー48に反射されfθレンズ5
0を通ってさらにシリンドリカルミラー52に反射され
て感光材料Aに達する。 そし゛〔、ポリゴンミラー4
8が軸49を中心に回転することにより、画像光は感光
材料Sを走査露光する。 露光用光源44からは青色、
緑色、赤色に対応する3種類の光束が射出されて、同一
光路46上に集束する。
光源44は3つの半導体レーザ(LD)54C,54Y
、54Mを有し、感光材料A上の色素のシアンを発色さ
せるためのLD54Cは波長670nmの光を射出する
ものであり、例えば東芝製TOLD9211を用いるこ
とがで籾る。 イエローを発色させるためのLD54Y
は波長780nmの光を射出するものであり、例えばシ
ャープ製LTO20を用いることができる。 マゼンタ
を発色させるためのLD54Mは波長830nmの光を
射出するものであり、例えば■日立製作所製半導体レー
ザHL8311を用いることができる。
第1のLD54Cから射出された波長670nmの光は
コリメータレンズ56Cによって整形され、シリンドリ
カルレンズ58Cを通って第1のダイクロイックミラー
60Cに達する。
また第2のLD54Yから射出された波長780nmの
光は、コリメータレンズ56Yによって整形され、シリ
ンドリカルレンズ58Yを通って第2のダイクロイック
ミラー60Yに達する。  また、第3のLD54Mか
ら射出された波長830nmの光はコリメータレンズ5
6Mによって整形され、シリンドリカルレンズ58Mを
通ってミラー61により第2のダイクロツクミラー60
Yに向けて反射される。
第2のダイクロツクミラー60Yは波長830nmの光
を透過し、波長780nmの光を反射する構成であり、
ミラー61によって反射された第3のLD54Mからの
光は第2のダイクロツクミラー60Yを透過して第1の
ダイクロツクミラーaOCに達し、第2のLD54Yか
らの光は第2のダイクロツクミラー60Yにより第1の
ダイクロツクミラー60Cに向けて反射される。 また
、第1のダイクロツクミラー60Cは波長670nmの
光を透過し、波長780nm〜830nmの光を反射す
る構成であり、第1のLD54Cからの光は第1のダイ
クロツクミラー60Cを透過し、第2のLD54Yおよ
び第3のLD54Mからの光をミラー62に向けて反射
する。 従って、ミラー62には、第1(7)LD54
Cからの波長680nmの光、第2のLD54Yからの
波長780nmの光、および第3のLD54Mからの波
長830nmの光が同一光路を経て同時に達する。 そ
してこれらの光は同一光路46を経てミラー62によっ
てポリゴンミラー48に向けて反射され、更に回転する
ポリゴンミラー48によって反射され、fθレンズ50
およびシリンドリカルミラー52を介して感光材料Aを
ラスター走査露光する。 ここで感光材IAは、先述し
たように赤光および波長が780nm。
830nmの付近の光にそれぞれ有効な感度を有する感
光性のカラー感光材料であり、レーザ光の走査方向と直
交する方向に副走査搬送される。 またfθレンズ50
は、波長が670゜780.830nmの光に対して色
収差が許容範囲内に収まるように補正されている。
なお、第1および第2のダイクロツクミラー60C,8
0Yは、波長の値に応じて光を透過、反射するものであ
るが、同様な性質を有するものであれば、どのようなも
のを用いてもよく、例えばプリズムなどを用いてもよい
更に、3つの半導体レーザ54C,54Y54Mの拡が
り角が異なる場合は、コリメータレンズ56C,58Y
、56Mとシリンドリカルレンズ58C,58Y、58
Mとの間にスリット板を配置して、各射出光が同一の形
状になるよう構成してもよい。
露光制御装置16には、例えば第4図に示すように、直
接露光領域Pおよびラスター露光領域Qを指定し、この
指定された直接露光領域Pに直接面露光できるように投
影装置12を制御し、指定されたラスター露光領域Qに
デジタル露光できるようにデジタル露光装置14を制御
し、後述する感光材料搬送系3oおよびカッタ27、必
要な場合にはマスク42を制御するコンピュータ64が
備えられている。 文字、ロゴ、マーク、商標などの絵
画像あるいは他の画像などを読み取る画像読取装置、す
でに電気信号化された画像(ビデオ、テレビ、光ディス
ク、フロッピーディスクなど)をコンピュータ64に入
力で籾るように処理する画像処理装置、直接コンピュー
タ64に文字情報や画像情報を入力するためのキーボー
ドなどを含む画像人力装置66がコンピュータ64に接
続される。
また、コンピュータ64は、デジタル露光装置14にラ
スター露光領域Qに対応して露光パターンを発生するパ
ターン発生器68、およびデジタル画像信号および露光
パターンに応じてデジタル露光装置14のLD54C,
54Y。
54Mを変調する変調器70を介して接続される。
また、コンピュータ64は、コマ制御装置72に接続さ
れ、コマff1J御装置72はネガフィルム投影装置1
2に接続され、その露光タイミングを制御するとともに
、後述する感光材料搬送系30の搬送ローラ対82.8
6.90に接続され、その搬送タイミング、例えば、搬
送開始および停止と搬送量および搬送速度を制御し、ま
た、カッタ2フに接続され、そのタイミングを制御する
。 ここでコマ制御手段72は、感光材料Aに予めカッ
トマーク等を人れておき、それらのマークを読み取って
制御するようにしてもよい、 また、コマ制御手段は1
コマ毎に限定されるわけではなく、1コマ毎の制御に加
えて複数コマ、例えばテーマ毎、ユーザー毎に行うよう
構成してもよい。
また、コンピュータ64は、ネガフィルム投影装置12
の移動制御装置74に接続され、移動制御装置74は、
移動装置40a、40b。
40c、40dに接続され、直接露光領域Pに応じて投
影装置12を3次元的に移動する。
投影装置12がズーム機能を有している場合には、光軸
方向の移動装置40cと40dは設けなくともよい、 
ここで、第1図に示す移動装置40a、40b、40c
、40dは、移動制御装置74を介してコンピュータ6
4により自動制御されるものであるが、必ずしも自動制
御を限定されるものではなく、半自動制御、あるいは手
動制御するものであってもよい。
さらに、マスク42が設置されている場合には、マスク
42は、特に電子的マスクの場合は、マスク制御装置7
6を介してコンピュータ64に接続され、コンピュータ
64により直接露光領域Pに応じたマスクパターンを設
定するように構成するのが好ましい、 もちろん、マス
クパターンの制御はコンピュータ64により自動制御さ
れるのが好ましいが、これに限定されるわけではなく、
半自動制御あるいは手動制御するものであってもよい。
感光材料供給装rIt22にけ、感光材料Aが巻回され
たマガジン78が着脱自在に配置され、マガジンフ8に
設けられている感光材料Aの取出ロア9に近接して感光
材料取出ローラ対80が配設される。 取出ローラ対8
0の一方のローラ(図では上側のローラ)は、他方のロ
ーラと接離可能とされ、マガジン78を交換もしくは新
しく設置する際には、2つのローラは離れてマガジン7
8の取出ロア9から少し出ている感光材料Aを挟みやす
いようになり、感光材料Aが完全にこれらのローラ間に
挟まれると2つのローラは当接して感光材料Aを確実に
挟持して搬送できるように構成される。
取出ローラ対80の前方(以下、本発明では搬送下流側
をいう)には、ローラ対82および86が設けられ、こ
れらのローラ対間には下側に感光材料Aを支持する搬送
ガイド84が設けられる。 これらのローラ対間すなわ
ち搬送ガイド84上において、ネガフィルム投影装置1
2による面露光位置が規定される。 これらのローラ対
82および86は、前記面露光位置を規定するので、所
定長さの感光材料Aをローラ対82および86で挟持し
、面露光時には停止して、感光材料Aを搬送ガイド84
上に固定し、投影装置12による面露光、ワンショット
露光を可能にする。 ローラ対82と86との間の上側
には、感光材料Aの直接露光領域Pを除いて遮光するた
めのマスク42が配置されるが、マスク42と感光材料
Aとの間にあるいはマスク42がない場合は感光材料A
の上側に透明な搬送ガイドを設けてもよい。
ローラ対86の前方には、ローラ対90が設けられ、ロ
ーラ対86と90との間の下側には感光材料Aを支持す
る搬送ガイド88が配設される。 これらのローラ対8
6と90との間の搬送ガイド98上にラスタ露光位置8
8aが規定される。 ここで投影装置12により面露光
された感光材料Aは、デジタル露光装置14によりラス
ター露光されるものであるので、同期駆動されるローラ
対86と90により所定速度で副走査搬送される。
指定された直接露光領域Pに投影装置】2により面露光
され、かつ指定されたラスター露光領域Qにはデジタル
露光装置14によりラスター露光された感光材料Aは、
感光材料処理装置24へ送られる。 感光材料処理装置
24は、現像槽92、漂白、定着槽94、水洗槽96.
98が連続して設けられ、これらの内部の処理液によっ
て、露光情感光材料Aを現像、漂白、定着、水洗するよ
うに構成される。
処理後、感光材料Aは、ローラ対100により乾燥装置
26に送られ、十分に乾燥された後、搬送ローラ対10
2により、所定長さずつ送られ、カッタ27により切断
され、取出トレイ28に積載されるように構成される。
ここで、第1図に示す構成では、直接露光領域Pおよび
ラスター露光領域Qの指定およびこれらの領域P、Qへ
の露光制御はコンピュータ64を用いて行っているけれ
ども、本発明はこれに限定されず、直接露光領域Pおよ
びラスター露光領域Qの指定をデジタイザで行い、これ
らの領域P、Qへの露光は、デジタイザからの信号によ
り各露光装置および搬送系を制御するように構成しても
よい。
また、第1図に示す直接露光手段は、ネガフィルム投影
装置12で面露光するものであるが、本発明は、これに
限定されず、スリット走査露光するものであってもよく
、この場合には、ネガフィルム固定手段34は、同期駆
動されるローラ対82および86により搬送される感光
材料Aと同期してネガフィルムSを搬送するように構成
される。 さらに、本発明の直接露光手段は、スライド
等のポジフィルム、OHPベーパーなとの透過充用フィ
ルムなどを面露光もしくはスリット走査露光するもので
あってもよいし、ポジプリントなどのポジベーパー印刷
物、プリンタ等により出力されたハードコピー等の反射
原稿を面露光もしくはスリット走査露光するものであっ
てもよい、 このような面露光装置およびおよびスリッ
ト露光装置は、拡大、縮少等が可能な装置であれば、従
来公知の露光装置を用いることができる。 これらの装
置にデジタイザを用いる場合は、予めこれらの露光装置
の反射原稿載置台(プラテン)上で直接露光領域Pを指
定できるように構成してもよい。
また、第1図、第3図に示すラスター露光手段であるデ
ジタル露光装置14においては、可視域の670nmの
発光波長のLD54Cと赤外域の780nmおよび83
0nmの発光波長のLD54Yおよび54Mの3種のL
Dを用いているけれども、本発明はこれに限定されるわ
けではなく、感光材料の感光波長に対応して可視域から
赤外域に発光波長を持つ種々の波長のLDを用いてもよ
いし、LDでなくても発光ダイオード(以下、LEDと
いう)であってもよい、 例えば、第2図に示す感光感
度を有する感光材料Aに対しては、可視域の570nm
のマゼンタ(M)、発色用の緑光のLEDと、同660
nmのシアン(C)発色用の赤光のLEDと、赤外域の
810nmのイエロー発色用の赤外光のLEDを用いて
もよい。
また、第3図に示すデジタル露光装置14は、3色光を
同時に感光材料Aに露光するものであるが、本発明は、
これに限定されず3色光を順次デジタル露光するもので
あってもよい。
第1図に示す画像露光装置10は、先に直接露光を行い
、後でラスター露光するように構成されているが、デジ
タル露光装置14を投影装置12の上流側に配置してラ
スター露光後、直接露光するよう構成してもよい。
さらに、本発明に用いられる感光材料は、第2図に示す
ような異なる5つの波長(可視域3波長、赤外域2波長
)に感度ピークを有するものに限定されず、可視域での
直接露光と可視域または可視域〜赤外域または赤外域で
のラスター露光により、少なくとも異なる2 fflの
画像および画像と文字等線画像などを両方とも露光でき
るものであればどのようなものでもよく、感度ピークの
波長およびその感度ピーク数は限定されるものではない
例えば、第5図に示すような可視域の3色に対応する3
つの感度ピークと赤外域に1つの3色同時感光感度ピー
クとを有する感光材料を用いることもできる。  この
ような感光材料は、例えば第2図に示すような5層の感
光層を有する感光材料あるいは3〜6層の感光層を有す
る感光材料に少なくとも2種の適当な増感色素を少なく
とも2層に付加して、赤外域に1つの3色同時感光感度
ピークを保持させることにより得ることができる。
例えば、この感光材料が第5図に示すような450nm
、550nm、660nmの可視域の3波長にそれぞれ
Y、M、C発色の3つの感度ピークと、780nmの赤
外域の1波長にY、M、C33色同発色の1つの感度ピ
ークを有する感光材料を用いる場合には、直接露光領域
に直接露光手段によりカラー画像を形成後、780nm
の発光波長のLDを用いるモノクロデジタル露光装置に
より黒文字、白黒画像などのモノクロ画像を指定された
ラスター露光領域に露光することができる。
このように、カラー画像と黒文字、白黒画像などのモノ
クロ画像とをそれぞれ直接露光とラスター露光により同
一の感光材料に形成する場合には、この感光材料は、第
5図に示す感光材料の代りに、例えば第6図に示すよう
な450.550,660nmの可視域の3波長にそれ
ぞれY、M、C発色の感度ピークを持つ3つの感光層と
780nmの赤外域の1波長に黒発色の感度ピークを持
つ1つの黒発色感光層との4層構造の感光材料であって
もよい。 このような第6図に示す感光材料を用いる場
合には、上述した第5図に示す感光材料を用いる際の装
置構成と全く同様な画像露光装置とすることができる。
本発明に係る画像露光装置は、基本的には以上のように
構成されるが、その作用について説明する。 ここでは
、デジタル露光装置では文字を白黒でラスター露光する
場合について説明するが、本発明はこれに限定されるわ
けではない。
第1図に示す画像露光装置10において、まず、コンピ
ュータ64により例えば、第4図に示すような直接露光
領域Pをカーソルで支持する。 もし、第4図に示すよ
うに直接露光領域Pの中にラスター露光領域Qが存在す
る場合は、マクス42を用いる。 マスク42が電子的
マスクである場合は、マスク制御装置76を介してコン
ピュータ64によりその位置を指示することもできる。
次に、ラスター露光するためのラスター露光領域Qの指
定と、文字位置の指定および文字、文章の入力をコンピ
ュータ64によって行なう。
一方、直接露光するネガフィルムSを投影装置12のネ
ガフィルム固定手段34に固定し、コンピュータ64か
らの直接露光領域Pの指定情報に基づいてB動制御装置
74の制御により移動装置40a、40b、40cが投
影装置12を3次元的に移動し、あるいは投影装置12
のズーム機構により、ネガフィルムSの必要な画像を所
定の変倍率で露光できるように、その大きさ、位置を直
接露光領域Pに合致させる。
次に、感光材料Aがローラ対80により引艶出され、ロ
ーラ対82.86の間まで来ると、ローラ対82.88
は停止し、面露光位置に固定される。
この後、投影装置12の光源32を所定時間発光させて
、ネガフィルムの担持する画像を感光材料Aの直接露光
領域Pに露光し、焼ぎ付ける。
直接露光後、ローラ対86.90は回転を開始し、感光
材料Aを所定副走査搬送速度で副走査搬送し始める。 
感光材料Aがラスター露光位置に来ると、コンピュータ
64から伝送されたラスター露光領域Qの情報に応じて
パターン発生器68で発生された露光パターン、とコン
ピュータ64から伝送され、変調器70により変調され
た文字、文章情報とに応じてデジタル露光装置14によ
りラスター露光される。 ここでデジタル露光装置14
のLD54C,54M、54Yは同じ光出力で発光され
、感光材料Aのラスター露光領域Qに黒文字を与えられ
た文章に従って露光し、焼き付ける。 副走査搬送され
る感光材料Aにデジタル露光装置14によるラスター露
光がラスター露光領域Qの全域に亘って行われる。
こうして、ラスター露光が完全に終了すると、露光情感
光材料は、感光材料処理装置24の現像槽92、漂白定
着槽94、水洗槽96゜98で現像、漂白、定着、水洗
され、乾燥装置26で十分に乾燥された後、カッタ27
で所定のサイズに切断され、取出トレイ28に積載され
る。
こうして得られたプリントは、写真などの画像と、文字
等の線画像が好適なレイアウトで配置され、両画像が混
在するものであるが、両画像とも高品賀、高画買なもの
を得ることができる。
本発明に係る画像露光装置は以上のように構成されるが
、本発明はこれに限定されるわけではなく、例えば、1
コマ毎に直接露光とラスター露光とを繰り返するものに
限定されず、テーマ毎あるいはユーザー単位で直接露光
またはラスター露光を繰り返し、その後、ラスター露光
または直接露光を繰り返して異なる画像を露光するなど
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並
びに設計の変更が可能なことは勿論である。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明によれば、カラー写真、
モノクロ写真、絵画、イラストなどの画像および文字、
マーク、ロゴ、商標などの線画像などが混在するプリン
トを、直接露光およびラスター露光により、簡単、かつ
安価に、かつ短時間に大量に得ることができる。
また、本発明によれば、前述の文字、マーク、ロゴ、商
標等をデジタル信号とし゛てラスター露光して容易に写
真等の画像に合成できるので迅速かつ多様な対応が可能
である。
また、本発明によれば、露光制御手段としてオンライン
制御手段を有している際には、例えば、写真等の画像を
直接露光する位置やサイズおよび文字等の線画像をラス
ター露光する位置やサイズをオンライン制御することが
できるので、パソコンなどのコンピュータの画面上でレ
イアウトを自由に決定することができ、ユーザーの多様
な好みに対応することができる。
従って、本発明の画像露光装置は、高画質、高品買の画
像入り、例えば顔写真入り名刺、文字入りポストカード
、写真入りカタログ、写真入りメニュー テレフォンカ
ード、オレンジカードなどの各種のプリペイドカード等
を作製するための画像記録装置等に好適に適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像露光装置およびこの画像露
光装置を通用した画像記録装置の一実施例の模式図であ
る。 第2図は、本発明に用いられる感光材料の一実施例の分
光感度特性を示すグラフである。 第3図は、本発明に係る画像露光装置に適用されるデジ
タル露光装置の一実施例の模式図である。 第4図は、本発明に係る画像露光装置の異なる露光手段
により露光される領域に分けられた感光材料の一実施例
である。 第5図および第6図は、それぞれ本発明に用いられる感
光材料の別の実施例の分光感度特性を示すグラフである
。 符号の説明 10・・・画像露光装置、 12・・・ネガフィルム投影装置、 14・・・デジタル露光装置、 16・・・露光制御装置、 20・・・画像記録装置、 30・・・感光材料搬送系、 32.44・・・光源、 34・・・ネガフィルム固定手段、 36・・・赤外線カットフィルタ、 38・・・投影レンズ、 40m、40b、40c、40d・9勤装置、42・・
・マスク、 46・・・光路、 48・・・ポリゴンミラー 50・・・fθレンズ、 52・・・シリンドリカルミラー 54C,54M、54Y・・・半導体レーザ(LD)、 56C,56M、56Y・・・コリメータレンズ、58
C,58M、58Y・・・シリンドリカルレンズ、 60C,60Y・・・ダイクロツクミラー61.62・
・・ミラー 64・・・コンピュータ、 66・・・画像入力装置、 68・・・パターン発生器、 70・・・変調器、 72・・・コマ制御器、 74・・・移動制御装置、 76・・・マスク制御装置、 A・・・感光材料、 P・・・直接露光領域、 Q・・・ラスター露光領域、 S・・・ネガフィルム FIG、2 D ED

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる波長域に複数の感度ピークを有する感光材
    料に直接露光する手段と、少なくとも1つの狭帯域波長
    の光によりラスター露光する手段と、前記感光材料に直
    接露光領域とラスター露光領域とを指定し、指定された
    直接露光領域には直接露光を行い、指定されたラスター
    露光領域にはラスター露光を行うよう露光制御する制御
    手段とを有することを特徴とする画像露光装置。
JP1154092A 1989-06-16 1989-06-16 画像露光装置 Pending JPH0318842A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55163556A (en) * 1979-06-06 1980-12-19 Canon Inc Overlay method
JPS5887564A (ja) * 1981-11-20 1983-05-25 Fuji Xerox Co Ltd 複写機
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JPS63261250A (ja) * 1987-04-17 1988-10-27 Brother Ind Ltd カラ−画像記録方法

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