JPH03188024A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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Publication number
JPH03188024A
JPH03188024A JP1325587A JP32558789A JPH03188024A JP H03188024 A JPH03188024 A JP H03188024A JP 1325587 A JP1325587 A JP 1325587A JP 32558789 A JP32558789 A JP 32558789A JP H03188024 A JPH03188024 A JP H03188024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
extract
external preparation
coleus
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP1325587A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
Takashi Shibata
柴田 孝史
Michio Matsugami
松上 道夫
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Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH03188024A publication Critical patent/JPH03188024A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、皮膚外用剤に関し、更に詳しくは、皮膚に塗
布することによりメラノサイトを活性化しメラニン産生
を促進して、皮膚に対する何らの障害もなく、均一で美
しい皮膚黒化をおこしたり、又、尋常性白斑、脱色素性
母斑等の色素脱失症の治療効果を有する皮膚外用剤を提
供せんとするものである。
[従来の技術] 近年、若年層を中心に、皮膚を美しい小麦色にしたいと
いう願望が高まっているが、従来皮膚をそのように黒化
させるためには、日光又は人工の紫外線により日焼けを
おこざなけければならなかった。
一方、尋常性白斑、脱色素性母斑等の色素脱失症の治療
には、8−メトキシソラーレンの内服又は外用と長波長
紫外線照射とを組合せた、いわゆるブーファー療法をは
じめいくつかの治療法が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] 日光又は人工の紫外線により日焼けをおこさせ、皮膚を
黒化させる方法では、短期的には急性の皮膚炎症を、ま
た、長期的には真皮の変性を伴う皮膚の老化や皮膚癌発
生の危険を有している。しかもシミ・ソバカスなどの発
生、憎悪を招くことがあり、美容的観点からも好ましく
ない。
又、色素脱失症の代表的な治療法であるプーファ療法に
関しては、長波長紫外線発生装置を必要とし、しかもそ
の照射量の決定には専門知識を必要とし手軽には利用で
きない。更にプーファ療法には近年、発癌、炎症などの
副作用の危険性が指摘されている。
本発明者らは、皮膚障害をおこさずに、皮膚を黒化させ
ることができる皮膚外用剤を開発することを課題とした
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、上記の課題を解決すべく鋭意研究した結
果、皮膚外用剤成分に任意に配合され、シミ・ソバカス
を伴わずに皮膚を黒化させ、色素脱失症を治癒せしめ、
しかも皮膚に対する何らの障害もない植物抽出エキスを
見出し、このエキスを配合してなる新規な皮膚外用剤を
得るに至ったのである。
すなわち本発明は、コレウス・フオルスコリイの根から
、有機溶剤もしくは有i溶剤と水の混合物で抽出した抽
出エキスを有効成分として配合した皮膚外用剤に関する
ものである。本発明によれば、メラノサイトを活性化し
てメラニン産生を促進することにより、皮膚に対する何
らの障害もなく、均一で美しい皮膚黒化をおこしたり、
又、尋常性白斑、脱色素性母斑等の色素脱失症の治療効
果を有する皮膚外用剤が提供される。
以下、本発明を詳細に述べる。
本発明に適用されるコレウス・フォルスコリイとは、シ
ソ科に属し、インド、アラブ、アフリカ、ブラジル等の
地域で古くから薬として用いられており、心臓、呼吸器
系、神経系の疾患、腹痛などに効くとされている。又、
インドではこれを漬物や調味料として食している。
本発明に適用される有機溶剤とは、メタノールやエタノ
ールなどの低級アルコール、グリセリンやプロピレング
リコールや1,3−ブチレングリコールなどの多価アル
コール、アセトンなどの水溶性ないしは水分散性の溶剤
である。
必要なら、水と適宜混合して使用する。
本発明に適用されるコレウス・フオルスコリイ抽出エキ
スを得る方法としては、次の方法が好適である。すなわ
ち、コレウス・フオルスコリイの根を乾燥させたものを
、メタノールかエタノールを用いて冷浸して抽出液を得
、これを濃縮して抽出エキスを得る。
上記の方法は、本発明のコレウス・フォルスコ。
リイ抽出エキスを得るための方法としての一態様を示す
ものであり、本発明に係わる製造過程において、抽出に
用いる溶剤ならびにその溶剤の使用順序は限定されるこ
となく、任意に選択し得るものである。
次に、本発明のコレウス・フォルスコリイ抽出エキスの
製造例を具体的に示す。
コレウス・フォルスコリイの根2 Kyを、2OLのエ
タノールで3回にわたりそれぞれ3日間ずつ冷浸し抽出
液を得、この抽出液よりエバポレーターを用いて溶媒を
留去して約1Lの濃縮エキスを得る。実施例ではこれを
使用した。
次に、本発明品が、皮膚を黒化させる効果をもつことを
実証する。
試験−1 試料: (イ)後記の実施例1゜ (ロ)後記の実施例1よりコレウス・フオルスコリイ抽
出エキスを除き、同量の精製水を加えたもの(ブランク
)。
試験方法: 茶色モルモット10匹の背部を除毛・刺毛し、1 X 
1 ctrtの部位を正中線から対称に左右各3部位、
合計6部位作る。これに各検体を1日1回、0,1qず
つ塗布し、これを20日間続けた後、各検体部位につい
て肉眼観察を行なった。なお検体塗布部位については(
イ)と(ロ)が左右で対になるように決めた。
評価法: 次のような基準に従って評点した。
3:非常に強く黒化している 2:はっきりと黒化している 1:やや黒化している O:まったく黒化していない 各動物の点数は(イ)と(ロ)それぞれ3部位の平均値
である。
試験結果: 上表の結果をマン−ホワイトニーのU−検定法を用いて
検定すると、危険率5%以下で(イ)すなわちコレウス
・フォルスコリイ抽出エキスを含有する本発明品の方が
有意に点数が高い。
すなわち、本発明品は、皮膚を黒化させる効果をもつこ
とがわかる。
試験−2 試料: (イ)実施例1 (ロ)実施例1よりコレウス・フォルスコリイ抽出エキ
スを除き、同量の精製水を加えたもの。
試験方法: 25〜41才の男性20名をA、Bの2つのグループに
分け、Aグループには(イ)のコレウス・フオルスコリ
イ抽出エキス配合クリームを、Bグループにはブランク
である(口)のクリームを、それれぞれ1日につき朝、
昼、晩の3回、両前腕内側に2ケ月にわたって継続して
塗布させ、塗布部の黒化状態の評価をアンケート調査し
た。
試験結果: 本発明品の効果についてのアンケート結果は上表によれ
ば、本発明品を使用したAグループにおける皮膚黒化状
態が、比較量を使用したBグループに比べて明らかに顕
著であることが実証された。しかも、Aグループ、Bグ
ループともに、塗布部位である前腕内側にシミ・ソバカ
スなどの黒化のむらができたパネラ−は1人もいなかっ
た。
これは、かかる皮膚外用剤に配合されたコレウス・フオ
ルスコリイ抽出エキスが、皮膚を均一に黒化させる作用
を有していることを示すものである・。
又、上記の試験期間中に皮膚異常を訴えたパネラ−は1
人もいなかったことにより、本発明にかかる皮膚外用剤
は安全性の面でも優れたものであることがわかる。
[実施例] 本発明の実施例を示す。尚、配合割合は重量部である。
実施例1 スキンクリーム (処方) (A) ワセリン             0.2スクワラン
           12.0セタノール     
       5.9ステアリン酸         
  2.0モノステアリン酸ポリオキシ    1.3
エチレンソルビタン (20E、O,) モノステアリン酸ソルビタン    0. 7ステアリ
ン酸セチル        6.0d−δ−トコフェロ
ール      0.05ブチルパラベン      
    0.1コレウス・フォルスコリイ     1
.0抽出エキス 香料                0.05(B) 1.3−ブチレングリコール    6.0メチルパラ
ベン          0.1水酸化カリウム   
       0.1精製水            
 64.5(wA製六方法 上記処方物(A>を混合加熱して80℃とする。
これに上記処方物(B)を同様に混合加熱して80℃と
したものを加え、ホモミキサーで均一に乳化し、冷却し
て製品とする。
実施例2 化粧水 (処方) (A> 1.3−ブチレングリコール    3.0エタノール
             5.0ポリオキシエチレン
        1.0硬化ヒマシ油(50E、O,) コレウス・フォルスコリイ抽出エキス1.0香料   
             0.05(B) メチルパラベン          0.05精製水 
            89.9(UA製方法) 上記処方物(A>及び(B)を加温溶解し、(B)に(
A>を加え可溶化して製品とする。
[発明の効果] 本発明によれば、シミ・ソバカスなどを伴わず、均一に
美しく皮膚を黒化させることが可能であり、又、皮膚に
対する障害もなく安全に使用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コレウス・フォルスコリイの根から、有機溶剤もしくは
    有機溶剤と水の混合物で抽出した抽出エキスを、配合す
    ることを特徴とする皮膚外用剤。
JP1325587A 1989-12-15 1989-12-15 皮膚外用剤 Pending JPH03188024A (ja)

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JP1325587A JPH03188024A (ja) 1989-12-15 1989-12-15 皮膚外用剤

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08176005A (ja) * 1994-12-21 1996-07-09 Lion Corp 生体老化防止剤及び皮膚用組成物
JP2020527604A (ja) * 2017-07-14 2020-09-10 ライフ・サイエンス・インベストメンツ・リミテッドLIFE SCIENCE INVESTMENTS Ltd コレウス・フォルスコリ、およびカッシア・オクシデンタリスおよび/またはカッシア・アラタを含む化粧品組成物、ならびに白斑の治療における使用

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